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江戸川乱歩のシリーズに込めた父の思い----------!!
ま、最終的には、前回登場した井上・佐野さんの再登場と、彼の初恋話と、栞子の母・智恵子の登場。
見事謎が解き明かされ、君が私の、永遠の思いを受け取ってくれることを願っている--------。
そう書かれた手紙を、本人が事故で亡くなってから受け取った来城 慶子。
古書に関する特別な相談ということで、彼女に呼び出された栞子。
洋館を訪ねると、出迎えてくれたのは、慶子の妹の邦代。
どうやら慶子は昨年、喉頭がんを患って声帯を切除したため会話が出来ないよう。
そこで邦代が代理で栞子と大輔に話をすることになったのだが・・・。
誰のどの作品の話なのか?
するとその洋館には、 慶子の夫の膨大な江戸川乱歩のコレクションがあったのだ!!
ここには乱歩が生前に出版した著書はすべてそろっているという。
他にもふろくや雑誌など、ちょっとした江戸川乱歩博物館のよう。
慶子は夫からビブリア子書道の篠川という女性は、蔵書を見ただけでその人の人格や思考まで言い当てるという話を聞いていたそう。
だがそれは・・・栞子の母・智恵子の事。
自分でよければ話を聞くという栞子だったが、邦代はなんだか軽視しているようで、そんな簡単なことではないというのだ。
慶子は条件付きで、この本をすべてビブリア古書堂に売ると邦代に耳打ちする。
その条件とは-------。
旧日本軍の特注品の金庫を見せる邦代。
「この金庫を開けるための暗号を、解いていただきたいんです」
特注だけあって、 ダイアルナンバー、暗号文字、そして鍵が必要になるよう。
中身は明が残した乱歩にゆかりのある貴重な品だという。
一度ビブリアに帰る栞子たち。
志田に確認を取っても、慶子の名前は顧客リストにはないのだ。
目録販売(いわゆる通販)の客だったそうなのだが・・・。
こうなると手がかりは、コレクションの中から発見された、ヒトリ書房の値札。
そこで井上に話を聞きにいくことにした栞子と大輔。
あいにく彼は不在で、対応してくれた直美という女性はもうすぐ戻ってくるという。
そこで店内で待たせてもらうことにするのだが・・・そこで井上がかなり乱歩に思い入れがあるのがわかる、乱歩のコーナーがあったのだ。
店のヒトリ書房というのも、乱歩がデビュー前に経営していた古書店の『三人書房』をもじった名前ではないかという栞子。
乱歩に詳しい栞子に感心する直美。
彼女はここで働いているけれど、少年探偵団のシリーズしか読んでいないという。
「魔法人形」が好きだったという直美。
栞子も好きだと話が盛り上がっていたその時・・・調度井上が戻ってきたよう。
嫌そうな顔を向ける井上。
栞子は来城 慶子を知らないかと問うのだが、知らないと、話を切り上げてしまう井上。
直美は井上の奥さん?
否。
彼女は昔ヒトリ書房で働いていた事があり、父親が死んだのを機に、実家に戻ってきたよう。
直美の父は鹿山明。
彼が昨年のクリスマスに事故死したという藤波。
だが、その際にダイイングメッセージを残していたというのだ!!
数字の1915
それが意味するのは・・・。
そこで栞子が顧客名簿を調べた所・・・鹿山明の名前が発見されたのだ!!
住所には・・・来城 慶子宅内になっていたのだ!!
これで彼女の存在もつながった!!
そう、 あの洋館にあった乱歩のコレクションは、すべて鹿山明・・・つまり直美の父親のものだったのだ!!
栞子はすぐさま慶子たちの元へ行き、ダイイングメッセージの謎を解く。
乱歩の探偵小説『火縄銃』が最初に書かれた年が1915年だったのだ。
これがダイヤルナンバーではないのか。
さすがにこの話を聞いて邦代も栞子を信じる気になったよう。
そこですべてを話すというのだが・・・。
どうやら 慶子はいわゆる明のめかけだったよう。
明は事故で亡くなる前に昨年の夏に余命宣告を受けており、自分が死んだら金庫を開けるようにといわれていたというのだ。
だがその方法を教えてくれなかったよう。
そこでどうしても気になり、長男の義彦に話をしたところ、父にめかけがいたことで、憤慨され、話にならなかったよう。
でも、病気の事で不憫に思ったか、この別宅はくれてやるし、鍵も探してやるといってくれたというのだ。
どうやら明は推理小説家を目指していたよう。
だが、大学時代、学長の鹿山に気に入られ、娘と結婚させ婿入りさせたという。
明の父が鹿山に融資してもらっていたようで、断りきれない縁談だったよう。
しかも当時推理小説は低俗だという風習だったようで、教育者としてふさわしくないということで、封印せざるを得なかったようで・・・。
だが、栞子が気になるのは、この蔵書の中に、少年探偵団のシリーズが見当たらない事。
しかもグッズの飾られていたショーケースの中の不自然な空間。
そこには他のコレクションから察して、少年探偵手帳があったのではないかと推理する栞子。
果たしてそうだったようなのだが・・・いつのまにかなくなっていたという慶子たち。
だが翌日、大輔にかかってきた栞子の電話によると、 突然義彦が別宅から1週間以内に出て行くようにといってきたというのだ!!
