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官兵衛、黒田家を纏める--------!!忙しさもあり、数回レビューをお休みしてしまいました。その間に官兵衛は光と結婚し、子供もできて父親になり、家督も譲られて黒田家当主に。素直な光と官兵衛のやり取りは微笑ましかった。更に青山の戦いで武兵衛も亡くなり、黒田家は新体制に移行時期。前回の「死闘の果てに」の回はやっぱり泣けたなぁ。最後まで官兵衛を心配し、何でもないフリをして赤松を倒すべく送り出した武兵衛が切なかった。お国で中川翔子ちゃんも登場しましたね。ま、正直な感想を言えば、時代物向けの顔ではないなぁという印象でした(^^;)もっと可愛いはずなのに?って思いながら見ちゃいましたわ。ずっと競い合ってきた善助は、武兵衛に最後に殿の事をと言い残され、腕の中で彼を見取る。永井さん、お疲れ様でした。武兵衛から受け継いだ思い。官兵衛の筆頭家老として目覚めて行く善助。そこへ現れた二人の男。荒くれ者・母里太兵衛と、知的な井上九郎右衛門。またもこみちがいい顔してんじゃん♪荒くれ者の太兵衛の名に相応しい精悍でいい目つきしてる。それに井上の高橋さんが、対局の知的で落ち着いた姿がすごくいい対比になってるし。これはいいキャスティングだなって思ったわ。さて、光の姉がまた二人目の赤子を身ごもったと言う事で、光にもプレッシャーがかかったよう。側室を持てと官兵衛に告げると、おなごは光だけでいいと言い切る官兵衛。光的には嬉しいだろうけど、何かあっては・・・と考える時代。跡取りの子供は多い方がいいとやはり考えてしまうのだろう。さて、どうしても皆と打ち解けられない太兵衛。戦では負けたら死ぬ。その覚悟をもって武稽古に励んでいないと忠告する太兵衛。家臣たちは皆太兵衛に反発しまくり。そんな時、官兵衛は楽を嗜んでいた井上に声をかけ、笛の音色を褒めた後、今の黒田家家臣たちをどう思うか問うてみる。するとはっきり井上はまとまりに欠けると申し出る。それをちゃんと進言できる井上という男。これは信頼に値する男だと官兵衛は思った瞬間かもしれない。だが、太兵衛の方は些細な事でしょっちゅう喧嘩が勃発してしまう。それをいさめる善助。特に「母里」性を継いでいる太兵衛には、その名に恥じないふるまいをしてほしいと口を酸っぱくして言い含める毎日。だが、ついに太兵衛が気に入らないと袋叩きにする者が現れてしまう。彼の持っていた守り袋をからかって奪おうとしてそのまま乱闘騒ぎになってしまったよう。善助が止め、その報告を官兵衛にしたところ・・・彼が提出した守り袋の中身は・・・以前官兵衛が武兵衛に渡した小さな仏像。何故それを太兵衛が持っているのか?どうやらそれを太兵衛に渡したのは、武兵衛の母だったよう。「母里家の男たちは殿を守るために命を懸けた。その思いを忘れぬよう、それを常に身に着けていろと」武兵衛様のようにならねばと、母里の名を継いだ太兵衛は常に心の中で大きな決意を固めていたよう。善助もまた太兵衛の思いに気づかなかった、武兵衛の思いも知っていたはずなのにと、落ち込んでしまう。そんな善助に、官兵衛は黒田家の宝とは何かと問う。強さだと答えた善助に、官兵衛は言う。「その強さとは、ひとえに家中の結束に懸かっておる。一人の力など、たかが知れておる。だがそれが束になり、強い絆で結ばれれば、その力は数十倍、数百倍にもなる」そこで官兵衛が善助と太兵衛に命じたのは、『義兄弟の契り』善助の知恵と太兵衛の力。その二つが強い絆で結ばれれば、これほど強いものはないと、兄となる善助には太兵衛を導けと聡し、太兵衛には、善助を兄として従えと命じる。二人の誓いの仲介は、武兵衛の遺したあの仏像。井上はそれを優しく微笑んで見守っているのだった・・・。ついに官兵衛の元、黒田家の家臣たちがまとまり始めましたね。その頃信長は足利義昭により、武田をはじめ、浅井たちに周りに囲まれてしまう。だが、それを見抜いた信長は禍根を断つと岐阜に戻ってしまうのだった。武田の動きを読み、義昭自らが兵を動かす事に賭けた信長。果たして信長討伐に動いた義昭を見て、信長もまた京へと出陣を決めるのだった。その道中。信長に声をかける兵士が。なんと荒木村重!!ま、これは秀吉と同じように直談判って事で。そんな秀吉には何度も織田方に誘い続けた竹中半兵衛が仕えることになったようですが。荒木の話を聞く信長。ただし刀で差したまんじゅうを食えと命じてから。それを恐る恐る食べた荒木。その気概を気に入った信長は、摂津を彼に好きにしろと命じるのだった・・・。その報告を聞いた官兵衛は、時代が動いていることを察する。牢人が一国の主へ。自分はまだ井の中の蛙だと、悔しがる官兵衛に、荒木に会ってこいと背中を押してくれた父職隆。久しぶりの荒木との再会に話が弾む官兵衛。彼曰く、信長はいずれ天下を取る男だと言わしめる人物。俄然興味が沸く官兵衛。そして荒木から紹介されたのは------美しい彼の妻・だし。ま、ここは後々の大きな伏線の出会いって事で。誰に付くべきか、見誤るなと言う荒木。彼は3日後、また信長の命で出陣するのだそう。すると官兵衛はその戦の片隅に同行させてほしいと願い出たのだ。だがそこへ井上が早馬でやってくる。なんと光の父・左京亮が亡くなったとの事!!彼もまた官兵衛を気遣ってくれた父である上に、大きな後ろ盾だった存在。官兵衛はすぐに姫路へ戻る事になり、織田の闘いぶりは善助と太兵衛に視察してくるようにと命じるのだった・・・。今わの際に光の名前を呼んだという。二人目を見せてあげたかったと涙を流す光に、子は授かりものだと、焦るなと言い含める官兵衛。まだ見ぬ子より、松寿丸をしっかり育てる事こそが大事なのだと。その言葉に慰められる光。父を思い、無念さを噛みしめる官兵衛と光だった------。そして、信長はついに義昭を京から追い出し、室町幕府を終わらせた。あっさり~(><)ってか、簡単すぎるわ。その織田の戦いを見た善助は興奮気味に信長の戦術を褒め、士気を高める。そして太兵衛は・・・一人で百人を斬る位の強さを手にしなければと、今は滝を相手に刀の稽古を始めたよう。愉快な男だと笑う官兵衛。いいキャラだと思う。やっと少しずつ黒田家もまとまって、誰がどういう役割を果たすのかが見えてきたかなぁと。前回が合戦だっただけに、今度は各役の掘り下げをメインに見せてくれたかなと。凸凹兄弟かもしれない。でも、ここから官兵衛を盛り立ててくれることを楽しみにします。【送料無料】NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」オリジナル・サウンドトラック Vol.1 [ (オリジナル・サウンドトラック) ]【送料無料】軍師官兵衛(前編) [ 前川洋一 ]第1話 第2話 第3話ポチっとお願いいたします♪送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/1f55c2659c6b8666a2f62c4294579ec3/ac
2014/02/09
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必ず幸せになると、嫁いで行ったおたつ。命の重みを教えてくれた祖父・重隆。なんかあっけないほど簡単に官兵衛に関わりがあった人たちが亡くなって、ちょっと拍子抜けというか、もう少し何かあっても・・・というようなあっさりさだったのがちょっと気になったかなぁ。あと、相変わらずナレーションがぁぁぁぁ!!って感じです(><)これ、申し訳ないけど、50話これはかなり辛いよ~!!赤松が兵を率いて室津城へ向かったとの報告が入った。すぐに室津城へ向かった官兵衛。一人で向かっても犬死にだと必死に説得する武兵衛の静止の声も聞かず飛び込んだ室津城は・・・宴の席は血にまみれ、おたつは身を潜めていた所で胸を刺されていたのだ!!すぐに抱き寄せ、おたつの名前を何度も呼ぶ官兵衛。官兵衛の顔をようやく判別し、官兵衛様とつぶやくと・・・おたつは静かに息を引き取るのだった-------。やり場のない怒りが官兵衛を戦いへ駆り立てる。今戦わないでどうするか。。これ以上好きにさせていては武門の恥だと叫び、赤松を攻めるべきだと進言する官兵衛。だが、しばらく様子を見ると言う小寺。義理とはいえ娘が亡くなったのだ。職隆も辛い立場だが、悔しくないはずがないのだ。それでも「待て」と言われ、やり場のない怒りが官兵衛を責めたてる。突っかかって来る左京進には、官兵衛もまた容赦なく返す。その頃、半兵衛が稲葉山城をたった17人で落としたと言う話しが伝わってくる。その城を美濃の領地と引き換えに明け渡せと言う話を持ちかけた信長。だが、半兵衛はそれを断り、あっさり城も元の城主に返してしまったというのだ!!一体なぜそんなことをしたのか?信長をもってしても面白い男だと、半兵衛の評価が上がったよう。だが、仕事に身が入らない官兵衛に厳しい言葉をぶつける「今のお前は、黒田家の恥だ」父にそういわれ、愕然となる官兵衛。「お前は命の使い方を分かっておらん」諌める重隆に、それでもおたつは自分の腕の中で死んでいったのだと訴える官兵衛。憤りを抑える事が出来ない。頭を冷やせと諭す重隆。おたつが仇討など望むはずがないのだと。もっと広い世界を見ろと言う重隆。彼はその後しばらくしてこの世を去ったのだった・・・。そして職隆は息抜きを兼ねてだろうが、官兵衛を堺まで、鉄砲の買い付けに行かせる事に。お供は武兵衛と、善助。だが、道中で早速金を持っていると言う事で、目を付けられ物取りに囲まれてしまう3人。だがその窮地を救ったのは、たまたまそこで昼寝をしていた荒木村重!!彼のおかげで助かった官兵衛たち。荒木の話しによると、松永久秀たちが謀反を起こし、足利義輝が殺されてしまったのだ!!次々と戦火が広がる都周辺。そんな中、堺へたどり着いた官兵衛たちを案内してくれた荒木。ここは戦のあとが生々しいまでだった道中とは全く違う。商いの町、堺。会合衆と呼ばれる彼らが、ここで一番の権力者なのだ。銃を売ってもらおうと話を持ち掛ける官兵衛。始めて触れる銃を珍しがる官兵衛だったが、なんでも先日は信長の名代で秀吉が銃を買い付けに来たという。藤吉の名前を始めて聞いた官兵衛。そして、火縄銃。それを使えばたった一発で人が死ぬ。命の重さを実感する官兵衛。その時、ふいに聞こえてきたポルトガル語に引き寄せられ、集会に参加した官兵衛。通訳して宣教師の話を伝え、賛美歌が歌われる。己の隣人を愛せよというキリスト教の教え。怒りのまま争ってはならないと言った父。命の使い道を知らないと言った祖父。おたつは仇討など望まない。世界の広さをまざまざと見せつけられ、官兵衛はまだまだ自分には分からない事ばかりだと呟くのだった・・・。官兵衛、大切な人を亡くす--------の回。怒りのまま突き進んではダメだと諭され、少し大人になれただろう。でも、割と淡々と進むお話が、ちょっとメリハリには欠けるかなぁと。そこかなぁ。ま、次回は早速家督が譲られるわけで、ここからっすかね。お濃と信長のやり取りもいい雰囲気だったし、こちらは楽しみだけどね。光も出るみたいだし、二人のやり取りが楽しみ。【送料無料】NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」オリジナル・サウンドトラック Vol.1 [ (オリジナル・サウンドトラック) ]【送料無料】軍師官兵衛(前編) [ 前川洋一 ]第1話 第2話ポチっとお願いいたします♪送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/523a4e64b4b5575a405ab354c1e69fb6/ac
2014/01/19
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出る杭は打たれる----------!!今年もまた清盛の再来かとか、色々言われた1話でしたが、やっぱりすべては視聴率なんですよね。別にそんなのいいじゃんって思うんですけど。18%ってそんなに低くないでしょ?でも大河だから・・・っていうので、せめて20%超えは・・・だったのかなぁ。関西は23%で達成したんだからよしだって。ま、ナレーションが聞き取り難いってのは確かにそう思いましたが・・・(><)今「永遠の0」でも注目を集めてる岡田くんだし、まだまだ盛り返すチャンスはあるって話。がんばってもらいたい所です。元服した官兵衛は小寺の近習に選ばれる。所詮外様の黒田家。それがどういう意味なのか?人質ではないという職隆。だが、出すぎた杭は打たれるのだ。それを肝に銘じろと父・職隆に諭される官兵衛。早速小寺ゆかりの者ばかりの近習にはいびられてしまう。特に櫛橋左京進は目薬屋と馬鹿にしたような言い方。最後まで彼とは・・・なんですよね。今日は小寺と碁を打つことに。それに勝った官兵衛。だが、小寺は職隆なら勝たないというのだ。飼い主の手を嚙んではならないと告げる小寺。戯言だというけど、結構本気っしょ。そんな中、小寺の正室・お紺と対面する官兵衛。彼女もまた和睦の証として小寺に嫁いできた人。だが、今は側女の元へ通う小寺を見送るしかできないよう。儚い様は蛍のようだと、憎らしげに、されど寂しそうに語る彼女に、母を思い出す官兵衛だった・・・。ま、歳からいえば、母親という年齢でもおかしくはないだろうからね。そして翌年。ついに初陣を迎えた官兵衛。そんな官兵衛を見送るおたつ。敵は赤松と、裏切り者の石川。職隆の号令と共に開始された戦。物見をしてくると自ら願い出る官兵衛。だが、壮絶な合戦場を見て武者震いが止まらない。そんな中、石川は進んでは引きの攻撃を仕掛け、まるで誘っているように見えた官兵衛。そうと気づかず、自ら先陣を志願した左京進はまんまと陽動に引っかかってピンチに陥ってしまう。官兵衛はすぐに職隆たちに罠だと告げ、左京進を助けるべく、抜け道へと案内。敵の背後へ回れたおかげで辛くも勝利を得ることが出来、左京進も無事。だが、これが官兵衛の手柄で助かったのだと聞かされた左京進は、余計なことはするなと、初陣で呆然とする官兵衛に告げるのだった・・・。その言葉も今の官兵衛には届かない。人が死ぬ。これが戦。屍の山を見た官兵衛。だが、武勲を挙げるも、戦場では何も役に立たなかったと反省する官兵衛。そして、久しぶりの姫路への帰還。おたつとの再会。淡い淡い恋。雨に濡れて寒がるおたつを優しく暖めるために抱きしめる官兵衛。ほっこりなシーンでございました。さて、そんな官兵衛の前に、栗山善助という農民あがりの男が仕官を願い出てきたのだ!!面白い男だと、祖父・重隆は家来にしてやればいいというのだが、今の官兵衛にそんな余裕などない。軽快な音楽と善吉のキャラ、濱田さんの姿がすっごいコミカルでいいシーンに仕上がってたね。早速武兵衛と衝突しまくり。その頃、信長は尾張統一したものの、美濃を攻めあぐねていた。斉藤に逆に罠をしかけられてしまう。これは弟の首を掻っ切った罰か。荒野を一人さまよう信長。その窮地を救ったのは秀吉。城攻めをしているように見せかけ、大量の旗と松明で敵の目をくらませたのだ!!「殿の命は我の命」そう頭を下げる秀吉は、心から信長の無事を喜んでいたのだ。敵ながら天晴れ。ここは両者痛みわけという決着になる。そのとき、斉藤方にいたのは------竹中半兵衛!!ここで登場っすか♪さて、播磨の勢力争いは、職隆の尽力で、赤松と小寺が和議を結ぶことに。その背後で、浦上の室津城を狙っていた赤松。その浦上からは小寺に同盟の申し入れが入ったのだ。赤松か浦上か。結果、浦上と同盟を組むことになった小寺。その証として婚姻関係を結ぶことに。だが、その相手として選ばれたのが------なんとおたつだったのだ!!おたつを職隆の養女とし、黒田家から浦上へ・・・という事になったよう。呆然となる官兵衛。もし官兵衛に嫁いだとしても、身分がつりあわないという父・右衛門。おたつもまた人質となるのだ・・・。それがこの時代。儚い恋の結末。恩のある黒田家の役に立つと、おたつは必ずしあわせになると笑顔で官兵衛の元から去っていくのだった。花嫁装束を纏ったおたつは美しかった。万感の思いで室津城へ越しいれするおたつを見送る官兵衛。だがその裏で、赤松が一気に室津を攻め落とすと、出陣したのだ!!その知らせが官兵衛に届く。すぐさま官兵衛は馬で駆けるのだった-----------。この時代だから仕方なかったこと。とはいえ、本当この二人のほほえましい恋は応援したくなるものだっただけに、つらい結果になるわけで・・・。次回、官兵衛はどうするのか。赤松は?半兵衛も登場し、信長は濃姫と出会うよう。こちらはこちらで楽しみな所♪やぱ江口さんの荒々しい信長もいいなぁと。【送料無料】NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」オリジナル・サウンドトラック Vol.1 [ (オリジナル・サウンドトラック) ]【送料無料】軍師官兵衛(前編) [ 前川洋一 ]第1話8018HIT/1/15ポチっとお願いいたします♪送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/86b5ed6b445a20adde34d0dbe4a09ec5/ac
2014/01/13
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人は生かしてこそ使い道がある---------!!「命を粗末にするな。生きられよ----!!」秀吉の名代して小田原へ向かった官兵衛だった---------なシーンから始まった今年の大河ドラマ。時は戦乱の時代。今年は大好きな岡田くんが主役なので、1年ほくほくとして見れそうです♪キャストも固い所で揃ってるし、父・柴田さんとか、秀吉・竹中さんとかいいよなぁと。あ、個人的には信長・江口さんにも期待!!1話目は時代背景と、勢力図。出会いと関係性の説明。OPは今回は午年に懸けて馬?なんか「風林火山」を思い出した~♪同じ軍師話だしね。小田原城へ単身で向かう姿もがっくん思い出した(^^)矢が避ける、弾が逸れる。って、どんだけ(><)1590(天正18)年、小田原。天下統一を目前にした豊臣秀吉(竹中直人)の大軍が、最後の敵、小田原城を包囲していた。死を覚悟で抵抗する敵を降伏に導いたのは、軍師・黒田官兵衛(岡田准一)の捨て身の説得だった。 時はさかのぼり1558(永禄元)年、播磨国。姫路城主の嫡男・万吉(後の黒田官兵衛/若山耀人)は好奇心旺盛な少年だった。父・職隆(もとたか・柴田恭兵)は、主君である小寺政職(まさもと・片岡鶴太郎)の領地を守るため日々奮戦していたが、宿敵である赤松家から裏切りを誘う調略の手が伸び始める。そんななか、万吉は病弱な母・いわ(戸田菜穂)の薬草を摘みに赤松領内に入ってしまう。職隆は万吉を取り戻すため、危険を覚悟で赤松政秀(団時朗)のもとを訪れる。時を同じくして、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)は、織田信長(江口洋介)と運命の出会いを果たす。いわは最後まで万吉の身を案じ、父の言葉に従えと遺し亡くなる。まだ幼少だった万吉は母の死をきっかけに変わろうとする。そして、暗躍する赤松家により裏切っているように貶められそうになってしまう職隆。万吉は火事現場に駆け付け、幼馴染みのおたつを救出した際、村を襲っていた野武士たちに指示を飛ばしている男を目撃してしまう。しかもその相手は・・・職隆と小寺の仲介してくれようとした石川源吾のそばに仕えていた男・吉田だったのだ!!父にすぐ話を通そうとした万吉だったが、その場で話さなかったのは、あの場で斬られていたかもしれないと悟ったため。「「三略」に曰く、謀は密なるをもってよしとす」勉学にも、そして機転にも長けた万吉の考えに、あい分かったと頷く職隆。そして、吉田を追い詰めた所、小寺家と黒田家を離反させようと動いていたのは、石川だった事が判明。動揺が走る小寺勢。だが、これは完全に万吉のお手柄。その後石川は赤松へ走ったという。そして、小寺の紹介でのち添えをもらう事にした職隆。それを万吉はこれも今の時代、生き残るための手段として受け入れる。幼い子としては、辛い選択。だが、父の気持ちもよくわかる聡い万吉は、父に、こたびの事は助けられたと感謝され、褒められた事の方が重要なよう。万吉の嬉しくてたまらないという表情がよかったな。その頃信長は、今川相手にわずか2500の兵を用いて桶狭間で大勝利を収める。そんな信長の前に、猿よろしく木の上で待ち伏せし、草履持ちから仕える事を許された秀吉。桶狭間の戦いでは、信長は今川の首を捕った者より、今川軍の動向を探り、休息していると報告してきた者に褒美を取らせたという。そんな信長を面白いと感じた万吉。そして16歳になった万吉は、黒田官兵衛に名を改め、元服を果たすのだった-----------。早速官兵衛登場ですね~♪16歳というにはちょっと・・・でしたが、岡田くんがかっこいいので許す!!(わはは)裏切りと陰謀、愛と憎しみ、友情と決別。そして出会い。姫路城は今残念ながら改装中で外側は張りぼてなんですけど、化粧直しが済んでまたあの美しい雄姿が見れるのが楽しみです。官兵衛にゆかりの地という事で、訪れる方も増えるでしょうね。1話は関西では視聴率は23%だったそうですね。全体は18.9%それでも高い数字だったかと。今後はそんな高くなくてもいいので、この数字を維持してもらえたら・・・と思います。登場人物も有名人ばかりで、わかりやすい展開で、ドラマらしいいい流れだった1話。とっつきやすい内容だったので、導入としてはまずまずだったのではないでしょうか。今年も1年楽しませてもらえそう。大河という内容でどこまで黒田官兵衛を描いてくれるか。1年間見届けたいと思います!!【送料無料】NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」オリジナル・サウンドトラック Vol.1 [ (オリジナル・サウンドトラック) ]【送料無料】軍師官兵衛(前編) [ 前川洋一 ]↑これはひどい・・・(><)シルエットってどうよ。9457 HIT/1/12ポチっとお願いいたします♪送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓<トラックバック URL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/2fd083c553d69275c7f72484ceaebfab/ac
2014/01/05
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八重の桜-----------!!ついに最終回を迎えた今作。最後の感想がちょっと書けなかったのは私的に残念だったんですけど、思いがまとまらなかったんですよね。1年間ずっと一緒だったあんつぁまの死。そして、大切なパートナーであり、癒しの存在だった襄の死。どちらも大切に描いてくれたので、本当に泣けました。そんな大切な人たちの思いを糧に八重は、従軍篤志看護婦としての新しい道を選ぶ事になる。時代は再び戦乱へ。今度は外国を相手に戦う日本。日清戦争開戦--------。大山は艦隊を率いて旅順まで兵を進めていた。そんな中、人縞陸軍予備病院で負傷者の看護の陣頭指揮を執る八重。今回はOPもなく、緊迫した雰囲気の中次々と負傷兵が運ばれる、病院もまさに戦場状態から始まる。大山の訓示により、敵味方関係なく負傷兵は助ける。八重はそれを実行し、暴れる清兵ですら、言葉も通じないまま、手当を受けさせる事に成功していた。だが、兵士たちは女がこんな場所にいることを認めない。そんな男たちも黙らせ、けが人はすべて助ける。それは八重たちの精神。そして、酷い伝染病になっている病人たちにも、手厚い看護をする八重たち。病が感染する恐怖と背中合わせでの看護なのだ。彼女たち従軍篤志看護婦も命がけ。なのに、兵士たちは風紀が乱れるや、おなごの来る場所ではないと言う考えが多いよう。理解されない自分たちの仕事に涙する若い娘たちを励まし、統率する八重。それは今まで八重が経験したこと。初めてすることには反対がある。それでもやって見せる事。「道は私たちが作ればいい。誇りを持って働いてくなんしょ」そして、ついに旅順を陥落させた大山。だが、それに比例し、負傷兵や、コレラや赤痢で死者が増えるばかり。そんな死を悼む八重たちの前に徳富が取材でやってくる。彼は負傷兵から戦地の話を聞くというのだ。控えてくれと言う八重に、今は士気を鼓舞する記事を優先すべきだと、徳富は伝染病などの話は載せられないというのだ!!徳富はこれは軍だけでなく、国の望みだと強い信念を持っているよう。だが、現地では寒さと飢えに苦しむ兵士たちが続出。旅順が簡単に堕ちたために、次は北京もという要望が出てしまったのだ!!大山たち指揮官も苦しい状況だったろう。そんな中講和会議が進められる事に。強い態度に出るべきだと板垣に意見する徳富。だが、板垣は、新島の弟子ともいえる徳富が強硬外交を唱えるのかと言う。それが国民の望みだという徳富。だが、板垣はあの会津での流されなくてよかったたくさんの血が流れた事を知っている。今度は国同士が相手なのだ・・・。そして・・・半年近く従軍篤志看護婦としてやってきた八重たちの任務が終わる。兵たちに頭を下げられ、無事を祈るしかできない八重たち。世界が動いている。ようやく戻った我が家で襄の写真を見ながら、少しでも襄の精神を継げているか自問自答する八重。無力さを噛みしめる八重は、襄の誰かが種を撒かなければという言葉を思い出す。種はまだ、撒いたばかり。「立ち止まってる暇はない」だが・・・ロシア、ドイツ、フランスの武力背景を受け、遼東半島を変換することになってしまった伊藤内閣。それを聞いた徳富たちは、外交力のない内閣に対し怒りを覚える。この思いが・・・次の戦争へと駆り立てていくことも知らず・・・。そんな中、八重は佐久と二人で、穏やかな日々を暮していた。この頃、茶道を習い始めた八重。昔は男のものだった茶道。八重はやっぱり変わらない、新しい道を切り開こうとする人なのだ。そうして、明治29年。佐久が息を引き取る。その前後に襄の母と、更には久栄まで病で亡くしてしまう。たった一人残されてしまった八重。そんな時、雨宿りしていた女学生たちを見つけた八重。生徒たちに傘を貸してやり、知性と品格を磨いた女性には、男子以上にこの世の中を変える力があると信じてるんですよと言った襄の言葉を聞かせる。しっかり学びなんしょと女学生を見送る八重。そして・・・今日も茶道の稽古していた八重の所へ京都府からの役人が訪ねてくる。なんと、賞勲局からの通知。広島での看護婦たちを式した働きが認められ、勲章を受ける事になったのだ!!これは皇族以外の女性に初めて授けられた勲章。その叙勲は新聞にも載り、時尾や二葉は自分の事のように大喜び。藤田五郎となった斎藤一。いてもたってもいられなくなってしまった時尾たちは、藤田に報告をしたついでに、相手になってもらおうと薙刀替わりに木刀を持って藤田に戦いを挑むのだった。ここは和んだなぁ。いいじゃん、こういうの好きだ。「八重さん、おめでとう」笑顔だ。その報告を見た山川は、帝より賜った御宸翰を世に出す時ではないかと考える。それに賛同する健次郎。それを健次郎に託し、山川は会津が名誉を回復する日が来ると願い続け、息を引き取るのだった・・・。だが、これが世に出ては厄介だと言う大山と板垣。今はまだその時ではないと。国家の安寧の為という大山に対し、健次郎はただ容保の復権を、会津の名誉を取り戻したいだけ。その間を取り持つ事になる捨松。そして健次郎が刊行した京都守護職始末。だが、会津復権までまだこれから10年の歳月がかかったのだった・・・。長い戦いだったんだねぇ。改めてそう思わされた。あら、最後に慶喜まで登場するのか?復権叶った慶喜は、今でも京都守護職を受けた容保を見捨てた事を悔いていた。会津の愚直さが怖かったという慶喜。だが、本当は羨んでいたのだ。主従の絆の強さを。それは慶喜には手に入らなかったものだから・・・。そして八重は-----------再び会津を訪れたのだ。思い出のあの桜の木を見て、会津の事を思い出す八重。あぁぁ!!尚之助さまのお姿まで!!そして、まだ行けると、木に登ろうとしたのだ!!それを止めたのは・・・頼母!!30年ぶりの再会を喜ぶ二人。まだ木に登ろうとする八重を見て大笑いする頼母。八重は何故会津に戻ってきたのか?また戦が近づいている。今度はロシアが相手。戦いのない日は来ないのか。会津で考えたくなったという八重。頼母は、新政府がどんな国を作るのか見定めるために生きて来た。「戊辰以来、わしの眼に焼ぎ付いたのは、何ぼ苦しい時でも懸命に生きようとする人の姿。笑おうとする人のけなげさ。そればっかりが俺の心を胸を揺さぶんだ。八重。にしゃもそうだぞ。あの戦からすっくと立ち上がって…勲章まで頂くとは…。立派な会津の女子だ。わしゃ嬉しくて嬉しくて…。八重。にしゃ桜だ。花は散っても時が来っと、また花を咲かせる。何度でも、何度でも、花、咲かせろ」頼母の頬にも、八重の頬にも涙が流れる。そして、京都へ戻った八重は、徳富に茶を淹れる。彼が訴えるのは、言論の力。だが、その力を何に使うのか?「力は未来を切り開くために使わねばなんねえよ。昔、私が生まれた会津という国は大ぎな力に飲み込まれた。私は銃を持って戦った。最後の一発を撃ち尽くすまで。一人でも多ぐの敵を倒すために。んだげんじょ…もしも、今、私が最後の一発の銃弾を撃つとしたら…」八重が放った銃弾は------空を切り開く!!桜の花びら。そしてOPの桜色の傘のイメージ。美しい余韻のまま、八重の最後の記述。昭和7年6月14日。新島八重、自邸にて死去。86歳。墓碑銘は徳富が書いたものだったんだ。最後まで前を向いて、新しい事に果敢に挑戦し、道を切り開いていった八重。1年を通して、会津戦争が大きな山場であったのは確かですが、大河としての楽しみは、むしろ後半にあったのではないかなぁと私的に思いました。やはり前半の主人公はあんつぁまだったってのは否めず・・・(><)それでも後半の八重の姿、そして襄との夫婦のやり取りは微笑ましく、毎回癒しでした。主役特権も少なかったし、個人的にはこれはどうよっていう突っ込みシーンも少なかったと思う。会津という国の事。新撰組の事。京都守護職という役目と、それによって会津が伴った苦しみ。見方が変わればこうも違うのかというものを見せてくれた明暗だったなぁ。名誉か、貧乏くじか。会津の人たちのこのドラマを見た感想が知りたいかもとか思ってしまった。でも、1年間の締めとして、最後まで美しい映像で見せてくれた大河でした。桜。印象的でしたね。後半、毎月変わるOPも楽しみでした。キャストもお見事だったと思うし、本当安心して見れた大河でした。来年はまた期待できる作品だし、主演だし、ガッツリ楽しませてもらいます!! ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第36話 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 第43話 第44話 第45話 第47話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/47bf617bb93adb7065bb8f9dd3f7181c/ac
2013/12/16
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大日本帝国憲法発布前に----------!!伊藤博文が草案を纏めて、一度は自分が追い出した大隈を呼び直し、彼を不平等条約改正のための外務大臣に任命していた頃、襄は心臓病の発作を起こし倒れていた。山本家は、みねの遺児である平馬を養子として預かる事に。どうやら久栄は神戸の英和女学校に進学することになったのだそう。山本家は心配するなと、自由に生きろと覚馬は許してくれたようで。卒業したら学校で働こうかと言い出すのだった・・・。八重には嬉しい成長だね。自分と同じ道を進もうとしてくれているわけだし。まさに娘の成長。襄はそれでも少し体がよくなると、憲法制定前に、一刻も早く日本を支える人材を作らねばと、大学設立の為奔走。無理は確実に襄の体をむしばんでいった-------。先週分はちょっと書き上げられなかったので、出来次第こっそりUPしておきます(^^;)下書きで止まってるので。いよいよ終盤なんだなぁと、襄の迫る死が視聴者に知らしめます。そんな中、民友社を立ち上げた徳富は「国民之友」の発行を順調に続け、広く世間に知られるようになっていた。最新刊ではなんと新島の名前と、慶應義塾の福沢諭吉の名を挙げて教育について訴えたよう。その記事が今評判になっているのだとか。名声が高まれば大学設立に協力してくれる人が現れるはず。しかも、東京では大隈がこの記事に賛同し、募金集会をしてはどうかと徳富に話を持ってきたというのだ!!だが、当然襄の体を心配した八重はその集会に同行すると言い出す。そして募金集会の為、二人は東京へ!!そこで健次郎と再会。角場を思い出す科学の研究を続けている健次郎。彼に協力を申し出る襄。すると、快くそれを受けてくれた健次郎だった。そして、大隈邸で行われた募金集会。集まったのは、高名な金持ちたち。中には見栄もあっただろう。それでも今はその募金に感謝する襄。襄は、まずは大学設立は、柱となる人々を育成することにあるのだと訴え、専門学部を増やしたいと語り、その為の援助を願い出る事に。大隈をはじめ次々と援助を訴えてくれる人々。熱意の勝利だって、ちょっと簡単すぎな印象でしたけど?襄の熱弁、そんなすごかったかしら(^^;)でも、今の価値で億を超える寄付が集まったというのだから驚きだ。だが、この無理がたたり、倒れてしまう襄。今体調不良を知られれば、寄付が鈍る。そう考えた襄は無理をしようとするのだが、それは八重と徳富がフォロー。京都に戻る前に勝を訪ねた二人。勝は寄付の話を聞き、キリスト教の大学は西欧化の象徴につかえると踏んで寄付した奴もいると推測。そして、自由教育を歌う襄なら、政府のために大学を作るのではなく、人民のために作れとアドバイス。その志を全国に訴え、皆から寄付金を受け取れと言い出したのだ!!一人から1000円もらうのも、1000人から1円ずつ集めるのも同じ1000円。そして、勝は国民之友へ同志社設立の草案を書き、徳富に添削してもらい、掲載してもらえばいいと言い出したのだ!!なるほど。その手があったか。そして、すぐに向かいに住む徳富に話をつけてくれる勝だった。お隣さんですか。これは驚いた。さて、襄の体調を気遣った勝は、静養所を紹介してくれる。その夏、八重と襄は鎌倉で過ごすことに。出店で的当て対決。へっぴり腰すぎる襄がなんか可愛すぎるんですけどっ♪でも、ふたりだけでゆっくりする日々は、いい静養になったよう。だがその時、二人を訪ねて槇村が現れたのだ!!わはは!!髭が長くなってる~♪調子いいこと言いながら、国会で剛腕を振るうと言い出す槇村。自分は同志社の生みの親だとか言いながら、寄付を持ってきてくれたよう。いい人・・・なんだよね、本当は(^^;)調子いいのは相変わらずのようですが。だが、ひと月の静養後、京都に戻った八重に、襄の主治医である明石から残酷な宣言を告げられてしまう。「治る見込みが・・・ない!?」次に心臓発作が起きれば、襄の心臓が持たないというのだ。「襄が・・・死ぬ----------」近い内にそうなるという明石は、今のうちに大切な事を聞いておいて方がいいというのだが・・・。気が動転してしまった八重は、風邪をひかせてはならないと、毛布を買いに行くといいだす。なんとか元気を装い、襄の元へ帰る八重。だが、襄は八重の嘘などお見通し。「私には、やることがあるんです。その日が近いなら、準備をしなければならない。怖いのは死ぬ事ではない。覚悟も決めず、支度も出来ぬままに、突然命を絶たれる事です」その言葉に、八重は襄の病状を涙を流して伝える事に。すると、襄は可哀想にと、八重を気遣い、そんな話を一人で聞かされ驚いただろうと言ってくれたのだ。こんな時まで人の心配をする襄。自分の命は主にゆだねている。恐れる事はないと八重を抱きしめる襄。八重は涙流すしかできないのだった・・・。うう。やっぱ泣けたなぁ。このシーンは。そして国民之友に載せる襄からの草案が届く。徳富は襄の心情を汲み、日本の将来を憂いている襄の気持ちを代弁する。自ら立ち、自ら治める国民を育てるための大学設立。これは大日本帝国憲法発布がされる新生日本への檄文。そして、襄の言葉は大きな反響を呼んだのだ。だが・・・それは襄をますます仕事へ駆り立てる事だったのだ。なんという矛盾。八重が毎日襄の呼吸確認をしている姿が痛々しい。そんな姿は心臓に悪いと言われ、八重も寝てくださいと言う襄。だが・・・襄の体は確実に病魔に脅かされている。あともう少しなのに!!間に合わないのか。ここまで来て学校ができるのを見届けられないのは絶えられないと叫ぶ襄。「こんな所で死ぬなんて!!」何故主はもう少し時を与えてくださらないのか。「死が、私に追いついてしまう!!」八重の肩を掴んでそう告げる襄。だが、八重はそんな襄にもうやめてくれと必死で止めたのだ!!「襄の命が削られるくらいなら、大学など出来なくていい!!」1日でも長く生きようと思ってほしい。襄を失いたくないと訴える八重。大学も将来も大切。だが、襄の命とは引き換えには出来ないのだ。大学はほかの人でも作れる。その言葉に、襄は自分がいなくなっても誰かが大学を作ってくれるだろう。だが、その為の種をまかなければならないというのだ。それが襄がまさに命がけで貫いた信念。「これは、襄の戦だった」戦なら逃げるわけにはいかないと納得する八重。そんな八重の手を握り、最後まで共に戦ってくださいと告げる襄。そして・・・襄の母が寝込み、看病を八重に任せた襄は、再び関東に募金を集めに一人で旅立つ事に。やはり最後まで一緒にと願い出る八重。だが、襄の決意も固い。無事の便りを出すという襄を、心配そうに見送る八重。行ってきますと言う八重だったが・・・。次回、ついに襄が-------!!グッバイって、いかにも襄らしいけど・・・次回は涙になりそうですね。本当襄の気持ちも分かるけど・・・八重の気持ちも分かるだけに辛い。夫婦の思い。共に戦う二人の姿を最後まで見届けたい。でも、次回は上京の為感想は遅れます!!ううう!!リアル視聴したい回に限って(><)【送料無料】2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」完全ガイドブック [ ニュース企画 ] ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第36話 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 第43話 第44話 第45話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/fd3f783fcb447f6dfe2ee5285a135727/ac
