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賛否両論盤の真価はいかに 『レッド・ツェッペリンIV』で高い評価を得たレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の第5作が、1973年リリースの『聖なる館(Houses of the Holy)』だった。セールス面では全米・全英ともに1位となり、商業的には成功した。その一方、内容面では否定的な批評がなされることもあった。賛否両論ある本盤の真価を少し考えてみたい。 ツェッペリンは単なる“ハードロック”のバンドではなかった。ハードな部分が“光”もしくは“動”だとすれば、アコースティックな“影”もしくは“静”という側面も存在し、そのバランスが聴き手を魅了した。そういう意味では、この『聖なる館』も、“静”と“動”の両面がしっかりと生かされている。ゆったりとしたテンポながらハードな演奏が活かされた1.「永遠の詩(ザ・ソング・リメインズ・ザ・セイム)」、そしてアコースティックな名曲2.「レイン・ソング」という、冒頭2曲の対比からもそのことは見てとれる。また、シングル化された3.「丘のむこうに(オーヴァー・ザ・ヒルズ・アンド・ファー・アウェイ)」は、“静”と“動”の両方が同居する好ナンバーである。 その一方で、アルバムを聴き進めるにつけ、だんだんと新しい試みが顔を出すのも事実である。4.「クランジ」ではファンキーなノリを出そうとし、6.「デジャ・メイク・ハー」では、レゲエのリズムにチャレンジしている。7.「ノー・クォーター」や8.「オーシャン」も、本当はツェッペリンらしい楽曲だと思うのだけれど、それを覆う演奏やアレンジについては、“らしからぬ”部分がある。加えて、“ブルース”という色合いがそれまでの盤より薄くなっており、結果、“いままでと違う”、“ポップになってしまった”という評価につながってしまったのだろう。 そのようなわけで、本盤は“いかにもツェッペリン”的とはいいにくい。けれども、川面の下の水の流れは紛れもないツェッペリンそのもので、表面を見るかその下を見るかで評価の分かれる盤となってしまうのだろう。ちなみに筆者は賛否どちらかというと賛成の方に一票なのだけれど。[収録曲]1. The Song Remains the Same2. The Rain Song 3. Over the Hills and Far Away 4. The Crunge5. Dancing Days 6. D'yer Mak'er7. No Quarter 8. The Ocean 1973年リリース。 聖なる館 (スタンダード・エディション) [ レッド・ツェッペリン ] ↓こちらは追加ディスクありのデラックス版↓ 聖なる館<デラックス・エディション>/レッド・ツェッペリン[CD]【返品種別A】 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.01.31
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初の2枚組、初のコンセプト・アルバム ジューダス・プリースト(Judas Priest)の16作目にして、初めての2枚組作品となったのが、2008年リリースの『ノストラダムス(Nostradamus)』というアルバムである。“メタル・オペラ”と銘打たれたこの作品は、この時点で既に40年近かった活動歴において初のコンセプト・アルバムでもあった(それゆえ、1枚目は“Act 1”、2枚目は“Act 2”、つまりは、第1幕、第2幕という風に名づけられている)。 さらにジャケットやライナーの曲目を見ると、曲のタイトルが全部大文字で記されているものと、普通に小文字も使って書かれたものがあることに気づく。これは、前者が通常の曲であるのに対して、後者はプレリュード的な前哨曲になっているという区別を示している。こうした曲構成の中で、ノストラダムスの人生というテーマが描き出されていく。 ACT 1から順にアルバムを追って注目のナンバーを見ていきたい。導入的な1.「創造の曙光」に続く2.「予言」は、貫禄いっぱいのジューダス・プリーストらしいナンバー。ノストラダムスの人生の転機(疫病で妻と子をなくす→絶望→迫害をうける)というテーマのため、アルバムのトーンはどんどん重苦しくなっていくが、個別の楽曲としては、8.「ペストと疫病」がいい。 ACT 2では、預言者ノストラダムスとして生きていく過程が扱われているが、冒頭の迫害や孤独といったテーマから、次第に前向きになり、最後は人類に預言を残して人生を終えていくという流れ。したがって楽曲も、冒頭はやや重たく、次第にトーンが希望に満ちてきて、最後は堂々としたナンバーで締めくくるというもの。そういう意味では、末尾の9.「ノストラダムス」と10.「人類の未来」がハイライトと言える楽曲。その他、この2枚目の中から注目する曲を挙げるとすると、2.「追放」や5.「幻視」といったところだろうか。 2枚組で実在した人物の人生を追うというコンセプトゆえか、聴いている方としては長さが気になったり、聴き手によっては“中弛み”のようなものを感じる部分もあるかもしれない。とはいえ、2枚合わせて100分超の大作という意欲の感じられる盤である。