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シマノのロードコンポもついに12速化しました。そしてローギアのギア比が1:1になりました。本当にロードで1:1のギア比が必要なんでしょうか。どれだけ高ケイデンスで回すのかな。個人的には昔ながらのクロスレシオを懐かしく感じてしまいますが、ガチのロードがこれだけワイドレシオなら、その他の車両はフロントシングルで十分だと言う自分の理論が正当化されたようで嬉しくもあります。タイヤ周長の短い小径車ならなおさらですね。一般的な406の20インチならフロント 53T でリアは 11-36T か 11-42T で十分だし、平地メインならクロスレシオな 11-32T や 11-34T もアリですね。それからデュラエースもアルテグラもDi2だけになりました。もうチョイ乗りユーザーは105しか使えません。でも12sの105にはキャリパーブレーキが無いようですね。後から追加されるのなら良いですが、そうでないなら古いフレームのアップグレードが難しい時代になりましたし、パーツのミックスもほぼ不可能な時代になりました。スクエアBBから2ピースクランクセットへのアップグレードはあらゆる意味で有効な絶対に行うべきアップグレードだと個人的には思っているのですが、一般的な PCD130 の5アームクランクはシマノだと5世代くらい前のパーツになってしまいます。規格としては FC-7900/6700/5700 が最後ですが、この世代から中空チェーンリングになったのでルックスやチェーンリング自体の互換性を考えると FC-7800/6600/5600 が最後です。ウチでもシマノのクランクは FC-5600 と FC-6600 を使って(唯一、ロードだけはコンパクトクランクのFC-R700)います。シマノ以外だと大手では FSA とか SRAM ですね。ウチでも FSA の新車外しのデッドストック(初期のGOSSAMER)と SRAM の中古カーボンクランク(初期のFORCE)を使っています。クランクの長さは低ケイデンスをメインと考えて 175mm で揃えていますが FC-6600 だけ、試しで 172.5mm を入手しました。僅か 2.5mm の違いですがケイデンスは上がり易いです。余談ですが、ガチのロード乗りで高ケイデンスを目指すのなら、標準の 170mm クランクから昔ながらの 165mm や 167.5mm のクランクに換装すると良いと思います。僅か 2.5mm の違いですがロード乗りなら絶対に体感できる違いですので試す価値はありますよ。ウチには6600アルテグラをメイン?で組んだ Cannondale Synepse がありますが、ひとつ前の11s化は可能でも現行の12s化は機械式シフト&キャリパーブレーキですから厳しいです。電動シフトは素晴らしいのかもしれませんが、アップグレードパスとしては敷居が高いです。チョイ乗りユーザーの場合、バッテリー残量と充電を乗る時にいちいち確認しなくてはなりませんし、さらに都心部では無線の混信も気になります。バッテリーもどこかにセットアップする必要がありますし非現実的としか言いようがありません。油圧ディスクブレーキについてはチョイ乗りユーザーなら年1回のメンテで十分だとは思いますが自分でメンテをするには油圧ディスクは少し敷居が高いです。機械式ディスクブレーキは悪くありませんが、通常使用においてVブレーキが劣るわけではありません。クオリティの高いVブレーキもパーツとしてストックしておいた方が良いかもしれませんね。キャリパーブレーキと互換性のあるミニVブレーキも同様で、市場にある内に確保した方が良いかもです。そういえば過渡期には油圧のVブレーキもありましたし制動時にシートステーが外側に膨らむのを防止するブレーキブースターなんてのもありましたねぇ。懐かしいです。新たに自転車やフレームを入手するならブレーキについては「ディスク仕様」を選択するのが今後の正しい選択と言えるのかもしれません。でも、小径車のディスクブレーキ化はリムへの攻撃が皆無となると言う意味では有効だと思いますが、油圧式だと折り畳みが多少なりとも困難になるのが少し残念です。上記のような事情から、11sの R9000(デュラ)8000(アルテ)7000(105)は、純粋なロード以外(旧車や小径車等)の最後のアップグレードパス(但し、クランクセット以外)かもしれませんので予定のある方は入手可能なうちに手に入れておいた方が良いと思います。因みに個人的な感想ですけど、キャリパーブレーキ&メカシフトなら、6600(アルテ)とR7000(105)で操作感、クオリティ共に同等と感じました。やはり機材の進化は確実に存在しますね。