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18日(月)三連休の最後の日、長野県南木曾町の田立の滝に行ってきました。初めて行ったのが2001年、2回目は2014年、1回目と2回目は夕森天然公園まで行って周回したけれど3回目の2020年8月は滝巡りの後、対岸の不動岩まで登って戻って来たという、だんだん以前のような体力と気力がなくなって情けない山行きになっています。今回も、滝巡りして不動岩まで登って、ランチして帰ろうと出かけたのにあらかじめ調べて行かなかったので登山道崩壊のため螺旋滝から先は通行止めという看板がありました。せっかく来たから螺旋滝まで行って帰ろうということで歩きます。螺旋滝は、いくつかある滝の一番最初の滝だから滝巡りじゃなく螺旋滝だけ行くという感じですがそこに行くだけでも40~60分かかるので、充分山歩きはできます。看板が螺旋滝より先は通行止めと書いています。ツリフネソウ鐘を鳴らしてスタート気持ちの良い自然林このあたりは散歩の人でもOK大きな木も残っていますこの森は木曽五木の森です。木曽五木はわかりますか❓ヒノキ、サワラ、アスナロ、ネズコ(クロベ)、コウヤマキコウヤマキ以外はヒノキ科の木です。大きな穴のあいた木腐ってぼろぼろの木橋踏み抜かないようを気を使います。ヒキオコシ「石の上にも三百年」の看板に目をとめて看板に書いている通り、川の方に下りてみましょう川の方から見たら、確かに5本生えています。よくぞ、石の上のわずかな土や枯葉の上で成長したものです。岩の隙間に根を生やして生き延びたのでしょうね。生命力を感じます。しし岩二番目の鐘これもカンカン鳴らして、進みます。最近熊が出たそうですから。この看板で、モミとツガの区別を習得しようとモミの葉っぱと、ツガの葉っぱを探しながら歩きます。モミの葉っぱ確かに葉先が二つでとんがっています。ツガの葉っぱ二つに分かれていません。こんなことをしながら歩きます。けやきち君ケヤキの大木、樹齢350年以上たっているそうです。水場チョロチョロの水しか出ていません。大きな倒木が落ちてきて、橋の欄干が傾いています。すごい衝撃だったんですね。サワラ大師サワラの大木です。通り過ぎて振り返って見ました。登山道に巨木がたくさんあります。穴が二つの木直径50センチ以上もある倒木の上で成長した木その木の直径も4センチくらいあるので、倒木がいかに大きな木だったか・・・この後、登山道にマムシがのんびりと日向ぼっこ3~4mほど離れたところから枯れ木を投げてどいてもらおうとしますが、木が当たっても全く動こうとしません。枯れ木を探して少し戻り、10本以上の枯れ木を投げてやっと動くも、何度も止まっているので、右の崖下まで動いてもらうまで何度も枯れ木を投げて追い払います。あのずぶとさは、さすがマムシです。マムシは自分が強いとわかっているので逃げません。近くでは怖いので、遠くから追い払うしかできません。追い払って大急ぎで通過します。看板が無いけど、ものすごく大きな木たぶんヒノキです。ひのきイチロー大きなこぶのあるひのき私がスリムに見えるほど大きな木三つ目の鐘をたたいて。ひのきは木曽五木の代表で、この木は樹齢4百年ぐらいだそうです。「まきチャン」コウヤマキです。木曽五木の一つです。もうすぐ不動岩の展望地です。天河滝の看板も出てきました。不動岩対岸の山の上に大きな岩が見えています。本当はあそこまで行って、そこでランチして帰ってくる予定だったのに。山の縁をところどころ橋がつけられているので通れますが、その橋も朽ちて橋を歩かず、山側の笹の根元を歩きます。綺麗な橋に修復されている橋もあります。このようにアルミのメッシュで修復されているのが一番新しい橋です。山腹の崖に付けられた橋が無ければ通れませんねツガの巨木「つがえもん」と名前がついてます。螺旋滝はここからどんどん下ります。この先はテープで通行止め木橋が壊れています。螺旋滝に向かうため、すごい急斜面を下りていきます。反対に帰りはものすごい急登りですね。ここでランチタイムですが、水平に座れるところが無くかろうじて何とか座ってお昼ご飯を頂いて。滝を見に行こうとしますが、滝つぼまでいけません。下まで行けないけれど、何とか滝全体が写せるところを発見今日はこの滝一つで終わりです。滝巡りじゃなく、螺旋滝だけでしたが木曽五木を見たり(アスナロだけは見ませんでした)ツガとモミの区別も覚えたし、次は木曽五木のヒノキとサワラとネズコの違いを紹介します。ヒノキ(表)裏は気孔の模様がYの字のようですサワラ(表)ヒノキより葉が柔らかく小さい裏の気孔の模様が蝶のようネズコ(クロベ)の表裏の気孔の模様がほとんど目立たず、裏表がわかりにくいアスナロ今回はアスナロの木がわかりませんでしたのでサンプルが無しです。しかしアスナロの裏の気孔の模様が、すごく特徴的で漢字の「小」みたいですので実際に見たらわかるかと思います。今回は滝巡りが出来なかった代わりに葉っぱで遊んでみました。
2023.09.20
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10日(日)岐阜県恵那市の笠置山へ、またまた行ってきました。前回は今年の7月2日で、今回は今年になって2回目です。 この間下山中に気になったルートがあったので今回はそのルートを通ることにしました。病み上がりの相棒のために、簡単な山にする必要があったから再び笠置山にしたのです。 相棒は今年の夏になって、帯状疱疹に罹ったら今度はコロナに感染したのです。別の友人も、帯状疱疹後コロナに感染したので、たぶん免疫力が落ちたから感染したのかと思いますが私だけ元気なのはうれしいですが、この夏はずっと友人と相棒の回復を待ってばかりです。望郷の森キャンプ場の駐車場から、今回は舗装された林道を歩きます。前回より停まっている車が多いので、たくさん登っているのかと思ったけどキャンプに来ている人の車でした。天気予報より良い天気で、サンバイザーの上から帽子をかぶらないと頭が暑くて暑くて・・・クルマバナ40分くらい歩いたら、一番上の駐車場に到着前回は駐車場から山の中の登山道を登ったのですが風が無く展望も無く、階段ばかりで暑くて暑くて・・・だから今回はあえて林道を歩きました。歩いたところを赤線にして赤花のゲンノショウコキンミズヒキ登山道との合流点3台分くらいしかスペースのない一番上の駐車場の近くにはあずまやと物見岩があり、少し5~6分下って富士見岩もありますが今回は物見岩だけいきましょうあずまやの向こうに物見岩斜めになった物見岩の上に乗ります。下に恵那の町が見えていますが、残念ながら恵那山は雲の中緩やかな尾根の登り、この道はとても感じが良く好きです。笠置山山頂(1128m)の笠置神社神社の裏の方に行けば、ヒカリゴケの洞窟がありますが今回はそこにも行かず、展望台の方に行ってランチです。この山は至る所に大きな岩がゴロゴロ、ニョキニョキ展望台梯子もところどころ腐って、踏み抜きそうな展望台を登ってみたけど今日は雲が多くて、山座同定できません。当初はこの展望台の上でランチしようと思っていましたが丸太がボロボロで、どうにも落ち着かず結局、地面でランチです。食後は、はじめての散策道で下山します。大きな岩がたくさんこれも四角い大きな岩どんどん下って、途中で岩だらけで踏み跡がかすかになってどこに出るのか少し心配になったら看板にあった大山桜に到着これでルートを外していないと安心しました。言葉は「散策道」ですが、急下りや苔の岩などで気を使います。とても散策とは言えません。苔の付いた岩々亀天水神これも看板に書いてあったので、ルートを外してないとホッとします。亀には見えない亀石奥に何か祀っています。暗くてわかりにくいこれで分かりますねお参りして、写真を撮らせてもらいます。横から見たら亀石は、なんだか亀の頭部のような気もします。さらに下ったら、意外にりっぱな瞑想小屋その奥に、展望台この展望台は床がしっかりしています。中野方の集落段々畑がきれいです。ズームで、中野方ダム瞑想小屋の中も広くて、立派どんな感じなのか期待しますが岩と岩の狭い通路で、くぐるわけではありませんしかし、下の穴ならくぐります。30段くらいの階段この手前から遠くで雷が鳴りだし、天気予報通り雨が降ってくるかもしれない。登り切ったら、別の階段の途中に出て、正面に、我らが車を停めた駐車場と管理棟の案内があります。しかし、「タル岩」に行きたいのですが「タル岩」の案内は有りません。なんとなく一か八か、表示と反対に階段を下ります。予想通り、「タル岩」巨大夫婦岩の看板がありました。高さ58mの巨大岩の「上タル岩」の上から下界が見えます。中野方の集落「上タル岩」の横をどんどん下り登り返しが嫌になるほど下って「上タル岩」と「下タル岩」の間を通って、さきほどの「上タル岩」に戻る周回道を通ります。上タル岩の一番下の鞍部に到着「上タル岩」は高さ58mの巨大岩なので、約60m下ったわけです。「上タル岩」と「下タル岩」の間を通ります。今度は、右に「下タル岩」を見ながら階段を登ります。「下タル岩」は30mの高さの巨大岩反対側から見たら斜めになっています。下タル岩と上タル岩で夫婦岩です。二番目のくぐり岩これはほんとにくぐり岩しかしくぐって最後に岩をよじ登るのが出来ず結局くぐらず回り道して「上タル岩」の横に戻ってきました岩の割れ目から成長した大きな木から、岩の大きさがわかります。朝、歩いた林道が目の前に出て来て周回は終わり林道を下って駐車場に戻る途中で、雷と共にパラパラ雨が降ってきて車に着いたらすごい雨!!KIKI一発でした。今日は5回目の笠置山でしたが、気になっていた新ルートで周回でき巨大なタル岩も見たのですが、心残りが一つあります。もう一つ、ピラミッドストーンというペトログラフの岩があるはずですがそれを見つけられなかったのが心残りです。宿題が残ったので、また行かなくてはなりません。初めて登った時に、簡単に登れてしまってつまらないと思った山でしたが登るたびに、色々と見どころのある面白い山だと再発見しました。
2023.09.15
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27日(日)少し遅いとは思ったが、咲き残りのサギソウを見るため山岡町から登る屏風山のすそ野にある、黒の田東湿地へ行きました。その前に、前々から気になっていた山城の小里城跡に登って蝉時雨の中、つわもの共の夢の後の城跡の予想以上のすばらしさに汗びっしょりになっても登る価値があったと大満足。そしてサギソウも残っていたら万々歳ですね~~登り口のある県道は、いつも屏風山に登るときに通っていました。ある日走っているとなんとなく登り旗があるので、ゆっくり走って見たら、登り口の看板と小里城跡と書いています。帰宅して調べたら、織田方の城があったということでこの地方は、お城がたくさんあるので、いつか行って見ようと思っていました。入口に丁寧な看板が登り始めてすぐに、登山道の正面に立派な石積みが残っています。今まで色々な城跡に行っていますが、石積みがしっかり残っているのはまれで石積みが少し残っているだけの所が多くこの小里城はなかなかの物だと、期待できます。さらに、東砦跡との分岐にも石積みがしっかり残り城主の御殿があったところも広々としていかにもお屋敷が建てられそうです。城山の縄張り図が、とても分かりやすく説明板もたくさんあって、しっかり楽しめます。城好きにはたまりませんね~重要なところにはしっかり説明板が植林の中を進みますが、道は歩きやすいのですが風が無くめちゃくちゃ蒸し暑くて、吹き出る汗との闘いです。あまり手入れがされてない植林で、自然林が混じってきました。鉄塔巡視路でもあるので、登山道はしっかりしています。下を振り返って途中で小里の集落が見える所この後から少し急こう配になり大手曲輪あとからは、気合を入れて登らないと・・・こう配は急になり、足元も注意しないといけません。ロープも付いていて、向うは崖になっています。登り切ったら二の曲輪あとさらに、足場の悪い急斜面を登ると、あずまやが見えてきました。あずまやの向こうは、意外に広い山頂で立派な石垣があり天守があった広場です。自然の巨岩を利用した枡形の天守台です。説明板もあり人工的に巨岩を割ろうとしたのがわかる石が転がっています。自然の巨岩を利用した石積みこの小里城は元和9年(1623年)にお家を継ぐべき嗣子がいないために、お家断絶となって400年もの間そのまま風雪にさらされたと書かれています。天守の枡形は半地下構造になっていて、安土桃山城のモデルになったようです。天守台の石垣は後年修復されたもののようです。天守のあとには城山神社が建てられています。あずまやは下界の小里の里が見える所に建てられています。下山する前にもう一度振り返って小里城跡を見てみましょうこのあとは、黒の田東湿地に移動して笹平の公民館の駐車場でランチタイム。その後登山口まで集落の道をのんびりと歩きましたが天気が良くて、暑くて暑くて・・・ツリガネニンジン田んぼの畔にたくさん咲いています。キンミズヒキヘクソカズラキツネノマゴアキノタムラソウセンニンソウカエル岩巨大なカエルとにらめっこです。ずーっと、植林の伐採工事が続いていますが幸い日曜は、工事が休みなので歩けます。(平日はこのルートの通行止めがいつまで続くのでしょう)馬頭観音さま元気に登れることを感謝してお祈りします。ヤマジノホトトギスもう、秋ですね百曲がりルートとの合流点から下界が見えています。ヤマジノホトトギスですがこれほどきれいな色のは見たことがありません。この先で月山の方面へ進みます。月山を登り切って、なだらかな山頂稜線を進むと月山山頂(794m)794mは屏風山の山頂と同じ高さです。御嶽神社をお祀りしています。この後、単独の男性が登ってきてすれ違い結局我らが一番最後でした。黒の田東湿地シラタマホシクサが、粉を蒔いたように・・・こんな時間だから誰もいません。最近はこの湿地も有名になってたくさんの登山者が来るようになりました。シラタマホシクサが、満開ならサギソウはやはり遅かったかな~~まるで金平糖ですね静かな静かな湿地でゆっくり探しましょうサワギキョウシラタマホシクサのなかにたった一つ、サギソウがありました~~咲き残りの一つサワギキョウとシラタマホシクササギソウ一つだけ残っていて待っててくれましたそれもとても綺麗で、最盛期の花です。星空に飛ぶシラサギですねしかし残念ながら、向う向いているので正面からは撮れません。でも木道のそばなので木道にしゃがみこんで写せました。まるでシラサギが飛び立つようですね。また来年も綺麗に咲いててくれますように~~サワシロギクコバノギボウシもう一度 サギソウを見てサワヒヨドリキセルアザミさあ、下山しましょう。黒の田東湿地は静かな時間に戻ります。帰りは、月山経由ではなく、月山の腹を巻くように戻りましょう。今日は初めての小里城跡の意外な広さと立派さに感動して黒の田東湿地では、何とか最後のサギソウにも会えて良かった~~ 先週は富士山にもレンゲショウマにも会えなかったからね
2023.08.30
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20日(日)道の駅にらさきでの車中泊を終えて一路清里方面へ向かいます。日本最標高のJR野辺山駅から、飯盛山の登山口の平沢峠へ向かってキャベツやレタス畑の中を進んで「しし岩」へ。八ヶ岳がデーンと見えるのですが、ガスガスです。獅子岩の駐車場は分水嶺だって登山口は道路を隔ててハイキングマップ以前から飯盛山は気になっていましたが、なかなか来ることが出来ませんでした。「めしもりやま」とか「いいもりやま」と読み方が違っても各地にこの名前の山があります。ご飯を盛ったような形の山だからつけられたようですがさてさてどんな形かなツリガネニンジンのお出迎えマツムシソウ樹林の中を進みますが、途中で二か所ほどこのように下界が望める場所があります。白くて天に向かって、巨大なパラボラアンテナが野辺山の国立天文台です。カイフウロゲンノショウコ天気が良く、ギラギラ太陽の下は暑いけど、樹林の中は少しは歩きやすい。左へ行けば平沢山、飯盛山への直登は右です。ここで、右ルートで飯盛山へ登って、下山は平沢山経由で帰ることにしました。飯盛山の直登ルートは平沢山の山腹を巻くように進みます。奥にちょこんと飯盛山の山頂部が見えています。ここからは樹林の中から出て草原を歩くことになります。キンミズヒキヤマハッカトモエシオガマシモツケソウアサマフウロアサマフウロクサボタンハクサンフウロこの山は、ハクサンフウロ、カイフウロ、アサマフウロ三種のフウロが見えられますね登山道のあちこちに色々な花がいっぱい咲いているので楽しくて足がどんどん進みます。アサマフウロが一番多かった右は飯盛山へ、左へ登ったら大盛山経由で飯盛山へ左のルートにします。鹿避けネットの扉があります。シモツケまたまた アサマフウロミヤマアキノキリンソウ目の前に花畑が広がってワァ~~と歓声が上がります。写真はボケていますが、花が終わったシモツケソウとアサマフウロの群生その向こうの高いところは、大盛山山頂アサマフウロの群生アサマフウロは色が濃いので、見事な群生です。マツムシソウ大盛山山頂(1650m)向うに見えているのが平沢山お花畑の中を写真撮りながら登って来ました。イブキトラノオアサマフウロアサマフウロばかりどれだけ載せるんやと突っ込まれそうですが、今回一番多かったのがアサマフウロです。ハナイカリハナイカリはそれほど珍しい花ではないのですが、久しぶりです。ヤマハハコ大盛山の山頂から、平沢山(左)と野辺山の町ルリトラノオルリトラノオは伊吹山に生育するという認識でしたが、ここで見られるとは・・・ヤマラッキョの蕾マツムシソウワレモコウの群生ちょうど見頃です。コオニユリそして、飯盛山本当にご飯を山盛り盛ったような形です。タカネナデシコツリフネソウ飯盛山への途中で、大盛山と平沢山(左)を振り返って本当は左のガスガスの中に八ヶ岳が。これは??? タカネナデシコ??花数が少ないけど、シナノナデシコみたいな花びらです、飯盛山の山頂(1643m)、とんがったてっぺんここでランチタイム、たくさんの人がお昼ごはんを食べています。ところが食べ始めてしばらくしたら、雷がゴロゴロ上空の雲も黒くなって、周りにいた人みんな下りてしまって誰も登ってこなくなりました。私たちも急いで下山しましょう。広場に下りてきたら、雷が鳴らなくなって樹林の中で雷が鳴りやむのを待っていた人が、数組急いで登ってゆきます。私たちは、分岐から平沢山に登ります。短いけれど急登で、雷が再び鳴らない内に登ろうと焦ります。向うのとんがりが飯盛山、その手前のなだらかな山が大盛山平沢山に三等三角点があります。飯盛山のとんがりをバックに平沢山山頂(1653m)で野辺山の町ところどころぬかるんでいる樹林の中かなり下りてきたら、登るときはガスガスでしたが南アルプスの甲斐駒ヶ岳と鳳凰山が見えています。登山口まで下りてきてしし岩に向かいます。溶岩が冷え固まったすごい岩が露出しているのです。こういうのを見たら登らずにはいられません。KIKI がいるのがわかりますか?しし岩の上から駐車場を見たらポコポコとすごい形状これで大きさがわかります。掲示板の写真を写してみました。確かに、右向きの獅子の口を開けた顔のようです。この後、名古屋に帰る途中で、中央道の恵那山トンネルを出たところですごい雷雨で走れず大急ぎで神坂パーキングエリアに逃げ込んで、40分くらい足止め。その後も雷雲と一緒に名古屋に帰ってきました。しかし、名古屋には雨は一滴も降ってないとのこと。すごい雷雨は夢だったのかと思うほどです。せっかく富士山と、レンゲショウマを見るために遠出したけれどシャイな富士山は、夕方の一瞬でしか姿を見ることができず、レンゲショウマはシカに食べられて、保護しなくてはこれからは見ることが出来ませんね。翌日の飯盛山は思った以上に花が多くて楽しめました。特にアサマフウロの群生は今まで見たことが無いほどでした。
2023.08.26
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19日(土)山梨県の三ツ峠山へ6年ぶりに行ってきました。奇しくも6年前の同じ日、8月19日に登っていました。この時期は大好きなレンゲショウマが咲き、富士山も近くに見られるということで名古屋からブラブラ一般国道で登山口までやってきました。旧御坂トンネルを抜けたら、神坂峠の「天下茶屋」タイムスリップしたような、しかし立派な茶店の前は富士山と河口湖の展望地です。ここで、陽が沈む直前に、夕日にうっすら赤く染まった富士山を見ることが出来たのが結局、最初で最後でした。三ツ峠山(開運山)山頂ではガスガスで、富士山が見られずこの写真が貴重な写真です。山荘の車です。登山口で車中泊して、朝早くからどんどん皆さんが登っていくのに朝ゆっくり朝食後おもむろに出発林道は道幅が広く、山荘の車のようなジープやキャタピラ付きの車が通れるほどの幅があります。歩き始めは、簡易舗装の道です。簡易舗装が終わっても普通の山道より幅員が広い登山道です。レンゲショウマを探しながら歩きますが花が終わったものも、これから咲く蕾も全く無くて変ね、不思議ね、と言いながら歩きました。オクモミジハグマ一番見たい花が見つからず、他のを写真撮ってカイフウロしかしカイフウロ発見、というか三ツ峠山はカイフウロの山です。マルバダケブキホタルブクロヒメシャジンマルバダケブキシモツケソウ探しながら木無山との分岐に到着本来ならここから富士山が見えるはずですが・・・前回6年前も見えませんでした。山座同定盤を見ながら少しガスが抜けるのを待つも真っ白で風も無く、ガスが動く気配もありません。木無山山頂へ向かう途中、高山植物保護柵の中にカイフウロの群生が見られましたが、遠くて・・・木無山山頂は、見逃しそうな地味な看板が一つカイフウロ三ツ峠山荘ガスガスでかろうじて写真が写せるほど山頂手前の広場向うに山荘が見えています。反対側は三ツ峠山と御巣鷹山のアンテナ群が正面に見えるはずですが、ガスで全く見えません。ここでも、ガスが晴れるのを20分くらい待ちましたがダメです。御巣鷹山のアンテナ群がガスの中に、うっすらと。山頂に向かう途中で、ガスが抜けるのを期待しながら歩き出します。フジアザミアザミの中で一番大きな花棘が大きくて鋭いので刺されたら痛いですね。ハナイカリ山頂の直下はNHKの反射板山頂はさざれ石の岩がごつごつしています。本当はこの写真に富士山が写るのですが三ツ峠山(開運山)山頂(1785m)山座同定盤の右横に、セメントで固められた 三等三角点があります。三ツ峠山というのは、この開運山と、先ほどの木無山とアンテナ群のある御巣鷹山の三つの総称です。ランチしながら一時間半ほどガスが晴れるのを待ちましたが全く富士山は姿を現してくれません。前回もそうでした。ハナイカリ前回は御巣鷹山まで行きましたが、山頂らしくないのでやめて下山します。山荘前の休憩場本当はここから真正面に富士山が見えるはずです。テンニンソウの蕾前回はいっぱい咲いていました。天下茶屋の前でも、今日は河口湖下見えていません。茶店は開店しています。たくさんの車が路駐していてお客さんがいっぱい。帰宅して、調べたら林道に咲いていたレンゲショウマはこの6年の間にシカの食害で絶滅したようです。かろうじて、御巣鷹山に向かう登山道の保護柵の中に少し咲いていたようで御巣鷹山をカットしたばかりに、会えませんでした富士山にも、レンゲショウマにも会えなかった三ツ峠山なんだか不完全燃焼でした。この後、下山途中で遠くで鳴り出した雷が、車で走っている私たちを追いかけるように鳴り続け逃げるように北上します。この後は道の駅にらさきで入浴して車中泊、翌日は野辺山の飯盛山に登ります。
