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26日(月)このところ土日に用事が多くて、山に行くのが平日になっています。今回は高賀三山(高賀山・今淵ヶ岳・瓢ヶ岳)の一つ瓢ヶ岳です。初めて登ったのが1996年5月、過去5回登っています。前回登ったのが一昨年の2019年4月27日でアカヤシオが満開でしたので今回もアカヤシオを見たいと思っていました。しかし今年は花が早いので、ほんとうはもっと早く登りたかったのですが今日になってしまったので、アカヤシオはほぼあきらめていました。中美濃登山口から登ります。一昨年はここがわからず、はるか手前で山に入って崖のよじ登りや藪漕ぎなど、2時間ほどさまよった挙句このルートの途中に出てホッとしたものです。その時のブログは こちら↓をクリック瓢ヶ岳・・・リハビリウオークどころか、よじ登り山腹を巻くように緩やかに登って行きます。葉っぱの落ちた枝の間から、御嶽山が見えて来てテンションが上がり、さらに乗鞍、白山まで見えて来たのでうれしくてうれしくて。ただ枝が邪魔して写真が撮れません。前方に瓢ヶ岳が見えて、赤い花がチラチラ・・・ズームで写真を撮れば、アカヤシオのようです。やった~~間に合ったのね~~~左に見えるのは高賀山(1224m)高賀三山の盟主です。今日はあまり風も無く天気が良いので山腹を巻きながら、葉っぱの無い枝越しの展望を楽しみます。尾根に取り付く手前見上げたらアカヤシオが咲いています北アルプス方面を写してみたら偶然にも、コンパクトデジカメなのにすごい写真が撮れました。左から、槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、キレットをこえて北穂高岳、奥穂岳蜃気楼のように浮かび上がっています。尾根の手前で空が近くなりアカヤシオが眼の前に咲いています。この木が一番近くて色が濃くて、今が盛りです。遅いかと思ったけれど間に合いました。青空に映えてメチャクチャきれいです。ここで足が止まって何枚も写真を撮りまくりです。これはパソコンの壁紙にしましたよ~~これもいいね風も無く暖かく気持ちの良い尾根を進んで行きます。両脇にカタクリがポツポツ咲いてカタクリ街道です。また今週もカタクリに出会えました。座り込んで写真タイムなかなかピントが合いません。しかし今日は急かされません、のんびりです。風が無く暖かいので、相棒も立ち止まって待ってくれます。こんな道ならいくらでも歩けます。カタクリを眺めながら、歩けるのでルンルン足が進みます。見つけたら写真を撮るために座り込んで・・・奥瓢ヶ岳(1160m)稜線上の通路のようなところです。写真にもあるように、大きな岩の横に登ってみましたら・・・白山連峰がクッキリ!!今日は素晴らしい展望です。今まで6回来ていますが、これほどの展望はありませんでした。カタクリが踏まれそうです。タムシバが2つ残っていました瓢ヶ岳の山頂の手前緩やかに登って行くところで、一枝の先に残っているアカヤシオがこちらに向かって咲いています。山頂の手前に数本のアカヤシオが満開瓢ヶ岳山頂広場には、たくさんの人が居てランチタイム御嶽山を中心に、右に中央アルプス左は乗鞍岳、北アルプスと大展望が広がっています。写真右の乗鞍岳から左へ焼岳、穂高連峰、槍ヶ岳、笠ヶ岳まで見えています。左の方に白山連峰もしっかり雪を被ってまっしろです。瓢ヶ岳山頂(1163m)の標柱の右の白い山が白山連峰左の近い黒い三角錐の山が高賀山右の黒い三角錐の高賀山の左奥に、能郷白山なんという素晴らしい展望でしょうか、コンパクトデジカメなのが残念です。御嶽山我ら中部の者には、シンボルの山です。少しズームでのんびりゆっくり、お昼ご飯を頂いて、皆さんが下りてしまって鐘がぶら下がっていたのでカンカン鳴らします。(こういうのを見たら鳴らしたくなります)食後の飲み物空には雲ひとつ無く、御嶽山が輝いています。写真では少し欠けていますが、写真左に三等三角点もあります。広さといい、展望といい山頂らしい山頂です。左から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳2004年にあそこを歩いたんだ~~暖かく良い天気に恵まれ、素晴らしい展望をゆっくり楽しんでアカヤシオをもう一度眺めて下山してきました。先週は連日忙しくてフラフラで、本音は山に行くのはしんどいなあ~と思ったけれどこんな展望と満開の花を見たら、来て良かった!!登って良かった!!と思います。だから今日まで続けた来られたんですね。花の追っかけは今日まで出来たけど、さて来週はどうなるでしょうか。
2021.04.28
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19日(月)に鞍掛山に登ってきました。山頂が台形をしているので、馬の背に鞍をかけるような山の姿なのですぐにわかります。この山は今回で4回目初めて登ったのが1996年12月、二回目が2003年2月、三回目が2009年3月です。天流奥三河国定公園にあるので私の住まう名古屋からそこそこ時間がかかります。だからそうとう早く家を出発しないと朝から登れません。結局、今日も11時過ぎに登り始めることになりました。仏坂トンネルからのルートと、塩津温泉からのルートがありますが塩津温泉から登ります。登山口の塩津温泉の一番奥の駐車場に車を停めて歩き出します。すでに一台停まっていましたが、最後までその人とは会えませんでした。お地蔵さまが迎えてくれます。登山口にある看板をみたら、ゾッとしました。ヤマビルに注意の看板です。今まで、この山には3回登っていますが、いつも冬だったのでヤマビルのことは考えていませんでした。しかし今日は4月の半ば過ぎ・・・気の早い「ヤツ」ならいるかもしれない。そう思ったらもう、靴や地面ばかり目について足がすすみません。ただでさえ、最近肉がついて体が重いのに・・・登山口で写真を撮ったり、看板を見たりしていたら単独の男性がさっさと登っていかれました。沢から離れて山にどんどん山に入っていくうちにヤマビルが頭から離れました。しかしこの山はほとんど植林の中なので薄暗く日焼けの心配はありませんが、ヤマビルシーズンはずーっと心配が続きますね。この看板の先はガレ場です。非常に大きな岩が、壁のように空に向かってそそり立っています。障子岩というそうです。今までは真冬に来ているので、この岩にツララがいっぱいぶら下がってそれはそれは見事でした。岩の右側をジグザグに登っていきます。ここが一番斜度がきつくて、足場も狭く気を遣うところです。この大きな障子岩の横をジグザグに登っていく見上げたら稜線で、古いトイレがあります。「びわくぼ峠」という看板があり左へ行くと岩古谷山への東海自然歩道の縦走路です。この稜線上はめちゃくちゃ風が強くてテーブルとイスがあっても、風が吹き付けるのでゆっくり昼ご飯を食べることはできません。しかたなく、風をしのげるところを探しながら先に進みます。緩やかに登ったり、下ったりする稜線上は、ずーっと風が強くて、とっくに12時は過ぎているのでお腹が空いてフラフラ。ここで登山口で出会った単独の男性が下山してこられました。風が無いところはありますか? と尋ねたら全然無いという事です。仕方がないので、稜線上の大きな木の陰でランチすることにします。持ってきた薄いウィンドブレーカーと薄手のパーカーを重ね着しても寒くて今日の装備は失敗でした。相棒はダウンのジャンパーを着ても寒いと言い、二人とも震えながらお昼ご飯を頂いて食後の温かい飲み物を止めて大急ぎで歩き出します。停まっていたら凍えそうです。写真で見るより急こう配の斜面を登ります。13年前のこの斜面には木階段がありましたが朽ちてところどころ杭が残っているだけです。登りきったら、右側に自然林が広がって、看板があります。カタクリの群生地があるということで足もとをよく見たら、カタクリの一年目の若い葉っぱがポツポツと出ています。暖かい自然林の中をカタクリの花を探してウロウロ・・・いつも真冬に登っているので、カタクリの群生地があるのは知りませんでした。思いがけなく花に出会えるのでワクワクしながら山頂へ行かずに花探しです。すごい斜面を下りて、日当たりの良い所に咲いていました!!さっきまで寒くて震えていましたがカタクリの花に惹かれて寒さを忘れます。今年はカタクリの花にいっぱい出会えています。これが一番花の色が濃くて綺麗でした。ここでランチすればよかったね少し登ったらかなり古いあずまやが建っていてあずまやの左奥に(写真ではKIKIの右奥)鞍掛山山頂あずまやは古くて床が朽ちて、乗ったら踏み抜きそうです。あずまやは写真ではそれほど古そうに見えませんねポツポツとカタクリの花が咲いています。鞍掛山山頂(883m)テーブルとベンチが有りますが植林の中で暗いのが残念です。三等三角点を探して稜線を進むと見逃しそうになるところにポツンと埋まっています。鞍掛山の馬の背中に当たる稜線を、さらに進んで行くと馬桶岩(ばとういわ)どうやったら、これほどきれいに掘れるのでしょうか・・・馬桶岩の大きさがわかりますね山頂近くにもカタクリの花が咲いています。帰りにも自然林でカタクリを見ながら少し遊んで鹿島山、大鈴山(右)樹間からかろうじて見えました。びわくぼ峠から同じ道を下ります。障子岩の横を気をつけて通過したら、後は緩やかな一本道です。駐車場には私たちの車だけ残っていました。朝有った車の人はどうやら岩古谷山の方へ行ったのでしょうね。花の無い山だと思っていましたが今日は思いがけなくカタクリの群生に出会えてとても満足な山行きでした。春はたくさんの花に出会えて疲れが吹き飛ぶ山行きができますね。
2021.04.23
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7日(水)岐阜県川辺町の納古山へアカヤシオを見に登ってきました。春の花の追っかけ第二弾です。納古山は今回で15回目、ここ最近は毎年のように登っていましたが昨年はコロナ禍で自粛を強いられ、ここまで足をのばせませんでした。Tさん夫妻が3日に登って、今が見ごろだと連絡をいただきましたが3日は多忙で、4日は雨だったので行けず結局水曜日の今日になりました。平日だから空いているかと思いきや、登山口までの林道は駐車スペースに車がいっぱい!!納古山は年々人気の高まる山です。今日も出発が遅いので、最短の西南尾から登ります。岐阜県三和町の林道の奥に進み、地図が入り組んでいるので、納古口の登山口は川辺町になるのです。沢を詰めてゆきます。昨夜の大雨で心配しましたが登山道は思ったほど濡れても崩れてもいません。木のツルが垂れさがっています。このツルはどうやってあの上までツルをのばせたのかしら?「天使のブランコ」前回、一昨年には無かった看板があります。確かにブランコですね植林の中のきれいな水が流れる沢沿いを歩き、右岸へ渡ったり、左岸へ渡ったり何度も繰り返しながら登っていく苔の着いた木や石に注意しながら8回渡渉します。かえる岩カエルの横顔に見えます。次に、ゴリラ岩ゴリラの横顔です。ゴリラが茂みの中に座り込んでいるように見えます。植林の中、山仕事の人が残していったと思われるやかんと湯呑沢の音が小さくなって、いよいよ沢から離れます。ポツポツとこのあたりからツバキの落花が目につきはじめます。沢の源頭には椿がいっぱい朴ノ木の葉っぱの上に、椿の落花がいっぱいその上にヤマザクラの花びらもいっぱいここからは自然林になりその後、尾根の急登りになりますこのルートの中で一番急斜面です。この斜面を登りきったら尾根です。今日は良い天気なので、汗が噴き出て来ます。登り切って展望の良い岩場で休憩足元の谷にヤマザクラが満開お昼を食べて下山する人たちが次々と下りて行きます。自然林なのでここからはミツバツツジ街道です。今日は天気も良く、風も無いので登山日和です。ヒカゲツツジクリーム色のこの花は大好き東側の展望の良いところ今日は中央アルプス、恵那山がはっきりと見えます。中央アルプスを少しズームで見てみましょう空が大きくなって、山頂が近い。やせた尾根を登っていくと「くぐり松」の看板松のさがった枝の下をくぐります。たくさんの人の声が聞こえて来ました。納古山山頂(633m)山頂にたどり着いた時は、たくさんの人が山頂で休んでいましたが私たちが遅い昼ご飯を食べる頃は下山して、一組しか残っていません。KIKIの後ろにはっきりと御嶽山がみえて、噴煙もわかります。御嶽山のズーム噴煙もわかりますね。左には白山連峰がズラーっと見えています。足もとには蛇行する飛騨川の流れと、川辺町の中心と美濃加茂市写真の右端に遠く名古屋駅前のビル群南側には遠くに名古屋駅前のビル群をズームで見て見ましょうこの山は天気の良い日には360度の展望です。花と展望で人気があるのですね。遅いランチタイム私たちが一番遅いと思っていたら、意外に次々と登ってきます。白山連峰をバックにハイポーズ。登ってきた尾根は、植林の中なので花は無く、尾根に取り付いてもミツバツツジだけでしたので今日の主役 アカヤシオにやっと山頂でお目にかかれます。西尾根に少し行ったところではアカヤシオのトンネルの下にベンチがあって一番気分が良いところです。このアカヤシオのトンネルが見たくて登ってきましたなんとかまだ間に合いましたね。上を見上げたら青空とアカヤシオ1セットあるテーブルでは、グループが遅いお昼ごはん中です。アセビとアカヤシオの競演ミツバツツジのピンクと少し違って紫がかっていませんベビーピンクという方が近いかも・・・シロヤシオより花が大きく開きます。盛りを過ぎた木もありますが、まだ蕾の木もあり良い時に登れました。西尾根はほとんど自然林なので、尾根の取り付きからアカヤシオの花が咲いてくれます。ずーっとアカヤシオの花を見ながら登れるのです。私たちは登ってきた西南尾根を下ります。納古山は全体が岩だらけの山で、山頂は大きな岩の上にあるのです。西南尾根も至るところに岩が露出していて岩尾根という感じです。ミツバツツジ満開のミツバツツジ街道を下りて来ました。沢沿いを繰り返し渡渉しながら納古口に下りてきたら沢沿いの林道を停めた車まで歩く途中に「かぶと渕」と書いた看板を沢の向こうに見つけました。なにが「かぶと」なのかわかりませんが行きには気が付かなかった看板です。今日は最高の天気で、風も無く暑くて汗をふきふき登りました。これからは、暑さとの闘いになります。平日なのに凄い人が登っていて、この山も年々人気の山ですね。今日も花の追っかけが出来ました。展望も予想以上で白山連峰から乗鞍・御嶽山、中央アルプス、恵那山などランドマークとなる山々がズラーッと並んで見ごたえがありました。だから次はどこに行こうとなって、延々27年間も山に魅せられてしまいました。自分の足で歩ける限り、エンドレスの趣味に出会えたのです。コロナ禍でも、人ごみで密にならず楽しめる山はいいな~~
2021.04.09
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29日(月)春日井の都市緑化植物園の築水池のシデコブシと犬山市の八曽湿地のシデコブシの両方を堪能してきました。当初はどちらにするか迷った末、春日井の築水池のシデコブシ群生地にしたのですが途中で気が変わって、犬山の八曽湿地にも行くことにしました。前回、黒平山に登った帰りに湿地の横の道を通った時にシデコブシの群生地の看板を見ていたのです。シデコブシの咲くころにまた来ようねと言っていました。築水池の南東の道を進んで行くミツバツツジが満開湖畔広場のミツバツツジはもう盛りを過ぎています。築水池の下にある湿地のシデコブシ日当たりが良いので、もう最盛期を過ぎています。やはり今年は花が早い!!ミツバツツジは最盛期月曜だからか人が少なく貸切みたいシデコブシはやはり最盛期を過ぎています。保護柵の中のハルリンドウニリンソウミズバショウミツガシワ一番谷底のシデコブシはまだ蕾の木も有りますヒゴスミレアセビも満開ミツバツツジとシデコブシの競演築水池から見る春日井三山の弥勒山(左)と大谷山(右)西高森山のすそ野のあずまやでお昼ご飯を食べていたら、突然、相棒が「西高森山に登るのをやめて、今から移動する!!」と。大慌てで犬山市の八曽自然休養林に向かいます。亀割の駐車場は満車状態ですが、何とか停められました。八曽自然休養林の「犬山ふれあいの森」中にある八曽湿地へ向かいます。亀割の駐車場から林道を歩いて行きます。両脇にはミツバツツジが満開点在して咲くミツバツツジがあるだけで気持ちが高まって歩けます。山の神の分岐今日は良い天気で暑く風も無く、サンバイザーでは暑いので帽子をかぶります。太陽はもう西に傾いて、帰って来る人はいても、こんな時間から歩く人はいません。八曽湿地のシデコブシの群生地シデコブシの向うにヤマンバがいます。ここは築水池より花が少し遅いようです。ショウジョウバカマも最盛期です。6.53ヘクタールのこの湿地は尾張北部では最大規模で、すごい本数のシデコブシの群生地です。ちょうど最盛期で、築水池より見頃です。こちらに来てよかった!!ハルリンドウの群生は今まで見たことが無いほど!!向うに展望テラスが見えます。あとで展望テラスに行って見ましょう。これでもかというほどハルリンドウの群生数ではシデコブシにも負けていません。KIKIの足元にハルリンドウがいっぱい!!シデコブシの向うの展望テラスから手をふるKIKIここは周りが植林に囲まれているので春日井の築水池より少し花が遅く、今が見ごろです。湿地に居る時からブンブン、ヘリコプターの音がしきりにするのできっとヘリコプターの基地で演習をしているのだと思って好奇心でパノラマ展望台へ急ぎます。パノラマ展望台の近くに来たらヘリコプターがホバーリングしています。人を釣り上げています。この後ヘリコプターが去って行き、もう戻って来ません。ちょうど最後の演習を見ることが出来ました。せっかくなので岩美山へ立ち寄って帰りましょう。西日が逆光になってあまりきれいに写せません。今日は盛りだくさんの花の追っかけが出来ました。シデコブシのほかにミツバツツジ、ハルリンドウが目をつぶれば瞼の裏にしっかり焼き付くほど見られました。花がたくさん咲くと、写真の枚数が増えてブログに載せるのが大変ですがただ山に登って景色を楽しむだけでなく、花を愛でる楽しみが増えます。これから夏に向けて山の楽しみが増えますね~~
2021.04.04
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22日(月)可児市から登る鳩吹山へカタクリ満開を堪能して登ってきました。登山口のカタクリ自生地は大賑わいです。このカタクリ満開の時期の土日はすごい人出車を停めるところも無いほどです。それで、月曜にしましたがそれでもすでに可児市営の駐車場は満車。湯の○市場の駐車場も9割ほど停まっています。しかし、朝早いと駐車させられますがカタクリは開いていません。それがむづかしいところです。昼前に来たので花は開いています。でも、少し陰だったところはまだ開いていません。鳩吹山のすそのいっぱいに広がって咲いています。保護が行き届いているので、年々広がっているようになりました。今年は1週間ほど早いようです。というか、年々早まっているような気がします。どれが良いか選べないので、ボケてないのを載せてみました。たくさんの人が、「にわかカメラマン」になってスマホで写真を撮っています。最近のスマホは精度が良いので、私みたいにコンデジを使うより山でもスマホで撮る人の方が多くなってきました。河川敷のベンチでお昼ご飯を頂いていよいよ氷場から鳩吹山に登ろうと、登山口に向かって行きましたがロープで入れないようになっています。登山道が通行できないので、小天神の方から登りましょう。大正時代はここで氷が作られ、木曽川で名古屋・岐阜などに運ばれたそうですが自然の結氷に頼らなくても機械で氷を作るようになり氷場がすたれたそうですが、地球温暖化で自然の氷などできませんね。小天神の登山口に向かうため、カタクリを見ながら戻ります。葉っぱが大きいような気がして、花の色も濃いような気もする。急斜面をジグザグに登りながらヒカゲツツジの満開も堪能して。この山は岩場が多く、膝と足首にハンデのあるKIKIは岩場が嫌いです。小天神休憩舎に到着サクラが咲きかけています。ここに来るまでにたくさんの人が下山して行きました。私たちはお昼ご飯をした下で頂いたので、遅いスタートです。可児市方面を眺めて美濃加茂市からその奥の納古山天気が良い時は納古山の右に、御嶽山が見えるのですが今日はダメです。美濃加茂市街と米田白山方面その後ろに雪の中央アルプスがうっすら(コンデジのカメラではこれがやっとです)少しズームで、わかりますね。さらに登って、大天神の休憩舎と桜もうほとんどの人が下山して、人が居ません。鳩吹山山頂(313m)山頂広場には三等三角点とベンチと、立派な標柱が有ります。真正面に御嶽が見えるはずですが・・・残念真下に流れる木曽川の水は、昨日の雨で濁っています。いつもとてもきれいなのですが。山頂の少し北側の氷場から登って来たら取り付くところまで行くとやはりロープがしてあり通行止めになっています。登山道のどこか途中で崩壊しているのかも・・・大脇へ下りるルートで今年も下山します。ヤマツツジのような色の、ミツバツツジスミレは種類が多くてわかりません。サクラの大木花びらがいっぱい落ちているので、見上げたらすごい大木でした。花びらが落ちてないと、サクラの木に気が付かないほどです。前回もこのルートで見つけた、シュンランナガハノスミレサイシン かな?ニリンソウがたくさん蕾を付けていました。この一つだけが開きかけ・・・いよいよ春の花の時期ですね山の花大好き人間にとっては、ワクワクする時期です。花たちにはコロナ禍は関係なく、時期が来たら咲いてくれます。その健気な姿に、勇気と癒しを貰いに山に行こう!!繁華街では無く、広々とした野山に行けばストレスも解消。痛む膝と足首をかばいながら、毎週のように山に通勤しています。
2021.03.28
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14日(日)岐阜県海津市から登る、石津御岳山に7年ぶりに登りました。今回で6回目で、初めて登ったのが1999年1月低山なのに雪中歩行で、途中で雪の中をラッセルするところもあり雪山の経験不足ながら登ったのも懐かしい思い出です。7年前の前回は、2月末に登り、3月にも山友のヤマチャン夫妻と登りました。花粉症の真っただ中で、鼻かみながら登ったのです。登山口の駐車場の横から登山道はすなわち、御嶽神社の参拝道でもあります。いきなり急斜面でヒーヒー言いながら歩きます。今日は暖かくていいですが風が強い、という事は花粉が舞いまくりです。下界の展望は少しかすんでいます。御嶽神社の入り口鳥居をっくぐって、急斜面の階段を登ったら上の鳥居に獣除けのフェンスの入り口が付けられています。以前よりしっかりしたものに代わっています。扉を開けて中に入る(外にでる?)広場になっていて、登山道は右の上里山神社の小さな祠があります。いしづ里山公園の案内板四合目の展望台までが描かれています。参道なので、合目石とベンチがあります。整備された登山道です。二合目三合目展望台への分岐右でも、左でも展望台へは行けますが我らは左へすぐに○○霊神と彫られた石碑がいっぱいの広場本家の木曽御嶽山にもこんな石碑がいっぱいあります。シキミの花が満開お葬式の木ですが、なぜかこの花も好きです。すぐ上が、四合目の展望台です。真正面に木曽川の流れと、遠くに御嶽山が見えるのですが御嶽山は眼ではかすかに見えるのですが写真には写りません。その上は、「21世紀の記念の森」整備事業で登山道左の脇に桜の木が植えられています。7年前の下の写真より、右の柵の松が大きくなっています。2014年2月24日の写真右の柵の根元にある松の木はまだ小さく石津御嶽山(一番奥)が見えています。五合目以前は木が無かったので、ここからは視野全体の展望でしたが木が大きくなったので、木の間からしか見えなくなりました。登山道の右はすぐ横まで、採石場でえぐられています。だんだん採石場が広がっています。相棒が、立ち止まってシッと人差し指で黙るように合図して4~5m先の地面を指し示すと、スズメくらいの小鳥がいます。つがいの小鳥が、一生懸命何かをついばんでいます。かなり長い間、何度もシャッターを押しました。しかし、動くのでピントがあったものが少なく顔が写ってませんね。我らが歩き出したら飛び立ちましたが近くの木の枝にとまった雄をパチリこの鳥は何でしょうね~~帰ってから図鑑を見ましたが、「マヒワ」かしら・・・小鳥に詳しい方がいましたら教えてください~~暖かい陽だまりでしばらく楽しみました。再び森の中を歩きます。六合目五合目と六合目はとても近いです。六合目から急斜面をジグザグに登っていきます。尾根の稜線にたどり着いたら七合目七合目からはすごい風で吹き飛ばされそうです。そこから山道をジグザグに登っていきます。八海山社の祠の分岐右へは八海山、帰りに立ち寄るとして左へ行きます。九合目の広場御嶽山を開いたという、覚明霊神像はりっぱな石積みの上でやさしいお顔をしていらっしゃいます。少し歩いたら登山道の右に四等三角点があります。なんだか以前と雰囲気が変わっているようですが同じ場所なので気のせいでしょう。私の右後ろに社務所の建物があります、わかりにくいですが。御嶽神社の社務所ここが分岐で、右へは御嶽神社と山頂、さらに田代池方面へ行き左は多度山の方へ行きます。先ずは山頂へ鳥居の向こうに、御嶽神社のお社があります。御嶽神社参拝をしてお賽銭箱が無いので、探し回ったら入口の扉の横に、こんなものが・・・たぶんここからお賽銭を入れるのだと思って、入れてみたら途中で引っかかりましたが、木の枝でつっついたら入りました。お賽銭箱は荒らされるので、無くしたのでしょうね。お社の裏の山頂に回りましたが、木が大きくなって全く展望が無く、できるだけ風の来ない所を探してランチタイム。いつも通り、ゆっくり1時間休憩して再出発。社務所前の分岐を、多度山方面へ向かいます。何度もこの山に来ていますが、分岐から多度方面は初めてです。三笠山社の前を通りどんどん下って、簡易舗装の稜線歩きになります。10分くらい歩いたらパラグライダーの発着基地に到着木曽川や、名古屋方面が開けて凄い展望です。ここから飛び降りたら良い気分でしょうね。左に飛び立つ台があるので恐々登ってみました。時折の強風で台が揺れます。台の上から見たら、こんな坂道が続いています。これ以上先には進めません。私の立っているところは、地面じゃなく鉄柱の足場の上で、木より上です。これが出来た時は、木も小さかったのでしょう。この下は谷に向かって凄い斜面です。木曽川の流れとその向こうに四日市の市街そしてその向こうに伊勢湾が見えています。カメラのズームで見たら四日市市街の奥の伊勢湾の奥に、蜃気楼のように浮かび上がったのは常滑市とセントレアに掛かる橋です。ここは風も無く暖かで、ここでランチすればよかったね~~と。ゆっくり展望を楽しんで下山しましょう。同じ道を帰りますが、途中で八海山社の立寄って五合目からの展望は、真正面に行きには見えなかった御嶽山が、はっきり見えるようになってその左には乗鞍も見え、乗鞍の左には北アルプスの山並み御嶽山の右には中央アルプス、さらに右には恵那山と南アルプスも見えてなんと贅沢な展望でしょう。風が強いからカスミもが飛ばされたのでしょう。御嶽山のズーム肉眼ではここまではっきり見えませんがカメラのズームでは右端にパラグライダーの発着基地では、陰になっていたセントレアの全景がはっきりと、管制塔の塔まで見えています。さらに海に浮かぶ船まで見えています。カメラのズームでは名古屋の駅前のビル群もはっきりと見えています。風が強かったけれど、暖かくて春の香りがする中を、展望を楽しみながら歩けました。この山は登る度に登山者が増えて、今日もたくさんの人が歩いていたので多度や田代池の方へ縦走する人、トレイルランで走る人など、年々人気の上がっている山なんでしょうね。
2021.03.16