以前までの「105」は入門モデルという感じで操作感やメンテの容易さで劣る感じが拭えませんでしたが「R7000」はデュラやアルテと比較しても一般的な脚力なら重量面以外のハンデを感じません。そういう意味では機械式コンポの最終形と言えるかもしれません。電動シフトと油圧ディスクは確かに操作性を向上させライダーの負荷を軽減しますが、それはメカニックが万全のメンテをしたうえでの話です。バッテリー残量やエアの噛み込みという今までに無い要素が生まれたこれらのシステムは「チョイ乗り」には全く不向きで「競技車両専用コンポ」だと思います。と言う事で、小径車のカスタムでロードコンポを組み込む事は一般的でしたが今後は新品パーツだと厳しい状況となってしまいました。シマノの場合、クランクセット以外なら11sの「R7000」や「R9000」が現実的な最終アンサーでしょうし、スラムやカンパを選ぶ場合もメカシフトとキャリパーブレーキが大前提で特に駆動系の互換性は重要なチェックポイントとなるでしょう。一般的には「10s化」が無難ですが、その場合はMTBコンポの「SAINT」や「Dee」のRメカがお勧めです。高額ですがロードコンポのデュラやアルテのクオリティを持つし、シャドースタイルだしアームが短いのにキャパが大きいのでフラットバー仕様や小径車には特にお勧めです。何よりフラットバー用のシフターのクオリティが高いので操作して気持ち良いです。なお「ティアグラ」は昔の「105」クオリティなので「安価に10s化」を実現するなら選択肢として「アリ」ですが個人的には互換性にも癖があるので、あまりお勧めしたくありません。ウチにも「ソラ」で9s化した ORi Bike があるので否定はしませんが「Dee + XT」で組んだ DAHON Horize のシフトフィールは最高に気持ち良いですし「XT + DEORE」で組んだ Trutaruga のシフトフィールも気持ち良いです。そのクオリティは手持ちロードの6600アルテレバー + 7800デュラと比較しても勝るとも劣りません。趣味で乗る自転車だからこそ、機械式で「最高のシフトフィール」を楽しむのは「アリ」です。そしてそれを実現化するには2024年現在では「SAINT」や「Dee」で「10s化」するのが一番現実的な選択肢かなと思います。ですがその場合に問題となるのがドロップハンドルでのシフターです。今後はドロップハンドル用のデュアルコントロールレバーで、左側(フロントシフト無)のレバーが登場する事を切望します。10sの時点で競技でもなければフロントの多段化は必ずしも必要とは思えなかったのに現在では12s化してますからね。ドロップハンドル仕様でもフロントシングルの需要は高いと思うですが、今後どうなるでしょうか。。。
2024.04.28
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自転車のジャンルで俗にいう「スポーツ車」と言うのに乗り始めたのは中学一年生の頃なので、既に50年近くになります。そして私の場合は乗るだけでなく「弄る」方でも自転車に嵌りました。理由は体が大きくて当時の市販車ではサイズが合わなかったからなのですが、サイクルスポーツ誌の「パーツカタログ」を物色しながらパーツの注文をして、店舗の一画を借用して閉店後に教わりながら自分で組むのは、難しかったですがとても楽しかった記憶があります。身体が大きかったので中学三年生から喫茶店でバイトを始めていて、高校生の頃には「光風」さんで主にMTBを組むバイトとレースのサポートなんかをして入り浸ってました。当然、自分のMTBも弄り倒していましたし、この頃に知り合った友人の一人は死ぬまでスキー仲間でした。当時から「人とは違うモノ」や「新しいモノ」が好きだったので、2代目のロードフレームはミヤタのアルフレックスで、リアエンド幅がまだ126mmが主流の頃に130mmを選びました。当然ながらボスフリーの時代で、シマノのカセットスプロケットの出始めの頃です。おかげで、このフレームは20年くらい現役でしたね。まぁ、メインがMTBだったのもありますけどね。シートポスト径が特殊でデュラエースのシートポストがフレームとセットになっていた、アルミ接着フレームでした。中学一年生の時に買った市販のランドナーとその後、外人客がキャンセルしたフレームで組んだランドナー。初めてフルオーダーしたロード(栗田サイクルのメビウス)までがボスフリーで鉄フレームでした。初めて組んだMTBは「クワハラ」でその後、すぐに「ビックフォーク」の「ロックダジュール」に乗り換えて「ビックフォーク」を「サスペンションフォーク」に換装した後に Cannondale の「Delta V1500」に乗り換えました。当時の「光風」さんでは「クライン」が流行っていたのですが「ヘッドショック」に魅力を感じて Canondale を選びました。