[収録曲] *すべて大文字表記のものが主たる楽曲。小文字を含むものはプレリュード的な楽曲。( )内は日本盤による邦訳の曲名。ACT 1 (Disc 1)1. Dawn of Creation (創造の曙光)2. PROPHECY (予言)3. Awakening (目覚め)4. REVELATIONS (啓示)5. The Four Horsemen (四騎士)6. WAR (戦)7. Sands of Time (時の砂)8. PESTILENCE AND PLAGUE (ペストと疫病)9. DEATH (死)10. Peace (平和)11. CONQUEST (征服)12. LOST LOVE (失われた愛)13. PERSECUTION (迫害)ACT 2 (Disc 2)1. Solitude (孤独) 2. EXILED (追放)3. ALONE (孤立)4. Shadows in the Flame (炎の中の影) 5. VISIONS (幻視)6. Hope (希望)7. NEW BEGINNINGS (新たな始まり)8. Calm Before the Storm (嵐の前の静けさ)9. NOSTRADAMUS (ノストラダムス)10. FUTURE OF MANKIND (人類の未来)2008年リリース。 NOSTRADAMUS[輸入盤]/JUDAS PRIEST[CD]【返品種別A】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.01.28
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重厚でコミカルなロック モヒーノス・エスコシーオス(Mojinos Escozíos)は、1994年にバルセロナ結成されたスペインのバンド。ジャンルとしてはハードロックということになるのだろうが、メンバーのいで立ちや歌詞の内容などに表れているように、皮肉的でコミカルな、“コメディ・ロックのバンド”と呼んでもいいようなスタイルである。 2004年にリリースされた彼らの7作目のアルバムが、この『セモス・ウノス・モンストゥルオス(Semos unos monstruos)』である。5人のメンバー(リーダーの“エル・セビージャ”をはじめ、“チチョ”、“ジッピー”、“エル・プト”、“ビダリート”という愛称の5人)が並んだ写真のジャケットで、アルバム表題にあるように、全員の顔が“モンスター(モンストゥルオ)風”に加工されている。 表題曲の1.「セモス・ウノス・モンストゥルオス(俺たちゃモンスターだぜ)」を聴けば一目瞭然なように、音そのものは重厚なロック・サウンド。それでいて、ヴォーカルはコミカルで、メンバーによるコーラスも“怪物(モンストゥルオ)~!”、“俺たちゃモヒーノス・コシーオスだぜ!”といったノリである。正統なリフやロック・サウンドという意味では、4.「ラス・ニーニャス・デ・ラ・サージェ(ラ・サールの女学生たち)」、6.「チャバリン(少年)」、9.「ペケニィネス・ノ・グラシアス(ガキは結構)」、14.「ムーチャ・ポリシーア(警察来てよ)」、15.「フランケンシュタイン」、18.「エル・プト・レイ(トラックの王様)」と好曲が多い。演奏自体はシリアスでカッコいいのである。 その一方、“エル・セビージャ”(本名:ミゲル・アンヘル・ロドリゲス)のヴォーカルは、投げやり風でヘタウマ感を漂わせる独特なもので、おそらくは好き嫌いがわかれる。おまけに、詞の内容は、日常の(果ては“くだらない”)内容のものが多く、しかもスペインの田舎者口調のようなものを意識的に用いている(アルバム表題も、普通のスペイン語だと“ソモス”なのだが“セモス”となっている)。逆説的ではあるが、このギャップこそが、このバンドの魅力になっているといったところだろうか。そのようなわけで、“真面目なバンド”を期待すると裏切られるかもしれない。むしろ、上記のようなギャップを予想しつつ、肩の力を抜いて聴いてみるべき盤と言えそうである。[収録曲]1. Semos unos mostruos2. Mango3. La pastilla de jabón 4. Las niñas de La Salle5. Sevilla capullo6. El chavalín7. Paco, yo te quiero un taco8. He dejao de fumá (1)9. Pequeñines no, gracias10. El piropo11. Al carajo12. Sesi13. He dejao de fumá (2)14. Mucha polisía15. Frankistein16. La mujé der Guitarra17. El fiera18. El puto rey19. He dejao de fumá (3)2004年リリース。 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.01.25