2023.08.24
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11日(金)御嶽山に登って5日、まだ一週間たってないけどお盆の行事で山に行けないから、早めに山の日の祝日に行っておこうということでしかしまだ御嶽山の疲れが取れないから豊田市稲武町の大栗山と夏焼城ヶ山へ。若い時は夏は毎週のように、短い夏山を惜しむかのように追われるように高い山、遠い山へ行ったものです。しかし最近は、なかなか疲れが取れません。だから頑張ったら、次は楽ちん登山です。大栗山はオオキツネノカミソリが群生するという山ということでマスコミに取り上げられ年々人気の山です。駐車場に着いたら、すごい車です。後で分かったことですが、前日夕方にテレビで放送されていたそうです。御嶽山では森林限界を超えて、延々と炎天下を登ったので天気が良く登山日和とはいえ、暑くて暑くて贅沢ですが日陰が欲しいと思いました。今回の大栗山や夏焼城ヶ山は、樹林の中の稜線歩きで谷を吹き上げる爽やかな風に気持ちよく歩けました。札場峠から大栗山へ登ります。たくさんの人が行き来しています。途中で、母親と娘さんの二人連れと話しながら大栗山まで一緒になりました。大栗山の斜面はオオキツネノカミソリでオレンジ色になっています。しかし今日は少し早かったのか、裏年なのか株がまばらです。一番きれいなところでパチリ終わった花が少なくて、蕾もいっぱいありましたからこれから最盛期でしょうが、以前よりすき間が多いような気がします。これは一番色が濃い以前はもっと山肌がオレンジ色に染まってたような・・・次に夏焼城ヶ山に向かうために、サンガ坂峠に移動夏焼城ヶ山の登山口の手前の広場でランチタイム爽やかな風がそよそよと吹いて、虫もいないしここで昼寝は最高だね、山を止めて昼寝にしない?と提案しましたが、却下されてしまった。木の中の稜線歩き、緩やかに登ったり下ったりブナの木は一本も無いけど「ブナの木峠」この擬木の階段が3回出てきたら山頂は近いあと100m夏焼城ヶ山(889m)今回で7回目です。掘っ立て小屋とその向こうに展望台貸切です。去年も貸し切りでした。二階から向うの真正面に稲武カントリーが見えています。遠くに、この間登った御嶽山がうっすらわかるかな?ここからの恵那山は大きくてよく目立ちます。山座同定していたら、5歳の幼女と両親と一匹のワンちゃんが登ってきました。しばらく話してお先に下ります。展望台を振り返って簡単な山だからと言って飲み物を少なくしたら途中で飲み干してしまい、カラカラ状態で下りてきました。夏は簡単な山でも、水分は余分に持っていく必要がありますね。29年も山歩きしていても、反省することばかりです。
2023.08.15
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2008年10月18日の写真6日(日)御嶽山の剣が峰に、噴火後初めて登れました。2014年9月27日に大噴火した御嶽山には、今回で15回目です。噴火の約3週間前の2014年の9月3日に登っていて、剣ヶ峰で地獄谷の方を見ながらお昼ご飯を食べたことを昨日のことのように思い出します。王滝の田ノ原天然公園から、9年ぶりにやっと剣が峰に登れました。噴火の後は9合目までしか登れず、それでも噴火で亡くなった方のことを思いながら怖かったろう、どこにどうやって逃げたのだろう今噴火したらどこに逃げたらいいのだろう・・・そんなことを考えながら登りました。新しくできたビジターセンターでトイレを済ませて(帰りに写真を撮るつもりが忘れてしまった)出発したときはまだ御嶽山はガスに隠れていました。大江権現ここで少し休憩歩き出しからヘロヘロで先が思いやられます。振り返ったら、木の間から中央アルプスあかっぱげ赤土の地面で上から見たら赤くはげているからこの先から森林限界を超えてズームで写真撮ってみたら王滝頂上の建物が見えてますイワオトギリ森林限界を過ぎ田ノ原を見てたら車がいっぱい停まってる金剛童子のお社に近づいてイノシシの像が珍しい。月がきれいに浮かんでる中央アルプスその左奥に南アルプスの甲斐駒と鋸岳ズームで甲斐駒がとんがってるオヤマリンドウオニアザミ少々ピンボケのイワツメクサ八合目石室富士見石から田ノ原を見下ろして王滝頂上までまだまだだ~~暑いし、ヘロヘロで今日は剣ヶ峰なんてとても無理ズームで「一口水」の水場がもうすぐしかし、メチャクチャ大きい石が右のロープの上に乗っているきっとこの間の噴火の時に飛んできた石でしょうねオンタデ ?(フジイタドリとの区別が付きません)一口水しかし水が枯れていますイワギキョウ避難小屋の上で休憩もう少しだけど、足が上がりません王滝頂上から剣ヶ峰噴火後はここまでは登れるようになっていました。今日はこの先に進みます。ヘルメット被って、御嶽神社にお参りして剣ヶ峰に向かって再スタート一番被害が多かった八丁ダルミを通ります。噴火前でも風向きで、左の地獄谷からの硫黄の臭いがしていました。近づいたら、鉄のドームのシェルターが二基あります。シェルターはこの向きでいいのかな~~??途中で振り返って見ました王滝頂上の神社と、その右の溶岩が冷えて固まったギザギザの中に「月の門と日の門」の「日の門」が見えます。ガスが流れて隠れたり、出たりする山頂以前より登山道が整備されて歩きやすくなっています。山頂へのこの階段は、以前のままです。手すりだけが取り換えられています。たくさんあった山小屋は全くなくなって、ただ、ガラスの破片がいっぱい落ちています。以前の小屋跡には、慰霊碑と鉄筋コンクリート製のシェルターが3基懐かしい剣ヶ峰山頂社務所や大日如来坐像が新しくなっています。シェルターも一基置かれています。いつも、お昼ご飯は社務所の裏側で食べていましたがもう通行止めになっています。御嶽山頂上(3067m)お昼ご飯を頂きながらガスが晴れるのを待ちます。一ノ池と二ノ池二の池は噴火前はエメラルドグリーンのきれいな池でした。噴火の灰が降ってほとんど埋まっています。噴火後、黒沢口から登って二ノ池の手前まで登れた時、もう少し水があったようでしたが今は水が無いように見えます。この写真は2008年10月18日に登った時の写真です。エメラルドグリーンの二ノ池奥の院から地獄谷を見た写真(2008年10月18日)奥の院にて危なくて、もうここまでは来られません祠の後ろは地獄谷です。(2008年10月18日)一ノ池もうお鉢回りも出来ません剣ヶ峰山頂から王滝頂上と、田ノ原を見下ろしてガスが切れてお日様が出て、大急ぎでパチリさあ、頑張って下りましょう。王滝手前で振り返りました。またまたガスが山頂を隠しています。王滝頂上の御嶽神社最後の力を振り絞って下山です。行きは後から登って来た人に次々追い越され帰りは残っている人が少なくなったからたぶん私たちが「おおトリ」ですねミヤマアキノキリンソウ下では盛りですが、山の上のほうではもう終わりがけトウヤクリンドウが咲き始めています山はもう秋の気配が・・・休憩もせずどんどん下ります。何かに追われるかのように・・・大江権現に下りてきましたここまで来たらもう安心実は今日は雷の予報も出ていたので心配でしたが雨も雷も無くてよかった!!2014年から9年ぶりに剣ヶ峰まで登れて懐かしいやら、うれしいやらでも58名が亡くなり、まだ5名が見つかっていない状態です。噴火の時の噴石がたくさん転がっていてどれほど怖かったか、苦しかったかを思うと山頂の御嶽神社で、亡くなった方のご冥福を祈りながら私たちがまた登れるようになってありがたい気持ちと申し訳ない気持ちと、いろんな気持ちがいっぱい湧いてきてとても複雑な気持ちでした。日本は火山の国だから、どこの山も生きていると思わなくてはいけないのですね。今回は歩き出しからヘロヘロふらふらでした、もう来年は無理でしょうね。だから山頂の景色をしっかり心に焼き付けておきましょう。
2023.08.10
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30日(日)ここ2年ほど、疲れていて高い山には行けないけど、山には行きたいという時は、長野県阿智村の蛇峠山に。蛇峠山は今回で4回目初めて登ったのは2000年10月それからしばらく登らず、19年ぶりで2019年8月、2021年8月に登っています。今回は山に登り始めて初めて、カメラを忘れてスマホで撮影しましたがスマホは両手を使わないといけないので、ダブルストックの私はとてもめんどくさいのであまり撮影していません。最近の若い人は山でも撮影は、スマホのカメラのようですがKIKIはやはりコンパクトデジカメが慣れてて良いです。馬の背から大川入山が堂々とした姿で見えています。登山口の立派な看板というか、謂れの標示木陰を歩きます。今日はいい天気で暑いのですが、木陰に入ると爽やかです。緩やかに登っていくので楽ちん途中の展望の開けたところから、平谷の町と高嶺(右端)が見えています。山道とアンテナ管理道路が2度近づいて、3度目からはその管理道路を歩きます。雲が多いのですが、南アルプスの塩見岳が見えて感激蛇峠山は遠くからでもアンテナが多いのですぐわかります。その一つは、レーダー雨量計です。なぜドーム型なのに雨量計なのかと思っていたけれど説明を読んでわかりました。ドームに雨を貯めるのでは無く、レーダーを雨に照射して雨量を測るのだそうです。西にもう一つ、御在所の山頂にもレーダー雨量計があるそうでそういえば白く丸いドームがありました。武田信玄の狼煙台蛇峠山の山頂はKIKIの向うの山のアンテナの下あたりです。このあたりには信玄の狼煙台というのがあちこちにあります。この間登った、愛知県の設楽町の岩伏山にも山頂に狼煙岩がありました。広場の東の方に行って見たら天気が良ければ、南アルプスの山並みと中央アルプスの山並みが見えます。特徴ある塩見岳から右へ、荒川岳、赤石岳、聖岳が並んでいます。大川入山の右後ろに恵那山の頭だけちょこんと見えています。荒川岳、赤石岳赤石岳、聖岳恵那山と右端に富士見台が見えています。お腹がすいていましたが、ランチより先に山頂に行きましょう。三等三角点の上に誰かさんの忘れ物が・・・蛇峠山山頂(1664m)木に囲まれて展望は全くなし横にある展望台に登っても何も見えません。周りの木が大きくなったのですね。オカトラノオ同じ道を戻りました。帰りに高嶺に登ろうとしましたが、道路崩壊で行けませんでした。爽やかな治部坂高原から戻ったら名古屋はうだるような猛暑です。年々、夏は記録的な、命にかかわる猛暑でこのままいくと人類滅亡の坂道を転げ落ちていくような気がします。山に居たらそんなことを考えなくて幸せでいられるのに帰宅したら、あまりの暑さに現実に引き戻されました。
2023.08.09
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23日(日)湯ノ丸山と烏帽子岳に登った翌日は 黒斑山に登りました。浅間山の展望台としてこの山は最高の山です。目の前に浅間山の全容がデーンと見えるのです。前掛山へのルートも確認できます。黒斑山に初めて登ったのは、2002年10月、2006年10月の2回とも秋でした。今回で3回目ですが、夏山としては初めてでたくさんの花に会えたのがとてもうれしい。トイレを済ませて登山口へ向うに見えるのが黒斑山まず山の神様にお参りハクサンフウロがいっぱいヒメシャジンがいっぱいムカゴトラノオ今まで登ったのは秋でしたので、これほど多くの花は無かったわ溶岩の岩がゴロゴロ、その岩に苔がついてて、まるで日本庭園のようです。このさきから緩やかに高度を上げイチヤクソウこのあたりから急斜面登山口の車坂峠から、車坂山を登ってさらに高度を上げます。車坂山の向こうに車坂峠のホテルが見えています。ガスが多くて展望が無いのが残念右前方のガスの切れ間に水の塔山がチラリこの階段が長い、ずーっと続きます。なるべく木に足を乗せないように歩く左側の木々の間からトーミの頭へのガレ場が見えました少しズームで見たら、さっき追い越していったトレイルランのグループです。階段が終わりシェルターがある広場このシェルターは昔から有りますね槍ヶ鞘ガスで何にも見えないよ~~本当はここから浅間山がデーンガスが動いて、ロウソク岩の向こうに浅間山の一部がチラリと見えかけたけれど、それ以上は見えませんあきらめて、先ほど見えたガレ場の横を登ります。ヒメシャジントーミの頭ガレ場の一番上です。次々とガスが湧いてきて、浅間山を覆い隠してここで待っててもダメだということで進みます。電気の通電されている音がウ~ンとしてきたら地震観測の施設がある小広場が近いことがわかります。山頂はすぐそこ黒斑山山頂(2404m)うっすら浅間山が見えるお昼ご飯を食べながら、粘って粘ってやっと浅間山の姿が見えたり、消えたり・・・山頂で粘ったけど稜線を進むと蛇骨岳とJバンド初めて登った時は、浅間山が雲一つなくくっきりとしていたので蛇骨岳まで行きましたけど、今日はここまで。何とか粘って、これくらいかな前掛山へのルートもわかりますが、前掛山へ登る人は確認できません。なぜなら噴火警戒レベルが2になっているのです。噴火警戒レベルが1の時しか登れません。2011年9月に前掛山に登りましたが、その時でも、今噴火したらどうなるのなんて考えながら登りました。浅間山は今朝も噴煙が上がっていました、生きている山だと感じます。黒斑山でもシェルターがあるほどなので、いったん噴火したら噴石はここまで軽く飛んでくるのでしょうね先ほどのトーミの頭を写してみたら、たくさんの学生さんが少し姿を現した浅間山をカメラで写しています。しかし、トーミの頭の根元に亀裂が・・・見てしまったら怖いですね。我らもこれ以上は望めないだろうと、あきらめてトーミの頭まで下りてきました。しかしガスガスです槍ヶ鞘までさらに下ってきたら浅間山が一番よく出てきました。青空も少しでて、よかったね~~粘った甲斐がありました。左の黒斑山山頂部に目を移したらトーミの頭と黒斑山山頂が見えています。車坂山の手前のガレ場で、朝はガスで見えなかった展望です。真正面の篭の登山の左に、昨日の湯ノ丸山、烏帽子岳右端のガレがある水の塔山ガスはすっきり消えないけど見えたから満足して下りてきました。駐車場の横は花畑ニッコウキスゲがいっぱいシモツケソウもいっぱい昨日の湯ノ丸山はシモツケでしたがここはシモツケソウがいっぱいビロードのようなニッコウキスゲヤナギランも昨日と今日でいっぱい見たし花の山の連続登山で久しぶりの遠出の登山が出来ました。やっぱり夏山はこうでなくっちゃね
2023.08.03
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22(土)道の駅で朝を迎えて、これから向かう山のほうを眺めたら浅間山は雲が無く噴煙をあげています。湯ノ丸山の登山口の地蔵峠に向けて車を走らせましょう。グニャグニャの道を、どんどん高度を上げて行きます。駐車場で朝ごはん食べて、支度して出発。まず湯ノ丸山を目指します。看板を確認して全体をイメージします浅間山や前掛山、黒斑山、高峰山、篭の登山や水の塔山、三方ヶ峰は登っていますがこの湯ノ丸山と烏帽子岳は初めてです。地蔵峠とありますが、私が見た限りでは地蔵様は見つかりません。峠というよりスキー場の広場です。登山口ゲレンデを斜めに歩き、リフトの方を目指します。二羽のカラスがラブラブ近づいたら飛んで行ってしまいました、私が邪魔をしてしまったようです。ここからまっすぐリフトの左側のゲレンデを登るルートとリフトの向こうの森の右側を登るルートがあります。特に理由は有りませんが、相棒が森の向うを行くというので従います。イブキジャコウソウそれほどまだ標高が高いとは思えないけれどイブキジャコウソウがいっぱい!!ウツボグサもいっぱい。ハクサンフウロもいっぱい!!シモツケシモツケもいっぱいでした。この斜面もゲレンデのようで登っていると一番上に牛さんがいっぱいちょうど朝ごはんの最中でした。すぐ横を通りますが、われらを全く無視してお食事中マルバダケブキ前方にリフトの山頂駅が見えてきました。ここで、ゲレンデ直登のルートと合流ここからは斜度がほとんどなく、進みます。ヤマオダマキレンゲツツジの花が満開になったらきれいでしょうね、今は葉っぱだけのレンゲツツジシャジクソウこの花もこの山ではいっぱい咲いています。牛さんの落とし物あちこちにあって、うっかり踏みそうになります。このあたりにも牛さんがやってくるのですね。シュロソウシシウドでしょうか、セリ科の花もわかりませんハクサンフウロ?というのは、花弁の切れ具合がイブキフウロのようなのです・・・ウスユキソウ地味ですが、ビロードのようなガクのグラデーションが好きです。イチヤクソウあずまやの手前はレンゲツツジの花畑ヤナギランが目立ちます。レンゲツツジは毒があるので、牛さんは食べずにそれ以外の草を食べています。シャジクソウホツツジホツツジ少しピンボケですが、シラタマノキ鐘分岐鐘を一回だけ突かせてもらいました。現在地が全体のどこあたりかわかりやすくてこの看板はありがたいです。鐘分岐から緩やかな歩きは終わり、この先斜度の出てきた道を進みます。シラカバの林を抜けて岩の出てきた斜面を登ります。シロバナのニガナヤマハハコの蕾グンバイヅルハクサンオミナエシウスユキソウも群生していると目立ちます。シモツケヤマブキショウマシャジクソウいかにこの花が多かったか・・・チダケサシゴゼンタチバナもう終わりですねガスガスです残念ながら展望はだめですが、花が慰めてくれます。歩きにくい岩だらけの道この岩は濡れていると、もっと歩きにくいハクサンフウロもうすぐ山頂なのに、ガスが湧いてきて山頂の写真のためにしばらく待とうか、と待ちますがガスが全体を覆っていて、風も無く流れていきません。タカネナデシコとウスユキソウたち湯ノ丸山南峰 山頂(2101m)丸くてだだぴろい山頂です。ガスガスで何も見えない晴れていたらすごい展望なのに・・・北峰に行っても同じガスガスの景色なので、下ります。ニガナハクサンフウロこの数年、高い山に登れていないので、ハクサンフウロは久しぶりです。この花に会えたら高い山に来ていると実感します。歩きにくい岩々の登山道は気を使います。ナナカマドの気の早い一枝は紅葉しています。クガイソウも久しぶり~~クルマユリ途中で木の間から、今から向かう烏帽子岳がガスの切れ間に見えました!!少し斜度が緩やかになって鞍部に到着せっかく登って、ここまで下ってきましたそしてまた、ここから烏帽子岳に登り返します。看板にミヤマシロチョウが載っています。この山は蝶が多いそうです。蝶の好む花が多いからですね。この鞍部から烏帽子岳が望めるはずですがガスガスで見えません。だから休憩もそこそこに登り始めます。ウツボグサもいっぱいですクガイソウヒヨドリソウクルマユリタカネナデシコカワラマツバハバヤマボクチ滑りやすい山土と岩シュロソウハクサンオミナエシ湯ノ丸山がガスの中から少し出てきたチダケサシシロバナノニガナヤナギランはまだ蕾マルバダケブキ稜線が近づいて右端は烏帽子岳だと思いたいのですが小烏帽子です。少しズームで見てみたらガレの上の小烏帽子の頂に、人が居ます。稜線に到着したので、お茶を飲んで息を整えます。小烏帽子の手前は、ガレ場ガスが流れて青空が一瞬!!トンボソウヤマトシジミマツムシソウこの花は何となく好きです。写真撮っても失敗しませんから。シュロソウとネバリノギランカワラナデシコ小烏帽子のピークに到着烏帽子岳の山頂が見えます。蝶の写真を撮りに来ている人がたくさんいます。ガレの道を登ると烏帽子岳山頂烏帽子岳山頂(2066m)ランチしながらじっくり、湯ノ丸山のガスが取れるのを待ちました。(この写真は下山する前に何とかガスが切れたので)ミヤマキンバイこの花も久しぶり下る途中で小烏帽子の手前から、湯ノ丸山の姿が青空と共に。イチヤクソウガスが消えて青空も出てきた 湯ノ丸山もう少し待っていたら、烏帽子の山頂できれいな写真が撮れたのに・・・グンナイフウロもうほとんど終わっています。鞍部まで下ってきました。ゴイシシジミ湯ノ丸山の山の腹を巻いて中分岐まで下ってキャンプ場の中を通って登山口まで下りてきました。いかに蝶が多い山なのか、看板が物語っています。ヤナギラン湯ノ丸山と烏帽子岳は登り始めから、下るまで、花の多い山でした。花が多いと疲れ方が違います。花に導かれながら写真を撮りながら登ったらいつしか山頂に導かれて登り切れます。帰ってから写真の整理が大変ですが、たくさんの思い出で印象的な登山が出来ました。思った以上に花が多くて久しぶりに高い山を楽しめました。今年はここ数年ぶりに夏山を謳歌できそうです。翌日は黒斑山に登りました。
2023.07.31