その後、フレームを「Delta V2000」に変更しましたが、その時にアウターのダボを全部切り飛ばしてアウターのルートを全部変更しました。当然、塗装もやり直しています。また、バックフォークは塗装ではなくアルマイト処理としました。既に選手ではなくメカニックでしたが街中や大会に持ち込んだ時に海外の人から「so cool!」と絶賛してもらったのは良い思い出です。まだディスクブレーキどころか「Vブレーキ」登場前の時代の話で「XTR」が出たばかりの頃ですかね。この頃から「光風」さんがアレックスモールトンを扱い始めます。永井さんがすっかりモールトンに嵌ってしまいました。客層も変わってきたように感じます。MTBの世界では「JMA」が無くなってレースからは遠のいてしまいました。モールトンのフロントサスペンションは、セッティングが決まれば唯一無二ともいえる素晴らしいサスペンションですが、だからこそ荷重が変化するドロップハンドルは個人的には認めたくありません。それ以前に高額で手が出ませんでしたし、個人的には「スキー」と「自動二輪」に嵌っていた頃で「MTB」は友人と「年1」でシングルトラックに日帰りで走りに行くくらいでした。MTBは「Delta V2000」を手放して「VENTANA Mable Peak」を経て再び「Cannondale F400」になりましたが、ヘッドショックが年一くらいの割合で「オイルを吹く」のが嫌になり「ROCK SHOX」を付けた「VENTANA Mable Peak」に戻ります。時代はVブレーキ全盛でディスクブレーキが出始めた頃でしょうか。この頃には Cannondale のMTBフレームで「カフェイン」が登場していて、本当は「カフェインの29er」が欲しかったのですがMTBに乗る事自体が激減していたので諦めました。この「カフェイン」はアルミフレームに「強さとしなやかさ」を共存させた素晴らしいフレームで、特に「アワーグラスシートステー」は他社も「類似した」設計を採用していました。で、この頃にロードのフレームを「Cannondale Synapse」に換装します。初代の「HANDMADE IN USA」な「Synapse」はロードのアルミフレームの完成形だと個人的には思っていて、その後にカーボンロードも何台か試乗しましたが「Synapse」に不満を感じる事はありませんでした。おそらく「クリンチャーホイール」と「チューブレスホイール」の差も有ると思います。私は「チューブラー」でロードを始めたので「クリンチャーホイール」には全く魅力を感じません。とは言え今時「チューブラー」は無いので結果として「チューブレス」一択ですね。この「Syanpse」フレームは脚に優しいのに強くて速いフレームです。セットのカーボンフォークもしっかりコラムまでカーボンです。この車体で私個人の最後のレース「鈴鹿8耐」にも参加しました。ただしフレームサイズ「58cm」での話なので、小さなフレームサイズでは強度が勝ってしまう可能性が高いので、その場合「Synapse Carbon」の方が良いでしょう。金属パイプで構成されたフレームは多くの場合、最大フレームサイズでその性能が出るようになっています。フレームサイズに合わせて何種類ものバデット鋼管を作るわけにはいきませんから仕方ありません。現在は「ハイドロフォーミング技術」もありますので大きな差は無いと思いますが、同じ名称のフレームでもフレームサイズが異なる事でシートステーの取り付け位置が変わるなんて事もあります。Cannondale のロードフレームと言えば「CAADシリーズ」が有名ですが、それを押しのけて当時の選手が「パリ・ルーベ」のような過酷な環境下で選んだのが「Synapse」でした。そして翌年以降はカーボンを主流として「Synapse」は「選手に優しいフレーム」として一時代を築きます。そして多くのフレームが「選手に優しくなった」事でその役割をエンデュランスモデルへとシフトしました。と言うか「Syanpse」がロードのエンデュランスモデルを確立したと言って良いでしょう。現在ではロードに「エンデュランス」や「グラベル」などと派生モデルが増殖していますが、その代わりに「ランドナー」や「スポルティフ」といった往年のジャンルが消滅しました。コレに「Eバイク」も入って来ますから、自転車業界も大変ですね。少なくとも競技用車両を扱うショップは「油圧ディスクブレーキ」のメンテナンス機材とそれらを扱えるスタッフが必要になるのですから。。。さて「HANDMADE IN USA」な「Synapse」フレームですが大きなメリットがあります。当初は競技用として考慮されていなかった Synapse は、BBが「BB30」ではなく「普通のBB」なのです。この頃の「CAADフレーム」は既に「BB30」でした。