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清盛、次は帝への野心-----------!!
後白河法皇(松田翔太)と宋人との面会を成功させた清盛(松山ケンイチ)は、宋船を福原に直接、入港させようと考える。
そのため、大型船が入れるように大輪田泊(おおわだのとまり)の改修工事を兎丸(加藤浩次)に急がせる。
そのためには波よけの堤防が必要だったが、兎丸はその工法が分からず、試行錯誤を繰りかえしていた。
京では、清盛から 「都でつとめを果たしてくれ」
といわれた時忠(森田剛)が、「禿(かむろ)」と呼ばれる身寄りのない子を密偵として町中に放ち、清盛の国づくりに異を唱える者を容赦なく断罪した。
流石にこれはやりすぎやろ(><)
赤い装束を纏った子供に囲まれたら、流石に怖いって。
その手荒なやり口を見て、時子(深田恭子)は、このままでは平家が憎まれものになってしまうと心配するも・・・兄上の命と、誇りに思うと得意げな時忠。
・・・ちょっと調子乗りすぎだわ。
痛い目に合わなきゃいいけどね。
一方、伊豆では、政子(杏)が、頼朝(岡田将生)が涙ながらにつぶやいた 「わが身は滅びても、源氏の魂は断じて滅びぬ」
という言葉を忘れられずにいた。
彼女が真剣なまなざしで父・時政(遠藤憲一)にその意味を問うと、頼朝の悲しい生い立ちを語り始める。
源氏の御曹司である頼朝は父・義朝とともに戦った平治の乱で平清盛に敗れ、伊豆に流されたこと。
その後、伊東祐親(峰竜太)の娘、八重姫(福田沙紀)と恋仲になり、赤子が生まれたが、清盛の怒りを恐れた祐親がその赤子を殺してしまったことを政子は聞かされる。
頼朝には断じて近づくなと命じる時政。
初めて知った平清盛という大きな存在に政子は恐れおののくのだった。
福原では兎丸が、大輪田泊に堤防をつくる手立てを考えつく。
それは古い船に大量の石を積んで沈め、それらを積み上げるという方法だった。
「面白い」
清盛の一言で着工決定。
福原に呼び寄せた兎丸の子供も大喜び♪
だがその時、時子が病との知らせが入り、清盛は焦って京の時子の館へかけつける。
なんだかんだで妻想いなんだよね、清盛は。
でも、どうやら大事なかったようで、駆けつけてきた清盛の来訪を喜ぶ時子。
時子は清盛に京へ帰るよう訴える。
どうやら重盛(窪田正孝)は病になり権大納言の職を辞したよう。
代わりは宗盛に。
あぁぁぁ。
重盛、すっかりやつれてしまって(><)
精神的に弱いよなぁ。
追い詰められてかわいそうに・・・。
時子は尚も時忠の強引なやり口など平家の不安要素をならべるが、清盛には届かない。
もうしばらく耐えて欲しいと逆に諌められてしまう。
清盛の目指す国とは、いかなる形をしているのか。
そう問う時子に、清盛は今度は徳子を呼び寄せる。
なんと清盛は、平家一門を集め、 娘・徳子(二階堂ふみ)を高倉天皇(千葉雄大)に入内させたいと打ち明けたのだ!!
大それた野望に一門は、驚きあわてふためく。
だが、高倉天皇の母は滋子。
そこで清盛は滋子(成海璃子)に徳子の入内を打ち明けると、滋子はそれに賛成。
しかし、最大の障壁は後白河法皇だということは清盛も滋子も分かっていた。
そこで滋子は後白河法皇が今凝っている謎かけ遊びを伝えた。
それは、どれだけ大きなものを食べたかを競うというもので、後白河法皇は嘘でもいいという条件で、誰かれかまわず仕掛けるが、誰も法皇に勝つことができないというのだ。
もし清盛が勝てば、変わり者の法皇なら、徳子入内を認めるかもしれなかった。
そこで清盛は、貢ぎ物として宋から取り寄せた羊を携えて後白河を訪ね、徳子の入内を願いでた。
後白河法皇はそれには答えず、例の遊びを清盛に持ちかける。
清盛は次に会うまで答えを考えさせてほしいと言い、とりあえずその場は引き下がることに。
清盛が娘を入内させたいと考えていることは宮中に知れわたり、藤原摂関家など公卿たちの多くはあわてふためく。
後白河法皇の子でありながら、冷遇されている以仁(もちひと:柿澤勇人)とその養母・八条院あき子(佐藤仁美)は、清盛の野望を邪魔しようと策を練った。
ほどなくして、疫病が都を襲う。
その疫病は清盛が法皇に贈った羊の病だといううわさがひろまる。
法皇の側近・西光(加藤虎ノ介)は、うわさは宮中の不満のあらわれと考え、入内を見送るべきだと法皇に進言する。
成親(吉沢悠)はそれでは公卿方の思うつぼだと反論した。
清盛は誤解を解くため、後白河法皇や滋子を福原に招待することに。
福原を気に入った様子の滋子と後白河に清盛は、福原を法皇の所領として献上すると申し出る。
後白河法皇は、そこまでするお前の野心とはどのくらい大きいものかと聞くと、清盛は海のごとく果てしないものだと告げ、この野心こそが自分が食べたものだと、前に宿題になっていた答えを伝える。
すると後白河は、そんな清盛を食べると告げる。
誰がどんな大きなものを食べても、その相手を食べてしまうという答え、これこそがどんな相手に対しても、絶対に負けなかった後白河法皇の解答だった。
しかし、それを聞いた 清盛は自分を食べたとしても、すぐに法皇様のおなかを破って出てくると切り返す。
これには見事な返答だと後白河法皇も認めざるを得ず、清盛の娘・徳子入内は聞き入れられることになった。
徳子が高倉天皇の妃となる儀式が盛大に行われ、平家は一層の栄華を極めることとなった。
時忠は禿を使い、平家に反発する者を更に厳しく取り締まった。
これを見かねた兎丸は時忠をいさめるが、時忠はこう言うだけだった。
「平家にあらずんば人にあらず」
一方、鞍馬寺で修行している遮那王(のちの義経:神木隆之介)はある日、僧都の使いで都に行った。
その途中、五条大橋で遮那王の前に立ちふさがる巨大な男が。
武蔵坊弁慶(青木宗高)だった--------。
清盛の野心はどこまで続くのか。
ついに娘を帝の妃へ。
双六遊びが今度は謎かけにですか(^^;)
でも、実にふたりらしい言葉遊びだったかと。
巻き込まれる一門はたまったもんじゃないけどさ。
そして、 頼朝より先に義経の方に動きが出てきた形になりましたねぇ。
いやぁ、でも義経・神木くんは可愛いので、いくらでも愛でるわ~♪
で、次回は仲間割れという形になるのか。
ついに兎丸が!?
苦楽を共にした仲間が・・・それに重盛の病も心配なところ。
栄華を誇る一方、時忠みたいなちょっと勘違い野郎も出たのも事実なんだろう。
平家だけが人間。
やはりこの独裁が自らの首を絞めることになったんだろうなぁ・・・。
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