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7日(日)用事を済ませて午後から行けるところ・・・という事で、犬山市の大県神社(姫之宮)から尾張本宮山へ登ってきました。初めて登ったのが1997年 1月 ヒトツバタゴ自生地から登り2回目が2003年 12月 大県神社から3回目が2012年 12月 大県神社から4回目が2018年 1月30日 大県神社から今回で5回目です。同じく大県神社から登りました。神社に近づいたら、すごい車が神社に向かっているのでびっくり!!なにがあるのだろう・・・と途中いくつかある駐車場は満車状態です。恐る恐る近づいて、早々と参拝を済ませた車が出てくれたので駐車させて出発しようとしたら懐かしい音楽が流れて来てロバのパン屋の移動販売車でした。しかし、神社境内の露天商の人に叱られて結局すぐに移動させられていました。境内の露天商にとっては、商売敵だからでしょうね。歳が分かってしまいますが、昔はロバが販売車を引いていました。音楽も昔と同じで、KIKIはこの後一日中この歌を口ずさんで山を登りましたよ。大鳥居の前に梅まつりの看板があり今日はそのために凄い人出だったのですね。昨年の11月の大矢田神社のもみじまつりも偶然でした。偶然とはいえ、いい時に来たね~~と言いながら境内へ。」敢えて人がいない時を狙って写真を撮っています。本当はもっとたくさんの人出でした。一番奥の姫之宮のお社の近くの左斜面にしだれ梅が満開!!梅見物をしながら、山に入ってゆきます。一般参拝客も、一番奥の池までは歩いてきます。ここから先は登山客だけですが今日はすごい人です。藪椿が満開大きなウラジロがいっぱいどんどん人が下りてきます。右は信貴山へ向かう分岐山頂へは左、帰りに信貴山へ立ち寄ります。奥宮の立替に併せて、新しくなった鳥居山道も修復されて石段がきれいです。アセビも満開雨宮社雨宮社の祠の裏は展望の良い岩場です。岩場の上から下界を見て小牧アルプス名古屋の駅前のビル群さらに左に名古屋ドーム岩場の端に「山姥社」もあります。KIKIのハンドルネーム「yamanba kiki」は山姥から来たものです。だからしっかりおまいりをします。階段を登ると北西の展望が良いところに、新しい御影石のベンチが造られ山並みの奥に、舟伏山のような形の山が雪をかぶっています。尾張本宮山 山頂(293m)の大縣神社奥宮のお社は新しくなっています。前回、2018年1月30日に登った時、お社は解体され、御神体は一時どこかに移されていました。コツコツと一人の宮大工さんが作業をしていましたが10月10日に竣工しました。小牧アルプスの一番西端の徹当山(鉄塔山)に二基の反射板と鉄塔があります。今年の1月、小牧アルプスを登った時に、徹当山(鉄塔山)から尾張本宮山の山頂をズームで写したら参拝する人まで見えました。今日は反対に見ています。社の後ろに一等三角点があります。社の後ろの木の間から 伊吹山ベンチやちょっとしたテラスが出来ています。ここから小牧アルプスがほぼ全景見ることができます。先ほどの岩場から、これから向かう信貴山の屋根が見えています。信貴山多宝塔朱塗りがきれいで、囲いがリフォームされています。この多宝塔はなぜか好きです。昔は神社仏閣は朱塗りとか極彩色だったのですが長い年月で色が取れて、神社や仏閣は黒いものだと思いがちですが出来た時はこんなに華やかだったのですね。次は信貴山泉浄院本堂へ本堂の舞台が見えていますね、清水寺のミニ舞台のようです。本堂正面左の舞台からは良い展望です。展望は、山頂から眺めたので今日は行きません。大県神社まで下りてきました。「開運鳥居くぐり」は、四つん這いになって小さな鳥居をくぐるそうです。KIKIは膝が悪いし、鳥居の途中でお腹が引っかかると恥かしいのでやめます。今年は丑年チェンソーアートの優勝者の作品です。偶然とはいえ、梅まつりの良い時に来れました。まだまだ梅は咲いています。どうぞ、「密」を避けてお出かけ下さいね。
2021.03.09
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28日(日)豊田市の天下峯(てんがみね)に登ってきました。ここは初めて登ったのが2001年1月3日その後しばらく行ってなくて、久しぶりに2017年に登りその後、毎年のように登っています。王滝渓谷の駐車場に車を停めて渓谷沿いを登っていきます。いつもは沢の右岸を歩きますが今回は左岸を歩き、途中から右岸に合流しました。駐車場には車が一台停まっているのみいつもここは谷底なので寒いのです。今日は天気も良く、風も無いので寒くはありません。ここは巨岩が多く、道路にも取り除けなかった巨岩が二つ鎮座しています。この赤い橋を渡ったら右岸の道と合流梅園は満開近し紅梅白梅の開花を見に来ている人もたくさんいます。川の水は少ないですね。緩やかに植林の中の道を登っていくいくつもの園地へ下りる道があります。自然林はやはり明るくあたたかい終点の古美山園地を超えたら、いよいよ天下峯へいったん舗装道路を横切って竹藪の中に入ってゆく登ったり下ったり、緩やかな起伏を繰り返して下ってゆく突然目の前にのんびりした農村風景が広がり田んぼ、畑は厳重にフェンスで囲いがしてあるのはきっとイノシシや猿の被害が多いのでしょうね。舗装道路を再び横切ってブドウ園の廃園の横を通って山の中へ松平家の祖先松平隼人助親正の墓五輪塔だったのに崩れています。しばらく歩いたら「山姥の足跡」いつも、どこが足跡なの????と思います。舗装道路に出ていよいよ天下峯の本体に取り付きます。写真の右階段から直接山頂に行けますが左の道へ進んで、弘法堂の近くから八十八体の弘法さまをぐるりと回って山頂に行き下山はこの写真の右へ下りてくる、周回ルートで登ろうと思います。この山は巨岩でできているのか、本当に岩だらけです。各岩の足元には石仏が八十八体まつられています。急斜面の階段を登ってゆきます。結構な斜面で、汗かきのKIKIはすぐ汗びっしょり巨岩で形成されているといっても過言ではないほどだから、最近はボルタリングする人がいっぱい来ています。初めて登った頃は、まだボルタリングをしている人は見かけなかったけれど。この階段を登りきったら山頂も近い!!山頂(360m)の大岩の上。後ろは焙烙山です。松平の祖先の松平親氏が、この山の岩の上で天下泰平を祈願したそうです。山頂からの展望真正面の六所山、その左奥に焙烙山以前は何度か登ったけれど、最近は登っていない山です。豊田市街の展望春霞であまりよく見えませんが、左に大きな豊田スタジアムが見えます。山頂の岩のあちこちで、たくさんの登山者がお昼ご飯を食べています。混んでいるので我らは三角点のある最高点にいきます。周回ルートの下山道を通り過ぎてどんどん奥の山に向かって進みます。以前はイバラやサンキラのとげのある木がいっぱいある藪道で私はズボンが引っ掛かるので、嫌だったのですが赤ペンキや踏み跡がしっかりつけられとげの藪をうまく迂回して、回り込んで進んでゆけるようになって、楽になりました。砦跡の広場以前、ここが最高点だと思って納得して引き返したら最高点はこの先だとわかって、その次からはさらに進み本当の最高点に行きました。一旦下って鞍部を登り返しますが以前は竹藪の倒木にさえぎられても、尾根を外さないように気を使いながら登ったものでしたが、赤ペンキのおかげでずいぶん楽になったことです。突然あった赤ペンキがこの先無くなっている所もありましたが以前から何度か、印なしで登っているので、ルートを外さず行けます。これでもかというほど、赤ペンキが有ります。大きな岩の洞穴の横を通って三等三角点のある最高点に到着フェンスに囲まれた反射板もあります。フェンスの向こうに回り込んでここから猿投山が遠くに見えます。フェンスの周りは岩と藪だらけで、ランチするところが無いので三角点より東の方へ少し行ったところでランチタイム毎度のことですが、ゆっくり1時間の休憩でした。再びフェンスの向こうへ行って岩の上で、ちょっとバランスをとって見ました。帰りはボルタリングをやっているのを見ながら日当たりの良い斜面ではショウジョウバカマが咲いているのを見つけ梅園白梅を写したり、のんびりと駐車場まで戻ってきました。いよいよ緊急事態宣言も解除され、春だからお外に出たくなりますがまた、繁華街に出たり、混みこみの飲食店で感染したりでコロナの患者数が増えることの無い様出るなら郊外へ、人のいない所へ出て、きれいな空気を吸っていっぺんに気を緩めないようにしましょうね。春だから浮かれたいけど、コロナが収まるまであと少し我慢しましょう。
2021.03.03
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23日(火)このごろ暖かい日が続いて、いよいよ春だな~と思っています。しかし花粉がすごく飛んでいて、花がムズムズの季節なので春だ春だと喜んでばかりいられません。長い花粉症との付き合いですが、5年ほど前に山仲間のTさんから教えてもらったレンコンドリンクを飲んでいたら、驚くほど症状が軽くなりました。またそのドリンクの作り方は後日紹介しますね。犬山市の「犬山・八曾自然休養林」の黒平山へ岩見山経由から登ってきました。この山は、1997年1月に初めて登って以来、しばらく登っていませんでした。ブログに載せなかったのですが、今年の1月17日に久しぶりに登っていい感じの山になっているのを確認していました。というのは、初めて登った1997年の時、八曾の森のど真ん中にヘリポートが造られその造成時に、資材搬入や管理のための道路を作るために山の木がみごとに切り倒されて、山が丸裸になっていたのです。痛々しい程の伐採で、それ以来近づかなかったのですがTさん夫妻は毎年に数回、八曾に行くそうなので良い感じに緑が戻ったのだろうと思って、今年1月に行ってみました。その時は愛知県と岐阜県の県境の外周道路を歩いて黒平山に登り、八曾滝からヘリポートのパノラマ展望台に行って帰ってきました。今回は起点の亀割駐車場から厳頭洞(がんずぼら)へいって岩見山に登り、八曾滝から黒平山へ登り、戻ってくるというルートで周回しました。亀割駐車場に車を停め、キャンプ場から沢沿いを歩いて巌頭洞(がんずぼら)へ向かいます。橋を7つくらい渡り返しながら、いい感じの沢沿いを歩いて行きます。私の重さで橋が、しなっています? (笑)こんな橋もあります。天狗岩大きな岩の柱が屹立しています。どんどん下って行きます。上流にキャンプ場があるので、流れている水がきれいではないのが残念です。堰堤のような橋をいくつか渡り巌頭洞の看板があるところを登ります。岩壁がそそり立っている急斜面を登ると、洞穴が見えます。岩と岩が寄りかかって、三角にできた洞穴が巌頭洞です。人が立つと大きさがわかりますね。奥行きは2mくらいですが、真っ暗です。さらに進んで、岩美山への分岐にやって来ました。急斜面の丸太の土留め階段を登ります。これが意外にきつくて、汗が噴き出ます。今日は暖かくて良かったけれど、ここで大汗をかきました。長い階段がやっと終わったら、山道になり進んでいくと突然、岩場が出て来ます。すごい展望で「良い所ね~~」と声が出ます。八曽山(黒平山)が隣に見え反対の隣には、先ほどの巌頭洞のあった山が聳えています。巌頭洞の山は岩だらけで、露出した岩がゴツゴツして登って見たいという気にさせられます。巌頭洞の山の左奥に犬山の市街が見え、写真左の山は尾張富士です。KIKIの上げている手の後ろの山は岩美山の山頂部右端の山は黒平山です。八曽山(黒平山)の右の低い所には、パノラマ展望台の吹き流しが目印でズームであずまやに男性が二人、八曽山(黒平山)を眺めていますね。岩美山の山頂(250m)にやって来ました。岩美山展望台という表示が有り、隣に巌頭洞の山木の枝を額縁に、巌頭洞に太陽の光が当たってそそられますね~~~尾張富士(右)と本宮山(左)ヘリポートの管理道路までやって来て人工の道を歩きます。パノラマ展望台一段下の広場がヘリポートです。ここは風が強くて、とてもお昼ご飯を食べることが出来ません。風が来ないところを探して、ゆっくり1時間のランチタイム舗装道路を少し下ったら、また山に入ります。八曽滝(山伏の滝)滝からどんどん上に向かって登り返します。明るい山道を登って行きます。暑くて暑くて、今日は山服の選択を間違えました。山頂直下の展望の良い所にやって来ました。ここからは春日井三山の山並みが見えています。ここには以前、形の良いりっぱな赤松が有ったのですが今は枯れてしまって残念です。この間も不思議に思ったのですが、山頂直下に立派な石積みが残っています。分岐に到着右の滝から来ましたが、帰りにはここからまっすぐ「山の神」の方へ下ります。黒平山(327m)山頂には真ん中の広場に、岩と松の木が有りその奥に祠が有ります。祠の奥に二等三角点が有り少し下がって、リトルワールドの向うに鳩吹山の山並みに続いて、各務原アルプスの山並みが。今日はあまり展望が良くありません。黒平山から「山の神」に向かって下ります。どんどん下ったら、一番低い所の沢に出ました。そこから登ったり下ったりします。橋を何度か渡り返し登って行くと、管理道路に出てりっぱな「山の神」です。あとは亀割の駐車場まで歩道道路をテクテク10分ほど歩いたらゴール地図にもあるように、いくつもの登山道があって、ほかに地図に載っていない道もあるので、色々なルートで楽しめるので、今まで敬遠していたのに冬の散歩に良さそうだと改めて見直しました。またTさん夫妻のように、季節を変えてやってこようと思っています。
2021.02.25
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7日(日)まだまだコロナはおさまらず、県外の山に行かないようにして運動不足解消、ストレス解消で、川平ルートから西山に行くことにしました。西山は毎年のように冬は一度は登ります。色々なルートがあって、ルートを変えたら気分を変えて楽しめるのです。来る途中で、桃太郎神社の近くの木曽川の川原のキャンプサイトはテントがいっぱいで、土曜から泊まった人が朝食の用意をしているようです。繁華街や盛り場に行けない人は、遊びをアウトドアに変更して今キャンプ場がすごい人気だと言うがよくわかります。しかし川原のキャンプサイトで電源が無いと夜は寒いでしょうね・・・冬山のテントくらいの装備がいるでしょう。川平ルートの登山口沢を渡って向うの支尾根に取り付きます。このルートで一番きつい所です。危ない所はありませんが、沢を渡ってすぐにすごい傾斜をジグザグに登って行くのです。ひたすら登って第一展望台ここでホッと一息汗が噴き出て来ます。今日は完全冬装備で、帽子をニット帽に変えて来たから暑くて暑くて・・・失敗でした。尾根に乗ったので斜度が緩くなり、広くなって歩きやすいお天気が良いので御嶽が見えるかな・・・気持ちの良い稜線歩き第三展望台第二展望台は、そのまま通り過ぎてしまいました。御嶽山は見えません、それどころか近くもぼんやりしています。大陸から黄砂、PM2.5が飛んできているそうです。杉の花粉も飛んでいるので、年季の入った花粉症なので飲み薬で押さえています。途中でマンガン採掘坑道跡への表示以前行って見ましたが、すごい崖の激下りのため木を掴んで登ったり下ったりしたのでもうこの足では無理はしません。このあたりは黒い石がいっぱい散らばっています。たぶんマンガン鉱石の一部なのかしら。この後、分岐でモトクロス自転車の若者2人としばらく話をして若者たちは自転車で川平ルートへ向かいました。あの斜面を自転車で下るなんて、すごい勇気があるね。空が見えて来たので、ピークは近い天神山(324m)の頂上です。ここでもたくさんの人がいましたが私達と入れ違いに下りて行かれ、今日はやはりすごい人が登っています。坂祝町の町と、左の山は猿喰城と明王山明王山のピークにも今日はたくさん登っているのではないでしょうか。電波塔を目印にズームで写したらやっぱりたくさんの登山者がいます。また近々行きましょう。次は第4展望台第4展望台の岩の上に立っているKIKIの、向うのピークが第五展望台です。その向うにぼんやり見えているのが鳩吹山今日はぼんやりで展望はダメですね。天気が良い日は御嶽山や乗鞍岳、さらに左の方には高賀三山から能郷白山が見えるのです。うっかり第五展望台を通り過ぎて、この分岐まで来てしまいました。木曽川の流れと、中央アルプス方面が見えるところですがダメですね。向うのピークが西山山頂西山山頂(339m)は木が切られて、明るく展望が良くなっています。広場には四等三角点があります。今までは木に囲まれたピークなので、ほとんどの人は来てすぐに帰って行くのですが今日はたくさんの人が休んでいます。だからこの写真は、お昼ごはんの後人が居なくなってから写しました。お昼ご飯の時に、雨がパラパラ降って来てどうしようかと思ったけれど、帽子被ってジャケット着て食べていたら、帰る頃には黒い雲が無くなってくれました。西山頂上という看板も位置が変わっています。西山は両見山とも言われますが、その看板はもうなくなっています。帰りには、行に見逃した第五展望台に立寄りましょう。やはり展望はダメですね。第4展望台(左のピーク)とその右に猿喰城と明王山パラパラ雨を降らした雲がまだ上に居座っています。行きに通り過ぎた第二展望台から下界を見て足もとには木曽川の流れズームで綺麗ですね。川岸の岩がすごいです。この後、ジグザグの急斜面を慎重に下ります。斜度もある上に、落ち葉が滑りやすく、その下にある小石と根っこにも気を使います。登山口の沢に下りて来ました。今日は日曜日で、途中でパラパラ降られたけど一応天気も良かったし風もあまりなく、コロナ禍で人混みを避けたらやっぱり山でしょうたくさんの登山者も気分転換に登って来て居ました。群馬のたんぽぽさんのコメントで、この時期には「登山やっててよかった」と有りますが本当にこの時期、家でストレスためるくらいならアウトドアに行きたくなる気持ちよくわかります。繁華街や人混みに行かず、運動も出来て健康的にストレス解消できる登山やっててよかった~~~
2021.02.09
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1月31日(日)緊急事態宣言が出されて、他府県の山に出かけていません。山は密じゃないとは言うものの、不要不急の用事でもないので運動と気分転換のために愛知県の山で我慢です。先週は地元の名古屋市内の東山一万歩コースを歩きました。先々週は犬山市の八曽山を歩きましたがいずれもブログアップをためらって載せていません。今回は久しぶりに良い天気で、暖かくブログ的にも良い写真が撮れたので載せてみましょう。岩巣山初めて登ったのが1997年1月今回で5回目です。昨年二月に4回目の記録はブログに載せています。前回は去年の2月9日の登っています。岩屋堂のことはそちらに詳しく載せていますので下記のURLをクリックしてご覧くださいませ。2020年2月9日 岩巣山何時もここでスタートの写真を撮ります。今日は駐車場にはたくさんの車が停まっていましたがすでに登っているのか、ここには人が少なく静かです。この写真の右端には、昔は川の水を引いたプールがありました。今は埋め立ててただの広場です。岩屋堂の謂れとなった岩屋竹藪から山に入っていく岩壁を巻くように鎖がついているので安心ここは、展望台まで観光客がついでに登って来るし東海自然歩道なのでちゃんと鎖が付けられているのですねあと少しで展望台と言うところで雪が残っています。後ろは展望台名古屋方面の展望が素晴らしいのですが。今日は天気の良いわりにガスガスワンちゃん連れがたくさんここまで登ってきます。今日は観光客も登山者も多いです。展望台で少し休憩して先に進みます。稜線を緩やかに登ったり下ったり・・・途中の陽だまりにベンチがあるのでお茶を飲んで休憩その先はどんどん下って、一番下の沢まで下ったら今度は階段をどんどん登ります。この景色はいつも感じがいいなあ~と思うのです。また雪の残りが出てきました。ここの登りはちょっと頑張ったので汗かいて稜線を鋭角に右折したら、元岩巣のピークです。雪が残っています。元岩巣のピーク(499m)から名古屋市街地方面を眺めてさらに、岩巣山の山頂を目指す途中にこんな看板が・・・看板の向こうから東京大学の敷地だそうです。へぇ~~~岩巣山山頂を眺めるところKIKIの向こうのピークが岩巣山山頂(480.5m)元岩巣のピークの方が少し高いのです。ここからは名古屋の市街地がよく見えます。ズームで写すと、駅前のビル群とナゴヤドームが分かりますね。岩巣山の山頂(480.5m)昔私が初めて登ったころは、踏み跡も薄く余り登られていませんでしたが今はたくさんの人が登ってきます。今日もたくさんの人に出会いました。岩巣山の山頂から少し南東にある岩場で岩が鳥の巣のようにまとまっているからでしょうか岩巣山と言う名前がピッタリのところです。風が来ないのでこの辺りでランチタイム。猿投山の遠望アンテナが連なっているのでどこからでもわかります。下りて来て、今日は初めて瀬戸大滝に向かいます。モミジの紅葉のころは川沿いのモミジの紅葉を見ながら終点の瀬戸大滝まで歩く観光客でにぎわうという事ですが数件あった料理旅館が、いつのころからか閉鎖して軒下の風鈴が、チリンチリンとなるのも物悲しく時季外れで土産物屋がみんな閉まっている中を歩いてゆきます。前方の山の上に展望台が見えています。写真ではわかりにくいでしょうね。道幅が狭くなって瀬戸大滝に到着一般的な滝つぼと言うのが無くて大きな岩の千畳敷のような岩盤に、垂直の岩盤から落ちてくる滝です。今まで何度も岩巣山に登っていましたが瀬戸大滝にはきたことが無く、今まで何で来なかったんだろう・・・一段高い所にある東屋から見た、瀬戸大滝ですが岩で滝の一番下が見えないのが残念です。今日は初めて瀬戸大滝に来れたし、このところ歩き足りなかったので久しぶりに歩いた感じがして足が喜んでいます。膝も笑わず、泣いてもいません。コロナで1年が過ぎて、思うような遠出の山行きが出来ません。自粛生活でストレスが溜まるし、お店も休業を強いられ私たちも外食を控えています。早く今までのような生活に戻り、マスクなしで大きな声で笑ったりしゃべったりしたいものですね。山は密じゃないから、家にいてストレスためるくらいなら近くの里山に出かけ気分転換と運動不足解消しましょう。
2021.02.02
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10日(日)メチャクチャ寒いこの日は、朝ゆっくり出発できる地元の山にします。海上の森は、はじめ愛知万博の予定地で山全体をつぶして愛知万博会場にする予定だったのを地元の地主たちの大反対を受けて計画を大きく変えた結果貴重な里山が今日まで残ったのです。2018年秋に鈴鹿の山の下山中に骨折して入院・手術の後、リハビリで何度かこの海上の森を訪れてこんにちのように普通に歩けるまでに回復した私にとって忘れられない、感謝の森でもあります。海上の森センタースタートがゆっくりだったので、すでに駐車場はいっぱい状態です。17時まで戻らないと、閉門します。集落の方へ少し歩いたら右の森に入ります。五輪塔へ立寄ります。尾根に乗ったらひだりへ 五輪塔誰をまつっているのか?わかりませんがおまいりします。標高は低いのであまり展望は良くない海上の里へ向かいます。五叉路を右へ掘割状の登山道落ち葉をサクサク踏みながら右からやって来ました。通行止めの方には行かず前進します。写真には誰も写っていませんが、今日はたくさんの人とすれ違います。やはり駐車場に車がたくさん停まっていたはずで皆さん運動に来ているのですね。海上の里の手前のため池は凍っています。今日は風は無いのですが、とても寒く陽は出ていても、このため池の氷は融けません。獣除けの扉を開けて、海上の里へ入ります。田んぼの中の一本道を進んで弘法堂獣除けの扉をあけて入って来ました。海上の里全景真ん中の建物が「里山サテライト」です。海上の里のシンボルで、色々なイベント会場でもあります。里山サテライトから物見山を見てズームで物見山の山頂をみて海上砂防地へ向かいます。海上砂防地は瀬戸の大正池と言われたほどの湖面と立ち枯れの木が神秘的なところでしたが全く水が有りません。一番底の川に少し水が流れているだけで乾ききった湖底の土が割れて、すごい状態です。夏に水が戻って来るのでしょうか・・・市道車止めから篠田砂防池に向かいます。(写真のゲートの向うは物見山へ、篠田池へは左へ行きます)今まで篠田砂防池は行ったことが無かったので興味津々。近道の表示を無視して林道を進みます。行けども行けども、池に着かない変だね~~間違えようがない一本道なのに・・・近道との分岐に到着帰りはここから近道で帰りましょう。(笑)お腹が空いたので、ここは日当たりが良く風も来ないのでここでランチタイム。お腹いっぱいになって再スタート篠田池南の分岐から少し下ります。おお~~きれいな池です。水が有ります。ここまで来て水のある池を見て満足、満足。次は物見山に登ります。先ほどの近道との分岐から近道を通ります。きれいな水の沢を渡って森の中の良く踏まれた道(はじめからこの道を歩けばよかったね)心の声です。あっけなく眼の前の林道に合流次は物見山へ、林道を歩いていきます。木で作られた砂防ダム温かみがありなかなか感じが良いですね、コンクリートより見た目は良いです。つづら折れの林道を1.2Km歩いたら物見山山頂へ取り付きます。真正面の階段をやめて、右の山に入っていくと山頂へまっすぐの尾根物見山山頂(327m)広場は誰も居ません瀬戸のデジタルタワーが真正面に見えています。右のデジタルタワー、真ん中に光っているドーム、枝の向うに名古屋駅前ビル群下に里山サテライト(かたりべの家)が見えています。誰も居ませんね3時過ぎになりました、大急ぎで海上の森センターの駐車場へ帰りましょう。昼過ぎの山の中はすでに薄暗く朝たくさんの人に出会ったのに、物見山の帰路に出会ったのは一組のファミリーだけ。冬の散歩はこの程度ですが、充分楽しめますね。海上の森センターから色々なルートで歩ける海上の森は里山、砂防池、古民家、などを植林や自然林の中を歩いて訪れることが出来る貴重な自然です。私にとってもリハビリに訪れた思い出の地でもあります。このままこの貴重な森を次世代に残してほしいと思います。
2021.01.11
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3日(日)明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。ここ1~2年は骨折したり、コロナ禍で遠出を自粛したりでブログネタに乏しい内容でした。今年も年明け早々、首都圏の緊急事態宣言が出されるそうで昨年と同じように自粛の年になりそうな予感がします。しかし山は空気がきれいで、人が少なく車で登山口まで行けば、山にもよりますが、ほとんど誰にも会わず、たまにすれ違うくらいでとても健康的に過ごせるのです。家に籠りっぱなしだとストレスがたまるので登山口まで行くのに気を付けたら、素晴らしい気分転換になると思います。しかしそれも不要不急の外出は禁止とされたらどうなるのでしょうか・・・年末から正月のご馳走ずくめから解放されて新年の初歩きで軽く冬の散歩をして来ようと出かけたのが小牧アルプスです。今回は前回、てっとう山に行くつもりが変なところを下りてしまい、かなり歩いておかしいなということで引き返したので、そのリベンジを兼ねて白山社のピークから徹当山へ行き天川山へ行くことにします。児神社(ちごじんじゃ)に立寄って初詣をして児の森(ちごのもり)の駐車場からスタートです。前回、2020年2月23日にここに来たときは駐車場の一部は工事用の資材置き場になっていて鉄塔工事が行われていたことを思い出しました。もうその面影が全く無くなっていたので工事が終わったのだと思いながら歩き始めます。意外にたくさんの人が登ったり下ったりしてきます。白山神社に初詣に来られているのでしょう。岩の登山道です。途中、左に切り開きが有り、新しい鉄塔が作られていました。白山神社初詣をして、今年も無事に山に登れますように・・・この先、昨年の2月にてっとう山に向かうつもりで白山神社のピークの急下りをどんどん下りたら違うところにおりてしまったので気を付けながらどんどん下ります。下りきって、今度はどんどん登ります。振り返って白山神社のピークを見たらそそり立っています。丸太の土留めの階段を登って行き前方は明るく切り開かれています。広く切り開かれて、新しい鉄塔が立っています。景色が全く変わってしまってしかし、今まで暗い通路に有ったベンチは眼の前が切り開かれたので明るくなって展望を楽しみながらお弁当が頂けるいい場所になりました。木が切り取られていますが、鉄塔の足元には松の幼木が植えられすぐにこの展望も隠れてしまいますね。今だけの展望で貴重です。今日は天気が良くないので写真はダメです。鉄塔の足元の向う左に猿投山が見えて右には名古屋駅前のビル群ベンチの横には、三等三角点さあ、これから先はてっとう山です。表示はありませんが、はっきりした踏み跡があります。急下りになる手前の右にフェンスに囲まれた鉄塔が見えてその横を進みます。次のフェンスが見えて来て、その中には反射板があります。反射板のフェンスの横には3級基準点が埋め込まれています。アップでそのフェンスの間からカメラを入れて写真を撮れば小牧城の山が右奥に小さく見えています。さらに奥に進むと次に二つ目の反射板があります。この山には結局、鉄塔が一本、反射板が二枚あるのです。だから「てっとう山」と通称言われているのでしょうね。反射板の向うに二つの山が並んでいます。右の形が良いのが尾張富士(275m)、左が尾張本宮山(293m)です。この二つの山は高さを競って、右の尾張富士は石上げ神事といって信者が各自、石をもって登って山頂に積み上げるという神事があるそうです。山頂まで登山の脇には石がたくさん並んでいます。左の尾張本宮山の山頂をズームで撮って見ましたら山頂のお社に参拝する姿が見えました。山頂のお社は前回2018年に登った時には建て替え中でしたが完成していますね。さらにズームここで我らも参拝しておきましょう。駐車場に戻って来て児の森を歩いて天川山に向かいます。北側にはまだ雪が残っています。眼の前の西山の右横に、新しい鉄塔が立っています。わくわく広場まっすぐキツツキ峠に向かいます。西山とキツツキ峠の間に新しい鉄塔が出来ています。青空小屋の前は展望が良いのでここでランチをと思ったけれど、風が吹いて寒いので風が無い所を探して、本堂が峰の方へ進みます。名古屋のビル群が蜃気楼みたいに浮かんでいます。本堂が峰を過ぎたところから風の無い木の根元でランチタイム。途中で雪が降ってきましたがすぐに止んだのでそのままゆっくり一時間ほど休憩。その間誰も通りません。県有林と境界の急斜面を登って天川山山頂ここは282m、276m、281m山頂の標高が3つもあるのでいつも笑ってしまいます。北側の展望の良い所から、尾張富士と入鹿池が見えますが採石場が以前よりすいぶん広がっています。採石場の池の色が綺麗なコバルトブルーなのですが奥の入鹿池と色が違うのが変ですね。何か成分が融け込んでいるのでしょうか。東天川山の斜面に今日4つ目の鉄塔が出来ています。鉄塔の向うのピークは先ほどの天川山です。東天川山のピークから少し進んで今日は安手奈山へ向かわず、鞍部から林道に出て戻りましょう。鉄塔工事のあと鉄塔巡視用の硬質ゴムの階段も出来て林道に下りて来ました。林道の突き当りから再び山に入って駐車場に戻ってきました。今日は天気が予想より良くなくて、太陽が差さず寒い日でした。しかし初詣も二つできたし、新しい鉄塔4本を巡って何度も登っている小牧アルプスですが新しい見どころも出来て冬の散歩にはちょうど良い所です。今年はどの程度の山登りが出来るのかわかりませんが山はコロナの心配が無いので、気を付けて楽しめたらいいな~と思っています。ことしもよろしくお願いします。
