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何年かぶりのヴィッラ アドリアーナ。今回は先日お話したフェステヴァルの一環でモダンダンスを観に行って来た。マーサ グラハムというアメリカのグループ。マーサ グラハムはモダンダンスの母と言われる女性。グループは彼女により1929年に設立され、現在も世界で活躍している。(彼女自身は1991年に他界している。)マーサ グラハムは20世紀の多くの有名アーチストに影響を与えたと言われている。ダンスは21時過ぎに始まるのだが、少し早目に到着しヴィッラ内をちょっぴり散策する。ヴィッラの復元模型が置かれている部屋は回る前に是非寄っておくといい。そのそばに巨大な壁があるのは、ペチレ彩色柱廊と言われる大きな柱廊があった場所。ハドリアヌス帝が愛したギリシャのアテネにあった哲学者たちの柱廊に似せて作られたとか。内部には大きな池があり、今はウミガメが泳いでいる。ここから見た落日は実に素晴らしかった!ダンスは春の祭典というタイトル。人間の体がこんなに表現することが可能だという意味でも非常に興味深いダンスだった。ヴィッラへは鉄道のテイヴォリ駅から直行バスが一日何本も出ているほか、フェスティバル期間中は劇に合わせて格安のお値段でガイドツアーも英語かイタリア語で行われている。
2014.06.26
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日曜日はローマのチルコマッシモでローリングストーンズ公演があった。彼らは前々日に公演先のドウッセルドルフから到着しローマの5つ星高級ホテルになるグランドホテル、サンレジスのスイートルームなど2階に及ぶ48室を占領ということだった。チルコマッシモは、ご存知のようにローマの考古学地区になり、パラテイーノの丘のすぐ下にある。古代ローマ時代、2頭立ての馬車による競技が行われた場所でサッカー場が6つ入る大きさ。人が集まるには広々としているので持って来いの場所だが、考古学地区になるため規制がある。チルコマッシモには約8万人とも言われる観客が集まったらしい。報告によれば、3分の1がローマっ子であとはミラノなどイタリア各地とヨーロッパからも人が集まったという。もとロッカーの家人とテイーンの息子が張り切って出かけたが、何と全部立ち席で7時間(早目に到着したのと22時にコンサートが始まったため)もずっと立っているのは辛かったという話だった。「昔のウッドストックのコンサートを思い出したよ」と家人は言っていた。他のヨーロッパの都市ではスタジアムが公演に使われたのに何故ローマだけチルコマッシモの立席になったのか。ローリングストーンズがチルコマッシモで公演出来ないならローマには来ないということだったらしい。警備の人や後の掃除で経費はかかるけれども、ローマ市に金が入ると(市は赤字なのだった)市長のマリーノ氏は「今後も年に一度メガコンサートをチルコマッシモで」と張り切っているという。ローマの次はマドリッド公演が予定されている。
2014.06.23
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ローマの東南にテイヴォリという場所がある。ローマからナポリ方面に向かう高速道路から見ると左側に小高い丘の中腹に三角の街が見えるのがそれ。ここにはいくつかの宝物があって、世界ユネスコ遺産にもなっている。その一つが、テイヴォリ郊外にあるヴィッラ アドリアーナ。つまりハドリアヌス帝の別荘のことだが、別荘といっても通常の別荘でなく広大な庭の中に彼が作らせた素晴らしい建物が入っていたところになる。ハドリアヌス帝はローマ帝国の領土が最大だったトライアヌス帝の後を継ぎ、戦争をしない代わりに帝国内の建物を修復して回ったと言われている。そんな彼が様々の場所を思い出しながら作らせたのがこのヴィッラだったと言われるが、実際に彼はここには住まなかったのだと言う話。私が気に入っているのは、テアトロマリッテイモと言われる海上劇場跡。運河で遮られた柱廊と中央の建物が美しい。その奥に或るグランデテルメ大浴場跡で今年も夏のフェステイヴァルが先日から始まった。モダンダンスや劇が夜行われる。ローマ公会堂アウデイトーリウムから送迎バスがこの時期は出るので、車を運転したくないという人も安心して出かけることが出来る。観劇でない場合ヴィッラへはテイヴォリの鉄道の駅から市バス4で行くことも出来る。フェスティバルのプログラムについてはローマ市公会堂のサイトから。