キャノンデールの「BB30」は独自規格の先駆けで素晴らしいスペックと性能だとは思いますが、完全なレース車両ではない場合、やはり一般的なBBを採用したフレームの方がメンテも楽だし安心感があります。特に当時の「BB30」は「1レースBB」のイメージが強く、少なくとも1シーズンで換装しないと異音を発生したりと常用するには問題が多かったですから。現在では特にカーボンフレームにおいてプレスフィットBBが主流ですが、だからこそ一般的なBBを採用した金属フレームの車体に魅力を感じます。時代の流れとは言え、独自規格のBBを採用した車体にはあまり魅力を感じませんし Cannondale の「BB30」以外だと10年単位で乗り続ける事は難しいとさえ思っています。因みに「Synapse」以降で魅力を感じたのは、タイレルのプロトタイプ「FCX」だけです。あの車体は小径車を感じさせない美しくも素晴らしい車体でした。この車体も高額で手が出ませんけどね。と言う事で、フレームの素材がカーボンに移行した後も「アルミで勝負」して実際に対抗していた「HANDMADE IN USA」な「Cannondale」のアルミフレームが大好きなんです。今は小径車ばかり弄っていますが、思い出の車両として手放すことは無いと思います。
2024.04.28
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電動工具と一口に言っても金属加工と木材加工で異なるし、業務用と趣味用でも異なります。私の場合で言えば、ドリルドライバーとインパクトドライバーは Makita の DF330DWX と TD090DZ でマキタの中では異端の「差し込み式10.8V」バッテリーを使用した製品を10年以上愛用しています。軽量なのでDIY用途にも人気の機種となります。インパクトはビットスリーブでドリルドライバーは汎用性を意識してキーレスチャックをセレクトしました。先にドリルドライバーを入手したので汎用性を意識しています。後から購入したインパクトドライバーは本体のみ購入したので、ビット交換の速さと全長の短さを優先してビットスリーブを選びました。現在はネットでサードパーティ製バッテリーを追加して継続運用しています。それに対してグルーガンはAC式の安物でルーターも8Vですが無名の安価な製品を購入しました。更に言えば、タッカーとかリベッターは更に安い手動式を使っていますし、鋸は折り畳み式で鑢も安価な製品を使っています。ベルトサンダーや丸鋸は欲しいとは思いませんけど、バッテリー式のグラインダーは多少気になる存在で、今回購入した8Vルーターは、バッテリー式グラインダーの練習用だったりもします。今後、出動回数が増えて扱いにも慣れ、パワーや速度に不満を感じたらバッテリー式の電動グラインダーを購入するでしょう。電動工具において、業務用と趣味用の大きな違いは「パワー」と「スピード」です。持て余すほどのパワーやスピードは危険ですが、足りなければ作業そのものが出来ないか、効率が大幅に落ちてしまいます。大容量バッテリーの製品やAC電源の製品はパワーもスピードも申し分ないですが、扱いに慣れていなければ大きく、重く、危険なだけで良い事は全くありません。で、私が初めての電動工具としてお勧めするのはバッテリー式のドリルドライバーです。バッテリー式の電動ドライバーは人気のある製品で、普通のドライバーのグリップにバッテリーを入れ電動化したような超コンパクトな製品から、大容量のスライド式バッテリーを使う業務用まで多岐にわたります。電動ドライバーが最も威力を発揮するのは「タッピングビス(木ネジ)」です。で、この木ネジとの相性が最高に良いのがドリルドライバーです。安価な組み立て式木製家具を購入すると、沢山の「木ネジ」に嫌になると思いますが電動ドライバーなら楽勝です。ですが、一歩進んで木材を加工してオリジナルを作ろうとすると、一般的な厚みの板材のコバにはガイド穴を開けてからでないとビスを打ち込んだ時に割れてしまうので、ドリルドライバーが必要となるのです。ですのでDIYを楽しみたいと思うのなら、初めからバッテリー交換式のドリルドライバーの購入をお勧めしましたいのですが、ここで問題となるのがバッテリー容量です。私は可能な限り小容量の製品で有名メーカーの製品をお勧めしたいです。大容量バッテリーの製品は、扱いに慣れてパワーとスピードに不満を感じるようになったら追加すれば良いのです。私の場合は初めにパナソニックの14Vニッカドバッテリーのドリルドライバーを入手しましたがその重さと大きさが嫌になってパナソニックのペン型ドリルドライバーを購入したのですが、動作速度が遅く嫌になって、同じく小型軽量のマキタ製品に10.8Vシリーズに切り替えました。現在、同業の友人は新たに登場したマキタのペン型インパクトを使用しています。