2021.01.05
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27日(日)とうとう今年もあと少しです。バタバタと年末を迎え行くところを探さないまま、先週と同じところに行くことに。宮苅峠から宮苅池に立寄るアレンジをして、冬の散歩の歩き納めです。先週と同じで、稚児橋からスタート今日は一台も車が停まっていません。明るい雑木林の中を歩きます。ここで休憩していたら美濃柴犬を連れた地元のご夫婦がやって来ました。今日初めて出会った人です。しばらく話をしてワンちゃんに先を譲って再スタートです。今日は夜から天気が下り坂なのでてっきり曇りかと思ったらすごく良い天気です。雨の前で風が無く、暖かくて冬の散歩には最高!!先週はこのベンチには雪が積もっていました。今日は座って休憩この先で、ワンちゃん連れのご夫婦が戻って来てお話をしてお別れ。宮苅峠ここは五叉路です。右のチェーンの掛かった林道を歩いて宮苅池を探しに行きます。峠を少し下ったらすぐに分岐になり左の道を選んだらどんどん登って、宮刈峠からの東海自然歩道に出てしまいました。だからここに戻ってきて、右の道に進みます。左に池が見えて来て車が通れそうな林道は続きますが広くなったところから、左の池のほうへ鉄板の橋を渡り静かな池に出ました。少し見た限りでは泳ぐ魚も鳥もいません(あとで亀が泳いでいました)風が無いので鏡のような湖面向うの稜線が東海自然歩道です。先週、木の間から湖面が見えたので宮苅池だと思って池に来たいと思ったのです。池の縁を進むと石仏がポツンとあって、「為水死者菩提建立」と彫られています。大正6年10月、ここで亡くなった方の供養のためでしょうさらにかすかな踏み跡を進んで行きますが池の周りを周回できず、4分の3ほど歩いたら道が無くなり行き止まり来た道を戻り、東海自然歩道の本道を歩きます。出会ったのは追い越して行ったトレイルランの一人の女性階段を上り詰めたら先週は風が吹き抜けて寒かったベンチ今日は風が無いので座る気になりましたこの階段で自転車を担いだ男性が下りて来て笑ってしまいました。こんな道なら自転車も乗れますね。山星山山頂(328m)到着今日はここでランチタイムテーブルでウィンナー炒めとオムレツを作って飲み物も頂いてゆっくりランチタイム風が無いからゆっくりできます。今日はここにいる間、誰も通らず貸切でした。雑木林の落ち葉の道をのんびり戻って今日の冬の散歩は終了。思ったよりも人に会わず、先週と大違いでした。年も押し詰まったので、皆さん忙しくしていたのかな。今年はコロナで始まり、コロナで終わった一年でした。海外旅行にも行けず、遠征登山にも行けませんでした。コロナに掛からないように、出来るだけ公共の乗り物や繁華街に行かないようにして自衛してきましたがこの先どうなるのか、いつまで続くのか・・・今年一年ブログを何とか続けて来れました。見てくださってありがとうございます。皆さんもどうか元気で、新しい年をお迎えください。
2020.12.30
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コロナ禍は収まるどころか、都会の罹患者は連日どんどん増えて大変な状況です。この調子で行けば遠からず、ヨーロッパやアメリカのような状態になりそうです。マスクはもとより、除菌ウェットシートを手放せなくなり不自由な生活が当たり前になっています。20日(日)瀬戸の下半田川の稚児橋から東海自然歩道を歩いて定光寺の手前の、山星山と高根山を縦走してきました。今週も誰にも会わない貸切だと思ったらたくさんの人とすれ違ってみんな同じようにストレスから、山に逃げて来たのかしら・・・山星山と高根山は、今回で4回目初めては1997年12月28日 定光寺の正伝池から、2回目は2006年1月3日 瀬戸の中小企業大学校研修センターから3回目は2015年2月16日 稚児橋から、すべて冬に歩いています。先週、ザックの雨蓋が破れて、急遽購入した新しいザックです。稚児橋の横には車3~4台分ほどのスペースがあります。すでに停まっている車があるので、登っている方がいるのでしょうね。すぐに丸木の土留めの階段のジグザグ登りが始まります。このルートはほとんど自然林なので気分良く歩けます。新しいザックの使い勝手はどうかな・・・登りきったら快適な稜線歩きが始まります。落ち葉を踏みながら、最高の天気で、いい気分です。こんなところを歩いたら「三密」なんかありません。マスクも外して歩けます。東海自然歩道なのでところどころにベンチがあります。しかし、雪が積もっていて座れません。ゆるやかに登ったり下ったりしながら宮苅峠に到着ここまでは記憶が無かったのですが、ここにきて何となく記憶が戻ってきました。トイレがきれいになっているのでびっくりです。以前は壊れそうなトイレでした。ここで休憩していると、一人の男性が稚児橋の方へ登って行き2人組のトレイルランの男性が稚児橋の方から走ってきました。トイレの横に氷我らも先に進みます。またまた階段が現れこんな階段がいくつも有って、緩やかに登ったり下ったり・・・登りきったら、植林帯のピークベンチとテーブルが有りますが、風が通り抜けて寒くてここでは冬は休憩できません。林道を横切ってサクサク落ち葉を踏みながら進むと山星山(328m)低い里山ですが、写真では私の左後ろにちゃんと三等三角点があります。ここのテーブルとベンチにも雪が積もっています。その先に進むと、通路沿いにテーブルとベンチがある展望地がありたくさんの人が休憩しています。樹間から猿投山が真正面に見えています。階段の下に橋が見えて、車の通る音が聞こえて来ました。ここが大洞峠大光橋(たいこうばし)から下の道路を見ています。向うの階段から下りて来ました。橋の先はまた緩やかな階段ほったらかしの植林と自然林の混ざったうすぐらい混生林をすすみます。城嶺橋まで2.8Km 城嶺橋ってどこ?、後で調べたらJR定光寺駅の手前の庄内川にかかる橋でした。車まで戻らなくていい人なら、定光寺駅まであと少しですね。左上に中小企業大学校研修センターの敷地があります。歩きやすいけど雑木が茂って薄暗い私たちがスタートした稚児橋まで5.3Km帰路は我らはそこまで戻ります。階段を登ってびっくり今までは目の前に(写真の右でうつっていません)建物が有ったのにありませんすっかり取り除かれています。この先、高根山は薄暗い森の中なのでここの風の無い所で、日向ぼっこしながらランチタイムです。ゆっくり1時間以上かけて休憩して舗装道路を下ってガードレールが切れたところから右の森に入っていきます。車でも来れそうな広場の高根山(253m)山頂です。広場にあずまやがあり休憩できそうですがやはりここは寒い。しかし若いカップルが遅いランチを楽しんでいました。寒がりの我らは、先ほどの陽だまりでのランチは正解でした。帰路は同じ道を戻りますが、ここから5.5Km歩かないと稚児橋まで行けません。明日は冬至なので一年中で一番昼が短いので日没までに大急ぎでもどりましょう。m)宮苅峠まで戻ってきました。車の進入禁止のチェーンの杭に座ってハイポーズ!!写真でもわかるように太陽が西に傾いてここでは薄暗くなりかけています。この先頑張って車まで戻りましたが、稚児橋にはもう我らの車だけしか残っていません。今日は距離は往復11Kmほどでしたがルートは歩きやすく、落ち葉を踏みながら良い空気を吸って、森林浴してこんな所に居たらコロナも関係ないね~~ここでテントで暮らしてもいいね~~でも寒いから凍え死んじゃうね~~なんて言いながら戻ってきました。同じ様に「三密」を避け、運動とストレス解消のために歩いている人が思ったよりもたくさんいて、多くの人と行き交いしました。今年も残すところあと少しです。次の年内最後の冬の散歩はどこかな。
2020.12.23
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13日(日)暖かいのは今日までで、明日からは例年通りの冬の気候になるという。高い山にも雪が降って、この先低い山でも場所によっては登山口まで雪や路面凍結で、ノーマルタイヤでは行けなくなります。冬はのんびりと散歩して、落ち葉のフカフカした、暖かい陽だまりでランチを楽しむそんな山歩きの季節です。最近は15年位前に登った山を重点的にピックアップして再登山しています。岐阜県美濃加茂市上甘屋の御殿山と平木山に登ってきました。初めて登ったのが2009年12月20日凄い雪の後でしたので集落から林道をトコトコ歩いて登山口まで来て、御殿山だけ登りました。二回目は2015年3月7日で御殿山から隣の平木山まで縦走しました。今回は3回目です。登山口には白山神社の鳥居があり、社殿は御殿山の山頂にあります。参拝するには山頂まで登らないといけません。鳥居をくぐったらすぐに石段を登ります。十一面観音の護摩壇があったところです。落ち葉のフカフカを登ります。帰りはこのフカフカの中に潜む、石車に乗って危うく谷に落ちそうになり木にしがみついて助かりました。フカフカの落ち葉は膝に優しいのですが、半面その下にある石や、滑りやすい山土が濡れていると落ち葉スキーになるので、気を付けなければいけません。山腹を巻くように登っていく「すずみだん」と言われる大きな石のテラスです。昔この山には加賀の白山から御姫様が白雲に乗り、二匹の大蛇をお伴にこの山頂に飛来して、館を作って住まわれたという事から山の名を御殿山と言うそうです。その館の跡に加賀の白山の白比咩大神の分神をお迎えしてお祀りしているのが山頂の白山神社です。「すずみだん」と言うのはそのお姫様が夏の暑い時、この岩に来て涼んだという事から付けられたそうですが以前はあったその説明看板が、今回は見逃したのか無くなったのかわかりません。今日は曇りで雲が垂れこめています。向こうに明るい稜線が見えます。御殿山への看板があり以前は平木山への看板もあったような記憶ですが、今はありません。先に御殿山へいって、その後ここから平木山へ向かいましょう。山頂へあと少し御殿山の山頂(559m)の白山神社に向かって石段があり、登りきったら神社の祠です。参拝して、少し左下の岩場へ向かいます。斜面に露出した岩立つと下界や、遠くの山並みが見えるのですが今日は雲が多く、ちょうど雨が降って来てさらに何にも見えません。平木山に向かうため先ほどの分岐まで戻りその先に急登り途中の最初のピークを登って、下ったら峠です。峠にはお地蔵さまがポツンと。更に二つ目のピークを登って行く途中に古い看板があります。次に来る時まで、標柱の柱は朽ちてもたないかも・・・第二のピークを過ぎて、いったん大下りする時に目の前に平木山のシルエットが見えました。すごい尖がりで覚悟して登ります大下りして、一歩一歩登ったら、意外にすんなり登れて平木山の山頂(544m)三等三角点があります。木に囲まれ展望もないし、狭いのでゆっくりランチできるところを探して進みます。山頂の先の下りかける斜面に石仏があり、その前の広いところでランチタイムところが、ザックをおろしてびっくり!!今日は私のザックの雨蓋が、ザックリL字に破れているではありませんか。そういえば、先ほど何回か倒木の下をくぐった時に引っかかったような気がします。中身が落ちてなければいいのですが。先週は相棒のザックの紐が切れたし今日は私のザックが破れたし・・・立て続けにザックのトラブルです。気を取り直して、コッフェルを火にかけて調理し始めたら急に雨が強く降ってきました。歩いているときは、森の中で小雨が降っているのを忘れていたのです。雨足が強く、大急ぎで木の下に避難してなんとかランチや、食後の飲み物まで頂けましたがザックが破れたり、雨が降ったりで少し興ざめして、早々と下山することにします。もしかして峠までの間に、敗れたところから小物が落ちて無いか見ながら下りてきました。峠から南斜面を斜めにジグザグにつけられた道を下りることにします。前回もこの道を下りました。途中、炭焼きの窯を発見これは前回は気が付かなかったようです。肉眼でははっきりと窯跡が分かるのに、写真ではわかりにくいですね。雨はすぐにやみましたが、下山に濡れた落ち葉は滑りやすく落ち葉の下の石を踏んで、石車で滑って転びそうになり木にしがみついて助かったりして、久しぶりの雨にヒヤヒヤさせられました。白山神社の鳥居より少し上の林道に下りて来て今日は久しぶりの雨や、ザックの破れに簡単に登れる山なのに、忘れられない思い出を作ってしまいました。あと一台の車が停まっていましたが、誰にも会わず冬の散歩は、このような貸切の山歩きが多くなります。
2020.12.14
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5日(土)朝早くに出発しないといけない山はこの時期は寒くて嫌なので、だから朝ゆっくりと支度して登れる山・・・鈴鹿の南コブにしました。2015年3月と12月以来、5年ぶりです。以前、骨折する前の元気だった頃は南コブとネコと笠岳の三つのセットで登ったものですが今はもう、一つ、一つ登るだけです。歩き出そうとザックを背負ったら相棒のザックの紐が突然ブチッと切れて今日ははじめからアクシデントです。結局、天気が良いので雨具をすべて取り出し私のザックを相棒が背負い私は最低限の荷物をナップサックに入れて歩き出します。車の横だったので、そういうことが出来たけど途中ならどうしたのかしら・・・おおるり橋から東海自然歩道を歩きます。いつも思うのですが、東海自然歩道と名前が付けられているものの歩道じゃなく完全な登山道です。さあ、長い階段が始まり、ひと山越えてきれいな水が流れています。上流には建物が無いので、とてもきれいな水です。またまた階段今日は天気が良く、青空がきれいに輝いている谷筋を歩くので風も無く、歩き出したら汗ふき出て来ます。前回ネコに登った時は10月なのにこのあたりでヒルの襲撃に遭って、走るように歩いたっけ・・・もういないとはわかっていてもついつい足元を見ながら歩いてしまいます。落ち葉がフカフカまたまた階段・・・登ったり、少し下ったり、沢を何度か渡りかえしてこの先はまた下って沢の源頭近いのでほとんど水が無くなり・・・すでに伏流水になっている、この橋を渡ればまたまた階段どれだけ登ったり下ったりしたことか・・・左に、南コブがそそり立っています。風越峠ここまで来たらその名の通り、風が強くて寒い汗をかいているので、それが冷やされ寒い一応写真撮ってヤセ尾根の激登り大きなお尻でごめんなさい写真では右の斜面の傾斜が写ってないのでなぜ、苦労して木の根の方を登っているのか。右の斜面を選ばないのは、傾斜がきつい上にしがみつく木が無いからです。ヤセ尾根の右や、左を巻きながら登って行く。帰りはどうしようと、時々振り返っては帰りの心配をしてながら登ります。急斜面をよじ登るように登ったら、南コブに到着(723m)やっと平らなところです。いつもここに来たらこの石に座ってハイポーズそのあと、さらにどんどん進んで南コブの最高点釈迦ヶ岳の展望地へ行って見ました。畳み一枚ほどの平らな岩の上に乗って釈迦ヶ岳がきれいに見える岩場です。この後南コブの岩に戻って、風が来ない岩の横でゆっくりランチタイム下山はヤセ尾根をドキドキしながら下りて来ました。骨折する前でも怖かったこのヤセ尾根ですが骨折後はもっと怖くて踏ん張れなくて、バランス感覚が無くて不安定な場所で、片足で立てないということは本当に怖いことです。一か所は持参のロープを使って、安全を確保して下りて来ましたが一回は木の根で滑って、ギャーって尻餅付いたけど谷に落ちなくてよかった。若くて元気な人には何でもないところでもとても慎重に下りなくては行けなくなって、もう剱岳には登れないな~
2020.12.06
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梨割山、加治田城趾への登山口の清水寺の二天門(岐阜県重要文化財)28日(日)用事が有ったので今回の土日は山に行けないと思っていたら土曜日だけ何とか時間が出来たので昼ご飯後、急遽、向かったのは岐阜県富加町の梨割山でした。梨割山は今年の1月13日に登ったところです。その時はみのかも健康の森から髙木山に登って、そのあと梨割山に登ったので、今日のように時間が無い時にここなら登れるだろうということでやって来ました。(その時のブログも良かったら見てください)高木山と梨割山清水寺の駐車場に停めてふと、横の車を見たら山友だちの車のようです。スマホで電話して今どこにいるの?と尋ねたら加治田城についたところだと。今から私たちが登るところです。まあこんな偶然もあるものだと、大急ぎで用意して歩きだします。今年の1月Ⅰ3日に来たところですが、そのときはモミジがあるなんて思ってもなくて・・・ほとんど散りかけですが、残ったモミジもきれいですし地面に落ちたモミジが地面を赤く染めています。この山門は二天門と言って岐阜県の重要文化財です。二天門をくぐって振り返ったら終わりかけの紅葉も風情がありますね。本堂右はモミジ、左はサザンカ無住ですがきれいなお寺です。(モミジの落ち葉は、きりがなく仕方がないですね)手水場の横の階段を登ったらお堂がありその右横から山に入っていきます。林道にでて、名残のモミジ今年はいっぱいきれいなモミジを見せてもらえました。林道突き当たりの階段をのぼります。NHKの大河ドラマで岐阜のお城が注目されています。そのせいか整備されて、近年の城跡ブームの観光客にはありがたいことです。前回も気が付いたのですが「山の神」の石「山神」の「神」の字が変です旧字体なのでしょうか・・・右に行けば梨割山、先に左の加治田城址へ向かいます。ここの斜面は雑木林で明るくて、落ち葉がフカフカしています。加治田城址26年来の山友Tさん夫妻と再会去年、年末12月29日に米田白山に登った帰りに、ついでに大谷山と八坂山にも登ろうと大谷公園に来たら駐車場で、偶然下山してきた山友Tさん夫妻に出会ったのです。その時以来、ほぼ一年ぶりの再会です。猿喰城(さるばみじょう)、明王山、金毘羅山から各務原アルプスの山並み加治田城は別名「却敵城(きゃくてきじょう)」とも言われるほどの難攻不落の山城でした。加治田城主の佐藤紀伊守は、娘を堂洞家に嫁がせて同盟を結んでいましたが、永禄8年(1565年)尾張の織田信長が、関・加治田・堂洞の中濃三城を制圧するために犬山城を攻略後、富加町のこの加治田城、堂洞城へ圧力を強め犬山の鵜沼から猿喰城へと進行し、ついに堂洞城を包囲することになり情勢を読んだ、加治田城主 佐藤紀伊守は結んでいた同盟を破り信長方に寝返り、堂洞を攻めたということが山頂の看板に書かれています。加治田城の天守から見た景色が、当時もこのようであったのでしょう。猿食城の左の、山並みの切れたところから信長の軍勢が攻めてくる様子をここから手に取るようにわかります。ズームで今日は名古屋駅前のビル群がはっきりと見えます。この山並みが切れたところから、勢いのある信長の軍がやって来たのです。城跡に立つと、当時の城主の気持ちが痛いほどわかります。北側は高賀三山(右のかたまり)このあと、梨割山へ向かいますが4人なら道探しもおもしろいだろうということで本道から外れて、梨割山の道なき急斜面を激登りして川小牧からのルートにたどり着いて梨割山の山頂に到着。梨割山山頂(278.2m)二等三角点があります。久しぶりで一緒に写真を撮りましょう。この後、正規のルートで激下りして、清水寺に下りてきました。清水寺の本堂は重要文化財の十一面観音座像があるはずですがその写真は飾っていますが、普段は見られないようです。下山のお詣りをして帰りましょう。一年ぶりの再会で、久しぶりにご一緒しましたがKIKIは膝が悪い上に、左足首の骨折で以前よりもっと歩くのが遅くて今回も一番最後を歩きました。Tさん夫妻は相変わらず健脚で、ついていくのがやっとと思いながら下りて来ました。しかし、山仲間がまだまだ元気に歩いているのを見て週に一度、自然の中をマイペースで歩けるのはありがたいことだと思っています。
2020.11.30
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22日(日)先週登った天王山の東隣にある誕生山に登ってきました。なんと1999年以来21年ぶりです。山頂の反射板の記憶以外に、何も覚えていません。登山口にある「JAめぐみの ライスセンター」土日は駐車場の一部を登山者のために開放してくれています。しかし10台分なので、遅く来ると空きが有りませんしっかり注意書きが有り、所定のところ以外に停めたらレッカー移動があるうえ、だんだん駐車場スペースを減らされるという厳しい厳罰処置があるそうです。私の車も実は遅くて停められずしかたが無いので離れたところに停めざるを得ませんでした。ここから山に入っていきます。21年前に一度登っただけなので記憶が無く今日は尾根ルートで登り、東洞ルートで下山しよう。植林の中を登ります。分岐ここで右の尾根ルートと、左の東洞ルートに分かれます。帰りは左の方へ下りて来ます。尾根に取り付くためにどんどん登ることになります。前方の明るい所が尾根です。前野ルートとの合流点左へ登ります。手すりのついた岩の斜面頂上にある反射板の管理用に登る人のための手すりで登山者の事故にたいして、責任は取れないと書いています。見た目より急斜面なので、この手すりはとても助かります。岩場の途中にベンチが有り、下界の展望も良く吹き出る汗を拭きながら小休止。今日は曇りで、厚い雲が低く垂れこめています。向うの山並みは明王山から金毘羅山~各務原アルプスの山並みズームで明王山(左のアンテナのある山)と金毘羅山(右)今日もたくさんの人が明王山に登ってるでしょうね。岩が出て来ました。落ち葉のたまったところは、落ち葉の下に石が有ったり木の根が有ったりで要注意です。東洞ルートとの分岐下山は東洞ルートを使います。岩場岩場なので木の根が露出しています。岩場を乗り越えて天王山への巻道との分岐左へ行くと天王山へ誕生山へはこの岩を乗り越えて登って行きます。山頂直下また手すりが出て来ました。久しぶりに大汗かいて登ります。誕生山山頂(502m)石碑の周りには、神社の屋根瓦の破片がいっぱい落ちています。この山頂には以前、誕生八幡神社があり誕生山という名前はその神社から来たようでこの地は天若彦命(あめのわかひこのみこと)と下照姫命(したてるひめのみこと)との間に生まれた御手洗比売命(みたらしせめにみこと)の生誕地ということで誕生八幡神社が有ったそうです。反射板この反射板しか覚えていません。三等三角点反射板の南側に木製デッキが作られて21年前とは大きく変わっています。21年前(1999年7月)の写真です。反射板は斜面ギリギリにあって、KIKIの足元は人が一人立てるだけのスペースです。まるで蜃気楼のような名古屋駅前のビル群先週、隣の天王山から見た、百々ヶ峰と岐阜城金華山反射板の南側に作られたデッキ写真には写ってませんが、たくさんの人が座ってランチを楽しみました。曇っていましたが風が無いのでこの景色を楽しみながら、デッキの上でランチしました。長良川真ん中の高架は東海北陸自動車道デッキでランチ後の抹茶オレを飲んでいます。時々、雨がパラパラ降ったり、陽が差したり変な天気ですが下山するまで、本格的な雨が降らずに助かりました。下山は岩場を通過して、分岐を右の東洞ルートへ木の橋を3回渡ってどんどん谷に下りて行きます。おみたらしの水場きれいな水が岩の間からとうとうと流れています。フユイチゴの実東洞ルートは谷を下って行きます。このあたりから斜度が緩くなり、分岐に近づいてきたようです。以前一度だけ登ったことがあるというのに全く記憶がよみがえらずここまでやって下りて来ました。尾根ルートとの分岐てっきり21年前は、東洞ルートから登ったのだと思っていましたが今日、尾根ルートから周回して、全く記憶が無く変だな~と思っていましたが、JAライスセンターに下りて来てわかりました。21年前はどうやら西洞ルートのピストンで、今日のルートは全く歩いていなかったのです。今度は懐かしい西洞ルートで登って見ようねと言いながら帰ってきました。紅葉も今年は早く、これからは落ち葉を踏みながら葉っぱが落ちて枝だけになった明るい登山道を歩き暖かい陽だまりで、暖かい昼ご飯を食べるのが楽しみな山歩きになります。コロナ禍で、いつもの年と違った山歩きをせざるを得ない2020年も残すところ一ケ月と少しとなりました。今年もあと何回登れるでしょうか・・・
2020.11.25