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布引観音 宮殿21(金)から日曜に掛けて2泊3日で地蔵峠から湯の丸山と烏帽子岳、翌日は車坂峠から黒斑山に登ってきました。コロナ禍で遠くまでなかなか行けなかったけど久しぶりに、ジプシーのごとく車中泊です。 久しぶりの遠出で、持ち物など忘れてないか緊張しながらゆっくり一般道で向かいました。今夜のお宿の道の駅の近くで、以前から気になる布引観音に立ち寄り岸壁のお堂を見ることに。ここから登ります。この看板によると、国宝とか県宝とか書いています。さてさてどんな伽藍なのか楽しみです。しかし、駐車場から見ることが出来ると安易に考えていましたがウロウロしてもどこからも見えません相棒はどんどん登っていくので、ついていくしか・・・少し登ればいいのかなと、サンダルのままストックも持たず・・・すぐにうっそうとした森の中急斜面の山道です。こんな靴じゃ登れないよ~~と叫んでも、相棒はどんどん登っていく。いまさら車に戻って靴を履き替えるわけにはゆかないあきらめて登ります。メチャクチャ大きな岩が、壁のようにそそり立っています。牛岩と看板があり、長野の善光寺の謂れ「牛に引かれて善光寺参り」の牛の姿が岩にあるというけど、どんなに見てもわかりません。不動滝水は枯れて流れていません。雨の後しか流れないのか、水の流れた跡は有ります。目標の観音堂かな~~とおもったら違ってたやっと上り着いたら、意外に広い境内と本堂本堂の対面に、向う側の岸壁にすごいところに観音堂が建っています。赤い柱がとても綺麗です、基礎の柱がすごく長く、高く支えています。鳥取の三徳寺投入堂を思い出します。ぐるっと回ってあちらに向かいましょう。下の写真はその投入堂の写真です。2016年9月に登りました。しかしその投入堂は不思議なことに、そこに行く道が無いことです。どうやって建てたのか・・・役行者様が、岩の穴に向かって小さくしたお堂を投げ入れたということで投入堂と言われますが、それは作り話としても、現在どうやってメンテナンスのためにそのに行くのかな・・・と思いました。途中の岩に、はめ込まれたようなお堂が・・・これもはめ込まれています。室町初期の建物だそうです。さっきの観音堂の宮殿(くうでん)に入って見ました。先ほどの本堂が対面に見えています。私は靴底がツルツルのサンダル履きでここまで来てしまいました。しかし、怖いのは帰りです。ストックも無く、山靴でもないツルツルのサンダルで山道を下りなくては・・・山全体が大きな岩山で、その岩にあいた穴を利用してお堂を作ったのでしょうがすごい発想ですね。そろりそろりと山道を慎重に下りて、道の駅に着いたらお風呂に入って明日に備えて、お や す み な さ い~~
2023.07.27
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16日(日)岐阜県中津川市 富士見台に行ってきました。初めて登ったのは2000年6月2006年6月、2008年8月 2016年7月に2回、2017年8月、2022年9月そして今回で8回目手軽に登れるので大好きな山です。今回は、富士見台に行く前に、平成になって発見された巨木神坂大桧(みさかおおひ)を見に行きます。富士見台には何度も来ていても神坂大桧は知りませんでした。KIKIは各地にある巨木が大好きです長い年月そこに居て、ずっと世の移り変わりを見続けてきたなんてロマンを感じますね~強清水以前はとうとうと水が流れていましたが今日はチョロチョロです。古代の東山道の山越えの旅人の、のどを潤した水も令和になって枯れてしまうのでしょうか・・・あずまやのうしろから風穴への道が自然の風穴というより、石積みで蚕の貯蔵庫として作られたと書いています。確かにひんやりした風が出て来ています。そしてその横に、登山道があります。冬はこの先は雪で車は登れないので、ここから歩くしかありません。私は夏しか来ないので、この道は通ったことがありません。大桧の駐車場から林道を歩きます。歩き出しは、曇りでガスっています。チダケサシホタルブクロ道の両脇にはヤマブキショウマがいっぱい崖の上の、ほとんど土が無いところにもヤマアジサイとヤマブキショウマが咲いています。トウバナゴマみたいに小さい花林道を約2キロ歩きます。途中で崖崩れの横を通り大きな枯れ木を見上げてだんだん大きな木が増えてきました。このあたりから原生林になるのでしょうか看板が出て来て道の突き当りの手前 右に神坂大桧が生えています。この道路を作るときに発見されたそうです。「森の巨人たち100選」という巨木100選に選ばれているのです。樹齢1000年樹高25m幹回り7.22m階段の上からも大きなヒノキが目に入ります。しかし、近づいたらこれは神坂大桧ではなく神坂大桧はもっと先にあるそうです。でもすごい大きさ!!ただ、幹はすでに枯れかかっていて、大きな穴が開いています。かろうじて左の枝が生きています。「神坂大桧」はもっと下へ下りてゆきます「神坂大桧」柵があり近づけませんが大きなヒノキが元気でまだまだ頑張っています。先ほどの最初のヒノキの横から見てみたら神坂大桧より幹回りは太いような気がします。私がスリムに見えます!!そして階段の上から写したので、短足に見えます林道でゆっくりお昼ご飯を食べて歩き出したらメチャクチャ良い天気になりました。枯れ木の向こうの山の間に、今から向かう富士見台の一部が見えています。富士見台の駐車場の脇にウツボグサ萬岳荘が青空に映えますねササユリは丁度満開、良い時にきました。 ヒヨドリグサまだ蕾です。ササユリと、富士見台の笹の海神坂山と萬岳荘恵那山は山頂部が雲の中神坂小屋が箱庭みたいです。神坂小屋と恵那山笹の中にササユリがポツポツ咲いています。向うの岩の積み重なった少し奥が山頂神坂山への笹の道私の好きな景色です。ササユリと山頂の手前の岩場ここにはササユリが群生しています遠くに真っ白なササユリササユリは薄ピンクですが、ついつい色の濃いのを探してしまいます。でも、真っ白なのもあるのですね。山頂手前の岩場ここからの広い笹の稜線は素敵です。誰もいない、富士見台山頂(1739m)神坂大桧に先に行ったので、ほとんどの人はもう下りてしまいました。後方に南木曾岳以前はここから、横川山や南沢山まで足を延ばしたものです。下には中津川の町が見えていますが天気の割にぼんやり神坂小屋にもどって、抹茶オレを飲みます。向うの山は恵那山恵那山に登るには、広河原ルート、黒井沢ルート、神坂ルート、宮前ルートとが有りますが、ここから神坂ルートは鳥越峠経由で大判山を越えて登ります。登ったり下ったり長いトレイルは、若かったから日帰りしたけれど、とても疲れた記憶があります。クモキリソウ(ラン科クモキリソウ属)丸黒山で見て以来です。今日はヒノキの巨木にも、クモキリソウにも会えたし富士見台の笹の海も太陽に光っていました。最近は楽ちん登山でお茶を濁していましたが久しぶりにワクワクした山行きでした。
2023.07.18
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2日(日)岐阜県恵那市の笠置山へ。初めて登ったのは1996年7月2回目は2002年8月3回目は2022年6月 20年ぶりに登りましたそして今回で4回目一番楽ちんコースで登ります。この山はペトログラフという、岩に刻まれた文様と天然記念物のヒカリゴケで有名ですが残念ながらヒカリゴケは悲しいくらい減っています。盗掘でなければ、気候的にヒカリゴケの生育に厳しくなっているのでしょうね。山の中腹にキャンプ場がありますが、日曜日なのに静かでひとけがありません。管理棟の右横から登ります。ここからはずっと階段が続くとは思ってもいなかった。お天気が良く、蒸し暑くて登りだしてすぐにバテバテ尾根の上にあずまや一番最初にこの山に登った時には出来たばかりの舗装道路と、あずまやがあまりにも立派すぎてそのために伐採された山肌が痛々しかったのに27年も経てば、緑深くその時の面影がありません。あずまやも年季を感じます。そして、キャンプ場の施設なのでしょうかおもしろい展望台が作られています。展望台の上に乗って後ろはキャンプ場の管理棟と駐車場こういうところには必ず登りたくなります。この後はずーっと階段が続き、暑くて暑くてバテバテで同じころに歩き出した、女性3人と男性一人のグループとぬきつ抜かれつしながら、暑いね暑いねと言いながら登りました。駐車場のあるあずまやに到着左下に物見岩があります。ここの駐車場までは車で来ることが出来ますが、4台くらいしか停められません。下のキャンプ場の駐車場の方が広くて停めやすい。物見岩この山は岩が多くて、この物見岩も大きな岩です。岩の上からは、中津川市内が見渡せ向うの山は恵那山ですが雲に隠れています。次の富士見岩へ笹の中を少し下り大きな岩が富士見岩大きな岩は2つに割れています岩にヤマツツジがまだ咲き残っています。物見岩とあまり展望が変わらないので物見岩のあるあずまやに戻ります。再び、物見岩からの恵那山は雲が少しとれてきました。さっきより恵那山ははっきり見えてきました。あずまやの横で、同じ頃に登り始めたグループが昼ご飯を食べていました。私たちにお漬物のおすそ分けをくださったのでその横でお昼ご飯を頂きます。我らはいつものごとく、ゆっくりランチタイムをすごし昼ご飯後は、ここから尾根道を歩きます。気持ちの良い尾根道笠置神社 奥社の参道になりました。あと少しで笠置山山頂二等三角点と笠置神社 奥社ここが山頂(1128m)です。以前は船伏山と呼ばれていましたが、花山法王が京の笠置山に似ているということで笠置山と名付けたそうですが確かに中津川の方から見たら、舟形に見えるのです。山頂神社の裏側に回り、ヒカリゴケを見に行きます。ヒカリゴケの岩の手前には くぐり岩相棒は狭い岩の間をくぐってみました。宇宙人みたいなシルエットです。さらに下ったら大きな百畳岩ヒカリゴケの洞窟にいくためには大きな岩を乗り越えていかなくては・・・この丸太の階段は滑ります。気を使いながら登り、登り切ったら岩を左へ下るのですが岩の表面も滑ります。ハラハラドキドキしながら、左の大きな岩のヒカリゴケの洞窟へ奥に光るヒカリゴケ驚くほど減っています。以前の二枚の写真を載せてみます(この写真と、下の写真)地面全体にヒカリゴケが光っています。この20数年で驚くほど減っているのであと数年で見ることが出来なくなるのでしょうか。ヒカリゴケの洞窟からみた景色山頂の神社に戻ります。ペトログラフの盃状穴誰が何のために削ったのでしょうか・・・看板はあるのですが説明が無いのでよくわかりません笠置神社奥社この神社の特徴は、保護のために大きな屋根があります。立派な檜皮作りの屋根を保護するためなのでしょうね。龍の彫刻ゾウの彫刻なかなか凝った作りです。次は展望台へ向かいますこれは以前の写真で、展望台は一段ですがヒノキが大きくなったので、現在の展望台は3段に増築されています。うっすらと一番奥に、南アルプスの塩見岳のようなシルエットが・・・中央アルプスの空木岳から南駒への稜線盃状穴のペトログラフの大岩へ向かいます。機械も無い昔に彫られた盃状穴ですがとてもきれいに彫られています。岩の割れ目を通過して笠置神社の参道に合流またまた物見岩に登って恵那山を確認雲が完全に取れて、恵那山はくっきり駐車場に戻ってきました。キャンプ場はひっそりとしたまま。暑くて暑くてバテバテの日でした、このくらいの山でヘロヘロなのでつくづく体力と気力がなくなったと実感します。この夏の山は、さてどうなるのでしょうか。
2023.07.14
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24日(土)三年ぶりで、岩伏山に登ってきました。この山も、まだ山をやり始めたばかりから登っています。初めて登ったのが 1996年12月それから3~4年毎に登って、今回で7回目です。登山口の津島神社の駐車場に車を停めて歩き出します。登山口の津島神社の鳥居の横には、参拝者と登山者用の駐車場や休憩舎も完備されていつも川口集落の皆さんの好意を感じます。今日は土曜だからきっとたくさんの車が停まっているかと思ったら一台も無く、意外でした。しかし別のところに停めて歩いている人もいるでしょうね。岩伏山の説明と地図神社の階段は段の奥行が狭くて急斜面です。男性の靴なら踵が乗りません。ということは藁草履の古い時代の石段ですね。まず、津島神社に参拝して登ります。神社の左から山に入っていくと、獣除けフェンスの扉がありその先の茶臼山高原道路を横切って登山口ですが、ここは帰路口になっています。私たちは最近はずっと、ここから反対周りで登っています。なぜなら、こちら側は急斜面なので、ひざを痛めている上に、左足首を骨折したKIKIには急斜面を下るより、登るほうが良いのです。しかし今日は、この反対周りが苦労することになりました。すぐに、炭焼き窯跡このあたりから倒木が多くそのためにルートが少し変わって、ルート探しのために大まわりして、余分な体力を使ってしまいました。かすかな踏み跡があるものの、途中で無くなってしまうので急斜面をよじ登ったけれど踏み跡が無くなるのです。かすかな踏み跡を探し回りますが見つからずもう一度わからなくなったところまで急斜面を戻って、冷静に考え直そうと戻り直しです。何とか登山ルートを見つけたのは45分ほど彷徨った後でした。このルートはちゃんと下りに使えば、下りのルートはわかりやすかったかも知れないのです。はなたれ岩ちょうど顔のような岩の鼻のあたりから水が垂れてくるので、付いた名前です。水の後はありますが、水は垂れてません。笠石別名「お〇ん〇ん岩」だそうです。そのいわれが看板にこっちから見たら笠ですね。この近くに碁盤石山があります。その山の上で天狗が碁をしたそうです。この先で、単独の男性に追い越されました。その方もルートが途中で無くなって、探し回ったということでした。指示通り、下りに使えば意外にすんなり下りられるようですが反対周りは、たくさんの倒木のせいで以前よりわかりにくくなっているのです。くまの爪痕のようなひっかき傷帰りにはクマに注意の看板もありました。やっと、歩きやすい道になりました。「信玄ののろし岩」が見えたら山頂です。岩伏山(983m)三等三角点があります。(四等三角点と表示がありますが、三角点の標柱には三等です)山頂らしい広さですが、残念ながら木が大きくなり、特にこの時期は木の葉っぱが茂って展望が良くありません。ネジキ木の間から見ようとしますが、かろうじて鹿島山と大鈴山だろうと見当つけるだけこのあたりには、信玄公の名の付いたものが多くあります。武田信玄公はこのあたりまで南下してきたのですね。この岩のあたりで狼煙を上げたのでしょう御嶽山や、恵那山が見えるはずですが・・・山頂でゆっくり一時間ランチタイムでした。その間誰も登ってきません。山頂手前で追い越していった単独の男性も、急ぐようでお昼も食べずに、反対周りの下山ルートで下りて行かれたし今日は予想外に貸切でした。登りのルートを下ります。作業小屋は崩れて、見る影もありません。ミズバショウの群生地長命の滝谷の岩の上に石仏山姥洞窟へよりみち山姥洞窟までの道が荒れてて、とても危険洞穴の近くにはいきません。本当に岩が多い山です。今から五百数十年くらい前の文正年間に一ヶ月位続いた長雨のせいで、山頂の岩が崩れ、土石流となって下まで押し流されてきてすそのの川が氾濫して集落が流されたそうです。それは山の形が変わるほどだったそうです。このあたりの岩の点在が、その昔のすさまじさを物語っているそうです。ピンボケの写真ですが、お峰さんの絵だそうです。その頃は写真は無かったそうですが、写真みたいにリアルです。お峰岩どこから登ったのでしょうか、足を置くでっぱりすらありません。岩の上の観音様獣除けネットまで下りてきました。久しぶりによじ登り、急下りをしたので疲れてその夜は爆睡でした。そんなことが無ければ、ほどほどに登れる山なのに道探しは気を遣うし、疲れます。下りてきて登山口の原田さんとしばらくお話をして帰ってきました。これからは梅雨の雨で山に行けないこともありそうです。ヒルのいる山は避けなければなりません。山選びに苦労しそうです。
2023.06.30
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去年11月から始まった、六甲を歩くシリーズも、今回のパート4で完結です。季節は桜の咲く時期から、ミツバツツジに移り今回は山全体がヤマツツジと藤の花に彩られ六甲山がこんなに花が多くきれいだとは思いませんでした。今回は六甲ケーブルで稜線手前まで登り山上バスで六甲ガーデンテラスまで行って、そこから歩きます。前回は六甲ガーデンテラスの先の六甲有馬ロープウェイから、有馬温泉まで下ったのです。その続きで、そこから六甲山頂に登って、魚屋道を有馬温泉へ下ります。初めて魚屋道を下った時は、秋なので日が短く途中で薄暗くなり、へッデンを点けて歩いたので周りの景色はわからず下山口に着いたときは真っ暗でした。ポツンとある外灯を頼りに温泉街に下りて金の湯に入った時、ホッとして急に空腹を覚えたものです。そのために、もう一度明るいうちに魚屋道を歩いて景色を見てみたいと思ったのです。三宮から六甲ケーブル行きのバスに乗って、ケーブルで六甲山上へ。黒部のトロッコ電車のように窓の開口部が広く、ほとんどオープンの状態です。下っているように見えますが、後ろ向き(下向き)に登っていきます。ケーブルが駅に着いたら、山上バスが待機していました。バスに乗って六甲ガーデンテラスに向かいます。山上とは思えないほどの六甲ガーデンテラスの施設向うに六甲枝垂れが見えています。しかし今日は休館日なのでほとんど人が居ません。テラスから下界を見たら、ガスガスでもやってます。前回ここから、左の六甲有馬ロープウェイ乗り場に行って有馬温泉までロープウェイで下りたのです。今日は、右へ六甲山頂目指して歩きます。若葉がムンムンしています。下界が見える所で ハイポーズ山上のドライブウェイを少し歩いて六甲全山縦走路はこういうところも歩かなくてはいけません。先ほどよりガスが消えて、展望が良くなりました。こういう景色は六甲山独特ですね。ヤマツツジが満開ヤマツツジロードです。山道と舗装道路を繰り返して舗装道路から山道に入る分岐で、藤の花が満開電波塔と藤の花満開のヤマツツジが気分を上げてくれます。塩見のお兄さんの足取りも軽く六甲山頂へ最後の登りになります。ベニドウダンの木が満開の花をつけています。ベニドウダン六甲山頂にはたくさんの人たちがお昼ご飯を食べて休憩しています。前回は夕方前だったので誰もいなくて貸切を楽しむより、日没前に有馬温泉へ下山するのに不安がいっぱいでした。ミヤマキンポウゲ六甲山頂(931m)ここでお昼ご飯を頂いて、有馬温泉へ下山します。魚屋道に下りる手前に、きれいなトイレ水洗トイレでウォシュレットでした。前回と違ってここでもたくさんの人が休憩してます。今日は安心して魚屋道を楽しんで歩けます。ここから魚屋道で有馬温泉へ下山します。初めは少し道が荒れていますでもすぐに広くて歩きやすい道になります。しかし、途中で登山道が崩壊して迂回せざるを得ない所は足場が悪く注意するところもあります。右へ下りたら筆屋道ですが、まっすぐ魚屋道を行きます。今度は左へ下りたら、炭屋道を経て有馬温泉へしかしここでも、まっすぐ魚屋道を行きます。有馬温泉の登山口(下山口)へ到着前回は真っ暗で何もわかりませんでした。虫地獄地図で見て、「虫地獄、鳥地獄」とは何だろうと思っていました。炭酸地獄「とりちこく たんさん水」と石柱に書いています。鳥地獄このあたりで、有馬温泉の源泉の炭酸温泉の炭酸ガスが岩の割れ目から噴き出て、虫や鳥がたくさん死んでいるので虫地獄や鳥地獄とつけられたそうですがそれがのちに炭酸温泉の源泉だとわかり有名な日本の三古泉の一つの有馬温泉だそうです。炭酸源泉広場です。池の赤い水がぶくぶく湧いています。前回は真っ暗でこんなところもわかりませんでした。有馬温泉は太閤秀吉も愛した温泉だそうです。日帰り温泉の「金の湯」には2回入ったので、今回は「銀の湯」に入ります。汗を流して気持ちよく電車で帰りました。ずっと付き合ってくれた「塩見のお兄さん」ありがとうございました。剱岳日帰りもする健脚の「塩見のお兄さん」ですが私ののんびりゆっくりの歩きにずっと付き合ってくれました。お互いのふるさと神戸の山、六甲山再発見でき、実際に歩いてみて、思った以上に自然が残っていて色々なルートから色々な登り方で楽しめるということがわかりました。時間と体力に合わせて、ケーブルやロープウェイを利用すれば色々な登り方で楽しめると・・・もっと早く登ればよかったと、でも遅くはありません、時々お墓参りを兼ねて神戸を訪れる楽しみが出来ました。
2023.06.25