2013/11/24
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襄の帰国。そして時栄の不義疑惑--------------!?昨晩は記事の下書きを消してしまい、再び書く気力がわかずに今日になってしまいました。ニューマシーンにしてからどうも手際悪い。でもようやくカスタマイズできたし、これで今後は大丈夫なはず!!さて、ついにこの話がでてしまいましたねぇ。覚馬は人格者だったかもしれない。でも、女性に対し何かしら配慮が足らなかったのは事実だろう。このドラマでは時栄はうらに嫉妬していたという話でもっていったけど、実際の所はどうだったのか・・・。事実ははっきりしないそうですが、一説では時栄の妊娠が発覚し、不祥事が分かったという話らしいですね。やはり疲れ的なものはあっただろうに。年が離れた旦那だったし、女中と言われたのもあながち間違いではないだろうし・・・。青木の思いもドラマ同様激しいものだったら、やはり女ならぐらりと来ても仕方なかったかもしれない。しっかしそれをなんだかんだで涙ちょうだいな話に仕上げてしまったのは脚本マジックだなぁと(^^;)琵琶湖の工事が始まる事になり、京都と琵琶湖が運河でつながる事に。そうすれば京都はまた栄えるはず。人の立て直す力は凄い。そう感じる覚馬や大垣屋。覚馬は今、商工会議所の会長をしているという。まだまだ彼は働く事を辞めないよう。一方襄は今ボストンを回っているという。あれ以来元気な便りを頻繁によこすようになった襄。心配はしているけれど、今は女学校でのいざこざがあり、八重は寂しいなどと言っていられないようで・・・。そんな時、八重を訪ねて久栄がやってくる。「うち、あの人嫌いや。あの人がいはったら、母様が変わってしまう」そんな風に言ってきたのだ。一体山本家で何が起こっているのか?だが八重はそれどころではない。なんと、同志社女学校から女子宣教師が手を引くという話が上がったのだ!!なんでもジャパンミッションが女学校を廃止すると言い出したのだとか。可決されたというその判決に、当然何の話も聞かされていなかった八重は猛反発。だが、金がかかるのは事実。金森と市原と共に女学校を続けるための資金稼ぎと、経営者がいる形になる。覚馬に商工会議所の名簿を借り、資金集めをすることにした八重。だが、それはなかなか難しい話。そこで八重は実際に授業参観を見学してもらう事に。キリスト教に入信することを押し付けないやり方で、英語を達者にしゃべる女子学生を見て、街の人たちも考えを改めたよう。これで資金も集まりそうに。その日、時栄は青木と共に縁日へ行ったという。八重は先日の久栄が訪ねて来た話をしようとするのだが・・・その時その久栄の咎める声が聞こえたのだ!!何事かと駆け付けた八重が見たのは、久栄が時栄に不道徳だと責めている姿。なんでも青木と手をつないでいたのだとか・・・。どういう事なのか?問う八重に、青木は覚馬の元へ駆け出し、ついに時栄を何と思っているのかと問いただしたのだ!!「名士の妻と言っても、まるで女中のような暮らしだ。時栄さんは先生の手足ではねぇ。一人の女だ!!」青木は解放してやりたいと、覚馬を偽善者呼ばわりしたのだ!!間違いがあったわけではないという時栄。青木の勘違いだと・・・。青木に学校だけは続けさせてやってほしいという時栄の願いを受け入れ、青木は山本家を追い出され、大阪の私塾へ通う事になったのだが・・・。女学校がなんとか存続できそうという事で、大垣屋もほっとしたよう。その日、八重と会った大垣屋は、今回の話を時栄から聞いたという。どんな事があっても覚馬の手伝いがしたかったと、あの日から覚馬のそばを離れなかった時栄の事を1度だけ目をつむって貰えないかと頭を下げたのだ。時栄の親代わりのような大垣屋の言葉。そして自分が今まで時栄に頼りすぎて蔑ろにしていたことを考え直した覚馬は、時栄に一緒に洗礼を受けようと言い出したのだ。もう一度最初からやり直してみないか。覚馬の言葉にへぇと従う時栄。そして二人は洗礼を受ける。それを見守っていた八重たちはよかったと一安心。そして、今まで覚馬の事、みねの事に感謝を告げる八重。これから先もよろしくお願いしますと・・・。だが、時栄はずっとうらを妬んでいたと告白。今もまだうらがずっと覚馬の中にいる。年も取らないで、きれいなまま・・・。八重は今日から新しく生まれ変わったのだからやり直せばいいとアドバイスするのだった。さて、この年の12月、内閣制度が発足。伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任。そして、ついに襄が帰国してきたのだ!!同志社の皆で出迎える。アメリカンボードから多額の寄付金を受け取って戻ってきた襄。どうやら旅の目的は達せたようで。久しぶりの再会。夫婦二人になった時の、お茶目な襄の姿に和んだなぁ♪八重へのストールのお土産を渡すのも背後からかけてやるって、本当子供みたいだ(^^)次の旅は同行するという八重。八重の苦労をねぎらう襄。「八重さん。私が一番ゆっくりと息がつける場所は、やっぱりあなたの隣です」その言葉に笑顔になる八重だった・・・。こっちの夫婦は本当仲睦まじく過ごせているんだけどね。さてその日。山本家に足を踏み入れたのは・・・青木!!覚馬の留守時、どうしても時栄に会いたいと、大阪からやってきたよう。近寄るなと言っても聞かない青木は、会いたくて苦しくて仕方なかったと熱烈な愛を語り、一緒に逃げてくれと時栄を抱きしめたのだ!!もう二度とここには来るなと突き放す時栄。だが、その抱きしめたシーンを、たまたま本の行商に来ていた男に見られてしまったのだ!!時栄と青木の話は、瞬く間に京都の町に尾ひれを付けた噂話として広まってしまう。傷つく久栄。当然この不祥事は、大変な事件に!!おりしも洗礼を受けたすぐの話。覚馬の名前にも傷がついてしまった。更には資金援助金も伝道のための資金が大学設立に使われるのはおかしいと言い出したアメリカンボード。八重は不義などあるはずがないと時栄を庇うのだが・・・最早このままではいられない事態。自分がしたこと、罪深いおなごだと自らを称した時栄。それを理解していた時栄は、八重の出てってくれという言葉を静かに受け入れる。そこへやってきた覚馬。なんと彼は商工会議所を辞めてきたというのだ!!これは夫婦の問題。もう騒ぐなと静かに言う覚馬の言葉に頭を下げた時栄は、自ら縁を切って欲しいと、涙を流して離縁を申し出たのだ!!久栄をよろしくと頭を下げた時栄の言葉を受け入れた覚馬。覚馬は最後まで面倒を見ると時栄の身の振り方を大垣屋に頼る事に。「山本覚馬の妻であることが、うちの誇りやった。長い事、お世話になりました」そう挨拶して、雪の降る日、山本家を後にする時栄。だが出ていく時栄に、久栄は母は父だけではなく、自分も裏切ったのだと罵る。「母様なんか------!!」そう叫んだ久栄を見て、八重は咄嗟に自分が悪者になることに。時栄はもう山本家とは関係のない人間。母でも何でもないのだからと、早く出ていけと時栄を突き飛ばしたのだ!!母親を憎んだまま別れさせてはどちらも救われない。すると久栄は黙っていられず時栄を庇うように八重の前に立ちはだかったのだ。出ていかんといてと、時栄に抱き着く久栄。泣きじゃくる我が子を抱きしめ返せない時栄。幸せにならんといかんよと久栄を宥め、その体を離れさせる。「おおきに」久栄の事、最後に八重たちに笑顔で頭を下げた時栄は、もう振り返る事はしないで、立ち去ってしまうのだった・・・。山本家も波乱だよなぁ。覚馬ももう少しフォローできる人だったらなぁ。確かにあれでは女中にしか見えない面もあったよ。八重たちが同士夫婦なだけに、余計焦ったかもしれない。なんか最後の別れ話が感動的に映ったのが気になったかなぁ。これではなんか覚馬が悪者的に映ってしまうし、時栄が自ら身を引いた・・・なイイハナシになってしまった印象。ま、このドラマではきれいな別れ的な流れにしたかったんだって事で。そのくせ次回は早速久栄が駆け落ち!?なんか展開早い~(><)びっくりだぜ。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第36話 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 第43話 第44話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/14e147931162a6a21d350752029f945f/ac
2013/11/11
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襄の病------------。まさか襄まで!?と思ってしまったアバンでの演出。政府は徴兵制度を確立。だが、私立の学校はそれが免除されなかったのだ!!官立学校には許された徴兵制度。そこで官立学校への転校を申し出て、退学者が出たのだ。一刻も早く同志社大学を作るために、資金集めにスイスやアメリカに渡り、襄はかなり無理をしたよう。苛々して、八重の前でもその態度を隠さなかった襄。それでも八重は笑顔でそれを受け止めて、体を気遣ったよう。だが、結局は壊してしまった体。外国での危篤状態。月の光に祈りを捧げる襄。そんな襄が残した、愛する妻への最後のメッセージ。遺書-----------。今回からOP映像がまた変わりました。伝統工芸品の会津絵ろうそくなのだそうで。音楽ともあってて、美しい映像でした。その頃、照姫が病を患い、容保は彼女を見舞う。久しぶりの容保たちの登場♪「いつも私を支えてくれたのは、姉上の真心でした」容保は共に暮らそうと誘うのだが、照姫はその言葉だけで十分だと、その話を事態。今までの感謝を告げた照姫はほどなく息を引き取るのだった・・・。ついに彼女も・・・なんですね。ゆかりの人がどんどんいなくなっていきます。襄の体が心配で仕方ない八重。その頃。広沢が覚馬を訪ねて来たのだ。彼は青森で牧場を開き、大成功しているという。会津の者がそこでお世話になっているというのだ。そこで青木という男を伴ってきた広沢。彼にはゆくゆくこの広沢牧場を継いでもらおうと考えているよう。その為に書生としてもなんでもいいので、学ばせてほしいという話だったのだ。そこで八重は同志社で学ぶのはどうかと提案。そして青木は山本邸で預かる事に。だが・・・どうやら思ったより同志社は秀才が多いよう。八重は自慢げに東の東大、西の同志社と言われる大学を襄は目指しているという。ついていくのも必死な青木は滅入ってしまう。時栄はそんな青木の面倒を見る事になるのだが・・・。構いまくる青木。なんだか近い距離。波乱の始まり。時栄との関係が、のちに大問題になるわけで・・・。何がきっかけになるか、本当わからないよね、出会いって。その頃、大学の資金集めのために、まずはスイスに渡ることになった襄。女学校見てほしいと襄に任された八重。無事の手紙を1行でいいから書けと言いながら、やっぱり2、3行書いて欲しいとかいう八重が可愛いねぇ。凄く微笑ましいやり取りで、心配するあまり、やっぱり自分もついていくとか言い出すし、あんだかんだでこの二人の夫婦もすっごく相手を思ってるんだなってのが伝わってきた。だがその旅先で襄は倒れてしまったのだ!!もう八重に会えないのか。それを思うと、諦めきれなかった襄は、必死になって遺書をしたためたのだ。その手紙が八重の元に届く。だが、それより先に届いたハガキには、先に届いた手紙は誤って送ったものだと書かれてあったのだ。当方無事。これは一体何の話なのか?その時、その答えとなる手紙が遅れて届いたのだ。それは-------襄の遺書だった。だが、どうやらこの手紙はハガキより先に書かれたものだったよう。無事を知らせるハガキが先に届いてしまっただけだったようで、八重はほっと胸をなでおろす。愛する祖国のため、救いの手を差し伸べてくれるよう。愛する妻に、自分の髪を一房同封してほしいと書かれていたそれ。文字通り、命を削って襄は戦っているのだ。身内である宣教師ですら敵に回る今の襄の危うい立場。だが、八重は言う。「世界中が敵でも構わねぇ。私は一緒に戦う。襄のライフは私のライフだ」襄の遺書に振れてそう強く誓う八重。襄もまた生かされた事に感謝し、己のすべき事にさらに邁進するのだった。だがその頃・・・女学校ではついに教師側と学生側の対立が悪化!!勉強がしたいという女子生徒に対し、八重は機材がないなら英学校でやればいいと言ったのだが、宣教師たちはそれを許さなかったのだ。八重に何の権利があって運営に口出しするのか?だが、八重に言わせれば、校長はあくまで襄ではないか。それを思い違いをしていると言い出す教師たち。ミス・スタークウェザーこそ本当の校長だと言い出す彼女たち。所詮襄は雇われ校長でしかないと!!学校運営資金を出しているのは、あくまで伝道団体。八重は学校も生徒たちもあなたたちのものではないと言い返し、一触即発の状態になってしまったのだ!!そうなればアメリカンボードは手を引くと言い出す教師たち。だが、宣教師たちがいなくなってしまえば学校は成り立たない。それを誰よりわかっている佐久は、自分が舎監を辞め、この場を収めると言い出したのだ。だから娘たちから学ぶ場所を取らないてくれと訴えたのだ。八重は強く言いすぎる。一歩引いても学校を守るのが八重の務めだと諭す佐久の言葉に、ようやく八重は頭が冷えたよう。襄の作る学校を守る事が、今の八重のすべき事なのだから。だが・・・山本家に嵐が巻き起こる。青木と時栄。覚馬と時栄。ついにこの日を迎える事になってしまうのか・・・。そして、襄の帰国で八重たちは再び固い絆を再確認できたろう。襄は神戸教会で教えてから旅立ったんだ。神戸って以外とゆかりの地が多いのね。地元を回ってみるのもたまにはいいんじゃないかなぁとか、最近すっごく勿体ない事してる気がしてしまう大河鑑賞です。*************あ、先ほど楽天がついに日本一を決めました!!おめでとう!!3・11は悲しみの日。11・3は喜びの日。必然のような偶然の日付のマジック。本当今年はレギュラーシーズン含めて素晴らしい試合を見せてくれたなぁと。星野監督、そしてまーくんはじめ選手の皆さま、ファンの方、おめでとう!!そして感動をありがとう!! ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話 第43話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/3d80c8df47a752decc0896fa0b50aa36/ac
2013/11/03
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まさに華----------!!後半になって結婚話が続いてますけど、今回がやはり人選的にも一番華やかでしたね(^^)いやぁ、美しかった♪帰国した捨松の誤算は、10年の留学のせいで、アメリカの生活が身についてしまい、まず日本語が読めないという弊害が。日常会話からして英語の方が飛び出してしまうほど。正座もできない。着物よりも洋服を。だが、折角国費を使って留学までしたのに、女性の働き口など、この時代に探すのは難しい事。すぐにでも国のために働く気満々だった捨松にすれば完全に計算違い。そんな捨松の就職先探しのためもあり、実に15年ぶりの再会を果たす山川と覚馬。最後まで会津のために戦った山川の苦労を労り、頭を下げる山川に、申し訳ないと返す山川。やはり顔を合わせづらかったようで、山川も逃げていた面はあったようで。だが、今はそれより捨松の就職先問題。そこで妹を同志社女学校で働かせてほしいという山川。留学先での面識のある襄もその話に大歓迎。話は前向きに検討されるよう。八重もまた久しぶりの山川との再会。襄の学問に対する真摯な姿勢を高く評価する山川。「人を育てる事は、国を育てる事だ」山川の言葉は、襄と同じ。それを告げると、素晴らしい伴侶をえましたねと、八重の再婚を心から喜ぶ山川だった。その頃、山川の陸軍への栄転が決まる。そんな山川を訪ねて来たのは-------大山。彼が何用か?なんと、捨松を嫁にと挨拶に来たのだ!!どうやら留学し、西洋の作法を身に着けた捨松は、外国との交渉の際に伴侶として丁度いいというわけ。だが、妹を道具か何かのように考える大山に、当然いい顔をしない山川。山川はすぐに女学校での仕事を進めてほしいと言い、健次郎はまず大山に会ってみてはどうかとアドバイス。ドレスを纏い、社交場で英語を話す捨松はすっかり外国人扱い。日本も居心地が悪い場所になってしまったよう。だがその時、英語で声をかけてきたのは・・・なんと大山!!彼のまっすぐさ。そして実は前に捨松を何度も見かけ、ひかれていたという話を聞かされ動揺してしまう捨松。外国から見たら薩摩の者も、会津の者も同じ日本人だという話になり、捨松的には好印象だった大山の姿。だが、兄が覚馬から受け取った尚之助の書いた書を読み、会津の事を思い涙する姿を見て、やはり会津の者が薩摩の元へ嫁ぐなどあってはならないと個人的な気持ちを押し殺す事に。山川家の大事に相談に乗るため、東京へやってきた八重と襄。すぐに京都へ行きたいと、八重を訪ねて来た捨松。すっかりお嬢さんに成長した捨松の姿を喜ぶ八重。襄も懐かしそうに目を細め、捨松との再会に感謝。捨松の気持ちはどうなのか?心を動かされるなどないというのだが・・・。では逆に八重は何故襄と結婚しようと思ったのかと問われてしまう。これは襄も初耳で、興味津々♪「共に歩んで行こう」そう言ってくれた。そして、一緒に歩きたいと思ったのだ。いつしか襄の夢が自分の夢になったと語る八重。いい伴侶。いい夫婦な二人。だからこそ八重は、結婚相手は自分で選ばなければならないとアドバイスするのだった・・・。その後、山川家を訪ねた3人。だがそこには大山の姿が。山川は会津が薩摩に嫁ぐなどありえないというし、大山はもう戦争は終わり、外国から見たら薩摩も会津も日本人だと譲らない。捨松をどうするか?なら腕相撲で結婚するかどうか勝負を決めようと、突拍子もないことを言い出す八重。そんな人様の将来を勝手に勝敗で決めるなって話。とんでもない話なのに、これを了承したのは、その当事者である捨松だったのだ!!会津戦争では八重の撃った銃弾が大山の足に当たった。因縁のある二人の再対決。今度は負けないと迎え撃つ大山。八重の力は強い。ジャッジを渋々受ける事になってしまった襄。対決は・・・八重が強いよう。押される大山。いけ~!!と大声で声援を送る山川と健次郎。今こそ薩摩への復讐の時とばかりの本気の声援。だがその時---------。今にも大山が負けると思ったその瞬間、彼の名前を叫んでしまった捨松。誰もがその言葉に茫然となる。何よりも如実だった捨松の気持ち。仕切りなおしての腕相撲。勝ったのは----------大山。この家では「兄上」と呼んでもらおうと言い出す山川。捨松に幸せになれと肩を抱く兄。涙する捨松に健次郎もまた祝福を送る。やはり二人とも何よりも大事にしたいのは捨松自身の気持ちだったのだ。そんな兄弟を見て八重も笑顔になる。「負け戦が嬉しいのは、初めてです」すると襄が八重と大山の手を取り、腕相撲は組み方を変えると・・・と、握手の形をとってくれたのだ。15年という月日。もう戦は終わったのだ。会津も薩摩もない。日本という新しい国の民として、ようやく和解できた会津と薩摩の関係。当時はこの結婚はもっと物議を醸しだしただろう。迫害を受けただろうし。それでも新しい一歩を選んだ捨松と大山の行動と縁はすごい大きなものだっただろう。捨松は大山の妻に。鹿鳴館でのシーンは本当に美しかったねえ。ドレスが本当生えてた。ダンスも美しかったし、華でしたね~♪次は健次郎が東京大学で学問と政治の戦いを繰り広げる事に。伊藤の建てた政府は官立学校に優秀な人材を集めようと動き出す。早く私立大学を、同支社大学の設立を急がなければ。勝という大きな後ろ盾も得たのに。徴兵制度の改定に焦りを感じる襄。だが・・・襄の体を病魔が蝕んでいくのだった----------。今回は伏線的に襄の病の話が出てきましたが、いよいよ・・・なんですね。まさに命がけの同志社大学設立。襄の遺言の内容とは?八重はそれを受けてどうするのか。また悲しみが襲う事になってしまうわけで・・・。ラストが近いんだなぁと、感じられる内容になってきましたねぇ。時代の移り変わり。今回は完全に捨松に持ってかれた形でしたけど、まさか八重が腕相撲で嫁ぐかどうかとか言い出すとは、凄い発想でしたわ。握手への変換も含め、いい内容だったと思います。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/01e8d494b70df939e63b6d0a7f0b823e/ac
2013/10/27
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会津旅行という名の回想編って事で(^^;)今回は1/3は総集編という感じでしたね。懐かしい顔ぶれが多々出てきて、なんか色々思い出したわ。まさに走馬灯だったね。板垣が自由党を結成。指示されたその意見。拍手が鳴りやまない中、国賊めと叫びながら男が板垣に刃物を向けたのだ!!傷つき、血を流しながらも板垣は男に訴える。たとえ自分が死んだとしても・・・。「自由は死なんぜよ!!」板垣の襲撃事件をきっかけに、政党政治確率への機運が一気に高まったのだった・・・。その頃、八重はみねからの手紙を受け取り、佐久と共に、今治で幸せそうにやっている報告を嬉しく聞いていた。なんとかしてうらに、みねが結婚したことを伝えたい。そう思っていたものの・・・。今うらはどこにいるのか?さて、襄は静養中の板垣にミスクセーキを作ってみせたよう。どうやら京都に私立大学を作るためのお願いをしに押しかけて行ったようで。そこで人民に上下の関係があっては、強い国になれないという板垣。この国の未来を憂う板垣と襄の意見は同じ。その為の教育の場なのだ。襄は次の伝道旅行に会津に行くと言い、八重も同伴してはと誘ってくれたのだ。みねも、伊勢と合流するという。では、覚馬は?自分は行けないという覚馬。思う所は多いけれど・・・。うらの事を考えると行くとは言えないだろうなぁ。そして道中海老名たちとも合流。彼は今、伊勢の妹のみや子を妻に迎えたよう。そこには徳富の姿も。懐かしい再会に目を細める八重。徳富は今も一人。だが、彼は新聞社を作るという夢を話しだす。それは最早夢ではない、事業計画だというのだ。徳富の強い意志が伝わる。彼ならやる。そう思える強い思いがある。そして翌日。ついに会津入りを果たした八重たち。すっかり変わってしまった景色。お城は7年前にとり壊されてしまった。焼野原になったというこの一帯は、昔の面影すらない。それでもみねと一緒に記憶をたどり、山本家を探す八重。そこで・・・ついに角場を見つけたのだ!!懐かしい我が家!!思い出の数々が蘇る。幼い頃、鉄砲にあこがれていた少女時代。父の事、三郎の事、そして尚之介の事。幸せだったあの日々。だが・・・平和は長く続かなかった。会津戦争の事----------。鉄砲を持って戦った事。三郎と父の死。そんなもろもろを思い出し、一つずつ襄に聞かせる八重。その時、八重の名前を呼ぶ声が。そこにいたのは-----お吉!!懐かしい再会に涙を流す八重。みねの事も覚えており、涙の再会。彼女は村に戻ってからすぐに徳造と夫婦になったよう。お似合いだという八重。でも・・・どうやら二人がうらの事を知っていたよう。というより、二人がうらの面倒を見ていたのか。諏訪神社で祈りを捧げるうらを見つけた八重たち。「おっ母様」思わず駆け寄ったみね。逃げようとしたうらに、八重はずっとみねのために祈っていたという話をお吉から聞いたと告げる。そして、みねが望まれて、祝福されて嫁いだことを話すと・・・うらは突然へたり込んでしまったのだ。「よがった~!!」みねが幸せだと聞き、安心したうら。美しくなったと褒め、その顔を愛しそうになでるうらに、今度こそ一緒に暮らそうと言い出すみね。だが、それはできないと断るうら。会津で生きていく。それがうらの決めた道なのだ。「達者で」強い意志を見せるうらをそれ以上引き留める事が出来なかったみねと八重。伊勢には頭を下げ、娘を頼むと言わんばかりの姿勢を見せたうら。余計な事をしたか?またつらい思いをさせてしまったと後悔する八重。だが襄は、うらはこれで重荷をおろしたのではないのか?そう考えたよう。だから微笑んでいたのではないのか。そう思いたい。そして、そんな会津のために襄は重荷をおろせる教会を建設すると約束してくれるのだった・・・。その頃・・・健次郎はいよいよ学者としての名を確立させつつあった。そんな中、ついに、留学を終えて妹の捨松が戻ってきたのだ!!すっかりアメリカンナイズされてしまった捨松は、英語で会話し、靴のまま家の中に入り・・・と、山川家の一同を驚かせたのだ。まさに唖然。面白い事になってきたね。ようやくここで捨松も合流し、鹿鳴館時代の開幕になるわけだ。水原さんは華やかなイメージぴったりだと思う。これは今後衣装とか雰囲気とか含めて華やかになりそうで楽しみだ~♪うらとの再会はオリジナル話で、こちらもオチを付けた形にしたのねと。懐かしい会津への帰郷。ここいらでちょっと寄り道・・・的な話は息抜きでよかったんじゃないかな。【送料無料選択可!】新島八重と幕末 会津に咲いた八重の桜 (単行本・ムック) / 由良弥生/著 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/b75ec3513024222710d38dcef2684169/ac
2013/10/20
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槇村と覚馬の戦いの決着。そしてみねの結婚------------!!今回は二つのお話を軸にって事で、お話が動きました。西南戦争での金の使い過ぎを、地方に負担させようとした板垣。そこで、京都では、覚馬たちに大きな顔をさせないようにするためにも、増税を強引に敢行すると言い出したのだ!!府議会を無視する槇村に、当然非難の声が上がる。指示に従えと叫ぶ槇村に、覚馬は告げる。「我々は府民の代表であって、知事の部下ではない」だが、政府は見て見ぬふり。覚馬はもっと大きな存在を味方につけると、増税は新聞に議会を蔑ろにする槇村の横暴だと、彼の違法性を訴える手段に出たのだ。世論を動かすつもりの覚馬。その力を東京で新聞記者を目指していた徳富は、まざまざと見せつけられたのだった・・・。市民たちは言論でもって、政府の横暴を訴え出したのだ!!こうなると板垣にとっては政府にたてつく者が表れでもしないかと思ったようで、槇村に名ばかりの元老院の席を与えると言い出したのだ!!木戸から京都を頼まれていると反発する槇村。だが、もう木戸の名前は役には立たないのだ。議会をうまくまとめるのも知事の仕事。そして知事が折れた形で増税を免れた京都。だが槇村は、京都は予算不足につき、税の追加徴収を行うと、新たに府議会で審議しろと言い出したのだ!!新たな議案として提案した槇村。なるほどね。知事の力を行使したわけか。槇村に潮時ではないかと訴える覚馬。だが、覚馬もまた府議会議員を辞職すると言い出したのだ!!そこで槇村は演説会を禁じる府の条例を撤廃し、評判を上げる事で逃げ道を作る事に。この10年、覚馬を使っていたと思っていた槇村だったが、どうやら使われていたのは槇村の方だったのかもしれない。それでも覚馬は、槇村なくして京都の復興はなかったと、戦友を褒め、いたわるのだった・・・。ようやく決着がついた槇村と覚馬の戦い。長く続いた槇村政権が終わりを告げたのだった・・・。一方、そろそろ年頃になったみね。みねは山本家の跡取り。そろそろ結婚を・・・という話を覚馬に通す八重。でも、どうやらみねは伊勢とは手紙のやりとりをしたりと、交流が続いているよう。靴下を贈った事をたいそう喜んでいるようで、また新しいのを贈ろうとしているみね。そんな中、同支社で演説大会が開かれることになり、伝道で散っていた熊本バンドのメンバーたちが久しぶりに学校へ戻ってきたのだ!!そこへ覚馬がやってくる。演説会が気になったという覚馬は、皆に伝道の成果を問う。伊勢の行った地域では、最初は数人だった信者が今は100人にもなったというのだ!!そこでもっと大きな教会を作りたいという夢を話す伊勢。だがそのためには伴侶がいるという。そして、皆がいる前で伊勢は突然覚馬に願い出たのだ!!「みねさんを伴侶に迎えたかです」みねにプロポーズする伊勢。突然の出来事に動揺するみね。ではみねの気持ちは?好青年だという覚馬は、良縁だといい、話を進めてもいいようなのだが・・・。伊勢は跡取り。つまり、みねが婿に迎える事は出来ないのだ。みね的には複雑だろう。伊勢と一緒になれたらとは思っている。でも、山本覚馬の娘として、立派に家を継ぐ事をいわれつづけていたみねには、父の言葉はあまりに冷たい。「お父様は今度は私を放り出すのがし」幼いころからずっと山本家の、覚馬の名前を汚さないよう教えられてきた。婿を取って、山本家を守れと・・・。なのに、父にとって自分という存在は、そんな簡単に捨ててしまえるものなのか。それに、家を継がなくていいなら、別れる必要もなかったはず。部屋へ戻り、うらからもらったあの櫛を見つめるみね。そんなみねに八重はそれは違うと諭す。「どうしたらみねが幸せになれるか」それを考えての結論。それでも3人で暮らしたかったというみね。だが、過去は変えられない。変えられるのは未来しかないからだ。「これからの事は、みねが自分で決めたらいい。兄様が望んでいんのは、みねが幸せになることだ」そして、同志社演説会が開かれる。そこでみねは覚馬に伊勢と一緒に今治に行くと覚馬に告げる。それを了承し、何があっても離れるなと諭す覚馬。そして、困った事があれば大声で呼べというのだ。「お父様が助けに行く」みねは嬉しそうにその言葉をかみしめ、はいと頷くのだった・・・。伊勢は、同志社では、新島から愛について学んだと話を始める。皆は笑うけど、伊勢は負けない。そして最後まで愛を説く伊勢の熱意が皆に伝わるのだった・・・。演説は拍手で終えられた。そして7月。みねは伊勢と共に今治に行く事に。行ってきますと言って背中を向けたみね。あの泣いていたみねはもういない。うらにみねはしあわせになるからと報告する八重。覚馬はひとり、娘の嫁入りを祝い、涙するのだった・・・。お父さん素直じゃないから~♪でも、好きな人と結婚できたみねは幸せだったはず。いい出会いだったんだよね。本当おめでとう(^^)その頃、国会開設を求める声が民衆から上がる。世論は激しく政府を罵った。これを抑えるには、国会開催しかない。だが、政権争いのかじ取りは自分たちだと譲らない岩倉。その代表だった大隈は政府から追い出され、国会開催が決定するのだった------。いよいよ皆の声で動く国に変わっていくのだ。すると襄は同志社を大学にすると言い出したのだ!!人民が国の舵取りをする時代が来る。その為に自由自治の精神を備えた私立大学の設立を訴える襄。新たな戦いの日々の始まり。その前に、会津へ旅行へ行く事になる八重と襄。懐かしい人々との再会。次回はそれがメインになりそうですね。槇村は今作ではちょっとイヤな我儘男・・・なイメージが強いけど、彼が残した現代へ続く布石はとても大きなものがあるわけで。覚馬の言葉がすべてだよね。槇村なくして京都の復興はならなかった。その功績は称えたい。時代のうつろいが激しい。その中で八重たちの次の目標は決まった。ここから大学設立までの苦難。どうなるか見守りたい。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話 第37話 第38話 第39話 第40話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/4e045f9cd8b7ec3e30a61a76b6c37996/ac
2013/10/13
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同志社英学校を廃校に-------!?府県会を設置した板垣らに真っ向反対をする伊藤と槇村。不満の解消を狙ったのだが、槇村は不安を隠せない。そこで強引な手に出る事に。手探りの学校経営が、ようやくまとまってきたかと思えた矢先、突然通告を送りつけてきた外務省。外国からの支援を受けている同志社英学校は、たとえ日本人の襄が校長をしているといっても、雇われ者だと取り合ってくれない。外国人教師たちからの反発も受ける形になり、苦境に立たされる襄。その一方で、民からの推薦で覚馬が府議会議員に選出されたのだ!!日本で初の民選議員選挙。まだ京都の市民は覚馬の事を必要としているのだ。それを大切にしなければと考える覚馬。時栄はそんな夫の体を支え、目と足の代わりになって支える。初の議員選出。議員たちは本人の意思に関係なく選ばれた者ばかり。そんな彼らが一目置いていた覚馬という存在。選ばれた初代議長はなんと覚馬!!当然面白くない槇村。就任あいさつで、これまでは世の中の仕組みを変えるために人を殺め、町を焼いて、戦が繰り返されてきた。だが、今日からは違う。武器をもって戦う時代ではない。議論で戦うのだ。それがこの府議会なのだ。府民の代表。その覚悟をもって望んでほしいと議員たちに告げる覚馬。拍手でもって覚馬の言葉に報いる府民たち。だが、議員は何をしたらいいか?それすらわからない者がほとんどの中、まずは覚馬がそれを教える形になる。反発しかできない槇村は、2回目の府議会に不参加。予算案が提出されない。これは府民への冒涜だと訴える覚馬。議員たちも立ち上がる!!ついに覚馬は槇村との全面対決に!!ま、槇村的には覚馬を辞職させた事で覚馬を厄介払いしたと思ってただけに、まだまだ人気のある覚馬がやはり目の上のたんこぶ的存在だろう。口でも頭でも覚馬の方が上だと思うけどね(^^;)一方、学生たちは上級生が学力別に下級生を教える形で整ってきた。だが、どうやら今度の卒業生は、伝道師になるのが6人しかいないと、外国人教師たちは不満顔。援助をもらえているのはなぜかと追い詰められてしまう襄。だが、襄は伝道師は押し付けられてなるものではないと反論。そんな中、退学して、医者になりたいと言い出す杉田。それを了承する襄。彼らを止める事は出来ない。あくまで自主性を大切にし、ここにいても医者にはなれない以上、止める手段はない。そんな甘い考えの襄は校長には向いていないと言い出す外国人教師たち。中立の立場の襄はなかなか大変なようで・・・。そんな中、襄の両親が同居するため新島邸へやってくることに。初めての両親との対面にドキドキの八重。夫を襄と呼ぶ八重を見て、夫婦が逆だと言いつつも、案外嬉しそうな両親。突然渡米し、耶蘇の学校を開いたりと、奇抜な行動ばかりの息子が理解できないと言いつつも、やっぱり心配していた両親は、ちょっと男勝りな所があるけど、襄を慕い支える八重を認め、頼むと頭を下げるのだった・・・。そしてついに迎えた同志社英学校、第1期卒業式。卒業生は熊本バンドの15名。問題児ばかりだったけれど、やはり彼らの影響力は同志社英学校の基盤になったわけで。そんな中、今治の教会へ行くという伊勢に、みねはありったけに気持ちを込めて彼に靴下をプレゼントするのだった・・・。淡い恋。なんかすっごくピュアな二人がいいねぇ。微笑ましいよ、この二人は。佐久はそんな二人を見てしまった。きっとみねの気持ちにも気づいたろうね。そして1年が過ぎたころ。今度は新入生が少なくなったという。どうやら同志社は政府に睨まれているという噂が立っており、敬遠されているようなのだ。市原はどうするのだと、このままではますます伝道師志望者が減ってしまうと、伝道師を育てるクラスをもうけるべきだと言い出したのだ。当然難色を示す襄。だが、アメリカからの援助がなければ学校は潰れてしまう。そこで襄はその案を受け入れる事にしたのだが・・・。その一方的な決定にストライキを敢行する徳富たち。授業のボイコット。反発する生徒は退学させたらいいという市原。だが、学校は生徒のためのもの。教師のものではないのだ。そこで襄は、生徒たちを集め、学校存続のためにはクラス統合は必要だと説明。その説明もなく、強引に決めた事は申し訳なかったと謝罪。だが、生徒が授業を受けないのは大きな間違いだと諭す襄。罪には罰を。今回の件で、責任を負うのは自分だと言い出した襄。「私が罰を受けます」そういって、襄は自らの手を木の棒で何度も何度も打ち付けたのだ!!見るに堪えない光景。鳴り響く音。腫れる手に、皆が止めに入る。何故ここまでしたのか?手当をしながら襄に問う八重。信念のためなら戦う強い人になろうと思ったという襄。最近襄の額の傷が、実は刀傷で、アメリカへの密航の際につけられた傷だという噂が広まってしまったからだというのだ。で、実はそれ、襄が学生にまでバカにされて、頼りないと言われているのに腹が立って、思わずついてしまった嘘だったのだ!!申し訳ないと謝罪する八重に呆れる襄だが、それでもそれが襄の支えになっている事は確か。やっぱり八重は勇気をくれると、笑う襄だった。八重のはったりね(^^)目が泳ぎつつも、学生たちに役人に立ち向かう人だと嘘をつく八重の姿。面白い夫婦だよねぇ。だが、首謀者として責任を感じた徳富は、これを機にけじめをつける意味でも退学を申し出たのだ。世の中は変わっている。だから一刻も早く新聞記者になりたいというドリームを叶えるために!!これはそのいい機会だったという徳富を止めることは出来ない。それでも、学校をやめても、徳富は教え子だという襄は、いつでも何かあれば連絡をと言い残す。「大人にならんと欲せば 自ら大人と思う勿れ」襄は徳富にその言葉を残す。そんな彼を送り出す事は、息子を旅立たせるようだと思う襄と八重だった・・・。新しい形が見えてきた学校運営じゃないかなぁ。覚馬もまた政治の表舞台に立ち、今度は府民側の代表として政府と戦う事に。これは槇村との対決が見ものだね。で、次回はみねと伊勢の話が進むという形になるのだが・・・。心情的にもなかなか難しいよね。うらの事もあるし・・・。父と娘の関係。さぁて、どうなるのか。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話 第37話 第38話 第39話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/8a54204cb1154efdb8fb8f47aea395c3/ac