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13日(日)夏山はコロナ禍のせいで、遠出もできませんでした。しかしKIKIにとって、今年は例年に無く、きれいな紅葉を見ることが出来ています。ということで、近場の紅葉の追っかけをして第3弾、岐阜県美濃市の大矢田神社(おやだじんじゃ)のもみじ谷とその裏山の、天王山に登ってきました。天王山は過去4回登っています。(1997年8月、2001年3月、2007年2月、2013年3月)すべて紅葉の時期では無く、今回5回目で初めて紅葉の時期にやって来ました。横道それますが、今日までずーっと、大矢田神社を「おおやだ」と思っていましたが神社のチラシをもらって、「おやだ」ということを初めて知りました。神社の本殿の東側一帯の谷川沿いの「楓谷のヤマモミジ」は昭和5年に国の天然記念物に指定されています。以前、映画「大奥」でもここでロケが行われたということです。早い時間に神社の駐車場についたと思っていましたがすでにすごい車が停まっているし、すごい人出です。さすがこの地方ではモミジで有名な神社で例年、この時期にもみじまつりをしていますが今年は「ひんここの舞」は中止だそうです。養老2年(西暦718年)泰澄大師が「天王山禅定寺」として建立し現在の本殿の場所には、もともと本堂、薬師堂、鐘楼、護摩堂がありました。戦国時代に兵火により全山消失して江戸時代に寛文12年(1672年)に神社の「牛頭天王社」として寺の本堂の跡地に現代の本殿、拝殿が建立されました。明治になり廃仏毀釈運動により、「大矢田神社」と改名し元の禅定寺は廃寺となりました。神社までの道はずっと1キロ以上、モミジの並木道でした。車を停めて参道を楼門に向かって歩いていきます。楼門前の鳥居楼門前は写生会のためたくさんの大人や子どもが座って筆をふるっています。立派な楼門をくぐって中に入ったら写真では人が少ないようにうつっていますが人の流れの合間に、人をよけて写しました。楼門の裏側のモミジ光が透けてきれいです。ここではかなり粘って写真を撮りました。本殿に向かって歩きながら石段は人並みが途絶えたところでパチリ登りきったら、若宮神社とモミジ本殿に参拝する人が列をなして石段を登ります。この列は途絶える事無く、下山した時もたくさん並んでいました。国の重要文化財の、妻入り拝殿は大変珍しい作りだそうです。参拝客が並んでいます。拝殿の後ろに本殿社務所に国選択無形民俗文化財の「大矢田のひんここ舞」の人形が飾られています。お囃子が「ヒンココ、チャイココ、チャイチャイホーイ」と聞こえるところから「ヒンココ舞」と言われるそうです。国指定重要文化財の本殿檜皮造りの屋根は三間社流造りで、唐破風の後ろに千鳥破風を配した切妻屋根で壮麗で豪華な造りと、精巧な彫刻が見事です。建立当時は極彩色で豪華絢爛だったでしょうね。見どころが写真で紹介されています。参拝後は本殿の東側から山に入っていきます。右下に沢を見ながら登ります。斜めの岩場は要注意危険な所はロープがあります。通過して振り返って、帰りのことを考え右山の方にロープがあるので、そちらの方を通ろう・・・沢を渡り再び岩場木の根の道沢の源頭に、国の天然記念物の大モミジの木樹齢200年以上、樹高30m、幹回り3m33cm谷に落ちた種が自然に生えた木です。この辺りには、他にも大きなモミジの木があります。見上げたら上の方で紅葉しています。上に伸びないと光が当たらないので、周りの木と競いながら成長したのでしょう。周りのモミやツガの木と競い合って、負けじと頑張っています。これでもかと、たくさん写真を撮って大休止たくさんの人が登っていくし、下りてきます。今日はすごい登山者です。大きな岩をまわりこむように登ったら、山頂稜線は近い山頂稜線に分岐があり、右へ行けば隣の誕生山方面へ天王山山頂は左へ紅葉の落ち葉で登山道は赤く染まって明るいところが山頂です。二等三角点のある天王山の山頂(538m)テーブルでゆっくりランチタイムたくさんの人が登ってきますが、山頂広場は広いのでどこでもランチできます。北側には高賀三山(一番左は高賀山)雲が低く垂れてます。南側は、百々ヶ峰の向うに岐阜城金華山のお城がちょこんと見えています。ズームにしたら城の輪郭が良くわかりますね。《小屋の跡地》山頂には以前(1991年から昨年5月まで)小屋がありました。てっきりまだあると思って登ってきましたが2019年に撤去されたそうです。守る会の人の思いが込められた看板だけが残っています。大矢田神社に下りてきたら拝殿には、まだまだ参拝客が列をなしているのでびっくり少しだけ店が出ていますが、例年ならもっと出ているようです。写生会も終わった楼門前今年は予想外に、紅葉の時期がうまく登山日と重なって紅葉の追っかけができました。大矢田神社は紅葉で有名で、それだからこの時期は混むので天王山に登るのを避けていました。5回目の登山で初めて紅葉の時期にやってこれました。評判通り「もみじ寺」と言われる大矢田神社の紅葉も真っ盛りの時に見られて良かった~~
2020.11.18
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《タカドヤ湿地・・・KIKIが燃えているようです》8日(日)先週の夜叉が池の紅葉が、思ったよりも早くピークを迎えたために我らが見たのは、紅葉の終わりで少し不完全燃焼な感じでした。ということで、何とか盛りの紅葉を見ようと段戸裏谷原生林へ行ってみました。国道153号から県道33に入り、段戸湖の駐車場についたらもう満車で路肩に停めている車がたくさんです。しかし、なんとか我らの車も停めることが出来ました。釣り人や、散策など様々な人たちでいっぱいです。寧比曽岳、出来山へ登る時にはここにきますが、段戸裏谷原生林「きららの森」に入るのは初めてです。段戸湖の横から林道を歩きます。(この写真は、帰路の写真です。)林道から少し入ったところから左に登る階段がありそこを登って行き、ピークを二つ超えて、少し下ると湿地に出ます。木道を歩きますが、滑り止めの横木があるので滑りません。スクッと伸びたブナ段戸裏谷原生林は、モミ、ツガ、ブナ、ミズナラ、ミズメ等が多く生育していて愛知県でまとまったモミ、ツガ、ブナ、などの天然林として学術上の価値が高く貴重な原生林です。後ろに回ると、おんぶしているみたいなコブが付いています。モミジは少なく、ブナの黄葉が多くて黄色です。地面の黄葉と紅葉サワラの木にもコブが・・・苔のうえにも紅葉原生林で人の手が入っていないから木の丈が高く見上げています。見上げている木は、ブナとモミジ上だけでなく地面の紅葉もきれいです。愛知県最大の原生林だそうです。平成21年の台風で倒れた、この原生林最大のブナの木の根元倒れたので切られたのかな?青空とモミジこの辺りはモミジが多く紅葉ですね。KIKIもスマートに見えるほど、大きなブナの木門のようになっています。すでに葉っぱが落ちて枝だけになった木の間から紅葉が・・・外周をぐるりと回って林道の奥に下りてきました。林道のせせらぎ沿いの黄葉段戸湖まで戻って来てこの写真では釣り人はお昼ごはんのため、一人しか水に入っていませんがこの後、たくさんの釣り人が池の中に入って釣っています。このモミジの下でランチタイムしかし食べ終わって気づいたのですが、シカの糞だらけでした。林道入り口で向うは駐車場歩き足りないので、次の紅葉を見に行くことにします。稲武町のタカドヤ湿地の紅葉初めてでしたからどの程度かわかりませんでした。林道の右下の湿地の周りが染まっています。例年はもみじまつりをするそうなのですが今年はコロナのため中止しかし、午後3時頃なのにたくさんの人が来ています。今までで一番きれいです。私のジャケットが赤なので同化して目立ちませんがとてもきれいで感動もの上の湿地の周りをまわってみます。対岸から見たらこんな感じ少しズーム光が当たると、輝いています。もうめちゃくちゃきれい!!湿地の周りは木道が敷かれてその木道にはメッシュが巻いてあり、滑らないようになっています。とても親切ですね。湿地の横に池があり、池の周りも歩けます。外周を一周して戻ってきました。燃えるような赤とはこう言うことかしら地面も赤です。赤いジャケットを脱がないと同化してしまうほど。今年一番、人生一番の紅葉でした。
2020.11.09
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11月1日(日)岐阜県揖斐川町坂内村と福井県南条郡南越前町の県境にある夜叉ヶ池(標高1099m)と、夜叉丸(1212m)へ行ってきました。岐阜県安八郡神戸に伝わる夜叉ヶ池伝説は昔、大干ばつで困った郡司の安八大夫が草むらの小蛇に「お前が雨を降らせてくれたら、大事な娘を嫁にやろう」とつぶやいたら、夢に現れた小蛇が「私は龍神で、雨を降らせよう」と言って翌日から一日中降った雨で干ばつをまぬがれ、村人は大喜びしたが若者に化身した龍神が安八大夫のもとにやって来て、娘を嫁に所望したところ、村のために承諾した次女は、若者と共に揖斐川上流の、龍の住処の夜叉ヶ池に行ってしまった。嘆いた父が夜叉ヶ池に行って、娘に会いたいと願うと、龍の姿になった娘が池の中から出て来たが「龍の姿になってしまったので、二度と人前には現れぬ」と言って池の中に沈んだという。それからはこの夜叉ヶ池は、別名「雨乞の池」と言われる。この伝説をもとに泉鏡花が初めて作ったのが戯曲「夜叉ヶ池」ですが内容は伝説をもとにしているものの、かなり変わっています。国道303号から、町道 川上~池ノ又線に入り、舗装はされているものの、狭い道をグネグネと8キロ近く走ると突きあたりに想像以上に広い駐車場が現れます。しかし紅葉シーズンは満車になり、路肩に停めなければいけないほどの人気の山です。私は、今まで5回登っていて登山をやり始めた、1994年10月30日に初めて三周ヶ岳と夜叉丸まで登り友人たちと1995年10月28日に三周ヶ岳と夜叉丸まで、2005年11月3日は雨の中を登り三周ヶ岳まで、2012年6月7日は長い林道歩きで池まで2013年10月27日は雨のち晴れで三周ヶ岳まで登りました。今まではこの山の紅葉は素晴らしく、特に三周ヶ岳に行く途中稜線から見下ろす紅葉に、非常に感動したものです。しかし、いつも紅葉の時期に登っていますが、2012年6月7日は調べずに行ったために町道がまだ閉鎖中で、当時はまだ林道だと思いますが、片道8キロほどを歩いて、登るまでにすでに余分に体力を使って夜叉ヶ池だけ行ってまた8キロ歩いて帰ったものです。8年前はまだ若かった!!今ならもうそんなことはできません。登山口の駐車場一番奥に、登山口きれいな水の沢を3回渡って、急斜面をジグザグに登っていきます。ダイモンジソウもうほとんど終わりかけブナ林の黄葉ジグザグに急斜面を登りきったら、ほとんど山腹を巻くように緩やかに登っていく豪雪地帯ゆえに、ブナの幹の曲がり方は凄い一か所だけ岩場がありますが、これはは序の口、足慣らしです。右の夜叉壁と左の夜叉丸あそこに向かって谷を詰めるのです。《幽玄の滝》ほとんどブナ林の黄葉は終わっていますが、この辺りはまだまだきれいな紅葉です。標高が徐々に上がるにつれて、モミジの紅葉が鮮やかになる《昇竜の滝》夜叉壁を流れ落ちる昇竜の滝う~ん 紅葉は今一つですね~今までの紅葉はもっと鮮やかでしたいよいよ最後の登り、ここから岩場の登りが続きます。ここは登りはロープは要らないけれど、下りは安全のため使いました。更に岩場が続きます。登りはひたすら登るのであまり感じませんが、この斜度は結構な角度です。昔はスイスイ歩いたのに、膝を痛め、足首の骨を折ってからは下りはスイスイ歩けません。まだまだ岩場のロープや鎖場が続きます。右は「夜叉壁」と言って、山全体が岩の塊のようです。少し緩やかになったと思ったら、突然目の前に池!!岩壁を上り詰めたら、夜叉ヶ池(1099m)に到着池の向うの桟敷にたくさんの人が居ます。我らは先に左の夜叉丸の方に登り、下りて来たら池の方へ行きましょう。この写真は、1994年10月30日 初めてここに登った時のもの。ネガフィルムを取り込んだので、画像がとても荒く色も褪せていますが。池の周りの木は今ほどの伸びてなく、池の全景が見られます。池の周りに木道は無く、人がたくさん居るところにも桟敷は無くて普通に地面に座っていますし、奥宮夜叉龍神社の社もありました。夜叉丸に向かって、ヤセ尾根を登って行く途中で振り返ってみたら池がハートにみえ池の周りに紅葉が少し残っています。右の稜線は三周ヶ岳に続く稜線です。これは2013年10月27日の写真夜叉ヶ池から右の三周ヶ岳に登る途中で、対面の夜叉丸の斜面を写したものです。この日は雨で登山者が少なく、夜叉丸へ登る人はほとんどいないようでした。写真でもわかるように、夜叉丸は岩のやせ尾根で今日のように風が強いと、帽子が飛ばされそうになるので左手で帽子を押さえ、右手でストック一本持って岩のヤセ尾根を登るのは大変です。途中で両足を揃えて立てる場所で、やっと帽子をザックにしまって片手を空けて岩を掴めるようになって、ホッとしたのです。はじめからそうしておけばよかったのですが、夜叉丸に取り付くときは風はそれほどでもなかったのです。高度を上げるにつれ段々、池が小さくなって夜叉丸と反対側にある三周ヶ岳の登山道が見えいくつかのピークの向うに三周ヶ岳が聳えています。(写真一番左奥)これは何でしょうか?以前は無かったような・・・夜叉ヶ池がハートに見えますねヤセ尾根でたくさんの下りてくる人とのすれ違いに苦労しながら笹藪漕ぎになったらほとんど水平移動です。夜叉丸(1212m)の広場昔、友人たちとここまで登った時は、笹藪だらけで広場も名前もなかったところです。今はたくさんの人がここまでは登って来るので広場になっています。登るときは、着ていたものをだんだん脱いでいましたがヤセ尾根の途中で寒くなっても、着ることもままならずここまでやってきましたがここで3枚重ね着して下山します。池まで下りてきました。次は池の周りへ向かいます。木階段を下って木階段から木道になり池の向こうの桟敷まで来ました。昔はこんなのは無く池の縁まで行けたのですが絶滅危惧種のヤシャゲンゴロウの保護のためということで木道や桟敷以外には立ち入り禁止。写真には人はたまたま写っていませんがこの日は、福井県側からたくさんの人数の団体が登ってきているのでランチ場にも困るほどでした。風が池の周りにも吹いていて寒いことさむいこと・・・ここには以前、奥宮夜叉龍神社のお社があったのに、もうそれも見当たりません。最近では雨乞の神事もしないのでしょうか・・・だんだん変わってしまいました。昼食はゆっくり食べることもできず、落ち着かないので早々に切り上げて下山します。池の周りで10月半ばにも来た人が、その頃の紅葉がピークで一番きれいだったと言っておられ今年は例年より、紅葉が早かったのかと少しがっかりしながら下ります。若い時は岩が滑りやすい雨の日も、平気でスイスイ上ったり下ったりしたのに今はザレザレは特に慎重に・・・でも一応、ハイポーズ夜叉壁のすそ野は紅葉です。「昇竜の滝」と「夜叉壁」アキギリ登りで気が付かなかったけれど、アキギリがあちこちで咲いてます。ここが紅葉の見納めかな・・・この後は、ブナ黄葉の終わりかけを見ながら下ります。この橋を渡ったら駐車場はもう近い下山中、数組が登ってきましたが、若い人ならそんな時間からでも楽勝なんでしょうね。標高1000mを超える高い山懐に、夜叉ヶ池がひっそりと水を湛えている姿は龍神伝説、雨乞伝説を伝えるにはピッタリです。11月半ばからまた半年、町道が閉鎖されたら登る人も無く、静かな神秘的な池に戻って龍神も、ヤシャゲンゴロウも深い眠りにつくのでしょうね。今年は紅葉が早くて、少し終りぎわの紅葉になっていしまいましたが十分満足の山行きでした。
2020.11.04
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25日(日)滋賀県木之本町近江高山から登る金糞岳(かなくそだけ)に登るつもりで高山キャンプ場までやってきたら林道工事のために10月1日から12月25日まで通行止めでした。下調べ不十分を後悔したもののさあ今からどうしよう・・・となって資料も無いまま近くの山で行けるところ・・・近くで、地図が無くてもいける小谷山に変更して登山口の小谷城戦国歴史資料館の駐車場へ。林道が通行止めなんて、考えもしなかった・・・先週の山はまだヒルが居るなんて、考えもしなかった・・・二週続けて、考えの甘さを反省しながら進路を変更して、小谷山へ向かいます。《小谷城戦国歴史資料館》前回登った2006年にはこの施設は無かったような。歴史ブームでしようか、たくさんの人がやって来ます。先日この近くの関ケ原にも、関ヶ原の合戦資料館がオープンしたところです。続々と資料館見学の人や、小谷山に登っていく人がいます。小谷山は過去二回登っています。帰宅して調べたら2006年12月以来、登っていないので14年ぶりでした。看板を見て、今まで知らなかった周回できるルートがあることを発見して急遽、変更しても楽しめると思って登り始めます。真正面奥に聳えるのが小谷山小谷山の東西の尾根に小谷城の曲輪が築かれた典型的な山城です。今日は東の尾根から小谷城の曲輪を巡り小谷山山頂にある大嶽城(おおづくじょう)へ帰路は西尾根を下山する、周回で登ることにします。NHKの大河ドラマでも、浅井家三代目の浅井長政と織田信長の妹のお市の方と、その三人の娘の数奇な運命に翻弄された舞台になったのがこの小谷城です。協力金を入れて追手道を登ります。獣除けの扉を開けて入ります。扉の近くは ミゾソバが群生しています。蕾のぷっくりしたところが、まるで金平糖のようで好きです。以前は、金吾丸まで林道を車で登って、その後歩いたのですが今回は下から歩きます。すぐに山道に入り、丸太ではなく角材の階段を登ります。角材もすべりやすいので、要注意です。朝は少し曇っていましたが、晴れて気持ちの良い自然林を登っていきます。《間柄峠》六角高頼が初代の浅井亮政を討つため小谷城を攻めた時盟友の朝倉義景氏の家臣の真柄備中守が、寄せ手をここで守りぬいたという峠今日は登山と言うより、城跡巡りですね。望笙峠この山は自然林なので、紅葉の時期はとてもきれいです。やむを得ず、この時期にこの山に登りましたが本当はもう一ヶ月後の方がよかったのだけど・・・木の間から小谷山の山頂がチラリと見えた絵図を確認すると、東尾根に段々に曲輪(くるわ)が築かれ徐々に小谷山の山頂に登って行くのがわかります。番所跡琵琶湖と竹生島方面御茶屋跡東側の開けたところから伊吹山が見えるのですが雲が山頂に被っています。馬洗い池と御馬屋の看板こういう看板はとても助かりますね。湧水ではないそうですが、いつも水があるそうです。馬洗い池となっていますが、馬を洗うだけでなくその後ろの石積に取り付きにくくするためでもあるそうで非常によく考えられています。御馬屋の広場に、動物の糞が・・・シカより大きいのでカモシカかな・・・カモシカが生息しているという看板もありますから。このような絵図があると、想像できるので昔にタイムスリップしたような感じです。つわものどもの夢の跡ススキなどの雑草が荒城をさらに寂しくさせています。首据え石確かに上が平らです。ここに首を曝したのですね。右に少し下ると、重臣 赤尾美作守屋敷跡で浅井長政が織田信長に攻められ、自刃した場所でもあります。2006年12月には行きましたが、今回は行きません。(KIKIのブログ2006年12月2日をご覧くださいませ)桜馬場NHK大河ドラマでは、長政とお市の方が琵琶湖を眺めるシーンはここで行われたとかこの先の一段下がった広場から琵琶湖が見えます。浅井家と家臣の供養塔琵琶湖が眼の前に大きく広がっています。竹生島と右の山は小谷城の支城の山本山城黒金門跡ここの階段の石積みは当時のままでお市の方も、三姉妹もここを歩いたのだと思うと感無量です。大広間跡礎石が散らばり、昔はここに大広間が有り家臣たちが集ったのだと、そして突き当りの石積みの一段高い所が本丸紅葉の時期はここは真っ赤に染まる広場になるのです。大広間の一段高い所に本丸があるのがわかります。本丸の石垣の裏に回り込んで、本丸に登るために取り付きを探しますが・・・登るところが有りません。裏の大堀切から見たら、それほどでもない斜面ですが登りかけたらすごい斜面です。上の方にはロープで囲いがしてるので、どうやら今は登れないようにしているようです。しかたが無いのであきらめて、先に進みます。以前は登れたので2006年の写真を載せます。本丸から、一段下の大広間を見下ろしたのです。紅葉で、広間が赤く染まっています。中丸何もない広場ですが、絵図のおかげで地形を利用して段々に曲輪が作られているのがわかります。《小丸》二代目 浅井久政が隠居後に住んだところです。そして秀吉に攻められた時、ここで自刃したところでもあります。山王丸への石積み苔むした石積みの一部が崩れているのは、攻め込まれた時に破壊された痕です。山王丸木が生い茂り、まるで森のようです。ここでランチタイム、近くで他の人もランチをしています。山王社を祀っていたから名づけられたとか。ランチ後、ここからさらに山頂を目指しますがいったん大下りして小谷山山頂が見える険しい絶壁を持つ山頂は、攻めにくい城のように思います。だから激しい戦いが繰り広げられたのですね。《六坊跡》一番低い鞍部に六つの有力寺院の出張所を集めたところだそうで山城だから、なかなか参拝できないからお寺を持って来たんですね。さあ、山頂に向かってひたすら階段を登ります。途中で、「岩尾」という展望の良い場所で先ほど山頂を眺めた時、大きな岩の露出した場所の上です。伊吹山に掛かっていた雲がとれ七尾山もなだらかな稜線を見せて、ここから城下が見渡せます。昔、お市の方も長政もこの景色を見たのですね。コウヤボウキの花が咲いています。小谷山山頂(大嶽城)まで200mまだまだ階段が続きます。こんなに階段が続いたかしら…記憶が曖昧です。登りきったら、三等三角点のある小広場に到着その奥には山頂だと思えないほどの広場でその真ん中に大嶽城跡の標柱が有ります。小谷城が出来る前から、ここ小谷山の山頂には大嶽城が有ったそうです。浅井家が下の尾根に小谷城を作り、居城とした後はここは砦として使われたそうです。山のてっぺんだから四方を見張ることが出来る砦として最適なところです。京都に近く、交通の要所である北国街道や南の東海道が近いので小谷城は価値のある場所にあるお城だったのかもしれません。小谷山山頂(大嶽城趾)495m山頂からは琵琶湖と竹生島と支城のある山本山が見えています。田んぼがひろがり、昔とあまり変わらない景色かもしれない。下山は西側の尾根を下ります。真ん中の清水谷を下るルートもあるそうですが、今回は曲輪を巡っていきます。階段はありませんが、滑りやすい粘土質の山土の急下りが続き膝と骨折した足首のKIKIは慎重に慎重に一歩一歩歩きながら下って行きます。途中で、登って来た東の尾根の向うに伊吹山が見えています。《福寿丸跡》同盟を結んでいた朝倉軍が最新の技術で手直しした城郭で迷路のような虎口に特徴があります。木村福寿庵が守ったので、福寿丸と名付けられた曲輪です。山崎丸跡この尾根には二つの曲輪があり山崎丸は荒れ放題で絵図を見ても想像しがたい状態です。尾根の終点は、配水施設配水施設の下には清水神社がまつられセイタカアワダチソウと鳥居集落に下りて来ました。車道をトコトコ歩いて資料館のあるところに戻ってきたら小谷山と大手門がいい感じです。右の尾根から登って、左の尾根に下りて来たのが良くわかります。今日は金糞岳に登るつもりが、小谷山に代わりましたが意外に楽しめて、紅葉の時期には早かったけれど歴史の舞台を14年ぶりに歩けて楽しかったので大満足、結果良ければすべて良しですね。
2020.10.27
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18日(日)鈴鹿のネコ、笠岳、南コブに5年ぶりで登るつもりで出かけました。前日の土曜は一日中しっかり雨が降っていましたが翌日の今日は晴れ予報なので下界は紅葉はまだでも、御在所岳の山頂部は紅葉が始まっているというのでネコの山頂から眺めたら紅葉が見えるかな・・・ということで鈴鹿スカイラインの鳥居道駐車場から希望荘経由でおおるり橋へ。この橋は苔が付いているので気を付けないと滑ります。この道は東海自然歩道ですが、しっかり山道です。すぐに81段の階段(帰路に数えました)続くのですぐに息が上がります。5年前の記憶が無くて、こんなにきつい登りだったかな・・・うへ~~まだ続くよかけす橋左側が沢柵に付いた苔を見ると、ここがいつも日が差さず湿っているということ。落ち葉を踏んでのんびり歩きます。小さな滝が絵になるね~~なんてね柵の終わったところから、右岸に渡ります。沢の右岸を進みます花崗岩の岩盤を削るように、小さな滝の連続です。ステキな景色に癒されるねと、のんびり歩きます。この時までは、天国でした。ところがこのあと、右膝がチクッとしたので念のため、ズボンをめくってみたらヒルが靴にも、靴下にもいっぱい付いています。ギャー、ヒルがいるよ、まだいるよ10匹以上ついています。手でつまんで取ったり、ストックで払ったり・・・実はすっかりヒルのことなど忘れていました。10月半ば過ぎで、すでにいないと思っていましたが昨日の大雨の後です、まだまだしつこいアイツらがなめているバカな私達を、待ち構えていました。もうすっかり戦意喪失です。相棒が、もうやめようかと言ってくれるかと待ちましたが今日は言ってくれません。しかたが無いので、のんびり歩くのをやめて必死で歩きます。止まったら、あいつらの餌食です。当初は風越峠まで行って、ネコか南コブへ取り付こうと思っていましたが早く沢から離れたかったので、笠岳・ネコ⇒の標識に従って、右の山へ。急登ですが、沢から離れられるのでここから取り付くことに。ネコを目指して、ひたすら急登を登ります。この斜面ならヒルは居ないでしょう。途中で止まって、ズボンを点検お尻のあたりに二匹付いていました。これを見逃したら、山シャツの中に入っていたかもしれません。おお怖い!!途中で左の樹間から御在所岳が見えています。登りきったら、左に風越峠への下り口ここに登ってくる予定でした。さらに急登を登ると見覚えのある境界杭ここを右に尾根を外さず進んでいく途中にネコの西峰の表示があるはずが・・・無い5年の歳月で無くなった?山頂の大石左から回り込んで大石の裏はフェンスに囲まれた反射板大石の上に登って石の上が一番良い展望です。一番近くの右の山が南コブ一番奥の尖がりが、御在所岳、その右が国見岳残念ながら逆光で紅葉が確認できません。次にネコ最高点へここは字が薄くなっていますが、標識が残っていました。回り込むように三角点へ向かいます。三等三角点の広場うすい踏み跡とテープで誘導されて三等三角点下界が見えるところを探しましたが以前より木が大きくなって、ちゃんと見えるところはありません。先ほどの大石に戻って反射板の横へ回り込んで狭い所でランチです。ここなら、あいつらが居ないのでゆっくりランチできます。沢に近い所ではゆっくり食べていられません。そんなところで食べていると、こちらが食べられてしまいます。あいつらの襲撃で、途中で挫けなかったけれど、帰路に危険地帯通過するときの体力を温存するためもう他の山に登る戦意喪失で、ネコだけで帰ろうということで下山します。沢沿いの東海自然歩道は止まることなくひたすら走るように歩きます沢を渡って、もう少し頑張ったら大丈夫車に戻って、ホッとして右のズボンの脛のあたりを見たらでかいのが一匹付いていて「ギャー、付いてる、付いてる」帰りに小さな今年生まれたばかりの子蛇まで見て今日は散々でした。もう少し寒く、冬にならないとリベンジはできませんね。
2020.10.19
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《バンジージャンプ》11日(日)先週は色々な用事が有って大変お疲れなので今週の山行きは楽ちんなところへということで以前、山友Tさんから教えていただいていた見行山(けんぎょうやま)へ。見行山は恵那市と、八百津町、白川町の三市町の境にある山です。ところが、見行山に登る前にすごい経験をしました。見行山は八百津の東端の福地地区から登る山です。八百津中心部から潮南地区を結ぶ県道418号線のバイパスで2010年3月28日開通した旅足川(たびぞこがわ)に掛かる新旅足橋(しんたびぞこばし)を通りがかったら旅足川渓谷のV字谷に掛かる新旅足橋の橋脚がとても高く、川から橋までの高さが約200mで、日本一高い橋脚だということで車を停めて橋脚を眺めるため、橋脚が良く見えるところに向かうと赤いマントの一団が橋を歩いています。気味が悪く何かの集団かと思って、近くにたくさんの見物人が居るので聞いてみたら、なんとバンジージャンプでこの橋から飛び降りる人たちでした。テレビで見たことはあっても、目の前で飛び降りるのは見たことが無くしばらく飛び降りるのを、興奮して見ていました。川の水面から橋までは200mすごい高さの橋脚です。橋の真ん中あたりに飛び出た桟橋から飛び降りるのです。望遠レンズで写しました。飛ぶ準備中飛ぶ瞬間はタイミングが合わず写せませんでした。これは一旦一番下まで落ちて跳ね上がった状態です。新旅足橋、「しんたびそこはし」と読むそうですが、読めませんよね。旅足川渓谷(たびそこがわけいこく)すごいV字谷です。飛ぶところを間近で見るために橋の真ん中まで歩いてきました。次に飛ぶ赤いマントの人が待っています。赤マントはウィングスーツというそうです。すぐ横の柵から、カメラを持った手を出してちょうど飛び降りるところが写せました。6人くらいが飛び降りるのを見て、山に向かいます。車で、飛び降りる桟橋の横を通過する時にパチリその後「しおなみ山の直売所」で産直野菜を買って登山口に向かいます。登山口の駐車場にある看板駐車場にきれいなトイレがあり登山口平成29年に町おこしで整備されたそうです。県道412号を山の方へ向かうのかと思ったけれど県道を横切って木階段を下ります。いろどり村の全景丸木橋を渡って山に入るかと思ったら、いろどり村の方へでもその横を通って山に入っていく沢の横を通って、緩やかに登って行くと県道に出て県道を横切って登山口が有ります。ここが本当の登山口ですね。植林ですが、明るい道のど真ん中に、これは何でしょう?山の神様でも祀っていたのかな?植林帯が終わって自然林になり明るい気持ちの良い登山道になります。それほど急登のところは無く歩きやすい赤松が多い標高777mどんどん下って来る人が居て私達はバンジージャンプを一時間くらい見ていたのでスタートが遅れて、皆さんはお昼ご飯食べて下山してきます。展望台が近づいて今日は天気予報どうり良い天気です。天気が良いから暑くて、展望台の木陰のベンチはありがたいKIKIは今日初めてのザックです。このところナップザックで登ることが多く、寒くなったら、ランチも暖かいものを調理するのでもう少し入るザックを購入しました。標高802mの展望台には上と下に二つのベンチが有ります。あと少し登ったら前方に明るい所が見えて来ました。山頂直下見行山山頂(905m)いかにも山頂らしい広場です。二等三角点や山座同定盤も有り、広さ、展望、ベンチ、木陰具合など申し分ない山頂です。こんな感じの山頂は大好き!!隣に恵那市の笠置山が見えています。一段下には4つのベンチ右に笠置山、左奥に二ツ森山ススキの向うに、先ほど通って来た新旅足橋が見えています。少しズームでベンチで遅いランチカップルがやって来て、さっさと食べて下りて行ました。二等三角点名古屋ビル群光っているのは伊勢湾です。今日は天気が良いけど、四日市方面や鈴鹿の山並みははっきりしません。御嶽山や白山も見えるということですが今日は残念ながら見えません。またまたカップルがやって来て、この山は次々と登ってきます。その後下山途中もファミリーが登って来るし、人気の山です。一時間ほどで登れて抜群の展望だからですね。もっと近くならいいのに・・・今日は山に登る前に、日本一高い橋脚のバンジージャンプを見てテンションが高いまま、気軽に展望の良い山に登れてものすごい得した気分で帰ってきました。こんな良い所を教えてくれて、素晴らしい経験をさせてもらったTさん夫妻に感謝、感謝です。
