いつだったか、フライフィッシャーだと思うのですが、手塚さんの記事が載っていました。手塚太一さんといえば、今では結構メジャーなバンブーロッド・ビルダーですね。実は随分前から親交があって、彼のプロト・タイプなどを所有しているんです。
僕が持っている手塚バンブーの3本です。一番左は組み立てまで手塚さんの手による物で、当時僕が勤めていた会社で手塚バンブーロッドを扱い始めようとした時のサンプル品なんです。まだ、アマチュアだった手塚さんのバンブーロッドのよさは随分前から知っていました。ドヨ~ンとした腰が抜けたようなバンブーロッドばかりだったのに、彼のロッドだけは違いました。良くも悪くもグラファイト並の抜けのよさ、軽さがありました。ところが、プロデビュー用のサンプル品は、ごく普通のバンブーロッドのアクションだったので、即没にして「いつものやつで頼みます!」ということで話がまとまったんですね。
中央のロッドは、そのお礼にと7'#3のブランクを手塚さんが僕に作ってくれたもので、僕の好みを知っているのでまるでグラファイトのようです。組み立ては僕自身で行った物で、ハニーラップのレナード風?のものです。
一番右のものは、随分たってから手塚さんに僕がブランクをオーダーして作ってもらったもので、当時やったことが無いという「焼き目入り」を無理言って作ってもらったものです。今でこそ普通のラインナップになっているようですが・・・
で、昨日ロッドを整理していて久し振りにこの焼目手塚バンブーを出してみたんですがね、なんか今までと作風がちがうなぁ~って、ね。あ、いや、組み立てたのは僕ですから、僕の作風のことなんですがね。
うっすらと焼き目をつけてもらい、より軽く反発力もついたブランクです。
その、作風が違っていた理由が思い出せました。せっかくだからThomas &Thomasのコピーをでっち上げよう!ということで、当時の僕は太目のスェルドバットで焼き目というものを頼んだようです。グリップやリールシートもT&T風に仕上げてます。何故かスレッドの色だけはグリーンなんですけどね・・・・。
作ってから随分たつけど、多分一回も使っていないかも知れません。広い川でマッチ・ザ・ハッチの釣りが多くてなかなか出番が無かったけど、そろそろ使ってあげないとなぁ。
眠っている竿が一体何本あるのか、自分でも把握できていません。
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