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六甲を歩く パート3はこの間の続きで、まやケーブル、ロープウェイで掬星台まで行きわからなかった摩耶山山頂を探して六甲山を目指します。10時の始発のケーブルで登ります。たくさんの人が乗り込みました。ケーブル下駅前回下りで乗った時にも思ったことですがこのケーブルはすごい傾斜を登ってゆきます。ここを歩いて直登するのは大変なことでしょう。摩耶観光ホテルの廃墟1930年に開業して、1990年に閉鎖されました。今は「廃墟の女王」といわれ、摩耶再生の会の努力で産業遺産として「国の登録有形の文化財」の登録に廃墟としては一番最初に登録されたの建物だそうです。今は月に一回、このホテルとその周辺の遺跡を見学する廃墟ツアーがあるそうですよ。名前は摩耶遺跡(マヤ遺跡)だそうです。うまく付けましたね!!ロープウェイを乗り継いで星の駅に到着掬星台から摩耶山山頂を目指します。摩耶山頂(702m) 三等三角点なかなか立派な山頂が森の中に。しかし、摩耶山頂へは初めての人には、とても分かりにくい。さあ、ここから今日はスタートです。ここも廃業した オテル・ド・摩耶まだまだ綺麗だから、廃業は最近でしょうか。時が止まった感じがします。前回はアゴニー坂ではなく舗装道路を歩いたので今回はアゴニー坂を歩きます。要所要所に標識があり、わかりやすい。(その割に摩耶山はどこにも書かれていなかったわ・・・)六甲全山縦走路を歩きます。杣谷峠前回は布引の滝から穂高湖に来ましたそしてここから摩耶山頂を目指しました。シェール槍が見えています。岩々しているのがわかります。ところどころで、舗装道路を歩かなくてはいけません。六甲山を今まで歩かなかった理由の一つは若い時に車のドライブで来ることばかりで、山頂稜線は舗装道だから山に登るという感覚がありませんでした。写真のように大型の派手な定期バス通っているのです。神戸っ子にしたら、六甲は車で登るという感覚だったのです。しかし、舗装路からすぐに山道に入ってゆけるので足も心もホッとします。目の前にあずまやが見えてきたのでそこでランチタイム、おむすびを頂きます。ツツジが満開、山肌がピンクユキモチソウこんなところで見ることが出来てびっくり!!記念碑台のビジターセンターここでトイレ休憩六甲全山縦走路は山道や、舗装路など色々な道を歩きます。記念碑台 全景まるで公園です。神戸の市街が一望六甲山の開祖、イギリス人のアーサー・ヘスケス・グルームさんの記念碑グラバー商会のグルームさんが友人たちと私費を投じて六甲山上に4ホールのゴルフ場を作り、規模を徐々に広げて日本最古のゴルフ場の神戸ゴルフ俱楽部を作りました。 グルームさんは、日本、神戸が大好きで奥様も日本人で大変仲が良く、その間に15人もの子供がいたそうです。六甲山が好きで、六甲を切り開いて別荘を作り仲間と過ごすうちにゴルフ場を作ろうということになり道路も無く、重機もない当時は手作りで山を開墾し4ホールのゴルフ場を作り、植林や砂防も行って現在の六甲山の元を作った人で、その顕彰としてここ記念碑台に記念碑が置かれたそうです。ゴルフ場の中の、保護ネットのトンネルを通ります。ところどころでゴルフ場の芝生が見えます。ゴルフの趣味は有りませんが、ゴルフをやる人にとって日本最古のゴルフ場でプレーすることは憧れかもしれません。たしかに山の上で、眼下に街が見える所でクラブを振るのは快適でしょうね。アケビの花ミツバツツジの最盛期の良い時に登れました。大阪方面が開けています。みよし観音(美代子観音)1964年2月18日、59年前大阪空港から徳島へ向かった日東航空機が、尼崎の畑の中に墜落した事故でスチワーデスの麻畠美代子さんは7人を救助し、最後の一人を助ける時に飛行機の爆発で亡くなりました。尼崎の事故現場でなく、ここに慰霊碑が建立されたのはここから徳島に向かう航路が見渡されるからだそうです。六甲枝垂れ(ろっこうしだれ)六甲ガーデンテラスの中にある有料の施設です。夜はライトアップして、これ自体が光りますがこの中から見る下界の1000万ドルの夜景が素晴らしいそうです。昔の六甲ロープウェイの鉄塔とロープ何年も使われていませんが、撤去されず残されたままです。右はガーデンテラスの施設テラスから大阪方面の展望六甲アイランド方面この先で、六甲山頂から有馬温泉へ下りるか、ロープウェイ乗り場へ行って、乗って有馬温泉へ下りるか・・・思案しましたが前回同様、有馬温泉の登山口に付いたら、また真っ暗になりそうなので今回は初めて「六甲有馬ロープウェイ」に乗って下ることにします。神戸っ子ですが、初めてこのロープウェイに乗ります。前回、魚屋道(ととやみち)を下った時は秋でしたので紅葉がきれいでしたが今日は新緑がきれいです。有馬温泉駅に到着日帰り温泉「金の湯」に入って帰ります。ハーバーランドのモザイクの夜景とライトアップされた観覧車右にポートタワーが見えるはずですが、今は工事中でカバーされています今回で3回目の六甲でした。色々な歩き方で楽しんでいます。次の4回目が最後、六甲山頂から新緑の魚屋道を歩いて、有馬温泉の「銀の湯」に入ります。
2023.06.23
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六甲を歩くパート2は新幹線 新神戸駅の裏から登って布引の滝経由で川を何度も渡渉するトエンティクロスを通り北アルプスの、大正池と河童橋のミニ版シェール道から穂高湖とシェール槍に登ってア―ゴニー坂から掬星台そこから摩耶山山頂へ行くつもりが山頂がわからず、ケーブルカーで下山しました。ところが、下山して帰宅したら、カメラの写真をパソコンに取り込む前にすべてを消してしまうという大ドジをやらかして真っ青!!幸い一緒に歩いてくれた塩見のお兄さんの、スマホの写真があったのでそれを送っていただいてようやくブログにアップできました。新幹線の新神戸駅から歩いてすぐ布引の滝都会のすぐ裏山に、こんな立派な滝があるとはだれが想像できるでしょうか岩をうがつ水のしぶきが、汗かいた肌に気持ちよくここでサンドイッチの遅い朝食を頂いて休憩。まだ両親が生きていた時この奥のハーブ園にロープウェイで登って歩いてこの滝に下りてきたことを思い出しました。日ごろ山歩きをしていた父でしたがこの山を下るときに足元がふらついてその時に初めて、父の年齢を実際に感じたことを思い出します。私にとって、布引の滝は父との最後の山歩きの思い出です。見晴らし台から神戸の街猿のかずら橋もう巻き付いていたカズラがほとんど無くなってますトエンティクロスの案内が出てきました新緑がまぶしい五本松の堰堤堰堤の横の急斜面を汗かきながら登ります布引貯水池小学校の時の遠足は、ここだったと思いだしました。神戸の水がめこの水は神戸ウォーターと言われて、外国航路の船に詰め込まれても水が腐らないと評判だったとかでも今の神戸の水は、いろいろなところからの水が混ぜられているそうです。桜茶屋から紅葉茶屋と続きます。平日なので茶屋はやっていないのでしょうね。天気が良くてめちゃくちゃ暑い小川のせせらぎとちいさな木橋笑っているのはこのあたりまで。この後、黒岩尾根登り口で、通行止め看板があり登山道崩壊のために大回りしなければならないのですがネットで調べたら通過できるようなので、自己責任でそのまま進みました。しかし、途中で崩壊地手前で、道が間違っていてそのまま進めずあきらめて戻り振り返って見たら、しっかりした踏み跡を発見無事、崩壊地を抜けてホッとします。目標の一つ河童橋北アルプスの河童橋の名前を付けていますミニ河童橋神戸にもあるのですね河童橋ミニ大正池確かに立ち枯れが・・・ここで昼ご飯も考えたのですが、時間切れを考えて先に進みます。大正池と河童橋実際の北アルプスは、大正池に河童橋は掛かってませんね。綺麗な六甲の水が流れています。ミツバツツジが満開このあたりで食べようか・・・ヤマブキが満開このあたりでもいいね結局何でもない道端に座っておむすびを頂いて。立派な石積みの川を渡って徳川道へ看板はあるけれど、その説明の石積みは崩れているようです。もうすぐ穂高湖です穂高湖この名前も北アルプスにちなんでますね誰がつけたのでしょうか、憧れの北アルプスなのでしょうか向うに見えるとんがりはシェール槍実家の檀家寺の能福寺の住職さんから聞いていたシェール槍です。いつか行けたら…と思ってました。湖畔の桜とツツジ今からあそこに登るよ~~貸切の穂高湖穂高湖の周りツツジの最盛期岩登り開始このあたりから急斜面の岩場を登る私が登って来たあと少しがんばれ~~狭いピーク岩の一番端まで行って見よう結構な崖の上ですさっき居た、穂高湖あの桟橋に居ましたよバス通りの杣谷峠お釈迦様のお母さまを祀っている、摩耶山天上寺アゴニー坂をやめて、舗装道路を歩きます。六甲山はツツジが多いのね摩耶山頂がわからず、掬星台に行ってしまった。掬星台(690m)の広場から神戸の街はすごい展望摩耶山の山頂ではなく掬星台の山頂表示夜景のすごさは想像するだけでもすごい!!真ん中の半円の変わった建物は、メリケンパーク オリエンタルホテルです。摩耶ロープウェー「星の駅」時間切れなので、「まやビューライン」で下山します。ロープウェイの後は、少し歩いて「虹の駅」からケーブルカーに乗ります。「まやケーブル下」から神戸市バスに乗って三宮へ。今日のパート2は摩耶山頂へ行けなかったので次の六甲パート3 は摩耶山頂から六甲山頂目指し有馬温泉へ。
2023.06.21
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遅ればせながら昨年11月半 芦屋川から六甲山へ歩いた記録です。六甲山はふるさと神戸の山なのに、車でしか登ったことが無く登山という概念が無かったのです。しかし、登山し始めて29年、百名山も終わって改めてふるさとの山を登ってみようということで計画しました。今回一緒に付き合って登ってくれたのは、南アルプスの塩見岳で出会って、それ以来交友を温めてきた、塩見のお兄さんです。塩見のお兄さんも神戸出身ですが、幼いころ六甲山に登ったのですが記憶が無く、登ったことが無いのと同じだということでともにふるさとの神戸の山再発見ということで付き合ってくれたのです。阪急芦屋川駅から高座の滝に向かって住宅の中の川沿いの坂道を歩きます。芦屋の高級住宅街が並んでいて目の保養をしながら坂道を登ります。高座の滝住宅街を抜けたら急に山道に入って今までとまったく景色が違う山の中をしばらく歩いたら滝が突然現れて、先ほどの住宅街とは違って幽谷の世界です。滝の左から急斜面を登りますここが、芦屋ロックガーデン大正13年ころから近代登山の発祥の地と言われます。新田次郎の「孤高の人」で有名な加藤文太郎も歩いたのですね岩登りを楽しみます。急斜面どんどん登ります六甲特有の花崗岩が露出しています ちなみに墓石に使われる御影石というのは花崗岩のことで、東灘区の御影という地名からつけられたということです。展望の良い岩場神戸の街が一望、夜景はきれいでしょうねたくさんの人が休んでいます。標識がしっかりあるので、助かります。風吹岩途中で芦屋カントリークラブの敷地の道を横切ります。六甲はゴルフ場が多いのです。日本で最古のゴルフ場が出来たのも神戸六甲なのです。神戸ゴルフ倶楽部という最古のゴルフ場は英国人のアーサー・ヘルケス・グルームさんが作った1901年に4ホールのゴルフ場がスタートです。このような看板もたくさんあって、現在地もわかりやすいしかし歩いている人が居なくなり心細くなります。一軒茶屋六甲山の山頂直下の縦走路にある茶屋ですが休みなのか、やっていないのか・・・私の後ろが六甲山頂です。六甲山上の舗装道路を横切って山頂に向かいます。六甲山頂(931m)ほぼ300度ぐらいの展望ですが、誰もいません。15時半すぎて太陽が西に傾いて焦ります。魚屋道を有馬温泉へ下ります。黄葉が西日に照らされてきれいですが、ほとんど止まらずひたすら歩き続けます。隣の山肌が赤くきれいですが、写真はここまであとはひたすら歩きます。なぜなら、日没が近づいていて、途中でへッデンを出しました。有馬温泉側の登山口の下山したときは、すでに真っ暗です。ポツポツある外灯を頼りに有馬温泉街に下ります。日帰り温泉の「金の湯」に入って汗を流して本日の予定は終了。次は改めて別のルートを歩いた記録をUPするつもりです。
2023.06.20
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6月4日(日)ほぼ一ヶ月ぶりに更新です。相棒は人生二回目の帯状疱疹のあと、白内障の手術をしました。帯状疱疹は予想外の発病でしたが目に症状が出たものの、前回のように角膜に影響が無くて幸いでした。白内障手術のために眼科にかかっていたので早く対応処置が出来たようです。それにしても長く待たされました。 久しぶりなので楽な山歩きにしようということで愛知県設楽町の寧比曽岳に登ってきました。最近は段戸湖の方から長いルートで登っていましたが今回は大多賀峠から楽ちんコースで登ります。寧比曽岳は今回で9回目初めて登ったのが1995年12月その後、1996年2月2014年1月、2020年5月、6月2回2021年6月、2022年5月2020年はコロナ禍で県外の山に行けない時に3回も登りました。その時に改めてこの山の良さを感じたのです。大多賀峠からは手軽に登れて、時間と体力のある時は段戸湖からとルートを変えて登るのも楽しいものです。登山口の横にある駐車場は10台ほどしか停められずすでに満車で、路肩に停めて歩き出したら早くも下りてきた人の車が出て、空いたのでそこに入れなおして改めて出発。登山口の横にフタリシズカが咲いています。この鉄階段を登ってゆきます。手入れの行き届いて比較的明るい植林の中を進んでゆくと「亀の甲石」が露出しています。緩やかに進んでゆくと休憩のテーブルが二か所ありますこのルートは東海自然歩道なので整備されています。自然林が出てきて完全に登山道は自然林の中以前冬に登った時は、この自然林が霧氷でとても綺麗でした。今回もその時の話をしながら歩きます。風で、霧氷の氷が飛ばされて、キラキラしてまるでおとぎ話のようでした。とても綺麗なテンナンショウマムシグサという別名がありますが、これはそんなにマムシの柄のようで無く綺麗です。自然林の緑のトンネルの向こうに山頂寧比曽岳山頂(1121m) 三等三角点ベニドウダンの木が集まっています。ベニドウダンは盛りを過ぎていますがまだきれいなのもあります。あずまやでランチタイム南アルプスが見えています。三角錐のきれいな山が愛知県で一番高い茶臼山その後ろに同じように三角錐の山が聖岳茶臼山の右手前に風力発電の風車がある、井山井山の右後ろは萩太郎山茶臼山と聖岳 同じように三角錐です。井山南アルプス左側(北側)堂々とした塩見岳塩見岳のズーム左から荒川三山、小赤石岳、赤石岳、兎岳、聖岳、光岳聖岳の手前の三角錐は茶臼山今日はたくさんの登山者でいっぱいでしたが皆さんが下山してほとんど人が居なくなって盛りの過ぎたヤマツツジ今年は花の時期には山には行けませんでした。下山してから豊田市松嶺町の「ササユリの里」に立ち寄ります。県道33号が途中でこの間の大雨で土砂崩れのため遠回りして公民館に着いたらほとんど見学者は帰った後です。新聞に掲載された記事を見て尋ねてきた人が多く昨日と今日はすごい人出だったそうです。協賛金200円払って地図を貰って歩きます。個人の地主さんが長い年月コツコツと保護して増やしたササユリ自然に山にポツポツと咲いています。ここのヤマユリは大きくて色が濃いのが多いとても大きい群生地の手前に看板もあります。この時期は一般車は入れません。ウツボグサすごい敷地の地主さんのお宅地主さんと出会ったので、しばらくお話をして群生地へ個人の敷地内です。御嵩町のみたけの森のように、斜面いっぱいに咲いているわけではありません。個人が保護するには限界がありますが綺麗に整地して保護されています。色が濃くて大きい以前はイノシシが、最近はカモシカがササユリの球根を食べに来るそうでフェンスを設置しています。ササユリもカサブランカみたいに大きい帰りに、目治し地蔵様に立ち寄ってこの間、白内障手術した相棒のためにしっかりお参りしましょう大きな立派なお地蔵様でした。久しぶりに歩いて、気持ちよく汗かいてやはり歩くことはいい運動だと思いました。汗かいて代謝して30年近くやってきたことは程よい運動と、新陳代謝をおぎなすのにとても良いことで無理しない程度にこれからも続けて行きたいことです。相棒も久しぶりに歩けて、明日は筋肉痛だな~といいながらも嬉しそうでした。
2023.06.05
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3日(水)ゴールデンウィーク最後の山行きはこの間の国見岳から4日しかたっていないので今日はお花探しの散歩程度にしようということで、米田白山とみたけの森です。米田白山は今回で6回目、みたけの森は10回目です。両方とも最近は毎年のように歩いています。だんだん体力に自信が無くなってでも山を歩きたいときに、展望が良く簡単に登れる山ということで、最近は良く登るようになった山なのです。東回りで周回します。向うに見えるのはトイレと休憩舎一の坂、二の坂を登り登山道に岩が露出してきたら稜線は近い右に少し植林、左に自然林の三の坂馬の背岩馬の背のように長く大きな一枚岩この岩の上からは天気が良ければ一番右端の納古山の右に御嶽山が見えるのですが・・・きょうは天気が良いのにダメですね。岩稜の続く尾根を歩きます。次はタイタニック岩一番端まで行けばいいのですが下の谷が目に入って怖くて無理です木が邪魔していますがここまでが限界でも手前の岩に乗ったらイイ感じです。モチツツジが咲いています。八畳岩大きな一枚岩 白山槍一番高い岩の上には乗りません岩の上が斜めなので、そんな危険は冒しません。飛騨川の流れと下界の景色が良い米田白山 山頂(274m)二等三角点がある広場は、いつ登っても誰かが石を並べて山名と年月日を表示してくれています。毎日日課のように登って、並べ替えてくれる人が居るのですよね。 木陰のベンチがありますが、少ないし、狭い山頂なので次々登ってくる人の邪魔になるので、お昼ご飯は次の展望台で。尾根に突き出した展望台のあずまやで、たくさんの人が休憩しています。広いテラスはカンカン照りで暑いので先に食べた人が譲ってくれたベンチで、ランチタイム向うに見える山並みは飛騨川の向こうに鬼飛山や大谷山、八坂山その向こうにみのかも健康の森の高木山や山之上富士山右端に納古山が見えています。御嶽山がうっすら見えていますがカメラでは写りません。展望台から下山中に見つけたこれはなあに?林床にいっぱい蕾がついています。帰宅して調べたら、なんとシライトソウの蕾もっと深山にあると思っていました。たくさん蕾があったので、咲くときれいでしょうね。岐阜県の絶滅危惧種のミノシライトソウかな?とも思ったのですが、ミノシライトソウはもう少し花被片が短くまばらのようなので、これは普通のシライトソウかな?いずれにしても、これだけ30年近くの山を歩き回っていましたがシライトソウの蕾を見たのは初めてです。次に訪ねたのは、みたけの森歩き出してキンランを探して、山の斜面をキョロキョロ見ていたら5mほど上の斜面に薄紫の何かが・・・望遠カメラで見たらタツナミソウでした。南山ため池の横を通って6月にはササユリの咲く斜面を目指しますウツギも満開斜面にキンラン見っけ!!ホタルカズラ日あたりの良いところはホタルカズラがいっぱい群生しています。ホタルカズラキンランキンラン三兄弟光に輝いています、これぞ本当の金色です。今日の一番大きなキンランの株今まではキンランは蕾の状態しか見たことが無くこのみたけの森で初めて花弁が開いているのを見たのです。全開ではなくこのくらいの開き方がいいですね。キンランを探してどんどん登ってきました笹の斜面の中に見つけたキンラン朝日の塔に登ってみましょうみたけの森の全景と御嵩町ツクバネウツギ天気が良かったのに白山や御嶽山が見えなかったけれど今日は目的のキンランが見られたし、シライトソウも見られ楽しい里山歩きが出来ました。帰りの渋滞を懸念していましたが、不思議に渋滞も無く帰宅できました。今年のゴールデンウィークも遠出は出来ませんでしたがほどほどのところでお茶を濁して終わろうとしています。
2023.05.07
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4月29日(土)ゴールデンウィークで遠出の人もいると思いますが我らは、相棒の帯状疱疹が治ったばかりで近場でお茶を濁しています。今回は、伊吹北尾根の隠れた花の山 国見岳に登ってきました。この山は今回で6回目、前回は2021年5月3日偶然同じ日となりましたが同じように花があるでしょうかそして同じようにアナグマと出会えるでしょうかと期待しながら登りました。国見峠ここまで車が入れるか心配しながらやってきましたがやってきたら、車が一台もありません。ゴールデンウィークだから、てっきりたくさんの車があると思ってきたのですが。天気は曇りで、雨がいまにも降りそうです。夕方までは何とか持つだろうということで登り始めます。キランソウタムシバ少し遠いのでズームで写せました。鉈ヶ岩屋への分岐左へ行けば、石田三成に追われた本願寺の教如上人が春日村まて逃げてきて、村人にかくまわれて隠れ住んだという岩屋があります。この写真と下の写真は、2015年4月29日下の国見岳スキー場から先の林道が通行できずそこから林道を歩いて鉈ヶ岩屋に登って、国見岳を目指した時の写真。8年前は元気でした。昔の岩屋は中が広くて、教如上人が匿われて住めるほどの広さがあったと思われますが今は奥の岩が崩れてしまっています。この写真は、当時のお堂ですがこのお堂が壊れたので、今はアルミのお堂に変わっているそうです。またいつか実際に見てみたいです。タチツボスミレこの先から、苔の付いた石灰岩が露出した斜面を登ります。そこは岩に苔がびっしりついて、滑りやすくとても気を遣うところですが、その反面 花が多くわくわくするところでもあります。ヤマエンゴサクヤマエンゴサクボタンネコノメ一番多かったのが、このボタンネコノメヤマネコノメ黒いのは種になっています。ヒトリシズカ苔の付いた岩とベストマッチミヤマカタバミの葉っぱがありますが、当然花は終わっていました。やっと、山頂稜線に取り付いて元KDDIの電波施設があった台地に到着今は広く何もないただの広場ですが以前は大きな電波塔があり、遠くからでもその電波塔を頼りに国見岳が山座同定できたのですが撤去された今はその目印が無くなって同定しにくくなりました。アナグマ(2021年5月の写真)そしてその広場の住人はアナグマですが今回も遭えるかと期待して登りましたが、遭えませんでした。まだ元気で生きているのでしょうか、今回はお出かけ中かな・・・ヌタバ今回は水が溜まってまるで池のようです前回はこの半分くらいしか水が無かったのですが。霧がかかって幻想的です。国見岳へ最後の登り石灰岩についた苔が、まるで御池岳のようです。国見岳山頂(1126m)ガスガスで何も見えません。国見岳の山頂のこのあたりは昔は大きなマムシが住んでいたのであまり岩の間でじっとゆっくりしていたくないのです。相棒は始めて登った1998年に、その大マムシと出会っているのですから・・・イチリンソウ太陽が出てないので花弁が開きません。ハクサンハタザオヒメクワガタまだ蕾です。タチツボスミレですが色がとても濃くて綺麗で、花も大きいのでオオタチツボスミレでしょうか。石灰岩の山は花が多くて楽しめるので花探しで足が進みません。国見岳とその隣の大禿山の中間向うに見える山が大禿山フッキソウの大群落フッキソウの花ミヤマキンポウゲ ?早くも夏の花なのですか・・・イチリンソウ帰りには開いているかな・・・大きなカタツムリの殻空き家になっています。石灰岩の山はカタツムリも多くてそしてニョロも、ヒルも多いのです。あと一登りで大禿山です。ルイヨウボタン若い芽はシカに食べられていますが食べられずに済んだのは、葉っぱが大きくなって蕾がついています。ルイヨウボタンの花葉っぱと同じ地味な色ですが、かわいいですね。ルイヨウボタンの群生シカに食べられた若木を見たときはショックでしたが食べられずに済んだのは花が咲いています。カタクリもう遅いので、この花一つしか見つけられませんでした。大禿山山頂(1083m)山頂にガスがかかった国見岳が見えています。ここでランチをと考えましたが風が吹いてくるので風の来ない西側の斜面でランチタイム一向に天気が晴れないので、雨の前に戻ります。途中でガスの消えた国見岳がみえてくれました。ヒメレンゲ国見岳をバックにニリンソウが開いていました風が強くてこの稜線歩きは飛ばされそうです。イチリンソウはまだ開いてくれません苔の付いた石灰岩の斜面を下ります。途中でやはり雨が降ってきて、でもここは慎重に下ります。国見峠の車に乗ったら、かなりの雨でした。大禿山で引き返したのは、良い判断でした。峠に大型のマイクロバス(中型バスというのでしょうか)が笹叉から縦走してくると思われる団体を待っています。この雨の中であの斜面を下るのは大変でしょうね。2021年5月に登った時の、開いていたイチリンソウ。この時は天気が良くて、御座峰まで行きました。帰ってきて、服を脱いだら脇腹にダニが食いついていました。まだ深くかみついていなかったようですぐに取れましたが、元気な奴で動き回ります。写真を撮った後、天国に行ってもらいましたが花の写真を撮るときには、膝が悪いのでしゃがめないから地面に座り込むので、ダニの餌食になるのでしょうね。もうダニやヒルやニョロの出てくるシーズンですね。山は楽しいし、花探しはうれしいけど、同時に嫌な奴の時期でもあります。