2020.10.13
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4日(日)このところ毎週、紀伊半島に出かけています。今回は世界遺産 「紀伊山地の霊場と参詣道」熊野古道 伊勢路の馬越峠の石畳を歩いて、天狗倉山(てんぐらさん)に登るため紀北町の「道の駅 海山」から出発歩きだしたらこんなところに、四等三角点があります。山でもないのにちゃんと石で囲われて保護されています。海山の道の駅にある熊野古道 馬越峠の看板馬越峠(まごせとうげ)は紀北町と尾鷲市の境界にある峠で天狗倉山(てんぐらさん)と便石山(びんしやま)の間に位置しています。道の駅から600m歩いて鷲毛のバス停に熊野古道 馬越峠への登り口があります。写真付きの看板見どころが書いてあってわかりやすい峠から便石山(びんしやま)にも行けるようですが全く調べてなかったので今回は、天狗倉山(てんぐらさん)だけにします。熊野古道随一と言われるほどの、長く整ってきれいな石畳が馬越峠のいちばんの見どころです。峠までの2kmに渡り敷き詰められた石畳はそれはそれは見事です。重機も無い時代に、よくぞここまで整地できたと感心するばかりです。大きいのやら小さいのやらびっしり敷き詰められています。昔は草鞋ぞうりだったので、山道のガタガタや、小石があると歩きにくく敷き詰められた石畳は足の裏にやさしくて良かったのでしょうね。でも、登りはともかくとして、山靴で下りの場合苔の着いた石は滑りやすくて恐くて、事実何度も帰りに滑りそうになりへっぴり腰で下りてきましたよ。右下の石は畳一枚ほどもあり、これは初めからここにあったのを利用したのかと・・それにしてもきれいです。ヒノキの美林とシダに囲まれて石畳が続く「夜泣き地蔵」に到着もともとは旅人の無事を祈る地蔵だったが、やがて子供の夜泣き封じを祈り「夜泣き地蔵」と呼ばれるようになったそうです。祠の中には自然石の地蔵さまがまつられ哺乳瓶が供えられています。畳一畳ほどの平らな大石を橋にしています。この先は斜度が増して、斜面を登っていく感じですが石畳は滑りやすく歩きにくい若いカップルも、「いや~この石畳は帰り恐いですよね~」と言いながら追い越して行かれた夜泣き地蔵の後から先は、こんな苔の着いた石が多くとても滑りやすい何度も何度も、ストックすら滑ってバランスを崩して見た目とは違って石畳おそるべし!!ヤマジノホトトギスが石畳のあちこちで咲いて慰めてくれます。これは一番色がきれいでした。林道と交差するところに出たら広場になっていてベンチが二つ、そこで休憩今日は曇りの天気予報ですがなんとか今のところ良い天気です。(ここで帰路はランチです)岩を削ったような溝状の細井道を少し通って(こういうところは、馬はどうしたのかな?)12/22の表示峠が見えてきた13/22の表示が峠です馬越峠にあった茶屋の説明確かに広くて茶屋があっても不思議ではなくここに茶屋があったら旅人は助かるでしょうね。江戸末期の俳人 可涼園桃乙の句碑の説明熊野巡礼の旅の途中、ふもとで夜桜見物の際に詠んだ句が石に刻まれている。桃乙の句碑と峠の表示馬越峠は標高332m峠の全景右に行けば便石山(びいしやま)左に行けば天狗倉山(てんぐらさん)まっすぐ下れば、尾鷲市へ今日は天狗倉山へ行きましょう。こちらの石畳を下ると尾鷲市に向かいます。帰りにこちらに下るか、来た道を戻るか・・・悩みましたが車を「道の駅 海山」に停めているので車に戻るには、尾鷲市から一時間に一本のバスしかなく今日中に名古屋の自宅に戻らなければいけないので、同じ道で戻りました。天狗倉山への山道やっと登山靴が活躍する道です。ヒノキの森とシダの道大岩の間から成長したヒノキの根がすごいことになってます。まるで根が幹のように太く岩の割れ目から出ています。幹を支えるため必死で太くなったんですねここから階段がずーっと続きます。北コースと南コースの分岐追い越して行った人が北コースへ行ったので我らもついていきました。帰りは南コースで下りましょう。頭上に覆いかぶさるように巨岩が出て来ましたあの岩が山頂です。岩の裏に回り込んだらこんな風になっているとは思いもよりませんでした。右の巨岩には鉄梯子が上までついているので、後で登ることにして左の塀のような長い岩に登ってみたら眼下に尾鷲市の町と尾鷲港尾鷲港と熊野灘さあ、鉄梯子を登って山頂の大岩へ登りきったよ~~相棒は鉄梯子が恐いと言って登って来ません。登りきったら、想像以上の広い岩の上です。広さ10畳以上の平らで、普通に立てます。天狗倉山(てんぐらさん)山頂 522m岩の上に登って来たほかの人に写してもらいました。尾鷲港や尾鷲市、熊野灘の絶景!!!岩の上だから遮るものが無く、グルリと大展望下に下りて、壁のような岩の方に立つと、岩の下は絶壁たくさんの人が登って来ては下りて行きます。ここは狭くて、ひっきりなしに人が登って来るのでお昼ご飯を食べないで下ります。南コースで下ると尾鷲港が近くに見えて尾鷲市も、山頂から見るより近く見えて峠まで下って来ましたが、峠のベンチもたくさんありましたがたくさんの人が入れ代わり立ち代わりやって来るので林道交差のベンチまで下りて、そこでお弁当を食べて下山します。登る時に気が付かなかった一里塚の表示シダの中に隠れるように立っているのでわかりにくい。石積が塚の跡らしいけど、長い年月でシダが生えて石積みだとわかりにくく看板が無ければ「一里塚」の塚だとわからないでしょう。このあたりで、突然雨が降って来てただでさえ滑りやすい石畳で、特にこのあたりは苔が付いているのでへっぴり腰で恐る恐る下りて来ました。黒っぽい石が特に滑りやすく、このあたりはすべての石が黒い苔が付いています。何度も何度も滑りそうでバランスを崩し、全身に力が入って疲れました。鈴鹿のザレザレ道もいやだけど、石畳は見るのは良いけど、下りは嫌いです。雨はすぐに止んだけれど、石畳の中で一番滑りやすい所で雨が降ったのでヒヤヒヤしました。下りて来て国道沿いの道を歩いていると脇の崖に生えているススキの足元にナンバンギセルがいっぱい!!ゲンノショウコこれほどたくさんのナンバンギセルは見たことが有りません一つ目小僧がみんなこちらを見ているみたいナンバンギセルを見ながら歩いたら、意外に早く道の駅に到着この後、途中で降って来た雨の中を、紀勢道の無料区間もあるのですが国道42号線で道の駅巡りをしながら、のんびり帰ってきました。二週続けて熊野古道を歩きましたが、世界遺産に登録されてよけいに人が多くなったようで、思ったよりも多くの人が登っているのに驚きました。熊野古道 伊勢路は馬越峠以外に、たくさんの峠道があるのでまた歩きたいと思っています。
2020.10.08
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28(月)釈迦が岳登山の翌日道の駅で朝食を済ませ国道168号線を南下して十津川温泉の集落はずれから果無(はてなし)集落に行ってきました。昨夜は満月なのに、漆黒の空に満天の星で都会では決してみられない空でした。昼間は狭い駐車場に、たくさんの車でしたが、夜は3台だけ。静かな夜で、大爆睡でした。(ジプシー生活も板について、もうどこででも寝られる大豪傑です)《道の駅 十津川郷》川沿いの集落で土地が狭いため、小さな道の駅で駐車場は20台分しかありません。釈迦が岳から下山して日帰り温泉へ行く前に立ち寄ったら、停めるところが無く困りました。オートバイのツーリング客もたくさん居て、足湯もあるので駐車時間が長いため停めたい車が並んで待っているくらいでした。「昴の郷」の駐車場ここに停めて果無集落に向かいます。今日はめちゃくちゃ良い天気、昨日と反対ならいいのに・・・古いトンネルを歩いて抜けます。そのトンネルは狭いので、車が通るとこすられそうで怖いのですが幸いその時は車が通らなくてホッとしました。トンネルを抜けたら県道(竜神十津川線)に出て右へ少し歩いたら吊り橋に到着柳本橋です全長90m、川からの高さは10mです。向こうまで渡りきるまで、怖い怖いと大騒ぎしっかりロープを握ってたちどまってビビりながら ハイポーズ半分以上渡ってあと少しなので少し余裕が出てきました。両手をロープから離せました。吊橋を渡り切って少し登ったら林道に出ます車で果無集落へ向かう林道です。車で行けば簡単にすぐに行けるのですがせっかくの熊野参詣道ですから、全部歩きましょう。途中で首なしの石仏たぶんお地蔵さまだと思います。階段を登ったらまた林道に出て熊野参詣道小辺路(果無峠)の標識と水舟高野山と熊野大社本宮を最短距離で結ぶ参拝道が熊野古道です。この辺りは小辺路(こへち)と言われるところで平成16年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。修験の拠点である「大峰奥駆道」と、熊野への巡礼道「熊野参詣道小辺路」は千年以上も前から祈りをささげるために人々が通った道なのです。杉の緑林の中を石畳が続きますきれいに並べられた石畳昔は草鞋だから、でこぼこの山道よりも石畳は歩きやすかったのかしらしかし、登山靴は下りでは苔むした石畳はツルツル滑りやすく傾斜がきついところはついつい山道を歩いてしまいます。しかし今回、でこぼこの石畳では、山靴を履いていてよかったと思いました。靴底がツルツルの靴や、スニーカーは下りではもっと要注意です。この時もスニーカーの若い女性が一人下りて来ましたがとても、用心してそろりそろりと歩いていました。途中、石畳が崩れているところもあり下に十津川村の赤い橋が見えています。世界遺産 熊野古道小辺路果無峠へ向かう標識途中で地元の男性が下りてきたので、「果無峠」までどのくらいか尋ねたら果無集落よりずっとずっと上にあり、登るだけで大変だと言われたので今日は果無集落だけにしましょう。日が差すところでも苔むしています。チャボホトトギス石畳の石の間にポツポツと出ています。花が終わったのか葉っぱばかりです、可愛い黄色の花を見たかったわ~~2005年、9月に熊野古道 中辺路を歩いた時はたくさんのチャボホトトギスが、咲いていました。その時初めて見たので大感激でした。上の写真はその時のものです。カーブの先になんか展望のよさそうな所が・・・ベンチが一つ切り開かれて展望抜群です。しばしベンチで休憩少し登ったら集落への入り口が見えてきました獣除けの扉があります。急斜面の上に家があります。思ったよりも家が少なく、長野県の「下栗の里」も急斜面の集落ですがもっと家があり生活臭がするのですがここは見たところ人がいません。一人だけ、左下の斜面の草刈りをやっている人がいるだけです。石畳の道を登っていくと正面の家が有名な「カツおばあさん」の家です。世界遺産 果無集落のポスターに載ったおばあさんです。KIKIが手をあげています。田んぼの端から写してもらいました。おばあさんは居ませんが、写真でおなじみの水舟がきれいな水を湛えています。座っている人はここの人じゃなく、観光客の人ですがここによく来るそうです。水舟にシュウメイギクと苔の上に栗が秋を感じさせます。おしゃれな演出ですね。家の外壁に、鹿の角とぞうりの飾りと、熊野古道と書かれた菅笠と和傘タイムスリップしたみたい階段を登りきったら一面のコスモスが道の両脇に。世界遺産の石碑とバス停のんびりした果無集落の全景集落の一本道高台からおばあさんの家を見下ろして林道の下側の家はこれだけ林道の上に数件あるだけ同じ石畳の道を帰る時に見えた十津川温泉の集落です。柳本橋を恐る恐る渡って、「昴の郷」に戻らず「野猿(やえん)」を見に行くことにします。反対方向に10分ほど歩いたらひっそりと「野猿(やえん)」があります。こういうのは絶対に試したいKIKIは、さっそく乗ってみました。定員一名自分の力で引っ張らないといけないから川の上まで進む前に、どのくらいか試してみた方がいいと相棒が言うので、少し80センチほど動かしてみました。ところがびっくりするほど重くて、とても女性一人では戻って来れないとわかって相棒が必至で引っ張ってくれてやっともどれました。その間、大騒ぎでギャーギャー言っても、車は時々通るだけで誰も来ません。もし一人で乗ったら、川の真ん中で立ち往生です。川の真ん中で大きな声で助けを求めるしかありません。恥ずかしいですね~~試しに少しだけやってみて良かった。2人でも大変でした。絶対に男性が3人くらい地上で引っ張らないと戻れないのでこのブログをみても、二人なら動かさない方がいいですよ~~「昴の郷」に戻って、国道168号をひたすら北上して帰ってきました。登山だけでなく、果無集落も観光できて、「野猿」にも一応乗れたし楽しい山行きでした。
2020.10.02
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《 大日岳と深仙の宿 》古田の森より27日(日)昨年9月14日に登った奈良県の釈迦ヶ岳にもう一度登ってきました。その時は天気が良かったのに、山頂はガスガスで周りの展望が全く見えなかったからもう一度登りたいと思っていました。奈良県戸津川村と下北山の境界にある釈迦ヶ岳は日本二百名山の一つでもあり南北に連なる大峰山脈を修験者が縦走したという、大峰奥駈道の一つのピークです。大峰随一と言われる秀麗な姿を一度見たくて昨年も登りましたが、ガスガスで何も見えず一年後の今回も再トライしましたが、結局ガスガスで・・・不動木屋林道で登山口についたら、車がいっぱいでびっくりです。やっと一台分残っていた駐車スペースに停めて外に出てみたら寒いのでびっくりです。おまけに天気予報は晴れマークなのに雨と強風で、しばらく朝ごはんを食べながら悩みながら待機です。天気予報を信じて、せっかくここまでやってきたのにこんなでは諦めるしかないのかと、1時間出発時刻を遅らせて待っていました。幸いにも一時間後に雨がやんで、たくさんの人が登り始めたので我らも登ることにしましたが、寒いこと寒いこと!!風が強いし、寒いし、登山者は多いし、去年と大違いです。登山口で一枚証拠写真寒いので雨具の上だけ着て登ります。雨に濡れた木肌がなまめかしい、ヒメシャラノキがたくさんあります。一番太いヒメシャラの横で雨が上がって空が明るくなってきました。うれしい~~このルートは歩きやすいので好きです。でも途中でヤセ尾根ではこんなところもあります。岩を抱いた木の根がすごい生命力を感じさせます。そしてアルミの梯子もあります二番目の梯子目の前のピークにたどり着いたら、あとは快適な稜線歩きガスがかかって少し幽玄の世界太陽が出て、雲の切れ目から青空も見えて来て、今日こそ期待できそう・・・この辺りはイタヤカエデの群生です、紅葉のころはきれいでしょうね。気分はルンルン花はヤマトリカブトだけでした不動木屋林道からの旧登山口から登って来るルートとの合流点です。今は車で林道終点の旭まで来る人が多く、この道を登ってくる人は居るのでしょうか?ほとんど終わりかけのヤマトリカブトミヤコザサの海を泳ぐように登ってここは少し登りになります。このルートはきつい登りが続くことが無いので助かります。古田の森のピーク本当はここから、東側に前鬼から登って来るルートの稜線が見えるので大日岳と深仙の宿の展望を期待していましたが今日もガスガスです。KIKIの後ろは、登ってきたルートです古田の森の中を進んでいると、時折聞こえてきたほら貝の音がだんだん近くになり山伏さん御一行でした。写真を撮らせて下さいとお願いしたら、快く止まってくれました。山伏さんのお尻の鹿皮が素敵!!千丈平を過ぎていよいよ釈迦が岳山頂部に取り付きます苔の斜面がきれいです。傾斜が増すころ、水場に立ち寄って休憩無味無臭の本当のミネラルウォーターです。豊富な水は縦走する人にとってありがたいですね。しばらく急登を登ると、分岐に到着大峰奥駈道と深仙の宿の表示があります。あと一登りで山頂釈迦が岳山頂(1799m)には立派な一等三角点があります。昨年と同じでガスガス全く周りの展望が無く、高度感も無く、ここが高い所と言う気がしません。そういう点では、ガスガスは横が絶壁でも怖くないのですがせっかく昨年に続いて登ったのに残念です。風も強くて寒いので長居はできません。釈迦が岳の名前の釈迦如来立像と記念写真鬼の子孫の「鬼雅」が一人で担ぎ上げたという釈迦如来像です。昔は、この山頂に釈迦堂があり、釈迦・文殊・普賢の三木像があったそうです。狭い山頂山頂は狭くて、風が強く寒いので昼ごはんは先ほどの水場の近くにしようと下山します。山頂では10分ほどの滞在でした。ヤシオツツジが紅葉し始めています。分岐まで下りて来て、この後水場の近くでランチ後は下山するときに、どうしても深仙の宿が見たくて・・・大日岳の方を見ながら、ガスが時々切れるのでシャッターチャンスを待ちます。大日岳と青い深仙の宿同じ様な写真ばかりです歩きながらガスが切れたら写しまくり古田の森の近くで山頂を振り返りますがしばらく待っていても、ガスガスです。ガスは絶え間なく風で飛ばされて動いているのですが、こちらの方は切れ目がありません。大日岳の方面深仙の宿のズームもっとズーム赤い方の小屋と青い方の小屋があります。これがベストショットかな後はヤマトリカブトのきれいなのを探しながら・・・分岐の手前で、駐車場を発見ズームで見てみようトイレの小屋も確認できます。登山口到着 バンザイもうほとんど駐車場には車がありません。私たちの下山途中で、その頃登って来る人の多くは駐車場に停められず、林道の脇か、駐車場の奥の林道の続きのような舗装部分に停めています。靴と服を替えて、車に乗り込んだら雨がザーザー降って来て、何というタイミングでしょうか。しかしこんな天気は山だけで、林道をグネグネ下りてきたら十津川村は天気予報通り良いお天気でした。昨年のリベンジならず今回も山頂はガスガスでしたが、大日岳・深仙の宿方面は見ることができました。三度目の正直で、今度登ったら山頂は展望が良いことを期待して宿題として残します。この後、道の駅で車中泊して翌日は「世界遺産 果無集落」をたずねました。また後程UPしますのでご覧くださいませ。
2020.09.30
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21日(月)連休の後半、友人が以前登っていた飛騨の福地山に登りました。岐阜県高山市 福地温泉から登る山で、北アルプスの展望台だということです。コロナ自粛でせっかくの夏山の遠出はできず、前回に載せた人形山以来でワクワクしながら登ってきました。国道158号線は高山市内より西、丹生川村から平湯まで大雨で道路崩壊したための復旧工事で、24時間片側交互通行で朝夕は凄い渋滞でした。登山口の福地温泉の朝市の奥の、登山者用駐車場にはすでに2台の車が停まっています。お地蔵さまの祠の左には米つき水車小屋があります。タイムスリップしたようなのどかな景色です。朝市はまだ開いてなくて下山した時、朝市がまだやっていたら野菜を購入しようかななんて思いながら通ります。道路を渡って福地山の看板を見て登りましょう左の階段と右の坂道は上で合流右奥の化石館はもう閉館して久しいようです。福地は化石が出たところだそうで、だから化石館があるのですね。登山道入り口使い終わった木の枝の杖がいっぱい始め少しだけ植林がありますがそれを抜けたら自然林獣出没の標柱があります。最初の分岐は何処でしょう・・・なかなか分岐がないので少々イラついてきました。そしたら分岐まであと12カーブと書かれた看板がありえ~~まだ12カーブも曲がるの・・・急斜面につけられた道はジグザグに登っていくのです。気を取り直して花を探しますが花が無くて、このアザミだけ。トネアザミでしょうか・・・12も曲がってやっと分岐右は尾根コース、左は谷川コースでどちらも無然平で合流します。登りは尾根コース、下りは谷川コースにしました。気持ちの良い自然林です。私は明るい自然林が大好きです。このあたりから、ゴロゴロ石が無くなり、フカフカの歩きやすい道になりました。登山道もずーっと広くて歩きやすい無然平の手前の第一展望台から左から槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳が見えてきました。真ん中に涸沢岳、奥穂高岳、西穂高岳(奥穂と重なった手前)やはり北アルプスの展望台ですね。無然平に到着したら、広場に篠原無然先生の像があります。大正時代にこの地で社会教育に貢献されたと言う方ですが、ここに像があるということはどうしてなのかな?(あとで調べてみたら、無然先生はこの無然平で小屋を建ててしばしば瞑想にふけったということらしい。大正13年に、長野県側から安房峠を越えて平湯を目指した時安房峠で寒さと疲労で無くなったという。安房峠にも無然先生の碑があるそうです。)我らもここで朝ごはんを食べてしばらく休憩そのあと、尾根コースは急登になり、今までとは違って、這うようによじ登ります。帰りは急斜面の劇下りになるので、膝の悪いKIKIは下山は谷川コースが正解かも・・・しかしこの尾根コースは、急斜面の尾根をよじ登ったら株立ちの大きなヒノキネズコがいっぱい特にこの木は凄い株立ちです。登って ハイポーズ谷川コースと尾根コースの合流点に到着ここは第二展望台でもあるのですごい展望です。手前の大木場ノ辻から、頭だけの笠ヶ岳(左)と槍ヶ岳(右)少しズームで懐かしい笠ヶ岳がこんなに近く見えます。槍ヶ岳も思いきりズーム一番低いところは飛騨乗越で、2004年の槍ヶ岳登山の時あそこにたどり着いたときは、とてもうれしかったわ。笠ヶ岳もズームにしちゃおう山頂の祠まで見えています。焼岳の右は噴煙が上がっています。少しズームでこの後、ブナの原生林を進みます。第三展望台を飛ばして、第四展望台までやってきました。無然平の手前で追い越された若いカップルが早くも下りてこられて山頂手前でしっかり山談義に花が咲きました。もうすこし我々が早く歩いていたら、山頂でゆっくり座って話せたのに・・・福地山 山頂(1672m)広場の向こうに北アルプスがズラリと並んでいます。笠ヶ岳から焼岳までしっかり貸切で見放題です。大木場ノ辻の向こうに、山頂部だけのぞかせた笠ヶ岳~槍ヶ岳西穂高岳と重なっていますが、やはり一番高いのは奥穂高岳です。右に目を向けると、焼岳奥穂高岳と西穂高岳重なっているのでよくわからないけど、黒っぽいのが西穂高岳その後ろの少し灰色っぽいのが奥穂高岳だとおもう涸沢岳から焼岳までの展望ここで、すごいことを発見!!焼岳の山頂部の赤い丸赤い丸のズーム噴煙が上がっている真ん中奥に人がいます!!更にズームたくさん登っています。焼岳の南峰には立ち入れないはずで、北峰の一番端のピーク(溶岩ドーム)に人が立っています。それなら、槍ケ岳も見てみよう槍ヶ岳山荘がはっきり見えています。槍の穂先の山頂にも人がいます。今日は天気がいいのでたくさん登っているのですね。山頂広場の後の一段高い所に三等三角点がありました。少しわかりにくいので、行ってみて良かった。長い間山座同定していましたが、貸切で誰も登ってきません。下山は谷川コースを歩いて下りました。第二休憩小屋が有ります。第一休憩小屋登る時には登山道より上にあり、左に焼岳が見えたので、焼岳ばかり見ていたため、小屋の方を見なかったので気が付かなかったのです。登山口に下りて来て朝市がまだ開いているかと思ったけどまだ閉まっています。やはり朝の内だけ開いているんですね。残念~~野菜買いたかったよ~~今日の福地山は、登山道は広くて歩きやすく気軽に北アルプスの大展望を楽しめる山でした。コロナで遠い山へ行けなかったストレスがいっぺんに解消され大満足の山行きでした。
2020.09.24
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30日(日)富山県南砺市の人形山(にんぎょうざん・にんぎょうやま・ひとがたやま)に登ってきました。長い梅雨とコロナ感染のための自粛が続いたため近場の低い山や公園でお茶を濁してばかりでした。やっと遠出して富山県まで出かけて人形山(1726m)に登ってきました。人形山は日本三百名山、新日本百名山でもあり、岐阜百名山にも選定されこのあたりでは有名な山ですが、なかなか登る機会が無かった山です。この山には悲しい伝説が残っています。二人の幼い娘は、母の病を治すため人形山の権現堂におまいりに行って迷って谷に落ちて帰ってこなかった。その後、2人の幼子が手を繋いで踊っているような雪形が山の北斜面に現れ(にんぎょうざん)とも、(ひとがたやま)ともいわれています。国道156号で荘川桜、御母衣ダムを超えて、合掌造りの世界遺産白川郷や五箇山集落を過ぎて小原発電所ダムを過ぎて、五箇山の平集落から林道を進むと中根山荘の先に、中根平の駐車場に着きました。日本三百名山で日曜なのに、一台も車が停まって無くて拍子抜け。夜明け直前の駐車場のあずまや登山口の人形堂におまいりして出発植林の中の緩やかで歩きやすい登山道こんな道がずっと続くならいいね~第一休憩所(標高1218m)ベンチが一つと、四等三角点があります。ここで朝ご飯をいただきます。再び歩き出すと植林は自然林に代わり登山道の斜度が増して、山土が粘土質でとても滑りやすく下山にはとても気を使います。はじめの緩やかな登山道と打って変わって木の根がいっぱいからんでいて、歩きにくい道になりまわりはブナの大木がいっぱいのブナ林です。「第二まで200m」とブナの木肌に彫られています。ほぼ一本道の直登を登り続けたら第二休憩所に到着木の間から向うに人形山が見えています。ブナの巨木が続きます。左右は木に囲まれ、単調の歩きが飽きて来た頃ミヤマアキノキリンソウがたくさん咲いていて慰められます。テンニンソウカメバヒキオコシ登山道に砂利が出て来たら、宮屋敷跡が近いとわかります。白山社の宮屋敷があったところで360度の展望の良い所です。広場はトガクシコゴメグサが咲きほこっています。鳥居の向うに人形山が見えています。ここが山頂まで半分くらいの地点で、目の前に見えている人形山には左からぐるりと回りこんで行かなければなりません。宮屋敷跡から、どんどん下ってダケカンバが出来て、このダケカンバはどうやったらこんなふうに曲がるのか・・・ダケカンバとぬかるみの道が続きます。リンドウがいっぱい咲いています。左の尖がりの山は三ヶ辻山(1764m)で人形山は反対に分岐から右へ行きます。分岐はちょうど写真の真ん中のピークです。稜線は三ヶ辻山の方向に続いています。(人形山から遠くなるよ~)分岐は右のもっこりの山です。左のもっこりの山が分岐で、右端の山が人形山ロープまで出て来て段差が有って歩きにくいところ登でも下りでも、このロープはありがたく使いました。ここから少しルートが右に巻いて来てホッとします。いよいよ分岐のある、もっこりのピークに取り付きます。見上げたらものすごい高低差で、くじけそうです。ヤブこぎ状態の登山道の足元にシオガマギクが残ってました。ヒメシャジン藪でルートが見にくいところも有ります。リンドウ天気が良いのはうれしいけれど、暑くて暑くて、疲れてヘロヘロそれを慰めてくれるのが山の花たちです。途中で今まで歩きて来た稜線を振り返ってオオカメノキ最後は分岐によじ登り状態で到着向うに見える黒い山が人形山富山県南砺市と、岐阜県白川村の県境です。稜線歩きですが、遠いな~~山頂まで行けるかな・・・体力と気力が持つかしら、暑くて顔じゅう汗だらけで汗がポタポタ落ちています。持ってきた飲み物が、帰りまで考えながら飲まないと途中で無くなると心配になるほど今日は水分が要ります。アザミの群生ハクサンシャジンハクサンシャジンの向うに人形山通って来た稜線何度も登ったり下ったりして、いくつかのピークを越えてやっと山頂に到着(1726m)意外に狭い山頂です。可愛いお地蔵さんが入っています。山頂はせまいけど、西側に広場が有りそこでランチです。今日はお天気が良いけれど、雲が多くて山座が同定できません。ここまで誰にも会わなかったけれど、すぐに単独の若い男性がやって来ました。男性は三ヶ辻山まで行くと言ってすぐに出発して行き私達はその後、30分の昼食後に下山開始稜線から宮屋敷の鳥居が見えています。(赤い矢印の下)振り返って山頂をもう一度眺めます。宮屋敷跡の手前で、バアソブが笹に絡んでいます。その後男性3人組がやってきて、三ヶ辻山には親子2人連れが登ったらしく全部で8人が登って来たことになります。歩き出して山頂まで誰にも会わないので、変だなと思ったけれどやはり登ってこられる人気の山でした。しかし、長い間の自粛で高い山に行かなかったせいかそれとも年のせいか、体が鈍って足が進まず百名山が終わったから気力も落ちたのか自信が無くなってきました。これからは、ガンガン登山を楽しむだけじゃなくゆったりと観光も併せて楽しむ山行きにスライドするしかないですね。