そして、明のコレクションの引渡しも要求してきたというのだ!!
なぜコレクションの事を知らないはずの義彦がそんな事を言い出したのか?
すぐさま話を聞きに向かう栞子。
自分たちは偉人の伝記と百科事典ぐらいしか読ませてもらえなかったのに、乱歩のコレクションなど信じられないと、父が自分たちを裏切っていたと怒りの義彦。
そこで栞子は本宅の明の本棚を見せてほしいというのだが・・・そこにはやはり少年探偵団のシリーズは置かれていなかった。
では、こんな環境の中、直美はどうやってシリーズを読んだのか?
どうやら井上と直美は、いわゆる幼馴染というやつで、彼の家で読ませてもらっていたそう。
だが、それを母に見つかり、井上とも会うなと禁止されたというのだ。
なんという家(><)
直美は一度は嫁いだものの、世間体が悪いからと離婚も許してもらえなかったよう。
なのに自分は愛人とよろしくやってた・・・しかもコレクションまでって、そりゃ子供たちにすれば怒りの対象だよなぁ。
ま、今は夫も亡くなり、父も亡くなったという事で直美は実家に戻ってきたよう。
だが、栞子が気になるのは、どうやって義彦が別宅に乱歩のコレクションがあることを知ったのかという事。
その時やって来たのは-------。
「久しぶりね、栞子」
そこにいたのは---------母の智恵子!!
うわぁ、ついに親子の再会!!
義彦にコレクションの話をしたのは智恵子。
そして、金庫の事もやはり知っていたよう。
鹿山は売る気はないと言っていた。
だが、遺族なら交渉できると考えた智恵子は義彦をそそのかしたよう。
だから慶子を追い出すようなことをしたのか。
本当この人、手に入れたいと思うものには手段を選ばない冷酷さを持ってるよなぁ。
だが、金庫の中身は慶子のものだと主張する栞子。
明の手紙を見せてそれを証明してみせるのだが・・・。
「贈り物が金庫の中にあるなんて、一言も書いてないじゃない?」
この手紙は法的に効力がないと断言する智恵子。
栞子の完敗(><)
10年ぶりの再会は苦いもの。
母親だけと、栞子が一番会いたくなかった人。
無関係だし、興味もないと言い放つ栞子。
残るは暗号と鍵。
そこで、鹿山家の訪問時間を少し早めに訪ねる栞子。
待っているという風を装い、屋敷の中を物色しだしたのだ!!
おいおい(><)
大輔はそれをとめるのだが・・・。
その時、急ぎ帰宅してきた直美の走ってくる音が聞こえたのだ。
すぐさまクローゼットの中へ隠れる二人。
どうやら直美は、井上から明の書斎で少年探偵団のシリーズを探すという話を聞いたよう。
だが、その時、井上は昔、明に直美との結婚を許してほしいという手紙を出していたと言い出したのだ。
それが見つかったら、直美にも迷惑がかかるとまずいと言われ、いてもたってもいられなかったよう。
そしてクローゼットから栞子たちが見ている前で・・・直美はなんとソファーの下にあった隠し収納スペースをあけて見せたのだ!!
思わず声を出してしまった大輔。
クローゼットから出てきた二人に驚く直美だったが・・・。
そこへやってきたのは井上。
こうでもしなければ鍵のありかがわからないと思ったからと、井上が言い出した事だったよう。
ソファーに隠されていたのは・・・少年探偵団のシリーズの本。
どうやらこのシリーズは版を変える際に内容やタイトルの改訂をすることが多いのだそう。
直美の好きだといった「魔法人形」は、光文社版。
だが、ポプラ社版は「悪魔人形」なのだそう。
井上家で読んだのは、ポプラ社だったという。
そこで、この家のどこかに光文社版の本があると確信したという栞子。
直美はここで父のコレクションをこっそり読んでいたのではないのか。
夜中に物音を聞いて、父の部屋を空けた所、ソファーの下にこのシリーズを収めている父の姿を目撃した直美。
それから内緒で読んでいたという直美。
明はそれを知っていたのではないのかという栞子。
わざと直美に聞こえるように見せた隠し場所。
大事なコレクションを触って気づかないはずがない。
むしろそれを微笑ましい気持ちで見ていたのではないのか。
ソファーの中に手帳があるはずだという栞子。
発見されたそれは、あの少年探偵手帳。
中には・・・「直美へ」と書かれた父の文字が。
「あなたしか知らないこの場所に、メッセージを残そうと考えた。
でも、いざ気持ちを言葉にしようとすると、何も書けなくなってしまったんでしょう」
そして、最後のページには・・・ 名前の欄に『井上直美』と書かれてあったのだ!!
「井上さん。
直美さんとの結婚を考えていたというのは嘘ではないですよね?」
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第9話
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