2014.06.21
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今週はありがたいことに雨が降ってちょっと涼しい。明日からまた夏日が戻ると言う予報。先週の暑さでは思わずパラソルを探した。パラソルはイタリア語ではパラソーレ、言葉通り太陽ソーレをパラーレ避けると言う意味になる。私が欲しいのは、母が昔さしていたいたような白いコットンのちょっと刺繍が入っているようなものだったがイタリアではパラソーレというと現在海岸で使うような大きなものか、中国人がやっているお店で扱っている紙の安いものくらいしか見つからない。(もっとちゃんと探すとあるのかもしれないが)私は思わずモネのパラソルを思い出した。そういえば、何年か前に日本で今使われている日傘の多くが黒くなっていたのに気が付き、ちょっとショックだったのを思い出した。今はひんやり傘とか言って日除け効果の高い物が出ているらしい。確かにたまに日本からの方の日傘に入れてもらうとひんやり涼しい気がするのは、気のせいかな~。
2014.06.19
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今週は雨が降ったし、そろそろ花粉症も終わりかなと思いきや、それがなかなか終わらない。ヨガのインストをしている友人のOが、抗ヒスタミン剤を1週間飲んでいないという。「大丈夫なの~?」と聞くと、「その代り、すごいダイエットよ。」という。先日栄養士に聞いたアレルギー源になるようなものをやめて、お米、野菜中心の食事にしたら調子がいいと言う話。パスタ、パンをやめるというのは辛いが、体の掃除をするつもりでやってみるといいかも知れない。ちなみに、卵はオッケイ、あと白身肉、魚も大丈夫、果物はバナナ、リンゴということだった。
2014.06.18
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F1を観ながら先日も家人と「そういえばシュミはどうしているんだろうね~」と話していた。今日のイタリア主要新聞ラ レプッブリカに依れば目を開けて、家族とコミュニケーションをとっているとあった。長い長いこん睡状態から脱出したのはすごい。以前のような彼に戻るまでには(戻れるといいけれど)大変だろうと思うけれど、絶望的な状態でも希望を捨てずにいるということは大事なんだなと思った。とりあえず、良かった!シュミ(シュマッハー)、頑張れ!
2014.06.16
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強い~と言われていたスペインがオランダに負け、負けるかと言われていたイタリアはイギリスとの初戦に2-1で昨晩勝った。時間的には真夜中の(こちらの時間で)試合だったためにご近所のテレヴィを聞いてなんとなく感じが分かったような試合だった。ここで注目となるのはイタリアのマリオ バロテッリが入れたゴール。彼はイタリア人の両親に育てられた黒人なので、イタリアのサッカー界でも人種差別があると主張する。性格的にはかなり荒っぽい感じで時々問題を起こしたりしているが、さすがにサッカーは上手だ。彼の活躍を期待していよう。大丈夫かなと思った日本はコートジボワールに負けたのが残念だが、まだまだ試合はこれからも続くから今後が楽しみ。追伸:古い日本の友人が応援でブラジルに飛んでいる。治安の悪いブラジルでくれぐれも気を付けてと注意をした。帰国後の報告を楽しみにしている。
2014.06.15
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昨日の新聞ラ レプッブリカには付録でサッカーの全試合予定が入っていた。(前半)イタリアは14日のイギリス戦、20日のコスタリカ戦、24日のウルグアイ戦が決まっている。日本はとみると、15日のコートジボワール戦、19日のギリシャ戦、24日のコロンビア戦となっていた。新聞の予想ではスペインが強いということだったが、ブラジルの気候に慣れないヨーロッパの選手たちがどのようにゲームを進めることが出来るか。ブラジルはもちろん、我が家でのゲームだから楽に違いないだろう。何だか、楽しみになってきた!