2020.09.01
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23日(日)天気が急遽変わったので、あきらめていた散歩が出来ました。用事や天気予報の関係で、今週の土日は出かけられないと思っていましたが朝、天気予報が変わったのを確認してお出かけすることに。中津川ICを下りて国道257を北上。スタートが遅いので、今日は二つ森山をショートカットで登ります。二ツ森山は過去二度登っておりますが一度目は1998年3月切越峠から二度目は2005年5月、林道途中のフォレストパークの駐車場から登りました。15年ぶりの今日も同じくショートカットで登ります。県道70号から二ツ森林道に入り、小石や小枝がいっぱい落ちている林道を気を使いながら高度を上げて登って行くと、フォレストパークの駐車場に到着。フォレストパークとはいえ、駐車場とトイレと水舟があるだけで何もないのは15年前と同じです。山からの水が滔々と流れ込んでいる水舟をみています。丸太の階段が続きます。途中の自然林はとても感じが良いが石の上や橋の上は、苔むして滑りやすい二ツ森山に自生している代表的な樹木二ツ森山にに自生している代表的な花木「氷餅の池」の看板苗木藩の名物として、幕府献上品の氷餅の粉をここの池で作ったと言われる。水たまりか井戸くらいの小さな池ですがきちんと石で囲われ、水はきれいなので湧水なのでしょうか。説明看板が無ければタダの水たまりだと思われそうです。そこからは斜度を増して風も無く蒸し暑い中をあえぎながら登ります。右の大きな岩は、下から見た時にてっきり小屋だと思ったらただの大きな岩でした。木の根が素晴らしく網目のようになっていますがこれがまた歩きにくい。うっかり木の根を踏んだら滑ります。昨夜大雨が降ったので濡れた木の根は要注意。その先にも大きな岩が見えています。ほとんど直登で登ると、山頂の手前にあずまやが有ります。このあずまやは初めて登った時に、ちょうど建築中でした。木の色が年数を表していますが、22年経ってもまだきれいです。二ツ森山の山頂(1223m)の大岩の上から中津川市内や恵那市内今日は曇っているのであまり展望はありません。ちょうど真上に真黒な雲があり、そういえば途中で下りて来る家族連れのおじいさんが早く登らないと雨が降って来るぞ と言ってくれました。大岩の上に埋め込まれた二等三角点(点名 二ツ森)単独の男性が登って来てお昼の支度をしています。あずまやから北方面を眺めるが展望はありません。本当は御嶽山が見えるはずなのですが残念。黒い雲が無くなって太陽が出て来ました。ランチには少し早いので、下山することにして下る途中からブンブン飛んでくる虫に閉口しながら車まで下山して、感じの良い広場を見つけて車の中でお昼ご飯を頂いて苗木城に向かいます。最近は野菜が高いので、途中「くり・くりの里」で野菜を購入して苗木城へ向かいます。国指定史跡の苗木城は遠山氏のお城で続日本の100名城の人気ナンバー1を頂いたという。この近くの岩村城も遠山氏のお城です。苗木城は20年ほど前に来たことがあり今日で二回目ですが、整備される前なので、その時は看板などは無かったような気がします。駐車場から石畳を登って行くと右の石垣に囲まれた足軽長屋跡に倒着足軽長屋跡ここはビューポイント!!ここから木の間から奥に天守が見えます。ズームで天守を撮影。2016年9月、兵庫県の竹田城跡に登った時のことを思い出しながら歩きます。竹田城は山城で下から歩いたらすごい登り甲斐のある城跡でした。この苗木城も山城ですが、木曽川の横なのでそれほどの高さはありませんし車でかなり高い所まで登って来ているので楽です。右奥の天守を見ながら進むと風吹門跡以前来た時より、周りの木が大きくなっています。苗木城は全国でも珍しい、天然の巨岩を利用して石垣が構築され天守や大矢倉などは巨岩を抱きかかえるようにした石垣が見られるという。説明板が有って助かります。左の石垣は、大矢倉跡の石垣確かに巨岩を利用しています。自然の大きな石を利用して石垣が作られています。大矢倉跡の石垣を登れば、目の前に天守が見えています。大門跡前で大門跡大きな岩だらけです。天然の岩と人工の石垣の組み合わせが見事です。赤い矢印の石垣は「ノミ切り加工整合積み」表面が見事にツルツル、まるでグラインダーで削ったみたい坂下門跡菱櫓門跡本丸口左の屋根のあるところは千石井戸今でも水があるそうです。その後ろの石垣はきれいに残っています。武器蔵跡は基礎の石がきれいに並んでいます。だんだん天守に近づいてきました右の木組みは天守の展望台木曽川にかかる城山大橋とその向うに笠置山城山大橋は今は無料ですが、昔は有料の橋でした。右の山が二ッ森山天守の途中で、先ほどの大矢倉を俯瞰して。こういう景色は、マチュピチュ、シギリアロックの宮殿跡といい私が好きな景色です。最後の階段を登ると意外に広い天守に出ます。岩の上に木で組まれた天守の展望台があります。大きな岩を利用して組まれた展望台展望台に登ったら昔、城主がここから見た景色が広がります。雲に隠れて恵那山は見えていませんが、足元は木曽川向うの橋は玉蔵大橋、中津川市が広がっています。天守台は地下一階と地上二階建て説明看板この苗木城が木曽川のすぐ横に建てられているのがわかります。川からは攻めてこられないし、この展望は城としてはとてもいい立地です。恵那山はまだ雲の中雷が北の方からゴロゴロと言っているので、右の階段を少し焦って下ります。展望台(天守)を回り込んで下りていく時に見上げたら岩を削って柱の木を乗せているのがわかります。「馬洗岩」上が平な大きな岩この岩の上で、水に見立てた米で馬を洗って攻めて来る敵に、水が豊富にあると見せかけたという岩(昔は水脈を止めて、水不足にして攻めたという)その説明板最後に足軽長屋跡にもどって西日に照らされた本丸の天守を眺めて苗木城の散歩は終了。今日は風も無くメチャ暑くて、雷も鳴るので最後は大急ぎで戻りましたが今度はさわやかな季節に来て、ゆっくり全部を見て歩きたいなと思います。今年は標高の低い所をウロウロしているだけなのでよけい暑く感じられるのでしょうかこの暑さで外にいるだけで熱中症なりそうです。コロナだけでなく、熱中症にも気を使わなくてはいけないので大変な夏ですが、何とか乗り切って早く今までの生活が出来ますように。
2020.08.26
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10日(日)遅い梅雨がやっと明けたと思ったら連日の猛暑日で、高い山に行けないなら、少しは涼し気な所・・・ということで滝巡りです。長野県南木曽町の田立の滝には2001年と2014年に来ています。天河の滝という立派な滝だけ記憶がありますが他はあまり記憶が無く、駐車場だけはアブだらけだったと覚えています。すでに駐車場には4台の車が停まっています。今日はアブが居ないのでゆっくり支度が出来ます。協力金一人200円を払って、山に入っていきましょう。先に山に入って行ったカップルがもう下りて来て半袖とスニーカーではやめた方がいいと思って出直します、と言って帰って行かれた。以前には無かった熊よけの鐘を鳴らして木洩れ日の中川の音を右に聞きながら大木が多く残っています。ところで、木曽五木を知っていますか?ヒノキ、アスナロ、ネズコ、コウヤマキ、サワラいつもコウヤマキとサワラが思い出せません。 しし岩岩がイノシシの形をしているのかと思ったら、追い詰めたイノシシがここで姿を消して取り逃がしたそうです。二つ目の熊よけの鐘を鳴らしてモミの大木看板でモミとツガの違いを教えてもらいました。モミの葉っぱは先が二つに分かれて尖っているそうです。その後はモミの葉っぱを見極めながら歩きます。(せっかく覚えたからね・・・)ヤマジノホトトギスもうホトトギスが咲いています。ホトトギスが咲くと晩夏から秋を感じます。サワラ大師大木に色々名前を付けています。桟敷の木が古くて、踏み抜きそうで怖い真ん中を避けて、片足は柱の木に体重をかけて歩きます。右のヒノキは「ひのきイチロー」だって「すずきイチロー」をもじっているのですね。三つ目の鐘を鳴らして、鐘はこれでおしまい。マキの木は「まきチャン」ベンチが有って座ったら木の間から不動岩展望台が見えます。展望台と言っても、何かあるわけでなく、岩の上の展望地です。今日はあそこまで登って、周回して来ようと思います。今日は暑くて木陰の中なのに汗が噴き出て来ます。汗が滝のように顔を流れ、首に巻いたタオルマフラーはびっしょり。壊れた桟敷山側の土の上をなんとか歩いて、ここからは冷や汗が流れます。雨の後なら滑りそうですが、乾いているので安心ですが古い木がいつ壊れても不思議でない。グネグネと曲がって桟敷が続きます。汗やら冷や汗やら、ダラダラと流れここまで登って来たのに、螺旋滝は30mほど下らないとみられません。ということは、元の道には登らないと戻れません。最初の吊橋右下に「洗心滝」もうこの辺でフラフラ気持ちが悪くなるほど汗かいて、このところ起伏のある山登りしていないからか無口になってひたすら歩きます。また古い桟敷、こころなしか右へ傾いています。左端をロープまで持って歩きます。霧が滝なかなか立派な滝が現れその横の鉄ハシゴを登って行きます。滝の上の高さまで鉄ハシゴが作られて安心ですがこれが意外に疲れるのです。以前の古い木の梯子の上に付けられているのがわかります。吊橋で川を渡り天河の滝今日は天気が続いたので、水量が少ない。滝の近くは水しぶきで濡れてしまいますが気持ちが良い!!天河つり橋不動吊橋不動滝は水量が少ないので、こちらの方へ流れる水が見えません。急斜面にジグザグにつけられた階段は古いままなので、踏み抜きそうだしかなり疲れて途中で何度も休憩してやっと登りきったら龍の瀬水のきれいなこと!!子供なら泳ぎたくなるでしょうねちょうど、お昼なのでここでランチ今日はアブが居ないので川原でゆっくりできます。1時間のランチタイムで食後の温かい飲み物まで頂いて、エネルギ―チャージ完了その上は「雲上橋」ここが分岐で右と直進に分かれます。右の雲上橋を渡って山の急斜面をジグザグにのぼって行くと不動岩展望台です。反対に、まっすぐ川の右岸を登って行くルートがありますが私達は右の不動岩展望台へ行きます。少し登って分岐をまっすぐ行く道を見たら川に沿って古い桟敷が続いています。帰りはここに下ってきます。急斜面をジグザグにつけられた階段を登りきったらゴロゴロ岩の山道を登って行きます。滝巡りの遊歩道を歩くと思ってやってきたらこの道はびっくりしますね。ここからはやはり山靴の方が良いですね。不動岩の横にはしっかりした階段が付けられて岩の上に出たようです。メチャおおきな岩です。垂直に切り立っているのをへっぴり腰で見ています。恵那山今日は雲が被っていない恵那山この岩の上で若いカップルとしばらく話をして私達は周回するために、さらに登ります。空まで続くような、どこまで付けられた階段だろうか登りきったら林道にでて右のベンチでひと休みいつもこの林道を進んで天然公園へ行くのですが今日は初めて田立の滝だけで帰ります。素掘りトンネルこの林道には、むかし鉄道が敷かれていたのですね10分ほど歩いたら避難小屋とトイレがあります。どこにも滝に下る表示が無いのですが小屋の左に踏み跡があるので、休憩後そこを下ります。古いハシゴ階段で川に下りて来てタマガワホトトギスヤマホトトギスや、ヤマジノホトトギスなど普通のはよく見られるのですが、この黄色い花はなかなか出会えません。函淵そうめん滝分岐まで下りて来て周回は終わり、あとは同じ道を下りましたが駐車場まで下りて来たら4時過ぎで天然公園まで行かなくても、十分な登り下りで久しぶりに大汗かいて、ここではしっかり登山でした。高い山や遠い山に行きたいけれど自粛続きで体力も気力も無く山小屋は密だから怖くて、日帰り温泉はどうなの?なんていろいろ考えたら、結局日帰りの山行きしかできないのでしょうか。さてさて次はどこの山にしましょうか。
2020.08.12
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2日(日)コロナで山になかなか行けなくて我慢していたのに長い梅雨の雨を恨めし気にながめ続けてやっと遅い梅雨明けで、本当は遠くて高い山に行きたいけれどなまった体で、体力に自信がないのとコロナがおさまらず県外に行くのをためらって、結局、愛知県最高峰の茶臼山へ行くことにしました。朝ゆっくり出発して、茶臼山登山口の駐車場についたのは11時前です。やはりたくさんの車が停まっていて、たくさんの人が登っています。西登山ルートの登り口向こうに見えるのが茶臼山一時間足らずで登れるので、ファミリーが軽装で登っていきます。大型犬を連れた人もたくさんいます。少し歩いたら、「自由の広場」スキー場のゲレンデのように、広々として気持ちの良い広場です。ベンチで対面の萩太郎山を見ながら休憩。向こうに見えるのは、駐車場を挟んで反対側にある萩太郎山です。茶臼山の後で登ろうと思っている山です。冬は山の斜面がスキー場になり、茶臼山スキー場は本当は萩太郎山の斜面のスキー場なんです。今日は雲が多いのですが、日差しがきつくじりじりと焼け付く日差しがつらくてサンバイザーの上から帽子をかぶりました。自由の広場から森の中に入ります。木陰を歩くとホッとします。展望台がありますが、屋根の上は雑草が生い茂り階段を上って行く気になれません。山頂までの距離は短いのですが、駐車場からでも斜面は結構登り甲斐があります。夏は標高が高い山はそれなりに気温が低いので汗かいて登っても、木陰の風がさわやかなのでホッとします。山頂手前の広場では、木陰でランチしているファミリーがたくさん居てそこからの展望もなかなかのものです。写真の左の赤い屋根は、茶臼山高原休暇村の建物で萩太郎山の真ん中はリフトが動いています。登りはじめはほとんど人が乗っていませんが今はたくさん乗っているようです。右はスキーゲレンデで、山頂手前の左の広場は芝桜の広場で毎年6月は芝桜祭りでにぎわいます。山頂に近づいて茶臼山山頂(1415m)広場には二等三角点と、展望台過去、茶臼山には3回登っていますが、まだできたばかりの展望台でとてもきれいでしたが長い年月で表面の塗装は剥げて階段も少し傷んでいます。展望台から、天気が良いと冬は真正面に南アルプス、左には蛇峠山や大川入山まではっきりと見えるのですが今日は天気が良くても雲が多くて、隣の萩太郎山がわかるだけです。奥天流三河国定公園 茶臼山 と書かれています。そのまままっすぐ奥に行くと茶臼山の山頂は愛知県と長野県の県境なので長野県側には以前にはあった鉄製の展望台が無く、コンクリートの基礎だけ残っています。2009年に登った時は(下の写真)上の写真の展望台がありました。以前もかなり老朽化していましたが写真ではわかりませんね。愛知県では1415mの茶臼山が最高峰なので愛知県側の立派な展望台に比べて、とてもシンプルな鉄骨の展望台ですが高い山がたくさんある長野県では茶臼山程度の標高の山には、立派な展望台を置くほどのことはないと思ってか力の入れようが違います。そしてそれも老朽化で撤去されたままです。長野県側の方から、周回で下山しようと雷岩のほうへ下ります。大きな岩がありますが、なぜこれが雷岩なのか・・・ここでは間違わずに雷岩の右横から下り(左へ下りる階段を下れば茶臼山高原の道路へ出てしまいます)ちゃんとルートを外さず下りたつもりが・・・名前のわからない水たまりのような池の横に下りてしまい建物の向うは舗装道路で舗装道路を歩くのは嫌なので、再び山に入って自由の広場へ戻る道探し。結局、茶臼山高原休暇村の建物の裏の広場で牧場を眺めながらランチタイム。大きな木の木陰は涼しくて南アルプスが見える方向を見ながら、久しぶりにコッフェルを使ったお昼ご飯を頂いて、食後の飲み物までゆっくり味わって大休憩です。再び、本当なら通るべき自由の広場を目指して歩きます。おやおや、休暇村のコテージの横に出てまた山に入って、樅(もみ)の丘にやってきました。さらにドウダンの丘を通って、やっと自由の広場に戻って予定より時間を掛けて、駐車場に戻ってきました。朝より車が増えています。茶臼山高原のセンターハウスと池この斜面は冬になればスキーゲレンデになります。次は萩太郎山へゲレンデを登ります。ゲレンデを登っていく山はたくさんありますが木陰がないし、ひたすら斜面を単調に登るので好きじゃありません。左端の管理道路は舗装面なので避けて、右の芝生も踏ん張らないといけないので真ん中の石の並んだところを登りました。山靴は石を踏ん張って登れるので比較的歩きやすい。山頂に近づいたら、リフトと合流芝桜は終わっているけど、別の花が植えられています。リフトの山頂駅どんどん登って来て、どんどん下りて行きます。萩太郎山の山頂(1358m)は、立派な展望台ができています。四等三角点があったはずですがどこに行ったのかな・・・萩太郎山の山頂は、様子が全く変わってしまったので三角点がわかりません。展望台に上ってみたら、リフトの右の丘は芝桜の丘で真正面に茶臼山茶臼山の右後ろにぼんやりと蛇垰山が見えています。2018年6月の芝桜の丘の状態満開の時はこんなにきれいな丘になります。8月の今日は花が終わって葉っぱだけです。リフト乗り場の近くにトイレがありその壁に萩太郎山と茶臼山の標高が表示されています。帰りもリストに乗らず、自力で下山芝の斜面は歩きにくく嫌いです。でもフカフカで気持ちがよく、転がって下りたいところです。今日は茶臼山の下山は、どこで間違えたのか変なところに下りてしまったりで思ったよりも余分に歩いて、久しぶりに大汗かきました。コロナで自粛を強いられ、さらに長い梅雨に焦らされ、やっと夏山ですが、すぐにお盆がやってきて、お盆過ぎたら台風の季節だしどうやら今年は不完全燃焼の山行きになりそうです。
2020.08.04
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登山をやり始めて、今年で26年になります。そのころ以来行かなくなったのが、この緑化センターです。それまでは春は桜のころに良く行っていました。もう何年振りでしょうか豊田市にある愛知県緑化センターは猿投グリーンロード中山ICからすぐで48.2ヘクタール、その隣にある昭和の森は206.7ヘクタールです。先週行った愛知県森林公園は428ヘクタールなので二つ合わせても愛知県森林公園には及びません。しかし自然の山をそのまま残している昭和の森は広く今回はほぼ一日近く歩いても、緑化センターと昭和の森の一部にしか行けませんでした。第三駐車場に車を停めて、まず緑化センターに向かって歩き出そうとしたら・・・アレアレ? 補虫網を持った人の御顔に見覚えが・・・そうです、愛知県森林公園の管理の方でした。森林公園の植物園で、いつもお会いして花の話をお聞きする方です。今日は頼まれて、ここ緑化センターの絶滅危惧種の動植物の状態を観察に来たそうです。まず緑化センターへ行ってみましょう。樹林の向こうに本館の建物があります。昔より木が大きくなって建物が見えなくなっています。本館で地図をもらって緑化センターを一周することにします。本館の建物の中の庭本館を出て、トンネルで外周回りのスタートトンネルを出たら、本館の南側の第一駐車場からスタートして日本庭園に向かいます。昔、何度も来た桜とユキヤナギの並木道ですがサクラもユキヤナギも、びっくりするほど大きくなって年月を感じます。日本庭園ここは昔から変わらず,私の記憶通りのままでした。日本庭園のあずまやの隣に水琴窟があり、シシオドシには水が来ていませんがひしゃくで水を流したら、涼しげな水琴の音が聞こえてきます。あずまやの下でしばし休憩車は意外にたくさん停まっていましたが、皆さんは何処に行かれてるんでしょうか。ロックガーデンのミソハギナデシコ緑化センターの本館を中心に一周して次は昭和の森に行こうとしましたがその前に公園内の林道長山線の東側にチラリと見えたのが気になって行ってみることにしました。するとなんとなんと、私の好きな灯篭がいっぱい展示しています。織部灯篭丸生込形灯篭六角雪見灯篭置灯籠春日灯篭一番有名な灯篭だと思います。春日大社の参道にズラーっと並んでいます。雪見灯篭西ノ屋形灯篭丸雪見形灯篭岬灯篭私が一番好きな灯篭です。橋杭形手水鉢灯篭だけじゃなく、手水鉢も展示されています。勸修寺形灯篭江戸形灯篭銀閣寺型手水鉢菊型手水鉢永徳寺形灯篭基礎形手水鉢蓮華寺形灯篭古代蓮華寺形灯篭桃山形灯篭笠に桃の彫り物、珍しいですね十二支型手水鉢二重桝形手水鉢梵字四方仏形手水鉢三月堂形灯篭柚木形灯篭当麻寺形灯篭善導寺形灯篭利休形灯篭五重の塔露結形手水鉢梅鉢形手水鉢円柱形手水鉢道標型灯篭蓮台形手水鉢銭型手水鉢鉄鉢形手水鉢布泉形手水鉢四方仏形手水鉢袈裟形手水鉢棗形手水鉢灯篭や手水鉢を見ながら昭和の森を目指しましたが、道は行き止まりでウロウロしたけど結局、全国育樹祭広場のベンチで、遅いお昼ご飯を食べて舗装道路を通らず、平成の小径を歩いて昭和の森に向けて再スタートです。昭和の森は昭和51年5月に開園された緑化センターの隣に野外レクリエーションを楽しめる場として昭和天皇在位50年を記念し、整備され昭和56年に開園されたものです。園内に通っている林道長山線と市道御作御船線との交差点にある記念碑です。記念碑からは舗装道路を歩いて交流館へ行きました。交流感に着いたら、めちゃくちゃ暑くて自販機のジュースで休憩して、昭和の小径で山の中を通りながら緑化センターへ戻ります。自然林の中は気持ちが良いしかし昭和の小径は、舗装道路よりは足にやさしいけれど上ったり下ったりで結構疲れます。うへ~また階段だ~園内地図では、平行線歩きだと思っていましたが山を切り開いたのだから自然の起伏は当たり前ですね。緑化センターの横のオーストリア庭園に到着ここから第三駐車場は5~6分です。天気が良くて、交流感の近くのバーべキュー広場ではファミリーがBBQで楽しんでいました。コロナで自粛を強いられ、まだまだ感染者が増えている中密集を避けてアウトドアで楽しんでいるのが健康的ですね。今日は昭和の森は交流館のあたりしか行けなくてまだまだ行けてない学習の森や友好の森、野鳥の森、湿地保存地区などもあるのでまた、天気が良くて遠くの山に行けない時に来ようと思っています。
2020.07.23
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12日(日)今年は長い長い雨が続く梅雨です。それもすごい雨量で、各地に川の氾濫でひどい被害です。やっとコロナの自粛も終わり、県外に行けるようになったのでいよいよ夏山・・・と思っている人もたくさんいるのではないでしょうか。私も行きたいところがあるのですが、この長雨で晴れたら山に行きたいと思ってずっと待機中です。ひさしぶりに、天気予報より良い天気になったのでかといって長雨が続いたので遠い山にも行けず低い山はヒルの餌食になるのでやめて久しぶりに森林公園に行くことにしました。7月は今まで行ったことが無く、どんな花が咲いているか興味津々。久しぶりの晴れなので、やはり駐車場には車がいっぱい!!すでに沢山の人が来ています。有料の植物園に向かいます。入場料220円払って入っていくと、前方に大広場が見えてきます。昨年、天皇陛下が臨席の植樹祭がここで行われたのです。オハツキギボウシハンゲショウネジバナミソハギ ヤブカンゾウウマノスズクサ今まで見たことが無くて初めてです。ブログ友のhimekyonさんのブログで、最近見て興味を覚えたのです。食虫食物のような花が面白いです。ウマノスズクサの開花(左)と 蕾(右)クチナシ(八重)オオバノトンボソウオオバノトンボソウタマシロオニタケベニテングダケの仲間で猛毒でも、とってもかわいい外見です。オカトラノオキキョウキバナノマツバニンジン北アメリカ原産の帰化植物休憩舎このあとF湿地へ行って見ましょう。植物園に来たらいつも F湿地へ行きます。いたる所に湿地がありますが、F湿地が一番広くいつの季節でも花が見られます。ハッチョウトンボ(オス)2~3cm位の小さなトンボで、よく見ないとわかりません。ハッチョウトンボ(メス)オスは赤くて綺麗ですが、メスはとても地味です。ハッチョウトンボ(メス)ミミカキグサ3mmくらいの花で、なかなかコンパクトデジカメではピントが合いません。イヌゴマカイコウズマメ科 別名 アメリカデイゴ鹿児島県の県木九州地区の樹林を抜けたら今まで一度も来たことの無い広場が・・・広い森林公園の中の植物園は何度も来ていますがまだまだ来たことの無い所や、通ったことの無い道がいっぱいあります。この広場もそうで、一番奥は近畿地区の県木が植えられています。京都府の北山杉、兵庫県のクスノキがここから見てももわかります。ヌマトラノオ地味なヌマトラノオでも群生しているととても綺麗ヌマトラノオカワラナデシコキキョウ先ほどの白いキキョウより、この色がキキョウらしいです。スイレンスイレンの池の周りはマムシが居るという看板がいっぱいでとても怖くてドキドキしながら写真を撮って退散。噴水広場ここも、あまりきたことが無いのですが噴水が出ているので近くまで来ました。(噴水が上がっているのを見たのは初めてです)噴水池を覗いていたら、池の中に大きなカメがいる~~ワルナスビこれは駆除しなければ行けない帰化植物です。すごい繁殖力で、トゲだらけで毒草なのです。丸いミニトマトのような実を付けますが毒なので誤って食べないように・・・これはかってに生えているのでしょうね。4時間以上散策して帰路につきました。ここはいつ来ても、何かしらの花があるので楽しめます。ただ7月から8月は高い山など、山に行っているので来たことがありませんでした。今年の梅雨は長くて各地に被害が出るほどの雨量です。山に行きたくても行けません。被害に遭った所も、その後も雨が続くので、なかなか後片付けなど平常の生活に戻れないですね。
2020.07.17