この製品は7.8Vで、同じマキタの差し込み式10.8Vシリーズと大差ない速度なので、今から新規に購入するなら「一押し」はマキタの7.8Vドリルドライバーですかね。大きさ、重さは全く気にならないし、ある程度は多種の電動工具を揃えたいのであれば、マキタの14/18Vシリーズのバッテリーが使用可能な製品は対応工具が圧倒的の多く、ネット上ならばサードパーティ製も含め多数販売委されているので良いかもしれません。マキタの差し込み式10.8Vシリーズとバッテリーの互換性はありませんが、同形状で安価な製品もネット上なら発見できます。小型軽量狙いならこちらが良いですね。バッテリー交換の出来ない電動ドライバーは、確かに手回しドライバーよりは便利ですが、パワーもスピードも手回しドライバーと大差ないですし、何より内臓バッテリーが使えなくなったらゴミになってしまうので、あまりお勧めしたくありません。個人の体験談を話せば「電動ブロアー」を購入したのですが、購入時に動作確認し、その数か月後使用したら30秒も動作しませんでした。完全に長期保管の「ハズレ製品」ですが、購入したブツは初期保障しかなく、かつ数か月経過しているので泣き寝入りするしかありませんでした。でもバッテリー交換式のブロワーは今のところ、屋でごみを吹き飛ばすような大型ばかりで、室内でPCやカメラに使用するようなバッテリー交換式の電動ブロワーは無いんですよねぇ。対応策として、自己責任で分解し内臓バッテリーを交換する場合は、運よく同形状のバッテリーを発見できれば良いですが、バッテリーを溶接して繋ぐ場合はバッテリー劣化を防ぐためにスポット溶接をする必要があるので内臓バッテリーを自分で交換する事は難しいのです。このような事は、バッテリー内蔵型の宿命でもありハズレが少ないとはいえ、ある意味「宝くじ」のような製品だと私は思っています。アルアルな話をするならば、保証の切れるタイミングでダメになるのがバッテリーだったりするのは「お約束」かもしれません。逆に最近中古で購入したシャープのバッテリー交換式ハンディクリーナーは予備バッテリーもあり、問題なく使用できています。バッテリー交換式なら動作時間の短くなったバッテリーは予備または廃棄して、新たなバッテリーを追加すれば良いのです。電動工具や掃除機は構造が簡単なのでバッテリーの不具合が無ければ長期にわたって使える可能性が非常に高いのです。逆にバッテリー内蔵型は、バッテリーの寿命がその英品の寿命と考えて良いでしょう。メーカーが指定する内蔵バッテリーの交換料金は、得てして新製品を購入した方がお得に感じるような価格設定なっている事が多いです。実際、バッテリー内蔵の電動ブロアは1回使っただけで「ゴミ」になりました。マキタの10.8Vシリーズはサードパーティ製バッテリーを追加して10年以上使用してます。最終的にどのタイプを選ぶかは「自分の用途」に照らし合わせて決める事が重要で大は小を兼ねるとはいいがたいのが電動工具の難しさですかね。と言う事で、今回は電動工具のお話でした。
2024.04.24
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今回は前回報告したミニルーターについての続きです。今回も Amazon のセールで購入しました。左:作りの良いケース付。 右:付属品も多数で購入してすぐに使えました。ケースにはこんな感じで収まってます。右下は追加購入したダイヤモンドカッター。セール価格にポイントも併用してダイヤモンドカッター込みで \4,000- は安かったです。同梱のマニュアルも「理解できる日本語」で記載されていて、しっかりした製品のようです。マニュアル以外にも沢山の付属品がありますが、中でも嬉しかったのは「保護カバー」ですかね。左:この部品が… 中:コレット基部のカバーを外して… 右:こんな感じに付け替えます。ガラスを切るためにキッチンで水を流しながら切るのですがこのカバーが無ければ服が水浸しになっていたでしょうね。この保護カバーは見た目が Dremel 社の製品にそっくりなので、もしかしたらパーツ類に互換性があるかもしれません。左:中央がバッテリー残量表示でボタン下が回転数表示。 右:5000-30000回転で切替可能。ガラスの他に鉄板も切りましたが最高回転数で使用すればパワーに不足はありませんね。鉄板を切る時にも火花が出るので「保護カバー」の存在は助かりました。左:こんな感じに切って… 右:面取りした後にサンドペーパーと耐水ペーパーで仕上げました。そして2個目の作品がコチラ。まぁ「作品」って程のモノでもありませんが、自分で使う分には我慢できる仕上がりかな。ミニルーターですから対応するカッター類の径が小さいのは使い難さにもつながりますが「お手軽さ」とトレードオフですかね。ネット上にはこの手の製品が多数販売されていますが、パワー的に「8V」の製品が個人が趣味で使う電動工具として丁度良いかなと思いました。