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メキシコらしさを前面に出した盤 アナ・ガブリエル(Ana Gabriel)は、1955年メキシコのシナロア州出身の女性シンガー。1980年代から1990年代にかけてとりわけ大きな人気を博し、メキシコ歌謡界を代表する国民的シンガーとなった。 そんな彼女が1994年にリリースしたのが、本盤『アジェール・イ・オイ(Ayer y hoy)』である。アルバム表題は“昨日と今日”、つまりは“過去と現在”というもの。言い換えるならば、“メキシコいまむかし”といったところだろうか。そのようなわけで、メキシコの伝統歌謡に敬意を表した楽曲ー自作曲もあれば、ホセ・アルフレド・ヒメネス、アグスティン・ララ、アルマンド・マンサネーロ、フアン・ガブリエルなどの楽曲も含まれているーを披露している盤である。 収録されたオリジナル曲には、ランチェラ音楽色の強い楽曲・歌唱が目立つ。1.「ミラレス、エスクチャレス」、5.「トゥ・ロ・デシディステ」、10.「デ・アキー・パラ・アジャー」などはそうした曲の例である。 その一方、メキシコの有名作曲家やシンガーの楽曲をいくつも取り上げている。例えば、2.「ケ・マネラ・デ・ペルデール」は、1950年代から60年代に活躍した映画スターでシンガーソングライターのクコ・サンチェスのナンバー。7.「パレセ・ケ・フエ・アジェール」は、有名作曲家アルマンド・マンサネーロの楽曲である。また、8.「バモノス」は、“ランチェラの王様”ホセ・アルフレド・ヒメネスのナンバー、9.「ノ・テンゴ・ディネロ」はフアン・ガブリエルの有名曲、11.「シルベリオ・ペレス」は稀代の作曲家アグスティン・ララの楽曲である。 アルバムのハイライトは、12.「メヒコ・リンド・イ・ケリード/シエリート・リンド」のメドレー。メキシコ人にとって“第二の国歌”的な有名曲2つがメキシコらしさを盛り立てる。なお、ボーナストラックとして収録されている13.「ラジャンド・エル・ソル」は、メキシコ国内の歴史ドラマで使用されたシングル曲である。 余談ながら、この盤はその当時、リアルタイムの頃によく聴いたアルバムである。そのようなわけで、筆者にとっては妙に愛着のある1枚だったりする。[収録曲]1. Mírales, escúchales2. Que manera de perder3. Dos locos de amor4. Como agua para chocolate5. Tú lo decidiste6. Último adiós7. Parece que fue ayer8. Vámonos9. No tengo dinero10. De aquí para allá11. Silverio Pérez12. México lindo y querido/Cielito lindo13. Rayando el sol(CDボーナストラック)1994年リリース。 【中古】 Ayer Y Hoy AnaGabriel / Ana Gabriel / Columbia [CD]【宅配便出荷】 ブログランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、クリックで応援よろしくお願いします! ↓ ↓
2026.01.23
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世界にその名を知らしめた盤 ジプシー・キングス(Gypsy Kings)は、スペインではなく、南フランス出身のバンド。とはいえ、主要メンバーはスペイン系のロマ(ジプシー)で、スペイン内戦でフランスへ移り住んだ家系の出身者である。そのため、多くの歌はスペイン語で歌われており、音楽的にはルンバ・フラメンカにロックやポップスの要素を加えたものとなっている。 この時点で、彼らはフランス国内で2枚のアルバムをリリースしていた。3枚目のアルバムである本セルフタイトル作『ジプシー・キングス(Gypsy Kings)』は、世界に向けて彼らの音楽が知られる機会を提供する盤となった。ちなみに、バンド名の“ジプシー”は彼らの出自に関係するが、“キングス”というのは、主要メンバーの姓が“レジェス”(スペイン語で「王」の複数形)というのに由来するとのこと。 12曲が収められ、うち4曲はインストルメンタル。1.「バンボレオ」と8.「ジョビ・ジョバ」は、ジプシー・キングスの名を世界に広める役割を担った楽曲(日本でもTVのCMなどに使用された)で、彼らの代表的ナンバーと言える。4.「ベン・ベン・マリーア」もインパクトが強く、彼ららしい演奏の1曲。 落ち着いたインスト曲の6.「インスピレイション」は、アメリカのTVドラマ(『マイアミ・バイス』)で使われたほか、日本でもTV時代劇『鬼平犯科帳』のエンディングテーマとなった。7.「ア・ミ・マネラ」は、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」のカバーで、スペイン語で歌われている。9.「ファエナ」も落ち着いた雰囲気のインスト曲で、筆者の好みである。なお、日本盤にはボーナストラックとして13.「バモス・ア・バイラール」(アルバムの正式な収録としては次作の『モザイク』に収録)が収められている。[収録曲]1. Bamboleo2. Tú quieres volver3. Moorea4. Bem, bem, María5. Un amor6. Inspiration7. A mi manera (comme d'habitude)8. Djobi djoba9. Faena10. Quiero saber11. Amor, amor12. Duende13. Vamos a bailar [日本盤ボーナストラック]1987年リリース。 ↓本記事の盤↓ ジプシー・キングス [ ジプシー・キングス ] ↓こちらはベスト盤↓ 究極ベスト~エッセンシャル・ジプシー・キングス [ ジプシー・キングス ] 次のブログのランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、クリックで応援をお願いします! ↓ ↓