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27日(土)一日天気が良いのは土曜だけということで岐阜県養老郡の養老山へ行くつもりで出かけたもののこの山はいつも冬か、春の初めに登るので、こんな時期は初めてでだから蒸し暑さと、ヒルがいるので気を使いながら登ったのでバテバテ・・・結局、養老山にはいかず、小倉山で下山しました。養老公園の下の駐車場に車を停めて歩き出したのは遅く観光客はそこそこいますが、登山者はもういません。この辺りは土産物街は廃業や閉まっている店が多く寂しい感じがします。左の川原はきれいに整備され公園のようです夏は子供たちの水遊び場でしょうね。(やはり帰りには子供たちが遊んでいました)目的の山は、写真の一番奥の稜線の左の山です。土産物屋がたくさん立ち並んでいるところの右側は、山からの沢水が勢いよく流れ落ちモミジとアジサイが涼しげです。ガクアジサイこんな時期はアジサイが絵になりますね養老の滝へは、川を挟んで、左右二つのルートで行けるのですが今はトイレの改修工事とかで左のルートが通行止めです。いつも左から右岸を登りますが、今回は仕方なく右を歩いてここまで来ました。その右の道も、ここからは山道へ迂回させられます。我々登山者はそのつもりの山靴ですが、一般の観光客でヒールを履いている人はえ、え~~ここ登るの?となるでしょうね。《廃止された観光リフトの頂上駅》階段をのぼりつめたら上の駐車場に到着有名な養老の滝の観光は上の駐車場の直下で左に行きます。工事中のために大きく山側を迂回するわけです。いつから廃止されているのか、観光リフトは廃業でリフトの頂上駅はベンチや看板などの物置になっています。上の駐車場に車を停めたら、登山口まですぐなのでそこに停めて登る人がたくさんいますがKIKIはいつも下の駐車場に止めて、土産物街を歩いて、養老の滝を見て登ることにしています。駐車料金は下が300円、上は1000円です。上の駐車場からすぐの林道を歩いたら笙ケ岳との分岐右の林道を行けば笙ケ岳、左へ行けば養老山、小倉山方面われらは左へ少し下り、砂防堰堤の飛び石を渡ります。(この写真は帰りの写真です)この川を渡るとき、山側にオランダの技師、デ・レーケが造ったという巨石堰堤があり、一見の価値があります。このあたり、鈴鹿や養老にはデ・レーケの堰堤が多くみられ朝明渓谷にもたくさんあります。川から山腹にとりついたら、急斜面をジグザグに登っていく。朝、駐車場の料金所の人に尋ねたらやはり、ヒルが多く上からも降ってくるというので暑いけど、サンバイザーの上から帽子もかぶって防御しヒルが居ないか確認しながら歩いたのでよけい疲れました。狭くて急な山道は、下りは特に注意です。途中で下りてくる人に尋ねたら、やはりヒルは居たとのこと。この後、元気よく私たちを追い越していく男女に、ヒルがいるよと話して、その人が自分の足を見たらすでにヒルが付いていて、居るわ、居るわとなって私の靴を見たら、私の靴にも小さな吸血鬼がついています。それからはもっと注意して登るので、ますます疲れました。昨夜降った雨でヒルも出て来て蒸し暑く、汗が体中だらだらと流れ、顔には滝のように流れ、眼の中に汗が入って痛くて痛くて、下りてきて鏡を見たら、目が真っ赤に充血していました。このあたりから先は、土が乾いていたのでヒルの心配もなくなり木の高さから稜線が近くなった感じがします。三方山と笹原峠の分岐ひとまず、左の三方山まで行こう!!三方山山頂(730m)濃尾平野の展望がよいのでここでランチと思ったけれど狭くて後から来る人の邪魔になるということで、笹原峠まで行くことにします。《笹原峠》吹き出る汗を拭いて、ベンチに腰を下ろしたらベンチに汗の跡がびっしょり!!しっかりお尻まで汗かいています。ここで約一時間もかけてランチタイム再び、小倉山に向けて歩き出して、笹原峠を振りかえってみました。小倉山まではこんな階段が多く開けたところに出たら正面に小倉山短いけれど気持ちの良い稜線小倉山へは、写真では山腹の左の斜面を登ります。いつもこの辺りは雪が残っている時期に登って来るので木階段があるとは知らなかったよ~~登山者は階段が嫌いです。ついつい横の斜面を登ってしまいます。小倉山山頂(841m)山上園地と表現されるほどベンチが多い広い山頂を北側へ行くと笙ケ岳が見えています。天気が良ければ霊仙山や、琵琶湖も見えるのですが今日は雲が多く見えていません。鈴鹿も養老も笹枯れが進んで、小倉山山頂にはもう笹がありません。以前の写真を見たら両脇は笹が茂っています。東屋でお茶を飲んで、いつもならこの先の養老山へ向かうのですが今日はすでにバテバテなので、このまま下山します。急斜面の山腹を気を付けながら、山道は乾いてヒルもいないので安心ですが、斜面が狭く急なので、滑らないように気を付けて下りてきました。川まで来たらホッとして、この程度の山でものすごい疲れかたでした。この時期には、登る山を選ぶのは大変です。低い山はただ暑いだけだし、雨の後はヒルの心配をしないといけないし遠くの県外の山に行くのはためらうし・・・特に関東に近い山は、山に登るまでにコロナの心配もしなくていけないしなかなか思うようには行きません。そして確実に体力が衰えているので、自分の体力に合った時間配分をしなくてはいけません。気持ちだけでは登れないので悩ましいところです。今回は暑さとヒルに負けた山登りでした。
2020.06.29
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トキソウ2000年10月、初めて屏風山に登った時駐車場から山頂まで,野良の子猫(生後3ケ月位)が付いて来て山頂で一緒にご飯を食べ、一緒に下りて来て情が湧いてそのまま連れて帰って来て、その子猫は飼い猫となったのです。そんな思い出のある屏風山は今回で6回目。その子猫も幸せに暮らし、数年前に老衰で亡くなり登る度にその猫を思い出す、思い出の山です。ウツボグサ登山口からは手入れの行き届いた植林の中を歩きます。観音様の石仏緩やかに登ったり下ったりして沢に掛かった木の橋を二度渡ったら山の中の低い所を歩きます。右に黒の田湿地の分岐先に湿地へ向かいます。今の時期はどんな花が咲いているかな・・・約2.5ヘクタールの広い湿地天気が良くて、湿地の中を吹き抜ける風も気持ちが良いKIKIが見ているのはトキソウの群生小さいのでコンパクトデジカメではなかなかうまく写せません。遠すぎてコンデジではこれがやっとこっちを向いているのが少なくてこの子だけこっち向いてくれました・・・カメラのスキルが無いのでただひたすらシャッターを押して数打てば当たるで、偶然良いのが撮れればいいな~何とか大きく撮れました。花の色が鳥の朱鷺(とき)の羽の色うすい桃色から付けられた名前少し早いけれど、KIKIの立っている右の木陰でランチにします。ノカンゾウノハナショウブこの木陰でランチ次は屏風山に向かって歩きます。途中、八百山(標高800m)を経由していくつかのピークを過ぎて屏風山の山頂(794m)この写真の後、たくさんの人が登ってきました。今日は天気が良いけど雲が多くて恵那山の方面はぼんやり土岐市や瑞浪市の方向もぼんやりしています。ササユリが二か所咲いていました。ちょうどいい頃の花ですねシライトソウ植林の中にポツポツと咲いています。ほったらかしの植林は暗くて嫌いですがここの植林は手入れが良く行き届いて素晴らしい。枝打ちと間引きをしているので、少し日が入るので下草も生える木洩れ日の好きな花たちが咲いてくれました。屏風山は湿地も有って、たくさんのコースも有り初めて登った20年前より、今はたくさんの人が登ってきます。湿地は時期を変えて花を楽しめるので屏風山はいつの時期も楽しめる山です。
2020.06.23
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15日(月)土日に用事があり、天気も悪くて山に行けなかったので月曜日に愛知県設楽町の寧比曽岳に登ってきました。この山はすでに何度も登っていますがいつも伊勢神峠からや、大多賀峠から登っていました。今回初めて北設楽郡設楽町の段戸裏谷(きららの森)から登りました。段戸湖の駐車場に車を停めて、段戸湖の横から林道に入ります。今日は平日なのでほとんど人がいません。段戸裏谷の立派な標識があり、自然林の気持ちの良い森を歩きます。愛知国定公園の段戸裏谷は自然林の原生林です。ブナの原生林や、ミズナラ、モミ、ツガの森が広がりすばらしい森林浴にひたれるところです。いたる所に遊歩道がありますが、まだ歩いたことが無いので今度機会が有れば歩こうと話しながら進みます。五六橋の分岐から右の方へ小さな五六橋を渡りすぐに、古いトイレのある分岐を右に行きます。(写真左のほぼ直進の道を行くと出来山です)東海自然歩道の看板があり、しっかりルート所要時間が書いてあります。山頂まで 7.5キロを歩きます。ここまでは平坦な道幅の広い林道歩きでしたがここからは山道になります。さすが東海自然歩道で、整備がちゃんとされています。しかし丸太の橋は、苔が付いて滑りやすく注意が必要です。ヤマタツナミソウバッタが付いていたのを後で知りました。こちらから見て、左は崖、右は山側の壁のような斜面の狭い登山道に大きな木が右の山の上から倒れていて、迂回することもできずしかたなく、跨ぎますが足が短いから小枝が邪魔で大変!!!(帰りの方が簡単でした)道は緩やかに登ったり、下ったりで急なところはありません。ところどころに休憩のベンチがありますがどれもこれも、苔むしていてそのまま気軽に座りたくないけどでもありがたいわ自然林が終わって、植林の山腹を巻くようにつけられた道を進みます。樹林の中を歩くので、展望は無いけど暑くはありません。今日は天気が良いので、名古屋はきっと暑いでしょうね。きれいにまっすぐに伸びた植林向うの明るい尾根に取り付きます。峠のような所にベンチがありお腹がすいたので、山頂の前にここでランチタイム。ところがここは風の通り道で、ガスバーナーの火が消えてしまうので風を遮るのにめちゃ苦労しながらおかずを作って、思ったよりもランチに時間がかかってしまいました。ランチ後再び、富士見峠に向かって歩き出して、ここからは平坦な今までと違って、登りになります。古い丸太の階段がずーっと、峠まで続きます。大きなブナの木富士見峠のトイレ富士見峠(標高1120m)昔は天気が良い時は、ここから富士山が見えたとか、見えるとか・・・ヤマツツジの花は咲き終わっているのに不思議なことに、まだミツバツツジが咲いています。いったん下って登り返したら、山頂が見えてきました。寧比曽岳山頂(1121m)のあずまや山頂は平日だから誰もいません。ドウダンツツジの木の群生の横に、三等三角点があります。ここでコーヒータイムの予定でしたがランチタイムに時間がかかり過ぎて、15分ほど山頂にいただけで下山しましょう。登山道にポツポツと、ギンリョウソウが出ています。段戸湖まで下山してきて、湖畔の木にモリアオガエルの卵がたくさん枝についているのを発見。今日は「三密」じゃなく、静かな山歩きを堪能してきました。森林浴を楽しみながら東海自然歩道を往復15キロ歩き展望の良い寧比曽岳山頂を踏んで、このコースは距離は長いけれど危ないところも無く、林道以外はふかふかの登山道は歩きやすく小鳥のさえずりをBGMにして歩けるのでおすすめのルートです。山は「三密」にならないから健康的で素晴らしい趣味だねと自画自賛しながら帰ってきました。
2020.06.19
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やっと緊急事態宣言が解除されて、山に行くことが出来るようになりました。今まではコロナで、自粛しなければならないということで特に県外の山には行けなかったので久しぶりです。山は「密」じゃないのに、まだ各地の山で登山道が閉鎖されたり、山小屋は閉まっているところがあります。確かに山小屋はメチャクチャ「密」ですが・・・春の花や新緑のきれいな時期に山に行けななくてうずうずしていた人はいっぱいいるでしょうね。歩いて行ける近所の山や、県内の里山には散歩に行きましたがやっと、まともな山らしい山に登れるようになりました。御池岳は初めて登った1994年以来、ここ数年毎年のように登っていますがやっと登れるようになったということで思い入れのある山での登山の再スタートは御池岳からです。登山口の鞍掛トンネルに着いたのが遅く、想像以上に駐車場に車がいっぱい!!停めるところが無くて、何とか駐車場の横の路肩に停めて出発。もう誰も居ません。沢に掛かった鉄ハシゴを渡れば、焼尾山の山腹をジグザグの急登を登って行きます。この道は以前、雨の後に登ったらヒルがいっぱいで、鞍掛峠まで止まらずに必死で登って、峠のお地蔵様の祠の前でホッと一服していたらそこにもいっぱいヒルがいたので、ギャーってその先の明るい開けたところまで走って逃げてからは雨の日や雨上がりの後には行かないことにしています。ここ数日は晴れていて、ヒルの心配もないだろうと安心して登りますがその代わり登山道の土が乾ききって、私が嫌いなザレザレの急斜面を登ることになります。思えば18年の秋、鈴鹿の宮指路岳の下山中ザレザレの登山道で滑って、左足首を骨折し手術して一ヶ月以上入院し3か月のリハビリで、何とか山に登れるまでに回復したけれどただでさえ両ひざの半月板損傷で踏ん張りが利かなくて、ますますザレザレの道が怖くなりました。帰りは苦労するだろうな~~と思いながら鞍掛峠までの急斜面を登ります。峠の手前には一か所、ちょっと緊張するところがあります。今はしっかりした木の橋とロープが付けられて安心です。以前はアルミの梯子が掛かっていましたが、いつしかそれが流れて落ちて長い間ここが一番気を使う所でした。峠のお地蔵さまにご挨拶鉄塔の下から北側の霊仙山が見えています。今日はたくさん登っているでしょうね。北側の滋賀県側からの風が強く帽子が飛ばされそうです。しかしとても良い天気で素晴らしい登山日和今までうつうつしていたから、やっぱり山はいいね~~と言いながら登ります。養老山地と多度山地の山並み頭陀ヶ平と木和田尾が見えています。カマツカの花カマツカの木の向うに鈴ヶ岳これから登る鈴北岳と、鈴ヶ岳の間の鞍部のヒルコバと言う所はヒルの一番多い所だそうで、雨の日や雨上がりに行くと献血することになります。まっすぐ鈴北岳に向かう登山道は、何度登っても気持ちの良い道ですが鈴北岳を見上げたら、まだまだ先だわ~~と嫌になるのです。だから出来るだけ見上げないようにして下向いて一歩一歩歩きます。その代り、途中で何度も振り返って霊仙山、その右の伊吹山を見ながら登ります。今日は初めて御嶽山まで見えました。写真を写しましたが遠すぎてボケボケでした。一番高い所が鈴北岳ほぼまっすぐひたすら登ります。鈴北岳山頂から、これから向かう御池岳の山頂部(丸山)鈴北岳で記念写真ですが、相棒は平衡感覚がずれて、私も標柱も傾いています後ろは霊仙山日本庭園から丸山を見て元池分岐気持ちの良い牧場みたいな日本庭園こういうところで寝ころんでみたいな~~(でも以前ここでマムシを見たので怖いです。)真の池今日は水が少なくてびっくり例年より遅いからズミ(コナシ)の木も花が終わっていました。丸山に取り付きます。コバイケイソウがこれほど大きくなっているのは初めてです。一週間後には咲いているのも有りそうです。丸山の森は、オオイタヤメイゲツの純林です。フタリシズカもののけ姫の世界で、気持ちの良い登りです。木が無くなったと思ったら、その先は山頂です。御池岳特有のカレンフェルトの山頂(1247m)昔はもっと木に囲まれていましたが、今は真ん中は木が無くなっています。石灰岩がゴロゴロして座りにくいので、先に進んでランチします。山頂より奥の平の方面に進んで、奥ノ平が一望できる斜面でランチタイム。お腹いっぱいになって再び奥ノ平に向かって歩きます。手前から竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳と並んでいます。あれだけ車がたくさん停まっていたのに、山はやはり広いですね歩いている人がいません、全然「密」ではありません。ボタンブチ(左)や天狗の鼻(右)には人が居ます。《奥ノ平》いつもこの石灰岩の上に登ってこのポーズ向うに見える丸い山は御池岳の山頂部(丸山)頭陀ヶ平に一番近いところまで行って眺めて再び御池岳の丸山まで行って下山します。《日本庭園》鈴北岳へゆっくり登って、そこからはひたすら下ります。峠からはザレザレの道をメチャ緊張しながら、登りと同じくらいの時間かけて下りて来ました。久しぶりに山に登った~~という気がしてやっぱり山はいいね、「密」じゃないからとても健康的ですよね。早くマスクや除菌しなくても良い生活に戻りたい。医療関係者の皆様に頑張ってもらって、ワクチンや特効薬の開発が出来るまで気を緩めないで、しばらく「密」にならないように気を付けて頑張りましょうね。
2020.06.10
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政府の緊急事態宣言が一部の県で解除されましたが昨日やっとアベのマスクが届きました。マスク不足で手作りしていたけれど、最近になって不織布マスクが出回りだしてさらに一時に比べて安くなって、少々値段が高いけど、購入できるようになりました。値崩現象になってきました。そこへやっと、お国からのマスクが届いたけれどこのサイズ…使えそうにないですね小学生の時、給食当番で使ったやつです。顔が小さい私でも口と鼻を何とかカバー出来るけどしゃべったら鼻が出る、上に引っ張れば顎や下唇が出る・・・マネキンにつけておくならいいですけど、これを付けて山には登れませんね。息苦しくなりそうで、マスクの中で大きく口を開けて息をしないと苦しくて・・・そうすると絶対マスクから口か鼻が飛び出すでしょうね。マスクしないで暮らせる日が早く来ないかな~マスクしないで早く山に登りたいな~マスクしててもいいから、山に登りたいな~~自粛が緩んだら、コロナの再燃もあるかもしれない。しばらくは急に密なところに行かないようにして、様子を見ながら活動していかないと再び緊急事態宣言が出されて、自粛の逆戻りになりかねませんね。山は密じゃないから、公共交通機関を使わないで自家用車なら良いかな・・・なんて山に心を寄せてエア登山やってます。
2020.05.16
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今までは立体マスクを作っていましたがプリーツマスクに挑戦白いのは残っていた晒で作りました。しかし、上下が反対になって写していることに気が付きました。プリーツが下向きになっているのが正しく鼻の当たる部分に使用済み不織布マスクの針金を入れています。家で大人しくミシン仕事で自粛しています。某学校で色のマスク、柄のマスクなどを否定して白のマスク着用をすすめていると聞き驚きました。不織布マスクが手に入らないから、手作りマスクでしのいでいるのに白のマスクを強要するなんて・・・それを購入するために探し回ることが、不要不急の外出自粛と相反するということ今そんなこと言っている場合でしょうか・・・どんなことしても、今のコロナ禍を乗り切りましょうね。生きることが今は一番大事だと思うのです。今までの自由がどれほどありがたいことかつくづく感じています。
2020.04.27
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コロナウィルス蔓延している中でマスク不足で困っています。手作りマスクで気休めですが、無いよりましということで作りました。ちょっと可愛い柄ですが、大人用だけでなく子供用も作りました。友人にお渡しして使ってもらっています。マスクと言えば、アメリカ・カナダツアーの時ジープに乗って、アンテロープキャニオンに向かう時に私たちの乗っているジープの隣に白人たちのジープが停まっていて乗っている白人たちが、一様に恐ろしそうに固まって私たちの方を見ていました。我らの様子がテロリストみたいなのかしら・・・とこちらはみんなでわらっていましたが向うの車の人は誰も笑いません。今思うとアメリカやヨーロッパの人は習慣的にマスクをしないのでマスクを使う場合は医療関係に従事している人か、うつす病気を持っている人なのでその時はきっと我らがすごい病気の一団だと思われたのだと今になってつくづく思います。手作りマスクの効果はどうかわかりませんが自分の呼吸する息や咳・くしゃみがマスクによって周りの人に直接かからないようにする効果位はあると思うのです。咳エチケットというのでだからみなさんマスクをしているのでしょう。(罹患しているとわかっている人は、町をウロウロしていないという前提です)医療従事者の方々のご苦労には頭が下がります。どうかマスクは優先的に医療従事者に渡るように祈ります。
2020.04.04
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29日(日)昨日からしっかり降っていた雨が、天気予報では昼前には雨が上がると言うことを信じて、雨の中を車を走らせて春日井市へ向かいます。春日井市都市緑化公園の駐車場で雨が上がるのを待ちました。思ったよりも雨上がりが遅くて、11時ずぎまで雨が降っていました。やんだのですぐに出発。みろくの森と、ついでに西高森山に登ります。シデコブシがたくさん咲いているのを昨年知って感動したので今年も咲いているかと出かけてみたのです。築水池の周りを歩きます。ショウジョウバカマがいっぱい春を謳歌しています。ミツバツツジが綺麗に咲いています。雨が上がったばかりで空はどんより雲が低く垂れています。太陽が出たらもっときれいなのに・・・シデコブシの谷に下りて行くともっとコバノミツバツツジがたくさん咲いています。雨が上がったばかりだから、花びらが濡れていて下向いています。ミツバツツジがシデコブシに負けないように咲いてます。小川のせせらぎ沿いはシデコブシの楽園やっと青空が出て来て、花びらも乾いてきたかな・・・ニリンソウも咲いてます。湿地ではミズバショウがこの色のショウジョウバカマが好き去年とほぼ同じころですが、今年はまだ蕾が多く満開ではありません。シデコブシでもこの木は特にピンク色が濃いモクレン科の花が好きカタクリも咲いていますものすごく濃い色のシデコブシついでにヤブツバキ、この花も好き築水池と弥勒山(一番奥の三角錐の山)看板の一番下の宮滝大池まで歩きます。古墳しっかり残っていますね宮滝大池から弥勒山また曇ってきました。ここから西高森山へ尾根を登ります。西高森山はちょうど二人連れと入れ違いに下りて行かれて貸切です。山は密集していないからいいですね。西高森山のあずまやでしばらく休憩意外に遠望が利き、名古屋駅前のビル群もみえて名古屋城も確認できました。(写真はボケボケなので載せてません)コバノミツバツツジはちょうど見頃築水池と弥勒山築水池の周回をしながら戻ります。空気までが薄紫色に染まったよう・・・これほどまでにきれいでたくさんのツツジも久しぶりシデコブシは谷が好きなのね雨が乾いて、花芯が見えていますシデコブシ(幣辛夷) 別名 ヒメコブシモクレン科 環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種に登録されています。シデは玉ぐしやしめ縄などに下げる紙のことで花びらの様子からついているそうです。東海三県の一部の丘陵に分布し、丘陵地の水が染み出る湿地に自生しています。KIKIがよく登る鳩吹山と、西山の間の谷にも自生していますがそこのシデコブシは背が高く見上げないと花が見られずここのシデコブシは、それほど木の丈が高くないので花が近くに見られます。雨がやんでたくさんの人がやってきました。今年も春の花の時期がやって来たけどコロナウィルスの終息が見えないので、春だからと浮かれていられないのが寂しいことです。
2020.03.31
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22日(日)愛知県北設楽郡設楽町の岩伏山(983m)に登ってきました。この山には今回で7回目、初めて登ったのが1996年12月でその頃はまだ登山道も今ほど整備されていなくてこの道でいいのかな~と思いながら登ったものです。登山口の津島神社の鳥居下のひろばは、登山者用の駐車場ですが前回来た3年前には無かったけれど、ビニールハウスの応用で休憩場が出来ています。そこにはベンチもテーブルも登山地図も無料で用意されています。川口コミュニティーの有志の方8人で管理されているそうで代表の原田さんにはここの所毎回お話をさせていただいています。今回も手作りの木製のメダルの苦労話しを聞かせてもらいました。焼き印は力加減がむずかしく、濃くても薄すぎてもいけなくて何度も試行錯誤で、失敗を重ね成功率が悪いそうです。登山道整備の協力金として1枚100円で、横にある竹筒にいれました。ビーズの飾り無しは50円です。来るたびに写真が増えていきます。津島神社の鳥居をくぐって石段を登ります社殿に参拝して、社殿の左から山へ入ります。登りは青い看板の通り登っていくと、地図の通りに時計の反対周りで山頂へ向かうことになります。私たちは今回は、その反対で時計回りで回ろうかと思っています。獣除けのフェンス鍵を開けて外に出ます。山道から突然、舗装道路へ出ました。茶臼山高原道路です。それを横断して向こうの山に入っていきます。私たちは下山路を登るので、青い矢印看板の向きが反対になるのを確認しながら登ります。道路を渡ったところに帰路口と書かれた看板がありここから登ります。歩きだしてすぐにカップルが下りてきました。逆向きに登るのかと尋ねられ、「いつも向こうから登るのだけど、今日は反対向きに登る」と言ったら下りの斜面は急だから、その方が絶対良いと言われ私たちも前回下山中に、今度は反対側から登ろうと思ったのだと答えました。植林の中、少し勾配がありますがこれは序の口歩きだしで天気がいいので暑くて暑くて・・・炭焼き釜跡この辺りに炭焼き小屋もあったそうです。この後女性三人組も下りて来て今日はたくさんの人が登っています。この辺りから斜面がきつくなり、足を置く幅も狭く緊張します。見上げたら大きな岩が今にも落ちそう・・・これが「はなたれ岩」説明を読んでもいつも何処からはなが垂れているのか・・・わかりません。最近ははなが垂れてないようです。足をフラットに置くこともできないほど狭い道で斜度もついてきてここからが正念場ところどころロープもあります。振り返って写真を撮りましたが、写真ではあまり斜度がわからないね~~名前どおり岩がたくさん出て来て、これは「笠岩」編み笠みたいだからつけられたとは思うのですが次の看板を見たら苦笑します。私は編み笠をかぶった修行僧の感じがするのですが・・・この看板で笑ってしまう。もうすこしジグザグに登ると、名倉カントリーが見えて、その裏の山仏庫裏(ぶくり)が見えます。この後、子どもを含めて7人家族が下りて来て駐車場に停めてあった3台の車の人すべてに出会ってこの山では珍しいことです。登りきったら山頂稜線自然林を少し歩いたら岩伏山山頂(983m)三等三角点があります。南側を見てみたら、大鈴山、鹿島山の向こうにうっすら三ツ瀬 明神山(1016m)ちゃんと看板もあり、わかりやすいですね。信玄の のろし岩(のろし台跡)点名 岩伏四等三角点????三等三角点だと思うのですが・・・南側をむいてゆっくりランチ。するともう登ってこないかと思っていたらカップルが登ってきてのろし岩のあたりでランチしています。お先にとあいさつして登りのルートを反対に下ります。急な所が無く緩やかに下りて、作業小屋に到着だんだん壊れて見る影もありません。岩伏長命の滝滝と言うより岩の間の流れ、と言う方が当たっているかも今日は水量が少ないからで、水量が多いとこんな写真のようなんですね。岩の上に石仏山姥洞窟への看板寄り道をして山姥の洞窟へ行ってみましょう。KIKIは別名ヤマンバ キキという名前でもあるので、ゆかりのあるところです。山姥が住んでいた洞窟奥の岩が崩れて洞窟が狭くなったそうです。原田さんいわく、本当に昔おばあさんが住んでいたそうです。お峰岩お峰さんと言う力持ちの女性が、素手で何も使わず登ったという岩説明看板と写真みたいな絵本当に居そうなほど良く書けてます。岩伏観音渡ってびっくり、真ん中がボロボロで踏み抜きそう・・・登山口に下りてきました。登りのルートの方が緩やかなので、今回の反対の回り方は足に不安があるKIKIみたいに、急斜面を下山に使うのが怖い人にはいいと思います。川口コミュニティーの皆さんのおかげで登山道が整備され、こまめに表示があり、説明看板も整えられ登山者用の駐車場も休憩場もでき、至れり尽くせりのおもてなしの山がここにもありました。
2020.03.27