2013/10/06
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同支社女学校設立-------!!新たな夢の出発。女子を対象にした学問の場を!!でも、やってきたのは、昔の八重のような元気な女子生徒ばかり。さすがに手を焼く八重たち。早速今日も生徒たちがもめごとを起こしたようで、みねが八重を呼びに家に駆け付けてきたのだ。先頭に立っていたのは、徳富の姉・初子と伊勢みや子。彼女らは、レディになるためではなく、学ぶためにここへ来たと宣言。アリスはマナーばかりの授業で、学問を学びたいという彼女らの意見とは全く違う。しかも風習の違いもまた授業の妨げになっているようで。そこで今日の授業は打ち解けるための手段として、武道を教える事にした八重。薙刀で体を動かす事で交流を図る。これが大成功だったよう。でも、アリスには野蛮だとしかとらえられなかったようで(^^;)文化の違いだけはいかんともしがたいよなぁ。そんな中、小松リツという生徒が体調を崩して授業を休んでいた。だが、彼女はどうやら薩摩出身のよう。ここが会津の者が作った学校だと知っていたら来なかったと言う彼女。八重を毛嫌いしていた。「勉強すんのに、生まれは関係ない」そう諭す八重。だが、どうやら彼女は父を戊申の戦で亡くしていたのだ。もしかしたら自分が戦った戦にリツの父が関わっていたかもしれない。不安が八重を襲う。学校をやめたい。そう言い出したリツに、自分が襄の目指す学校の足手まといになるのではと考える八重。だが、そんな八重の手を握り、八重にしかできない事を教えろとやさしく告げる襄だった・・・。その襄もまた、校長としての立場は相変わらず弱いままのよう。仮校舎のまま定まらない学校候補地。アリスにはそこを突かれて言われたい放題だし(><)まだまだ襄の夢は前途多難のようで。一方、今回の西南戦争でようやく会津は無念を振り払った。山川の功も認められたものの、やはり元会津への風当たりは強く残るようで。まだまだ立場は弱い山川。今回は仲間の無念を晴らすために戦っただけ。だが、今度は会津という対象が薩摩になっただけなのだ。同じ過ちを繰り返すこの国はどうなっているのかと訴える山川に、大山は戦は今度こそ終わったと告げるのだった・・・。一方、知事になった槇村と久しぶりに再会した覚馬。だが、どうやら襄の学校のための土地を売らないように言い含めていたのは槇村のよう。襄の真の目的は何かと探りを入れ、すっかり覚馬と一線を引いてしまった彼は、虎視眈々と出世を狙い、その為に覚馬が邪魔になったようで・・・。その頃、ついに新島邸が完成。新居は教会を兼ねているよう。西洋作りの広い屋敷。部屋の中にある井戸。八重の高さに合わせた台所。すべてが特注品って感じの屋敷だよねぇ。当時は斬新な建物に見えただろうなぁ。その時、新居を訪れたみねは、伊勢時雄の弾いていたオルガンの音色に誘われる。彼に一目ぼれしたみね。彼はみや子の兄。キリスト教を学びたくて東京から来たという時雄は、同支社に入学するためやってきたよう。八重たちは新居に学生たちを招き、食事会を開く事に。そこへリツも誘っていた襄。食事会の前に彼女は現れ、襄に退学届を提出。やはり気持ちは変わらないというのだ。そこで最後に食事会へ参加してみないかと誘う襄。現れた彼女を皆は大歓迎。そこで八重が鵺である話で盛り上がる。八重が会津戦争では鉄砲を持って戦っていたという武勇伝になるのだが・・・。それを聞いたリツが突然席を立ったのだ!!なんと、リツの父を撃ったのは、女だったという話を聞いていたというのだ!!「許してくなんしょ」自分がやった事と認め、すぐに土下座し謝罪した八重。するとリツは激しく咳き込み出し、吐血したのだ!!長引く風邪はただの風邪ではなく、医者の診断は結核。実家で療養させろというのだだが、今の彼女では薩摩までの長旅に耐えられる体力があるはずない。うちで引き取るという襄。自ら面倒を見るという八重。だが、結核は移る。それは命がけの看病になる。それでも八重は献身的にリツの看病を続けた。許しを請い、無視され続けても、何日も何日も、彼女のために祈り続けた。だがハンストを続けるリン。これでは治るものも治らない。いい加減にしろとリツを叱る八重。そんなに憎いなら、だったら元気になって報復すればいいと叫ぶ八重。そんな彼女を止めた襄。襄はそこでリツに、八重もあの戦で父と弟を失ったと話す。同じ痛みが分かるから。だから放っておけない。八重もまた薩摩の者に家族を殺されたようなものなのだから。だが、何故八重が看病を?「それは当然です。あなたたちは私たちの子供ですから」襄の言葉にようやく食事をする事にしたリツだった・・・。そんな中、嬉しいニュースが入ってくる。なんと、同支社英学校の東隣りの場所に女学校のための土地が手に入ったというのだ!!よく槇村の横やりが入らなかったと時栄がいうと、どうやら覚馬は顧問職の辞職と引き換えにしたよう。自分の役目は明石たちが継いでくれるからと・・・。家族の時間が取れるという覚馬に、笑顔になる時栄たちだった。みね的にはちょっと複雑だろうなぁ。そして、八重は薩摩が憎いと思っていたけれど、リツの事は憎くないと告げる。皆普通の人たちばかりだったのかもしれない。だが、八重は戦った。自分の罪は消えないと告白する八重。それでもリツは自分の看病をしてくれた事に感謝する。「ありがとなし」ようやく和解した二人。襄は必ず学校へ戻ってきてくださいとリツを励ます。リツは襄の言葉に必ず戻ってくると約束し、薩摩へ療養のために戻っていくのだった・・・。リツは戻ってくるのか?男子学生たちは寂しさを隠せない。そして八重の潔さにも感動していたよう。やはり八重は鵺だと。そして、礼拝が始まる。その時、佐久とみねがやってきたのだ。なんと、洗礼を受ける事にしたという佐久。みねももっとキリスト教を学びたいと、目を輝かせて言ったのだ。そんなみねを眩しそうに見つめる伊勢。これから同支社で舎監として働く事になった佐久。オルガンの練習を始める八重。八重と出会えた事で、襄の夢が叶う。よきパートナーとの出会い。だが、問題は山積み。新しいことを始めるということは、障害も多いということ。八重たちの試行錯誤の学校運営。今度は八重はどんなはったりをかますんだか。う~ん。今回はちょっときれいごとめいた感じに見えなくもなかったかなぁ。さぁて、残すところ1クール。どこまで見せてくれるか、になってきましたね。もう戦争は終わった。今度は別の戦いが待っている。八重たちの新しい道の先。見守りたい。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話 第37話 第38話 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/4d2e5cdcef896c68ddc0ef36491b13af/ac
2013/09/29
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最後の内戦----------西南戦争勃発。維新最後の詰め。日本は本当に愚かな戦いを内側で続けていたのだと、改めてこの近代化してきた時代にそぐわない争いを見る事になったなぁ。襄と八重は新しい夢へ。同支社英学校新校舎完成。ここから若者たちが巣立っていく。それを夢見た二人。熊本バンドをはじめ、生徒たちは、真新しい教室に荷物を運びこみ、自分たちの学校を作ろうと、志を同じくして、期待に胸を膨らませ教室に入り込んできた。だがそこへ、徳富が新聞をもって慌てて駆け付けたのだ。そこには、西郷が鹿児島で挙兵したとの知らせが!!進軍を開始した日は、おりしも大雪の日だったという。知らせを受けた覚馬はすぐに槇村の元を訪ねる。西郷を止めるという覚馬。もちろん大久保や木戸も西郷の真意を測りかね苦い表情を隠せない。西郷を慕い、集まった兵たち。彼らは最早賊軍でしかないのだ。熊本へ入った西郷軍。それを受け、ついに討伐命令が下されたのだ!!征討軍は九州へ向かうことに。会津戦争から10年。やっと薩摩と正面から戦えると勇む元会津藩士たち。山川も佐川も万感の思いを胸にする。「会津の名誉をこの戦で取り返す!!」西郷は会津を滅ぼした人物。なのに、何故また戦になるのか。その答えをまだ聞いていない八重。西郷もまたその答えを探して戦っているのではないのかという覚馬。だがその一方で、ついに女学校の設立許可が下りる。同支社の女学校を作るという八重たち。だが、それは女紅場とは違う、学ぶべき場所にしたいという八重。女紅場は、おなごの仕事を学ぶ所だった。何故戦うのか?その答えを得るため女子も学ぶべきだと。知性と教養を。どうやら襄も同じ事を考えていたようで、授業内容は男子とほぼ同じものを考えたよう。その頃、ついに熊本での争いが激化。大山は同じ薩摩の西郷と戦う事になり、動揺を隠せない。それでも、逃げるわけにいかないのだ。そこで志願兵を募った所、率先して手を挙げたのは・・・佐川!!そして、藤田たち。会津兵は特に率先して志願したよう彼らは抜刀隊と呼ばれ先陣を切ることに。今こそ容保から託された正宗を使う時。手入れに余念がない佐川。そして始まった戦い。佐川は果敢に攻め、陣頭指揮を執り・・・散った。最後を看取ったのは藤田。10年前は賊軍。今は官軍。それは時の運だった。武士はただ戦うのみ。だが、血を流しながらも微笑む佐川。「望みが叶った。戦場で斬り死にできる。ありがてぇ・・・」涙を流し息を引き取った佐川。藤田はそれに合掌するのだった・・・。そして山川が指揮した部隊は、ついに西郷軍を追い詰める。思いがけず一人同士で西郷と対面することになってしまった山川。そこで山川はずっと問いたかった事を尋ねる。何故会津を追い詰めたのか。恭順を何度も何度も示したのに。「この国は、会津人が流した血の上に成り立ってる!!」そう叫ぶ山川。だが、西郷はすべてわかっているのだ。会津は新政府のための踏み台。生贄だった。「おいが皆抱いていく・・・」そう静かに告げる西郷。彼もまた死に場所を戦場に求めていたのかもしれない。だからこそ、奉りあげられたけど、拒まなかったのかも・・・。この内乱を最後にするために。でも、この山川の会津人の血発言は、ちょっと引っかかるものがあったけどなぁ。会津の人がどう思ったんだろ?そっちのが気になるよ。熊本城を制圧した山川。これで会津の汚名が晴れると大喜びの佐久たち。だが、八重はこの戦がいつまで続くのかと、そちらの方が気になって仕方ないよう。維新の総仕上げだと、徹底的に戦うと宣言する木戸。覚馬の手を取り、木戸は、不思議な縁を感じるという。薩摩の藩邸があった跡地に建てられた同支社英学校。西郷の撒いた種は君らの学校で息吹くのかもしれないという木戸だったが・・・彼はこの西南戦争の終了を待たずして、この世を去ってしまったのだった・・・。そして、追い詰められた西郷たちは。銃弾を受けてしまった西郷は、ここらでいいと自ら手を合わせ、最期の時を迎える。1万人以上の犠牲を出して終決した内乱。大久保は暗殺され、維新関係者が次々と世を去っていく。そんな中開校した同支社女学校。だが、さっそく問題発生!!なんとみねと、女生徒が2人が授業から抜け出してしまったのだ!!彼女たちは英学校の方が面白そうだと、男子の授業に乱入してきたのだ!!こりゃ八重も驚く行動力。その中の一人は、なんお徳富の姉・初子。伊勢みや子もまたなんかものすごく積極的な子で、八重2号っぽい(><)いろんな生徒がいて面白いけどさ。若者はこんなに勉学に励んでいるのに、一方で大人たちは、まだ争いを起こしている。なんという対比。佐川がついに・・・でしたが、彼はやはり最後まで武士でありたかった人だっただろうから、戦いの中で死ねたのは本望だったろう。西郷が挙兵した理由がイマイチ見えにくい印象だったんだけど、答えはすべて背負っていく事で出したって事か。ま、ここからは戦いから離れ、近代化になる世界に希望を見出したい。【送料無料】2013年NHK大河ドラマ八重の桜完全読本 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話 第37話 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/676a902696ec694d24a8289cd021523b/ac
2013/09/22
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共に夢を-----------!!ついに襄と結婚した八重。夫と同じものを目指すため、積極的に西洋文化を取り入れようとした八重は、洋服を着、着物に帽子を被り、ブーツを履くという格好をしたり、夫の頼みだからと「襄」と呼び捨てにしたりして、生徒達を驚かせていた。しっかし朝からモーニングキスとか、天然な襄に振り回され、毎日がびっくり箱で、真新しく楽しい生活だったろうなぁ。ついていくのも大変だし、迫害も多かっただろうけど。まずこの時代に夫の名前を呼び捨てとかありえなかっただろうし。でも、それが八重にはよく似合う。まさにハンサムウーマン♪襄が求める妻は自分の後ろをただ従順に歩いてくる妻ではないのだ。「八重さん、私はあなたが怖い妻でよかった」これは襄にとって最大の賛辞。夫を平気で怒鳴りつける。同じ目線で物事を考え、同じ夢を追ってくれる人。そして、時には夫を導き、前を歩く妻を探していた襄。その点で言えば、八重は理想的な存在だったろう。何でもやってみること。良いものは良いと、経験し認めることが大事だという襄。初めて見るベッドでスプリングの具合を確認して大はしゃぎの八重。そんな子供のような姿も可愛らしいし、一緒に寝ようと言っただけで緊張する姿も初々しい。尚之助さまとはまた違う、対等のいい夫婦の出来上がり。今は逆に八重の方がお姉さんに見えるくらいだから不思議(^^)どうなる事かと思ったけど、これはこれでありかなぁと、ようやく素直に受け入れられるようになったかな。ま、それも尚之助さまがいなくなったからこそ・・・なんだけどね。同志社英学校は順調に生徒を増やして行った。だが、それにより問題も発生してくる。生徒により習熟度が違うので、授業が進まないというのだ。熱意だけはある生徒。その頃、熊本ではクリスチャンになったという理由で退校させられた生徒たちが出たという。襄は彼らを受け入れたいというが・・・。覚馬は、まだ耶蘇教に対する反発が強いこの京都に、そんな熱心な信者を迎えては、衝突があるのではと警戒する。更にこの頃、ついに新政府より廃刀令が発布される。武士たちの不満は頂点に!!各地で新政府への反発勢力が現れる。元会津藩士も・・・。仕官した浩に反発する竹村たちは、決起を決意し、浩とは道をたがえてしまうのだった・・・。そして・・・襄を訪ねて金森が熊本からやってきたのだ!!行き倒れのような勢いで、八重たちは驚きを隠せない。でも、必死に頭を下げて学びたいという金森を放っておけない襄は、熊本洋学校を追い出された生徒たちを受け入れる事にするのだった。結束の強い彼らは「熊本バンド」と呼ばれる事に。だが、彼らはかなりの知識を持っており、同志社の生徒とは大違い。信仰心も厚く、皆が牧師になるため勉強しているという。だから聖書の授業がない事に納得いかないよう。そして、夫を呼び捨てにし、着物に帽子を被る八重を見て「鵺」だと言ったのは・・・徳富。彼はどうやら新聞記者になりたいという夢があり、皆とはちょっと違う志があるよう。そんな徳富にも気をかける八重。体調が悪そうなのもすぐに気づき、薄い着物1枚の彼らを見て、羽織を作ってやる八重だった。だが、やはり衝突が発生。生徒たちが熊本バンドのやり方についていけないと、退学していく者が現れてしまったのだ!!襄は彼らを引き止める事も出来ずに、ただ悲しそうに頭を下げるしか出来ない。落ち込んでいる襄に、話を聞くという八重。最初は大丈夫とごまかしていた襄も、夫が弱音を吐いてもいいのではという八重の言葉に背中を押され、気持ちを吐露することに。自分に腹が立って眠れない。彼らを学ばせてやりたい。その気持ちだけで、どうすることも出来なかった。未熟な自分を嘆く襄。そんな夫に、八重は言う。「ならぬことはならぬのです」子供の頃、会津でそう教えられた八重。だが、今はそれをひっくり返すことにしたというのだ。「良いものは良い」そう教えてくれたのは襄なのだ。すべてを受け入れることは出来ない。でも、良いと思うところは誰が何といおうとそれを受け入れる事にしたという八重。「教師は生徒たちに、何かひとつでも良いものを伝えられればいいのではないですか?」だが、襄の試練は続く。今度は熊本バンドたちは、同志社英学校の改革要求を突きつけてきたのだ!!そこには生徒の能力に合わせてクラス編成をする事、授業内容の見直し、寮での門限や禁酒禁煙。成績が悪ければ退学。そして、襄を学校長から解任--------。それを受け取った襄は、授業内容の見直しはすぐに検討するというのだが、退学は認めないという。襄が目指す学校は、学問を教えるだけでなく、心を育てる学校を作ることなのだ。国=人々を愛する人を。自分を愛するように、他者を愛する事。良いものは良いのだ。だから、己のために他者を辞めさせるなどありえない。涙を流し、切々と訴える襄。「どうか、互いを裁くことなく、共に学んでいきましょう」だが、ここまでした責任は取らなければならないと、金森たちは辞めると言い出す。そんな彼らに八重は言う。「一緒に作っていきませんか?ここはあなたたちの学校です。自分たちで変えていけばいい。どうか力を貸してくなんしょ」 襄はぽろぽろと涙を流し、無力さをかみ締める。そんな姿を、熊本バンドたちは情けないと吐き捨てる。・・・これでキリスト教信者って言うのはなんか説得力ないよなぁ。全然隣人愛せてないし、誹謗中傷、文句ばっかだし。だがそんな中、徳富が皆の元へ持ってきたのは・・・八重が作った羽織。「俺は、格好つけんと、生徒んために涙流せる先生ば、男らしかって思った」そして、皆の前で羽織を着た徳富は「温か・・・」とそのぬくもりを確かめるのだった・・・。翌朝。熊本バンドたちは皆、八重の作った羽織を着て、学校へきていた。それを嬉しそうに見つめる八重は、皆に挨拶する。「おはようございます、新島鵺にございます」かっけぇねぇ。そんな八重を受け入れた熊本バンド。これで同志社の基盤が出来る形になったわけですが・・・やっぱり最初は手探りで、衝突ばかり。それに叩かれる事ももっと多かっただろうなぁ。しっかし熊本バンドの生徒がとても熱心なクリスチャンには見えないあたりがどうも・・・(^^;)八重がどんどん変わってる。先頭に立ってる。これが見たかった姿だし、変わっていくコスチュームも面白い。そして、日本最後の内戦である西南戦争がついに始まる。でも、これが維新の最終仕上げなんだ。なんか西郷が担ぎ上げられ、纏めるしかなかった・・・な流れになってますけど、次回はいよいよその西郷も・・・ですね。この戦いもなんだか複雑な気持ちですけど・・・。官軍とは?賊軍とはと、紙一重の立場に、改めて争いのおろかさを知るという感じです。戦いの形はそれぞれ。でも、これがなければ、日本の近代化はなかったのだし、次回はそういう意味でも最後の転機ですね。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話第36話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/a315cba852281f0929904a0379a2116a/ac
2013/09/16
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八重と新島の結婚------------!!婚約が決まった八重と新島。槇村はいうたとおりじゃとめっちゃ得意げ♪さぁ。ここからまた新たな一歩が始まるわけですが、前途多難なのは確か。一番大きな問題は、新島が耶蘇の宣教師だと言う事。耶蘇を誰より認めない京都の人々への理解を深めなければ、ここでの学校開校も難しい。でも、京都編に入ってから別作品を見てるようだねぇ(^^)テンポもいいし、どんなに困難な状況も、オダギリさんの新島の明るく前向きなほんわかしたキャラが、いい意味で中和剤みたいになってていい雰囲気なんだよなぁ。八重がやっぱり強い意思を持っているだけに、新島とのコンビは凄くいい。今回は槇村をやり込めるシーンはナイスだったね~♪だが、新島と婚約した事で八重は思わぬ事態に陥ってしまったのだ!!突然女紅場へやってきた役人が、八重に解雇通達をしたのだ!!何故?いくらキリスト教禁止令が廃止になったからと言っても、世間ではやはりまだキリスト教への偏見は根強い。耶蘇の者との婚約ということで、八重とは口を利くなとも言われた生徒もいたのだ。だが、どうやらこの指示を出したのは槇村。学校開校にあたり、親御さんの心配や不安の目をあらかじめ摘んでおこうという処置のよう。建前が大事だという槇村は、心の中で何を信じてもいいが、外面だけ取り繕って、生徒たちの前で自分は耶蘇にはならないと宣言しろというのだ。槇村が出した八重が女紅場で働く条件はそれ。「耶蘇はあかん」学校開校にあたり、覚馬の説得にもやはり民たちは反対するばかり。大垣屋も、西洋文化を取り入れ、京都が東京に遅れを取らないためにも必要なものはあるが、何でもかんでも取り入れればいいというものではないのではないのかと言い出す。やはりネックはそこのようで・・・。だが、その間にも新島は、外国人居住を認めてもらえるよう尽力したよう。ようやく降りた許可。次は学校を建てる場所探し。そこは大垣屋の口利きで、候補となる屋敷を選別してもらったのだが・・・。ここ耶蘇の教えを元にした学校を作るという話が広まり、一気に荒れた屋敷にされてしまったのだ!!投げられた石。出て行けの誹謗中傷の言葉。ここは考えた方がいいのでは?だが、新島は笑顔で告げるのだ。「大事なのはどこで学ぶのではない。何を学ぶかだ」でもまた石を投げ込んでくる奴がいたら?そうすればまた直せばいいという新島。前向きだ!!そこへやってきた京都の民。耶蘇の者は出て行けと口々に言い出す。新島はそんな民たちに頭を下げ、ここで開校し、これから出て行く若者を育ててみたいと展望を口にする。それでも当然みなは納得しない。そんな中、大垣屋がこの場を取り仕切る。京は帝が移ってからさっぱり。なのに新島はそんな京都に、誰も見向きもしなかったこの屋敷に、新に学びやを作ろうとしているのだ。「たまには新しい風が吹くのを見てみまへんか」大垣屋の言葉に説得される形になった人々。だが、新島たちへのけん制も忘れない。彼らの覚悟がこれきりやないか、ずっと見続けさせていただきますという大垣屋。しっかりさされたクギに、新島は答えるべく立ち上がるのだった。これは開校のための大きな大一歩。だが、八重にも決断の時が迫る。建前を優先するか!?だが、八重は嘘はつけない。自分の気持ちに正直にと生徒達にも、新島という旦那様を建て、その上での自分の正直な気持ちを告げたのだ!!すると生徒達が英語の歌を歌い八重を送り出してくれたのだ。それだけで今の八重には十分。自分の意思はちゃんと生徒達に伝わったのだから。それを止めようと「この会津もんが!!」そうはき捨てる役人。八重は一瞬未だこんなことを言うヤツがいるのかという表情を向けるも、すました顔で返答する。「会津の者はおとなしく恭順しねぇんです。お忘れですか?」く~~~!!かっこいいよ、八重!!(>▽<)この切り替えしはナイスだったなぁ♪女紅場の門を出た八重の表情は晴れやか。今までの感謝をこめて舎屋に一礼した八重。するとそこへ槇村の条件を聞き、慌てて走ってきた新島と遭遇。八重はグッドニュースですと笑顔で新島に、たった今女紅場を辞めたと告げたのだ。「これからはあなたの行く道が、私の生きる道です」新島についていく。そう決めた八重。そう笑顔を見せる八重を、思わず抱きしめてしまう新島。ただひとつだけ約束して欲しい。「あなたの苦しみは私の苦しみです。すべて打ち明けてください」黙っててすまなかったしと謝罪する八重。そんな八重を思い切り抱きしめる新島だった。うん。なんかこのシーンすっごくほんわか出来た(^^)だが、開校にあたり、一番の難問は「聖書」の授業。宣教師のデイヴィスはこの授業がないのはやはり納得できないよう。だが、槇村は聖書の授業があれば開校を認めないというのだ。そんなデイヴィスの身の回りの世話をしているのが杉田勇次郎。彼もまた新しい学校の生徒になる事が決まっているよう。すると覚馬が「聖書」の授業でいい案を考え付いたというのだ!!そして、覚馬は新しい学校の名前を考えたという。新しい学校を作るために集まる同志。「同志社」八重も新島のこの名前が気に入ったよう。そしてついに同志社英学校開校!!でも最初の生徒はわずか8人。そこで新島が使った英語の教本は・・・なんと聖書!!これが覚馬の秘策か!!これを知り屁理屈だと怒る槇村。すると八重は何食わぬ顔で告げる。「建前です」建前が大事だと言ったのは槇村ではないのか。それに京都のため、彼らが学ぶ大切さを誰より知っているのは槇村自身ではないのか。実に八重らしい切り替えし。新島も聖書はあくまで教材と言う事で、押し通すつもりのよう。その言葉にしてやられた形になった槇村は、今回は覚馬に免じて目を瞑るというのだが・・・。次はないとクギを刺すのだった。ま、立場上槇村も難しい所ではあるもんね。建前の流れはいい切り替えしだったわ~♪で、その頃西郷は・・・。薩摩で自分を慕って下ってきた若者のため学校を開いていた。だがそこにいる若者は、新政府に対して不満を持つ者が多い。そこへ現れた大山はなんとか西郷を政府へ復帰させようとするのだが、それを了承しないのだ。彼もまだ己の道を、場所を探っている最中。そして・・・今まで誰もした事がないようなことをしてきた娘を2度目送り出す母。「信じたように生きてみせ」佐久はそういって、仕立てなおしたウエディングドレスをプレゼントしてくれたのだ。そして、八重はウエディングドレスをまとい、新島と婚礼の日を迎える。明治9年1月3日。それは日本で行われた最初のプロテスタント式の結婚式。八重はその前日洗礼を受け、クリスチャンに。八重は新島と同じ道を、彼の信じるものを信じ、共に歩むことを決意したのだった・・・。美しい花嫁姿だったねぇ。やっぱ白はいいなぁ。これでようやく新島の目指す学校が開かれた。今度はここで人を育てていく。生徒たちを守る。教えを学び吸収できるものは何でも吸収させて・・・。新し八重と新島の夢。本当ハンサムウーマンという形容がぴったりの綾瀬八重ですね。次回からは新島を名前呼びっすか。かっけぇなぁ♪生徒も増えていく上で、いろんな問題も発生するだろう。そんな姿を見守って行きたい。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/1d4e6d9ab7cc97239f1587fdc6e56042/ac
2013/09/08
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別れと出会い----------!!一応段階は踏んだ・・・という形にはなったのかなぁ。史実とは言え、やっぱり尚之助様があまりにもお気の毒で・・・(><)でも、最後まで愛情を示して亡くなられた姿は、やっぱり尚之助さまだったなぁと思う。長谷川さん、本当お疲れ様でした。お二人の夫婦姿が本当に優しい雰囲気で大好きでした。突然新島にプロポーズされた八重。それが気になって眠れない日々をすごしているよう。今は角馬の家で厄介になってる新島もまた、井戸で八重を思い出したりと、眠れないようで・・・。そのせいでみねたちには幽霊だと思われたようですが(^^;)前回からOPが鮮やかになりましたね~♪色がついてすごく華やか~な印象で、ようやく・・・という感じです(^^)眠れない理由を問われ、新島は八重にプロポーズしたと告白。え~~~!?って、みんな驚くばかり。勢いでお願いしてしまったという新島に、少々呆れ顔。でも、新島が気さくないい人なので、良縁だと覚馬も母も思うけど・・・問題は八重の方。その日、なんと時尾が八重を訪ねて女紅場にやってきたのだ!!久しぶりの再会に大はしゃぎの八重。しかも、同行者は、なんと斉藤一!!今は藤田五郎と名を改めた彼。二人は夫婦になったという。しかも仲人は大殿様!!おお!!容保さま久しぶり~♪二人が夫婦になることを山川も佐川も祝福し、殿は幸せに暮らせと言ってくれたそう。ようやく最後まで会津のために尽くしてくれた者たちに恩を返せたという容保は、今でも供養の日々をすごしているという。容保の話を懐かしそうに聞く覚馬。そこへ戻ってきた新島は、今日は学校設立に必要な書類をそろえ、意気揚々槇村の元へ向かったはずなのに・・・。どうやら話しが纏まらなかったようなのだ。なんでも、外国人・宣教師の雇用が条例違反で認められないというのだ!!それに京都は仏教の町。僧侶たちが耶蘇教を京都に入れるなど認めないという姿勢なのだそう。前途多難な新島の夢。これには覚馬も予想外だったよう。その夜、久しぶりに時尾と話をした八重。尚之助の事は時尾も知っていたよう。そこで、八重が同じ立場になったらどうするかと問われる。尚之助と同じように遠ざける事をしたのではないのか。その時、八重はようやく尚之助の気持ちを理解するのだった・・・。一方、斉藤はどうやらすっかり新島と意気投合してしまったよう。笑ってる斉藤の顔は珍しいらしく、時尾が驚いてる(^^)笑顔が出ると言う事は、安心している証拠なんだろう。でも・・・最近斉藤はよく京都にいた時の夢を見るという。何人もの人々を切り捨てて、血を浴びた。それだけ熱い日々だったのですねと、斉藤を気遣う新島。斉藤にとって幸せな日々は・・・もしかしたら物足らない日々なのかもしれない。それでも、そんな自分を、会津と戦った場所を時尾に見せたくて京都まで来たという斉藤は、彼女を本当に大切にしてより所にしてるんだなってのがよく伝わったと思う。斗南の事もあったしね。その頃・・・尚之助は一人で咳込み苦しんでいた。そしてついにその日がやってくる。八重を思い、息を引き取った尚之助。その知らせが、覚馬を通して八重に伝わる。「会津戦記」会津に何が起きたのか、尚之助が見た会津戦争を書き綴っていたよう。まだ書きかけ途中だったそれ。それを書き上げようと無理をして、療養所から出てしまい、亡くなったよう。会津のために尽くして、八重を、山本家を守ってくれた尚之助に何一つ報いてやれなかったと悔やむ角馬。今日は尚之助の供養をという母の言葉に、まだ仕事があるからと、女紅場へ戻る八重。その時、丁度新島とぶつかってしまう。彼は手に怪我を負っていた。それを見て、昔、尚之助の手当てをした事を思い出した八重。「また一人で勝手に------!!私はまた置いてかれた・・・」兄たちの前では泣けないと思ったのか・・・。八重にとって、最後まで病の事も黙って逝ってしまった夫を思い、ひとりで涙する八重だった・・・。尚之助は会津戦争で死んでいたのだ。長い年月をかけた戦死だという角馬。だが、その書を見た新島は、最後の一文字まで気迫が篭った字が書いてあるというのだ。とても死を間近に迎えた人とは思えない力強い文字。このシーンで涙が咄嗟にこみ上げたなぁ。尚之助の必死さがあの文字から伝わった。その書に触れた覚馬は静かに涙を流すのだった・・・。ゴートン邸で英語を習っていても、どこか上の空の八重。そこで気分転換にと、八重をピクニックに誘う新島。だが連れて行かれたそこは・・・なんと、三郎が戦った場所。どういうつもりでこんな場所に?怒りの八重。八重は三郎や会津の人々が戦った事をしっかり受け止めなければならないと説得する新島。そうでなくては八重の戦いも終わらないのだ。新島に何がわかるというのか?だが、何も分からないから、だからこそ、彼らの声に耳を傾けてはどうかという新島。そして八重の手を取り、土に触れさせたのだ。ぬくもりを感じる大地。亡くなった者たちは、どこにも行かず、八重を見守ってくれるという新島。「あなたがしあわせになるように」三郎のこと。父のこと。尚之助との出会いと結婚。幸せだった日々。「あなたは新しい時を生きる人だ」尚之助の声が聞こえる。彼の思いが!!涙を流した八重を気遣い、お弁当を食べようという新島。それは新島の手つくりのサンドイッチ。初めて口にしたそれはとても美味しかった。涙まじりの味だったけれど・・・。そして新島は、話を聞いてもらおうと、神社を訪ねるも、門前払いを受けるばかり。外国人講師の雇用の件、耶蘇教だという理由もあり坊主たちが新島の設立しようとしている、キリスト教の思想を主とした学校など許可しないというのだ。槇村はこの二つをどうにかしなければ、学校建設は無理だという。またも僧侶に突き飛ばされてしまい、怪我をした新島。通りがかった八重はそんな新島の傷の手当を豪快にやってくれる。そんな八重に、改めてお願いするという新島。「私の妻になってください」八重なら自分の夢を理解してくれる。だが、八重は尚之助を忘れることは出来ないと言うのだ。すると、何故か新島は忘れる必要などないというのだ。尚之助に喜んでもらえるような夫婦になりたいという新島。尚之助を思う八重が好きなんだろう。そのくせ返事に「はい」と答えた八重にびっくりしてる姿が面白い。八重も新島は面白い人だと笑う。ようやく笑顔を見せた八重。尚之助との事は割り切れないだろうし、また置いてけぼりを食らわされたと思ってる。どこまでも兄のような導き手で、八重を引っ張ってくれた尚之助との夫婦関係だったなぁ。だからこそ、新島とは隣で一緒に同じものを見つめて歩きたいと思ったのかもしれない。本当明るくなった今作。新島のオダジョーの存在がいいなぁと思うよ。なんかちょっとズレた感覚なのも面白い味になってるし。次回はもう結婚式かぁ。視聴者側も尚之助の事を割り切るのは大変だろうけど、忘れないでいいといってくれた新島の言葉に救われたと思う。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/31fc9b25d5b725b5094665eb7f55f535/ac
2013/09/01
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1875年(明治8年)アメリカから帰国した新島襄。ついに八重との出会いが待つ京都へ-----------!!京都編になって、コミカルシーンも増えて、凄く見やすくなったなぁという印象。微笑ましいシーンだとか、やり取りに、一緒になってドキドキしたり。やっぱり戦いという凄惨なシーンより、楽しい方がいいに決まってる。ただひとつだけ懸念があるとすれば、キリスト教の教えを前面に出しすぎて、反発を受けないかという事かな。ま、それこそ新島たちが直面した問題だったろうし、こういう時代だったからこそ反発もあったけど、受け入れられたのだろうし。八重は覚馬の薦めで、耶蘇教を学ぶことに。初めて触れた耶蘇教の経典。だが、八重には悲しむは幸いなれという教えが理解できない。悲しいなどない方がいいに決まっている。更には、キリスト教では「敵を憎むな」「敵のために祈れ」という。会津ではやられたらやり返す。やり返さない者は臆病者といわれたのだ。敵のためなど信じられない教え。いくら兄さまの言われた事でも、分からないのだ。その頃、京都に学校を作りたいという話をしに新島が覚馬を訪ねてくる。この国を教育で救うため、キリスト教に根ざした学校を作りたいという新島。だがここは京都。苦労するだろう。それを分かっていてもあえて自ら困難に立ち向かうという新島。それこそ聖書の教え。覚馬が探していたものが聖書にあったという。「この先日本を曲がった道に進ませないために、良心を持った人間が必要なんです」新島もそれは同じ思いなのだ。そして、協力させてもらいたいといい出す覚馬。「ありがとう」何度も何度もそう言って覚馬を抱きしめる新島。ハグ文化がない日本では驚かれただろうに。それにしても新島、めちゃ嬉しそうだ♪そして、覚馬の紹介で槇村との対面が叶う。どこへ行っても覚馬は尊敬され、挨拶されていた。凄いと思いながらそんな覚馬を見守る新島。話を聞いた槇村は大阪で断られた話だといわれ、俄然やる気になる。大阪が断ったなら京都でやればいいと。すると、どうやら新島には既に多額の寄付金があるらしく、許可さえもらえれば、すぐにでも学校を建てられるというのだ。それならもう何の心配もなし。大手を振って大歓迎の槇村。だが、これから信用を得るためにも伴侶は必要だという槇村。新島はどんな女子が好みか?顔はどうでもいい。ただ従うだけの嫁は要らないというのだ。彼の求める伴侶は、己で一人立っていける人。そして、新島の仕事を理解し、間違った事をすれば教え導いてくれる人。そんなのは自分は苦手だと嫌そうな顔をする槇村。そう、彼が苦手な人といえば・・・。そこでキリスト教を教えてもらっているゴートンに、八重が宣教師として紹介されたのが・・・新島。そして八重が舎監をしていると聞き、女紅場を見学させてほしいと願い出る新島。彼が京都に耶蘇の学校を作るための見学ということで、八重が案内するのだが・・・。生徒達は大騒ぎ。あの方はどなた?話題騒然。ミーハー心はどの時代も同じですか(^^)新島は学校を作る際、ここを参考にさせてもらうという。彼は英学校と女学校を作るという。だが、英語の授業が難しそうという事で、賛美歌を歌わせ、女子生徒たちも大喜びでそれを一緒に歌う事になるのだった・・・。その頃・・・。ついに山川家にあの男が戻ってくる。健次郎帰国。二葉は立派になったと弟の帰りを喜ぶのだが・・・急いでいると出て行ってしまう。どうやら質屋だそう。山川家の事情も大変そうで(^^;)そこで佐川と浩が出迎えてくれる。健次郎はこれからどうするのか?政府にも武士にもならない。学問を究めて行きたいとの夢を話す健次郎。彼が今後に残す功績はまた後の話と言う事で(^^)京都の夏は暑い。そんな理由で井戸の上に座って針仕事をする八重。そこで覚馬の妹を訪ねてきた新島は、八重がそうだと聞かされ驚きを隠せない。井戸は危険だと注意を促す新島。女子は守るものだと教えられた新島は、なんとか八重をそこから降ろそうとするのだが・・・。「私は守られたいと思ったことはありません」会津の戦で鉄砲を持って戦った。男にまぎれて。あれから7年過ぎたけど、敵のために祈れという耶蘇の教えは分からないときっぱり。それでも八重に手を貸し、女性扱いする新島。深い傷は癒されない。だが、恨みや憎しみを超える新しい道が、聖書の中にあると思った。八重が背負った道。乗り越えるものは八重自身が探すしかないのだから。その時、新島の出身が安中だと聞き、覚馬は子供の頃の新島の事を思い出す。あの時既に二人は出会っていたのだ。この再会は運命だったのかもしれない。それが嬉しい覚馬。そして、薩摩藩邸があった場所にいずれ新島の学校を建てようと希望を語る覚馬だった・・・。意気投合の二人。八重という自分が探していた、ひとりで道に立てる人。自分を理解してくれる人だと思った。だから新島は迷わなかった。「八重さん、私の妻になっていただけませんか?」驚く八重をおいて、突然のプロポーズをした新島。でも、確かに新島には八重は理想の伴侶なわけで・・・。だが、八重は今も会津で戦った事で苦しんでいる。なんとかしてやりたいと思った時点で、新島は八重に惹かれていたんだろうなぁ。凄くわかりやすく丁寧な描写が多くなってきたので、それぞれの役がシンプルなんだけど、熱く見られるようになったと思う。後半めちゃ楽しみだ♪次回もまたストレートにプロポーズかしらね(^^)【送料無料選択可!】新島八重と幕末 会津に咲いた八重の桜 (単行本・ムック) / 由良弥生/著 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/d12942316804b7ce5b6559e4cbc7d360/ac
