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HTBの藤村ディレクターが書いた日記はなかなか秀逸です。やっぱり嬉野、藤村両ディレクターは、文才があるよな~と思いながら、水曜どうでしょうの公式HPにある日記を時々ピックアップしています。のほほんとした味わいの嬉野D、それとは違ってツッコミの切れ味がいい藤村D。違った味わいがあるからこそ、水曜どうでしょうなんてゆー目新しい番組が作り上げられたんですねー。今回は藤村Dの話。特に愛犬との散歩の様子が書かれているのですが、この犬の声がいーんですねーー。見たことのない犬なのに、なんだか目に浮かぶようなんです。いー味出してます。ということで、昨日のディレクターの日記をご紹介・・・・ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄さて!先月の雪解けとともにわたくし、運動不足解消、ダイエット効果も期待!ということで、朝のランニングを開始いたしました。ところが先日、わたくしランニング中に足と腕を負傷いたしました。それもかなりな切り傷と打撲…。えー、わたくしは毎朝犬を連れてランニングをしております。自分の運動と犬の散歩、一石二鳥で片付けようという魂胆であります。ところがこの相棒の犬がくせもので、犬好きをもって知られる嬉野先生からも「あいつだけはキライ」と疎んじられ、スタイリスト小松からは「バカ犬」呼ばわり。ずうたいばかりがデカくて愛想なし。家族以外の人間には吠えまくる、かわいげのないヤツでございます。あの日。いつものようにランニングをしておりますと、いつものようにあいつは、すれ違う小型犬に向かって「ぐわんぐわん!」と威嚇行為を繰り返しておりました。「バカやろう!早く来い!」ググッと手綱を引っ張りますが、この日はやけにしつこく引っ張り返す。「こいつッ!」手綱を握る力が更に強まりまして、しばしバカ犬との綱引きが続きます。ところが突然、フッとバカ犬の腰がくだけて、あいつはそのまま地ベタにヘタり込んでしまいました。「おい、どうした!」慌てて体をさすります。ゼェゼェと息も絶え絶え。どうやら首輪が食い込んで酸欠状態になったようであります。「ごめんごめん。悪かった。ちょっと休め」その場に一緒にしゃがみ込んでしばらく休憩。よく考えたらこいつも7歳。「そうか、おまえもいいトシになってたんだなぁ…」しばらくバカ犬の頭をなでながら、わたくし、ちょっと反省をしたのであります。翌日。犬に胴巻きのベルトを用意して、それに手綱を付けてやりました。「これでもういくら引っ張っても、酸欠にはならないからな」お互いいい年をしたおっさん同士、多少のいたわりあいも必要なのであります。「よし!行こう!」昨日の後遺症もなく、やつは元気に走り出しました。「よしよし。今日も走るぞぉー」おっさんとおっさん犬、ふたり揃って調子よく走り出します。向こうから小型犬がきゃんきゃん言いながら歩いてまいりました。「いいか、昨日のことを思い出せよ。絶対引っ張るなよ」わたくしは相棒にニラミをきかせ、そのまま進路をやや左方向にずらします。「よし、一気に抜けるぞ」対向してくる小型犬&おばちゃんを一気にかわそうと、スピードをどんどん上げていきます。正面からフルスピードで向かってくるやや殺気立った大型犬&おっさんのコンビに恐れをなしたのか、小型犬はきゃんきゃん騒ぐのをやめて、飛び跳ねるように右方向に道をあけました。「よしよし。おい、向こうは黙ってんだからおまえも手をだすなよ」相棒の手綱をぐっと握りしめ、そのままトップスピードで小型犬の横を通り抜けました。相棒も昨日の酸欠がよっぽどこたえたのでしょう、小型犬には目もくれず走り抜けます。「やれやれ・・・」わたしが安堵して手綱をゆるめた、まさにその一瞬のことでありました。「きゃん・・・」必死の形相で走り抜けたおっさんコンビをまるで小バカにするように、その小型犬が一言吠えたのであります。相棒はピタっと足を止め、次の瞬間、「ぬぅわにをー!」とばかり、いきなり方向転換をするとその小型犬目がけて猛然と走り出したのであります。「うわっ!バカ!やめろ!」思った時はすでに遅く、わたくしの体は大きくバランスを崩し、胴巻きベルトで自制の効かなくなったバカ犬の強引な動きに引きずられるまま、もんどり打ってゴロゴロゴローッとものすごい勢いで地面を転げまわったのであります。・・・なにが起きたのか、きょとんとする小型犬&おばちゃんを前に、しかし、わたくしはゆっくりと立ち上がりながら、気丈に言いました。