2026.01.21
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INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。年末以降の記事へのリンクを新たに追加しています。INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編(A-G)へ → つづき(H-M)・つづき(N-Z) アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編(A)へ → つづき(B)・つづき(C-D)・つづき(E-I)・つづき(J-K)・つづき(L-N)・つづき(O-Q)・つづき(R-S)・つづき(T-Z) アーティスト別INDEX~ラテン系ロック・ポップス編(A-I)へ → つづき(J-N)・つづき(O-Z) アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ ランキングに参加しています。応援くださる方は、各バナー(1つでもありがたいです) をクリックお願いします! ↓ ↓ にほんブログ村 : 人気ブログランキング :
2026.01.18
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ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズとのトリオ盤 ビル・エヴァンス(Bill Evans)は、ジャズにおける白人ピアノ奏者の代表的人物(1929年生まれ、1980年没)だが、彼自身のスタイルも時代とともに変化や進化を遂げた。とりわけ、1959年からのドラマーのポール・モチアンとベーシストのスコット・ラファロとのトリオ以降、即興性のあるインタープレイで独自のスタイルを見せていくことになった。 本盤『オン・グリーン・ドルフィン・ストリート(On Green Dolphin Street)』は、録音当時は発売されず、20年の時を経て公表された演奏である。この盤を聴く人は、エヴァンスの代名詞であるインタープレイに期待してしまうと裏切られるかもしれない。というのも、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)という、異なる顔ぶれのトリオでの演奏で、ちょうど上記のトリオへ移行していく直前のタイミングで録音されたものだからである。チェンバースはエヴァンスとともに、マイルス・デイヴィスの『カインド・オブ・ブルー』の参加メンバーであった。チェンバースとジョーンズという鉄壁の2人を得て、着実かつ堅実な演奏というのがこの盤の特徴ということになるだろうか。これを“面白みがない”ととるのか、安定感抜群と理解するのか、意見は分かれるだろうが、各楽器がそれぞれの役割をしっかりと果たしているという意味では、わかりやすい演奏だと言える。それを承知で各楽器の演奏に耳を傾けるのであれば、これはこれで楽しめる1枚と言えるように思う。 ぜひ聴き逃がせないという楽曲を、筆者が気にいっている順に触れておきたい。6.「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」は、エヴァンスのピアノがわかりやすく楽しめる(最初に挙げたのにはもう一つ理由があって、単純に筆者がこの楽曲を好きだからだったりもする)。1.「あなたと夜と音楽と」は、エヴァンスのピアノの素晴らしさが気に入っているのに加え、それぞれのソロも存分に楽しめる。もう1曲挙げるとすれば、2.「ハウ・アム・アイ・トゥ・ノウ?」。エヴァンスらしくないという意見はあるだろうが、これはこれでいい意味で一つの形に収まった演奏だと思う。 なお、ステレオ録音の7.「オール・オブ・ユー」が収められているが、こちらはラファロ、モチアンとのトリオ演奏。ヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ演奏の音源が収められたものである。[収録曲]1. You and the Night and the Music2. How Am I To Know?3. Woody'n You (Take 1)4. Woody'n You (Take 2)5. My Heart Stood Still6. On Green Dolphin Street 7. All Of You (Take 1)[パーソネル、録音]1.~6.:Bill Evans (p), Paul Chambers (b), Philly Joe Jones (ds)1959年1月19日録音。7.:Bill Evans (p), Scott LaFaro (b), Paul Motian (ds)1961年7月25日録音。 【国内盤CD】【新品】ビル・エヴァンス / グリーン・ドルフィン・ストリート グリーン・ドルフィン・ストリート [ ビル・エヴァンス ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓
2026.01.17
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晩年、スペインでのライヴ共演盤 “ジェントルメン”ならぬ『ジェントル・ベン(Gentle Ben)』というのは、ベン・ウェブスター(Ben Webster)のアルバムの表題である。“ジェントルマン”(単数)ではなく、“メン”(複数)というのは、単なる語呂合わせというだけでなく、ベン・ウェブスターだけが主役ではないからということになるだろうか。というのも、ジャケットにも記載されているように、本盤は、ベン・ウェブスターがテテ・モントリュー(Tete Montoliu)のトリオとの共演を収めたものである。 もう一つ、この盤(筆者の手元にあるのは、1999年リイシューのCD盤)を手にした時に不思議に思ったことがあった。ライナーの文面がスペイン語で、そこに英訳・仏訳・独訳がついていたのである。アルバムの内容を知るとその疑問は解消されるわけなのだが、スペインのバルセロナで録音され、バルセロナのレーベル(Discos Ensayo)がレコード化した(したがって欧州各国向けの英・仏・独語訳が付けられた)というものである。 でもって、演奏内容はというと、1972年のバルセロナでのライヴ演奏を収めたもので、1964年にヨーロッパへ移住したウェブスターの晩年の演奏(このライヴ収録の10カ月ほど後に彼は亡くなっている)ということになる。往年のウェブスター節ながら、やや穏やかなテナー演奏が展開される。この穏やかなトーンと調和するようにじっくりとピアノを聴かせるのがテテ・モントリューということになる。 以上のような特徴の盤であるため、大きく盛り上がるという感じはそれほどなく、聴き手によっては物足りなさを感じるかもしれない。全部で8曲が収録されているが、筆者の好みは、叙情的なピアノとまったり感満載のテナーがうまく絡み合った1.「ベンズ・ブルース」や、テンポよく朗らかな8.「バルセロナ・シャウト」といったところだろうか。決してベン・ウェブスターの代表盤でもテテ・モントリューの代表盤でもない。とはいえ、個人的には、疲れた時に心を休めてくれる一枚という聴き方をしている作品だったりする。[収録曲]1 Ben's Blues2 The Man I Love3 My Nephew Bent4 How Long Has This Been Going on5 Sweet Georgia Brown6 Don't Blame Me7 Did You Call8 Barcelona Shout[パーソネル・録音]Ben Webster (ts), Tete Montoliu (p), Peer Wyboris (b), Eric Peter (ds)1972年11月28日録音。 ジェントル・ベン [ ベン・ウェブスター・ウィズ・テテ・モントリュー・トリオ ] 【中古】 Ben Webster ベンウェブスター / Gentle Ben 【CD】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.01.14
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スペイン・ロックンロールの礎 ホセ・ラモン・フリオ・マルケス・マルティネス(José Ramón Julio Márquez Martínez)ことラモンシン(Ramoncín)は、スペインはマドリード出身のロック・シンガー。ヴォーカルを募集していたグループ(彼の加入後にW.C.というバンド名になった)に参加するが、そのバンドの最初のアルバムは“ラモンシンとW.C.”という名義のアルバムとして発売されてしまった。つまり、ラモンシンを主役に据えたいレコード会社の意図がバンドの意図と合わなかったわけで、結局、バンドメンバーとラモンシンは袂を分かつことになった。そのような経緯の末、1979年にソロとしてラモンシンのソロ作としてリリースされたのが、本作『バリオバヘーロ(Barriobajero)』だった。 本盤がリリースされた年というのは、独裁者フランコの死後に民主化がまさしく進んだ時期の只中であり、自由な文化を求める機運の中でこうした大衆音楽も人気を博すことになったということなのだろう。演奏内容は、これぞロックンロールといったものが中心で、それをスペイン国内でスペイン語でやったところに意義があったと言えそうだ。 注目曲をいくつか見ておきたい。ヒット曲の1.「ソイ・ウン・チャバル」は、ラモンシンの代表曲で、学校をさぼり、社会に反抗し、ロックに傾倒する若者という典型的なテーマの楽曲。3.「ブルース・パラ・エル・カメージョ」は、“ラクダのためのブルース”という風変わりな表題だが、スタンダードな展開のブルース曲である。