2013/08/25
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文明開化-------!!そして尚之助との再会。・・・があるとは正直思ってなかったので、ちょっと驚いた。史実では再会はなかったってことらしいので、創作なんだよね。それに絵的にはものすごく泣かせてくれたし、美しかったけど・・・逆にせつなさが増しただけとも言う(^^;)だって、どう見ても二人ともまだ好きあってるだろうと。なのに次回はもう新島との出会いだって!?・・・気持ちがついていくか、自分的に心配だわ(><)だって、八重ってば自分から「待ってる」なんて言ったくせにぃぃぃ!!って思っちゃったからさ。八重は舎監として、日本で始めての女学校といわれる女紅場で英語を学びながら学生の面倒を見ていた。あれから1年の歳月が流れていた。流暢に英語でこの学校をもっと大きくしたいという夢を話す八重。生徒たちにも夢を持ってもらいたいと願う。貧しい家の彼女たちも、もっと学びたい、ドリームを持ちたいと目をキラキラ輝かせる姿を見て、八重もまたなんとか彼女たちのために学びの場を盛り上げたいと思う。今度は学という場で戦いを挑む八重だった------。草履をブーツに履き替えた八重。それでも勇ましさは変わらないよう。学びたいと増える生徒たち。そうなると今度は教科書や教室など入用が増えるばかり。そこで今度は月謝を取るという話があがっているというのだ。そこで八重は生徒たちの月謝問題で、槇村に直談判する事に。あはは!!ここは完全コミカルシーンだったねぇ。八重ってば槇村を追い詰めて容赦ないし、八重にしてやられる槇村の姿も面白かったよ。仕事だけどなんだか楽しそうな八重。すっかり先生が板についたようで、八重に合っている事を見抜いていた覚馬は流石。だがそのころ、覚馬は明石から、東京で尚之助を見たという話を聞いていた。一方、京都では新しい文明開化の風が吹いていた。レモネードや石鹸。新しいものが次々と作られていく。府立病院の建設は進められるのだが、医者を育てるシステムが成立していないのだ。覚馬の発案、槇村の決裁、明石が実行する。その形で京都が近代化していく。その頃東京では、征韓論争が勃発。土佐・板垣と佐賀・江藤は出兵覚悟で圧力かけるべしというのに対し、岩倉・公家、大久保・薩摩はこれに反対。狭間にいた西郷は苦境に立たされる事に。もう戦にはしたくない。それは誰もが願う事。だが、この争いは思わぬ形で覚馬たちをも巻き込んでいく。法治国家に変わったと知らしめようと、江藤が長州に嫌がらせをしようと、司法省を通じて、槇村が小野組の転籍を握りつぶした事で東京へ送検されてしまったのだ!!すぐに覚馬と共に東京へ槇村救出に向かった八重。槇村はそれでも転籍を認めないと断固たる意思を告げる。木戸らは錆びた日本を壊してくれただけ。それには感謝しているし、尊敬もしている。だが、今の日本には強力な指導者が必要なのだ。だから槇村はたとえ犯罪者といわれても自分の信念を曲げるつもりはないという。そんな槇村の覚悟を聞き、覚馬はますますこんな争いに巻き込まれるのはもったいないと思う。そこで八重を伴い木戸邸を訪ねる覚馬。そこには岩倉の姿も。再会を喜ぶ岩倉だが・・・何か考えあってに違いない。八重も胡散臭い男たちに目を光らせる。槇村を京都に戻してほしいと願い出るのだが・・・それを了承しない木戸。彼も藩の面子があるって話。だが、その藩を壊したのは他ならない彼ら自身。なのに長州だ佐賀だと拘るのはこっけいだと笑う覚馬。「権力は政治を動かす道具にすぎぬ。たかが道具に足を取られて、まともな政ができますか」なかなか手厳しい一言。岩倉が何を見ているのかと八重に問う覚馬。ずっと薄笑いを浮かべている岩倉。だが、八重ははっきりと何を見てるのかわからないと告げたのだ!!その言葉を聴き覚馬は口元に笑みを浮かべる。「教えてくなんしょ。あなた方にはどんな新しい国の姿が見えているのですか?」兄と槇村はどんな人も学べ、医療を受けることができるような国を作ろうとしているのだと訴える八重。その帰り、子供がたくさんいる長屋を人力車で通った二人。そこには-------尚之助の姿が!!お互い気づきはしなかったけれど・・・。ここで尚之助が咳き込んだのは伏線って事で。結局朝鮮使節派遣を巡った論争は纏まらず、新政府は大分裂。結局皆、自分たちの藩が大事って事なんだ。それが言葉だけじゃなくよく理解できた関係だったなぁ。そこで議員を退職した西郷。続いて板垣、江藤も。結局江藤の失脚で釈放された槇村。京都へ戻る前に勝を訪ねる覚馬。どうやら覚馬は勝に尚之助の消息を聞いていたよう。そこで尚之助の詐欺事件のこと、裁判の事を聞いた八重は自分に行かせてほしいと願い出る。そして・・・尚之助との再会を果たした八重。だが、何か元気がない尚之助は、八重の顔を見て、一瞬苦い表情を見せる。今は彼は長屋で寺子屋の真似事のような事をして子供たちを教えているよう。夫婦揃って学を教えていたわけだ。自分は何もできなかったという尚之助に、藩の皆を守ってくれたではないかと、一緒に行けばよかった、許してほしいと頭を下げた八重。だが、尚之助もまた同行しようとした八重の尊厳を踏みにじったと謝罪したのだ。謝らないでほしい。甘えていたのは私の方だと涙を流し、私は馬鹿だと言い出す八重。そんな八重の頬を伝う涙を拭いてやる尚之助。「私を、おそばに置いてくなんしょ」夫婦でなくともいい。尚之助の役に立ちたいと訴える八重を抱きしめる尚之助。だが・・・。尚之助は「がっかりさせないでください」と、その肩を離したのだ。「私の妻は、鉄砲を撃つおなごです。私の好きな妻は、夫の前を歩く、凛々しい妻です。八重さんの夫になれた事が、私の人生の誇りです。もう二度とここに来てはいけません。あなたは新しい時を生きる人だ。生きなさい------」八重の手に触れ、最後にそういい残す尚之助。「待ってっからし」前を向いて京都でずっと待ってるからと告げる八重。「旦那様」「それでこそ八重さんだ」そして・・・話は終わったと、視線を外し、体の向きを変えた尚之助。後ろ髪を引かれながらも・・・とぼとぼと出て行く八重は、外に出た途端、嗚咽をもらし泣きじゃくってしまう。尚之助もまた、こらえ切れず涙を流すのだった・・・。まだ愛し合ってる二人。なのに、別れなくてはならないのだ。それはもちろん裁判に八重を巻き込ませないようにするためでもある。それに、あの咳の事・・・。でも切な過ぎたわ。泣けたよ、この別れは。その頃・・・ついに帰国を決めた新島が、故国を救いたいと、そのために真の教育を学ばせるための学校を作りたいという夢をアメリカ人相手に語っていた。力を貸してほしいとスピーチする新島の夢に賛同する者たちが拍手を送る。そして八重は女紅場に戻り、先生になりたいという夢を見る生徒たちのために自分ができることをしようとするのだった・・・。やっぱ尚之助様がいい人だから勿体無いというか、やるせないわ~(><)新島の登場と、八重との出会いは嬉しいけど、尚之助様のことを考えるとものすごく複雑だ。やっぱお似合いの夫婦だったからさ。でもこれでひとつ終わった形になったのかなぁ。さびしい。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/78f59609397ddae82a2ebabec492c8cd/ac
2013/08/18
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ここは京都----------!!いよいよ今回から京都編開幕。一気に八重の新しく進む道が決まりました。戦いの場は学問へ----------。覚馬との再会を果たし、安心してしまったか、寝坊してしまった八重たち。寝床には着物が用意されており、朝の準備もすべて終わっていた。時栄の完璧な女房っぷりに、出鼻をくじかれる形になってしまう。まぁ、複雑だろうなぁ。やはりうらとのことがあるからね。でも、献身的な時栄の姿は非の打ち所がないわけで。権八と三郎に再会を感謝する覚馬。今日から皆が揃った。一緒に食事をというのだが・・・やはりみねは納得できない。納戸へ引きこもり、もらった櫛に触れながら母を思い出していた。だが、八重が迎えにいこうとするのをとめる覚馬。家のことは時栄に任せろというのだ。そして、八重には別にやってほしいことがあるというのだが・・・。覚馬が見せたのは、政に関する本。今は京都では子供に教えているという学問。覚馬が読んだ膨大なこの本を読めという覚馬だったが・・・。八重には兄の意図が分からない。でも、読めるかといわれて、負けん気を発揮するのが八重。必死に本を読むのだが、分からない単語が羅列してしまう。それを時栄は、覚馬の手のひらにその文字を書けばいいと腕を引いて教えてくれる。答えを得た八重。時栄のやさしさと献身的な姿に、少しずつ心を開いていく八重。府庁に出所するという覚馬。今日のお供は八重にというのだが・・・。槇村と対面するも、彼が長州の者だと聞き、受け入れがたい八重。だが、覚馬はここにいろというのだ。二人は京都を改革し、店や学校を作る計画をしていた。そして、来年は博覧会を開くというのだ。商人たちは当然商売の邪魔になると嘆願してくるのだが・・・。覚馬は彼らに言う。世界を相手に商売をしてはどうだと。博覧会を開くのは、そこで外国人相手に商売をするための布石を作るためだと。商人たちは覚馬の言葉を聴き、あっという間に考えを改める。彼らもまた理を解いて話せば、分かるのだと、落ち着いて諭す覚馬の姿に驚く八重。だが、そのための草案を作り、八重に手伝わすというのだ。八重は今から女紅場に入れて英語を学ばせると言い出す覚馬。そこは女性が学ぶ場所だという。寄宿舎を纏める者が必要になるので、それを八重にやらせると。当然反発する八重。それにみねのことをうらに頼まれたのだから。だが、みねのことは時栄に任せろという覚馬。怒りの八重は、うらの気持ちが分かるかと兄を責めてしまう。城に撃ち込まれた何千発もの銃弾。あの戦いを見ていないから、そんなことがいえるのだ。だが・・・。覚馬はちゃんとうらのための着物も用意していたのだ。すべてを受け入れるために。その覚悟もして。最初に今の覚馬を受け入れたのは、やはり母の佐久。佐久に教えてもらって、みねのためにこずゆを作った時栄。それは特別な日にだけ皆で食べたもの。でも、やはり母を思って涙するみねをほうってはおけない。「堪忍な」そういってみねを抱きしめる時栄。その胸の中で泣きじゃくるみねだった・・・。母から父を奪った憎い人。でも、時栄はやさしい。まだまだ母に甘えたい年頃のみねには、時栄という母を受け入れられるかどうかで今後も変わっただろう。いい人でよかったとしかいえないね。今日は八重に会津本陣があった場所へ案内してくれた覚馬。京都のために尽くした容保。殿を思いだしこみ上げるものがある覚馬。だったら何故長州の者に手を貸すのか?それが理解できない八重。「これは、俺の戦だ」会津を犠牲にしてできた今の政府は間違っている。だが、もう会津だ長州だと殺し合いをするなどしてはならないことなのだ。では会津は朝敵として踏みにじられたままなのか?そうではないという覚馬。そして、管見を八重に見せたのだ。これは新しい国を作るための書。生き残った自分たちが、亡くなった者たちの意思を継ぎ、やらねばならないことなのだ。そこには女性も男性と同じく学問を学ぶべきと記されていた。「にしには分かるはずだ。知恵が知識が一番の武器になることを」新政府が捨てたこの町に、文明の町を作ると宣言する覚馬。「学べ。、新しい知識を、世界の文明を。これからは学問がお前の武器だ。会津が命かけたこの場所で、俺と戦ってくれ」覚馬にそう言われ、管見を読む八重。兄の立てたこの国の見取り図を見て涙するのだった・・・。屋敷に戻ると、みねがみねが納戸出てきていた。笑顔を取り戻したみね。どうやら時栄ともうまくやれそう。父のために持ってきた盆を置いた際、みねは櫛を落としてしまう。その櫛を拾った覚馬は、それが自分がうらに贈った赤い櫛だと知る。うらの名前を呼び、櫛を大切そうに撫でる覚馬。そして、その櫛をみねの頭を引き寄せ、髪にさしてやるのだった。大切にしなさいという父の言葉に、みねは頷くのだった。もっとみねに触れてやって欲しいと思うけど、あの触れそうで触れられない距離が、今の二人の緊張感を現している感じも出ててよかったのかなぁとか。頬を包みそうになる覚馬の手のひらが切なかった。これで全員そろった。今度こそこづゆで祝うという佐久。何事にもめぐり合わせだという母は、時栄を息子の嫁として受け入れたよう。一方、日本に不利な条約改正のために渡米していた岩倉たちの通訳を務めていた新島。だが、帝からの委任状の不備を理由に大久保や木戸も足止めされることになる。国をあけることをよしとしない木戸は今頃西郷や板垣が自分たちに都合のいいように国を動かしてしまうのではないかとあせっているよう。結局各藩の集まりでしかない新政府は誰も信じられないわけだ。常に化かしあいか。新島が会ったのは、留学生となった山川の妹の捨松。だが、大久保に負けられないと野心を抱く木戸。今はまだ腹の探り合いが続く。そんな新政府に新島を誘う木戸。だが、政府には入らないときっぱり。木戸に声をかけられても、あまり素直に応じられない捨松。それは国費を使っての留学だから。そんな彼女に逆にもっと利用してやればいいという新島。未来は彼女のために開いているのだから・・・。その頃、覚馬をたずねて西郷がきていた。薩摩藩邸を処分をするために京都へきたというのだ。それを覚間に買わないかというのだ。何故もっと高く売れるだろうに、何故会津の者に?西郷は一歩間違えれば、薩摩が会津の代わりに朝敵とされていたというのだ。同じ武士の魂が通う国だと思っていると。ならば何故会津が滅びるのをとめなかったのかと西郷を攻める八重。覚馬ならあの土地を役立ててくれるだろうという西郷。覚馬はそれを必ずと約束する。八重にはまだ何も分からない。「学問をすれば、答えは見つかんべや?学ばねば、勝てねぇな」そして、女紅場へいくことを決意した八重。みねと母の事は時栄に託し、山本家を出て行く八重の顔には、笑顔と、新しい希望に満ちていた---。いよいよ新しい道が開けた形になりましたね。でも、今度は八重にとって希望にあふれる未来であるといい。銃は人を殺す道具。でも、今度は知恵と知識で戦いを挑むのだ。いいねぇ。こちらの方がやっぱり気持ちいいし、何より明るい。これから会津戦争で暗かった分、がらりと変わっていく大河であってほしい。で、次回はあら。尚之助との再会?史実にはない展開を入れてくるんですね。でも、これで八重が真実を知ればいいなと思う。尚之助の愛を感じての別れであってほしい。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/5e8086a978b7adab8071e8f3ffcc4b52/ac
2013/08/11
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廃藩置県---------!!また大きく歴史が動きました。そして、八重たちの新たな道と、別れと再会。会津戦争の話より、よほど今回の方が泣けたよ(><)内藤からもたらされた尚之助からの手紙。だが・・・それは離縁状!!なぜ?こんな一方的なやり方に納得出来ない八重。苦労してるなら一緒に苦労したい。それが夫婦なのに・・・。尚之助は何でも一人で決めてしまう。「尚之助さまは勝手だ」それでも、今の八重には受け入れるしか道はないのだ。その頃斗南では・・・厳しい寒さと飢えで病に倒れ死者が続出していた。大蔵は山川浩と名前を改めて、容保の代わりとなり藩の再建の指揮を執っていた。山川様と皆が山川に救いを求めるも・・・。今はもう金がないのだ。せめてこの冬を乗り越えられれば。もう少し待って欲しい、耐えて欲しいと藩士たちに頭を下げる山川。どうやら北海道に米の買い付けをしていた尚之助は詐欺事件に巻き込まれてしまったよう。斗南藩がデンマルク人に対し、取引を行わなかったことによる訴訟を起こされているというのだ。悪いのは間に入った仲介者。だが、それをすべて斗南藩のせいにされてしまったよう。それを裁判で争うことになってしまう尚之助。藩命であることを確認されるのだが・・・。「いいえ、藩命ではございません」すべて自分がひとりでやったことだと言ったのだ!!その報告を聞いた山川は、斗南藩はまったく関わりがないと言えと言い出す。賠償金など払わされれれば、斗南の藩士たちは野垂れ死にする運命。そこで、我は鬼だと言う山川。それが先頭に立つものの役目。藩を救う為に、尚之助を見殺しにする事を決めた山川。広沢はこの無念に大声を挙げるしか出来ない。その被害が八重に及ばないための・・・離縁状。八重にはこの真相が届くのかどうか・・・だけど。そういうシーンが今後あるといいなぁと、救いを求めてしまう。4年の裁判を闘うことになる尚之助。でも・・・。なんだよなぁ・・・。その頃、吹雪の中をさまよっていたユキ。倒れたユキを助けたのは、なんと斉藤一。家に連れて行った斉藤。船の中で再会したという斉藤は今、時尾たち家族と一緒に暮らしていたよう。ユキは時尾との再会を喜ぶのだが・・・。斉藤が新選組の隊士だった事を知り、思わず会津が攻められたのは新選組がやりすぎたからだと言い出してしまう。そうではない。最後まで斉藤は一緒に会津のために戦ってくれたと説明する時尾。だが・・・戦争が終わっても、苦しい状況は変わらない。むしろひどくなる暮らしに、誰かにこの責任を押し付けずにはいられないのが人なのだろう。悲しい連鎖。生きる事が戦いになる毎日。その一方で、東京は一気に近代化。だが各地で勃発する一揆。金がないのでそれをいさめる事が出来ない新政府。そこで廃藩置県を進めようとするのだが、それでは武家がなくなるということ。失敗すれば腹を切る覚悟だという西郷。そして、廃藩置県が制定される。わずか2年で消える事になる斗南藩。武士がなくなる。では殿は?今まで会津再興のためにとやって来たことは無駄になるのか?「このままでは終われん!!」山川はそう誓う。その頃、米沢に野沢がやってくる。覚馬先生の使いでやってきたという野沢。覚馬は生きている。その話を聞いて驚く八重たち。昨年恩赦が与えられ、今度京都府に出仕することになったという覚馬。新政府でも覚馬の書いたあの書は絶賛。これからの日本の未来が書かれていると。だが・・・いかんせん覚馬は会津藩士。それがネックになるようで、槇村に預けることになったよう。そこで覚馬は八重たちを皆を都に迎えたいと思っているというのだ。では、何故自分達を迎えにこなかったのか?それがわからない八重。その理由は会って話したいと言葉を濁す野沢。だが、その時、うらは女の直感で気づいてしまった。覚馬の世話は誰がやっていたのか?そこで、重い口を開き、時栄との間に赤子が生まれたと報告した野沢だった・・・。時栄はそんな覚馬をずっと支えてきたのだ。だが・・・これではうらとみねが可哀相すぎる。覚馬に講義の手紙を書こうと怒りの八重だったが、母は覚馬にだって理由があるだろうと、それをとめる。無事を祈って、待って待って待ち続けて、会津で戦った。なのに、覚馬はもう新しい女と子供をもうけていた。酷い裏切りだろう。でも、確かに裏を返せば覚馬だって、八重たちが生きているかどうかはわからなかったわけだし・・・。難しいなぁ。こればっかりは感情だけでは裁けないよ。タイミングもあるし。ただ、うらがお気の毒で仕方ないけれど。そして、藩が取り壊されると言う事で、東京へ行くと言い出す山川。平馬は二葉に、息子を連れて山川家へ戻れと告げたのだ!!そして、山川に東京へ一緒に連れて行ってくれと頭を下げる。当然二葉はこれを拒否。だが、自分はもう抜け殻だからと、平馬は二葉の手を離してしまうのだった・・・。そして・・・うらは決意する。「おっかさまと八重さんで、みねを京都へ連れて行ってくれなんしょ」自分は行けないと言ううら。京都で向こうの母娘と一緒に住むなどできない。たとえ自分が本妻だとしても、きっと覚馬に当たってしまうだろう。若い娘を怒鳴ってしまうかもしれない。情けない母親の姿をみねに見せたくないといううら。「私にも、おなごの意地がありやす。だんな様には、赤い櫛が似合っていた頃の私を、覚えていて欲しい」そう言って、笑顔を見せようとするうらだったが、うまく出来ずに涙があふれてしまう。みねの事を頼みますと頭を下げるうら。八重たちはかける言葉も見つからず、ただうらの背中を撫でるしか出来ないのだった・・・。その気持ちはわかる。仕方ない決断だろう。長谷川さん、いい芝居だったなぁ。そして、うらは会津へ戻ることに。3人は京都へ向かうことに。泣いて母との突然の別れを受け入れられないみね。母が行かないなら、自分も行かないと泣き出してしまう。そんなみねを何度も説得するうら。そして「おっ母さまの宝物だ」とうらが渡したのは・・・。覚馬からもらったあの赤い櫛。やっぱわかっていても子供の涙にはやられたなぁ。泣けたよここは。そして・・・ついに京都へたどり着いた八重たち。恐る恐る訪ねた覚馬の家。出迎えたのは時栄。9年ぶりの覚馬との再会になる。だが、壁を伝ってやってきた覚馬の姿を見た八重たちは驚きを隠せない。目が見えず、足もおぼつかない。こんな体になってしまい、探すことも戻ることも出来なくなってしまったと、無礼を詫びる覚馬に、佐久はそれ以上もう何もいえない。ただ、息子の無事を喜ぶしか出来ない。「生きててくれてよがった!よがった!」時栄には針のむしろ的なこの対面。みねだけが呆然と「父」との対面を見守るしか出来ない姿が印象的だった。時栄とは複雑な関係になりそうだよなぁ。どう受け入れるか。でも、これからは学問が八重の武器。覚馬のやろうとしていること。見ている未来。改革は大変だけど。ここからが日本の近代化が始まるわけで。京都編の始まり。ここからは衣装も洋装へ変わっていくのでそれも楽しみなところ。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/7a305ecba4a4fcd184e033d0a4d93f53/ac
2013/08/04
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会津戦争から半年----------。時間が一気に動きましたね。公式サイトもトップが変わり『京都編』へと、八重も装いを新たに、銃を置き、近代的な服装へ。日本は明治へ突入。恨み、悲しみを忘れ、争いのない、新しい日本をと祈りを捧げる新島。後半のキーパーソンの一人。次回は尚之助との離縁話になるそうですし、ここら辺で・・・って所でしょうか。八重たちは米沢藩士内藤を頼り、寄留させてもらうことに。どんな縁かと思えば銃の撃ち方を学んだ生徒さんだったって話なんだね。それだけで家の離れを提供って・・・凄いなぁ。だが、反物を売って日々の糧を得たり、大変なよう。なんかうらさんが怖いっ(><)染物してるだけなんだけどね。そう見えるのは、色々先読みしすぎ?八重は今でも最後に自分を振り返った尚之助の夢を見る。そして、未だ戦いの中にいて、銃を放ち、城にいるのを思い出してはうなされる日々。やはり半年などではあの凄惨な戦いを忘れるなどできない話。会津は領地を奪われ、容保たちの代わりに、すべての責任を負う形で萱野に刑が執行されることに。大蔵たちは自分たちこそがと申し出るも、このような誉れを譲るわけにはいかぬと笑う。容保からの、そなたの忠義を忘れぬと書かれた手紙を見て、涙を流す萱野。照姫からはその名は残ると句が。ただひとつ、無念なのは、会津が逆賊の汚名を晴らす姿を見ることができないこと。戦で奪われたものは、戦で奪い返す。そうでなければ死んだものたちの無念が晴らせぬと、大蔵たちに後を託す萱野だった・・・。その頃、旧幕府軍は、北上し、函館五稜郭を拠点とし、戦いを続けていた。その中心に立っていた土方。だが、その土方も銃弾に撃たれてしまう。そして、萱野の亡くなった日と同じ日に降伏。長きに渡った戊辰戦争の終結。そこには頼母の姿が。榎本は、駆けつけが遅くなったことをわびる。頼母は、すべての責任を萱野一人に負わせてしまった事を悔やむ。敗軍の自分たちは、どう生きるべきか?敵陣に下るか。だが、それでも頼母は「生きる」道を選択する。千恵たちの思いのためにも。会津を踏みつぶした奴らが、どんな世の中を作るのか、見届けるという決意を固めるのだった・・・。今日も商いの手伝いをする八重。米沢で八重を知っていた人物と遭遇。どうやら鉄砲隊を率いた八重はちょっとした有名人のようで。そして、千代は自分も次の戦いの際に鉄砲を撃ちたい。だから鉄砲を教えてほしいというのだ。千代は亡くした夫の仇を討つために、息子にも毎日強くなって、薩長への恨みを晴らすように言い聞かせているよう。だが、八重は今は教えられないと断ったのだ。憎いのは同じ。でも、今はそれより、もうこれ以上失いたくない気持ちの方が大きいのだろう。だが・・・そんな千代を馬鹿にし、会津者はと、彼女らを囲っている男は、もう会津などという国は存在しないと言うのだ。めぐんでやると上から目線でものを与えようとし、千代など抱いてもつまらぬだけ。会津の女子はみな同じかと愚弄。「会津を愚弄する者は許せねぇ!!」思わず食って掛かった八重は、彼を押し倒して、今にも止めをさそうとしてしまう。だが、そんな最低男を庇う千代。こんなやつでも・・・囲い者になるしか、彼女に生きる道はなかった。どんなに愚弄されても。それしか息子を育てて、食べていける場所を得ることはできなかったから。自分を情けない女子だという千代に、八重は違うと答える。「今は生き抜くことが戦だ」生きていればいつか会津に帰れる。それを支えに生きていくべと励ます八重。一方、会津から身柄を移されていた藩士たちには、ついに恩赦が降りたよう。ようやく会津に帰れると喜ぶ藩士たち。だが、許された地は会津ではない。陸奥の国下北で。これでは島流しも同じ。それでも今は生きていく事が肝心。新しい藩名を『斗南』と決した大蔵。だが、『会津』を捨てられない藩士たちは激しく反発。まだ、新政府と戦おうと考える者達が多いようで・・・。薩長に一矢報いて死ぬといいだすものが立ち上がる。それを諌めた大蔵。今はまだその時ではないのだ。悔しい思いは大蔵も同じ。だからこそ、今はまず国を作って地盤を固める事が先決と考えたよう。だが大蔵が筆頭にと言い出す梶原。どうやら今回の戦の責任を萱野一人に負わせた事を、申し訳なく思っているよう。自分にはもう藩を率いていく事などできないと・・・。健次郎を脱走させた際、手を貸してくれた梶原。納得できないという健次郎に、藩の未来を託し、長州藩の奥平の元へ逃がしたのだ。みなの期待。希望となるための学。生きれば家のために役立つものとなると言われ、送り出された健次郎。その思いに彼が答えるのはもう少し先という事で。その頃、八重たちをたずねて大蔵がやってくる。会津の再興が叶ったという知らせの感激する八重たち。陸奥の国だけど、これが第一歩。尚之助も一緒に斗南にいくことになったというのだ。あれから1年。生き抜いた事を感謝する八重たち。八重に斗南に来ないかと誘う大蔵。「私は怖ぇのです」先日、会津を侮辱した者を殺めそうになった。あの時、会津を守るための戦だったからたくさん殺した。三郎たちの恨みを晴らすばかりでは前には進めない。だから一緒に食事ができるという、こんなささやかな事を喜べる暮らしができたら。もう少しだけ・・・。大蔵は最後に尚之助の言葉を告げる。開城の際、自分の思いから八重から誇りを奪った。それを返す為に、斗南の地で、八重の故郷をもう一度作りたい。その思いで斗南にいくのだと・・・。「待っていますと」涙を浮かべて伝えてほしいと託す八重。そして、会津藩士たちは次々と新天地へ。一方、京都では足を自由に動かせない覚馬の世話をかいがいしくしている時栄の姿が------。次回はいよいよ覚馬の生存確認ができるようで、八重たちは大喜び。でも、時栄とはすでに・・・って話だよねぇ。これはやっぱ本妻としては黙っていられないでしょ。メインは尚之助と八重の離縁の話。やはりそういう方向へ持っていくか・・・という、最後までこうなってほしいと願った形で尚之助はやさしさを見せてくれそうで安心しました。ようやく取り戻した穏やかな日々。凄惨な経験をしただけに、八重の思いも複雑なんだろう。後半はまずは再会と別れですね。【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ] ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話 第29話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/c404db9aaf2a537befea0252f5fb4cf6/ac
2013/07/29
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戦いの終わり-----------。正直な感想を言えば長かった。でも、篭城は1ヶ月・・・と考えると、同じだけの日々を重ねてきたのかという実感もできるわけで・・・。次々と亡くなっていく知人や友人。毎日数千発も飛んでくる砲弾の数・・・。生き残るのも戦いだった日々だったろう。食料もついに底をつき始める。そこで、権八が補給路確保の為に、決死隊として城の外へ出ることに。だが、この状況では無理がありすぎる。それでも誰かが行かねばならないのだ。鉄砲隊の指揮は任せたという権八。「必ず生きて帰って来てくんなんしょ」母と共に父を見送る八重。だがその時、登勢が・・・!!米沢は降伏を薦める文書を寄越し、会津は孤立無援。このままでは、味方だった藩も、会津を攻めてくるだろう・・・。冬になればと考える藩士たち。だが、鶴ケ城が最早冬まで持つとは思えない。誰の目にもそれは時間の問題。攻撃の手が休まる事がないのだ。決断を迫られる容保。会議から抜けた大蔵は八重に呼び止められる。必死のその顔。そして・・・登勢が亡くなったのを知った大蔵。大蔵は敗走してきた健次郎に腹を切れと申し付ける。おなごまで亡くなっているのに、敗走など恥。だが、母はもうこれ以上死ぬなと、それを必死で引き止めるのだった・・・。そんな城内の姿を見た容保は覚悟を決める。もう自ら命を絶つなどあってはならないのだ。砲撃は夜になってもやまない。敵は大軍。それでも崩れない鶴ケ城。「会津は討たれ強い。私は国とはそこに住む人の事だと思っています。会津は・・・八重さん、あなたは強い」尚之助の言葉に微笑みを浮かべる八重。「そんなら尚之助様も、すっかり会津のお国の人だ」「んだなし」ではと言って、持ち場へ戻る尚之助。だがその時、秋月を見かけた八重。密命を受けた彼は城下を出るというのだ!!そんな秋月を援護し、銃で敵を倒していく八重。そして・・・ついに容保は決断する。「わしが愚かだったばかりに・・・」ようやく自分の罪に気づいた容保。でも、すべてはもう後の祭りということで・・・。子供たちの凧揚げをもう一度みたいという照姫。未来への希望。そんな中、城内で時尾と再会した斉藤。会津の為に戦ってくれてありがとうという時尾。春の会津が好きだと言って、悔し涙を流す時尾。ここはこれからの伏線っすね。だが、秋月の降伏嘆願は、新政府軍にはからかいのネタになってしまう。あ~そうだよな。やっぱそうなるよなぁ。決死の覚悟で戦っている藩士仲間を救う為にも、一刻も早く!!だが、そんな事は新政府軍には知った話ではない。そしてようやく板垣と拝する板垣。一方、なんとか城内へ米を運んできた権八。だが・・・銃弾に撃たれてしまったのだ。最後まで役目を果たした権八。駆け寄る佐久と八重。「八重。にしゃわしの誇りだ。みなを守れ」そう言い遺し、息を引き取る権八。あぁ。やっぱりここはこみ上げるものがあったなぁ。そして、秋月の嘆願が受け入れられ、ようやく開門し、会津は全面降伏となる。会津戦争の終わり。降伏内容は、開城。女子・子供、年寄りはお咎めなし。だが、藩士たちは猪苗代で謹慎状態になるという。って、容保が藩士たちに謝罪するシーンになぜ八重がいるの~~~(><)あぁ。こういう所が主役特権でちょっと納得できないんだよなぁ。罪は一身にあると、一命をもって、会津を、皆の行く末を見守るという容保。「何があっても、生き延びよ!!最後の軍命じゃ。生きよ!!」だが、八重はお殿様は間違っていると言い出したのだ!!オイオイ~~~!!(><)会津は逆賊ではない。悔しくてたまらない。会津の誇りを守る為に命を使って、今まで会津のために亡くなって行った者たちのためにも命を無駄にしてほしくない。会津は逆賊ではない。それを証明できるのは、容保しかいないのだ。「何があっても生きてくだせえまし」八重の言葉に皆が賛同する。容保の泣くのを堪えた表情が辛さを物語っていたけれど・・・。皆がそれでも「殿」と慕う事が逆に辛かったんじゃないかなぁ。そして、皆で集めた白い布を縫い合わせ、『降参』と書いた旗が掲げられたのだ。佐川は最後まで、まだ戦えると言い続けたけれど・・・。そして、降伏宣言した会津。容保は謹慎所の妙国寺へ。その夜。八重は城壁に歌を遺す。あすの夜は 何国の誰か ながむらむなれし御城に 残す月かげ戦いが終わったけれど・・・。明日からどこに身を寄せればいいのか。何をしたらいいか。佐久にもわからない。城下は焼かれてしまった。戻る家も、権八もいない。八重は男たちと一緒に猪苗代に行く気だったよう。母は八重の考えをわかっていたよう。だが、覚馬の無事を知らない佐久にとって、八重は今はもうたった一人残された娘なのだ。それでも、八重はごめんとしか言えない。そして、鶴ケ城の明け渡しが行われる。美しいその城のさまに、驚く板垣たち。戦に負けても誇りは失ってはならない。きれいに渡さなければ、会津のおなごの恥だという咲。板垣はそれをちゃんと見て取った。会津の誇り。そして、八重は三郎として男たちの中へ紛れ込んだ。佐川は今にも戦いそうな勢いで官軍兵をにらみつけるけど、今は堪える時。そして、誰が始めたか、歌を歌いだす会津藩士たち。だが、尚之助は自らここに女がいると官軍兵に知らせたのだ!!おなごはつまみ出せといわれて、八重は必死に自分も連れて行けと叫ぶが聞き入れられない。「なじょして、尚之助様!!?」それが尚之助の最後の願いだったんだろうなぁ。一緒に行けば辛い目にあわせてしまうと考えたんだろう。だから、ここに残す事を考えた。やさしさなんだよ。でも、これが永遠の別れになってしまうんだよなぁ・・・。このドラマではこの後の尚之助をどう描くんだろう?最後までやさしく八重を見守ってくれる尚之助様であってほしいねぇ。「消えた・・・何もかも」悔しさと絶望感に涙を流す八重。その時、朝日が鶴ケ城を照らす。「そんじも空は・・・変わらねえのか・・・」長い長い戦いの終わり。そして前半終了ですね。ようやくといえばそうだし、八重が主役になれた1ヶ月だったと思う。次回は最後まで戦い続けた旧幕府軍のラスト。戊辰戦争の終わり。ここからは明治が始まり、八重はまた新しい道を進むことになるわけで。あの人との出会いも待っている。そして覚馬の方もようやく動きが出るようで、また新しい気持ちで後半に臨みたいと思います!!【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ] ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話 第28話送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/79ebbe2292a0fe5ab08858046d25f773/ac
2013/07/21
