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もう12月中旬ですが、なかなか寒くならないですね。イチゴ達の紅葉もだいぶ遅れています。
蕾もどんどん出てきています。
スリット鉢の約1/3が出蕾してしまいました。
No.1~28の内、No.1、2、7、8、13、15、19、20で蕾を取り、No.22、25、26で蕾を確認しています。
No.15、22以外は全て、子株から育てイチゴ達になります。購入した苗より第1花房の分化時期が早かったと思われます。
※今後、頂花房を第1花房、一次腋果房を第2花房、二次腋果房を第3花房と呼びます。
前回の課題であった強制休眠後(休眠覚醒後)の春の花芽分化を、少し調べてみました。
結論としては「休眠覚醒後は花芽の分化はしにくい。開花から果実成熟期までが花芽分化しにくく、その後は花芽分化可能になるが、長日・高温の環境になるため花芽は分化しない」です。
どの文献を見ても露地栽培の場合、年内で花芽の数が決まってくるようです。
また、こうあります。
・第一花房(頂花房)分化後、腋芽が分化するが、環境や栄養状態によって「完全休眠する、花房に分化する、ランナーになる、2次クラウンになる」のいづれかの状態になる。
強制休眠後(休眠覚醒後)の春にも腋芽は分化するようですが、ほぼランナーになるということですかね。
現代農業の中の露地栽培農家の記事でも、年内で大半の花芽の数が決まってくると記載されていますが、「第3花房まで開花し・・・」と書いてあります。
年内にうまく苗を生育させれば、第3花房まで開花可能かもしれません。希望の光が・・・・
またこんな記事を見つけました。「タイキネット通販」の中のイチゴの栽培Q&A中で、イチゴの露地栽培での施肥のコツは、定植後年内は追肥するが、春の開花収穫期には肥料をやらないというものです。
春には栄養生長(葉やランナーの発生)が旺盛になることから、施肥すればさらに旺盛になる。なので、春はイチゴの栄養生長を抑えて、果実の発達を促すという仕組みのようです。
なるほどと思います。これも一度TRYしてみる価値ありですね。
今年は数株でクランウン部の新芽がヨトウ虫に食べられてしまいました。今年は鉢数が多く、管理も行き届かなかったのが原因ですが、無農薬栽培に限界を感じました。
今後は有機農産物に使うことのできる農薬(JAS規格に適合)(天然由来物質や微生物などを使ったもの)は利用していきたいと思います。ヨトウ虫にはBT剤の「ゼンターリ顆粒水和剤」です。使用回数に制限はなく、天然由来物質が成分です。
限界を感じたのは、イチゴの露地栽培は生育期間が長く、収穫は1ヶ月のみという点から、ヨトウ虫に大切な花芽をかじられているかもと思うと、凄く悔しいからです(コノヤロー)。
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