2023.05.05
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23日(日)相棒は帯状疱疹で1ヶ月以上山と離れていました。その間、私は可児市のカタクリ群生地と鳩吹山に一人で登りましたが久しぶりにそろって山に向かいました。岐阜県の瓢ヶ岳と高賀山のダブルヘッダーです。と言っても、中美濃林道の登山口からですので楽ちん登山です。年齢から体力も減退して、百名山も達成して気力も減退して、楽に登れるなら、楽ちん登山でも良し楽しんで登れるならそれも良し。そんなこんなで楽ちん登山開始。久しぶりなので相棒は歩き出しは少しふらついていましたが、すぐにいつものペースで歩きます。春の花の次期に、相棒は病気で鬱々としていたので今日のアカヤシオはとても楽しみにしています。芽吹き始めた新緑の道を歩くのは気持ちのいいものです。ウグイスもしきりに鳴いて、1ヶ月のブランクの間に山はすっかり春になっています。ジグザグに登って、前方のヒノキの間にチラチラとピンク色が見えてきて花付きは少ないものの、咲いていますアカヤシオさらに登って山頂稜線に取り付くところでアカヤシオがお出迎えこの木は一段と色が濃くて、花付きも良いシロモジの花も地味ですが負けずに満開ズームで写すのにとても苦労してやっと1枚ここで、しっかりアカヤシオを堪能して次はカタクリを探して歩きましょうオオカメノキ白い花も青空にくっきりそしてカタクリがありました相棒が帯状疱疹で苦しんでいるときに私は一人でカタクリの群生地でカタクリはみたもののそれは保護された柵の中の花でした。やはり、ひっそりと山道で咲いている自然の中のカタクリは数こそ少ないけれど、出会えた喜びは大きいものです。低い位置での撮影は膝が悪いからしゃがめなくて、登山道にどっしりと座り込んでの撮影です。こんな道ならいくらでも歩けそうヤマガラがズーッと私たちの前で何かを探してくわえています。春は恋の季節です、たぶん巣作りの材料集めですね。じっとしていないので、遠くからコンデジのズームで写すのでとても大変これが精いっぱいです。下って登り返しを2回繰り返したら奥瓢ヶ岳(1160m)新しい山頂標識が出来てます。3度目の下って登り返しをする途中でカタクリのカップルを発見カタクリ三兄弟山頂分岐ではアカヤシオやはり今年は花付きが良くないですね去年はもう少し花が多かったような気がします。白山瓢ヶ岳山頂には二組がランチしていました。私たちも御嶽山と白山の写真を撮ってお昼ご飯です。御嶽山と乗鞍岳(左 うっすらで見にくいです)御嶽山のズーム雪がだいぶん少なくなっています。瓢ヶ岳山頂(1163m)お昼ご飯のあと、貸し切りになったので山頂写真です。再び、同じ道をカタクリを見ながら戻ります。やはり、一番のアカヤシオの前でハイポーズ次は、高賀山へ向かいます。相棒は病み上がりだから、やめたほうが良いのではないかと思ったけれど本人は登る気満々なので、しぶしぶついてゆきます。神坂峠熊除けの筒をたたいて 熊さ~ん、通りますよ~~ハンマーは壊れているので、ストックでたたきました。高賀山のカタクリは少し大きいような気がしますが色は瓢ヶ岳の方が濃くて綺麗です。途中で、瓢ヶ岳がきれいに見える所で眺めながらしばし休憩山頂手前のここは好きなところどうやら貸し切りですね。高賀山山頂(1224m)山頂は山頂らしい広さで、伊吹山や能郷白山、真正面は白山左に御嶽山が見え、ほとんど360度の展望です。蕪山とその右奥に滝波山左一番奥は平家岳神坂峠まで下りてきて、今日のダブルヘッダーは終了瓢ヶ岳は今回で9回目初めて登ったのが、1996年5月今と違って、若くて元気だったから、色々なルートから登っています。高賀山は5回目。初めて登ったのが、1996年8月この山も初めは若くて元気だったから、高賀の森公園から登っていました。最近は楽ちんなルートがあればそのルートで楽しんで登るほうを選んでいます。それでも、山道を歩いていると靴の裏から伝わってくる土や、岩の感触や小鳥のさえずり、目の中に飛び込んでくる新緑太陽のまぶしさ、頬を撫でる風・・・五感で感じる感触が何んとも心地良くて山をやっていてよかったなあ~~とつくづく思うのです。
2023.04.24
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27日(月)各地で桜の開花情報が次々届けられている最中に相棒は二回目の帯状疱疹になっています。はじめての時は右側にでて、今回は左側に出ています。私も過去に罹って右側にでましたが、二回も罹るとは・・・子供のころに罹った水ぼうそうのウィルスで発症するらしいのですが体の中に潜んでいるウィルスが加齢と過労で発症するそうです。ということで、せっかくの花の時期なのに・・・仕方が無いので、一人で岐阜県可児市のカタクリ群生地と鳩吹山へ行ってきました。温暖化のせいで、年々開花が早くなっています数日遅くて、日当たりの良いところではすでに枯れた花が。今年はロープ近くでは絨毯のような開花は見られません。丁度良い開花に出会わすと、絨毯のようにびっしり密集して咲いてくれるのですが。ロープ柵の向こうに獣除けの電流柵も出来ています。手前はまばらで密集していませんコンパクトデジカメなので近くの花しか写せません。大きな望遠カメラを持った人もたくさん来ていました。そういうカメラなら、奥の山際の密集しているカタクリの花を写せますね。この後、家を出るのが遅かったので、鳩吹山に登るかどうか悩みましたがやっぱりせっかく来たので登りましょう。小天神の展望地目指して登ります。ヒカゲツツジが満開このクリーム色が好きです。途中で木曽川の流れが真下に見えます。結構な斜面に岩が露出しています。小天神の展望台このあずまやで、遅いお昼ご飯のオムスビをいただきます。ぼんやり見える御嶽山小天神のあずまやの横の桜も八分咲き時間が遅いので、誰もいません。貸切で素晴らしい展望を楽しみながらオムスビを頂いて次の大天神に向かいます。すごい岩の露出した登山道スミレが岩のあちこちに咲いています。スミレは花の種類が多くて特定できません。どなたか教えてください。大天神ここのあずまやは大きいけど、やはり誰もいません。山頂広場鳩吹山山頂(313m)木曽川の蛇行と御嶽山が絵になりますが今日の御嶽はぼんやりです。山頂のヒカゲツツジが大きくなっています。去年は登っていませんが、この山は今回で12回目です。一昨年の同じ頃来た時はまだ小さな木でした。山頂でもう一つのオムスビを頂きながら暖かい午後のひだまりと展望を楽しんで大脇コースから下山します。大脇コースの登山口の桜が満開です。土田城趾近くの、可児川河川敷のニリンソウの群生地まで足を延ばします。アオキの雄花まるで作り物みたいに十字のえんじ色の花弁と黄色の雄しべが可愛いウラシマソウこの花も地味ですがなかなか面白い釣り竿持っています。藤原岳で初めて見たのですが、こんな平地で見られるとは・・・キクザキイチゲお久しぶりの花です。藤原岳で淡いムラサキの花をよく見たものですが平地で群生しているのはうれしいことです。キクザキイチゲの群生ニリンソウニリンソウの群生サンリンソウはとても少なくてニリンソウに負けています。イチリンソウ もとても少なくて探しました。イチリンソウはニリンソウより花が大きく一つの花しか咲きません。しかし開くと、ごく淡いピンクがかった花弁と花芯が大きくて華やかです。もう一度ニリンソウ駐車場近くには、信長の母の土田御前の「出世の碑」膝の上に居るのは幼少時の信長桜の木の向こうに、さっき登った鳩吹山河津桜だそうです。今日は一人で花めぐりの一日でした。せっかくの花のシーズンなのに、相棒は病院めぐりです。早く治って花を見に行こうね~~
2023.03.30
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御嶽山と乗鞍岳(左)19日(日)関市の迫間不動から、金比羅山、明王山、迫間山(迫間城趾)へ周回してきました。今年の冬は日曜日に登ることが多くたまたま雨の前の風が無い暖かな日が多く、寒がりの相棒には幸いでしたが、反対に遠望が利かず御嶽山がきれいに見える日が無かったのです。しかし、今日はその分を取り返してなおおつりがくるほどのすごい展望で、大大大満足でした。天気、展望は、最高です!!迫間不動の長い階段を登り詰めたら、護摩堂の手前右の山へ取りつきます。山道を登っていくと、いったん簡易舗装の道を横切って再び山道を登っていきます。今年初めてのショウジョウバカマ開いたばかりでとても綺麗稜線の手前で日当たりが良いので、ミツバツツジも咲き始めています。伊吹山が良く見えて手前右に金華山もはっきり、お城まで見えています。中央アルプスも木曽駒ケ岳から空木、南駒まで見えています。正面には高賀三山御嶽山今日は噴煙が上がっていませんね~~もう治まったのかしら・・・と思って、ズームで見たら残念、少しまだ上がっています。上になるほど日当たりが良く暖かく、ミツバツツジはたくさん咲いています。金比羅山へ山道をさらに登って金比羅宮の向こうが、金比羅山の山頂(383m)金比羅山は今回で10回目久しぶりなので山頂からの展望が木の伐採でよくなっています。伊吹山と池田山、手前に金華山次に向かう、明王山のアンテナ御嶽と乗鞍、アンテナの右に中央アルプスの山並み木が伐採されてすごい展望です。最高です!!(2回目)御嶽山と乗鞍岳何度もシャッターを切りました。本当に久しぶりの展望です。槍ヶ岳とその左奥に、たぶん鷲羽岳、水晶岳のような気がします。(帰宅して地図とにらめっこでした)遠すぎてコンパクトデジカメではピントが合いません。しかし、見ることが出来たので最高です!!(3回目)中央プルぷスの山並みも、笠置山まで見えています。能郷白山また御嶽と乗鞍乗鞍岳のズーム明王山の山頂(380m)では、関商工の平和の鐘が設置されていてちょっと音階がくるっている所もありましたが木槌があったので叩かせてもらいました。(笑)小牧山の向こうに名古屋の駅前のビル群一番遠く、猿投山(右)と岩巣山(左)今年は年始から岩巣山を歩き回りましたね~~ミツバツツジが彩を添えて八方不動明王へここで、いつもお掃除してきれいにしてくれている妙真さんとお話をして不動明王様にお参りをして関の街迫間山山頂関の街と御嶽山と乗鞍岳ずっと見えてて、最高です!!(4回目)迫間山(迫間城趾 309m)桜の蕾も膨らんで、明日は咲きますね小岳の辻から迫間不動へ下りてきて護摩堂奥の院今年はまともに初詣をしていないのできちんとお参りしましょう洞窟の中の奥の院は真っ暗たくさんのろうそくの火が揺らめいています。無事登って下りてこれました、すごい展望も楽しめました。今日は本当に最高でした。(WBCの誰かさんの真似をしてみました)本当に久しぶりの大展望を堪能して今年楽しめなかった御嶽山を充分楽しめて最高です!! 5回目(笑)
2023.03.21
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山楠公園のエドヒガンピンクのつぼみがもう膨らんで、数輪花が開いています。彼岸に咲くからエドヒガンといわれ、開花標本木のソメイヨシノよりは早く咲くようです。ソメイヨシノより色のピンクが濃くて、たくさんの蕾が一斉に開花したら見事でしょうね。12日(日)岐阜県川辺町には、先週登った遠見山以外に今売り出しの山がほかにもあります。大谷山と八坂山、鬼飛山です。今日はこの三つの山の散歩です。この山も来るたびに少しずつ変わってゆきます。大谷山は四国八十八ヶ所模写霊場が作られて山道には113体の石仏・石像があります。ここから登り、大谷山山頂の秋葉神社から、谷を隔てた八坂山に向かいます。岩の露出した山道には石仏がところどころまつられています。岩の上に阿弥陀如来像右の孟宗竹を切った札に書かれた、標語と絵が味があります。阿弥陀如来様の後ろにあずまやが見えてきました。石仏になったKIKIです。悪病除弘法大師像展望の良い先ほどのあずまやを振り返って。それぞれ良いお顔をしています。阿弥陀如来像薬師如来像が多かった秋葉神社のある大谷山山頂(215m)が見えてきました。前方にあとで向かう鬼飛山が見えています。木の中にある秋葉神社今日は暖かいというより、暑くて汗かいて木陰でお茶を飲んでホッとしています。谷を挟んで八坂山へ向かいます。山頂には、室町時代にお城があった名残の石積み井戸も水が溜まっています。八坂山(225m)山頂飛騨川の流れを見て八坂山の山頂は、お城のなごりで石積みが残っています。少し下がって「出丸」には御嶽神社がまつられています。展望がとてもよく、今日もここでランチです。ランチ後車に戻って、次の鬼飛山へ向かうために山楠公園へ山楠公園の駐車場うしろの鬼飛山を見て杉の木の花が咲いて、すごいことになっています今年は例年より花が多くて花粉が多いそうです。この写真を見るだけで鼻がムズムズしてくしゃみが出そうですね。このすぐ後に雨が降ってきて、すぐにやむだろうと雨宿りしていましたが雨足がひどくなってあきらめかけました。スマホで雨雲レーダーを見たら、この近辺だけの頭上に雨雲があるだけですぐにやむとなっていたので信じて20分ほど雨宿り。ほとんど小降りになったので出発ちびっこ展望台は左少しよりみちして行こう以前より置物が増えて焼き物の鬼がお出迎え今年の干支のうさぎ鬼の後ろの木にはフクロウ鬼のいる岩穴登りだしたら雨がやんで桃太郎の一刀岩スパッと切れています第一見晴らし台展望の岩場鬼瓦が鎮座しています第二見晴台今日は天気が悪いのでダメですが、天気が良ければ素晴らしい展望です。二匹の鬼とヤマンバ正面の米田富士立派な鬼瓦以前には無かったけれどどんどん鬼尽くしになっています。先ほどの八坂山の出丸ズームであのあずまやでランチしました。山頂へ向かいます。この山に残された桃太郎伝説で桃太郎に退治された鬼が、飛ぶように逃げた山だそうです。コブラがぶら下がっています。三等三角点のある山頂(291m)山頂近くの稜線はイワカガミの群生地があり花の時期には楽しみが増えますね。この後はピストンで戻ります。夕方からまた雨が降るとの予報なので。予報通り車に戻る途中で雨が再び降ってきました。今日は風も無く夏日のような暖かさで、このまま春になるのでしょうか。そろそろ散歩ではなく冬眠から覚めて山登りの時期でもあります。なまった体で登れるのか心配ですが楽しみな花の時期がやってきますね。
2023.03.13
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5日(日)岐阜県川辺町の遠見山はここ数年、どこかのテレビでよく紹介されています。町おこしの一つでしょうか、おかげで行くたびにどこかが変わっているのです。初めて登ったのが2019年11月BS放送を見て興味を持ち次には2022年3月で、今回は3回目です。今回は登山口が変わっていて、たぶん民家の前を通らないように配慮したと思われます。公民館の駐車場はわれらの車が最後の一台分でいっぱいです。他にもたくさん駐車場が出来ていますが相変わらずスタートの遅い今日は、すでにいっぱいでしょうね。前回の登山口より少し南から山の方へ入っていくでもJR高山線の下をくぐる小さなトンネルは同じ集落の裏からはすぐに山に取り付くので、すごい斜面です。斜面にジグザグに登山道が整備され来るたびに整って、人も増えています。来るたびに山道は整備されていきます。稜線が見えてきましたあと少しです。右は秋葉神社のある山頂で左に行けば見晴らし岩です。稜線を左へ行きましょう見晴らし岩の上足元に飛騨川が流れています。飛騨川がぐるりと取り巻いているこれが今人気の、グランドキャニオンのホースシューベンドに似ているといわれいる景色です。次に行く秋葉神社のある山頂人が居ます先ほどの稜線の分岐に到着看板は南天の滝へ下りるルートを教えています。前回はここを下りました。山頂手前の鞍部です。下からは想像もできない池があります。枯れたことが無いといわれていますが、今回はとても水が少なくこれではモリアオガエルが卵を産みつけられませんね。この池を見ながらお昼ご飯を食べてしばし休憩。遠見岩この岩の向うも絶壁です。遠見山山頂(272m)秋葉神社です。下山は緑の展望台経由で南天の滝へ下ります。緑の展望台とは何かしら?鉄塔の下にベンチがあり、納古山へのルートもあります。谷に向かってどんどん下ってゆきます。林道に下りてきました。林道から見たらこんな景色です。林道を下っていくと岩をくり抜いたトンネルがあります。前回下りてきた道を左に見て南天の滝の入口に不動明王の祠南天の滝水が少なく滝の正面に回り込んだら滝つぼに流れ落ちる大きな滝は水が流れていない小さな流れが右にあるだけです。大雨の後や梅雨などの後しか、大きな滝にならないのかしら・・前回もこのようでした。夏に来たら立派な滝かもしれませんね看板の滝は水が流れています仕方が無いので看板の写真です。さらに林道を下ってゆく途中森の中に立派な祠が・・・山の神様でしょうかさらに、ベンチと旗の棒がある開けたところで下界を見てみよう下界の集落とその対面に権現山その後林道の入口あたりで、ワンちゃんの散歩の地元の方としばし歓談最近人気が出てきてたくさん登るようになった山でこの間山で転んで足を骨折した人が居たそうで登山者が増えたら、事故も増えますね低山ですが急斜面の山なので気を付けなくてはね。民家の横を歩きながらホトケノザハコベもう春ですね~~タネツケバナ民家の立派な梅の木は白梅が満開です下の道路から見上げたら右の↓の岩は見晴らし岩左の↓(少し左にずれてますが)の岩は遠見岩下から見上げたら確かに岩が確認できます。テレビ放送でたくさんの登山者が増えたそうで川辺町の町おこしの成果が出ています。町の方に迷惑を掛けずに、利益が町にもたらされたらいいですね。
2023.03.07
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23日(祝)今度の土日は用事があるので前倒しで23日に岐阜県富加村の加治田城趾と梨割山へ。スタートが遅くて(冬はいつもこうです)登山口の白華山 清水寺の駐車場に着いたらお昼でした。登山口近くのお寺の山門の手前にある、沢の上に掛かったあずまやで歩く前にお昼ご飯です。京都の嵐山の川床のように、川の上にあるあずまやなのでとても風通しが良くて、寒い!!半面、夏は涼しいでしょうね。今日はおでんパックです。おでんを温めて食べている間にうどん玉を入れて少し味付けをし直してうどんのおつゆにしてうどんを煮て最後に卵でとじて刻みネギを入れて出来上がり。体が温まります~~食べたら出発清水寺の山門、二天門と言います。怖い顔した増長天と持国天が両脇に立っているので二天門というのです。岐阜県の重要文化財だそうで、とても古くて凝った作りで、風格があります。何回見ても素晴らしい門だと思います。そこからは階段を登っていきますが左の石積みはまるでお城の石垣のようです。こじんまりとした本堂無住の寺だそうですが、いつ来てもきれいに掃除されています。桓武天皇の時代に、京都の清水寺と同じ時期に創建されたお寺です。扉が少し開いていたのでカメラを入れて撮影させていただきました。ご本尊の国の重要文化財の木造の十一面観音座像は思ったよりも小さくてカメラがブレてきれいに写せません。写真が飾っていたのでそれをズームで写しました。座像の観音様はとても珍しいそうです。確かに観音様は立っている御姿を見ることが多いですね。御手水場の右の階段を登って山に入ってゆきます。林道に合流して長い階段を登ってゆくこの後、ゴールデンレトリバーのトキ君を連れた3人の山ガールと出会いました。少しお話をしたら、梨割山だけ登って戻るところです。期待した展望は無かったといわれるので、加治田城趾をお勧めして私たちと一緒に再び歩きました。右手に「ろうそく岩」と表示が出来て、木が切られてにょきっと立ち上がった岩が見えます。今までは木が隠していたのですね。分岐を左へ加治田城址の手前の稜線で名古屋の駅前のビル群がぼんやり見えて犬山のモンキーパークの観覧車も見えています。今日は展望はあまりよくないですね。城址は広く、城郭があっただろうと想像できます。木が切り取られて北側も良く見えるようになっています。東の堂洞城趾今はゴルフ場が取り巻いている堂洞城趾坂祝市(さかほぎし)の猿喰城の方向名古屋の駅前の方向ゴールデンレトリバーのトキ君は今日が初めての山デビューです。とてもうれしそうに歩いていました。野生の血が騒ぐのでしょうね~~山ガールたちが下山していった後、私たちは食後の飲み物でいっぷくして梨割山へ向かいます。手軽に登れるので単独の男性たちが次々登ってきます。この時、新しいルートが出来たことを教えてもらいました。南東方向梨割山木々の向こうに、この後向かう梨割山が見えています。梨割山との分岐に到着要所要所の分岐でこのような看板があり助かります。急坂を登っていきます。階段もありますが、階段が山土で埋まってしまって結局、急坂となっているので下りは少し気を使います。梨割山山頂梨割山頂(278m) 二等三角点のある広場戻る途中で、行きにわからず通り過ぎた山の神様にお参りして(大きな岩の下の木の足もとに山の神様の石)この石に気が付かず通り過ぎてしまいました。山の神と彫られています。登るときは背後の大きな岩を見上げて通り過ぎてしまいました。清水寺の駐車場に下りてきたら、地元のおばさんが車が一台残っているので、心配して見に来てくれて少しお話をして、このお寺を地域の人々が整備して守っていてくれてこんなに綺麗なお寺なのだと感心しました。