2014.06.11
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暑くなって、まだまだこのくらいなら!なあんて言ってたら猛暑になってしまった。(言わなきゃ良かった)今週は金曜日までは確実に35度という予報。水分を補給して野菜果物などビタミン、ミネラルが多く含まれているものを多く採るように心がける。そうそう、トレヴィの泉はフェンデイが資金を出して修復が始まった。が、ローマの大事な観光スポットのひとつなので柵越しに彫刻は見られるようになっている。ただ、何日か前に水が抜かれて現在噴水は出ていない。ローマ市からご迷惑をおかけして申し訳ありませんの張り紙。ただ、ローマにもどってくるためのコイン投げはこうなるとちょっと難しくなったかも。
2014.06.10
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スーパーでレシートのほかに何枚かついてくるので「何?」と聞くとレジ係が「イタリアが買ったら割引になる商品があるから捨てないようにね!」という。凄い意気込み。毎回そのビラビラが2枚くらいついてくるので、試合までには結構割引券がたまりそう。大きなヌテッラ(チョコレートクリームでジャムのようにパンに塗って食べる)の大瓶を見るとイタリアの旗の3色で塗られて(赤、緑、白)売られていた。一体全体試合はいつなんだと周りに聞くと6月14日イタリアはイギリス戦から始まるという。負けたら負けたでさっさと話が片つくと思うのは私くらいで、イタリア人はテイフォーゾ応援好きが多いから負けるまではこの熱い意気込みが続くだろうなっと。
2014.06.09
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予報通り気温はぐっと上がり、30度を超えた。ローマの夏は暑いので、このぐらいならまだまだと思うが、ローマっ子は嬉しそうに海に出かける週末。我が家ではテイーンの息子がバースデイだったので行き馴染みのトラットリアで昼食。標高が少しあるので、夏でも少し涼しい場所にあり昔ながらの自然が残っているスポット。週末で今日はかなり混んでいたが、トラットリアの駐車場に続々と高級スポーツ車が入って来た。一瞬フェラーリかなと思ったのだが、ロータスというイギリス車だった。今日は会合があるらしく、長いテーブルが用意されていたのはそれだったらしい。車はフェラーリに比べると割と地味目で深緑色、緑色に黄緑、黄色、オレンジ、黒だった。(フェラーリは何と言っても赤でしょう)乗っている人たちは割と普通っぽい感じだったが、駐車場の真ん中にみんな駐車したのが不思議だった。会合があるから、トラットリアのオーナーがある程度駐車場を予約しておいてくれたらよかったのにという話だったが、真ん中に駐車するとそれ以前に駐車していた車はどうやって出られるのか。もちろん、家人は黙っていず動かしてくれと言い、彼らは動かしていたが、かなり不満そうだった。そういったマナーもない人たちが偉そうに高級車を運転し、我が物顔に堂々と駐車するのが、何だか残念。
2014.06.08
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現在大統領官邸になるクイリナーレ宮殿。以前はローマ法王の宮殿として使われていた場所になる。その前にその宮殿のスクデリエ(馬屋)があり、現在は展覧会会場として使われている。フリーダカーロ展は今年3月末から始まり、8月末までそこでしている。さて、フリーダカーロについて軽い説明。1907年メキシコ市にある小さな村、コヨアカンで生まれた。父親はドイツ系の写真家だった。家族の希望で彼女は本来であれば医者になるはずだった。(医学部に行くための準備をしていた)17歳のとき事故で彼女は生涯不自由な体になる。この事故のために医学を諦め、絵を描くことを決意する。*アカデミーには行かずに父親の友人からエッチングの技術などを学ぶことから始まり、のちに夫となるデイエゴ リヴェラ、また渡米した際に出合ったジノ セヴェリーニなど多くの友人たちから学んだ*1949年リヴェラとの別離のあと、彼女の様態が悪化し、1954年47歳で亡くなる。彼女の50%以上の作品が自画像になるが、太い眉をみていると1900年代まだまだ男性中心の世界で不自由な体をもって生きた彼女の強い意志が伺える。実際に彼女はのちのフェミニズム運動の先駆けを作った女性として世界の女性から憧れのまとになる。彼女の絵は当時のクビズムから未来派、レアリズム、シュールレアリズムに大きく影響されて描かれている。特徴としてはメキシコ独自のドウアリズム、2重性が強いことで、それは男と女、月と太陽、生と死などに表現されている。生前かなり有名になった彼女の写真を撮ろうと世界中の有名な写真家たちが争うようにしてフリーダの写真を撮った。展覧会ではそういった写真や、彼女が使っていたブストつまりコルセットも展示されていたが、それには彼女が信じていたコミュニズムのシンボルマークである鎌とかなつち、また月と太陽が描かれていた。