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次々と奪われていく命----------!!まさに長く苦しい戦いの最中。大蔵の機転で入城できた援軍。最強の助っ人を喜ぶ会津兵たち。だが、それと引き換えに、頼母が城を追われる事に-------。恭順を訴える頼母は、戦いに向かう足並みを乱すだけ・・・。苦い思いでそれを大蔵に伝える佐川たち。八重は秋月から頼母の退城を聞かされる。萱野に殿の意向を示すように命を受けたという頼母だったが、それは八重には何故今なのかと思ってしまうだけ。「お逃げになんのかし!!」思わずそう言ってしまった八重。「出すぎた事を申すな!!」秋月はすぐに八重をとめるのだが、人にはそれぞれ譲れない道があるのだ。臆病者といわれても、たわまぬ節としてまっすぐにしか進めない道が。そして、息子を連れて城を出て行く頼母。何故と言う八重に、秋月は、今は恭順を訴える方が勇気がいる事態なのだと庇う。たわまぬ節と遺したのは千恵だった。その想いを知らされ、八重はそれ以上、何も言う事が出来ない。そして頼母はこの後、函館戦争に身を投じることになるのだった・・・。その頃、こうたちが城へ戻った事が伝えられる。竹子が戻ってきたことを喜ぶ八重たち。だがその中に・・・竹子はいない。城へ戻ったら八重から鉄砲を習おうといっていた事を告げたこう。一人一人といなくなる人々。それでも・・・。「戦だから・・・立ち止まってはいらんねぇ」その時、またも砲弾の音が。この音は、小田山からの攻撃ではないのか。どうやらアームストロング砲を撃たれてしまったよう!!反撃のため、火薬の量を増やして対抗することを決めた尚之助。すると、それは成功!!だが、それではここが次に的になるだけ。権八はここで砲弾の手伝いをするという八重を下がらせ、女子たちを纏めるのも山本家の役目だといい含める。少しでも娘を安全な場所へ・・・という権八の願い。だがそこへ、ついに砲弾が打ち込まれてしまったのだ!!八重は咄嗟に布団に水をしみ込ませ砲弾を包み、火を消して爆発を防いだのだ!!砲弾を消し止めた所を見ていた容保は、八重の名前を梶原に尋ねる。すると、容保が八重を召抱えたのだ。信管の説明を聞かせ、ここを濡らせば、爆発を防ぐことができるという説明をする八重r見事な知識と度胸感心する容保。「覚馬の妹か?よく似ている」その言葉に、八重は殿とお会いするのは二度目だと話を聞かせる。あの時、命を救ってくださったばかりか、武士と認めてくれた容保。あれからご恩を返したいと願っていた事を告げた八重。「今がその時と」会津を守るお役に立ちたいと、思います」「共に力を尽くせよ」会津の民に女子も子供も関係ない。八重はそれにはいと答え、最後に奇策を申し出る事に。・・・ここはちょっとしつこいと思ってしまったわ(^^;)それは、落ちた弾の再利用!!拾い集める事は、子供たちの役目。それをまた溶かして、新しい弾を作ることにしたのだ!!敵の弾が新しい武器になる。気持ちがすく思い。これならおなごでも作れると、皆が手伝ってくれることに。そんな娘の姿を見た権八は、佐久に告げる。一度もほめてやらなかった。でも、八重が鉄砲を習ったのは、正しいことだったのかもしれない。ようやくそう思えた権八。そして、佐川が奇襲作戦を決し、米沢への道を作るために出撃することに。容保から出陣の酒を振舞われ、熱い胸の内をさらけ出し、命をかけて道を切り開くと断言。容保自ら酒を注ぎ、名前を呼んでくださった事に感涙する佐川。だが、そのまま眠りこけてしまう佐川。連戦の疲れを・・・と寝かせてやれと容保にいわれて、つい眠ってしまった佐川は・・・完全に出遅れてしまう。翌朝、目を覚ましたら、既に日が昇った時間。苦戦を強いられてしまう佐川たち。まさに決死隊。・・・ありえない失態だろ、これは。その頃、京都では岩倉に直談判に向かった大垣屋。そして菅書を見た岩倉は、わざわざ覚馬の元を訪ねたのだ。三権分立、殖産制度、学校制度など、新しい国の未来がここに書いてあると、感心した岩倉は覚馬と話をするためにここまできたよう。その時、岩倉の裾を掴んだ覚馬。会津から兵をひいてくれと訴える彼に、最早会津だけが紛争しているという状況。兵を引くとかそういう事態ではないのだ。会津を叩かなければ、新しい日本は来ない。「死んだらいかん」いずれまた会おうといい残り去っていく岩倉。そして、ついに鶴ケ城への攻撃が始まる。今度は間近に飛んでくる砲弾。布団をぬらし、弾へ飛び込んだお登勢。爆発を回避できたはず・・・だった。だが、暴発を受けてしまったお登勢は吹き飛ばされてしまうのだった・・・。あぁ。また犠牲者が。城への攻撃は容赦ない。緊迫した雰囲気が伝わり、緊張感が見えたラストだった。次回へ続く悲しみが増した。凧の件は入れたかったエピソードだったかもしれないけど、ちょっと違和感だったわ。せめて城の外から見える凧の映像とか入ればまだ納得もできただろうけど。でも、余計チャチく見えたかもしれないか(^^;)権八の事。尚之介様の事。次回は涙になりそうですかね。【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話 第27話7748 HIT/2/12送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/1296f04e2f71df08cd6de547fd874e95/ac
2013/07/14
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篭城を決めた会津の人々。前回は胸が痛い話が続いたので、今回は少しだけ光が刺したかなぁ。笑顔が救いだった。敵に奪われるなら・・・という理由で、次々と会津は自決する者も現れる始末。ユキたちは村へ逃げたものの、どこにも行く場所はない。篭城した方がいいのか、村へ落ちた方がよかったのか・・・。振り回される人々。夜襲を仕掛ける八重たち。鉄砲は人の命を奪うもの。それを実感することになった八重。「お前らに会津はわたさねぇ!!」女たちも篭城に備え、自分たちのできることを始めるのだが・・・。双葉と再会した八重は、そこでなんだかうつろげな表情の双葉と遭遇。どうやら寅千代とはぐれてしまったよう。そりゃ不安になるわ。でも、乳母と一緒だと言う事で、今はあきらめるしかない状況。一方竹子たちは、萱野に自分達も戦いたいと自己申告。共に戦えないのであれば、自決すると言い出す竹子たちの意思を聞いた萱野はそれを了承し、明日共に出陣をと命じる。小田山から大砲を撃たれれば、城は危ない。「会津を救う策は立てなんね」そういう頼母に、梶原たちにだったら白川で頼母がとめるべきだったといわれてしまい、返す言葉もない。続々と援軍が集まる新政府軍。おされる会津。そんな中、ついに竹子たちも戦場へ出ることに。城へ戻ったら、銃を教えてもらう。竹子自らがそう言い出す。だが・・・その日は来ない。竹子は敵に撃たれてしまったのだ。更に、小田山にある火薬庫に敵が近づきつつあるという危険な状況。もう出口はない。開城しなければ、会津の民は根絶やしにされる。容保に恭順を薦める頼母。それを腰抜けとののしる佐川たち。容保も、ここに至っては恭順・開城などありえないと断言。城と命運を共にすると・・・。一方、敵に捕らわれた雪は、脇差しを貸してほしいと願い出る。逃げても、会津に戻るべき場所も人ももういないのだ。「旦那様、今お側に」そして自決した雪。一方、頼母と再会した八重。敗戦の将として自分は死ぬべきなのだ。だが、今まで会津のために死んでいった者達が自決を許さないのだ。「生きて、会津を守れというんだ!!わしは会津を守る。八重、強ぐなれ」そうしなければ一足も前に進めないという頼母。強くならないと三郎にも叱られる。夜回りに行った八重。それを見送った頼母は、届けられた千恵たちの句を読み涙するのだった------。ここはやっぱこみ上げたなぁ。その頃、大蔵は兵を率いて会津城下近くまで進んでいた。今は一兵たりとも失えない状況。ではどうやって入城するか?そして・・・彼岸獅子が来たと言い出すみね。なんと、城下からお囃子が聞こえたのだ!!「彼岸獅子だ!!」にわかに湧く城下。なんと、大蔵は彼岸獅子を使って城内へ堂々と行進して入ってみせたのだ!!なんという奇策!!ま、逆に堂々としすぎて止められなかったってのもあるだろうなぁ(^^;)その頃、再度恭順を進言するも・・・容保は頼母に萱野の元へ行き、城へ入らず戦えと命じたのだ!!それは会津を去れということか。非情な決断。そこへ大蔵が入城してきたとの知らせが!!希望の光となった大蔵たちの登場!!久しぶりに会津の人たちに笑顔が見られたのは、こっちとしてもほっとできた。竹子たちの薙刀のシーンは悲しかったねぇ。あれでは太刀打ちできないとわかっていても、戦わざるを得なかった。ふるさとのために戦う。そのまっすぐな気持ちは心を打たれた。本当に美しい女性だったなぁ。もののふの精神を最後まで貫いた強い人だった。祭囃子で先頭にいた子供は、八重が助けた子供だった。先頭で新政府軍の間を割って行く大役。長い伏線でしたねぇ。今回はまだ少しの余裕があった回だったかなぁ。悲しいだけでは続かないし、こういうささやかな幸せは嬉しい。でも、これからまだまだ敗北への道が続くわけで・・・。もうすぐ終焉ですね。【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話第25話 第26話7408 HIT/2/17送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/5ad974bc1bf929dc88b749902390c425/ac
2013/07/07
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新政府軍が城下へ-----------!!怒涛の1時間でした。息を呑むほどの重い展開で、次々と倒れていく会津の人たちの事を思うと切なかった。皆がそれぞれの覚悟を持って、この会津戦争に臨んだんだ。ただ、それがちょっとめまぐるしく場面展開されてしまい、どこも見所・・・だったけど、それが逆に気持ちが途切れそうになってしまった部分があったのは残念だったけど。続々と鶴ケ城へ入る会津の民たち。だが、ユキたちは遅くなってしまい、城の中へ入ることは出来なかったよう。溶保は城と命運を共にすると、私も戦うと言う定敬に「ならぬことはならぬ」と申しつけ、城を出るよう促す。必ず援軍を連れてくると城を出て行く定敬。八重は母たちを城へ案内すると、自らは戦いへ出ると言い出したのだ!!必ず無事で戻るからと声をかける八重。そこへ現れたのは照姫と時尾たち。「私は弟の魂と共に、戦う覚悟にごぜえます」八重の決意を聞き、その鉄砲に会津武士の魂を込めよという照姫。時尾にも万感の思いで「行ってくる」と声をかける八重だった。だが、次々と道を突破される城下。手薄になった城では、鉄砲隊を指揮する者がいないよう。そこで私がやりますと手をあげた八重。だが、当然女子に戦は出来ぬといわれて相手にもされない。八重はそんな昔ながらの考えでどうするのかと佐川らに訴える。「これは男だけの戦いではねえなし。都から、傷だらけになって帰ってきた皆様を見た時から。帰って来なかった家族を待ち続けたあの時から、男もおなごもねぇ!これは会津すべての戦いだ!!私を戦に加えっせ!私の腕はお役に立つ!私は山本覚馬の妹だ。鉄砲の事なら、誰にも負げねぇ!敵にお城は渡さん!!仲間がやられんのを、黙ってみるつもりはねえ!私たちの大事なふるさと、会津はこの手で守る!!」八重の言葉にようやく考えを改めた男たち。守りたいのは男だけではない。女にも戦い方があるのだ。その頃、薙刀隊も竹子の指示で、照姫の元へ向かおうとしていた。その時、ふらりと場内から出てきたのは、雪。境内ではすでに自刃した者も多数いるという。自分もいっそ・・・と言い出す雪に、竹子は死ぬなら敵を倒してからにしろとキツく言い含める。「修理様の敵、討たなくてもよいのですか!?」その言葉にもう一度立ち上がる雪だった・・・。これは次回への伏線だねぇ。雨が降り出す。その中で、八重は少年たちを指揮し、共に走る事に。外堀を破られたとの伝令を伝える健次郎。ついに敵が目の前まで迫る。まさに総力戦。瓦の落ちる様子とか、砲弾や土が飛び散る画。戦場を駆け抜ける八重が、こんな時だけど、美しい。怯える少年たちに「さすけねぇ、私が一緒だ」と声をかける八重。それだけで、彼らは励まされただろう。一方------。城へあがることもせず、西郷家の者たちは覚悟を決める。白装束を纏い、最期の句を読む女達。千恵の句。【なよ竹の 風にまかする 身ながらもたわまぬ節はありとこそきけ】細い竹にも曲がらぬ節があるように、か弱い女にも固い信念があると詠ったそれは、会津の女性の想いの篭ったもの。遺されたその句は、彼女たちの状況を考えると胸が痛む。祈りをささげる母や姉に、子供たちは今日は何をするのかと無邪気に問う。「よい所に行ぐのですよ。皆で行ぐ旅だ。何も恐ろしい事はねえがらな」優しい千恵の言葉にやっぱり涙だった。頼母もなんとか無事溶保と合流できたよう。だが、敵との火力が違いすぎる。鶴ケ城に次々と砲弾が打ち込まれる。CGが凄かったね。だがその時、息子が城へ来た事で、千恵の行動すべてを悟った頼母。西田さんの表情がすべてを物語っていた。うますぎる。そして、攻め込んできた板垣が陣を取ろうとした屋敷は・・・まさに頼母の屋敷。そこに倒れていた女子供。まだかすかに息をしていた娘は、最期の介錯を板垣に頼む。味方だと嘘をつき、微笑んで手を合わせる彼女を楽にしてやろうとする板垣。自決した藩士家族は200名を超えたよう。女達の無言の抵抗。これは征討軍の士気を鈍らせたという。その頃、戸ノ口原を退却し、飯盛山へたどりついた白虎隊。城に戻る。それだけを考えたけれど・・・。火の手が上がった城下を見て、皆が迷う。城へたどりつく前に敵に捕まっては恥だと教えられた少年たちは覚悟を決める。腹を切る。弾はまだ残っているのに・・・!!八重の言葉を思い出し、思いとどまらせようとする悌次郎。だが、お先に参りますと、次々と自決していく少年たち。悌次郎も皆と共に逝く道を選んでしまうのだった・・・。城は見えているのに。自決するしか出来ない少年たち。どうしようもなかったのか?それを問いたくなる。やっぱり悲しすぎる。守護職を受けた時に腹を切っていれば、こんな事にはならなかったかもしれない。それでも、最後に会津のために戦をした事を名誉だと思うと語る田中と神保。修理も同じ思いだったはず。自分達も幸せだったと、互いに腹を切る二人。後は大蔵たちに会津を託す。「生まれ変わった時は、また会津で」男たちの決意も固い。そして、薩摩の指揮官、大山を撃った八重。「お城は渡さぬ。ならぬことは、ならぬのです」そこへ尚之助がやってくる。場内で見つかった大砲を引き、奇策として、城壁を大砲で穴を開けて使った八重。機転だね。簡単には落ちない鶴ケ城に、板垣は考えを変え、包囲戦を考える。そして、夜襲を企てている会津の兵士たちについて行くため、八重は髪を切る決意を固める。女子と思われないようにするために。自分は三郎だから、長い髪はもういらないのだ。「お城は守る。私は諦めねえ」そして、時尾に髪を切ってもらう八重だった・・・。その頃、覚馬はうなされていた。そんな覚馬のため、時栄は大垣屋へ管見を託す。それを預かる大垣屋。命を奪う道具を持った八重。その重み。そして八重がこれから背負うべきもの。ついに彼女が表舞台に立つ時がやってきました。でも、それは皮肉な事に戦場。その宿命とも言えるこの事態。少しだけ狂った歯車。あの時こうしていれば・・・と今だから言える事も多々ある歴史。迫力あるシーン満載だったし、何より全編に渡っての会津の悲劇が、哀しさを物語っていた。音楽もよかったし、役者さんたちの演技も熱がこもっていた。八重が主役だった。見たかった大河がようやく見れた。ここまで、長かったねぇ。戦いはまだ続く。篭城戦。決着まで後1ヶ月見守りたい。【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話6947 HIT/2/17送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/b71776638ea5becb866ab10ba9d981fe/ac
2013/06/30
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会津の人間として--------!!刻々と迫る戦の足音。ついに城下へ-------!!次回はついに前半クライマックスですね。ついに二本松が落ち、会津城下への戦の手が忍び寄る。戦に備えて準備を始める山本家。会津の者として、殿のこと、家のことを第一に考えれば道は外れないと言い聞かせる権八。道場から聞こえた威勢のいい声。どうやら竹子を中心に薙刀隊を作ると言う話があがっているよう。そして、女子たちで照姫様を守るというのだ。八重もと、皆が稽古に入ってくれるのかと喜ぶのだが・・・。八重はそれはできないと謝罪する。皆がどうしてと、逃げの姿勢を責める。八重には別の考えがあるのだと庇う竹子だったが・・・。八重にはわかるのだ。「薙刀ではお城は守れねぇ」長州が持つのは最新の武器なのだから。容保も家臣たちを集め、官兵衛たちを昇進させ、布陣を整える。「会津は、会津の手で守るのじゃ」一方、西郷は覚馬に会いに行く。病に倒れた覚馬を医者に診せろと命じたのだ。死なすには惜しい男だと・・・。彼はこの戦いをもう止める事ができないのなら、短期で終わらせ、できるだけ両者の負傷者を少なくしようと考えたよう。それが覚馬に対するせめてもの情けと言ったところか。そしてついに会津内に新政府軍が迫る。登城を命じられた権八と尚之助。だが、八重は覚悟を決めた顔をして、権八に話をする。「私もお供させてくなんしょ。私を戦に連れて行ってくなんしょ!!」会津を守るため、自分にはその腕がある。三郎の仇を討ちたいと願い出る八重だったが・・・。やはり戦場に女子を連れて行くなどできぬ話。御武運をと出陣を見送るしかできない八重。だが・・・権八にとって、八重は大事な娘。自ら危険な場所へ向かうなどしてほしくないというのが本音だろう。「バカ者が」佐久にも父の気持ちがよくわかる。そして頼母も出陣する。何もいわずにただ出陣準備をする千恵の姿に涙だった。最後に目と目を合わせた夫婦。それでも行ってくるとも、言わないで、行ってらっしゃいませとも言わずただ、見つめ合って、思いをかみ締めた姿にこみ上げた。千恵が頭を下げて見送りながら、嗚咽をかみ締める姿に泣けた。この先の西郷家を思うと・・・切ない。そして新撰組もまた仙台へ向かう準備を始めていた。榎本についていく形を取る土方だったが、斉藤はなんと会津に戻ると言い出したのだ!!「今会津を見捨てるのは、士道にそむきます!!」戻っても籠城しか道はないのは明白。だが、援軍など来ない。それでも、会津という国に惚れたという斉藤。弾が尽きたら、刀がある。そう決意を語った斉藤に、俺は俺の戦をしに行くと、土方と、ついに袂を分かつことに。そして、近づく新政府軍を前に、今度こそ自分が前線で戦うと、出陣を決めた容保。彼の警護にあたったのは、白虎隊。城へあがる列の中に悌次郎の姿を見た八重は、その銃は引き付けて撃てと最後の指導の声をかける。それに一礼する悌次郎。そして、最後の砦、戸ノ口を守るため、ついに白虎隊にも出陣の命が下される。これはまだ年端もいかない少年たちを戦場に立たせるということ。容保にも苦しい決断だったはず。それでも、それを命じなければならなかった会津の人材不足。そして・・・もしもを覚悟し、籠城を覚悟した容保は、その準備を開始させることに。ついに八重たちの元へ、半鐘が鳴ったら城へ入れとの命が下る。徳造とお吉にも暇を与える佐久。だが、二人ともやはり山本家が気になり、最後まで見守ると言い出す。気持ちは分かる。自分たちだけおめおめ助かるなど、今までずっと衣食住を共にしてきた家族のような二人にはできない話だろう。庭に食料や大切なものを埋めた佐久たち。これでいつでも城へあがる準備はできた。一方、戸ノ口で待機していた白虎隊は、寒さに震え、おしくらまんじゅうをして暖をとろうとする。笑い声があがり、子供のようだとはしゃぐのだが・・・。「俺たちは会津の武士だ」そう言って、士気を高める少年たち。彼らにも時が迫る。今までありがとうと、角場に別れを告げる八重。三郎の声が聞こえる。結婚して家を出れば、ここは自分の天下だと思っていたと言って笑った三郎の顔が思い出される。そして早朝。ついに鳴り響いた半鐘。城へあがるため、あわただしく準備を進める山本家だったが・・・。なんと、八重が自ら銃を取り、戦支度を整え、佐久の前に現れたのだ。八重が着ている上着は、三郎の遺品。これで三郎と共に戦うのだ。「私は、戦う-----------!」ついに八重が立ち上がる。進むべき道、覚悟を決めた八重。美しい。でも、やはり悲しいし、寂しい。終焉に向かって、それでも戦いを続けなければならないのだから。それが会津の人間としての誇りなんだ。最後の一兵になるまで戦う。この姿勢がなければ、もっと早くたくさんの命が助かったのかもしれない。厳しい時代。次回は、期待と・・・悲しさが入り混じりそうです。【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話 第24話8419 HIT/2/13送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/8fcf1871fcb298de59d1ba4fa06054fe/ac
2013/06/23
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二本松少年隊の運命--------!!やっぱり泣けた。見終わったら泣いていた。子供たちが巻き込まれる戦ほど悲しいものはない。しかも皆国のためと、純粋なんだ。若先生の木村だってまだ22歳。そんな若者が命を散らさなければならなかった時代。滅ぶまで戦う。会津への同盟を誓った二本松もまた、最後まで己の信念を貫いた。見事だった。でも、悲しすぎた。会津討伐へ新政府が固まる中、覚馬は新国家への意見書を書き始めた。何度牢番に破られても、胸の中にあるこの意見書を破る事は出来ない。熱い思いをしたためたそれを野沢に代筆を頼み書き続けた覚馬。一方、八重は若者達に銃の扱いや、弾の作り方を教え、皆がその教えをどんどん吸収していった。白虎隊に配属された伊東。火薬の調合等を勉強している大蔵の弟・健次郎。高木は容保の護衛兵に。先を越されたとうらやましがる健次郎に、足腰の鍛錬を教えようとして、八重が提案したのは、米俵担ぎ。さすがすぎるわ、八重♪ま、それを見て母は三郎も勝てたことはなかったと思い出してしまう。白河は最早取り戻す事が難しい。八重と尚之助が一緒に旅をした場所が次々と新政府によって攻められてしまう。武器の力が違いすぎるのだ。鉄砲も大砲も旧式のもの。そんな中、大蔵は完璧に街道を守りきっていたよう。さすが本場仕込は違うって話だよな。そんな中、新撰組は白虎隊と共に会津藩主・喜徳の警護に当たる事に。新撰組という名前は会津に古くからある隊の名前だという。話を聞かせて欲しいと少年たちはねだるも、明日白河へ向かう事になっている新撰組の斉藤や土方を気遣う。そんな少年たちを見て、土方もまた出し抜こうと思っていた気持ちを改め、会津のためになんとしても白河を取り戻すと斉藤に話をつける。だが・・・事はそう上手く運ばない。白河城の奪還は果たせないまま。そして、ついに頼母は容保に停戦を申し出たのだ!!奥州街道を塞がれては、会津が干上がってしまう。新政府軍に自分達の首を差し出してもいい。その申し出をしたのは・・・最早、今の武器では歯が立たない事を頼母は身をもって実感していたから。だが、それを会津の藩士たちが受け入れるはずがない。白河を取り戻すための武器もない。時間もない。だからあの時一刻も早く都を出ていれば・・・!!思わず叫んでしまう頼母。だが、都にいた者たちもまた、その状況でなかった。何も知らない頼母に言われる筋合いでない話。そして、容保は頼母の白河総督の任を解いてしまうのだった・・・。まさに泥沼の一方。今度は秋田藩が敵軍に下ったというのだ!!これでは背後にも敵を抱える事になる。東からは板垣が迫る!!春嶽は岩倉に問う。「誰のための国づくりぞ。とくと、お考えあれ」会津を朝敵として、今までの恭順の嘆願書を握りつぶし、すべては王政復古のためという建前の元、政策を己たちの都合のよいよう利用した事を指摘する春嶽だったが、最早動き出した新政府を彼も止める事は出来ないのだった・・・。その頃、ついに覚馬は管見を完成。それは10年後、100年後までを考えた国の見取り図。時栄に書き上げたそれを渡し、覚馬は訴える。「いつか時が来たら、しかるべき人に渡してくれ。頼んだぞ。破れても、滅んでも、まだ残るものはある!!」この官見は、この国を蘇らせるものだった・・・。そして板垣が二本松に迫る。子供たちを指導した木村は、よく聞けと、二本松は敵に寝返って生き延びるより、死んでも同盟への信義を貫く道を選んだと告げる。「誇りを持って戦え!!」それに元気よくはいと答える子供たち。だが、いくら子供達が頑張っても、武器力の違いは明白。二階堂に子供たちを会津まで逃がしてやってくれと頼む木村。彼は子供達の楯になり、自ら身体を張って子供達を逃がしたのだ!!目の前で倒れる若先生の姿に絶望する子供たち。負傷した子供達を助けてなんとか逃げようとするも、薩摩兵に見つかってしまう。だが、流石に相手は子供。手を出すなと命じる大山。早く家へ帰れと言って見逃してくれたのだが・・・木村先生の仇だと才次郎は薩摩兵に向かっていこうとしてしまう。そんな才次郎を止めた二階堂。だが、また別の兵たちが現れ騒動を銃で諌めたのだ。その弾に当たり倒れてしまった二階堂。篤治郎も倒れてしまう。必死に名前を呼ぶ才次郎。彼は懐から、八重にもらった、ひしゃげただるまを取り出し、額に当てて、勇気を出せと言い聞かせる。そして、果敢に攻め込んだ才次郎は、隊長を刺すのだが・・・兵に撃たれてしまうのだった・・・。二本松が落ちた。長岡も。最早城下が戦火になるのは明白。頼母は妻と母の前で、命を捨てる覚悟だと伝える。家を頼むと千恵と母に告げる頼母。名前に恥じない働きをと、夫を送り出す千恵。子供たちにも笑顔で別れを告げる事に。そして会津に避難してきた二本松の少年の事を聞いた八重はすぐに駆けつける。そこには瀕死状態で運ばれた篤治郎が。彼は懐からあのだるまを取り出し、「才次郎の・・・」と八重にそれを手渡す。それを見て八重もまた才次郎の事を思い出す。だが・・・それを渡した事で安心したか、篤治郎は微笑んで息を引き取ってしまうのだった・・・。「目を開けて!!しっかりしっせぇ!!しっかりしっせぇ!!こんな子供を・・・なんで子供まで・・・!!」篤治郎を抱きしめ、号泣する八重。ここは一緒に号泣だったなぁ。悲しすぎる。八重は憎しみをこめる。その目に戦いの意思が宿るのだった-----。いよいよ八重が戦場へ立つ日が近づいてきたという事。それはますます会津が厳しい状況に立たされたという事なのだが・・・。次は少しだけお兄ちゃんの隊である白虎隊。でも、まだ子供と言える年の子ばかり。八重は自分が銃を教えた事で、彼らを戦場へ向かわせる事になったのではないかと思うようですが・・・。こんな子供が戦場に立っていたらやはりそう思ってしまうだろう。自分を責める八重が出した決断。次回から大きく八重が主役として動きそうですね。それだけは楽しみだけど、この流れは、やはり涙なくしては見られない。【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話 第23話10063 HIT/1/11送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/b697ab9a0c8294cbcc1a03951b0f1041/ac
2013/06/16
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開戦---------!!ついに戦いの火蓋が切られてしまいました。慶応4年(1868)3月、新政府軍が仙台に到着。参謀・世良修蔵(小沢仁志)らは、仙台藩に会津討伐の命を下す。しかし、理不尽さを感じる仙台藩は、米沢など奥羽の他藩と結束し、会津救済の嘆願書を提出する。知らせは会津へも届き、八重(綾瀬はるか)たちは安堵(あんど)する。しかし、嘆願はあえなく世良によって破棄され、これに怒った仙台藩士らが世良を暗殺。新政府軍と会津・奥羽軍との間で戦いの火蓋が切られる。今回は時間がないので、感想メインで。新政府軍に追い詰められて、会津は不利な状況になっていく。それにしても世良は完全にヤクザじゃん(><)ガラが悪すぎるし。ま、だからこそ殺される運命だった・・・というか、これがそれを狙っての人選だったとしたら、すごい采配だったって話だわ。一方、八重はふさぎがちなうらを薙刀の稽古に誘う。みねを教えるのはうらの役目だと自覚したうらは、ようやく少しだけ元気をとりもどしたよう。「兄様は生きていると信じてる」雪が喪が明けないうちに戻ってきたのは涙を誘ったなぁ。女子たちは誰も修理が悪いと思ってないのかしら?陰口を叩く奴もいただろうに。その頃江戸城は無血開城。会津はどうなる?平馬たちは必死に奥羽諸藩の力を訴え、なんとか戦争にならないよう、会津討伐を回避してもらおうとするのだが・・・。こういうのって、本当一人の行動や言動で邪魔されてしまうんだよなぁ・・・。浅はかというか、それを武士の名折れだとか、プライドを優先させてしまい、結果国を滅ぼす事態に発展・・・。怖い時代だけど、結局戦ってのはそんなもんなんだろうなぁ。そして、新撰組は近藤が斬首。土方も傷を負っていた。斉藤は名を山口と改めていた。土方は言う。「斉藤。刀の時代は終わったな」その時聞こえた鈴の音。鳥羽伏見で亡くなった三郎の月命日のために祈りを捧げていた時尾と出会った斉藤。一緒に供養したいと申し出る。これが二人の出会いか。今回の救いはこれだけだったなぁ。その頃、奥羽で会津救済の嘆願書を出すことがまとまり、米沢藩から藩士たちが八重たちに銃の撃ち方を学びに角場へやってくる。角場が活気づいていることを喜ぶ八重と尚之助。だが・・・世良がそれを許さない。ボロカスの言いたい放題の世良の横暴さに耐えかねて、彼を殺してしまった仙台藩士たち。結局この騒乱に会津が巻き込まれてしまった形になってしまったわけで。広沢も必死に西郷に会津討伐を留まってもらおうとするのだが・・・当然捕らわれるだけ。「最早戦は避けられぬ------」腹をくくれと命じる頼母。でも、これぞ新政府軍には会津討伐へのいい理由が出来たという形に。だが、旧型の武器では砲弾すら敵に届かないのだ。これではいい的になるだけだ。戦いにすらならないわけで。いくら頼母が突入すると言っても、それこそ犬死になるだけ。白河は落ちた。そして、5月6日には31藩からなる、奥羽越列藩同盟が成立。軍事同盟の誕生。でも、実態は旧式の武器ばかりの寄せ集め集団だったわけで・・・。そりゃ適わないだろうよ。まだ火縄銃使ってるようじゃぁねぇ・・・。戦で負傷した者たちの介護を手伝う事になった八重たち。そこは既にいつもの薙刀の稽古場ではなかった。倒れて傷つき、うめき声をあげる人々が!!「これも戦だ」その光景に愕然となる八重。だが、覚悟を決めるのも早いのが彼女。その頃覚馬はどこで間違えたのかと自問していた。会津が滅びの道を進んでいるのに何も出来ないことを憂う覚馬。だがその時。吉田松蔭の「立ち上がれ!!」という言葉を思い出した覚馬。自分にも出来ることはある。まだひとつだけ!!八重もまた、戦場で戦っていた。今自分に出来ることをと、少しでも兵士たちを助けようと奔走。戦火は会津に迫る-----。誰がこの戦いの責任を取るべきなのか。こうなると本当あそこでもし慶喜が殺されていたら・・・というもしもを考えてしまいますわ。容保も会津のために・・・になってたらもっと違ったのかなぁ。なんか保守的すぎて、会津は流されてるだけ・・・巻き込まれただけな印象にしか見えなくて。自分達からもっと訴えてもよかったのではないのかとか、すごく思ってしまった。でも、ここで斉藤が会津に思いを寄せてくれるようになるわけだから、それはあれだけ反発してただけに・・・な嬉しい誤算だったろう。次回は子供達がついに戦いに巻き込まれていく事に。これはつらい。悲しいねぇ。暗い回が続きます。【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話6587 HIT/2/18送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/f06c0a050e74941481d538345e6cf722/ac
2013/06/09
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振り上げられた拳の行方-----------!!ついに会津に緊迫した雰囲気が近づいてきました。OP映像も少し変わり、黒の流れるようなイメージがなんだかこの先の会津を予感させましたね。慶喜の命により、容保がついにひっそりと江戸を去る事に。皆を置いて大阪を出たことを恥じる容保。その責任はすべて修理が負って切腹する形で収束はしたけれど・・・容保にとって最大の過ちだったことは否めない。だが、不本意ながらも、こういう形で念願だった帰国が出来た容保。京都守護職に就いて5年の月日が流れていたのだった------。次々と戻ってくる藩士たち。竹子も妹と母が帰国したよう。そして双葉も!!久しぶりの再会を喜ぶ八重。平馬や大蔵も無事だというのだが・・・。覚馬と三郎の事は皆が口を重くしてしまう。その頃、江戸へ戦術の勉強に行っていた尚之助も戻って来る。八重とうらも笑顔で出迎えるのだが・・・彼は神妙な顔をしている。そして、山本家で尚之助が開いた風呂敷の中には・・・三郎の遺品である南天の刺繍が施された軍服が!!鳥羽伏見の戦いで果敢に戦い、銃弾に撃たれてそまったと、最期は大蔵が看取ったという話を告げる尚之助。「人違いです」そういい切る八重。だが・・・それは間違いなく三郎の軍服だったのだ。では、覚馬は?開戦の日に薩摩兵に捕らえられてしまったという話を聞いたという尚之助。だが・・・引き上げてきた人の話だと、処刑されたというのだ!!何故嘘を就くのかと尚之助を責める八重。だが、権八は息子たちの最期を確かめてくれてありがとうと頭を下げたのだ。遊びから戻ってきたみねは無邪気に尚之助に「お父っさまと会えたか」と尋ねるのだが・・・。思わず走り出してしまううら。涙を堪えきれず、追ってきた母と共に泣くしかできない。権八も席をはずし、一人で涙を流す。背中が寂しすぎる・・・。三郎の仇を取るにはどうしたらいいか?それを尚之助に訴える八重。「敵は私が討つ!!」その頃、大垣屋と時栄が覚馬の囚われている牢へ、手付けを渡し入ることに成功。戦になれば会津は滅びるまで戦ってしまう。西郷を止めないとと何度も訴え続ける覚馬の声は、最早潰れてしまっていたのだ。・・・西島さんうますぎるわ。すごいね、あの声は。その頃新政府では、諸国が次々と恭順していき、慶喜討伐に向け、東国へと勢力を向かわせていた。容保は国へ戻ったものの、そのまま謹慎し、内外に己への厳しさを示していた。たった一人で、今回の敗戦の事、修理の事を耐えていたのだ。何も話をしてくれない。重荷を背負わせてほしいと憂う照姫。だが、恭順など無駄だという佐川は勝てばいいのだと言い出す。勝てば官軍。更には負けたままでは会津の面目が立たないという者も出てくる始末。では容保はどうする?「会津はあくまで恭順を貫く」ただし、攻めて来るなら、戦うというのだ!!だが、それを頼母はそれを今は得策ではないととめるのだが・・・。逃げる場所はどこにもないという容保。戦は会津で起こるのだから--------!!会津の軍事改革が行われ、ここで白虎隊登場っすか。新政府は会津を滅ぼす気満々。降伏の条件は、容保の首のみ!!角場で銃を教える八重の姿。なんだか様子がおかしいと気になっていた尚之助。銃の訓練中も思わず別の子を「三郎」と呼んでしまった八重。三郎の敵を討つといきがる八重は、思わず銃を持って走り出してしまう。調度その時、山本家を訪ねてきていた大蔵は飛び出してきた八重を受け止める。追ってきた尚之助が八重の前に立ちはだかり、どこへ行くというのかと引き止める。八重はどうしようもない行き場のない後悔と悲しみを尚之助にぶつけてしまう。「私が行けばよかったんだし!!」三郎より自分の方が強かったのに。そうすれば三郎は死ななかった。「三郎ぉ!!」大声を上げて涙した八重。初めて八重が三郎の死を受け入れた瞬間か・・・これは泣けた。そんな八重を抱きしめる尚之助。悲しいね、やはり涙のシーンは。そして・・・江戸城総攻め前日。勝は単身、西郷に嘆願書を持って話を付けに行く。慶喜の無血開城を申し出る勝。だが、新政府の中には慶喜の首を望む者も多い。江戸を血の海にするのか?あの屋根ひとつひとつに生活があるのだと訴える勝。彼の必死の説得に応じた西郷は、総攻めを回避。だが・・・振り上げた拳はどこへ下ろすか。結局最後にはこの戦いの責任を負う敵が必要なのだ。会津では着々と戦いの準備や訓練が行われる。フランス式の鍛錬が大蔵と尚之助の指揮で行われる。佐川だけがやる気満々じゃん♪そして西郷は覚馬の嘆願書を見つける。覚馬に会いに行く西郷。奥州討伐を留まってくれと願う覚馬。会津には朝廷に刃向かう気持ちはないと訴える彼に、西郷は気持ちを動かされたのだが・・・。新撰組を始めとする、新政府軍に不満を持つものたちが続々と会津に集結しているというのだ!!あぁぁぁ。この作品では、会津は自ら選んでそうなったわけじゃないという流れにしたかったのか・・・。周りから集まってしまったから、腹をくくるしかなかったと。なんかちょっと新撰組ですら会津のお荷物的扱いに感じてしまったのがなんだかなぁなんですが。そして、八重が手当てしていた負傷者の中に、斉藤の姿が!!おおお、ここで斉藤と接点ですか。覚馬の事を知っていた彼から今どうしているか、話を聞く八重。薩摩につかまったとなると・・・余計な期待を持つなと忠告する斉藤に、それでも自分の目で確かめるまでは信じないと。「兄様はきっと生きてる」そう自分に言い聞かせるように言う八重だった・・・。今回は色んな出会いと再会の場でしたね。繋がりも出来た。見えた未来。でも・・・会津の運命は最早泥沼しか見えない。新政府の勢いはすさまじい。会津はどうなるか。そんな中、次回はいよいよ斉藤と時尾の出会いもあるのは、ちょっとだけ救い?【送料無料】八重の桜(後編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話8120 HIT/2/16楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/ebec9a1fb995c8720b6006c3eb74d557/ac
2013/06/02