ただし、手が小さくて非力な女性の場合は「フレックスシャフト」のようなオプションを使用した方が良いと思うので、多少高くついても対応した製品を選ぶのが正解だと思います。個人的にはセールで安く買えたし、後はバッテリーがどれだけ持つかですね。以前購入した充電式エアダスターは試しに使った後、数か月後に再び使おうと思ったら30秒もせずにバッテリー切れで動かなくなる「ハズレ製品」だったのです。バッテリー交換の出来ない電動工具だと、どうしても内臓バッテリーの「ハズレ製品」を引く可能性があります。安ければ保証も短かったり無かったりします。本製品のバッテリーが本来の寿命どおりに使用できることを願って終わりとします。
2024.04.22
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元々アストロプロダクツの「ホビールーター」を安かった時に「衝動買い」して持っていたのですけど、コレットサイズがΦ2.35mmと互換性が低く、バッテリー電圧も3.6V 600mAhと言う弱さで、もう爪の手入れぐらいにしか使っていませんでした。まぁ、初めて購入したルーターだったので、ルーターの事を理解してなかったのですが、おそらく主な用途はプラモデルの加工等なのでしょう。その後、金属加工用にグラインダー購入を検討した時期もあったのですが、いろいろ調べた結果、普通のルーターかミニルーターでも自分の用途なら大丈夫かなと判断しました。で、今回はガラス瓶の加工がしたくてルーターについてネットで調べて、AC電源タイプと迷ったのですがバッテリー電圧 8V2.0Ah と安価なバッテリー式ではほぼ最強の製品をゲットしました。初挑戦でしたがパワーは期待通りで何とか無事に加工出来ましたし、作業時間についても予想以上に短時間で済みました。実に良いですねぇ、個人的にかなり気に入りました。だいぶ大柄ですがコレット近辺は細く絞った形状なのでギリで「ペン持ち」も出来ます。良い感じの専用ケースの他、付属品も豊富で、予めガラス加工用のダイヤモンドカッターは追加で購入したのですが、それ以外はしばらく追加しなくても大丈夫かな。あ、研磨やクリーニング用にフエルトホイールは追加するかもしれません。ミニルーター本体については、かなり気に入ったので次回に詳細をお知らせしたいと思います。とりあえず、ゲットしたばかりのミニルーターでガラス瓶の加工をしたお話でした。
2024.04.20
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一人暮らしのオジサンにとって Amazon Echo Spot(アレクサ)は今や相棒のような存在です。今回はキッチンスペースに Echo Spot を移設して、メインに Echo Show 5 を追加しようかと検討してみたのですが、その時に発見したのが Echo Spot の専用スタンドです。私が中古で Echo Spot を入手した頃には既に専用スタンドは販売されていなかったのですけど、今回 Echo Show 5 用スタンドとして販売されているのを発見したので購入してみました。中国からの直送で翌日に到着とはいきませんが、それでも予定より1日早く到着しました。元々が Echo Spot はデスクトップでの使用を想定しているのか、少し上向きが標準スタイルなのですが、わがやの設置スペースだと、やや上を向きすぎて少し見難かったのです。コレで時計としての見易さが格段に向上しました。(^^)スタンドに乗せるとこれだけ角度を付ける事が出来ます。スタンドの重量とマグネット接続のおかげで、これだけ上を向ける事が可能です。個人的にはもう少し下向きになると更に良かったですが、おかげで就寝時にベッドから見る事が可能になりました。左:就寝時、ベッド方向に向けて。 右:通常時、PCデスク方向に向けて。私の部屋において、見易さが格段に向上しました。このスタンドが偶然にも我が家のネスプレッソ初代エアロチーノの上にジャストフィットなのも素晴らしい偶然で気に入りました。次回プライムセールで Echo Show 5 を購入する可能性はあるとしても、我が家の Echo Spot はお気に入りだし、専用スタンドで見易さも向上したので壊れるまで使いたいと思います。
2024.04.12