展覧会最後の部屋には彼女の死ぬ少し前に描かれた静物画が展示されていた。果物や野菜が描かれているのだが、(彼女はそれまで静物画はあまり描いていなかった)美術史批評家に依れば、それは今まで描いていた自画像がもう自分が変形してしまったために描けなくなってしまったからではないかという。だが、最後死ぬ直前に描かれたというスケッチはやはり彼女の自画像で、それはもう本当に荒いスケッチなのだが、自画像の両側に月と太陽が沈んでいくのが描かれていた。この絵、実はゴミ箱に捨てられていたものを家政婦さんが回収したもので最近まで知られていなかったものだという。あ~実にすごい展覧会だった。Scuderie del Quirinalevia XXIV Maggio 16, Romatel.06-39967500until 13 july 201410:00/20:00 from sunday to thursday10:00/22:30 friday and saturday from 14july201416:00/23:00 sunday to thursday16:00/24:00 friday and saturday
2014.06.06
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時々聞かれるのは、ローマにはデパートはあるかということ。日本のような便利なデパートはう~ん、ない。私が言うのは、日本のデパートは地下に食料品があって1階は化粧品、最上階はレストラン街になっているような場所。それに近いものは、ある。例えば、ラ リナシェンテ。ローマにはひところ前まで中央郵便局がある聖シルヴェストロ広場近くにあったのだが、現在はZARAになってしまった。新聞ではそのそばにあるトリトーネ通りに現在建設中ということだから、そのうちニュウオープンするだろうが、それまではローマ北にあるpiazza fiumeのリナシェンテを使うか、小型だけれども旧市街にあるショッピングセンターのガレリアアルベルトソルデイ内にあるリナシェンテを使うしかない。あと、最近良くなったのが、昔からあるコイン。これは上級スーパーというか、デパートの格を下げたものというか。ここには、ブランドの衣料品、化粧品、靴、鞄、小物を始めとして家庭用品も扱っているので、覚えておくと便利かも。ローマではテルミニ駅内空港に行く電車、レオナルドエクスプレスが出る25番線の始めにあるし、地下鉄A線のサンジョヴァンニ駅を出たところにもひとつある。あと、ヴァチカンに近いプラーテイ地区のショッピングストリート、コーラデイリエンツオ通りにもひとつ。昔このサンジョヴァンニのコインでシーツなどを良く買っていたのを今思い出した。
2014.06.05
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去年もそうだった。天候が不安定で(春はそうだけど)なかなか夏が来ないな~と思っているうちにバン!!と夏になる。昨日から気温が上昇している。今週末からは最高気温が30度の予報が出ている。さて、6月2日はイタリアでは祝日。イタリア共和国の記念日になるからだ。イタリアは戦後、国民投票で王様を立てるか、共和国にするかを決めたのだった。だから、王様はイタリアには今いない。その記念日には毎年ローマのおへそ、ヴェネツイア広場からフォリインペリアリ通りで3500人参加の大きな行進がある。それほど、大事な記念日ということだ。ちょうど祝日だったので、海に出かけたローマっ子も多かった。海辺を走る執政官街道のひとつアウレリア街道はかなり混雑していた。また、祝日のあと、いきなり日焼けしている人を多く見かけた。イタリアでは日焼けするとファウンデーションを塗らなくていいし美人に見えると思っている人が多い。私はと言うと長年の無精がたたりシミが多少できてしまった。今更ながら冬も日焼け止めを塗る毎日。(それでも日焼けはするのだが)昔の友人には「昔は色白だったよね~!」と言われる始末。果たして今年はどんな夏になるだろうか。
2014.06.04
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今年はお天気が不安定で、心持まだ涼しい気候が続いている。が、庭のスモモは例年より1月ほど早く熟し、昨日は息子がカラスに食べられる前にと収穫してくれた。パーキンソンで利き手の右手が不自由になった友人のKさんが先日ローマで手術をした。結果は大成功ということで、問題の右手もひどく調子がいいと聞いた。ローマではパーキンソンセンターがあるのだが、海外でも名を知られるM先生のもとで今回彼女は手術をした。アヴァンギャルドと批判されることもある手術に勇気をもって挑戦した彼女に心から拍手を送りたい。ちなみに手術は65歳までという話だった。
2014.06.02
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