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責任を負う者---------!!ついに会津が朝敵とみなされる時が来てしまいました。ここからたくさんの関係者が亡くなっていくわけで・・・今回はその第一陣という所でしょうか。開戦二日目。三郎が戦場に!!だが、現実を目の前にして怯えてしまう三郎。佐川は会津の男なら腹を据えろと三郎に発破をかける。その時、八重の言葉を思い出し、的をよく見て鉄砲を放った三郎。命中!!だが、やはりいくら数で勝っていても、兵器の差は歴然。そしてついに戦場に錦の御旗が上がったのだ!!これを見て、恐れをなして逃げ出す者も続出。薩摩側に追い詰められ淀城を拠点にしようと撤退した幕府軍。それでも「大儀は我らにある」と叫ぶ慶喜。だがそこへ秋月たちが戦況報告へやってくる。なんと、淀藩が寝返り、入城を拒んだのだ。それだけ錦の御旗の力はすごい威力を持っていると言う事。最早ここでの戦はいたずらに兵力を失うだけ。江戸に戻って、一度戦略を立て直してはどうかと慶喜に進言する修理。開戦4日目。難所での戦闘に、後方へ回れと大蔵に言われたのに、三郎は兄の代わりにも働きたいと言い出したのだ。ますます戦況は悪化。どんどん薩摩側に寝返っていく諸藩。味方だと思っていた藩から大砲が打ち込まれ、逃げ惑うしか出来ない。南天を掴み、姉を思う三郎。そして、銃を構えた三郎は、無謀にも敵陣に駆け出して行ったのだ!!・・・これは死にに行ってるようなものだったけどなぁ。まだ流れ弾の方がよくなかった?誰かを庇うとか・・・。大蔵はすぐに三郎を安全な場所へ運び出すも・・・最早目が見えていないようで、大蔵の手を覚馬だと思ったよう。そんな三郎の手を握り返し、覚馬の代わりを演じる大蔵。「よぐ戦ったなぁ」その言葉に微笑む三郎。だが・・・。「兄様、姉上・・・」大蔵に手を握られ、三郎は逝ってしまうのだった----------。戦争で悲しいのは、やはり若い人が命を落として行く事。三郎なんてまだ18歳でしょ。しかも初陣で・・・。悲しい時代だよ。体勢の立て直しを勧めた修理を責める佐川。まさに静と動の二人。佐川の大将が出てきたら皆の士気が上がるという気持ちもわからなくはないけれど・・・。それにしてもこの作品の慶喜は本当に最悪な奴・・・って描き方ですなぁ。このままでは会津は戦いをやめない。だからこそ、ここにいてはならぬと言い出す慶喜。兵を率いて江戸へ下れば、その道中でも戦争になるというのだ。だから、誰にも内緒で江戸に向かう船に乗るという慶喜。そして、最後まで藩士と戦うといっていた容保を連れて、ひそかに江戸へ向かうのだった・・・。現場放棄。しかも大将連中がそんなことをすれば批判は免れないだろう事は容易に想像できるだろうに。容保もなんでついていくかなぁ・・・。「徳川家ももはやこれまでよ」この言葉がすべてだったな。慶喜がいくら江戸で再建を狙ったって、またいつか裏切られるかもしれないと思うと、それはもう従えないでしょ。しかも重鎮たちに何ひとつ告げずに・・・。後を追って、なんとか船に乗るのを阻止しようとした修理。だが・・・時は既に遅し。そして、この進言を修理がしたから、容保たちは江戸へ行ってしまったと見た会津藩士たち。もちろん彼の人となりを知っている者たちは事情を察するのだが、修理は何も言い訳せず、容保の罪の責任を負うことに。会津藩士たちは皆江戸へ。そして、ようやく頼母が家老に復職。だが、既に遅かった。容保と慶喜が都を去った事で、薩摩らは新政府を名乗り、会津を朝敵に。そして慶喜討伐を掲げたのだ!!その知らせは会津に、山本家にも伝わる。尚之助は朝敵になるくらいなら、会津は恭順できなかったのか・・・。また体制を、機会を待てばというのだが・・・。「ならぬことはならぬ」権八は譲らない。納得できない尚之助。だが、八重も今回ばかりは父の味方。それでも会津を救うための策を考え続ける尚之助。彼の手伝いをする八重だった。結局この志が会津を追い詰める結果になったんだろうなぁ。なまじ皆忠義に篤いものだから、融通が利かないものが多かったんだろう。修理の言葉ももっと違うように伝わっていれば、会津もここまで追い詰められなかったかもしれない。ま、この描き方だと、諸悪の根源はすべて慶喜って話になってますがね(^^;)西郷に合わせろと訴える覚馬は牢に囚われの身。しばらく覚馬はこの状態が続きそうですね。容保はなんとかして修理を救いたいと思うが・・・。彼は自分がそそのかして容保を江戸へ向かわせた張本人だと思われているよう。しかもそれを受け入れている修理。だがそこへ容保に登城を禁じられたとの知らせが入ったのだ!!そして江戸からの立ち退きを命じられてしまったのだ。今度は最後まで従った容保たちを見捨てるのか。これは慶喜の新政権への全面的降伏。でも、本当最後まで酷すぎる扱いだわ。慶喜の考えなしな行動のとばっちり感がハンパないんですが(><)「大君の儀」その犠牲となった会津。容保、そして修理。容保はその責任が修理に向かうのをなんとかしたかったのだが・・・。もはやその怒りの矛先を修理以外に向ける場所もなく・・・。そこで切腹を命じた容保。それをありがたく受け入れる修理。だが・・・屋敷の警護を薄くしたと囁く秋月。それが容保の願い。生きろと------!!だが、すべてを判っている容保がいるからそれでいい。修理は雪を思いながら、見事に切腹してみせるのだった-------。「わしの代わりに、負け戦の責めを負うたか・・・」残された刀を握り、涙に咽ぶ容保。大事な片腕。次々と失われていく会津の大切な人材。そしてついに三郎の死を知った八重たちは・・・。雪がずっと祈り続けた修理の無事。それもむなしく散ってしまう。男の覚悟が見えた回。苦境が続く会津。対岸だった戦いが、ついにそこまで近づいて来たようです。【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話 第20話8588 HIT/1/15楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/64ead3a2499d9d17e4259058ea406760/ac
2013/05/26
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鳥羽伏見の戦いの始まり----------!!ついに迎えた最初の山場。薩摩討伐のための策があると、慶喜は二条城を都落ち同然で裏門から大阪へ向かう事に。その報が伝えられ、上洛することになるかもしれないと、にわかにざわつきだす会津。こうなると頼母の復帰を望む声が挙がる。謹慎ももう解けるだろうという話。夫を心配し、無事を祈る幟を作る八重たち。そこへ照姫がやってきたのだ!!彼女が届けに来たのは、照姫自ら縫ったという幟。久しぶりの時尾との再会を喜ぶ八重。だがその時、竹子がこの大事に遅参してしまったのだ!!薙刀の稽古をしていたからというのだが、照姫はそれを言い訳ではないかというのだ。そこで、その思いを歌に詠めと命じられてしまう。もののふの心を詠む竹子。すばらしい歌に、皆も歌を幟と一緒に奉納しようぞと提案する照姫。そこで八重が詠んだのは・・・。「会津心の弾や込めなむ」八重が鉄砲を撃つことを知っていた照姫は頼もしいと八重を褒めるのだった・・・。さて、慶喜は大阪で今後も外交は徳川が採ると諸外国に宣言。磐石を整えつつあった。やはり変わることを恐れる大名たちを動かすには、大きな事をしなければならないと考える西郷たち。それにはやはり戦しかない。江戸で導火線に火をつける。そこで江戸の薩摩藩邸で不逞浪士たちが揉め事を犯し始める。その頃、勝が梶原を訪ねる。奴らの挑発に乗るなと梶原にきつく言い含めるのだが・・・。兵を挙げて江戸を焼き払う。そう書かれた書が出回っているよう。これは完全に挑発。だからこそ、会津の力が大きいだけに、それが徳川を完全に滅ぼしかねないのだ。「西郷という化け物に火をつけちまったのは、私の失態だ」戦だけは避けろと、何度も言い含める勝。だが・・・事件は起きる。ついに小競り合いから死者が出てしまったのだ!!大阪では、この報告を受けた藩士たちが一斉に今までの鬱憤を晴らすべく叫び声をあげる。「薩摩を討つべし!!」その勢いは、もはや兵を挙げねばならない状態。士気が高まる兵達の声を静まらせる術を持たない慶喜。それに、このままでは、薩摩を倒さねば、怒りが自分に向かうと言い出したのだ!!「もはや戦うしかない」って、本当慶喜は自分の事しか考えてない奴。というか、人々の、時代に流されるまましかできない人だったわけだ。その頃、角場を訪れていた竹子に、銃を撃ってみせる八重。その腕前を褒める竹子。「会津のために」竹子と八重。使う道具は違えど、思いはひとつ。竹子もまた薙刀で会津を救いたいのだ。自分も男だったら戦にはせ参じる覚悟だった。八重と竹子は似たもの同士。心強いライバルであり、友となる者を得た八重。そして慶喜はついに薩摩討伐を宣言。だが、鳥羽伏見を通るというその策に、皆が不安を感じる。覚悟を持って戦いに参ると決める藩士たち。「いざ」容保の勝どきが上げられる。だが、不安はすぐに現実になった。鳥羽伏見の関所で、両者が通せと通さぬと押し問答が続けられる事となってしまったのだ!!そこへついに三郎らが合流。あぁぁぁぁ(><)三郎!!にらみ合いが続く。どちらが発砲するか。それが戦の開始の合図になる。その頃、100丁でいいから新しい銃が欲しいと、急ぎ手配してくれと手紙を書いていた覚馬。だがそこへついに開戦の知らせが届いてしまう。「この戦の行き着く先は、地獄ぞ!!」必死になって止め様とする覚馬だったが・・・やはり彼の目では死にに行くようなもの。すぐに薩摩の兵に囚われ、いたぶられてしまう。そして覚馬は気を失わされてしまうのだった---------。戦いは慶喜たちが数では圧倒的に有利なはずだった。だが、薩摩の鉄砲は威力が違いすぎるのだ。最新兵器と旧式の鉄砲では、話にならない。大砲もしかり。「死しても会津の名を汚すな!!」林は最後まで立派に皆を先導し、指示を出す。藩士たちも恐れず槍を持って薩摩に向かおうとするのだが・・・。やはり無駄死にの勢い。林は撃たれながらも必死に号令をかける。そして彼は前を見据えたまま息絶えたのだった・・・。この戦況に、新撰組は正面からの突破は難しいと考え、側面から奇襲をかけるも・・・。己たちの退路を確保できただけ。薩摩の勝ちは見えた。数ではないのだ。最早槍や刀の時代は終わったのだ。「機は熟した」錦の御旗を元に、慶喜を撃つと宣言する西郷。戦いはついに戊辰戦争へ----------。今度は慶喜が朝敵となる日が。つまりそれは会津も同じ運命を歩むと言う事。次回は三郎が・・・という流れになるんだろうなぁ。切ないね。そして、時代は新しい世へ動き出す。やはり大きな事を成すには血を流さなければならないのか・・・。まさに革命の時期。厳しい戦いが続きますが、これでようやく八重たちもメインの話に加わって行く形になりそうですね。覚馬の事は心配ですけど、これも結果オーライって話だったと言う事になるんだろうなぁ。もしも覚馬が買い付けた銃が間に合っていたら・・・。今更ながらにそう言う事を考えてしまう会津側の事情でしたねぇ。林の最期は印象的でした。【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話 第19話10281 HIT/1/10楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL>
2013/05/19
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ついに倒幕へ-----------!!徳川の生き残りをかけて大政奉還を進める慶喜。容保は浮き足立つ家臣たちを諌め、将軍家のご英断だと宥める。倒幕の大儀をなくした薩長だったが・・・。西郷はそれでも慶喜討伐の儀を偽勅でも構わないと言い出し、薩摩に戻って兵を挙げると言い出したのだ!!「やり抜かなならん勝負で」西郷の言葉に覚悟を決めた岩倉。「王政復古や!!」緊迫した都の状況に、万一には、挙藩出陣をと、容保も覚悟を決めるのだった・・・。一方、八重は伊東悌次郎や高木盛之輔に銃の扱いを教えていた。学問より面白いという二人に、鉄砲は命のやり取りをする道具だと諭す八重。何かあった時に自分の身を守らせるため。だが、会津に何があるというのか?それでも何か不安が付きまとう八重。そこへ大政奉還の一報が届き、ますます混沌となる会津。頼母はもう会津は幕府が政権を返上した以上、京都守護職の任も返上し、長州が都へ来る前に、藩士たちは会津へ戻るべきだと訴える。確かにそれが正論なのだ。皆それはわかっている。だが・・・正論が通らないのが、今の都なのだ--------!!その頃、ますます目が見えなくなっていく覚馬。それを憂いた林は自分の宿所に移って来いと提案。優しい人だなぁ。一人生活が寂しいという理由で笑って覚馬を迎え入れようとする林の心が嬉しい。それでも覚馬は、目が見えているうちは洋学所にいたいと、それを断る。「出来る事はまだまだある。ぬしは、わしが見込んだ男だ」そう励ましてくれる林。だが、都はますます混乱していく。薩摩浪士たちと新撰組のいざこざが発生。新撰組が彼らをバカにした事が発端。緊迫した両者を引かせたのは斉藤。市中警護の意味など既にないも同然。斉藤らも血気盛んな隊士たちを黙らせるのは難しいようで。その場に居合わせた覚馬は浪士たちに突き飛ばされてしまうも・・・会津の者だと知った彼らは、目薬を落とした覚馬を狙うことに。だが、洋学所へ戻った覚馬を待っていたのは・・・大垣屋が寄越した小田時栄という女性。覚馬の身の回りの世話をするように言い付かったという彼女。なんでも、話を聞いたら絶対断るのがわかっていたから、押しかけてしまえと大垣屋に言われてきたよう。わかってるなぁ、旦那~♪目の事は聞いている時栄。そしてかなり彼女も強情なようで、何もしない間は帰らないと言い出す。だがそこへ先ほどの浪人たちが現れ、覚馬に目薬をぶつけたのだ。会津はいつまで都にいるつもりか、こんな学問所ももういらないと言い出す男たち。そして机を倒しだした男を見て、時栄は隣の部屋に置いてあった鉄砲を取りに走る。時栄は銃を扱えるのか!?右の男を狙えと叫ぶ覚馬。覚馬は左の男の相手を。弾は6発入ってるからはずしても大丈夫だと言う覚馬だったが、時栄は、一発もはずさないと断言し、銃口を男へ向けたのだ!!女子が撃てるはずがない。そう思っていた浪人たちだったが、時栄の気迫に負けたか、おめおめと逃げ帰ってしまうのだった・・・。でも、どうやら時栄は無我夢中の行動だったようで、鉄砲を撃ったことなどないよう。そんなはったりをかましたり、あの土壇場の度胸が気に入った覚馬は、明日からよろしく頼むと、時栄を受け入れるのだった-----。さぁて、ここでまた覚馬にとって時栄との大きな出会いがやってきたわけで。今後を考えるとちょっと複雑なんですけど…覚馬も男だしねって事で。そしてついに薩摩が動く。大阪へ向かった西郷たち。土佐では竜馬が暗殺との知らせが。容堂はどう動く?その頃、ついに八重が竹子から1本を取ることが出来たのだ。そして竹子を角場へ招待するという八重。「鉄砲にも、会津の魂がこもる事を、竹子様にもみていただきてぇのです」やはり竹子に言われたことを気にしてたか、八重。これは次回への伏線って事で。さて、薩摩が動いたことで、御所に行けば薩摩の者に囚われると考えた慶喜は、容保にも朝議に参内するなと命じる。だが、結果的にこの朝議に出席しなかったことが命取りになってしまったのだ!!長州藩主親子の復権が決まる。更には薩摩が御所へ向かったというのだ。蛤御門の警備を任されたのは薩摩。これは会津が長州を都から追い出した時と同じ!!謹慎を解かれた岩倉は、早速王政復古を掲げ、摂政関白、幕府を廃絶を提案。あっという間に新政府誕生。だが、その中に徳川家は加われなかったのだ。容堂や春嶽はだまし討ちのようなこのやり方に異を唱えるも、岩倉らは容赦なく慶喜を断罪する。西郷も刺し殺してでも進むという気迫で迫り、ついにそれが容堂を動かす。官位を1位下げられ、領地の半分を奪われてしまった慶喜。まだ手はあると、巻き返しを画策し、大阪城へ向かうと言い出す。これに同行するように容保に命じる慶喜。佐川たち別撰隊は、考えを改めてもらおうと、今にも戦いを始めようとする勢い。揉め事を起こせばそれで揚げ足を取られるとわからないのかなぁ。力だけで突っ走る時代はもう終わった。藩の事を考えるなら余計なことはするなって話なんだけどね。佐川たちにも、会津を思う気持ちがあるのはわかるから難しいんだよな。いよいよ緊迫さが増してきた都。戦が始まろうとしていた--------!!八重にも伝わるほどの不安。今までは遠くの出来事だったのに、会津に降りかかる火の粉がそこまで迫っているわけで・・・。でも、正直な感想を言えば、ようやくここまできたって感じです。次回からは戦闘シーンが増えそうですね・・・。あ~長かった。【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話 第18話11259 HIT/1/10楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/b28e3d1d284106b4b57a83183bb654fd/ac
2013/05/12
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大政奉還---------!!それを決意した慶喜。ま、言ってしまえば今は逃げ。で、都合よく徳川の威厳とか言われても、もう時代は動いているわけで・・・。彼の計算が狂って行ったのは次回のお話。今回は八重たちのいわゆる新婚旅行と、尚之助の出世、そして、都の動きがかなり不穏になってきたという展開に。あはは!!結局この旅、大口叩いた尚之助の方がヘバってるのか(><)なんかこの二人らしくて笑ってしまったわ。いいねぇ。美しい磐梯山の景色を見て感動する八重。だが、そんな会津の行く末を憂う尚之助。今回の京都守護職のおかげで会津は矢面に立ちすぎたから・・・。そして、白河へついた二人。そこで記念にだるまを購入する八重たち。途中立ち寄った安立ケ原で、鉄砲の音を聞いた二人。気になった二人は二本松藩の道場を訪ねる。ケーベルを触っていた子供たちに関心した八重たちだが、間者かと疑われてしまう。それを助けてくれたのは、この砲術道場の若先生である木村銃太郎。江戸で銃を学んだというこの木村という青年。会津から来たという八重たちも砲術を扱っているという話を聞き、ひとつ手本をと請われ、尚之助は八重が撃つと紹介したのだ。女子が銃など撃てるはずがないとバカにする子供たち。だが命中させてみたその腕前に誰もが驚きを隠せない。女子が銃など、会津はさすがだと木村たちは言うけれど、砲術では会津はまだまだ遅れている。だが、相手の銃がスナイデルなどでは太刀打ちできない。それを憂う木村。そして再び旅を続ける二人に、子供たちはしっかり感謝の挨拶。だがその子供たちの中の一人。才次郎はどうしても鉄砲を撃つ際に目を閉じてしまうという。八重も同じようにしかられたという話を聞き、どうやって克服したのかと尋ねてきたのだ。秘訣は目を開けようとしないこと。目を忘れて、玉の行方だけを追うことだとアドバイスする八重。そして、願掛けしたらいいと、記念に買ったあのだるまを才次郎にプレゼントしてしまったのだ!!それを見て尚之助は微笑み、八重に言う。「またいつか、買いに行きましょう」それにはいと笑顔で答える八重だった・・・。いつか・・・があるといいのだけどね・・・。その頃、秋月が都へ呼び戻されたよう。そこへさらに大蔵が外国から戻ってきた。これで都に役者が揃ったというのだが・・・容保にはまだもう一人足りないのだ。思わず秋月に頼母は息災かと問う容保。変わりないという話を聞き、安心するのだった・・・。やっぱり容保には最終的に頼母の存在は大きいんだろうなぁ。それが嬉しい秋月や覚馬。大蔵はロシア、ドイツ、フランスを回ったよう。外国と比べて日本が劣っているとは思えない。ただ、今は志ばかりで舵取りを本当に出来るものがいない。それが心配なだけ。その時、秋月は覚馬に八重の花嫁姿は美しかったという話を聞かせてくれる。それを嬉しそうに聞く覚馬。ま、大蔵はまだちょっとしこりがありそうな表情ですが。だが、そこへ薩摩兵が大阪へ入ったとの知らせが入る。薩摩からは大山弥助が西郷を訪ねてきたよう。彼は大量の壊れた銃を買ったという。それを直して使えばいいと簡単に言ってのけるのだ。それより気になるのは容堂が慶喜を説得すると行って、兵を引けといってきたこと。薩摩はどう動くか?期限は12月7日の神戸開港までと設定する西郷。薩摩の動きが早い。それが気になる覚馬。これでは銃の買い付けが間に合わないかもしれないと感じたのだ。町中ではええじゃないかの大騒ぎが。その列の中、西郷の姿を見かけた覚馬。慌ててその姿を捉えようとするのだが・・・。だが・・・目が霞み、彼を追うことが出来なかったのだ!!更にはその騒ぎに紛れて、覚馬を殺そうとする輩が現れたのだ!!それを救ったのは大垣屋。覚馬はすぐに西郷を追えと広沢を向かわせるも、もう姿が見えない。覚馬を狙った刺客?恐らく言葉を聴いて、会津の者というだけで襲ってきたのだろう。長州・会津・薩摩・・・幕府や朝廷の争いに巻き込まれ、人々の暮らしはますます悪くなるばかり。鬱憤を晴らそうとええじゃないかとバカ騒ぎをしたいのではないのか。世直しとは?皆今の世がいいとは思っていない。だが、目指す先が違いすぎる。戦は出来ないと考える覚馬。そう、今戦をすれば、会津には討つ手がないのだから・・・。一方、城から呼び出しを受けた尚之助は・・・。ついに日新館砲術師範に御召しかかえが決まったというのだ!!めでたい話。よかったと山本家は大喜び。尚之助は仕官になっても山本家でお世話になりたいと願い出る。学問を銃を作るにもここが都合がいいというのだ。だが、尚之助の本心は、今ここに覚馬も三郎もいないから、山本家を守ろうとしての決断。それを理解していた八重。会津へ来て10年。八重の手を握る尚之助。「ここは私にとっても、住み慣れた我が家なんですよ」尚之助の気持ちに「はい」と答える八重だった。早速自分の足と目で見てきた情報を詳細に記して渡す。内蔵助や萱野はそれをよくやったと褒めるも・・・。砲台を作るにしても、会津には今その金がないのだ。策はあれど、先立つものがない。そこで次の手を打つと、金がなくても出来る事を探すという尚之助についていこうとする八重。夫婦二人三脚で。峠越えでは今度は八重に負けないように足腰を鍛えねばという尚之助。ま、八重に勝つにはまだまだのようで♪一方、慶喜、容保を殺せという詔書が近々薩摩と長州に出回るという岩倉。慶喜と岩倉の駆け引きだな。朝敵を討つための旗、大和錦の旗を作ると言い出す岩倉。大久保はそんな岩倉にどちらが逆賊となるか、危機を迫られるのだった・・・。そして、慶喜は大政奉還を決意する。これを受けると容保に告げる慶喜。幕府がなくなり、新しい政体を作る。会津には協力しろと半分命令。幕府を無くしては意味がないと訴える容保に、政権を還したとて朝廷には何も出来ないはずだと考える慶喜。将軍職は?武家の棟梁の立場は?それでも慶喜は命を狙われるのだ。菓子に毒が入っていたよう。「のるかそるか、ここが勝負ところよ。捨て身で行かねば、道は開けぬ」一大名になったとしても、徳川家が最大名であることに変わることはないと、徳川家の誇りに執着する慶喜。そして・・・時代は幕末へ動く。いよいよ追い詰められていく会津。次回からは緊迫感が増しそう。ただ、やっぱ仕方ないんだけど、全体的にお話が暗いんだよなぁ。視聴率が伸びないのはそこなんだろうって思う。八重が主人公と言っても半分は出てないし、京都と二分するお話だし・・・。両立は難しいし、他の役も出してとなると、散漫なのは否めない話。ま、今回は旅の途中で二本松藩と木村たちを絡めてきたのはお見事でしたけど。でも、あの少年たちの未来を考えると・・・悲しいものがあります。なんにせよ、やっぱ慶喜って嫌な奴だなぁと、改めてこの作品だけでなく、そのしたたかな性格は苦手だ(><)容保の無事だけを祈りたいと思ってしまう。【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話 第17話8879 HIT/1/10楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/e42018261484f3e32af07382255a70a7/ac
2013/05/05
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孝明天皇崩御-----------!!なぜこのタイミングで!?と会津藩士たちは皆そう思ったろうなぁ。ついに時代は倒幕へ動き出す。じわりじわりと退路を絶たれる会津。一方、竹子との薙刀の試合は、何度やっても八重が勝てない。稽古納めのその日。会津に伝えられた天皇崩御の知らせに八重たちも動揺する。何事も起きなければいいがと、思いを馳せる頼母は、秋月を蝦夷地から呼び戻せと考える。その頃、長崎の精徳館で、ボードウィンに目を診察してもらう覚馬。だが、そこではっきりと失明するといわれてしまったのだ。1年先か・・・もっと早くに見えなくなるとの診断。だが、絶望してはいけない。失明しても、立派なことをしている人はいると励ますボードウィン。そこには西洋の文化や知識が溢れていた。それに心を躍らせる覚馬。だが、彼にはもうそれを読むための時間が残されていない。それが歯がゆい。そして、銃の買い付けでグラバー邸を訪ねた覚馬たち。だがそこで、薩摩の村田が長州に武器を横流ししている事実を目撃してしまったのだ!!ここは既に薩摩の手が入り込んでいる。そこで、レーマンという商人から銃を買おうとする覚馬だが・・・旧式の銃を安く売られそうになり、薩摩、長州に劣らない銃を買いたいと、手に入れるのが難しい銃を集めろと無茶を言い出してしまう。信用がなければレーマンは大損をしてしまう話。ならば他の藩に売るだけだというレーマンに、思わずカッとなってしまった覚馬は手をあげそうになってしまう。交渉決裂。時間がないと焦るあまりらしくないことをしてしまった覚馬。銃を用意できなければ、自分は足手まといでしかないと自分を責める覚馬に、修理は言う。「目だけしかないのですか?会津にために使えるものは。私は五体のすべてをかけて殿にお仕えしています。それは覚馬さんも同じはずだ。たとえ光を失ったとしても・・・。銃を知るこの手がある!学んだ知識や、身にしみ込んだ魂を会津のために使えばいい!覚馬さん、しっかりしっせぇ」その時、ケンカはダメだとレーマンの娘のルイーズが覚馬に言ってきたのだ。その子を見て、みねを思い出す覚馬。みねも同じくらいに育っているはず。異人もない。同じ人の子で人の親なのだ。イラだって話をぶち壊したと、自分の失態を恥じた覚馬は、レーマンに謝罪し、話を聞いて欲しいと頭を下げたのだ。それを受け入れてくれた彼の言葉にレーマンは覚馬たちを再び屋敷の中へと案内するのだった・・・。そして、ツュントナーデルというその銃を1000丁買い付けの許可をもらいたいという願いを出す覚馬。なんと当時は外国人が神戸まで来る許可はなかったのに、レーマンが危険を承知で、会津にまがいものは売らないと、実物を見せに来てくれたというのだ!!それは禁忌。土佐もそれを承知で確認してくれたよう。そこまでしてくれた覚馬たちの買い付けの役、そして土佐の確認の役目。「よくやってくれた」皆を褒める容保。そして容保が帰国するという報が照姫の元へ届けられる。それに感動する照姫たちは、早速歓迎準備に取り掛かることに。一方、ついに三郎の江戸修行が決まる。旅立つ三郎は、角場に頭を下げ、銃の手入れを終える。そんな弟のために、八重は南天の刺繍を施した新しい着物を作ってやるのだった。「難が転じるように」という願いをこめて、一刺し一刺し、丁寧に縫って行く八重を、優しく労わり、背中に手を当ててやる尚之助。「何があっても、無事に帰ってきてくんせ」そして、三郎は、山本家の皆に見送られ、旅立って行くのだった---------。「行ってまいります!!」八重の縫った襟元の南天の刺繍を握り締め、力強く挨拶する三郎。・・・あぁぁぁ。三郎もまた、これから試練が待っているわけで・・・。それを考えると色々辛いねぇ。短い間だったが、長崎でたくさんの異国の文化を学んだ覚馬たち。レーマンに教わった異国の暮らしや文化の事。覚馬の洋装~♪おおお!!今回の一番の注目場所(^▽^)感謝する覚馬に、レーマンはなんと、護身用だと言って大切にしていたスペンサー銃を渡してくれたのだ!!「会津への信頼の証に」いい人だ。これで覚馬とレーマンの友情も芽生えたわけで。そしてみねへの贈り物としてルイーズはビードロをくれたのだ。「ありがとなんし」そういって彼女の頭を撫でてやる覚馬だった。その頃・・・ついに西郷と板垣退助が対面。板垣は、薩摩と長州の盟約に、土佐も加えて欲しいと話を持ちかけてきたのだ!!だが、容堂を始め土佐は公武一和で固まっていたはず。それを一月もらえたら倒幕へ変えてみせるという板垣。着々と裏では地盤が固められつつあるわけで。そして、容保の養子である慶喜の弟・喜が元服。これで安心して京の名代を任せられるという容保だったが・・・慶喜は帰国を待って欲しいと言い出したのだ!!「会津殿は都を放り出されるのか?」えぇぇぇ!?これでは話が違うではないか。容保はいつになく強く帰国を願い出るが、それを許さない慶喜。先の帝に対しあまりに不忠だと言って、追い詰めるやり方。汚い男よなぁ。やっぱこの慶喜は好きになれないわ~(><)すっかり意気消沈の容保。体調はますます優れないよう。そこへ戻ってきた覚馬たち。都の切迫した事情を知り、一戦交えることになるかもしれないと覚悟する。だが、銃はまだ届かない。だが、今の内に一度帰国してはどうかと修理にすすめられる覚馬。それを容保が戻らないのに、自分だけ戻ることは出来ないという覚馬。今こそ会津のために自分の出来ることをする時。そして、帰国の代わりに覚馬は、皆に土産を送ってきたよう。そこにはレーマンから譲り受けたスペンサー銃が!!これを八重に託すという覚馬。ビードロは無事にみねに。だが、土産なんてなくたって、1日や半日でいいから、戻って顔を見せてくれたら、それでいいのにと、涙を流すうら。それが本心だよねぇ。スペンサー銃は軽く撃ちやすい銃。撃ち心地に感動すら覚える八重。だが、こんな銃を西国諸般が買い付けているのなら、もはや戦はいかにして最先端のものを手に入れるかという時代になってきたわけで・・・。それに恐怖を感じる尚之助。そして、尚之助は考える。会津は奥州への入り口。大きな街道は5本。もし、会津が攻められる事があったら?一番の要所は白河。そこでその目で白河を確認しようと考えた尚之助。「まさか、ついてくるとは」って、八重も尚之助に同行することに♪いわゆる新婚旅行ってやつになるわけだね。なんかすっごく楽しそう♪ついてこられなくなったら置いてくからとかって、めちゃほのぼの会話。いいねぇ。ここだけが今はほっこり出来る癒しの場だもんなぁ。そして、砲術師範に決定した尚之助。そして大政奉還!!時代も会津も動き出す。次回は三郎が・・・になるかなぁ。もう日に日に痩せていきそうな容保がかわいそうで仕方ないし。覚馬が主役だった今回。ベタな流れではあったけど、やっぱいい話だったと思う。【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話 第15話9484 HIT/1/12楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/eb7e13d8c4c535312fdee81e0634ae01/ac
2013/04/28
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慶喜、将軍に-----------!!ついにこの日を迎えることに。先週は、ちょっと感想を書く気が起きなくて・・・1週飛ばしてしまいました(^^;)正直に言って「薩長密約」ってことで、面白みがなくて・・・。今週冒頭を見て、そういやみねが大変な事になってたなぁとか思い出す始末。感想書かないと、こんなにおぼろにしか見てないんだなぁと再確認。いかんいかん。さて、会津を襲った大火。火が近くまで来ているというのに、みねの姿が見えないのだ!!必死に探す八重たち。だが・・・どうやらみねは棚に隠れて泣いているうちに眠ってしまったよう。心配をかけてとみねを叱るうら。叩かれるのを覚悟していたみね。だが、無事でいてくれてよかったと、みねを抱きしめ、泣き出すうらだった・・・。ベタなシーンでしたが、やっぱ感動でしたねぇ。覚馬はまだ戻らないし、このままではみねが跡取りになるかもしれない。それを覚悟し、武士の娘として強く厳しく育てようとしたうら。本当は甘やかしたかったけれど・・・己に厳しくせざるを得なかったうらの気持ちがちゃんと伝わり、今は二人とも笑ってる。無事に火も収まったことだし、ほっとする八重だった・・・。この火事のさなか、みねを探しに出てしまったうらを追って行った尚之助。八重も後を追ったのだが・・・。だがその際に荷車の前に飛び出してしまった八重を庇い、尚之助が足を怪我してしまったよう。「私…ばかみてえ。火の方に走っていく背中見でたら、尚之助様がこのまま戻ってこねえような気がして心細くなって」八重らしくないという尚之助。だが、不安でいっぱいだった八重は思わず尚之助に抱きつき泣き出してしまう。「私らしくねえ…。んだげんじょ…。旦那様だもの。たった一人の、私の旦那様だもの!」八重の身体を優しく受け止める尚之助。泣いてないと強がる八重がなんかめちゃめちゃ可愛かったなぁ。いいシーンでした(^^)だが・・・都では、慶喜の出陣中止が大きな波紋を呼んでいた。会津は戦う気満々なのだが・・・。今回もっともしたたかに立ち回ったのは、間違いなく慶喜。いやぁ、この人の二枚舌は本当すごいわ。会津は彼に振り回された被害者って感じに描かれてるよねぇ。片や勝に長州との和議の使者に立てながら、彼と春嶽が、慶喜に将軍になって、諸侯会議の約束をと願い出たのを受け入れながら、一方で、朝廷から将軍の喪に服すために長州に兵を引くように命じる一方的な勅を出させたのだ。これでは長州を欺いた形になってしまう。のらりくらりの慶喜に、めちゃ苛立ったって(><)勝は怒り、もはや幕府の屋台骨は崩れていると宣言。今は内戦などしている場合でないと覚馬たちに訴えるも、彼も結局慶喜にいいように使われただけ。会津も・・・。流石の春嶽も愛想が尽きたか、福井へ戻るという。自分は将軍を継いで、この幕府を作り直すと宣言する慶喜。そして、将軍宣旨が下るまで都を守って欲しいと容保に願い出るのだった・・・。流石に会津の藩士たちも我慢の限界。それを佐川がこれからは我らのとるべき道は、真意が見えぬと慶喜への、ある種嫌味のような歌にあわせて槍の舞いを披露していたのだ。これは座興だっていう梶原。内心よくやったって思ってただろうなぁ(^^)さて、今回のお話のメインであるのが・・・八重のライバル・中野竹子登場!!黒木さん、相変わらずお美しい♪武子はめちゃめちゃ薙刀がうまい。雪子も手も足も出ないようで・・・。そして、八重もついに負けてしまったのだ。薙刀を振り払われてしまった完敗。ユキは負けじと、本当は八重は強いと、鉄砲も撃てると告げるのだが・・・。鉄砲は強い。「強くとも鉄砲はただの道具。武士の魂が籠もる、剣や薙刀とは違います」そういい残し、帰ってしまう竹子。どうやら彼女はしばらく会津にとどまるようで、また再戦の機会はあるよう。何も言い返せなかった八重は、「あの人には負げたくねえ」と闘志を燃やすのだった・・・。その頃・・・どうやら梶原と二葉の元へ、無事男の赤ちゃんが生まれたよう。その誕生を大喜びする覚馬たち。最初は蒸したての饅頭みたいなにおいがするだとか、わらの匂いだとか散々言ってた覚馬たち。「赤子は、命の匂いがする」それに感動する覚馬。見えなくなりつつある目で、しっかり赤子を見つめ、恐らくこれはみねを思い出してたんだろうなぁ。生まれてすぐに離れ離れになってしまったわけだし。もう一度みねを見られる間に、再会があるといいけど・・・。一方、今晩は孝明天皇が、じきじきに容保を呼び出したよう。ようやく新しい将軍が決まった事で、帝もほっとしたよう。容保の再三にわたる帰国の願い。「会津は敵を作り過ぎましたゆえ」もう引き止めることは出来ないと、少し寂しそうに告げる帝。今まで、苦労をわかっていても、容保の支えが必要だった事。そして、通じ合うものがあったからだという主上の言葉に、思わずこみ上げるものがある容保。・・・思えば孝明天皇には容保、泣かされてばっかだねぇ。感動屋さん。そして、無事将軍宣旨が済んだら、帰国のために力を貸すという帝。「会津から教わった。武士の誠は、義の重きにつく事にあると。長い間、誠を尽くしてくれてありがとう」頭を下げる孝明天皇に、こらえきれず涙を溢れさせる容保。これで彼の肩の荷はどっと下りたのだった---------。下りる、はずだった。なんと、それからわずか20日後。帝崩御---------------!!いまさら・・・なんですが、これ、このタイミングでもし孝明天皇が亡くならなければ、会津の運命も、それこそ新選組の運命も変わっていたのではないかなぁとか。そう思うと歴史や運命の皮肉さというか、タイミングの妙ってのを強く思ってしまいます。貧乏くじというか・・・本当お気の毒で仕方ない。どんどん会津が大変なことになる。この先、いよいよ過酷な展開になっていきますね。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話 第14話10317 HIT/1/10楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/905cb617a363c7aad647711bb57cfd41/ac
2013/04/21
