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相変わらず出蕾しまくるイチゴ達です。
暖冬のせいなのか、育苗(いくびょう)中にいたアブラムシが今頃葉の裏に目立ち始めました。イチゴに良くたかる「ワタアブラムシ」。たぶん。
アブラムシは今後も悩ませられると思い、デンプン液剤殺虫剤の「粘着くん」を購入しました。
「粘着くんは」食用デンプンの一種を使用しており、安全性はきわめて高い防除資材です。使用回数の制限もありません。
原理はでんぷんの粘着効果で虫を被覆することで、窒息させます。
100倍に薄めて使います。原液はスライムみたいに凄く濃~い感じ。液が濃過ぎると、葉の気孔も塞いでしまい、枯れるなどの薬害がでるようです。希釈倍率は凄く重要かも。
また卵には効果なく、直接虫にかからないと効果がありません。他の注意点は、果実にかかるとNGみたいです。また夏期高温時など日中の散布もNG。意外に制限が多いんですね。
ついでに購入した同じショップにずっと欲しかったランナーピンがあったので、来年の育苗用に購入しました。
どどーんと1000本!
100本くらいで良かったのですが、小売りはしていないようです。10年はもつな。。。。
「粘着くん」を散布するとこんな感じ。非常に濡れ性が良いです。イチゴの葉裏はつるつるしていて薬剤などが乗りにくいですが、これほどとは!
アブラムシ以外の虫もべったりです。
1日後です。張り付いたまま死んでいます。露地栽培の場合、散布後30分くらいで乾くようです(虫は乾くまでに既に死んでいる)。
肝心の「ワタアブラムシ」は、うーん小さくて良く分からんですが、たぶん8割方死んでいるような感じがします。
3日後です。アブラムシが黒く乾燥してしまい、全滅できていると思います。たぶん。凄い威力!
がしかーし、2日後に新葉に異常が・・・・。黒く変色しています。
たぶん「粘着くん」による薬害です。WEB上の注意を良く読むと、「軟弱徒長苗などには薬害を生ずるおそれがある」とあります。
新葉の気門を塞いでしまったんですね。。。今回はクラウンにもしっかりかけたのが仇になりました。
でも新葉にもアブラムシはたかるので、避けては通れない道。とりあえず、次回利用時は新葉にかけた場合、30分後に新葉のみ水洗いしてみます。効果あるかな?
薬害を考えると「粘着くん」もできれば使いたくないですね。改めてアブラムシがたかる前の防除の大切さを痛感。
今年も最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
良いお年を!
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