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東京の桜も満開ですね。やっぱり日本人は桜で春を認識するのだと思います。先日、今年の桜を見ることなく父が亡くなりました。自分も来年の桜を観れるかどうかは不明ですが、一日一日を大切に過ごしたいと思います。と言う事で、重い話はココまで。久しぶりに ZV-1 を持ち出して近所の桜を撮ってみました。↓ココから「楽天写真館」経由の画像となります。今回は ZV-1 の「おまかせオート」で撮影後、PCのフリーソフト「縮小専用」でピクセルサイズを縮小しています。他の加工はしていません。最近になって縦位置画像が上手くアップロードできなくなっていたので、今回は「楽天写真館」経由にしたら上手くアップロード出来ました。この ZV-1 は RX100(初代)と比較するとツァイスらしさが薄れて普通っぽい描写ですね。全て夕方に「おまかせオート」で撮影しているのですが、ペンタックスQ7を使えば昼間でもこんな発色になると思います。メーカーの個性ですね。ソニーのコンデジは、ツァイス系のクールな発色でしたが、最近は「α」の影響か、もしくはビデオ部門の影響なのか、ナチュラルな発色に近くなってきたと思います。それでも「花」「料理」「女性」を撮るなら「JPEG撮って出し」だと使いにくいと感じる人も多いかもしれませんが私は嫌いではありません。癖がある位の方が楽しいです。
2024.04.07
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また、新たなネスプレッソ互換カプセルを入手しました。今回購入したのはコチラ。イタリア産の DolceVita の5種類6本セットです。オリジナルと同形状のパッケージは自社のコラボモデルであるスターバックスのカプセル以外ではこの DolceVita と TASOGARE と Mokapresso 位でしょうか。今回はバラエティパックがまだある本製品を購入してみました。画像の上から順に、、、●Deca(Decaffeinato - Decaffeinated / Caffeine less than 0.10%) このパッケージだけネームの部分に追記があり、デカフェ(カフェインレス)のようです。他のパッケージはネームの記載のみで●Gran gusto●Gran Crema●Intenso●Ristretto の5種類で Ristretto が2本入った6本セットを購入しました。お勧めの用途と味わいの違い等がパッケージに記載されています。表記方法は INTENSITY のみ13段階表記で、他の BODY・ROASTING・AROMA は5段階表記。●Deca:INTENSITY 6/13. BODY 3/5. ROASTING 4/5. AROMA 3/5. ほぼカフェインレス。 お勧め用途:ESPRESSO. LUNGO. ●Gran gusto:INTENSITY 7/13. BODY 3/5. ROASTING 4/5. AROMA 5/5. お勧め用途:CAFE CREMA / CAPPUCCINO. ●Gran Crema:INTENSITY 9/13. BODY 4/5. ROASTING 4/5. AROMA 4/5.お勧め用途:LUNGO. CAFE CREMA / CAPPUCCINO.●Intenso:INTENSITY 10/13. BODY 4/5. ROASTING 4/5. AROMA 3/5.お勧め用途:ESPRESSO. LUNGO.●Ristrett:INTENSITY 12/13. BODY 5/5. ROASTING 5/5. AROMA 2/5.お勧め用途:ESPRESSO. と言う事で、●デカフェはエスプレッソかルンゴがお勧め表記で、実際の味わいはエスプレッソだとスッキリ した飲みやすさで、ルンゴだと飲みやすいけど少し酸味が出る感じ。デカフェだから寝る前に エスプレッソで飲みましょうか。そんな感じで悪くないです。●インテンソはルンゴで飲むとブラジル系のスッキリした飲みやすさで、飲んだ後からコクとか 苦みが遅れて来る感じ。トーストやサンドウィッチに合う食事の邪魔をしない飲みやすさ。 エスプレッソで飲むと苦みと酸味のバランスが良くオリジナルのローマっぽいけど後から来る コクと苦みはルンゴで飲んだ時と同じ感じ。エスプレッソだとチーズケーキとかの、ドッシリ したケーキと相性良さそう。バターたっぷりのフィナンシェも良いかな。ケーキやクッキーと 一緒に飲みたい、エスプレッソらしい味わいです。●グラングストはフレーバー系以外では珍しいミルクメニュー専用カプセルです。カプチーノで 頂きましたが確かに美味しい。そのまま飲んでも良いですがシフォンケーキ等のふんわりした ケーキと一緒だと良い感じかな。キャラメルマキアートやモカジャバとか作っても珈琲が負け ない感じがします。何だかもったいないのでミルクメニュー以外では飲んでいません。●グランクレマはルンゴとミルク系メニューがお勧めとなっているカプセルです。グラングスト との比較では、インテンシティが7に対して9、ボディが3に対して4、アロマが5に対して 4となっていて、カザールやダルカンでミルクメニューを作る感じに似ていて、グラングスト との比較では珈琲の苦みでミルクとバランスを作る感じですかね。