アルバム表題曲の6.「バリオバヘーロ」は、ノリのよいアップテンポのロックナンバー、7.「チューリ」は若干ハードな演奏がうまくはまっているロックナンバーに仕上がっている。これら2曲に8.「フェリシン・エル・バシロン」を合わせた3曲は、本盤の中でもロック調が全開の聴きどころと言えそう。 余談ながら、筆者の手元にあるのは、2019年に出た“40周年特別エディション”なるCDである。同盤には、4曲のライヴ・ヴァージョンが収められており、元のアルバムから3曲が(「ソイ・ウン・チャバル」、「チューリ」のほか、タイトルが若干違っているものの「ブルース・パラ・エル・カメージョ」が「ブルース・デル・カメージョ」という表題で)収められている。もう1曲は、アルバム本編には未収録の「マリカ・デル・テルシオペロ」で、元々はW.C.との最初のアルバムに収められていた楽曲である。[収録曲]1. Soy un chaval2. Cheli, regue y rocanrol3. Blues para un camello4. No tengas tanta cara5. Trozos de cristal6. Barriobajero7. Chuli8. Felisín el vacilón9. ¡Hola muñeca!10. No quise escribir esta canción~以下、40周年特別エディションのボーナス・トラック~11. Soy un chaval12. Blues del camello13. Chuli14. Marica de terciopelo1979年リリース。 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2026.01.12
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本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。先ほど、累計アクセス数が10500000カウントを超えました。ご愛顧にあらためて感謝するとともに、今後ともよろしくお願いします。 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”お願いします! ↓ ↓
2026.01.10
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ハードロック愛好者は必聴の快作 スラッシュ(Slash, 本名:サウル・ハドソン)は、アクセル・ローズと組んでガンズ・アンド・ローゼズをスターダムにのし上げたロック・ギタリストである。そんな彼は、1996年にアクセルとの不仲からガンズを離れることになった(後にバンドには復帰している)。ちょうどその少し前から、彼は自身のバンドでの活動も進めていた。後にはソロや複数のバンド名義で自身の作品を多く発表していくことになるわけだが、その第一弾となったのが、1995年にスラッシュズ・スネイクピット(Slash's Snakepit)として発表した本盤『イッツ・ファイヴ・オクロック・サムホエア(It's Five O'Clock Somewhere)』であった。 商業的にはビルボードのアルバム・チャートで70位という、そこそこの結果に終わった。しかし、その内容はというと、なんとも圧倒的である。ガンズとしてレコーディングを行ない、アクセルが納得しなかったものが本盤へと発展していったとのことだが、スラッシュ節がいかんなく発揮され、これぞギタリストという観点でのハードロック全開とでもいうべき快作に仕上がっている。ジェリーフィッシュ末期のメンバーでもあったエリック・ドーヴァーがヴォーカルを担当し、他のメンバーは、ギルビー・クラーク(リズムギター)、マイク・イネス(ベース)、マット・ソーラム(ドラム)という布陣。さらには、ディジー・リード(キーボード)、テディ・アンドリディス(ハーモニカ)、パウリーニョ・ダ・コスタ(パーカッション)がゲスト・ミュージシャンとして参加しており、ガンズ・アンド・ローゼズとの間での人の行き来が見てとられる。 聴きどころとなる楽曲をいくつか挙げてみたい。オープニング・ナンバーの1.「ニーザー・キャン・アイ」は、アコースティックでブルージーな始まりから一気に盛り上がってハードで分厚い演奏へと展開していくのがいい。2.「ダイム・ストアー・ロック」は、ドラムスの激しさと二人体制のギターの厚みが心地よく、ドーヴァーのヴォーカルとスラッシュのギター・ソロも聴きごたえがある。6.「モンキー・チャウ」は、うねりを伴う分厚いサウンドがとにかく爽快な1曲。 インストゥルメンタル・ナンバーの8.「ジズ・ダ・ビット」は、3分足らずの短い時間ながら、スラッシュが本領発揮の演奏を存分に披露している。アルバム後半での聴きどころと言えるのは、10.「テイク・イット・アウェイ」から11.「ドゥーイン・ファイン」、12.「ビー・ザ・ボール」を経て、13.「アイ・ヘイト・エヴリバディ(バット・ユー)」という、硬派でハードな演奏のナンバーが並ぶ部分。さらに聴き逃がせないのは、アルバムを締めくくる14.「バック・アンド・フォース・アゲイン」。メロディアスながら重厚でギター・ソロも見事な好曲である。