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八重と尚之助の祝宴---------!!つかの間の幸せな時。今回は特にその対比が明白だったねぇ。会津は幸せモード。でも、京ではますます悲壮感が漂いだしてるし・・・。なんか本当気の毒になってきた。優しい旦那様に、親類、会津の人たち。そんな人々に見守られ、祝福された八重たちの結婚式。珍しく父・権八も酔っ払って眠ってしまうほど飲んでしまったようで。それに付き合った尚之助まで(><)米俵担ぐようにして尚之助を担ぐ八重は、流石すぎるわ!!(わはは)やってくれたなぁ。それで新居・・・離れまで担いでくんだから。そして覚馬からの祝いの品の都の紅と、よき夫婦になれという手紙を受け取った八重。頭が痛いという尚之助に、水を持ってくるという八重。それを引き止めた尚之助は、八重に告げる。「都の紅をさしてください」そして尚之助が紅を指で取り、八重の唇にのせてやったのだ。あたたかい気持ちになって、笑顔を見せる八重。そんな八重を優しく抱きしめた尚之助。「幾久しく」それに微笑みながら尚之助の胸に顔をうずめる八重だった・・・。なんとも微笑ましい、ほっこりなシーンでございました(^^)やっぱ綾瀬さんの笑顔は見てて幸せになれる~♪だがその頃、目の違和感を感じた覚馬は医者の診断を受ける。白そこひ(白内障)。いずれ失明するといわれてしまう覚馬。いつ見えなくなるかわからない。そして、治る見込みはないというのだ。目が見えなくなってしまえば、どうやって銃を撃つ!!書を読む!!何も出来なくなると、将来を悲観する覚馬。その頃、アメリカでは南北戦争が北軍の勝利で終結。不要となった武器が日本へ流れる事に。その頃、守護職のお役料が差し止めになった容保。会津はただでさえ莫大な出費をしてここまでやってきたのに・・・。こんな仕打ちを受けてまでここにとどまる必要はないと、会津に戻ろうと進言する者も出てくる始末。だが、容保は今は戻れないという。今会津が都を離れれば、騒乱が起こるのではないかと案じているよう。世が平穏にならないうちに主上を残して都を去れないというのだ。そして、再び長州征討の軍が組まれることになる。今度こそ将軍家に進発をと願う容保だが・・・そううまくはいかないようで・・・。それでも容保は皆に約束する。「もうしばらくの辛抱じゃ。これを成し遂げたら、皆で会津に帰ろう。磐梯山が見守る、故郷へ---!!」容保の言葉に従う藩士たちだった・・・。さて、新婚となった八重と尚之助ですが・・・。今までと同じでは、尚之助の立場がないと、呼び方、接し方を突然変えろと命じられてしまい、戸惑う八重。そして、一緒にいると今までと同じような口をきいてしまうため、しばらく角場に出入りを禁止されてしまったのだ。そこで雪にどうすればいい夫婦になれるかとアドバイスを聞く八重。だが、彼女もまた、結婚してすぐに旦那さまは京へ行ってしまったため、夫婦の真似事をしているだけだと感じているよう。そして、喧嘩をしたかった、叱られてみたかったし、困らせてもみたかったというのだ。「旦那様が都からお戻りになったら、私はもう一遍初めから夫婦をやり直してえ」うん。いい願いだ。そして・・・家に戻った八重を待っていた尚之助。父からの忠告を聞いたようで、余計な口出しはやめてもらうよう言ったと、声を荒げたのだ。珍しく怒っている尚之助。尚之助と呼んでしまいそうになり、あわてて旦那様と言いなおす八重に、呼び方などどうでもよいと叫ぶ尚之助。「それより、こんなつまらぬ事で一時でも鉄砲を手放すとはどういう了見です!?」「つまらぬ事だべか?私は尚之助様が、人に後ろ指さされねえように、ちっとでも夫婦らしくなりたくて」「私は鉄砲を撃つおなごをめとった。世間並みの奥方など初めから望んでいない!」わはは!!尚之助さま言いたい放題♪でも、これこそが雪が願った喧嘩ってやつだもんね(^^)「んだら、私では世間並みになれねえというのですか?」「ええそうです!世間並みなんぞならなくて結構。あなたは、あなたであればよい!私の妻は、ほかの誰でもない鉄砲の名人、八重さんだ。それでよい。分かったら手を貸して下さい」尚之助さまぁぁぁ♪男前すぎたぁぁぁ(>▽<)うわぁ、これはちょっと萌えましたわ。この二人はこれでいいんだ。まさに夫婦喧嘩は犬も~ってやつだね(^^)妻と呼ばれて嬉しそうな八重も、八重のすべてをちゃんと判って、受け入れてる尚之助さまも、本当いい旦那さんだよなぁ。一方、岩倉がついに動きだす。西郷もまた知恵を絞る。その頃、横山は最期に頼母を呼び、長州征伐に深入りするなと忠告を残す。長州憎さのあまり、会津が引き起こした戦と見るものも多いだろうからと。「おかしな事じゃ。幕府のため、朝廷のため誠を尽くせば尽くすほど、会津はますます泥沼に足を取られていく。帝から御宸翰を賜わった時のうれしさ。あの時のうれしさが、今は会津を都に縛りつける鎖となってしもうた」そして、最後に秋月を頼むと言い残し息を引き取った横山。程なく、秋月に蝦夷地へ出向の命が下る。その日、彼を訪ねに行った八重と尚之助。秋月は会津には必要な方。だが、秋月は、いずれ戻って働ける日も来ると前向きな発言をするのだが・・・。その時は、会津が今より頭の柔らかい国になっていればいいのだがと願うのみ。「新しい力は、2人のように、古い秩序に縛られぬ者の中から生まれるとわしは信ずる」そして、虹が出た空を見上げ、秋月は蝦夷地へ旅立って行くのだった--------。次々と会津が追い詰められて行く。本当良かれと思ってやったことが裏目ばかりに出てる感じで・・・。貧乏くじだよなぁ。ま、結局どの時代も、うまく立ち回った者勝ちって話なんだろう。貫きたい思いもあるだろうし・・・苦しいよなぁ、容保の立場は。重苦しい空気だけで終わらせないように、八重たちの結婚話を挟んだ事で、気持ち的には中和されたのでよかったんだけど、だからこそ対比がくっきりだった回だったね。明暗。これは次回からますます緊張感が高まる内容になっていくだろうし、覚馬の目も気になるし・・・おちおち新婚さん気分だけではいられないでしょうね。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話第13話7361 HIT/2/18楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/d452d7f265a77ab43c725a95282e2d31/ac
2013/04/07
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八重、選択の時-----------!!蛤御門の戦い後、幕府は長州征伐へ動き出す。そこへようやく佐川たちが米を持って上洛してきたのだ。容保もこれを喜び、別撰組と名を付けられた佐川の隊。へぇ。こんな隊があったんだって今日も勉強。一方、秋月が会津へ戻ってきたよう。八重の撃った銃に、感心する秋月。だが、これは銃がいいからだと薦める八重。これなら会津でなくても、高く腕を買う所はいくらでもあるという秋月。どうやら覚馬は迷いながらも、尚之助が会津から離れる事を望むなら、他藩で働けるよう力添えをよろしくと秋月に託していたのだ。「私の腕はもういらぬということですか」落ち込む尚之助。だが、そうではない。秋月は象山が落命した話を聞かせる。その後、佐久間家がお取り潰しになってしまったというのだ。尚之助がどれだけ頑張ったとしても、それに見合うだけの地位を得ることは会津では難しい。だからこそ・・・。「己を生かす道は己の考えで決めてもらいてえと」その夜。象山の事を思い出す尚之助。「何かを始めようとすれば、何もしないやつらが必ず邪魔をする。蹴散らして前へ進め!」涙をこらえる尚之助だった・・・。そんな尚之助を目撃してしまった八重。一体自分はどうすればいいか。悩みぼんやりしてしまう八重。お針の稽古でも間違って自分の着物を縫いつけたりと、ベタな失敗(><)らしくないといわれ、あれこれ考えても仕方ないと、ようやくひとつの答えにたどり着く。自分は角場を守ればいい。そう決意する八重。そして、角場に戻った八重に、尚之助は新しい鉄砲を見せて、今日は自分が撃つと言い出す。筒の内側にらせんの溝を彫ったというそれは、すばらしい命中率を見せた。すると、尚之助は八重を見つめ、宣言したのだ。「八重さん。夫婦になりましょう。私の妻になってください」ストレートな尚之助らしいプロポーズ♪だが、それは出来ないという八重。「私が自分で考え決めたことです。八重さん、一緒になりましょう」「駄目です。それは・・・できねえす」尚之助を会津に縛り付けることは出来ない。仕官を望んでいるのは角馬。尚之助にはやりたいことをやってもらいたいから。それでも尚之助は諦めない。「私は ここで生きたい。八重さんと共に、会津で生きたいんです。妻になってください」何度も何度も自分の気持ちを伝える尚之助。優しい人だよなぁ。尚之助の真摯でまっすぐな言葉に、八重は涙を流しながら、ついに「はい」と答えるのだった・・・。泣き笑い。でも、いい笑顔。家族もみんなこの夫婦誕生を大歓迎♪嫁に出すわけでもなく、婿取りとも違う、なんとも微妙な嫁入り。でも、それがなんだか八重らしい(^^)初めてこの大河で恋話らしい恋話を見させてもらったなぁ。ちゃんと恋をして、夫婦になった・・・って感じられたわ。おめでとう♪一方、長州は異国の軍艦に襲われ、下関戦争で惨敗。長州の藩論は、無謀な攘夷から、開国勤王へと大きく舵を切っていく事に。そして歴史の歯車が動く。西郷が勝の元を訪ねてきたのだ。西郷は勝に長州は厳罰に処するべきだと訴えるも、勝は今は内乱にうつつを抜かしている場合ではないと諭す。異国の軍艦が攻めてきたらどうなるのか?そこで勝が提示したのは-------共和政治。「諸侯諸藩がそろって会議を開き国の舵取りをする。肝要なのは、己や藩の利害を超え、公論でもって国を動かす事です」勝の言葉に目が覚めたと帰っていく西郷。そして、長州総攻めを開始すると宣言する慶勝。だが、それに西郷は恭順を勧めるべきだと言い出したのだ!!「戦わずして勝つこそ善の善なるもの」孫子の兵法を使い、和平交渉案を仕掛けた西郷。これは方針を一転させ、一戦も交えず兵を解く事になった征長軍。出鼻をくじかれる形になった会津と、慶喜。しかも江戸ではすっかり厄介者扱いになっているよう。「我らは一体 何と戦っているんであろうのう?」そういいたくなる気持ちはわかる。一方、前回の功績が認められ、覚馬、梶原、大蔵は出世。ますます藩のためにと気持ちを新たにする3人。そこで大蔵は八重が嫁に行くという話を覚馬から聞き、一瞬動揺するも、よいご縁だと祝辞を述べる。だが、その覚馬、突然目がかすんでめまいを起こしてしまう。これは予兆。伏線来てしまいましたねぇ。あの銃弾がって事なんでしょうね。うう。辛いねぇ、覚馬もこれからって時だったのに。そして・・・八重の花嫁衣裳が調う。仲人は秋月。秋月は調度、頼母の家で焼き物を食べながら会津の今後の話をしており、また金がいると、憂いていた。その時、八重の結婚話を聞いた頼母は、嫁入りに送り出すことも出来ないと、八重を不憫に思い、自分に考えがあると言い出したのだ。そして八重が嫁ぐ日。白無垢姿の八重、美しいねぇ♪さすがですわ、綾瀬さん(^^)次回は頼母の粋な計らいの、秋月家からの嫁入り行列を楽しみにさせてもらおうか。でも、いよいよ覚馬の目が・・・。やっぱ八重と尚之助はお似合いだと思う。すっごく初々しいというか、微笑ましい兄妹から、夫婦へと変わる。そんな過程をしっかり見せてもらえると嬉しいなぁ。大きな戦が終わったから、今回はちょっと小休止的な感じかなぁ。うん。でも、今回みたいな息抜きと、ほっこりできるような話も嫌いじゃない(^^) ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話7724 HIT/1/12楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/352a776821d078c17a7ed70328cae96a/ac
2013/03/31
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会津藩士、出陣----------!!ついに長州との激突。今回はものすごく見ごたえあるお話だったなぁ。戦の凄惨さをしっかり描いてくれたと思う。そして、この蛤御門の戦以降の会津の微妙な立場の始まりも・・・。兵力は圧倒している会津。だが、覚馬は伏見の軍勢は本当に長州の主力か気になって仕方がない。果たして、長州の精鋭が向かったのは・・・覚馬の警護する蛤御門だったのだ!!覚馬の号令で一斉に発射される鉄砲。威力はすさまじい。って、でも、覚馬なんで鉄砲玉をよけられるんだ!?どんだけ動体視力ええねん(><)そして、指示を出していた来島を狙い撃ちした覚馬。命中!!さすが覚馬♪かっこよすぎだよ!!だがそこへ、中立売御門と下売立御門が破られたとの伝令が飛んでくる。このままでは容保が、そして主上が危険に!!容保は病をおして戦いに参加していたよう。御所にまで爆発音と爆発による振動が伝わり、公家たちは大慌て。和睦を申し出ろという公家たち。「そもそも長州を怒らせたんわ、会津やないか!?」でたよ、責任の所在の押し付け。だが皆を一喝し孝明天皇は和睦はないと断言。そして容保たちに命じる。「御所を守護せよ」蛤御門での戦いはかなり凄惨なものになっていく。除々に押されていく会津。そこへ、なんと薩摩藩が到着したのだ!!加勢すると言ったのは・・・西郷吉之助!!再会に、運命的なものを感じる覚馬。これで情勢は逆転!!だがその時、覚馬に向かって銃弾が!!えぇ!?覚馬!?焦ったよ(><)かすり傷って、額から血を流してる姿、痛々しいよぉ。「いずれまた」そう約束し、西郷と別れる覚馬。その頃、天王山から攻め寄せた久坂玄瑞、真木和泉らは堺町御門横の鷹司邸に立て籠もっていた。だが、もはや残っているのはここだけ。桂は久坂に撤退を申し出るも、ここで引けば長州は朝敵とみなされるだけだと譲らない。真木も戦を長引かせ、公家たちの和睦を狙っているよう。だがそこへ覚馬たちが大砲を持って駆けつけたのだ。塀に囲まれて攻めきれないという慶喜たちに、覚馬は大砲で塀を打ち崩すことに。片目に布を巻いて戦場に立つ覚馬。そして、崩れた塀からなだれ込む藩士たち。久坂は最後まで一人で勇敢に戦い・・・散った。そして真木は・・・発見された際、見事切腹してみせる。桂は・・・二人とは違うやり方で道を開くと、騒ぎに乗じて逃走したよう。だが、悔しさは隠せず、涙を流すしか出来ない。一方会津では・・・。なにやら文が届いてから独り言をぶつぶつ言い出す権八。もしや覚馬に何かあったのか!?それを心配し、八重とうらは思わず権八の元へ駆け出し、話を聞くことに。悪い話ではない。覚馬に何かあったわけでもなく無事。これは八重の縁談の話だという。「にし、尚之助殿と夫婦になれ」どうやら手紙の主は覚馬。その覚馬の提案なのだそう。権八も尚之助が旦那となるなら、藩士となり、新式銃の話も進められると言い出し、そうなれば話は別だと言って、縁談を進めると言い出したのだ。だが、八重はきっぱり。「私は・・・嫌でごぜえやす」いい話だとうらも言うのだが・・・。尚之助はずっと一緒に暮らしてきた人。今まで兄様としか思っていなかった方。そんな方を旦那様と思うことは出来ないと・・・。八重は鉄砲を持ったままぼうっとしていたよう。そこへやってきた尚之助はすぐさま鉄砲を取り上げ、話を聞いた八重の事を労わる。そして、自分も断るつもりだったという尚之助。覚馬らしくない、鉄砲隊の結成のための画策だというのだが・・・。そういわれると、逆に意識してしまう八重だった。なんかでもこの二人の関係はやっぱ微笑ましいんだよなぁ。兄妹の関係から始まる夫婦もいいんでねぇか?そして、ようやく会津にも戦いの一報が届けられ、にわかに緊張感が増す。誰もが無事を祈り不安だらけ。初の会津の戦い。これで鉄砲隊の真価も問われる所。そこへさらに長州が敗走したとの知らせが入る。大砲が、攻めあぐねていた屋敷の塀に穴を開け、藩士たちが突進したというのだ。こんな策、覚馬が考えそうだから、大丈夫だと、皆を励ます尚之助。そういってくれた尚之助の言葉に安堵させられた皆。「大丈夫。きっとご無事ですよ」それに、こうなれば、銃器は一新されるはず。今、八重が出来ることは泣くことではない。新しい銃を作ることなのだ。兄の無事を祈って・・・。戦いは終わった。会津のおかげで長州を都から追い出すことに成功。だが・・・この戦いの代償は-----一面の焼け野原。都は大火に見舞われ、3日燃え続けた火のおかげで消滅してしまったのだ。焼け跡に、お救い小屋という、いわゆる炊き出しが出来ており、助かった人々が列を成していた。そこには親兄弟を、そして家を失った子供たちも大勢いたのだ。覚馬はそれに心を痛め、すぐに会津も米を調達せねばと考えたのだが・・・。その時、突然町の者たちから向けられた敵意のまなざし。「鬼や。会津は鬼や!!早う都からいね!都を焼いた鬼や!人殺し!」「鬼?俺たちが?」自分たちはただ主上を、御所を守るために戦っただけ。長州から都を守ろうとして起こった不幸な事故。むしろ恨むなら、御所に向けて発砲した長州を恨むべきではないのか?敗走した長州にぶつけられない怒りの矛先を、そこにいた会津にぶつけただけ・・・という図にみえなくもない描き方だったなぁ。実際の所、町の人たちは自分たちの生活が脅かされなければ、御所を警護するのが長州だろうが会津だろうが、関係なかったんだろうと思う。次々と覚馬と広沢に向け、石や砂を投げつけ罵倒する子供たち。そこへ会津藩御用総元締めの大垣屋がやってくる。彼がこのお救い小屋を行っているよう。彼は覚馬に問う。「山本様。西洋の学問しても、家焼かずに済む戦のやりようは分からんもんでっしゃろか?」こりゃ覚馬には痛烈な所を突かれた問い。嫌味すれすれか・・・。確かに朝敵は排除した。だが、無関係の人々をこれだけ巻き込んだのは、会津にも責任の半分はあるだろうし・・・。覚馬が前半かなりいい感じで指示を出していたし、結果的にあの鷹司邸の火が大火の原因だったわけで・・・。こりゃ都での会津の立場は一転しそう。かなり辛い方向へ向かうことになったことになりましたねぇ。次回はついに八重と尚之助が!?こちらはこちらで楽しみな所なんですけど、やっぱ都の話が緊張感続いてるだけに、続きが気になる~(><) ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話14772 HIT/1/7楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/d78e0b7b97a81018f984a622757d89f5/ac
2013/03/24
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志願の先-------!!ついに動き出した長州勢。三郎が都へ派遣される部隊に、自ら志願したいと言い出す。だが、権八はそれを許さない。早く手柄を立てたい気持ちはわかるけどという八重に、姉上に何がわかると、いつになく反抗的な三郎。仲間が皆志願しているので、遅れを取りたくないという気持ちなのか・・・。三郎もすっかり一人前の男に成長してきたなぁ。だがその日・・・。象山が天誅と尊皇攘夷を叫ぶ不逞浪士たちに町で襲われてしまったのだ!!背中から突然斬りつけられた象山は、天下のためというのがわからぬかと説きながら、息を引き取ってしまうのだった・・・。その報告を聞いた覚馬は怒り心頭。だが、朝廷に改革を説いた事帝の彦根行きの事が断罪されていた斬奸状が発見されたのだ。それに会津藩主が手を貸した事も筒抜けのよう。「何が忠義の侍か!!」一方、八重は今日はお針の稽古。子供たちに教える姿、まるで鉄砲を教えているようだとユキにいわれる始末(><)確かに~♪そこへ時尾から文が届いたよう。そこには息災と書かれてあるのだが・・・。大変なのは、今は容保の方。咳が止まらず、容態はあまりよくないよう。それでも、守護職の職を全うしようと紛争しているようで・・・。そんな容保の為に松の葉で造った酒が咳止めにいいという話を聞き、贈ろうと考える照姫。城の松というだけで、容保の慰めになれば・・・。それが照姫の願い。時尾はそれに賛同し、いい松を採取しようとするのだった。だがその頃、覚馬たちに悪い知らせが届く。なんと、佐久間家が取り潰しになったというのだ!!背中の後ろ傷が原因で、武士として卑怯だという理由だというのだ。それはあまりな取り潰しだと、訴えにいくという覚馬だったが、無駄だという。「先生は、二度殺された。一度は刺客に。二度は藩の愚かさに」だが、必ず時は来るという秋月。会津が都から追われないように。都を長州に奪われる事だけはなんとしても避けたいと願う秋月は、今は覚馬にすべてを託すしかできない。慶喜もなんというか、本当こういうところ計算高いよなぁ。ここまできてまったく動く気配がないんだから。その頃、三郎は、父に内緒で佐川の隊に入隊しようとしていたのだ!!だが、三郎は佐川に役に立たぬとぴしゃりと言われて、ぼろぼろにされてしまう。傷だらけの体と顔を見て、驚きを隠せない八重。権八も、自分に内緒で入隊を願い出た息子に怒り心頭。だが、どうやら三郎が入隊を希望したのは、尚之助の改良中の鉄砲の為だったのだ。隊士になれば 一人前の藩士と認められる。そうすれば、新式銃の事を上に願い出る事ができるという事を考えての行動だったよう。「鉄砲の家は、一段低く見られて、上に物申しても、なかなか取り上げてもらわんにぇい。父上の御苦労俺は、ずっと見てきたから」父の事、兄の事を認めて、三郎は自分が今できる事をしようとしていただけ。翌朝、わざわざ家を訪ねてきた佐川は、三郎は年若いから連れて行くことはできないと告げる。「武士としての覚悟は年長の者にも勝っていた」それは今の三郎には何よりの賛辞だろう。そして権八も三郎を見くびっていた事を認め、告げる。「何かを変えるのは、たやすい事でねえ。いっぺんにはうまくいかねえ。そんじも、それが正しい事なら、何度でも、何度でも願い出て、ちっとずつでも変えていく。ずっとそうやってきた。にしはもう、立派に会津の男だ」尚之助に三郎の事を感謝する八重。笑顔で歩きながら、八重を振り返る尚之助がなんかすっごくよかったなぁ♪その頃、天王山に近い八幡宮で、梶原と大蔵、覚馬が長州の動きを探る事に。都を徘徊しているのは、長州兵ばかりが目立つ。そこで長州が画策していたのは・・・。「朝敵会津を討たせたまえ。敵は奸賊、松平容保!」長州の狙いは容保!!長州の本隊はあと10日ほどで到着するという。だがその時、長州兵に覚馬たちは見つかってしまったのだ!!緊張の一瞬。だがその時、梶原が咄嗟に都の言葉を話し、八幡詣での旅人を装ったのだ!!うまいうまい♪桂もまた来島に大事の前だから騒ぎは控えた方が言いといって3人を解放する事に。こうなると早く容保にすべてを伝えなければならない。そして慶喜も動いてもらわねば。そして、中川宮も集まった中、孝明天皇の命が下る。元治元年7月18日。ついに長州討伐の勅が下る----------!!緊迫感がどんどん増していく。会津は、容保は追い詰められていく。で、次回は尚之助と八重がついに結婚~!?蛤御門の変だし、次回はまた激動の回になりそうだなぁ。見ごたえたっぷりの展開になりそうだ。長州討伐の命も下り、次回は覚馬の見せ場がありそうで楽しみ~♪このなんだかんだと穏やかな八重たちの姿と、覚馬たち都チームの緊張感の対比が面白いんだろうなぁ。メリハリ最高です。次回は最初の山場になりそうですね!! ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話12317 HIT/2/10楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/5daa71b7f227e53682a805a600cdd384/ac
2013/03/17
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会津の運命を変えた、池田屋事件発生--------!!会津にとって新撰組はどんな存在だったのか。改めてそれを知らしめる事件だったんだなぁと。象山現る---------!!覚馬たちの前に現れた象山。どうやら幕命により半月前に上洛していたそう。他藩の者も受けいれる覚馬の洋学所。容保の懐の広さに感心する象山。ものの分かる殿様だと。では、上洛した象山の役目は・・・。「朝廷に開国を説くのだ」一方、薙刀の稽古に励む八重と時尾。いよいよ明日、時尾は照姫の右筆として、城にあがることになっている。最後の最後で、時尾は大蔵が好きだったことを告白し、彼が見ていたのは八重だったことを告げる。それを黙っていた事を詫びる時尾。それを聞いて八重もまた、自分の方が右筆として役に立つとうぬぼれていたと告白。何かあれが城に鉄砲担いで駆けつけるという八重。だが、ずっと一緒だった時尾と、あえなくなる。寂しさに泣き笑いの八重だった・・・。その頃京では、長州の者が京に潜伏しているとの情報を得た慶喜は、容保たちに探索を続けさせることに。だが、容保は今体調が優れないよう。そこで守護職を辞任したいと願い出たのだが・・・。十分な働きが出来ないなら、帰って不忠になるから。だが、それは心得違いだというのだ。そして帝の信任も強い容保にやめられては、自分も困るという慶喜。「共に命を捨てる覚悟で都をお守り致そうぞ」容保の腕を掴んでそう熱く告げる慶喜だった・・・。その頃、開国の話を中川宮に聞かせたという象山。目立った格好のまま都を後にしようとするのだが・・・次回はこのせいで事件が起こるわけで。梶原との再会。すっかり出来た妻女になっていた二葉。旦那様の役目を支えるために京へ参ったと、やはりしっかり者は健在♪でも、せっかくだからと、祇園祭の山鉾に行くかと言ってくれ、奈美を着て行こうかとか迷う辺りが可愛いねぇ。だがその頃・・・八重に縁談が----------!?だが、勧められた話は、歳の離れた男性の後妻。その時、突然爆音が!!どうやら新式洋銃の開発で爆発してしまったよう。八重ぇぇぇ(><)その鼻の下真っ黒にしてる姿は、まだまだ嫁にはいけないって話だよな。でも、尚之助が怪我をしたのを手当てしたり、でも、なんだかすっかり尚之助を意識しちゃった風の八重。尚之助もなんかいい感じで。その頃、御用改めに入る新撰組。そして、古高の家より、発見された大量の武器。やはり長州は都に火を放ち、帝を長州にお連れしようとしているというのだ。古高の一味は今後の事を決めるために集まるはず。不逞浪士を一掃するチャンスだと、会津の到着を待たず、御用改めに池田屋に突入する新撰組。誰に斬れと命じられたか?新撰組の暴走。「新撰組はやりすぎる。これで会津は敵持ちになった」それを心配する頼母。こうなっては兵力を増やすしかない。そう考える頼母は官兵衛を京へ遣わすことに。だが、既に長州は1000人を超す大軍を率いて上洛。すると、その勢いに押されたか、慶喜は一転。そもそも新撰組は会津の支配下の者たち。長州が京を囲んだのは、会津のせいではないのか。「会津の戦には付き合えぬ」全てを責任転換して、会津を、容保を矢面に立たせようとする慶喜。・・・これは、お前さっき共に戦おうって言ったじゃんって突っ込んだ人多かったろうに(><)本当慶喜って調子いい人だよなぁ。更に、池田屋事件の失策の責任を取る形で、秋月は公用方をはずれることになったよう。近く会津へ戻るという秋月。だが、これでは誰が他藩のつなぎをするのか?長州の動きの探索は?それを危惧する覚馬。話を聞いた尚之助は、新しい鉄砲を夢中に撃ちまくる。この銃は必ず会津の役に立つ。なのに、何の相談もなく取り下げ。悔しさをかみ締める尚之助を止める八重。想いは同じ。「会津は頑固で、たやすくは動かねえ。げんじょ諦めてはなりませぬ。認めて頂けるまで何度でも何度でも作り直すべ。私が...私が、ずっとお手伝い致しやす」八重の想いを受け止め、尚之助もまた、新たな気持ちを抱く。この2人が少しずつ心を通わせているのを見せてくれるのが嬉しいなぁ。すごく微笑ましいし。そのころ箱館の外国人居留地では、日本脱出をはかろうとしていた。それは、上州安中藩士新島七五三太。後の新島 襄が、単身アメリカへ渡る旅の始まりであった-----。こちらはこちらでしっかり伏線貼り。うん。なかなかいい流れが出来てるよなぁと。池田屋事件は斬りあいのシーンをしっかり見せてくれたし、いい感じだったかと。なんかどちらかというと、暴走という形がフューチャーされたような見せ方ではありましたが、やはりこれは新撰組の見せ場だし、外せないなぁと。会津が辿る運命。巻き込まれる藩士たちの進む道。ここからは八重も他人事じゃなくなっていくので、ここから彼女ももう少しお話の中心に入ってくるのかな。メインになるのが楽しみだけど、それは厳しい状況であるのは確かだし・・・。ここからが激動ですね。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話14069 HIT/2/8楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/bdf22b46b6f0f51ff848d33e3fd4d1c6/ac
2013/03/10
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8月の政変------------!!都が大きく動く。秋月の前に現れた男。薩摩の高崎。密命を受けてきたといって、秋月と覚馬に話をしだしたのは、近く行われる帝の大和行幸は長州派のはかりごとだと言う話。これはただの攘夷祈願ではない。帝は、このまま関東へ向かわせてしまうのではないのかというのだ!!御所に戻れないよう火をつけるという噂もあるという。そして、帝の意思にそむき、箱根にて幕府討伐の兵を挙げるのではというのだ。一方、道場に、照姫がやってくるという話があがる。照姫の顔を拝謁できると喜ぶ八重たち。お城に上がれば結婚しなくてもいい。そういう時尾の言葉に、なにやら想いを馳せる八重。ま、八重の場合、針の共より、銃の先生の方が向いてるようだけどね。だが、稽古場に頼母の妻の千恵が現れたことで、空気が一転。夫が蟄居中の身であれば、妻も遠慮せよと皆が言い募る。だが、天地に恥じることは何ひとつないと、千恵は頼母に普段通りにせよといわれたというのだ。そこへやってきた照姫。早速薙刀の稽古を見学する際、照姫は八重に目をつけたよう。「国元の私たちが心を一つにする事が殿様はじめ、都の方々をどれほど力づける事でしょう。会津を思い、殿を思い、おのが家を思う気持ちが同じならば、たとえいさかいがあってもそれは一時の事。皆、会津の女子なのですから。優しく、勇ましくありましょうぞ」その言葉に大感動の八重。胸が熱くなったという。「あのお方になら、私もお仕えしてみでえ」だが、その話を聞いていた尚之助はなんだか寂しそうな表情。そして、照姫の右筆が道場から選ばれるという話になる。それが八重ではないのか?皆そわそわしまくり~♪八重もなんだかんだと選ばれる気満々のようだし(^^)その頃容保は、薩摩の高崎の話を確認するためにも、長州を除く勅旨を中川宮に賜れと命じる。8月18日 午前零時。会津軍は御所へ集結!!そこには浪士組の姿も!!御所の門を固める諸侯や公家たち。三条の参内を禁止した容保。勅旨に逆らえば自分たちが逆賊になる。それを怖れる三条ら。そして、この指揮をすべて容保に託す帝。「長州は禁門守護の任を解かれた! 早々に退散せよ!」長州藩は堺町御門に押し寄せる。だが、覚馬たちが立ちはだかる!!にらみ合いの決着は夕刻に。会津と薩摩同盟の前に、退散するしかなかった長州。勝ちどきの叫び声には胸が震えたなぁ。かっこよかったわぁ。これはいいシーンだった。また容保の陣羽織の朱が、黒い甲冑藩士たちの中で凄く映えていたし♪そして、主上より御宸翰を賜った容保たち。それは感謝状。添えられた和歌には、共に戦おうという想いがしたためられてあった。涙を流して帝の言葉に感動する容保と藩士たち。そして、功績を認められた壬生浪士組は、会津より拝命した新撰組に名を改名。容保は秋月に、摂津へ行き海岸の砲台築造工事の指図を命じる。そして、覚馬には、希望通り、洋学所を開き改革を担う人材を育てよと。新しい任務を命じられ、身が引き締まる思いの覚馬たち。だが、ほかの藩士たちは、長州を追い出した手柄はすべて会津がやったと鼻にかけているのだろうと陰口をたたき出したよう。これがまだ陰口だけだったらよかったのだけれど・・・。すべてはここから始まることになるんだな。そして------城からの通達で、選ばれたご右筆は、なんと-------時尾!!あらら~こりゃ期待したらあかんと言ってたけど、父・権八の落ち込みが激しい~(><)そんな両親をまたがっかりさせてしまったと落ち込む八重。自分なら、照姫のお役に立てるとうぬぼれていたのだと告白。だがその告白を聞き、尚之助はほっとしているというのだ。「八重さんがお城にあがってしまったら、ここで一緒に銃を作ってくれる人はいなくなる。新式銃を作るには八重さんの助けが要ります。私一人の力ではどうにもなりません。八重さんの代わりはいない。これは、あなたにしかできぬ仕事です」尚之助にそう言われ、思わず涙ぐむ八重。忘れる所だった。覚馬が戻る前では家と、角場は自分が守ると約束したことを。だが、八重はもうひとつ、嬉しかったのだ。「代わりはいねえなんて…そった事言われっと…私…私…うれしぐて。ありがてえなし」尚之助の笑顔に救われる八重だった・・・。このまま告白する勢いかと思えるラストだったなぁ(^^)微笑ましいシーンだったよ。都は動乱が激しくなっていく。次回はいよいよ池田屋事件。力を持ちすぎていく新撰組。会津は、容保はますます選択を迫られていく。激動に進んで行く様子が本当丁寧に分かり易く描かれてるよなぁ。今回は八重側の話もけっこうあったし、これから少しずつ関わりが出てくるんだろう。時尾もこれでまた新しい道が出来たわけで。ま、次回は素直に新撰組の活躍を楽しみにしてようっと。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話14054 HIT/3/10楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/756f29d40e041953cbb90105537526ee/ac
2013/03/03
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想いのすれ違い------------。守護職を拝命したいと言ってきた浪士たち。ついに壬生浪士組登場!!おおお!!なんかこれだけでテンション上がる~♪何か期待めいたものを感じてしまうのはもう致し方ないかなぁとか。新撰組にはやっぱ想いいれが深いからさぁ。でも、土方は切れ者、斉藤の目に剣呑さを感じる覚馬。だが今はとかく手勢が欲しいところ。彼らを受け入れる会津。その頃、ついに二葉が薙刀の稽古の最終日を迎えたよう。いよいよ二葉は都へ向かうことに。ただ、残念なのは弟の祝言が見られない事だという。どうやら大蔵も結婚が決まったというのだ。あぁ、時尾の失恋決まっちゃったねぇ。だが、この想いを大蔵には伝えたことはないのだ。仕方ないこと。でも、やっぱり切ない。一生嫁には行かないと言い出す時尾。それに賛同する八重。「なあ、しかたのねえ事っていっぺえあんな」一方、公方様が摂津の海へ巡見に向かうという事で、警護に参加した壬生浪士組。その頃、勝との再会を果たした覚馬。軍艦奉行になった勝は、今は千石取りのよう。5月10日を攘夷の日と決めて江戸に帰った慶喜。ま、こんなことは誰も信じてはいないよう。一度負けてみればいいと乱暴なことを言い出す勝。そうすれば己の弱さに気づくだろうからと・・・。それより勝が気になるのは、会津が都で何をしようとしているかという事。人斬りに人斬りをぶつけてもきりがない。どうすればいいか、それを考えるのが覚馬の役割だという勝。「考えて、考えて、考え抜いてみろ!!」「会津はなじょすればいい?いや俺は何をすっといい?」まだ答えは出ない覚馬。そのころ、長州が下関でアメリカ商戦を砲撃。事件の関与を疑われた薩摩は御所から遠ざけられ、長州派が一気に台頭してきたのだ!!一気に不穏さを増した都に、今度は浪士組が勢力を増す。桂小五郎に及川さん登場っすか。信長のシェフで信長がハマリ役になってるだけに、ちょっと違和感(><)そして、大蔵もついに京へ向かうことに。自分も男だったらよかったのにと、ままならないことを言い出す八重。大蔵もそうであれば、共に銃を取って戦うことも出来たと賛同。その前に祝言をあげることになる大蔵は、最後に八重に告げる。「京で会津を思う時には、きっと真っ先に八重さんの顔が浮かぶ。あなたは…会津そのものだから」それが大蔵なりの精一杯だったんだろう。ま、八重には全然伝わってないようですが(わはは)そして祝言を挙げた大蔵。登勢の白羽ゆりちゃんの白無垢姿、やっぱ美しいなぁ♪さて、最後の大蔵の言葉が気になる八重。それをいつもの木の上で考えていた所・・・佐川が逃走するのを目撃することに。頼母は必死にそれを止めるよう指示。どうやら彼は脱藩し、奉公しようと京へ向かおうとしたよう。だが、謹慎中の彼にそんな事をさせるわけにはいかない。でも、今なら八重にも佐川の気持ちが分かる。女の自分ですら何かしたいと思うのだから。抜き差しならぬことになる前に、いよいよ頼母も都へ向かうことに。その頃、会津を都から離れさせようと、企む三条たち。江戸に戻り、慶喜を励まし、攘夷を促せという勅命を受ける容保。だが、そうなれば守護職はどうなるのか?疑問に思う容保。勅命とは何か?それを考えた孝明天皇は、内密に使者を立て、容保に直々に勅書を届けたのだ!!前に届いたものは偽勅。これは会津を都から追い出し、朝廷を意のままにしようと考える者たちの企みだと注意を促すもの。「これ即ち…朕が最も…会津を頼みとするゆえ…」震えながらその一文を読む容保。主上は自分をそれほど頼りにしているという事か。感動する容保たち。だがそこへ、頼母が到着。守護職を今からでも辞退せよと、容保に再三に渡って願い出る。だが、志気を高めた今、容保を止める手立てはない。「この先守護職を続けては殿は…いや、会津は…会津の手は…名は…血にまみれまする。守り神と称えられるは今だけの事。いずれ殿は、悪鬼のごとく恐れられ諸人より、憎しみを買う事になりましょう」いくら頼母がそう言っても、主上はただ一人で戦っているのだ。一藩を懸けてでも守る。「それが会津の義だ」「会津は潰させません」その言葉に、国元に帰れと命じる容保。そして・・・蟄居を命じられてしまった頼母。これはまさにどちらにとっても苦渋の決断。自分の事を、会津の事を誰より考えているのは頼母。それを分かっていても、今は主上の力になれるのが会津しか、容保しかいないのだ。それが分かるからこそ、容保もまたこの決断しか出来なかったのだろう。それでも容保の身を案じ、何があっても殿を守れと、そして会津を潰すなと、再会した覚馬と秋月に頼む頼母。あぁ、背中が寂しい(><)7月。会津は御所で軍事調練を披露することに。だが、雨で順延を余儀なくされてしまう。そんな中、馬揃えをしろとのお達しが。どうやら帝の前で容保に恥をかかせようという計算のよう。そうはさせられないと、覚馬たちは迎え撃つことに。会津の意地。そして、雨などに負けない会津の軍事力ではないと見せ付けるために藩士たちは立ち上がる。その先人に立っていた容保。彼が羽織っていた陣羽織は・・・孝明天皇からの献衣!!これを見て感動した主上。薙刀組と大砲。藩士たちの勇ましい姿。雨の中、ぬかるみをものともしない姿、凛々しかったなぁ。覚馬がかっこよすぎだし♪ここは凄い見せ場だったわ。一方、蟄居を受け、謹慎の身になってしまった頼母は今日は八重がいつも登る木の毛虫取りをしているよう。腕があっても、使う場所がない。それは八重も同じ。災いの元を取り除きたかっただけなのに・・・。まさに、ままならない想い。これはお互いを思う故のすれ違い。会津の未来がここで決まったのかもしれないね・・・。いやぁ、回を追うごとにどんどん凛々しさが増す容保・綾野くん♪陣羽織姿は本当目の保養でしたわ~(^▽^)頼母とのやり取りも本当負けてない。西田さんの姿もよかったなぁ。いよいよきな臭くなってきた京事情。巻き込まれていく会津。八重は遠い地で、兄たちの無事を祈るしかない。あくまで第三者目線だよねぇ。だからこそ逆に変なつじつまあわないような演出とか出番がなくて分かり易い歴史ドラマになってると思う。この形で最後まで進めてもらいたいなぁ。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話13538 HIT/2/9楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/c7879fdabaa665069a93a64fc2e57e3c/ac