2023.03.02
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18日(土)19日日曜は天気が悪いので、その前日に予定していた山ですが用事が出来て昼過ぎからしか登れないということで春日井市の弥勒山へ。その前に以前BS放送で見た、岐阜県川辺町のパン屋に行って見ました。大きな看板もありませんが青い手作りっぽい建物が目立ちます。コロナ対策では無く、狭いので一組ずつしか入れません。若いご夫婦でやっています。テレビ放映の影響で、翌週はすごい売れ行きだったとおっしゃってました。ボールのようなまん丸のパンです。お目当てのおかずパンは、今日は有りませんでしたがアンパン、りんごケーキ、クリームパン、青唐辛子入りのとりハンバーグの4種類5個買って中身の写真は撮るのを忘れました(笑)その後、春日井市の都市緑化植物園の駐車場に停めて買ったそのパンを車の中で食べてから、大急ぎで出発雨がポツポツ降ったりやんだり・・・夕方からの予報より早いっちゅうねん林道を歩いて途中の休憩舎でしばし休憩すると、ヤマガラがやってきました。待っててくれたのね~~ごめんね、今日は慌てて、おやつが無いのよ無料でモデルになってもらいました今度おやつ持ってくるね~~登山口大急ぎで登ります、反対にたくさんの人が下りてきます。弥勒山山頂(437m)1996年3月に登って以来、今回で11回目ほとんど冬の散歩に登っています。一段下の弥勒菩薩の石仏の祠ソウシチョウが居ます。二羽のヤマガラお水を飲んでいます。今度はおやつ持って、ゆっくりしますね下山したら雨が降ってきて、車に滑り込みセーフ!!ちょっと慌ただしい冬の散歩でした。
2023.02.19
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12日(日)本当は春日井の弥勒山に登るつもりでした。しかし天気が悪くて、展望が無いならやめようということで岩巣山へ。今年になって岩巣山は3度目前回、新しいルートで登り、岩屋堂へ下りてきましたがその時に持って登った地図に池がありました。しかし登るときに注意していても池が下に見えません。下山途中で検討を付けたところから、今日は道なき道を進んでみましょう。ところが駐車場で支度をしていて気が付きました。カメラをポーチごと忘れたのです。今まで28年も登山をしていてこんなことは初めてです。登山をやり始めて2~3年のころに一度登山靴に履き替えず、普通の靴で登ったことがありました。登山靴は車に積んでいたのに、どういうわけか慌てて歩き始めて30分くらい経って普通の靴で登ってしまったと気が付いたが、そのまま山頂まで登ったことはありました。その時は相棒もそろって靴を履き替えるのを忘れたのです。忘れもしません滋賀県の七々頭ヶ岳のことです。今回はカメラです、仕方が無いのでスマホで写すことにしました。最近の若い人はほとんどカメラではなくスマホのようですが私はダブルストックなので、片手操作が出来ないスマホではとても面倒なのです。しかし、忘れてしまったので仕方がありません。岩屋堂でお参りをして、岩の積み重なった道を登ります。落石防止工事はだいぶん進んで、そろそろ終わりのようです。鎖のついたこの大岩をぐるりと回り込んで展望台今日はたくさんの人が登っています。とても暖かくて、ここまで登るのに大汗かいてしまいました。今日は雨の前で風も無く曇りなのでとても暖かいのです。この先は快適な稜線歩きです。途中で木の幹に新しい爪の跡を発見クマのようです。ここから池を探しにルートから外れます。小さな沢沿いの道なき道を笹を掻き分け進みます。かすかな獣道を辿ります。10分ほど歩いたらやはり地図通りに池がありました。堰堤もあるので、大雨の時の鉄砲水を食い止めるためでしょうね。山の二か所から水が流れ込んでいます。動物が水を飲みに来るのでしょう足跡があります。ここは人が来ないので、動物の楽園でしょう。誰も通らない道、かすかな獣道山から流れ込むきれいな水この時期ならではの景色です。夏なら木が茂って池が見にくいし、こういう湿地はちょっと嫌かも・・・植林の木の根元の乾いたところでランチです。ランチ後、堰堤の方まで歩いてみました写真には写っていませんがランチ場所は左端です。池のギリギリまで進んで、あと一歩で水の中です。じゅるじゅるの中まで入ってハイポーズ!!思ったよりも大きくて、静かな静かな池でした。道なき道を戻ります。行きと同じところを歩くつもりですが、全然違って同じところを歩けません。ピンボケですが、至る所に動物のフンがいっぱい登山ルートに戻ってきて、元岩巣の最後の登りです。元岩巣のピーク(499m)名古屋駅前ビル群も もやもや、もやってます岩巣山の見えるザレの場所より岩巣山山頂(481m)岩場から元岩巣のピークを眺めて下山します。あの鉄塔の脚元を通って下ります。先回登った新しいルートを、今日は下りに使います。今年になって3回も岩巣山に来てしまいました。気になっていた池も発見したし周回するルートも覚えたので、冬の散歩には手ごろな山です。カメラを忘れたのでスマホで撮りましたが、慣れないし両手を使わないといけないので、ダブルストックではストックから手を離さないとスマホ操作が出来ないので格段に枚数が減りました。今年3回目の山なのでそれほど枚数を撮らなくていいから良かったですが初めての山で忘れたら大変なことになるとつくづく思いました。
2023.02.14
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29日(日)豊田市の王滝渓谷から天下峯に歩いてきました。初めて登った2001年から次の2回目まで16年経っていました。その後はほぼ毎年のよう冬の散歩に出かけています。そして今回で9回目です。駐車場から渓谷沿いを歩きます。橋の上は雪が残っており、気を付けて歩きます。簡易舗装の道を緩やかに登ってゆく巨岩がゴロゴロしている渓谷を右に見ながら中ノ瀬大橋朱赤の橋がきれいですが、橋を渡ってその先には行ったことがありません。梅園から釣り橋を見下ろしてこの橋を渡ったこともありません。紅梅が咲き始めています。次の赤い橋古美山園地を通り過ぎて、道路を渡って王滝渓谷から離れて笹藪の中の道を入ってゆくカサコソと落ち葉を踏んで進んでゆくルートの真ん中の枯れ木に雪が残っています。伐採地が広がっています。いったい何を作ろうとしているのでしょうか。このあたり一面の竹藪と植林が、切り開かれて丸裸です。おかげで広々と展望が良くなったけど何を作るのか疑問が出てきました。明るい農村に出ていつもこの景色が好きだと相棒が言います。右の元ぶどう園への道を登り山に入っていきます。竹藪の道を歩いてゆくと、左の道との分岐がありその左を登ったら松平隼人助親正の墓があります。このあたりは徳川の始祖の松平の領地でNHKで始まった大河ドラマのおかげで、参拝者が増えるのかな?豊田市の教育委員会が観光誘致のために史跡を整備するのでしょうか。以前より花筒が増えたように思いますが気のせいかな。山姥の足跡いつもどれが足跡なのか、わからないまま通り過ぎます。もうすぐ、山頂直下の林道に合流します。ここは風の通り道で寒い急に雪が増えて寒いと思ったら、この道は「とこさぶ道」だそうです。赤印の通り左上の坂道を登ります。このルートの中で、ここが一番つらい道です。山頂まであと少しこの上の岩場はロッククライミングで、たくさんの人が来ていました。天下峯の岩場は狭いし、水平なところが少ないので先にこのベンチでランチをします。ゆっくりいつも通り一時間休憩して、再び歩き出します。岩だらけの山頂直下です。まず、三角点のある山頂へ向かい、そのあと岩場に下りることにします。狼煙場跡です右奥の樹間に山頂が見えています。尾根をいったん下がって、竹藪を登り返します。以前は無かったので、すごく緊張して登ったけれど赤い印があるのでそれを頼りに登れます。間違った印がある場合がありますが、ここは何度も登っているのでその印が確かなのがわかります。朽ちた竹が、邪魔でとても歩きにくく何度も足を取られます。この大きな岩が出てきたら山頂は近いしかしこの岩の右を巻いて登るのが一番の核心です。相棒が、岩が崩れたら大変だと、大急ぎで通過します。登り切ったらフェンスに囲まれた反射板反射板の右横に三等三角点があります。天下峯山頂(419m)三等三角点(点名 仁王)フェンスの向こうにいつも行くのですが足場が悪く、イバラがいっぱいなので岩の上に乗るだけで精一杯です。ここは何度来ても変わりません。もう少し展望が良いといいのですが、猿投山くらいしか確認できません。その後、展望の良い岩場に来て写真を撮って下山します。ほとんどの人はここを山頂として、ここに来て下ります。左奥の焙烙山と右の六所山焙烙山のズームもうずいぶん長いこと行ってませんね。豊田市の向こうに名古屋方面八十八体地蔵の方へ下って弘法堂まで下りてきました。弘法堂へ行って見ましょうこの山は弘法山とも言われるのは、このお堂からつけられているのですね。すき間からデジカメだから写せました。(目で見たらこんなに明るくありません)お参りをして下山します。伐採地に戻ってきて、沈みかけの夕日が明るく照らしています。この先は大急ぎで渓谷を下ります。谷はもう暗くて焦りますが、簡易舗装なので大丈夫。車に戻って帰路に着いたらもう薄暗く今日も一日、良く歩き良く遊びました。冬の散歩はこんなところを毎年歩いています。
2023.02.03
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22日(日)9日に登った岩巣山へもう一度行きました。前回の岩巣山の山頂から下るときに出会った地元の単独の男性が岩巣山を中心に毎週のごとく歩いているそうでその人から岩巣山の別ルートを教えてもらったのです。そのルートのことは知ってはいたのですが、迷いやすいということで、一度も踏み込んだことはなかったのです。帰ってから調べたらたくさんの人が周回しているのでたしかな踏み跡もあるようなので記憶の確かな時にもう一度行って見ようということで再び登ります。駐車場の奥から赤テープを頼りにはっきりした踏み跡が続きますすぐに鉄塔巡視路の硬質ゴムの階段かなりの傾斜を登ります。急斜面の巡視路は、ジグザグの硬質ゴム階段で汗が噴き出ます。第一目標の鉄塔が見えてきました鉄塔の後ろの尾根を登っていきます。最初のピークに到着ここから下って登り返します。岩巣山の名の通り、岩が出てきました。岩の点在する二番目のピーク何の跡だかわからないけど、石積みの跡です。砦の跡かしら・・・三番目のピーク登ったり下ったりしながらすすむとここにも石積みのあと私の嫌いな花崗岩のザレこういうところで滑って、足首を骨折したのです。こんなところは、下りは気を使いますね岩のゴロゴロの斜面目の前の樹間の奥に、次の目標の鉄塔が見えています。(写真ではわかりませんね)その右に岩巣山の山頂尾根の分岐の赤テープ←岩屋堂 と書いています。下りはこれを見逃さないように。鉄塔に近づいて、はっきりわかります。二番目の目標の鉄塔コンクリートの基礎に登ったら、名古屋の駅前のビルが見えズームで白山だと思われる山雲を被っています岩巣山山頂(481m)二等三角点と温度計いつもの岩場でお昼ご飯です。アンテナがいっぱいの三国山少しズームこの間見つけた一段下の岩は、元岩巣がはっきり見えます。元岩巣に向かう途中で名古屋駅前が見えています。途中で、よりみちここも教えてもらったところです。東京大学の演習林に向かうので、立ち入り禁止の看板があります。しかし、左の看板には「歩道以外は入らないでください」とあるので歩道は良いのだと解釈して進みます。ほどんど水平で、歩きやすい道です。なんか感じの良いところにきました急に森から抜けでたら、下にソーラー発電のパネルと牛舎があります。すごいソーラーパネルです向うの山並みの奥はもう三国山です。帰りに大きな株分かれした樫の木みたいな大木元岩巣のピーク周回で下りることにします。展望台から名古屋方面もうすぐ日没です岩屋堂今日は思った以上にたくさん歩きました。同じ山でも違うルートで歩くとまた違う印象がします。今日のように歩くのも、また反対周りで歩くのも面白いでしょうね。地図にあるけど、登山道からはわからない池があるようなので次はそこに行って見ようと、いろいろ楽しめる山でした。
2023.01.27
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15日(日)犬山市の八曽自然休養林の亀割駐車場に車を停めて黒平山へこの山は1997年1月に初めて登ってしばらく登っていませんでした。2回目は2021年1月3回目は2021年2月4回目は2021年12月というように2021年になって3回も登っています。というのも、1997年に初めて登った時は山が大きく切り開かれヘリポートやパノラマ展望台という名のあずまやが建てられたばかりで木がほとんど伐採されて林道が作られたばかりで、人工的に殺伐とした、山というよりグランドのような広場が広がって山を歩いている気がしなかったのです。それ以来敬遠していましたが山友のTさん夫妻が良く歩いていたので久しぶりに2021年に登ってみたら、殺伐としていた山の林道の脇の木も、大きく成長して裸になっていたところも森に戻っていたのです。26年の間に痛々しく開発されていたところも徐々に戻って年月を感じさせられます。とても良い天気の中、亀割駐車場から歩きます。ヘリポートへの外周道路ここは少し開発の名残が残っています。山の神への分岐です。立派な山の神山を愛する我らは感謝の参拝をしましょう山の神から林道を離れて山に入ります番号①②③④⑤⑥の順に歩いて黒平山へ向かいます。④はシデコブシの群生地で春にはシデコブシやハルリンドウを求めてやってきます。⑤の分岐⑥の分岐で黒平山へ向かいます不思議な石積みがたくさんある山頂直下お社の後ろには山頂山頂のお社はもうボロボロ何を祀っているのかもわかりませんが、何とかしてあげたい見るたびに崩れて行きます。お社の後ろに三角点(見えてません)私とお社の間の後方に三角点(これも見えてない)木の間から入鹿池(少しわかりにくい)と尾張富士(右)と本宮山(左)カメラの望遠でパノラマ展望台を見たら5人くらいの人があずまやに居ます。吹き流しが垂れています、今日は風も無く暖かいのでしょうね。あずまやの一段下にはヘリポートがあります。お社の横でお昼ご飯今日はカップ麺とおにぎりと食後の飲み物この頃ハマっているカップ麺黒平山山頂(327m)二等三角点下りに、竜王様をお参りして龍王様の一段下には小さな池分岐から八曽滝の方へ下ります途中から八曽滝へは行かず、五条川沿いの東海自然歩道へ下ります。八曾自然休養林の中の一番谷底にあたるところを歩きます。分岐にはちゃんと看板があるので安心八曾キャンプ場があったところですもうキャンプ場の跡形もなく、地図を見ない限りキャンプ場の面影もありません。名古屋大学 地震観測所前方にゲートとモミの木キャンプ場の建物が見えてきました。ゲートを越えてモミの木キャンプ場の管理棟の建物おトイレを借りに行きます。ここから巌頭洞(がんどうがま)経由でアウトドアベース犬山キャンプ場へ五段滝乙女滝深山の風情がある、川沿いしかしこの川の水は、上流にキャンプ場があるのであまりきれいではありません。いくつかの橋を渡り返します。ほとんど起伏が無く緩やかに登っていくアウトドアベース犬山キャンプ場に到着最近は「冬キャン」と言って冬でもキャンプをする人が増えているようです。虫が居ないし、暖房器具を持ち込めば防寒できるのでキャンプは夏だけの遊びじゃないそうです。ここからは亀割の駐車場は10分もかかりません。八曾自然休養林はいろいろなルートで歩けるので楽しい冬の散歩にもってこいです。
2023.01.24
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9日(日)今年最初の三連休の最後の日瀬戸の岩屋堂から東海自然歩道を岩巣山へ歩きました。今回で7回目、初めて登った1997年1月はまだほとんど人が歩いていない頃で、少し山頂を探してウロウロしました。しかし最近は登山者も増え、観光で岩屋堂に来て東海自然歩道をそのまま勢いで岩巣山へ、という人も増えて本当にたくさんの人とで出会います。しかし登山口の岩屋堂は、昔に比べてとても静か、寂しい感じもします。看板に今日あるいたところを、黄色い〇で囲んだけどわかりにくいね。まっすぐ行くと瀬戸大滝へ左へ行くと岩屋堂から岩巣山へ今日は風も無く暖かいこの頃は青空も有り、展望も期待していました。岩屋堂行基上人が庵を組んだところだとか、耳と目の霊験あらたかだそうです。稲荷神社落石防止工事のためこの先は平日は通行止めの看板が。今日はたまたま祝日のため、通行できました。稜線に出るまで、結構な斜度をジグザグに登ります。左足の骨折後は、この斜面が怖くてビビりながら登りました。今日はだいぶんビビりが少なく、ようやく骨がくっついたのかと思います。落石防止のネットが登山道脇の大きな岩に掛けられ確かにこんな巨岩が落ちてきたら…と思うとゾッとしますがこんなネットで食い止められるのかとも思います。地震後の大雨で地盤が緩んだら怖いですね。あと少しで展望台です。巨岩を回り込んで鎖があるし、足元に安定した岩があるので怖くないです。もうすぐ展望台展望台直下はたくさんの岩を止めているワイヤーロープです。展望台から、名古屋の方はガスって見えません。ここから稜線歩きです。気持ちの良い稜線歩き暖かいひだまりのベンチところどころ笹が出てきて一番低い谷底まで下りて2つの木橋を渡ればウへ~~となるほど長い階段が待っています。しかし歩きやすく、足には優しい花崗岩の溝状の階段を登れば目の前は元岩巣のピークです。三角点は無いけど、元岩巣のピーク南斜面の風の来ない所でのんびりゆっくりランチ今日はカップ麺のきつねうどんと、鮭ハラミのおにぎりと食後の飲み物相変らず1時間掛けていただきました。その間、周りでお昼ご飯食べていた人はみんな下りてやっぱり私たちが最後のようです。岩巣山の方に向けて出発向うの一番高いところが岩巣山岩巣山山頂の温度計、11度今日は暖かいはずですね。岩巣山山頂(481m) 三等三角点で証拠写真南斜面の岩の方に少し下りていつもの岩で ハイ ポーズ三国山のアンテナ群が見えています。さらに下の大きな岩まで行って、元岩巣のピークが見えています。元岩巣のピークからこの岩が見えていましたのでこの岩に立てばしっかり元岩巣が写せるの思ったのです。(写真右奥のとんがってザレがあるところが元岩巣のピーク)この後、この山をいつも走り回っている地元の男性と出会って少し話をして同じ道を戻ります。展望台に着いたらもう陽が西に傾き山で一日遊んだら時間は早く過ぎるね~とコロナ禍でも健康的に良い過ごし方だね~~と話しながら誰もいなくなった山道を下りてきました。まだまだ、冬の散歩は続きます。
2023.01.10
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あけましておめでとうごさいます。今年もよろしくお願い申し上げます。コロナ禍もまだまだ続いていますが、最近は経済優先で遠出をしないようにとか、県外に行かないようになど言われなくなりました。しかし、引きこもりをしているうちに遠出がおっくうになって来たのも本音です。今年の初登りも、愛知県の瀬戸市の山星山になり初詣はまだしていません。山星山は今回で7回目、ひざを痛めてダブルストックにしてストックの練習に歩いたところでもあります。東海自然歩道は先に進めば高根山から定光寺です。今回もゆっくりスタートしたので山星山で引き返しました。4日(水)瀬戸市の東海自然歩道の山星山を初登りにして下半田川の稚児橋から登ります。この駐車場はとても寒くてささくさと用意をして出発この看板はとても分かりにくい地図の中に現在地が表示されていないし、歩くルートはたぶん緑色のラインでしょうが次の目印の宮刈峠は、この看板には書いてないのでとても不親切な看板です。トイレの場所も書いてなく、とても大雑把な看板です。いつも一応写真は撮りますが、あまり参考にはなりませんね。すぐに急斜面をジグザグに登って、登り切ったら稜線歩きです。ほとんど起伏のない歩きやすい稜線歩きです。あまり展望がありませんが自然林の中で明るく気分よく歩けます。落ち葉の道をサクサク歩きます。今日は誰にもすれ違ったりしません。お正月明けで、てっきりたくさんの人が散歩しているのかと思っていました。東海自然歩道はところどころ、こんなベンチとテーブルがあります。宮刈峠が下に見えます。宮刈峠ここは五差路になっています。ここにはきれいになったトイレとベンチがあります。たいていここで、誰かに出会うのですが、今日は行きも帰りにも会いません。登ったり下ったりの稜線歩きになってこのあたりで初めて5~6人のグループとすれ違いました。山星山(328m)三等三角点が道の横の茂みの中にあります。周りの草が無くなり以前より三角点がわかりやすくなりました。山星山(328m)に到着テーブルとベンチが二つ、今日は誰もいません。雲が多くて晴れたり曇ったりの日で、防寒対策してランチタイムです。ご飯の後は、いつもの飲み物と、お餅を焼いておぜんざいです。食事の後は少し歩いて、次のテーブルまで行きましょう。次のテーブルは、左の木の間から猿投山が見えます。このルートで展望が開けている唯一の場所です。山頂のベンチが混んでたら、ここまで来てランチすることもあります。ここでしばらく、休憩して写真がうまく撮れる所を探しましたが通路状の狭い場所なのでベンチと景色がうまく撮れません。今日はここまでで、引き返します。宮苅峠まで戻ってきて宮苅池まで行って池のほとりのお地蔵様を写真撮って帰ります。太陽が西日になり、この頃から少し青空が出てきて青空が出るのが、遅いっちゅうねん今年どれだけの山に登れるのかわかりませんがマイペースで楽しく登りましょう。ブログも珍しいネタが無くなって、同じようなところをウロウロしていますがよろしくお願い申し上げます。
