記憶の淵に沈みゆくもの

記憶の淵に沈みゆくもの

2007.04.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類

なんとも返事の返しようがなくて困っている。
以前、柚木崎に暴言を吐いた知り合いである。
だから余計に、返事の返し方がわからないのだが。

今回の彼女のメールは、意味がわからない。
「高尾まで子連れで行ってきたの」
はいはい、だから? と冷たい反応しか返せない。
でも、これは返してはいけないことだろうから、そのまま放置。
「子連れでなんでそんな遠くまでって思うでしょ?」
・・・うち、高尾、それほど遠くないのだが?
っていうか、子連れだからなんなの? といいたくなってしまう。
「心のもやもやとか、有名な先生に相談しに行ってきたの」
はあそうですか、としかいえない。
極めつけの言葉はこれだった。

「やっぱり女のことは女にしかわからないよねぇ」

ええと?
だから、なに?
そうとしかいえない自分がとても情けないのだが、
本当にそれしか返せない。
ことさら「子連れ子連れ」と連発しているのが
彼女の以前言った「運がよければ」発言につながっている気がしてしまって
素直に優しい気持ちで返事を返すことができないでいるのだ。
子どもが大好きで、子どもがほしいと願っているけれど
今までできずにいた柚木崎たち。
まだあきらめてはいないし、あきらめるつもりはない。
だからこそ余計に、「運がよければ自分の子どもが抱けるんじゃない?」と言ってのけた
彼女のことが許せないのかもしれない。

たくさんの知り合いに、先を越されている。
そのことを片割れがとても喜びながら悲しんでいることを知っている。
うちも今年こそは、と二人で話していたところにこのメールで、
正直片割れはかなりむっとしている。
柚木崎はもう、どうしていいのかわからない。

彼女はどうしてほしいのだろう?
なにを返してほしいのだろう?
期待されていることがなんなのか、わからない。
わかったからといって、期待通りの行動をとるかはわからないけれど。
よくわからない。
放置しておいていいかなぁ。
悩んでいるこのごろである。





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Last updated  2007.04.12 19:35:34
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