[収録曲]1. Neither Can I2. Dime Store Rock3. Beggars & Hangers-On4. Good to Be Alive5. What Do You Want to Be6. Monkey Chow7. Soma City Ward8. Jizz da Pit9. Lower10. Take It Away11. Doin' Fine12. Be the Ball13. I Hate Everybody (But You)14. Back and Forth Again1995年リリース。 【中古】 イッツ・ファイヴ・オクロック・サムホエア/スラッシュズ・スネイクピット ◇スラッシュズ /Slash's Snakepit/イッツ・ファイヴ・オクロック・サムホエア /MVCG169 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2026.01.10
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幻の“1枚もの”の『ザ・リバー』 ブルース・スプリングスティーンの数多い作品の中でも、筆者が特に気に入っている盤に『ザ・リバー』(1980年)がある。バンドとしての一体感、アメリカン・ロックらしい演奏、スプリングスティーンのストーリーテラーとしてのよさが存分に生かされた2枚組アルバムである。 実は、この盤にはお蔵入りになった1枚ものとしての構想があった。その盤は、『闇に吠える街』に続く作品として準備され、『ザ・タイズ・ザット・バインド(The Ties That Bind)』というタイトルで準備が進められていたというものである。しかし、結局は発売に至らず、さらにレコーディングを重ねて楽曲を追加し、上記の2枚組『ザ・リバー』として発売されたという経緯だったという。 この“幻の盤”が陽の目を見たのは、実に長い歳月が経過してからのことだった。2015年、『ザ・リバー』の35周年記念のエディションが発売され、アウトテイクなどとともにこのシングル・アルバムが収録された。これを聴いて筆者が感じたのは、その当時にこのまま発売されていたとしても、『ザ・リバー』同様の名盤になっていたに違いないという確信だった。 アルバムは、『ザ・リバー』でもオープニングを飾ることになった1.「ザ・タイズ・ザット・バインド」から始まる。2.「シンディ」、5.「ビー・トゥルー」、10.「ルーズ・エンズ」といった楽曲は、2枚組の盤には含まれなかったもののいずれも完成度の高い佳曲。他方、4.「盗んだ車(ストールン・カー)」や7.「ユー・キャン・ルック」は、2枚組『ザ・リバー』とは異なる初期ヴァージョンが収められている。 曲順の面でも収録順に聴いて抑揚に富み、すんなり入ってくるような順序になっているという気がする。A面は半ばで3.「ハングリー・ハート」が登場し、インパクトのある5.「ビー・トゥルー」で前半を締めくくる。じっくりと聴かせる6.「ザ・リバー」からB面が始まり、8.「ザ・プライス・ユー・ペイ」と9.「アイ・ウォナ・マリー・ユー」といった落ち着いて聴かせる曲を中心にしつつも、テンポのいい10.「ルーズ・エンズ」でアルバムを締める。収録曲の構成面でもなかなかの完成度と言えるように思う。[収録曲]1. The Ties That Bind2. Cindy3. Hungry Heart 4. Stolen Car -version 1- 5. Be True6. The River7. You Can Look (But You Better Not Touch) -version 1-8. The Price You Pay9. I Wanna Marry You10. Loose Ends2015年リリース 【輸入盤】 Bruce Springsteen ブルーススプリングスティーン / Ties That Bind: The River Collection (4CD+3DVD) 【CD】 【輸入盤CD】【新品】Bruce Springsteen / Ties That Bind: The River Collection (w/DVD) (Box)(ブルース・スプリングスティーン) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.01.06
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新年に聴きたいジャズ・ナンバー(その3) 新年に聴きたいジャズ曲選、最後はピアノ・ジャズです。まずは、ジャッキー・バイアード(ジャキ・バイアード,Jaki Byard)の「ゼア・アー・メニー・ワールズ(There Are Many Worlds)」です。『ハイ・フライ』に収められている楽曲です。バイアードは、多彩な演奏を見せるピアニストですが、ここでもその実力が発揮されているように思います。 続いては、現代ジャズ・ピアノで気に入っているものを一つ。イタリア出身のピアノ奏者、ピエトロ・ルッス(Pietro Lussu)の「ノーザン・ライツ(Northern Lights)」です。2009年の同名の盤(過去記事)に収められています。個人的に、メロウで優しいピアノ演奏も嫌いではありませんが、テクニックと知性の融合といったこのような演奏は、何度聴いてもわくわくさせられます。 新年のジャズ曲選は以上となります。次回からは通常更新に戻ります。改めまして今年も本ブログをよろしくお願いします。[収録アルバム]Jaki Byard / Hi-Fly(1962年録音)Pietro Lussu / Northern Lights(2009年録音) 【中古】 ハイ・フライ/ジャッキー・バイアード(p),ロン・カーター(b),ピート・ラロカ(ds) ブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓
2026.01.03
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新年に聴きたいジャズ・ナンバー(その2) 新しい年に聴きたい(と筆者が気まぐれに思う)ジャズの第2回です。今回は、まったりとお正月を過ごしたくなるようなナンバーを2つほど取り上げたいと思います。 まず、一つめは、ベン・ウェブスター(Ben Webster)がコールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins)と共演した作品、『コールマン・ホーキンス・エンカウンターズ・ベン・ウェブスター』からの演奏をお聴きいただこうと思います。共にテナー奏者の二人ですが、お聴きいただく「ラ・ロシータ(La Rosita)」は、コールマン・ホーキンスが吹き込んだことでも知られる1曲です。 続いては、アルト奏者・フルート奏者として知られるバド・シャンクの『昼と夜のバド・シャンク』に収められている1曲です。この盤は前半と後半で異なるセッションの演奏が収められていますが、今回の曲は、ショーティ・ロジャースらとのクインテットのセッションからのものです。「ジャスミン(Jasmine)」をお聴きください。 [収録アルバム]Coleman Hawkins & Ben Webster / Coleman Hawkins Encounters Ben Webster(1957年録音)Bud Shank / Bud Shank-Shorty Rogers-Bill Perkins(1954~55年録音) 昼と夜のバド・シャンク +1 [ バド・シャンク ] 【中古】 コールマン・ホーキンスとベン・ウェブスター/コールマン・ホーキンス&ベン・ウェブスター 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2026.01.02
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新年に聴きたいジャズ・ナンバー(その1) 新しい年の始まりに聴きたいと思うジャズの楽曲・演奏を、3回ほどに分けて取り上げてみたいと思います。あくまで筆者が聴きたいと思うという、直観的かついい加減な基準ですので、“なぜ正月にこの曲?”と思われるものもあるかもしれませんが、その点はご容赦の上、お聴きいただけるとうれしいです。 まずは、アート・ファーマーとベニー・ゴルソンによる双頭セクステット盤『ミート・ザ・ジャズテット』に収められた「ブルース・マーチ(Blues March)」です。ソロもそれぞれの個性があってよいのですが、何よりも勇壮なテーマが印象的な1曲です。 続いては、マイルス・デイヴィスの「いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)」です。元はディズニー映画の楽曲ですが、ジャズ界ではよく取り上げられ、その中でもこのマイルスによるものは秀逸です。同名のマイルス盤(過去記事)に収められていて、トランペットの魅力と演奏全体の安定感のおかげで、心が穏やかに和む1曲です。 [収録アルバム]Art Farmer & Benny Golson / Meet The Jazztet(1960年録音)Miles Davis / Someday My Prince Will Come(1961年録音) サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム +2(ステレオ&モノラルW収録) [ マイルス・デイビス ] ミート・ザ・ジャズテット [ アート・ファーマー&ベニー・ゴルソン ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2026.01.02
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明けましておめでとうございます。2025年が終わり、2026年がスタートしました。これまでと同様、本ブログをぜひご愛顧ください。毎日更新というわけにはいきませんが、数日おきには更新し続けられるよう、無理なく頑張っていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。 ブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓
2026.01.01
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