2023.01.07
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25日(日)今年最後の山で、小牧アルプスを歩いてきました。焼却場の横の駐車場から歩き、尾張白山社のピークから天川山へ向かう途中で時間切れ。本当はアンテナ山まで行くつもりでしたが、スタートが遅くて車まで戻る時間も考慮して、3時に引き返しました。小牧アルプスは、もう何度も冬の散歩に来ています。ここも色々な歩き方ができるので、時間が無い時や手軽に歩きたいときなどその状況に応じて歩けます。案内図の中の右下の駐車場から歩きだします。歩いたルートを黄色でマーキングしましたが、よくわかりませんね。サザンカの落ちた花弁でピンクの絨毯です。名古屋は前日、8年ぶりの大雪で、ホワイトクリスマスでした。登るにつれて日陰はまだ雪が残っています。下界の小牧市の町の北側はまだまだ雪が残って、町の屋根や空き地が白いです。お昼ご飯にちょうど良いあずまやがあったのでここで今年最後の山でのランチです。今年最後の山のランチ、おでんとそのおつゆにうどんを入れて、玉子とじうどんです。ところが、写真撮る暇もなく食べ始めてしまい、写真はありません風も無く暖かいひだまりでゆっくりいただけました。食べ終わり、歩き出したらすぐに次のあずまやに到着このルートはとても整備されています。今までこのルートから歩いていませんでした。南斜面なのでほとんど雪は解けています。児の森(ちごのもり)の駐車場から白山社へ向かう途中の御嶽神社尾張白山社この後は、児の森(ちごのもり)の駐車場まで下りて天川山へ向かいます。山の北側の斜面はやはりすごい雪が残っています。後ろの山は西山、鉄塔が建てられています。西山の周りをぐるりと回り込んで天川山へ向かいます。雪の上にモミジしかし、今日はゆっくり家を出たので、ここで時間切れです。3時には引き返そうということで、ここから引き返します。ここをまっすぐ登ると天川山ですが、この柵から先には登れなくなりました。引き返す途中で、本堂ヶ峰のピークです。以前はもっとはっきり山頂に表示がありました。青空小屋南側が開けた小屋前からは名古屋駅前や、東山のスカイタワーが真正面に見えます。新しくできたベンチで少し休憩風も無く暖かくてのんびりしたいのですが、もう3時半すぎて太陽が西に傾いています。駐車場に戻るためそんなにのんびりしていられません。わくわく小屋この小屋の前はまだ雪が解けていません。同じ道を駐車場に戻りました。たくさんの車はすでになく、われらの車だけが残っています。今年最後の散歩は終わりです。コロナと、年齢のせいでガンガン山に登らなくなって最近は近場の散歩みたいなことばかりです。しかし、いろいろなスポーツがある中で、自分の体力と気力に合わせてやれる登山はのんびり、マイペースでできるのでこれからも焦らず、誰とも比較せず、のんびり続けて行きたいとおもいます。今年も、ブログを見てくださってありがとうございました。またコメントをくださった方にも感謝申し上げます。まだコロナ禍が続きますが、良い新年をお迎えくださいませ。
2022.12.28
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篠田池18日(日)瀬戸の海上の森と物見山の散歩に行ってきました。今週になってすごい寒波で、天気も不安定なので遠出をしないでお昼過ぎから近場の散歩で済ませました。今回で物見山は8回目です。海上の森は、万国博覧会会場になるところを、絶滅危惧種のオオタカの巣があるということで自然の生態系を残そうと地元の人々や保護団体が立ち上がって開発されるところを、危うく逃れて残った森と山と池が、冬の散歩にちょうど良く、2018年秋に足首骨折後のリハビリにものんびりと歩くことが出来たところです。満車の愛知海上の森センターの駐車場に、ギリギリ最後の1スペースに車を停めて歩き出します。吉田川沿いを歩いて、赤池の手前の36番から五差路に向かって歩きます。34番の五差路ところどころに番号と地図があるので、わかりやすいです。海上の森センターで、地図ももらえるので、その地図と番号を合わせれば迷わず色々なルートで歩けるのです。歩いたところを赤線で辿ってみました。五差路から物見山に登ります。尾根道突き当りの20番落ち葉のじゅうたんを踏んで物見山への登山道並行して林道がありますがグニャグニャの林道より、この登山道の方が直登です。岩の露出した急斜面山道はあまり風を感じませんがすごい風音で、今日は寒くて風が強く高い山では大変でしょうね。マフラーで作ったフードを被って、完全に冬装備でしたが止まると寒くて、ほとんど休憩なしで歩いています。山頂直下の遺跡の大石この大きな石は古墳だそうです。???物見山山頂(327m)には、私たちの前に歩いた人が居るだけで誰もいません。それもそのはず、西向きに開けた山頂はメチャクチャ強い風をまともに受けて寒くて寒くて、写真を撮ったら早々に下山したくなります。山頂からの展望今日は風が強いから遠くまで見られます。名古屋の駅前のビル群物見山山頂から、林道へ下りて篠田池へ向かいます。小さな静かな池しかし今日は、ウォークラリーの人が多くてたくさんの人とすれ違います。この池もこの後いっぱい人が来ました。里山サテライトの移築古民家にやってきました。ここから物見山の山頂が見えます。日没前に戻りたいので、ほとんど休憩せず出発ここで以前よく確認をせず道を間違えて、すごく遠回りしてしまいました。今日は慎重に地図で確認しながら道を選びます。この分岐を左へ右に行けば谷に下りてシデコブシの群生地です。36番 尾根道登り口吉田川沿いの林道に下りてきましたあとはこの道を海上の森センターへ戻ります。午後1時頃から4時半迄、3時間半しっかり歩いて今日は18000歩です。風が強くてメチャクチャ寒く、これからはしっかり防寒対策して歩かないといけません。寒がりの相棒は、タケノコのようにたくさん着込んで対策済みでした。今年も12月半ばを過ぎてもう残すところ半月もありません。来週で登り納めかしら・・・
2022.12.19
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11日(日)各務原市の自然遺産の森から、大岩展望台経由で金山三角点3年ぶりで行ってきました。初めて登ったのが2014年2月 関市の迫不動から次は2018年3月今回と同じように自然遺産の森から3回目は2019年12月今回は4回目です。いつも冬の散歩にやってきます。古民家を移築した管理棟です。管理棟の後ろのピークに向かって登ります。たくさんの車が停まっていて、私たちはすでに出遅れ気味です。まだまだ紅葉しているモミジがとても綺麗です。この時期にまだ紅葉が見れれるなんて…今年は紅葉がきれいに出ましたね。紅葉というより枯れたようになる年もありますから。落ち葉をサクサク踏みながら今日はいつもと違って、右の方からぐるりと展望台経由で登ります。この頃はまだ、青空で風も無く良い登山日和でした。この岩から御嶽山が目の前に見えるはずですが・・・今日は北の方は雲が多く、残念ながら見えません。山頂稜線は気分よく歩けます。大岩展望台が近づいてきました。カラフルな手作り看板だんだん看板の数が増えています。思ったよりも休憩している人が少なく拍子抜けです。私たちはここで休憩せず、写真を撮ったら先に進みます。金山反射板というところに、三等三角点があります。目の前のピークは、ここと三角点の間にあるピークです。いったん下って、岩の露出したヤセ尾根を歩きます。岩の右側を気を付けながら・・・次の岩の横は左側を歩きます。岩にはびっしり、ヒトツバが生えています。先ほどのピークに到着目標の三角点のある金山の反射板が見えています。雲が広がってきて、青空が無くなりました。さらに岩のヤセ尾根をどんどん下ります。反射板のある金山にやってきました。金山山頂(347m)、三等三角点の横で証拠写真ベンチで名古屋方面を見ながらお昼ご飯です。ランチはいつもと同じ、ウインナー炒めと玉子焼きとおにぎりです。食後の飲み物をいただいて、ゆっくり一時間休憩その間にたくさんの人がやってきては下りていきました。真正面奥に、名古屋駅前のビル群がぼんやり見えてます。ズームで戻る途中で大岩展望台を通過ほとんどの人がすでに下りて、一組だけが座っています。高賀山の方から黒い雨雲がやってきます。この後、急に雨が降ってきて、大慌てでレインウェアの上着を着用。展望台までやってきました。もっと寒い真冬だと、この雨はみぞれから雪になるのでしょうね。向うの谷の右側は明王山や金毘羅山左側は迫間山が見えています。管理棟まで下りてきました。しっかり降っている雨の中を名古屋に向けて帰ってきました。これからは雨は雪になり、寒がりの相棒はたくさん着込んで寒い寒いといいながら歩くのです。しかし、冬の散歩はそれなりに楽しみもあります。ランチの時は暖かいうどんなど麺類や山頂ですき焼き、お餅を焼いておぜんざいなど歩くだけではない楽しみもあります。
2022.12.13
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4日(日)岐阜県瑞浪市の竜吟の滝と水晶山へ行ってきました。この山は初めて登ったのが2007年11月2度目は2018年2月今回で3度目です。全国に水晶と名の付く山はたくさんあります。その代表的なのは北アルプスの水晶岳(黒岳2986m)ですがその山は別格として、鈴鹿にも水晶岳(954m)があり稲武にも水晶山(786m)岩村町にも水晶山(956m)があります。このあたりの水晶山は登っていますが、全国にはもっとあるでしょう。全国の水晶山ヤ~イと声かけでもしてみたいですね。国道19号線沿いの駐車場に車を停めて上の駐車場まで歩いてきました。初めて来たときはここまで車で乗り入れしましたが2度目は護岸工事のために車が通れなくて下の駐車場から川沿いを歩いたのです。もうとっくに工事が終わっていましたが、今日も川沿いをブラブラ歩いてきました。昔からある簡単な地図です。水晶山の名前が載っていません。新しい地図には、水晶山の名前が載っており、山コースと滝コースという表現で記載されています。山コースで登って、竜吟湖へ行って滝コースで下りましょう。上の駐車場から登り始めたら、最初の龍の卵の横を通過振り返っての写真です。2つ目の龍の卵この卵は、小さな窓があって中を覗くと中に居る龍の子供が目を光らせてガオ~と鳴くのですが、今日はのぞいていないのでわかりませんがもう泣かないのかしら・・・名残のモミジの紅葉です。とっくにモミジの紅葉は終わったかと思っていましたがここのモミジはきれいです。下の沢の流れとモミジ沢の上流に滝が見えます。一の滝です。なんだかいい雰囲気です。一の滝この竜吟の滝の謂れ右上に自然ふれあい館があります。今日は木工教室が開かれているようです。二ノ滝二ノ滝が一番素敵です。この先で山コースと滝コースの分岐があり右の山コースへ向かいます。整備されているので、散歩にちょうどいいのです。途中で水晶山が見えてきました。あずまやで休憩お茶を飲みながら向かう水晶山を眺めています。分岐があり、右の尾根コースを歩きます。左のコースは少し距離が短いのですが、急坂だそうです。今日はゆっくりたくさん歩きたいので尾根コースです。岩登り体験の看板このあたりは巨岩がゴロゴロなのでこの岩などを登るのでしょうね。山頂はこの真上なのですが登山道は山を巻くように奥に進みます。山腹を巻いて進みます。道は途中でUターンするように向きを変えて、山頂の方へ向かいます。山頂のあずまやの近くでは、4人グループがお昼ご飯を作っています。山頂からは竜吟湖とその左の森の中からすごい車の爆音がします。前回もその音がして、カメラのズームで見てみたらコースを車がすごいスピードで走っていました。しかし木が伸びてそのコースが見えません。山頂からしたに80m下ったら、展望岩今日はそこでランチです。下界の釜戸の集落を見ながらお昼ご飯を頂きましょう。先ほどの岩登り体験の岩はこの下の方にあるのでしょうね。岩登りの岩のあたりから急登りでここまで登れそうです。水晶山山頂(459m)で記念の写真。次々とたくさんの人が登ってきました。竜吟湖に向かって下ります。いい雰囲気のあずまやここから竜吟湖に向かいます少し登れば山の上に小さな湖です。以前この瑞浪市を車で通っていると、「竜吟湖が泣いています」という看板がありどういうことかと興味を持ち、ここまでやって来たのがきっかけでした。初め来た時より水が少なく、写真の右のコンクリートは本来は水の中にあるものでした。土のところも本来は水の中です。今は水が減って、中に入って魚釣りもしています。雲が多く、天気がいまいちなので写真ではきれいに見えません。せっかくなので、ブンブン爆音のするほうへ行って見ましょう。湖の周囲の舗装道路を音のするほうへ歩いていきました。15分くらい歩いたら、なんとゴーカートのサーキット場です。今日はジュニアの大会があり、全国ナンバーの車が駐車場に停まっています。次のさらに小さな子のレースが始まります。我らは再び竜吟湖まで戻ってきて、次は滝コースで下ります。梵天の滝昇竜の滝あんま滝縁結びの木枝の途中で繋がっています。非常に珍しく、どうやったらそんな風に手をつないだ形になるのでしょうか。えびす滝なぜえびすなのか?三角の岩がえびす様の帽子なのかな?三の滝の手前に赤い橋この橋を渡って三の滝を眺めます。三の滝登る前に2つ、下りで5つの滝、全部で7つの滝を見ることが出来ました。無理やり、流れに名前を付けているような滝もありますが日本人は七滝という響きが好きですから。下の駐車場の龍です。このあたりの産業の陶磁器で作られた龍と卵です。下の駐車場に戻ってきて帰路につきましたが、冬の散歩にちょうど良い山と滝巡りでした。
2022.12.06
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27日(日)岐阜県海津市南濃町の石津御嶽山へ。この山は初めて登ったのが1999年1月10日2回目は2001年1月28日3回目は2008年2月23日4回目は2014年2月24日5回目は2014年3月3日6回目は2021年3月14日今回は7回目です。今回以外はすべて冬に登っています。初めて登った時はすごい雪で、ラッセルしながら登ったものです。しかしその後は雪はあまり降らなくてそれほどの雪が懐かしく思います。今日は登山口の駐車場の近くに人がたくさんいて何事かと思いながら近づいたら海津町の西濃俱楽部主催の「石津御嶽登山競争」が行われるのです。我らが用意をしていると、どんどん出発して行き私たちは皆さんがすべて走った後を、のんびり登り始めます。登山口の石津御嶽神社の鳥居登り切ったら林道に出ます。西濃倶楽部の関係者が、下りてくる人を待ち構えています。ゴールは5合目だそうで、そのあと次々と下りてくる人に出会います。2合目の石柱我らは走らず歩きます。3合目の石柱この後はほとんどの人が下りてきて登る人は我らだけになりました。4合目は展望台5合目のゴールで受付をしていた関係者の人たちが後始末して下りてきましたので、お願いして写真を撮らせてもらいました。展望が開けた5合目に近づいて今日はもやっているので、ぼんやりです。濃尾平野が広がり下に流れる川は木曽川、長良川、揖斐川の三川です。日あたりの良い5合目向うの奥の山が石津御嶽山です。般若谷を挟んで、隣の尾根は紅葉しています。7合目八海山のお社へ急な石段小さなお社9合目の覚明霊神の像本家本元の御嶽山にも、覚明霊神像がありますね。四等三角点社務所の横の大きなモミジの木この山の登山道で唯一の紅葉した木でした。石津御嶽神社(629m)この社の裏が山頂です。お昼ご飯はパラグライダーの発射場にしましょう多度山方面へ向かいます。三笠山社山頂稜線に似合わない舗装された林道をしばらく歩くとパラグライダーの発射場ここから飛び立つと、素晴らしい景色でしょうね。朝よりもやが取れてはっきり見える名古屋駅前斜面で下界を見ながらランチです。多度山の方からやってきた人もランチしています。以前は石津御嶽神社の裏でランチしていましたがここを見つけて、ここはすばらしい展望レストランです。帰りに五合目から御嶽山や、乗鞍岳がうっすらもっと冬になったらもっといい天気でしょう。帰りに、祖父江町のイチョウ祭りを見てみようと祖父江町のイチョウ祭りの会場の近くまで行きましたが交通規制で近づけず、何とか適当に走って車の中からイチョウ林を見ることが出来ました。目の中がすべて黄金色のイチョウの林です。いままで石津御嶽山は冬に登っていましたが、今回は秋に登りました。また違った景色を見ることが出来ました。この頃は、楽ちん登山でお茶を濁しています。
2022.11.30
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12日(土)岐阜県南濃町の庭田山頂公園から東海自然歩道で志津山へ。初めて登った2014年から、2019年まで毎年のようにこの時期に志津山へ登っていましたが、3年ぶりに登ります。何度か、川原越えから登ったりしましたが、最近は庭田山頂公園まで車で登って、そこから歩くことが多く今回もそのルートで歩きます。二日前の木曜の午後5時半に、コロナワクチン5回目を打ったばかりで昨日は微熱がありましたが、今日は平熱になり何とか歩けるでしょうと出かけてきたものの、しばらく歩いたら体がやはり少しだるくて心配。豚コレラ防止の石灰を踏んで登山道に入ります。標柱には養老山頂登山道と書いてあります。養老の山々を結ぶ稜線歩きですが、登ったり下ったり今回は年のせいでもあり、ワクチンのせいでもあるのか起伏が多くて、稜線歩きの楽々登山では無いなと感じました。少し歩いたら、崩れた林道の補修をやっていました。ありがたいことです。お礼を言って後にします。グネグネと林道を下って、本当の登山口です。後ろの階段を登ります。先ほどの庭田公園まで2000Kmと表示されていますがこれはどうもいい加減です。としじんさんのご指摘で、Kmではなくmでした階段を登り切ったところの表示で2.8Kmとなっていますがこちらのほうが正しいと思います。最初の鉄塔帰りに思ったのですが、向うに見えるピークが庭田山かしら。その向こうが庭田公園の駐車場なのです。次の鉄塔自然林の明るい稜線こんな道がずーっと続くならいいのですが。少し黄葉道をふさぐ倒木とシロモジの黄葉このルートは階段の登り下りが多くて今回は体のけだるさもあり少々閉口気味階段の下にベンチ東海自然歩道は所々ベンチがあります。ベンチの左下に新しく延びてきた林道が光っています。どうして光っているのか・・・日当たりの良い斜面林道は舗装されたばかりで、白く光っています。太陽が当たるとハレーションを起こすほどです。先ほど光っていたのは、舗装されていたからですね。立派な林道が3年間の間に延び進んでいました。途中に「祖古谷 四等三角点」この長い丸太の階段を登り切って、先を歩く相棒にお腹がすいた~~と叫んだらこの辺で食べようと言ってくれて、道端でランチタイム。食後の飲み物を飲んでいたら、登山口で用意をしていたら出発していった単独の女性が下りてきました。食後 志津山山頂(733m)へ三等三角点があるだけで展望はありません。先ほどの林道はこの山頂の裏側まで続いています。今日は志津山までピストンです。このころから、体のけだるさが少なくなり山の中で、ワクチンの副反応がひどくなったらという不安から解放されホッとしました。相棒は副反応が無いので、その不安がないから山に登りたいばかりが先立って、イケイケどんどんだからついてゆくのが大変・・・二の瀬越えの車道まで戻ってきました。ワクチンの副反応の心配をしながらの登山は終了。(やっぱりちょっと無謀だと思います。)庭田山が気になって、今度は庭田山を探そうと話しながら帰宅しました。
2022.11.13
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6日(日)先週の蕪山は予想外にフラフラのヘタレでしたから今日はゆる山の楽ちん登山で気分を上げようということで岐阜県八百津町福地の見行山です。この山は今回で3回目初めて登ったのが、Tさん夫妻に教えてもらって2020年10月にその翌年2021年12月にもそして今回で3回目です。楽ちんで、山頂からの展望も良くそして今回はシロモジの黄葉も綺麗で三拍子そろっています。ここから彩り村(いろどりむら)の方へ下ります。彩り村の施設は来るたびに増設されて行きます。後ろの水車小屋の横を通り、沢を渡って山へ入ってゆきます。KIKIの足もとにはホウの木の葉っぱがいっぱい落ちています。山からいったん林道を横切ってここが本当の登山口です。植林の中にツルリンドウのツルが立ち上がり赤い実をつけています。植林から抜けて松と雑木の混成林を歩きます。ここから気分よく歩けるので好きです。ところどころ、こんな看板があります。登山口からすぐのところに666mの看板でした。802mの展望地展望がいいので、ここでいつも小休憩です。再び登り始めたら、シロモジの大群生シロモジは、モミジの紅葉よりは地味ですがブナやシロモジの黄葉も、それなりに良いものです。再び松の中を歩きます。八百津町は松が多いので、マツタケの産地でもありこの時期は松茸料理を目的にくる人も多いのではないでしょうか。KIKIはここ数年、マツタケをいただいたことが無いけど・・・年々マツタケが遠ざかっています。山頂直下見行山山頂(905m)御嶽山が真正面に見えています。今日は雲一つないいい天気です。東側には、笠置山の後ろに恵那山。木に重なって見にくかった西の奥には、白山と別山(左)がつながっているように見えています。御嶽山地獄谷のズームです。まだ噴煙が出ていますね。剣ヶ峰(右)の稜線の下の方にシェルターのような建物が見えています。八丁だるみにシェルターが出来たら王滝ルートから剣ヶ峰に登れるようになりますね。写真の中央の上の方に新旅足橋(しんたびぞこはし)が見えています。今日もその橋の真ん中でバンジージャンプが行われていました。山頂の広場西南方向の一番遠くに伊吹山たくさんのグループが下山して行き、一瞬だけ人が少なくなりシャッターチャンス今日は良い天気なので、たくさんの人が登ってきていました。下山してまだ時間があったので、次に近くの「めい想の森」に向かいます。自然の山のまま残している公園なので、お弁当持ってのんびり歩くのもいいですね。メタセコイヤの森メタセコイヤの森を抜けて芝生広場から振り返ってメタセコイヤの黄葉とモミジの紅葉八百津町の町です。木曽川の流れが光っています。モミジの森の、紅葉と黄葉今日は一日良い天気で、黄葉と展望を楽しめました。ガツガツ登らなくても、無理しないでも自然を楽しむことも良いリフレッシュだと、この頃はつくづく思うのです。この年で、4年前のように骨折などしたらその時から寝たきりになりそうです。だから、のんびり、ゆっくり、マイペースで出来るだけ長く自分の脚で歩きたいと思っています。