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《御嶽山・・・大仏山の登り口から望む》15日(日)岐阜県関市の高沢観音から本城山へ、冨野北アルプスと名付けられたご当地アルプスへ行ってきました。岐阜県で一番古いと言われる日龍峯寺 通称 高沢観音の境内では、毎月第三日曜は地元有志たちのお接待があるけれど今月はどうかな?鐘楼多宝塔北條政子の寄進と言われている、国重要文化財いつも右の小屋で、月替わりのちょっとした食事やお菓子がふるまわれ境内のベンチで参拝後の参拝客がいただいているのですが今日はやはり境内はひっそりとしています。コロナウィルス関係の張り紙が張ってあります。美濃の清水寺と言われる、舞台造りの古いお寺以前は名物猫の「マロンちゃん」が案内猫として駐車場から参拝客をここまで誘ってくれたということでも有名なお寺です。そのマロンちゃんもなくなって3年ほどになるとか。参拝後、本堂の右横から山に入っていきます。この山道は高沢古道とも言われ、三十三観音の石仏が道の両脇におかれています。しばらく歩くと高沢山への標識右の方へ鋭角に登っていくと高沢山ですが今日は立ち寄らず進みます。高沢山へはここからが一番近く、以前は境内から登ったことがありましたが少し大回りでした。あちこちの石仏を眺めながら歩いていくと、前方に人の声がしますこの山で人にあうのは珍しく、3人の男女グループが下りてきました。名古屋から来られたそうで、早くも本城山まで行かれたようです。開けた展望地が見えてきました。通路上ですが、南側が開けていて、眺めてお茶を飲んで休憩。南側は関南アルプスの山並み関南アルプスは一番奥の山並みで、少しズームで左端は猿啄城から鉄塔のある明王山、その右に金毘羅山足に優しい落ち葉の道このあたりは緩やかに登って行くのでとても歩きやすい数えたことが無いけれど、三十三観音ということは三十三体あるということかしら・・・大仏山の登山口の手前に北側の展望の良いところがあり御嶽山と乗鞍岳(左の木の枝の向う)3月も半ばで、御嶽山が見られたのはうれしい春霞や花粉やPM2.5で期待はしてなかったのですが、見ることができました。少し歩くと左に大仏山(おおほとけやま)の登山口木の根と朽ちた木階段の名残の杭が残っている斜面を登って行きます。初めて来たときはこんな表示が無くて、本当にこの道でいいのかしら・・・と最初に来たときは踏み跡もほとんどなく、疑いながら登ったものです。小仏山(こぼとけやま)に到着ちょっとしたピークです。最後の登りを登ったら、大仏山の山頂(435m)反射板が二つあり、フェンスで三角点まで行けません以前は中側のフェンスだけでしたので、中にある三角点まで行けて三角点の横でランチ出来たのですが、二重にフェンスが出来てもう入れません恨めしそうに見えてるだけ・・・次の本城山に向かうため、下って行くと三権現のお社があります。以前もここは少し藪だったので、こんなところにおまつりしているのが不思議な感じでしたが、今はしっかり踏み跡があり今日はミカンがお供えされていました。どんどん下って一番下まで下りたら、いよいよ本城山に取り付きます。昨今の城跡ブームのせいか、この山は来るたびに様子が変わっていきます。掘割の説明の標識が新しくなっています。写真ではわかりにくいのですが、掘割の向うに土手があり攻めて来る敵兵が土手を登るのに苦労しているスキに上から槍や石を落として戦うために築かれたそうです。この山はこのあたりでは大きな山城で、その地形を利用して攻めて来る敵に向かうために掘割を作って防御したそうです。向うにこれから向かう本城山の山頂部が見えています。城跡の曲輪(くるわ)があちこちにありまっすぐに山頂に向かって進めません。迂回をさせられますが、昔も攻め手はこのようにあちこち回らされたのでしょうね。やっと以前の登山道に合流本城山の幟まで出来ています。《竪堀(たてぼり)》尾根を下から攻めて登ってくる敵兵が容易に登れないようにするためにわざわざ、山肌を垂直に掘って削って登るのに手こずるようにしたものです。左のう回路を通ります。途中で左と直進の看板があり左へは城の石積みが残っているところがあるそうで帰りに立ち寄ることにして、ここは山頂へ直進あと5段の表示、ここからは急斜面をよじ登りますあと3段雨の後なので山土や木の根が滑りやすく、気を使いながら登りますあと1段のところで広場に出ました。まっすぐは山頂ですが、ここで右へ行くと「井戸」と「石積み」の表示があるのでお腹が空いていますが行って見ましょう。石積みで囲われた井戸に水が溜まっています。そのむこうに石垣跡野面(のづら)積みという積み方ですが、積まれて500年も経っているのに残っていると書かれています。この石積みを土台に曲輪(くるわ)が建てられ攻めて来る敵兵に石を落としたり、弓矢で対抗したといわれます。あと一段の表示のところに戻って登ると山頂が見えて来ましたが右側の木がバッサリ切り取られ風景が変わっています。本城山山頂岩の上に立ってハイポーズでも、骨折してからはこんな程度の岩でもビビっています。岩の向うは絶壁ですから、岩の上に立つとそれなりに怖いのです。本城山山頂423m木の中に仏さまが囲みこまれて入っているとか写真もあるので、すごいですね。仏さまを取り込んでしまった傷口がしっかり残っています。ランチはこの岩の向うで頂いて、もう一度岩に登ってピース山頂直下にも井戸がありますが、これはほんとかな?という感じただの穴みたいですね切り取られた木で作られたベンチもあり来るたびに様子が変わる山です。下山するときに、登る途中で見た看板に案内されて石垣跡を見に行ったら、立派な石垣跡ですその石垣から大仏山が見えています。急斜面に作られた石垣から本城山が険しい山城であったということがわかります。KIKIが立っている下は絶壁ほんとうにすごい山城だとわかります。NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の舞台になった美濃は城跡ブームだそうで、だからこの本城山もどんどん調査されて来るたびに変わっていくのですね。大仏山直下の三権現に戻って来て、おまいりをして朝、帰りに時間があれば行こうと思った展望台へ立ち寄って日龍峯寺の境内全体を見下ろして本日の締めとしました。今日は思いがけず、城跡めぐりも楽しめお接待は無かったけれど満足の山行きでした。毎月第三日曜はお接待があるから、それを楽しみに参拝される方も多くまさかコロナウィルスのせいでそれも無くなったなんて思いもよらず皆さんおまいりに来て驚いたことでしょう。
2020.03.17
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7日(日)各務原権現山へ4年ぶりに登ってきました。この山には今回で9回目、ほとんど冬に登っています。初めて登ったのが2005年1月で、平成14年(2002年)4月の山火事の後で山の木は燃えてはげ山でした。登山道の両脇には真黒に炭化した木が立ち枯れ何年も煙の臭いがする中を登ったものです。木が無いから下界が見えて、木陰も無く冬でも天気が良い日は日差しが強く太陽に照り付けられながら登り、冬は風が強いと隠れるところも無く吹きさらされる山、という印象の強い山でした。前回登ったのが2016年で4年ぶりに登ったのですがファミリーが多く、特に小学生の子供連れが多くコロナウィルスの流行で学校が休校となり、家で過ごすしか無く運動不足になるし、人が集まる繁華街には連れて行けず、親たちは困ってアウトドアに連れ出すことにしたようでそんなことで、にわか登山ブームとなったようです。登山口の伊吹の滝不動の駐車場は満車で、道路脇に停めている車列に並んで停めて出発します。伊吹の滝不動これは下山後に写したものです。登る前に写したものは人だらけでした。龍の口から出る水の向うに小さな伊吹の滝が落ちています。今までこの山でこれほどの人が登ったのを見たことが無いほど、列をなして登ります。我らは登るのが遅かったので、下山する人も多く挨拶ばかりしながら登ります。この山は各務原アルプスの西端の山です。暖かい登山道、すぐに汗ばんで上着を腕まくりしながら階段状の登山道を登ります。ジグザグの登山道の一番最後には分岐表示があり、我らは右へ行きますが以前に一度、帰りに左の六所神社の方へ下ったことがありました。稜線は木が生い茂り、以前の展望の良い稜線歩きでは無くなっています。山火事ではげ山になって、18年でここまで回復してきました。自然の力強さを感じます。北山休憩舎から下界を眺め、一服します。ズームで見ると南に、各務原自衛隊基地の飛行場が見え、その向うに名古屋のビル群左の木の間から雪山が見え、能郷白山です。展望の良い岩場で鐘を叩きました。この鐘はいつからぶら下がっているのか・・・岩場から少しズームで岐阜城金華山の後ろは伊吹山、岐阜城もはっきりわかります。権現山の稜線続きの西に、北山のピークがありますが、その稜線の向うに能郷白山が見えています。なんとか山頂のあずまやの屋根が見え(左の矢印)、その右に鳥居(右の矢印)以前ははげ山だから、山頂のあずま屋も鳥居も見えていたのに木が大きくなって見にくくなりました。いよいよ、最後の登りです。山頂の多度神社の鳥居に向かって一直線に石段が続きます。以前は石段の両脇の木も背が低く鳥居も下から見えました。参考までに以前(2005年1月22日)のここの写真を探しました。「蘇原中学校 権現山蘇生大作戦」の看板は傷んでいますが同じものですね。木の生長がわかります。山頂の鳥居も2005年の頃は見えていました。一気に登れないから休み休み・・・権現山山頂(317m)の多度神社とあずまやあずまやにはファミリーがいっぱい(ついついの癖で、写真はたくさんの人を写してはいません)2005年の山頂のあずま屋の写真ちょうど建築中です。m)多度神社の後ろ、北側に芥見権現山(岐阜権現山)その両側に雪山が見えます。左が能郷白山、右のチラリと見えているのが白山この写真は2005年に、隣の芥見権現山まで足を延ばした時の芥見権現山の斜面です。各務原権現山の稜線づたいに北山のピークへ行ってそこから急斜面を下り、各務原権現山と芥見権現山との鞍部から芥見権現山への取り付きの急斜面を登って行くのです。芥見権現山の斜面は山火事で木が燃えて岩が露出してほとんど何もない枯れ木だけの斜面でした。この時は、芥見権現山の山頂で昼ご飯を頂いたのです。15年も前なので元気いっぱいの頃でした。高賀三山の左の蕪山の左肩から白山が頭をのぞかせています。御嶽山(右)と乗鞍岳今日は霞んでいてぼんやりです。さらに写真には写せませんが、笠置山と恵那山が肉眼では見えています。お昼ご飯は南側を見ながらベンチで頂いて次は稜線を北山のピークへ向かいます。北山への稜線は木が茂っていますが、風が強いせいか背はあまり高くなっていません。道の真正面は百々ヶ峰、その左に金華山岐阜城、右は能郷白山北山のピークには以前無かったベンチや、「ようこそ北山へ」ののぼりがあります。北山から各務原アルプスの山並み隣には先ほどまで居た、各務原権現山の山頂部この先西南の方へ道は、諏訪山団地へと続いていますが、我らはここから引き返します。その先のルートはとても興味があるので、いつか歩いてみたいと思っています。権現山へ戻り、同じ道を下ります。車はすっかり減っていますが、我らが下山中もドンドンンぼって来る人が後を絶たずコロナウィルスのおかげで山は大賑わいでした。山ではマスクも要らないし、新鮮な空気で太陽を浴び家で引きこもっているより健康的ですよね。山頂のファミリーのお父さんはポツンと「来週はどこの山へ行こうかな・・・いつまでこんなことが続くんだろう・・・」とつぶやいていました。今回の病気の流行から、はからずも若い登山者が増えて年配者の多い登山者の若返りの一役になるかもしれません。
2020.03.08
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3月1日(日)今回は川辺町の下麻生から飛騨川を渡った対岸の下吉田の権現山(地元では御嶽山)に登ってきました。昨年末、同じ下麻生の里山巡りで遠見山や赤坂山~大谷山に登ったのですが権現山はまだ登っていませんでした。《橋の途中から飛騨川の流れ》公民館の駐車場に車を停めさせて頂き飛騨川を渡り、のどかな集落の間を歩いてゆきます。するとすぐに民家の男性に声をかけられ、気を付けてねと言われさらに車に乗った男性が下りて来て何処に行くのかと尋ねられるので、権現山だと答えたらその山の登山道を整備している地元の人でした。その先で、庭先で草むしりの女性にも、「こんにちは、今日は暖かいね」とあいさつされとても気持ち良く歩いてゆきます。 目的の権現山が目の前に見えています「村社 星神社」の石碑で左に曲がり振り返ったら、遠見山の凄い岩の崖が見えています。立派な星神社の参道の看板に権現山登山口の案内の字もあり登山者を暖かく出迎えてくれているようです。「この石段は何十段あるやろな 数えてみてちょうよ」という看板につられて数えましょう~~綺麗に整えられた川石の石段です。石の高さがちょうどよくて、歩きやすく助かります。数えながら歩いています。石の鳥居が出てきました、平成4年に建立されたものだそうです。星神社と扁額がありますが、「星」でも「皇」でもありません変わった星という字ですね最後の鳥居の字も星の字がKIKIには気になります。石段は563段ありました。思った以上にたくさんの石段ですが、歩きにくくはありませんでした。立派な広い境内で、車がたくさん停まっています。(車でここまで来れるの??)沢山の車の理由が後でわかりました。おまいりをして神社の右奥から虚空蔵菩薩堂に向かいます。《虚空蔵菩薩堂》横の石碑に謂れがかかれています。KIKIの守り本尊は虚空蔵菩薩様なのでとても親近感があります。今日は偶然にも虚空蔵菩薩堂の祭礼の日でした。祭礼の準備をしていた地元の関係者の方と色々お話をしていたら山の帰りには「餅投げ」に参加してと誘っていただきました。川辺町でよく見られるという、ツクバネを教えてもらい皆さんの温かいお誘いに、心がウキウキしながら山に向かいます。会う人会う人にやさしく声をかけてもらうなんて・・・今までになかったわ。虚空蔵菩薩堂を少し下って広場に到着。(どなたかの記録では桜広場となっていました)右の斜面の木が切とられた尾根の取り付きを登っていきます。途中で振り返ったら、飛騨川の向こうの下麻生の遠見山(崖の山)アンテナの向こうの山は納古山この辺りでは一番高く、隣の七宗町から登る山です。人気のある山で特にアカヤシオが満開のころよく登ります。今日も良い天気なのでたくさんの人が登っているかも・・・やっぱりたくさん山頂にいますね!!ズームで納古山の山頂の人までわかりますね。西に目を向けたら、みのかも健康の森の「高木山」と「富士山」が見えてその左後ろにはぼんやりですが伊吹山も見えています。やはり今年は雪が少なく、山肌が見えていますね。足元に一つだけ、ショウジョウバカマが咲いています。登山道の真ん中で踏まれそう・・・というよりすでに葉っぱが踏まれています。緩やかに登っていくとこの先、300メートルの表示があるあたりから急登になりジグザグに登っていく途中で、また下界をながめ何やら標識が・・・う~ん、なにか違うんだね右へ→の第一展望台と書いていますが何が引っかかるのか右の斜面から下界が見えていい景色です。第一展望台KIKIの引っ掛かりは・・・さらに進み何やら見えてきました。いよいよ山頂です。権現山(御嶽山)山頂(396.8m)御嶽神社がまつられている山頂は、思ったよりも広く先客の一組の男女が入れ違いに下りて行かれました。三等三角点「ここがてっぺんやに こしかけにすわって いっぷくしてひとやすみしてくりゃあなんちゅうへたくそなじやな 」と吉田言葉で書かれています。なんだか フッと笑顔になりますねその言葉通り、木のいすに腰かけてバンザイ山頂から少し尾根を西の方へ下ったら、第二展望台です。川辺町下麻生の町と飛騨川の流れを見ながらここでランチタイム(展望台の文字は気にしない・・・といいながら気にしてる)お昼ごはんの後はまた山頂に戻ります。御嶽神社をまつっているので、飛騨の御嶽山と同じように「覚○霊神」と彫られた石碑がたくさんあります。御嶽神社の後ろに少し下ると「夫婦岩」があるそうなので行ってみましょう。しめ縄で結ばれた夫婦岩一応 記念写真、夫婦岩にひとりで立つ御嶽神社におまいりをして最後にもう一度権現山山頂を振り返って下ります。帰路も同じように切り開かれた展望地で。桜広場と虚空蔵菩薩堂の間の道は車でいっぱいです。虚空蔵菩薩堂に着いて時計を見たら3時10分前どうやら3時に行われる餅投げに間に合ったようです。また餅投げ参加を勧められましたがよそ者だからと丁寧にお断りして、撮影の許可をいただいて餅投げの様子です。動画で撮影しましたが、それの方がうまくとれていました。最後に紅白のお餅をいただきました。通りすがりの私たちにも餅投げの参加を勧めてくれたり道路では気軽に声をかけてくれ、朝出会った登山道の整備の方には、虚空蔵菩薩堂の餅投げの後再び出会って境内でお話をして展望台の字の話で大盛り上がりでした。ブログに書いて宣伝して下さいと、どんどんこの山に来てくださいと言われ、本当に川辺町の人の温かさを感じた一日でした。今までいろいろな山に登っていますがこの山では、地元のどの人も温かくむかえて下さりこれからもずーっと、ほのぼのと思いだされる良い山行きでした。「川辺町良いとこ一度はおいで」
2020.03.04
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本当の日記ならこんな書き方をしないけれどここのところ、日記の更新が滞っていました。山には行っていたのですが、下界では用事が多くてなかなかパソコンの前に座っていられませんでした。地区の役をまた一つ引き受けてしまって、その上、キッチンのリフォームを急にすることになって見積やら下調べやら・・・女性にはそれも結構楽しいことですがおかげでなかなかブログに取り掛かることが出来ませんでした。その間、15日に天下峯、20日に物見山、23日小牧アルプスに登ってはいたのです。毎年登っている低山なの、目新しいところでは無いので23日(日)の小牧アルプスを更新します。小牧アルプスは各地にある低山のご当地アルプスで西端から東端まで縦走すればそれなりに楽しめるので冬はここ毎年歩いています。最近は児の森(ちごのもり)の駐車場に停めて歩くのが多く今回も駐車場にやって来たら、一部に工事のフェンスで囲いがしてあります。しかし白山社へは登れるようにしてあり登って行くと途中で左の木を切り払ってモノレールの軌道が出来ています。看板には鉄塔新設作業と書いてあり、どこかに鉄塔が出来るのでしょうね。白山社の近くまでレールが出来ています。御嶽神社後ろの木の間から以前は見えていた御嶽山が見えません。白山社に到着前は名古屋の方向が開けて良い展望地ですが、今日は少しガスっています。遠く右向うのなごやのビル群がぼんやりですね。これからは黄砂や、PM2.5や春霞ですっきりと見える日は少ないでしょう。今日は久しぶりに白山社のピークより西の徹当山へ行って見ようと、どんどん急坂を下って行きました。途中でロープもついているほどの急下りで、帰りは結構きつい急登でした。しかし行けども行けども、なんだか景色が変わっていて右の山が切り開かれてすごい広場になっているし徹当山へ取り付く道も無いので、結局スゴスゴと白山社まで戻ることに・・・戻る途中で植林の中にショウジョウバカマの蕾が膨らんでもう春ですね~結局、白山社から車まで戻って風が強く、めちゃ寒いので車の中でお昼ご飯を頂いて天川山に向けて再出発です。日当たりの良い道端はオオイヌノフグリが満開この花を見たら春だな~~と思います。風の吹きつける林道を少し歩いたら、突き当りに工事の柵があり横に仮歩道の看板があって山には入れるようになっています。今日は西山の手前には、鉄塔用に切り開かれた広場が出来ています。景色が変わっていてだんだん自然が無くなっていくのが寂しい。青空広場の向こうの通路には本堂ヶ峰の表示があります。県有林のフェンス沿いの急登を登ったら天川山(282m)しかしここの3つの表示の山の高さがすべてバラバラいつも登るたびに不思議の思うのです。山頂の少し先の北側からは入鹿池と尾張富士がみえて今日は天気が良いから、砕石場のコバルトブルーの池の水の色もきれいです。さらに進むとまたまたモノレールの軌道があって東天川山の手前まで続いています。そのために木が切られ景色が変わっています。切り開かれたところから天川山のピークが見えています。さらに少し登ったら東天川山(281m)そしてその先に東山(273m)どんどん東に進んでアンテナが見えて来ました。アンテナの後ろの山が安手奈山です。(たぶんアンテナの当て字でつけた山ですね)いったん下って林道を横切って再び山に入って登ったら目印の大木があり、木の横に積まれた石がどんどん高くなっているのが面白いです。アンテナの敷地の手前の擁壁を登るのに苦労していましたがどなたかがアルミの脚立を延ばして梯子にしてくれたので楽に登れますが、立て掛けているだけで不安定なので下りはとても怖いのです。アンテナの右後ろの山に三角点帰路は安手奈山直下の林道を歩いて、本堂ヶ峰の手前から外周の遊歩道を歩いて戻りました。林道の途中で、稚児神社へ下るところには工事現場のプレハブ小屋もありモノレールがカバーを掛けられ停まっています。機材の搬入や、作業員の運搬に使われるのでしょうね。作業は今年の12月までとなっていましたがモノレールの軌道のために切り開かれた山肌が元に戻るのは何年もかかるのでしょうね。
2020.02.27
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9日(日)瀬戸の岩屋堂から岩巣山へ行っていきました。岩巣山は初めて登ったのが1997年で、今回で4回目です。一度だけ白岩の方から登っていますが他は全て岩屋堂から登っています。岩屋堂は「愛知高原 国定公園」で旅館や土産物やなどがあり紅葉の時期は大変な混みようですがこの時期は登山客ぐらいしか居ません。駐車場から川沿いを歩いて5分ほどで岩屋堂に到着。右の道を歩くと旅館や土産物屋へ行きますがKIKIのいる左の道は岩屋堂へ行きます。大きな岩の積み重なった下に祠があります。725年 行基上人がこの岩屋にこもり3体の仏像を彫って、その内の薬師瑠璃光如来を本尊としてお祭りしているそうで、目と耳の病気に効くということで信仰されています。(と書かれています)中を覗いて入ってみましょうおまいりします。左側へ出て見上げたら岩の割れ目を、すごい鎖やかすがいで補強されています。暁明の滝赤い鳥居をくぐって、途中から右の道を登って行く東海自然歩道の看板しかし、その下に張り紙があり滑落に注意と書いています。今回で4回も来ているのに、山頂だけ記憶があり途中は全く記憶がありません。そんな危険なところがあったかな?・・・名前どおり、岩がいっぱいの登山道を登って行く岩と岩の間を登って行く確かに傾斜がすごいところがあり、登りは良いけど下りは注意しないと・・・「東海自然歩道」という、「歩道」の感覚で来てはびっくりします。歩道ではありませんね。以前は無かったけれど、鎖が付けられた大岩の壁です。展望台に到着たくさんの人が来ていました。観光だけの人はここで戻ります。名古屋全体が見渡せます。今日も良い天気ですが、西の方は雲が多いです。雲が多いので、鈴鹿や伊吹山ははっきりしません。我らは岩巣山山頂へ向かいます。気持ちの良い自然林植林が無いのがKIKIにはうれしい~~登って行くつもりが、どんどん下ります。一番下まで下ったら、沢沿いを歩きます。「喫煙所」なんて言葉があるのは、東海自然歩道だからですね。沢を二回渡っていよいよ登りになります。かなり下ったので、どんどん登らないといけません。またまた大岩がゴロゴロしています。右の道から登って来て、ここが先ほどの看板に書いていた「喫煙所」ですね。山頂へ行く前に、鋭角に左の道を登って行くと「元岩巣」です。岩と白砂まるで鈴鹿みたいな地質のピークです。木の間からかろうじて御嶽山が見えています。今日も御嶽が見られた~~とテンションが上がります。西の方面は名古屋少しズームで名古屋駅前伊吹山雪を被っています。昔、伊吹スキー場でスキーをやったことがありますが今はスキー場は無いのですね。元岩巣から後ろ(北の方)には三国山がありますが三国山の山頂のアンテナ群が見えるだけです。元岩巣で一応証拠写真ちょうどお昼なので、ここでランチを頂いて山頂へ向かいます。定光寺まで14Km 5:30 と標識に書いています。(今からここから、定光寺まで行くとなると夜になりますね。)この分岐をまっすぐ行くと白岩岩巣山へは左へ溝状のザレの道を下ってザレの道を登ったり途中から右に御嶽山が見えています。岩巣山山頂(481m)三等三角点木に囲まれて展望はあまり良くありません。今日は寒いので頭からすっぽりマフラーを被っていますが登ったり下ったりするときは暑くて・・・脱いだり被ったり・・・忙しい。山頂から少し東へ行くと岩だらけの展望地があります。山頂とここだけは記憶があります。そこから先ほどランチした元岩巣のピークが見えますが以前より周りの木が大きくなって、岩だらけの展望地は感じが変わりました。ズームで元岩巣のピークここで、単独の女性としばらく話をして下山しましょう。瀬戸大滝との分岐まで下りて来てあとは展望台まで少しです。展望台で少し展望を楽しんであとは一気に下ります。途中から観光だけの人が、意外にたくさん登って来てびっくり夕方だから森の中は早く暗くなりますから「気を付けてね」と、声を掛け下りて来ました。久しぶりの岩屋堂が時期的なこともありますが人々の嗜好の変化と、観光地の風化を感じるのは私だけでしょうか・・・
2020.02.12
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2日(日)春日井市の春日井三山の一つ弥勒山でヤマガラと遊んできました。昨年同じ頃に登った時に、山頂でクルミを持って来てヤマガラに与えて遊んでいた来ていた親子さんからクルミを頂いてヤマガラやシジュウカラとしばらく遊んでいました。今年は初めからクルミを用意して向かいます。駐車場から山に入って、しばらく林道を歩いて登山口の手前の休憩舎から築水池とその向こうに春日井市や小牧市の街が見えます。はるか遠くの右に名古屋駅前のビル群が見えています。赤い↑の上に名古屋城が見えました。今まで何度もここからの展望を楽しみましたが、名古屋城を確認したのは初めてです。大きな双眼鏡を持って来て眺めている人が教えてくれました。私のコンパクトデジカメの望遠で何とか写せました。林道の右の山に入っていきます。いくつかある登山口の中で、ここからが一番早くて楽だと思います。林道の広くなったところから登ります。あと少しで稜線に到着右へ緩やかな稜線を少し歩いたら山頂です。思った通りたくさんの人でにぎわっています。東屋の方から写しています。弥勒山山頂(437m)の山名板と二等三角点からできるだけ人を入れないで、東屋方面を写しました。御嶽山と乗鞍岳がくっきりと浮かび上がっています。今日は予想以上に綺麗です。中央アルプスもズラーっと並んでいます。更に右端に恵那山も見えています。さすがに恵那山は今年は雪が少ない中央アルプスに目を戻して左から木曽駒ケ岳、中岳、宝剣岳、大きな三ノ沢岳そしていよいよヤマガラにクルミを食べてもらいましょう。自分のくちばしより大きいクルミをくわえています。一瞬の出来事ですからシャッターチャンスはなかなかありません。ピントがあった良い写真は撮れません。手に乗ってくれてピントがあったのはこれ一枚でした。自分の左手にクルミを載せて、右の手でカメラをもって写したものです。山頂の一段下に弥勒菩薩様をおまつりした小さな祠いつもお花やお茶、お水が供えられています。ヤマガラがお水を飲みに来ました。小鳥大好きなKIKIはテンションが上がります。いつまでも見て居たい・・・KIKIの置いたクルミをくわえてカメラ目線のヤマガラちゃんヤマガラは元来ひとなつっこいのですが、ここの小鳥は昔から餌付けされているそうでとてもよく馴れています。だから手からクルミやピーナツをもらうのですね。ほかの皆さんも、ピーナツは塩を洗い落として干してから持ってくるそうです。今日はシジュウカラの姿がみえません。シジュウカラの方がヤマガラより警戒心が強いようです。山頂の東屋から南林道の東屋からの展望とほとんど変わりませんが、高くなった分広く見渡せます。白山と別山今日は三ノ峰まで見えています。中央アルプスの空木岳や南駒ケ岳お昼ごはんは山頂ではなく、林道まで下りてから食べることにします。林道の東屋の近くでランチをして下りかけたら目の前の山の上に・・・ズームで写真を写したら、山頂の東屋でした。林道から山頂が見えていたんですね~~~今まで知らなかった。下に下りて、多目的広場の横から築水池までやってきてここで食後の飲み物をゆっくりいただきます。今日は良い天気で風も無くあたたかくて最高のアウトドア日和です。築水池と弥勒山と大谷山(右)真っ青な空の色を写して、池も真っ青しかしここにいるはずの水鳥が一羽もいません何処に行ったのかな・・・弥勒山の山頂の東屋をズームで写してみたらまだ登山客がいます。次は西高森山に向かいます。大きなシダ(ウラジロ)が生い茂ってまるでジュラ紀か白亜紀のようです。恐竜が出てきそうな道を登っていく西高森山山頂(214.7m)の東屋ここは午前中はたくさんの人が来ていますが、午後は貸切で誰もいません。右端にかろうじて小牧アルプスの山並みが見えました。南東に東山スカイタワーがシルエットのように見えています。これはかなりのズームで写したもの小屋の裏に四等三角点があります。先ほどの築水池に戻ってきて、もう一度弥勒山を眺めて居たら山の中腹に何やら・・・ズームで見たら林道にある東屋でした。今日は今まで見たとこのないものをたくさん見ました。名古屋城や、東山タワーや林道沿いの東屋や、林道から山頂の東屋など・・・何時も登っている同じ山でも、新しい発見があるのですね。
2020.02.04
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