「大丈夫です」そして、相棒をギロリとニラみつけ、「よし。行くぞ」そう静かに声をかけると、なにごともなかったかのようにランニングを再開したのでありました。走りながら、ヒザと腕から多量の血が出ているのはわかっていました。わかっていましたが、平然とした顔でそのまま走り続けました。そうして、おばちゃんから見えない所まで走り切ると、わたくしはその場に倒れこみ、ヒザを押さえて激痛に耐えたのであります。「痛いッ・・・」ものすごい激痛であります。「おい!てめぇ!」わたくしは激痛に耐えながら、バカ犬の頭を一発張り倒しました。やつは目を伏せて申し訳なさそうな顔をしています。そりゃぁそうです。自分のせいで、おっさんがゴロンゴロンとものすごい勢いで転倒する姿を目の前で見ちまったんだから。「くそっ…いいか!もうやんなよ!」「でも…」バカ犬が顔を上げてわたしに言います。「でもおれは!あの小せぇダックスフンドが許せなかったんです!あいつ、言ったんですよ!ふん、なにをおっさんが全力で走ってんだって。キモイって・・・」「バカ野郎!もっと大人になれ。おれたちゃもう、いい年のおっさんなんだよ」わたくしは、バカ犬に言い聞かせました。「でもほんと…大丈夫ですか?」バカ犬が言いながら足をなめてきます。「あぁ?全然大丈夫じゃねぇよ。大ケガだよ。ある程度強度の打撲だってしたぞ」「すごかったですもんね。ごろんごろん転げまくりでしたもんね」「いいおっさんがあんなに転ばないぜ、普通」「見たことないですもん」「でも、明日からも走るぞ」「えぇっ!マジですか」「おう。距離だって伸ばすぞ。10キロだ」「うわっ!やめてくださいよ!もういい年なんだから」・・・ということで、わたくし、ようやく足の傷も癒えたということで、今週からバカ犬とともに毎朝10キロを走っております。後半はバカ犬の方がバテて歩こうとするほどの長距離。このところのわたくしは、もはやダイエットなどという当初の目的はどうでもよくなり、今やランニング自体が主目的。距離を伸ばし、タイムを縮め、なんなら体力をつけるためにいっぱい食わないと!と、本末転倒な状況に陥っております。たぶん来年あたり、わたくし寛平ちゃんになります。ではまた。
2006年05月27日
北海道ローカル番組の星、HTB「水曜どうでしょう」という伝説的な番組があります。製作陣などは、お気楽に仕事をしているように見えます。そのゆるさ加減がきっと受けているのでございましょう。公式HPでもディレクター陣は日記を毎日書いていて、お気楽振りを発揮しています。今のぎすぎすした時代に、癒しを与える番組なのでしょうな~。ということで、嬉野ディレクターのお言葉がありましたので、ご紹介します・・・・この頃ぼくは、通りの草花に自然と目がいくようになりました。少しばかり歳をとって、気持ちが弱くなって来てでもいるのでしょうか、そんなことは若い頃には覚えの無かったことだったから喜んでいるのです。幾分呑気な話でもありますが、ぼくは花盛りの住宅地を抜けて会社までの道を毎日テクテク歩いていくのです。札幌の初夏の風は意外に強く、けれどもその風は、もう体の芯まで冷えてしまいそうなあの冷たい春先の風ではなく、吹かれても吹かれても心地よい夏の風なのです。風はぼくの頭の上を抜け、通りを渡り、山筋から吹く風や家々の屋根を越えて吹いてくる風たちと出会い木々の枝や草花の茎や葉や花を揺らして行くのです。あるお宅の低い塀を越えて通りに枝を伸ばす潅木の庭木が、その枝にたっぷりの黄色い花をつけ風に吹かれて大きく揺れていました。まるで草木に宿る素朴な魂がぼくを見て塀越しに手招きをしてくれてでもいるかのように、おいでよ、おいでよと、呼びかけてくれているように見えてなりません。ぼくは呼ばれるまま、思わず花をいっぱいにつけて風にゆらゆらと揺れる一筋の枝に手を差し伸ばしました。草木は、目などはないけれどきっと見ている。耳などはないけれどきっと聞いている。そんなことが不思議なことには思えず、なんだやっぱりそうだったんだなと、自然に受け入れられてしまう。そんなことがうれしいこの頃です。札幌という街は、今、そんなことを思わせてくれる。さぁみなさん、随分と元気でお暮らしでしょうか。札幌に来るのなら、今ですよ、みなさん。それではまた明日ね。「う」と「ふ」でお待ち申しております。
2006年05月23日
毎日毎日飽きもせず、沢山の迷惑メールが舞い込んできます(>_
2006年05月08日
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