ルンゴで頂くと某喫茶店の 炭焼き珈琲のような感じで、珈琲らしい苦みがあるのに後味はスッキリって感じでルンゴでも 悪くないのですが、やはりミルクメニューで飲むのが良いかなぁ。●リストレットはエスプレッソで飲むとオリジナルのリストレットにかなり近く、もう少しだけ 強めかな。でもダルカンやカザールほどではありません。朝や昼食後、ガツンと行きたい時に 良い感じ。お勧めに無いルンゴで飲んだら苦みが強調され微妙だったのもオリジナルっぽい。 焙煎が5/5なのも納得の味わいです。ミルクメニュー専用と記載するだけあってとても美味しいです。今回購入した「DolceVita」のカプセルではミルクメニュー専用のグラングストが魅力的な味わいでしたが、残念ながら他のカプセルは凡庸で特に魅力を感じませんでした。ですが、マシンの動作においてはプラカプセルながら安定していて旧機種の「U」等、自動落下式のマシンでも安心して使用できるのはメリットかもしれません。今まで色々な互換カプセルを購入して試してきましたが、このカプセルはとても動作がスムーズでプラ製ですが特に問題を感じませんでした。プラカプセルですが形状が似ている為かマシンの動作はとてもスムーズでした。味わい的には依然試した「TIZIAO BONINI」の100%アラビカ種が美味しかったのですが、アレはカプセルの形状が微妙でした。この「DolceVita」は、私がリピートしている「ROSSO CAFFE」より美味しいと言う評価も目にしましたが「ROSSO CAFFE」でも、アルミカプセルシリーズとの比較だとミルクメニュー専用のグラングスト以外に魅力を感じせんでした。使用している豆の産地等については一切記載がないのでブレンドの比率とでローストで微調整しているのだと思います。確かに「ROSSO CAFFE」のプラカプセルよりは動作が安定している分、良いとは思いますが残念ながら「ROSSO CAFFE」のアルミカプセルシリーズには及ばないと言うのが私の評価です。なので「DolceVita」のリピートは無いですね。
2024.04.07
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フォールディングバイクを含め、完成車のクランク(ボトムブラケット含む)は販売コストのしわ寄せが来る代表的なパーツであり、アップデートで確実な性能アップが可能です。具体的にはコッターレスクランク&スクエアBBをホローテック2または、その類似品である2ピースクランクセットに換装すれば、軽量化、強度アップ、回転性能アップが可能です。ただし、フォールディングバイクの場合、PCD130mmの5アームをセットされている事がほとんどでチェーンリングの互換性を考慮するとシマノのホローテック2は中古以外入手方法がありませんし、他メーカーでも大手メーカーのPCD130mmの5アームは入手困難です。ウチのフォールディングバイク達も ORiBike C8 FLAG のFSAクランク以外はすべて中古品です。SRAMのカーボンクランクはセラミックBBがセットでしたが、他はFSAを含め新品のBBをセットしました。BBはシマノ純正だったり、互換品のセラミックBBだったり、その時の気分で選んでいます。クランク自体が中古でもBBが新品なら無問題ですからね。既に Cannondale のBB30に始まる独自規格がカーボンフレームの登場で加速化し、現在では競技用自転車のBBは圧入式BBが主力となっています。なので金属フレームの完成車に対応したクランク&BBセットを探すのは困難を極めるのですが、それでもホローテック2タイプへの換装は効果的です。4アームのルックスが気にならず、53T 以上の歯数が不要ならば、現行モデルでも良いですがルックスも重要な性能ですよね。個人的には、現行モデルの「Birdy R」のクランクセットがロゴも目立たないしパーツとして入手可能ならば「良い選択肢」だと思います。国産では Caracle がパーツでクランクセットを販売していますが Caracle の入手経路自体が少ないのが問題ですかね。他にもネット購入なら Amazon で上記クランクセットのベースと思われるクランクセットが入手可能です。このように、ショップでの入手は困難ですが、換装して間違いなく効果のあるパーツなので、愛車のグレードアップを考えているのなら検討してみては如何でしょうか。私はコンディションの良い中古を入手しましたが、デッドストックのカーボンクランクが見つかれば性能的には最高です。でも FC-5600(105)でも性能アップは間違いありません。
2024.04.05
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