Gゼミ塾長日記

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2010.06.01
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カテゴリ: 時事問題について

今日は歴史的な日

そう「子ども手当て」の支給が始まった日ですから

塾業界としては、いやでも注目せざるを得ない

おそらく、まずは大手塾は敏感に反応してくることは

ほぼ間違いがないでしょう

この「子ども手当て」は賛否両論

塾関係者のみなさんのブログを拝見しても

意見はさまざまですが

僕個人としては、これがきっかけとなって

少子化について深く議論が進んで欲しいと思っています

子どもは社会の宝

社会全体、地域全体で

子どもたちを見守り、育てていくという考え方は

とても大切だと思っています

税金を使って、お金を支給するのが有効なのか

現物支給ということで保育所などの

環境面を充実するのが有効なのか

もっともっと議論されていいのではないでしょうか

ちなみに、少子化対策で効果を上げているので

有名な国といえば フランス

フランスの少子化対策は以下のようなものです


・不妊治療、人工生殖に保険適用(4回まで)

 ・片親手当、子ども1人7.6万円、1人増えるごとに1.9万円/月
 ・双子、子ども3人以上などに家事代行格安派遣(週1~2度)
 ・産後の母親の運動療法、保険全額支給
 ・妊娠4ヶ月から3歳まで月2.3万円の乳幼児手当支給
 ・子ども2人世帯に家族手当として月1.6万円支給、
  3人世帯3.7万円、4人世帯5.7万円、以下1人増える毎に2.1万円増。
  11~16才は4500円増額、16~20才8000円増
 ・小学生以上の新学期手当 年2.9万円支給
 ・1人子供を生むと、年金受給の資格年数が2年短縮
 ・4人目が生まれると有給休暇11日追加
 ・幼稚園から大学まで、給食やクラブ活動費を除き、ほぼ無料
 ・大学も地元が普通なので、下宿費不要
 ・08年、新生児の52%が婚外子

〔参考〕 http://arkot.com/jinkou/ (このサイトは勉強になりますよ!)

婚外子が過半数というのは驚きですね

日本の文化にはあまり馴染まないようにも感じますが

時代とともに変化していくことなのかもしれません

婚外子以外でも、有効な手段と思われるものは

日本もどんどん検討していってほしいと思います

日本の明日のためにも

少子化について考える一歩目が

今日であってほしいと切に願います

ただ、子ども手当てによる塾業界のバブルについては

期待していませんし、恩恵を受けたいとも思いません

やっぱり、 他力本願の集客で

うかれて塾として成長が鈍化するのは絶対に避けたいですから






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最終更新日  2010.06.01 22:40:46
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