2013/02/24
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天誅の嵐--------!!攘夷を唱える不逞浪士たちによる天誅騒ぎが横行している都。不穏なそこへ、容保と共に向かうことになった覚馬たち会津藩士。会津の者たちは皆決死の覚悟を持って京へ向かったのだな。その前に家族たちと最後の骨休めに温泉へ向かう覚馬や雪と修理夫妻。だが、修理は雪の都への同行を止めたよう。二葉は夫と共に参るという事で、それが羨ましい雪。その道すがら、細い石の鳥居のようなものに、石を載せられたら願いが叶うという運試し出来る場所があった。「兄様が京で手柄を立てるように」そう願いを込めて八重が投げた石。それは見事乗ったよう。三郎も続く。だが、雪のは・・・残念ながら乗らなかった。それでも信じて待っていろという修理。これはこれで夫婦の絆がすごく深まっていいやり取りだったなぁ♪家の事は任せておけと覚馬に告げ、兄が戻ってくるのを待っているという八重。嫁にも行かないって宣言してる八重。行き遅れるぞって笑い話になってるし。うらは新しい着物を作るため、遅くまで機織りを続け、母は足袋を何足も作り、父は耳かきを何本も作る・・・。都がどんな所か分からないだけに、皆それぞれ覚馬を心配しての事。微笑ましい光景。そして、覚馬がこの旅行の土産に、うらのために買った櫛。それはうらの宝物になったよう。そしてお守りになるんだろう。頭にさしたそれに「きれいだ」と褒めてくれた覚馬。みねを頼むと・・・。その背中に思わずすがり「旦那様」といううらが可愛かったなぁ。櫛を握り締め、覚馬を見送ったうら。家族たちは皆、夫や息子の無事だけを願って、会津から出立する男たちを見送る。八重も大声で覚馬を見送る。「ご無事で戻ってきてくなんしょ~!」そして、江戸藩邸に集められた藩士たちに、容保が宣言する。重い役目を果たせるのは、会津しかない。「君臣、心を一つにし、都をお守り致そうぞ。よろしく頼み入る」容保の言葉に胸を振るわせる藩士たち。冬の長旅に皆の体調を労わる容保。綾野くんかっこよすぎるぅぅぅぅぅ(><)三条大橋を渡るシーンの場所の姿が凛々しすぎた!!目の保養だったよ~♪頭をよぎったのは「薄桜鬼」の「黎明録」のシーンだったなぁ♪反対側の橋から見ていた浪士組の皆を思い出したわ~(^^)さて、都へ上がった覚馬たちを心配する八重たち。でも、正月はかるたをして遊ぶ・・・。その姿は、やはり平和そのもの。この対比も分かり易くてOK。孝明天皇に京都守護職着任の挨拶をする容保。どうやら容保の澄んだ目を見て、えらく彼を気に入った天皇は、なんと御衣を授けたのだ!!「我が衣じゃ、陣羽織にでもせよ」御簾を上げ、自ら容保に言葉をかけた天皇。感動する容保。これはかなり特別な計らい。沸く会津の藩士たち。何故自分に?と思ったけれど、容保はその計らいに答えるべく、都をこれ以上血で汚すことをなどないようにと強く思う。いやぁ、こういう主を持つと、嬉しいよなぁ。慶喜と春嶽にも堂々と自分はまず対話だと意見を申し出る姿。だが、事件は起こる。北山等持院にある、足利将軍三代の像から引き抜かれた木の首が曝されたのだ!!足利将軍は朝廷を軽んじた逆臣。そう書かれた紙が貼られ、徳川のあてつけと思われる事態。その首を曝したものたちの一人は・・・会津藩の密偵 大庭恭平。攘夷されぬ将軍は、いずれ首を討つとの脅し。一味の熱に浮かされて行ったというこの事態。そして腹を切らせて欲しいと言う大庭。「狂っている。尊皇攘夷とは何だ?それではまるで、幕府を倒す口実ではないか」「尊皇攘夷はもはや表看板にすぎず、真のねらいは幕府を倒す事にあるのでは」「倒幕…ならば言路洞開など何の役にも立たぬ!わしが…愚かであった」そして、容保は賊を捕らえ、今後、不逞の輩は厳罰に処分せよと命令を下すのだった・・・。その頃、大蔵が尚之介に話を聞こうと、八重の家を訪ねる。どうやら、ついに大蔵もご下命を受けたよう。そこで、上洛前に八重に告白をしようとしたか・・・。でも、その時、尚之介が現れたことでそれ以上話は出来なかったよう(^^;)大蔵の勢いにちょっと引いてった八重に笑ったわ。どうやら先の事件で、また京の治安は悪くなったよう。だが、尚之介の心配は会津の武力が仇とならないかという事。「強い力を持つ者は、初めは称えられ、次に恐れられ、末は憎しみの的となる」これは覚馬も心配していた事。幕府の指図で朝廷を守っているだけなのに?遠く都まで行って働いている会津の藩士たちがそんな対象になることが理解できない八重。だが、時代はやがてそうなってしまう。激動の会津。いやぁ、まさに容保無双な回だったなぁ♪かっこよすぎだわ。いいキャスティングだよなぁこれは。もう1作のドラマでは綾野くんの役が頼りないというか、ふわっとした役なので、それとは全く違う主君たる凛々しい姿のギャップがすごい!!いいですねぇ、この色んな姿が見れる役者さんってのは。でも、これで会津がまた深みにはまっていく事態に陥ってしまったわけで・・・。今回は覚馬と尚之助の入浴シーンは、前回いい身体だと騒がれたにしじの、第2弾目のサービスって事で(わはは)次はいよいよ壬生浪士組登場!!ますます混沌とはしてきますが、違う意味で心がはやります!!(>▽<)今までは新選組側からしか会津を見ていなかっただけに、これは色々勉強になるね。先も楽しみだ。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話12948 HIT/2/12楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/35a97b6f4093d718994dc1da45f8a87f/ac
2013/02/17
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容保、京都守護職へ-----------!!八重の周りは結婚ラッシュ!!縁談話に沸く皆。ついには八重にも!?と思いきや、どうやら八重に針仕事の先生をしないかというお誘いだったよう(^^)今は針仕事より鉄砲に夢中な八重。結婚などまだまだ遠い話のようで。ついに大蔵の姉・二葉も梶原平馬の元に嫁ぐことか決まる。そして梶原は大蔵と共にその足で覚馬の元を訪ねるのだが・・・。そこで八重は鉄砲の腕を披露。口だけでなく、実力も伴った八重の姿に、流石に感心したよう。だが、世の中は攘夷を唱える者が溢れ、京の治安は悪化。会津で育った八重には遠い話。そういうのがすっごく分かり安く見えてたなぁ。その頃、敏姫が死去。あらあら。まだ若いのに・・・これは容保も照姫も辛いなぁ。支えになって欲しいと言い残した敏姫。照姫の想い。敏姫の想い。これって照姫は容保が好きって事なの?そう描いてるって事なのか・・・。その頃、薩摩の島津久光が1,000人の軍勢と大砲を率いて京に上がる。さらには朝廷の勅使と共に江戸に入り武力を背景に将軍の上洛を迫ったのだ!!ついに慶喜と春嶽も復権。上洛に関して、不逞浪士を排除すべく京都守護職を定めることになる。だが、これ以上薩摩に力を持たせないよう、その白羽の矢が容保に!!にわかに騒がしくなる会津。京都を守るなど、武門の誉れだと、何も知らない八重はただ喜ぶだけ。だが、そう簡単な話ではない。血相を変えた覚馬はすぐに西郷に進言しに行く。京都守護職など受ければ、覚馬は兵制改革が遅れることを指摘。そして、人もとられ、大金もかかる。「会津は死ぬ」覚馬に言われるまでもなく、この儀を受ければ・・・西郷もそう思っていたよう。だが・・・。春嶽により公武一和を楯に、守護職拝命を受ける事になってしまった容保。だが公儀はいざとなれば容赦なく会津を斬り捨てるだろう。そうと分かっているのに、なぜ?大君の儀を唱え、徳川宗家との命運を共にと宣言する容保。「皆、覚悟を定め、わしに・・・わしに力を貸してくれ」そう言って頭を下げる容保。だが、それでも納得行かない西郷。「殿は会津を滅ぼす道に踏み出されてしまわれた!」「頼母! 言うな」悔しさを誰より感じているのは、容保だろう。綾野くんの強い意志を感じさせられる目が凄かった。容保はついに京都守護職を拝命--------------。今日は二葉と八重の薙刀の試合。今まで八重に勝った事がなかった二葉だったが・・・今日は二葉が勝利!!どうやら彼女は梶原の上洛に同行するよう。そこで二葉は覚悟が決まったよう。武家の妻。二葉と、八重の見つめる先が違うのだ。そして、京へ行くことになった覚馬。謹慎中の佐川は、自分の分まで働いて欲しいと覚馬に「頼む」と頭を下げる。都で命を捨てて来いと・・・。うらは流産を乗り越え、女の子を出産。まだ幼いこの子が生まれた所なのに・・・覚馬は京へ行くことになり、表面上は、お勤めだからと言い聞かせるも、寂しさと不安を隠せない。あぁ。ついに会津が動乱へ巻き込まれることに。結局とかげの尻尾切りなんだよな。本当この時代、誰もが先の見えない中、もがいて、改革を目指す者、保守的になる者、信念を持って生きていた。ここから激動に巻き込まれていく会津。それにしてもやっぱり鉄砲を打ちながら、まだどこか平和ボケな八重が、凄く緊張感がなくて、逆にリアルだった。こういう対比がメリハリきいていいんじゃないかな。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話 第5話14254 HIT/1/7楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/af01a6c4d0f7ac4d4f882ecc073c9878/ac
2013/02/10
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安政の大獄------------!!開国と共に変わる日本。横浜は既に1ヶ月前とは違う街に。活気で溢れ、異国文化を取り入れ、アメリカ人たちの商売で賑わっていた。だが・・・攘夷が叫ばれ、攘夷派の浪士は無抵抗の異国人を次々と襲撃。松陰の様子を見に来た尚之助と勝もその場面に遭遇。変化を望む者。望まない者。国の大きな変わり目------。一方、ようやく少しずつうらと打ち解けてきた八重。どうやらうらに覚馬との子供が出来たよう(^^)母大喜び~♪ま、まだ覚馬は知らないようで、今日はお赤飯を炊くと張り切っているようですが・・・。うらはそれを告げようとしていたのだが、そこへ尚之助が戻って来たのだ。お土産の傘やビー玉に感心する覚馬や八重。だが、今一番気になるのは松陰の事。松陰は自ら罪を認め、間部詮勝を襲い、弾圧を諌めようとしたというのだ。攘夷を唱え、塾生たちにも決起を促していたという松陰。それが信じられない覚馬。八重も松陰の行く末を案じる。その時、覚馬を訪ねて蘭学所の話が聞きたいとやってきた浪人が。だが男は覚馬に突然「攘夷、覚悟!」と叫んで切りかかってきたのだ!!「やめてくんなんしょ!!」危険も顧みず、必死に男を止めるうら。だが、突き飛ばされてしまう。鉄砲を構えた尚之助に不利とみたか、男は仲間と共に去ってしまうのだった・・・。だがこのせいで、うらは・・・残念な結果になったようで・・・。でも、夫を守ろうと必死になる姿に感動した。覚馬は腕を怪我したものの、無事。だが攘夷とは何かと怒りを隠せない。見つけ出してぶった切ると飛び出しかねない勢いの覚馬を止めたのは、父。それではうらが不憫だと悔しさをかみ締める覚馬。うらは自分のせいだと、申し訳ないと母に謝罪。そんなうらの手を握り、「ありがてえなし」覚馬が助かったのはうらのおかげだと感謝する母。それでも何度も何度も申し訳ごせやせんと告げるうら。涙だったなぁ。これはどうしようもないことだけど・・・皆が喜んだだけに悲しい出来事だった。八重も障子の向こうで悲しさに涙をこらえるのだった・・・。それでももう大丈夫だと気丈に振る舞い、家事をこなそうとするうら。笑顔が痛々しすぎる。八重と三郎もうらが気にしていた豆のために添え木をして、茎が伸びるようにしてやったりと気を使う。それを見て、うらは突然涙を流し、嗚咽を漏らしてしまうのだった・・・。そんなうらたちを見ていた覚馬。一方、松陰についに裁きが下る。死罪。事を急ぎすぎたと、その死を悼む勝と佐久間。その知らせはすぐに会津にも伝わる。だが・・・覚馬は複雑な心境。松陰の死を悼む気持ちと、攘夷派への憎しみの折り合いがつかないようで・・・。八重は尚之助に問う。松陰は覚馬の友人。それに、彼は誰も殺してはいない。なのに死ななければならないのか?「兄様が辛えと思うんです。大事なお人が亡ぐなったのに、悲しむ事ができねえなんて」覚馬はその複雑な思いを、鉄砲を撃つことで少しでも晴らそうとするのだった・・・。翌年、通商条約をかわす使節団がワシントンへ向かう。勝はその船の中に。松陰の代わりに、メリケンを見てくると想いを抱えて・・・。その時、勝からの手紙を受け取る覚馬。寅次郎の辞世の歌と共に-----。そこに書かれた松陰の最期。松陰は『留魂録』と名付けた遺書を獄中で書き残していたよう。罪状がすりかえられ、己の意思とは違うもので裁かれることになってしまった松陰。だが、彼は最後に大声で皆に叫ぶ。「こたびの大事、私一人なりとも死んでみせれば後に残った者たちがきっと奮い立つ。この国を守るために!天朝も幕府も藩も要らん!ただ身、一つで立ち上がればよい!立ち上がれ!至誠にして動かざるものは、未だこれあらざるなり!」誠を尽くせば動かせないものなど何もないのだ------。小栗くんの熱演だった。松陰が訴える声に、誰もが彼を押さえつける手を離してしまった。今こそ、自分たちで、己が考えて進む時。白い装束を纏った松陰が、崇高な存在に見えた。彼が頭を下げただけなのに、何故か涙が溢れた。美しい後ろ姿だったなぁ。手紙を読んで涙を止められない覚馬。ご公儀のやり方は間違ってると、己の身を挺して、精一杯の誠を貫いた松陰。たとえ愚かといわれようと、無謀だろうと、一人の人間にそれ以上何が出来るのか・・・。松陰の姿を思い出し、自分の中で変わらないあの陽気さに、涙と笑顔を向ける覚馬だった。ようやく友人としての彼の姿と、彼の貫いたものの姿に覚馬の中で折り合いがつけた瞬間だったようで。そして翌年。彼岸獅子の祭が行われ、皆でその行列を見に行く事に。覚馬がうらの手を取って気遣う姿が微笑ましかった。あの悲劇が、結果的にこの2人を夫婦として強い絆を作らせたのではないのか。そういう流れが描かれてたなぁ。そこで成長した与太郎登場♪山川大蔵になった与太郎。ええ男になったじゃん♪でも鉄二って分からなかった(><)だが、その時、反対側からやってきた獅子たちの姿が。舞の場所を取り合うために、喧嘩になるのだが・・・その中央に子供の姿が!!すぐさま危険も顧みず飛び出す八重。その子供を守る姿に、大蔵もすぐに両者を止める。無事だった子供は父親の元へ。そして祭りは楽しく進められるのだった・・・。大蔵はやっぱまだ八重に対して淡い恋心~って感じですな。ま、八重は全然気づいてないようですが。で、大蔵を思っているのは時尾のよう。ふふふ。なんかいいねぇ、こういうほっこりなのも。だが・・・3月の江戸に大雪が降ったその日--------。水戸脱藩浪士18名が、井伊直弼を襲撃。桜田門外の変。井伊暗殺の知らせはすぐに会津の容保の元へも届く。国事は命がけだと言った井伊の言葉を思い出す容保。すぐに江戸城へ有力な大名が集められ、水戸の処分問題の話をつける事に。覚馬は西郷に、会津は幕府と水戸の間を取り持ち、和平に尽力すべしと相談。今は内乱などしている場合でないというのが覚馬の意見。外国に隙を与えるだけだというのだが・・・。殿に意見する気かと身分をわきまえろという西郷。だが、水戸討伐はほぼ決定事項。会津にまで飛び火しては困ると、覚馬の意見は封じられることに。「こんな事ではねえはずだ。寅次郎さんがやろうとしたのは、こったふうに国を2つに割る事では、ねえ」そう強く思う覚馬。一方、水戸討伐で意見がまとまりそうだった中、なんと容保がそれに反対意見を述べたのだ!!暗殺を実行した者たちは水戸の脱藩者たち。これで水戸を討伐しては筋が通らないというのだ。容保の一言で評議の流れは一転。だが、この一言が、会津を動乱の渦中へと導くのだった--------。いやぁ。今回はなんかぐっとさせられるシーンが多かった。映像もきれいで分かりやすく、役者さんみなさんの想いがひしひしと伝わるものだった。装束の白。獅子の列。雪の白さ。赤い血。視覚的にも訴えるものがあった桜田門のシーン。そして、やっぱ今回は小栗くんが非常によかったねぇ。うらの長谷川さんも。次回はいよいよ選択を迫られることになる容保。そして会津。新撰組の方もそろそろ・・・って所ですね。次回は容保の立ち回りが期待できそうですし、楽しみだ♪ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話 第4話17141 HIT楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/8385d8aa26fe99d7a7333b83f85079ad/ac
2013/02/04
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覚馬にとって良き知らせが--------!!林が山本家を訪ねにやってくる。そこで近日中に覚馬の禁足が解かれる事になるというのだ!!役目は西洋砲術指南役 蘭学所教授。さらには軍事取調役と大砲頭取に抜擢される事に!!どうやら西郷のとりなしで、容保の決定が下されたよう。そして、話を聞いた容保はすぐに改革に着手せよとの命が下されたというのだ。更には覚馬に縁談をという話が出てきたのだ!!その話を聞いてしまった八重と尚之助は驚きを隠せない。その時林は、八重の鉄砲の腕前を見せて欲しいと言い出す。見事的を射抜いて見せた八重。大満足の林。これで一気に覚馬の目指す会津のためにという志を公に出来る事になったわけで。西郷は覚馬に口が過ぎるなと忠告するも、世の中は変わる。春英も帰藩の許しが出たよう。そして、尚之助教授方就任もお許しが出たのだ。でも、仕官の件だけは叶わなかったようで・・・。それ以外はすべて順調に進み、ついにうらが覚馬の元へ嫁いで来る事に。穏やかに進む宴。新しい美しい姉が出来たことに、喜びを感じる八重。緊張し~な覚馬がええわぁ♪肩上がってるって(^^)実に微笑ましいわ~♪でも、このうらは西を向いておけといえば、ずっと見ているような従順なおなご。緊張を解こうと、覚馬は八重は突拍子もない奴だけどすぐになれると、幾久しくよろしくと告げるのだった・・・。うん。いい夫婦になれそうだ。一方、勝は島津の下を訪ね、開国をと交易を勧める。その望みは一ツ橋慶喜に託したいという。だが、井伊直弼が大老に就任。時代は反対に動き出す事に。覚馬が結婚して2ヶ月。だが、八重はほとんどうらと口を利いたことがないと、不満のよう。いい嫁だと誰もが褒めるけれど、八重には異国から来た船のようなのだ。これでは嫁に行くのはつまらないことだと思ってしまった八重。6月19日。幕府は日米修好通商条約の締結に踏み切り、江戸湾に祝砲が響き渡った。井伊が勅許を得ずに条約を結んだことに怒りを隠せない慶喜たち。だが、御三家がこぞって登城したはご法度。それを逆手に取った井伊は徳川慶福を将軍の後継者に定める事を発表するのだった。これで一ツ橋派は表舞台から消えることに。井伊は容保に茶を立て、臨機応変の判断を誤り、国を滅ぼしてはかえって不忠となると言い出す。無断調印の咎めは身一心に背負えば済む事だと・・・。「命を捨てる覚悟なくては、国事には当たれませぬ」そう笑う井伊。彼には彼の固い意思があるわけで・・・。また日を改めてと告げた井伊。猫の鳴き声が不気味に響くなぁ。水戸藩に朝廷より勅書が下される。これは謀反だと宣言する井伊。その日、空には巨大な妖霊星が現れる-------。それは不吉な印。鎌倉幕府が滅びた時も妖霊星が現れたと・・・。すると、長崎げはやり始めたコレラが広がり多数の死者が出る。島津の命も・・・。そして、安政5年。水戸藩への密勅に関わった者たちの検挙が始まった。安政の大獄。攘夷を唱える者たちが生まれる。覚馬の蘭学所を目の敵にする人もいる事を不安に思う八重。だが、うらは覚馬には考えがあると、自分が口出しすることではないと、おなごとしての控えめな態度を貫く。八重にはそんなうらが理解できない。それでもうらのやることには心が篭っている。いい嫁をもらったと、母も喜んでいるようなのだが・・・。八重は兄たちが心配で仕方ない。そこへ飛び込んできた話は、寅次郎が捕まったという知らせ。安政の大獄は大量の受刑者をだし、大きな厄災となり会津に降りかかる事になるのだった・・・。次回は寅次郎・松陰主役の回になりそうですね。いやぁ、小栗くんがいい感じで♪今回は時代背景を主にした話で、うらの件も合ったし、八重はちょっとお休み的扱いだったな。折角動き出した覚馬たちの蘭学所の件も進みそうだっただけに、このタイミングでの安政の大獄は道を険しくしただろう。次回はひとつ転機になる回かな。攘夷。これは一気に緊張が増した話になってきましたね。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話 第3話楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/293b9e01b12907582a50f4dcce8740d2/ac
2013/01/27
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開国か否か-----------!?揺れる日本。その時代に夢をみた兄妹。会津で蘭学所を開くことにした覚馬。準備は着々と整ったよう。兄の指導を受けることになり、女子としての針仕事もあり、銃の勉強にと大変なようで。まさに鉄砲玉みたいな八重。変わった子と皆は言うけれど、今の八重にはそんな事は気にならない。ずっと夢見ていた銃の勉強が出来るのだから。そしてお気に入りの木の上で今日も砲術の本を読んでいた所、毛虫に驚き本放り出してしまった八重。そこへ通りがかったのは------川崎尚之助!!ついに未来の夫がやってきた~♪蘭学所を開くという覚馬を手伝いに来てくれたよう。だが、まだ許可も下りていない状況。でも、心強い講師登場に覚馬も権八も大歓迎。象山も後押ししてくれて、これはかなり幸先がよさそう。でも、ここは会津だといい含める権八。江戸と同じように急ぎすぎることはないと。象山に会った際、尚之助は伝言を頼まれる。「何かを始めようとすれば何もしないやつらが必ず邪魔をする。蹴散らして、前へ進め!」なんと心強い言葉。だが、尚之助の登場を喜べない八重。覚馬は尚之助の相手ばかりで、自分の砲術の稽古時間が減るからだ。今の八重は女子の仕事をおろそかにすると、砲術も学ばせてくれないようで。程なくして蘭学所の開講を許される覚馬。だが、尚之助の教授方就任は許されないようで、しかも弟子が来ないという。やはり覚馬のやることに反発する上の者たち。出る杭は打たれるか・・・。まさに蹴散らせという事。その日、突然の雨に降られた八重と尚之助。そこで蘭学所が上手くいっていないことを聞き、自分ならすぐに習いに行くのにと言う八重に思わず笑ってしまう尚之助。それをからかわれたと思う八重。だがそれは嬉しくて笑ったという尚之助。八重はいい腕をしていると褒めるのだ。だが、八重には銃を撃つとき目を瞑ってしまう癖がある。それは、弾の行方だけ見ていれば言いとアドバイスしてくれる尚之助。その時、2人の傍を通りがかる与七郎。尚之助が今居候していると聞き、顔が曇る。そっか、やっぱ与七郎は八重が好きなんだね~♪結局何も言えず、彼は傘を置いて去って行くのだった・・・。いい奴だ~♪だが、やはり蘭学所、そして鉄砲を刀もやりも使えない腰抜けだと言う者も多いよう。すれ違い様、覚馬に因縁をつけてくる男達。そこで覚馬は黒河内師匠の元を訪ね、槍の試合の検分を願い出ることに。おおお!!いい身体してるわ~♪さすがだがなぁ、西島さん。覚馬は砲術だけではない。槍もまた強いよう。「分がったか? 鉄砲は腰抜げが使うものではねえ!武士の表道具だ!」その姿はまるで鬼神!!だが、頼母は、少しは聞く耳を持てという事。鉄砲は強いというだけでは敵が増えるばかり。その頃幕府は、下田に滞在中の米国総領事ハリスの対応に追われていた。敏姫を正室に迎えた容保。微笑ましいやり取りと、姉の姿にほっと和みのシーンだったなぁ。そして、覚馬が藩庁から呼び出しを受ける。そこで覚馬は諸藩に遅れを取るなと口を出すも・・・やはり出すぎたことを言うなと叩かれてしまう。蘭学所も早計だったといわれてしまい、思わず古いと言ってしまう覚馬。もはや黒船を見た者なら分かるはず。あれで弓や槍だけで敵うはずがないのだ。「あなた方は世界を知らぬ!まるで… まるで「井の中の蛙」だ!」流石にこれは言いすぎ。翌日、覚馬に下されたのは・・・。禁足。無期限の外出禁止処分。やる気をそがれた覚馬。すっかり腑抜けになってしまう。何も間違ったことをしていないのに、何故罰を受けるのか?納得いかない八重。「ままならぬ事もあるんですよ世の中には。頑固ですからね会津は」そう言って笑う尚之助。そして・・・八重は自分が出来る事をと考え、尚之助の教えを請い、実弾を作製。それを撃って欲しいと覚馬に言うも、また今度と言われてしまう。そこで八重はでは自分が撃つと、初めて実弾を使うことに。やめておけと止める覚馬。「私は続けやす!人に笑われでも構わねえ。兄様がもう諦めると言っても私は諦めねえ。鉄砲を極めるまで一人でも続けやす!」そして撃った弾は・・・。「命中!!」初めての実弾。それは的の真ん中を射抜いていたのだ!!八重の前向きな行動に、ようやく覚馬も覚悟を決めたよう。「よし!!蹴散らして、前に進むか!!」お見事!!久しぶりに大声を上げて笑った覚馬と尚之助、八重だった・・・。その年、ハリスは江戸に入り家定に謁見。だが、身体の弱い家定に代わり、後継には一橋慶喜がという案が持ち上がっていた。いよいよ慶喜登場で幕末~って感じになってきましたねぇ。開国を巡る攻防。将軍家の後継争い。幕末の動乱が、いよいよ幕を開けようとしていた---------。覚馬の言い分、世の中の動き、そして上の面白くない気持ち。今回の主役は間違いなく覚馬だったな(^^)いや、西島さん、ええもん見せてもらいましたわ♪八重もようやく砲術を前向きに教えてもらえることになり、尚之助もやっぱいい男♪涼やかだなぁ、長谷川さん(^^)本当分かりやすく会津弁も気にならないし、これは今後も期待できる展開だね。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話 第2話楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/daa10d090f8fe72b2d465901d9f40b93/ac
2013/01/20
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おなごゆえ-----------。1話目はどうなるかと思いましたが、視聴率も21.4%も取れて、やはり皆さん期待度は高かったのだなぁと思える数字で安心しました。このままの勢いを保ってもらえたらと思います。鉄砲に興味を持つ八重。だが、父・権八はそれを許さない。書き写した鉄砲の撃ち方などが書かれた紙を握りつぶし、おなごが鉄砲などと認めてくれないのだ。それでも諦めない八重。覚えている限りを書き起こそうとする八重がけなげすぎる。小八重が本当いい芝居してくれるねぇ。その頃、日米和平条約により、下田と函館の開港が決定。象山はペリーに頭を下げられた人と、さすがと評判に。覚馬は黒船の研究を続けている。だが塾内に豚が乱入し、大変な混乱が起こってしまったのだ!!なんとかその騒動が治まったのだが、原因は新島七五三太。豚小屋のかんぬきをかけ忘れたというその子供。どうやら彼は豚の絵を描くのに夢中で気づかなかったようで。絵上手いね。これもまた今後の伏線か。さて、そんな中、薩摩藩より西郷が象山に会いに来たよう。東西の回路を断たれることになる下田の開港に、横浜を開港すべきだという象山。そんな中、どうしても覚馬は黒船に乗りたい。中がどうなっているか?砲弾がどうなっているかそれを知りたい。会津には海がない。敵を知らなければ、戦うすべもない。その想いを断ち切れない。だが密航で捕まれば死罪。そんな無茶を承知で覚馬と共に行くと、尚之助もそれに賛同する。藩を抜ける許可と、家には勘当をしてもらわなければ迷惑がかかる。その準備をするという覚馬。そのやり取りに関心する尚之助。「覚馬さん、会津にために会津をお捨てになるんですね」「ばか言うんでねえ。脱藩したって変わんねえ。俺は会津武士だ」覚馬の決意は固い。いい男だ。その頃、鳥撃ちの供につれて来てもらった八重。これで父から鉄砲の打ち方を教えてもらえると喜ぶのだが・・・。だが、父が示したのは、鉄砲は武器であり、殺生の道具であるという事。的撃ちなら面白いかもしれない。だが、それは人間の心臓を撃つという事。命を奪うという行為。だから砲術をやるものは、学問と技を磨かなければならないと諭す父。それは重い覚悟が必要という事。二度と鉄砲の事に関わるなと言い渡す父。女子は糸を紡いで家族の着物を織る。それが仕事なのだから。その頃、奉行所から呼び出しを受けた象山。吉田寅次郎が海外へ密航しようとして失敗。それをそそのかしたのが象山だという事で、呼び出しを受けたよう。国を思っての行為だと奉行を大バカ呼ばわりする象山。それにより国許蟄居を命じられてしまう象山と寅次郎。先を越されたと思ってしまう覚馬。勝もまた象山の意思を継ぎ、日本は世界へ向かうと言う。「西洋の技術と東洋の道徳でな」勝に誘われ、彼の塾へ行き、野戦砲を鋳造する事になる覚馬と尚之助。さて、本日の容保さまはというと・・・どうやら義姉の照姫が会津に離縁して戻って来たよう。それを喜んで受け入れる容保。また歌会など開こうという。照姫と容保。弟想いの義姉。稲森さんがやっぱ美しいなぁ♪目の保養(^^)そして・・・ようやく会津に戻って来た覚馬。おっと!!ついに八重が綾瀬さんになってる~♪可愛いねぇ。活発そうな彼女が幼い頃の八重とシンクロしてるわ。でも、米俵を軽々と担ぎ上げる八重に、見物人は大喜び♪外見は娘さんになっても、普通の女子とは違うって事で。いい感じっすね。覚馬との再会に大はしゃぎの八重。そして八重は兄の帰りを喜ぶ家族前でまた頭を下げたのだ。「私、砲術さ習いでえのです」自分だけ砲術が出来ないのは悔しいと、砲術を教えて欲しいと何度も何度も頼み込んだのだ。独学でずっと砲術の勉強をしてきた八重。胆力でも男に負けない。仕込めば他誌かに天性のものがあるだろう。だが・・・おなごが鉄砲を振るう場所などどこにもないのだ。いずれ切ない想いをすると・・・。「八重も同じだ…。やむにやまれず描いでる」それは自分が黒船に憧れるのと同じ。そして翌日。構えてみろと八重に銃を渡す覚馬。初めて持った鉄砲の重さが掌にずっしりと感じる。「命のやり取りする武器の重さだ」そして、鉄砲を構えた八重に覚馬は告げる。「にしは侍の娘だ。始めっと決めだら極めるまで引ぐ事は許さねえ。弱音吐ぐ事も許さねえ。また、極めたところで誰が褒めでぐれるという事もねえ。嫌なら今すぐ銃を置げ。覚悟はいいな?」「はい!」覚馬いい兄だなぁ。ちゃんと妹の事を理解して、やりたいことをちゃんと見据えてそれを受け入れてくれる。諭して、どうなるのかもしっかり教えて。いい兄で、よき理解者。そして、これから八重にとって鉄砲の師になるんだろうな。次回はいよいよ尚之助が会津にやってくることになったわけで。八重との出会いと関係性も楽しみな所。躍動感もあって、作品がすっごく明るい。あっという間の45分だ。これは本当いい事。こういう流れがずっと続くといいな(^^) ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]第1話8363 HIT/1/16楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/e627ce2f7df4f33f5ab3f29448e15831/ac
2013/01/13
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幕末のジャンヌ・ダルク---------山本八重。始まりました、2013年大河!!今年は色鮮やかな画面だなぁ。会津の景色を含めて、鮮やかな色が見られた気がする。昨年の教訓ね(^^;)「ならぬことは、ならぬのです」会津戦争。鶴ヶ城は落とさせないと宣言し、銃をかまえ、男達に混じって前線に向かう八重。最初にクライマックス的なものを見せて、そこから17年前の話に戻ると。松平容保の綾野くんが美しいなぁ♪目の保養だ~(^▽^)父・山本権八は砲術師範。そして、銃の扱いに長けた兄・覚馬が撃つ鉄砲に瞬時に魅せられてしまった八重。女は薙刀だといわれるも、どうしても鉄砲が撃ちたいと、夢を見る。会津の人材育成は独特なものがあり、幼少時代から階級差別のない什の掟を教え込まれていた。年長者への礼儀を重んじたり、ウソを言うなだとか、弱い者いじめをするななど。詳しくはHPにも記載されてますね(^^)そして、進軍演習。会津藩ならではの慣わしや決まり事。それを藩主である容保に見せながら視聴者にも分からせようとしている感じですかね。進軍演習の後は一番鳥の献上、追鳥狩の戦。だがその戦を一等席で見ようと木に登った八重。その時、急ぐあまり西郷頼母の前に足を滑らせてわらじを落としてしまったのだ!!すぐに自分が落としてしまったと素直に西郷に謝罪する八重。だが、ここは戦場だとしかりつける西郷。すぐに覚馬もやってきて八重と共に土下座して謝罪。そこへ容保がやってきて、素直に自分から名乗り出たのではないかと慈悲を言ってくれる。だが、西郷はけじめだと。「ならぬものは、ならぬのです」だが、西郷が与えた刑は-------しっぺいの刑。西郷もまたちゃんとわきまえてるよね~♪だが、自分を助けてくれたのは、まぎれもない容保の情け。そんな藩主のために自分も何か役に立ちたいと言い出す八重。「私、鉄砲さやりてぇ」けなげに涙を流しながらやりたいと告げる八重がいじらしくて可愛かった♪そして、いよいよペリーが来訪。開国か、鎖国か。そこで、蘭学を学ぼうと象山の元を訪ねる覚馬。だが軽く門前払いを受けてしまう。象山はやっぱ変わった先生。でも、話の分かる人。日本で黒船を造って、海で戦うべきだと言う象山はこの時代では先を読む人だっただろう。ここで学ぶものは大砲の撃ち方ではない。相手を知る。戦い方を知る。そのために使う武器のことを知る。足りないものを学びに来たという覚馬。すぐに自分の非を認め、出直して来るという覚馬に、塾への入所を許可する象山。そこで知るのは真新しいことばかり。誠の譲位とは、侍の基本を根本から変えること。日本を変えると宣言すつ象山に塾生たちははいと答える。そこでは吉田松陰(小栗くん)や川崎尚之助(長谷川さん)いやぁ、豪華で華があるメンツだ~♪少しでも会津に持ち帰るために。ただその一心で、勉学に励む覚馬。その頃八重は・・・どうしても鉄砲を打ちたいと、鉄砲や砲弾について父の書を書き写したりして、独学で学ぼうとしていたよう。藩主たちの意見は開国にて一致。その最たる後押しをしたのが容保。でも、会津の藩主など荷が重いのではとか言われたい放題。正直苦悩する綾野くんの表情は好み~(←歪んでる)だが、黒船を間近で見た覚馬と川崎は、あまりの大きさに驚きを隠せない。あれは海に浮かぶ城。「あれこそ西洋の技術の塊だ」あの船に乗ると決めた覚馬。そして八重は・・・独自で鉄砲の研究を続けていた。夜中、こっそり銃を撃つ練習をしている所・・・そこへ父の権八が何をしているのかと見ていたのだ!!すくみ上がる八重。彼女の運命はいかに・・・的なラストでしたね(^^)見やすい映像と展開になってたと思う。何せ会津の景色がキレイだったなぁと。リトル八重がめちゃ可愛い♪またいい子役ちゃんの誕生ですね(^^)幕開けにいい感じで見せてくれたのではないかな。続きが楽しみ。元気をもらえるような作品にしてもらいたいなぁと思います。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪《送料無料》坂本龍一|中島ノブユキ/NHK大河ドラマ 八重の桜 オリジナル・サウンドトラック I(CD)【送料無料】八重の桜(前編) [ 山本むつみ ]【送料無料】八重の桜(1) [ 山本むつみ ]7993 HIT/1/14楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/a79bb1cf606502af40fb714baa573c8a/ac
2013/01/06
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