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ミニ株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の5月の運用成績は、基準価格11139円と大幅に持ち直した。基準価格と言っても「評価額割る投資額」を電卓でたたいただけなのだが、毎月推移を見るのも面白い。ちょっとしたファンドマネージャー気分を味わえるという訳である。投資信託風の運用報告書にしてみると、プラスに貢献した部門・ミニ株:ソニー、キャノン、武田薬品ソニー株を、株価2800円のときにナンピン買いをしたのも懐かしい思い出話となった。いよいよ7千円台につけるほどの堅調ぶり()である。3月期決算が市場予想を超える増益とあって、株価が堅調だった。キャノンも買ったタイミングが良かったこともあって、評価益がうまく出せている。・投資信託:フィデリティグローバルファンド、USハイ・イールドファンド外国株式や外国債券は投資信託を使う方針で、フィデリティグローバルファンドは「外国株」、USハイ・イールドファンドは「ドル建ての格付けの低い債券」に投資するファンド。海外の株式市場を見ると、NYダウも堅調だし、フランクフルトDAX指数に至ってはうなぎのぼりの展開だ。ユーロ高になるとドイツ市場は駄目なのかな?という訳ではなかった。円から見てドルは高くなってるから、USハイ~も値上がりした。・外貨MMF米ドルMMFを全て売ってしまった。その後もドルは122円近くまで上昇し、早まったかなと思ったが・・・。短期売買の自信がないユーロや豪ドルMMFは積立中。評価益は出てるけど、高値づかみを続けている事実も・・・。マイナスに作用した部門・ミニ株:新生銀行笑いが止まらないほど下げてしまっているのが新生銀行株だ。なぜ新生銀行株が私のミニ株ファンドに入っているかというと、三菱UFJや三井住友だとミニ株で持てないので、バランス的にちょうどいい銀行株が新生だったという訳。傘下のアプラスの業績悪化でコケて以来、3割近く下げてしまった。銀行各社はサラ金会社を次々に傘下に入れた。ところがサラ金は、金利引き下げの影響で経営が苦しい。こうした影響が銀行株の軟調を誘っている訳だ。サラ金を踏み台にしようとする営業姿勢はいかがなものか、疑問が持たれてもおかしくない。
2007.06.02