2022.11.08
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30日(日)岐阜県の板取の21世紀の森から登る蕪山この山に初めて登ったのが1996年6月2002年12月2008年11月2016年10月と4回登り今回で5回目です。初めて登った6月23日は梅雨まっさかりで、ヒルの集中攻撃の時期ですがこのころはまだ奥美濃のこの山にはヒルがいなかったのだろうかのんびり株杉を見ながら、株杉のあたりで写真を撮っていました。しかし最近は株杉のあたりはジメジメしていていかにもヒルが居そうな環境です。他の人のブログでもヒルが居ると書かれていて5月半ばからは要注意でしょうね。前々回の岩古谷山でヒルに大量献血してしまったのでこれからはヒルの時期には登る山を考えないといけません。蕪山の登山口は株杉の自生地で、それはそれは見事です。一見の価値があります。今まで多くの山に登ってきましたが、このような杉は見たことがありません。すっとまっすぐに伸びた屋久杉と違いますが太さはKIKIがとてもスマートに見えるほどです。蕪山登山口から、株杉の森を歩いてゆきます。まるでモンスターのようです。日没前は怖いと思います。この森には70株以上あるという株杉これほどの群生はここしか見られないという登山をやる前にこの「21世紀の森」に来てこの森のすばらしさに感動したのです。株杉の群生が終わったら、植林の中のガレ枯れの道をどんどん高度を上げて登ってゆきます。足首をねん挫しそうでとても歩きにくい。炭焼き窯の跡セキヤノアキチョウジかなり高いところまで、石積みの階段状の道が続きます。小さな滝この滝のあと、谷を二回渡って山腹を回り込んで尾根に取り付きます。山腹を回り込むルートに記憶が無く、帰宅して以前の写真を眺めていたらどうやらこのあたりで新しいルートに変わっているようです。尾根の急登を喘ぎながら登っていくと植林が終わってブナやシロモジの黄葉が見事です。木の根の道はまっすぐに歩けません帰りにも木の根に乗って滑らないように気を使いました。やっと少し平たんに・・・左前方に蕪山が見えて、しかしその遠さに気落ちしてしまう。カラ元気出して、写真を撮りますが、今日はヘロヘロブナと、シロモジの森なので、紅葉ではなく黄葉その中にマルバノキの紅葉がきれいです。山頂がだいぶん近づいてきましたこのころは、もう限界相棒に先に行ってもらって、ふらふらヘロヘロで這うようにして登ります。情けないなあ~~赤い紅葉が励ましてくれるのに顔を上げて見上げて、眺める余裕すらありません。蕪山山頂(1069m)広場二等三角点があります。以前と山頂の広場の景色が変わっています。2016年10月23日の蕪山山頂広場雑草や低木は刈られすっきり広い広場でした。今はススキが生い茂り、狭くなりました。一本だけのヒノキは太く立派になっています。隣の滝波山の右奥に、白山が見えています。ズームで別山の後ろに白山鷲ヶ岳今日はあまりゆっくりできませんが、いつも通りウインナー炒めと玉子焼きを作って食後の飲み物も頂いて、何とか元気を取り戻して下山します。植林の中は暗いので秋のつるべ落としで、日没前に下りたいから帰りはほとんど写真を撮らず木の根と石車に気を付けながらおりてきました。分岐を鋭角に右へ奥牧林道の方へ下ります。植林の中の長い単調なジグザグ道でしたが、ガレが少なくねん挫の心配が少なくて助かりました。奥牧林道に下りてきて株杉の森の登山口を見ながらゴールです。この蕪山で、自分の体力の限界を感じ夢と現実のギャップに悩むこの頃です。
2022.10.31
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23日(日)岐阜県恵那郡上矢作町の大船山と、稲武の川手城址に行きました。上矢作の町から細い林道をグニャグニャかなり高度を上げて大船神社の手前の広場(工事中の今はヘリポートにするらしい)に車を停めて登山道の看板を頼りに急斜面を登ります。大船山は初めて登ったのが1999年6月2度目は2018年3月今回で3回目です。大船神社に続く林道の左横に登山道の看板舗装の林道のすぐ横から山に入っていきますが初めからその道が急斜面の上、えぐれて歩きにくい歩きにくい道を登っていくと神社の下の鳥居からの道と合流して上の鳥居をくぐれば、神社の拝殿の前ところがびっくり軽トラがいっぱい停まっています。下山してきて聞いたら、今日は神社の祭事があり関係者が集まっているとのこと。神社の森には、年代の経った杉など巨木がいっぱい特に弁慶杉は一見の価値があります。樹齢750年以上ということで、長い年月この森で神社を守って来たのですね。しかし、台風で損傷してただいま治療中ということで近くまで行けません。初めて登った時は近くまで行けましたが、逆に近すぎて見上げるだけで全体が見られなくて、このくらいの距離の方が写真も写せます。右の枝は損傷して失っていますが、左の枝はまだ元気なようで頑張ってほしいですね。神社のお社の左横から山に入っていくと奥宮があり、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)と書かれています。大山祇神社は山の神様ですので、私たち登山を楽しむ者にとって敬うべき神様ですね。登らせて頂く感謝を、おまいりをして登ります。奥宮から尾根の斜度は増して、ジグザグに登り笹の茂る緩やかな道になったら山頂は近い広場になった大船山山頂(1159m)は、以前より笹が少なくなり広く感じます。杉の植林は山頂だけ無くなり自然林です。三等三角点の向こうの明るいところから大船山の風力発電の風車が見えるはずですが写真では写せません。以前は笹の中に隠れていた御料局三角点がありこんなところに御料局三角点があるなんて…と感激赤テープの結ばれた木の枝があったのでわかりました。笹藪が後退して出てきたのですね。山頂の端まで行くと、以前は牧場だったところに13基の風車が回っています。今日は風が強くてクルクル回っています。何度数えても12基しか見えませんがこの山の裾の谷に1基あるので確かに13基あります。下山中に面白い木を見つけました。よくこんな形で成長したものです。下の鳥居の方に下りてきて、次は先ほどの風力発電の風車の方に行ってランチしましょう。監視舎の広場の駐車場でランチして、一番高いところにある展望台へ向かいます。ここにも山の神が祀られています。上の写真の右下にある建物が、監視舎です。元牧場の柵の横を登っていくとアケボノソウ展望台展望台の上から、茶臼山と萩太郎山(右)高峰(左)と長者ヶ峰(右)恵那山右の奥のピークは 大川入山かなりのズームで写していますが三森山先ほどの大船山この元牧場あとは風の森と名付けられ確かに風当たりが強く風力発電にはもってこいです。お昼御飯中も寒くて寒くて・・・風車は写真ではそれほど大きく見えませんがプロペラを入れた高さが87mということは、ほぼ100m弱です。以前、横たわったプロペラを間近に見たことがありますがプロペラの羽一枚でもとても長かったことを覚えています。風車の近くではブーンと小さな音がしていてこの音は私の耳にはざわついて、落ち着かなくなる音で小さな音なのにとても耳障りでした。風車の風の森から次に、稲武の川手城址に向かいます。ヤマハッカ県道大野瀬小渡線の路肩の広いところに車を停めて川手城址のある山に入ってゆきます。道沿いにツリフネソウこの坂道を登って山に入ってゆくアキチョウジ川手城址の看板を頼りに登っていく途中でここも、結構ワイルドな斜面もあったりしてなかなかこのあたりの城址は侮れません。そしてこの城址も、ここで失敗!!この表示の←の指している方向が、山の方なのでそのまま疑いもせず、山にどんどん登っていくことにどん詰まりまで来てそのまま登っていくと稜線の左の広場に祠が一つこの祠があることで、われらは何も疑いもせずそのまま反対の右の尾根を登ってしまう。標示が全くなって変だなと思いながらも一つしかない尾根だからそのまま登っていくのだろうと・・・しかし、登山口から20分と書いていたがもう40分近く歩いていました。尾根の最高部に何か建物が・・・県道沿いにあった、小さな発電所に水を落とす施設でした。しかしその施設の横から、東側の開けたところからの展望!!この奥のフェンスから先週の押山と、押山城趾が見えています。一番高い山頂のポコンと盛り上った木のある押山山頂が見えズームで山頂と、テラスのような展望地が見えています。押山城址(左のピーク)そして、水を落とす導水管がすごいこう配で下まで続いています。こんな近くで見たことはありません。ここで、はっきり、川手城址はもっと下で通り過ぎてしまったことに気が付きました。もと来た道を下りながら、本丸跡を探します。結局最後の川手城趾の看板の方向が変わっていて左を指していることに気が付いて左の鉄塔のある広場に着目その向こうの高台を目指します。本丸跡本丸跡の広場にちゃんと説明板があります。下に赤い橋(出会大橋)送電線鉄塔のある、二の丸跡三の丸跡には民家と畑がありますが、今は廃屋になっているようです。木にぶら下がっている標示は、風や結び方で向きが変わると全く違う方向を指すことになります。途中で全く標示が無くなったことに気が付いたものの山の高いところを目指して行けばいいのだと思い込んでどんどん登ってしまった。里山でそれほど高くないから良いものの今頃こんな初歩的な失敗するなんて里山を侮ってはいけませんね。大いに反省して帰ってきました。
2022.10.25
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15日(土)道の駅「どんぐりの里いなぶ」の近くの矢作川沿いに押山(峯山狼煙場跡)と押山城趾に行ってきました。矢作川を挟んで、美濃と三河の国境にあり道の駅「どんぐりの里いなぶ」のすぐ横にある武節城に国境の情勢を知らせるため重要な役目をはたしていたのです。今日は少し楽ちん登山の予定でまず、押山城址にむかいました。当初は山城跡なので、道も広くはっきりしていて登りやすいかと思っていましたがここ最近に無く緊張して、楽ちんどころかロープを持ってこなかったことを後悔しました。稲武押山老人憩いの家の駐車場に車を停めさせて頂いて民家の横から山に入っていきます。すぐにグングン登っていきます。集落を見下ろすところにお墓があり案内看板に従って山に入っていく踏み跡程度の登山道になりますが、看板があるので安心急斜面をへつった道植林の中を進みます右に行けば「矢倉平」 美濃方面が一望できるそうですがそれを知らずに行きませんでした。案内看板通り左へ途中で分かりにくいところにはちゃんと案内看板があるので迷わず行けます。ヤセ尾根の途中に、不自然にこんもりとした盛り上がりがありそこを通過するしかありません富士塚大明神この土台の土の盛り上がりは人工的に作られ刀・鎧兜・人骨などが埋められ掘り出そうとすると祟られるそうです。植林の中の尾根を外さず進むと急な坂が始まりますここから先は踏み跡が無くて、ただひたすら尾根を登ります。途中で直登は無理なので、尾根の右側に回り込んで斜めにに登って山頂へ帰りにはロープが欲しいと思いました。山頂は通称「城ケ峰」といわれ、押山城址で祠が一つあるだけ祠には天狗の面が入っていますこの後、下りには案内看板は尾根を直っすぐ下るようになっていますが登るのでさえやめたほど急なのに、そんなところを下るのはとても無理です。途中で踏み跡が無くなったのは、誰もが登りやすいところを探していろんなところから登っているからでしょうね。お墓のところから、次に登る押山(峯山の狼煙場跡)が見えています。この押山城の尾根続きの後ろにある山ですが、先ほどの山頂からのルートは無く、国道153号から市道稲武峯山線から登ります。市道稲武峯山線は所々に分かれ道があり、初めは左の押山の看板に誘導されて途中で地道になり、我々は不安になり戻ってしまいましたが、そのまま行けば山頂近くまで行けるのです。右の案内看板は歩いて登る人用で、私たちはこの案内看板で登ります。掘割状の押山古道を登ります。この道は昔は山頂直下に10数件あった集落の子供たちが通学に使った道だそうです。可愛い案内看板谷の突き当りこの壁を登るのかと一瞬たじろいだけど左へジグザグに回り込んで登ります道の左に石仏の地蔵様起伏が緩やかになりセンブリ左下に、私たちが先ほどUターンしたところですあのまま進んでいたら、山頂にとても近かったのですね。山から林道歩きになり林道の道幅は少し広くなり、こう配も無く平坦な道になって私有地ですが、車はどこにでも止めていいよ、というような看板がありとても親切ですね。ここから再び山に入ります。突き当りの階段を登ると山頂右へ行きますあと96mで押山山頂あと少し階段を登ったら広くて展望が良い山頂右には御嶽神社今日は雲が多くて御嶽山は見えませんが左の奥には駒山、右奥にうっすら見えるのは猿投山テラスのように尾根の先端はすごい展望地です。条件が良ければ白山が見えるそうです。先ほどの押山城址が下に見えます。押山山頂(773.3m)の三等三角点戦国時代はこのすごい展望地のため、他の城に情報を伝える中継地として明治以降は御嶽信仰の地として栄えたそうです。現代は、10月から12月にかけての早朝に雲海が見られるというということで、人気があるそうです。下山中に、ヤマラッキョウヤマハッカ?押山古道で登る押山(峯山狼煙場跡)は快適で、展望も良かったけれどその前の押山城趾は、標高の割に急斜面の城址直下で緊張して下りましたが、標高が低いからと言って侮れません。稲武にはたくさんの砦や城址があるので楽しい里山歩きが出来ました。
2022.10.22
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8日(土)設楽町の和市から登る岩古谷山に行ってきました。初めて登ったのが27年前の1995年12月23日その後翌年の12月22日、2003年1月、2008年1月、2017年2月と3月に登り、今回で7回目です。すべて冬に登っていました。2020年5月に、隣にある平山明神に登ろうと歩き出して20分ほどでヒルの猛攻にあって、途中で逃げ帰ってしまうというアクシデントで、この近辺の山はヒルが多いとわかっていましたがもうこの時期になると居ないだろう、急にこのところ寒くなったし・・・そう思って雨の翌日でしたが登りに来ました。登山口登山口の駐車場には車は3台停まっていて私たちの前に歩く女性二人組と、ぬきつ抜かれつで歩いていきます。左へ行けば鹿島山、大鈴山へ植林の中を進みます十三曲がりの始まりこのあと、五曲がりの手前で、私の相棒のほっぺにペタッと何かと落ちてきて・・・手をやるとヌルッと小さなヒルが二匹!!ヒヤッーと大騒ぎ、そこからは足元の点検が始まって点検以外は出来るだけ長く立ち止まらず堤石峠目指してガンガン歩きます。堤石峠のベンチで点検しかし、私のズボンや相棒のズボンにヒルがついています。一応ズボンをまくって靴下を見ましたが大丈夫でしたここでもゆっくりしていられません、大急ぎで峠を後にして出発尾根をどんどん進みますゆっくり歩いていられませんたぶんこのあたりまで登ったらヒルはいないと思うけれど強迫観念にとらわれて立ち止まれませんメチャクチャ大下りの丸太の階段滑りそうで怖いので慎重に・・・下りきったら今度は登り返し・・・岩にびっしりとイワヒバが繁殖今度は岩の横を巻くようにつけられた棧敷梯子明神山を眺めてやっと休憩大鈴山(左)岩に付けられた梯子大岩にジグザグに付けられています梯子は終わったら、滑りやすいヤセ尾根を両手も使って登るここは足の間隔に刻みがあって助かります。本当に一つの大岩から出来上がっているような岩古谷山和市の集落と明神山鍵掛岩の上でもう一度ヒルの点検ヒルがいっぱいズボンの中にも外にもついていて相棒は靴を脱いでまで点検しています。KIKIはズボンをめくって点検しますが、山頂でゆっくり点検すればいいと思って靴まで脱がずに進みました。それが大間違い!!岩古谷山東曲輪ヤセ尾根を進みますあと一登り大きな岩の上で一休み鞍掛山(右)と宇連山(左)真正面に三ツ瀬明神山その左手前に尾籠岩山(おろいわやま)その左に白岩山平瀬明神山トイレなのか物置なのか調べていませんが小屋の向こうに岩古谷城址岩古谷城址岩古谷山はその名の通り岩だらけの山です一番先端が山頂左へ下りる梯子は鞍掛峠への縦走路岩古谷山の山頂(799m)初めてここに登った時、山頂で仲間とワイワイ騒いでいたら下の集落の田圃で仕事をしていたお爺さんが下山後に、山頂で大笑いしていたのはお前さんたちかい?と聞くので私たちですが…山頂の声が聞こえるのですか?と尋ねたら下に居たら山頂の声が聞こえるよ、と言われたことを思い出します。いまでは懐かしい話です。山頂の岩の上から岩古谷山から鞍掛山への縦走路と、鞍掛山左端は宇連山と鳳来寺山方面この後、お昼ご飯の前にゆっくり点検するために靴下を脱いでみたら靴下にもいっぱいヒルがくっついて大騒ぎ靴下は血まみれです靴を脱いだら、靴のアキレス腱の当たるところに血がついているし中敷きを取ったら、黄色い靴底にヒルが二匹ピクピクしているし左足に8か所、右足に2か所嚙まれていました。下山は同じ道ではなく、堤石トンネルの方に下りようと急斜面を大急ぎで下山しはじめたらマムシ注意の看板の手前で、マムシをまたいでしまってギャーッと逃げようとしますが、何しろ急斜面のヤセ尾根で危なくて、怖くて・・・もう、ほんとに心蔵バクバク・・・岩の突端にあずまやでもここでゆっくりする人がいるかしら・・・和市の集落こちら側の階段はコンクリート製しかし急斜面です。岩の積み重なった間を通過左の う回路の方がよほど危険です。ここは素直に岩の中をくぐりましょう。男滝(左)と女滝(右)しかし水量がほとんどなく、滝らしくありません。雨の翌日でもこんなに水量が少ないので滝というのは無理がありそう・・・トンネルの上の登山口に下りてきました。ピンボケですが、ヒルに注意の看板旧堤石トンネル新しいトンネルが下の方に付けられています。駐車場に戻ってきて靴を履き替える時に、最終点検をしたらさらに靴下は血まみれで、結局左足9か所右足3か所合計12か所噛まれていて血が止まらずどんどん噴き出てきます。相棒の運転してもらっている間中、ずっと血をふき取り傷口を絞ってやっと家に着いた頃血が止まりましたが翌日からずっと痒くて痒くて・・・傷跡はさらに赤く腫れてひどい状態に・・・登山をやり始めたころ、無謀にも雨の日に登った谷汲の妙法ヶ岳で初めてヒルの被害に遭って、それ以来注意していましたがその後20年以上も被害無く来たのに今回は判断が甘く、たいへんな被害に遭ってしまいました。30年近く登山をやってきて、これほどの被害は初めてでまるで昨日今日やり始めた初心者のようです。地球温暖化のせいかヒルの生息が以前より長く、また広範囲に広がり色々なことの総合的判断が甘くてトホホの状態です。ここしばらく、山はいやだな~~~
2022.10.13
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山頂からの展望2日(日)天蓋山の翌日は高山郊外の十二ヶ岳に登りました。山仲間のTさん夫妻が好きでよく登る山です。KIKIの自宅からは高山まではなかなか根性が要ります。天蓋山とセットでやっと来ることが出来ました。大規模林道の折敷地の十二ヶ岳登山口大規模林道に入ってすぐの登山口は見送って二番目の登山口です。林道が登山道です。轍があるので車が通れるのですね。この間の白尾山の林道もこれくらいなら走れますね。アケボノソウ大規模林道に入ってすぐの、一番目の登山口からの道と合流全く展望が無い山の中の林道で、ほとんど同じような景色です。ケヤキが少し色づいて、秋ですね~~最初の熊除けの鐘ガンガン鳴らします、クマがうるさいと怒ってくるほど鳴らしました。この後、いくつもの熊除けの鐘があるので、そのたびにガンガン登山道にはここも山栗がいっぱい落ちています。二個目の熊除けの鐘3個目の熊除けの鐘単調な道だから、熊除けの鐘は良い退屈しのぎになります。大きくカーブした道KIKIはこういうのも好きです。手を挙げているのがわかるでしょうかまた鐘が・・・この後、3人組の女性たちに追い抜かれ山栗写真では大きく見えますが、人差し指の先ほどの大きさで、市販されている栗の4~5分の一です。瓜田からの登山道との合流点丁度家族連れが登ってきました。しばらく話をして前後して山頂を目指します。これで最後だと思った熊除けの鐘の向こうに鳥居山頂の笹山神社の鳥居です。鳥居をくぐると、大木の根元に「大山神神」という石たぶん大山神神社の「社」が消えているのかと・・・山頂のお社へはこの階段を登ります。これが結構急なんです。登り切ったら十二ヶ岳山頂(1327m)の展望台が見えます。左が乗鞍岳、右が御嶽山かろうじてわかります。御嶽山噴煙がかすかにわかります。日時計の向こうに展望台と笹山神社と休憩舎休憩舎の中から笹山神社展望台の上から山座同定してみましょう今日は天気が良くて、昨日見れなかった山々が見られます。左から、笠ヶ岳、錫杖岳のギザギザ、槍ヶ岳と大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂、涸沢岳、奥穂かなりのズームで槍ヶ岳、大喰岳、中岳展望台に設置されている双眼鏡で見てみたら北穂、涸沢岳、鞍部に穂高岳山荘も見えます、奥穂高岳、西穂、前穂と続き西穂高の山小屋やロープウェイ山頂駅も見えます。すごい展望にみんなで大盛り上がり十二ヶ岳の看板名前のいわれが書かれています。山頂から少し進むと展望地があり乗鞍が真正面にデ~~ンと見えます。たくさんの山々が展望できます。乗鞍とグライダーセスナに引っ張られて丹生川の飛行場からやってきたグライダーがグルグル回っています。グライダーが十二ヶ岳山頂の周りをグルグル回っています。手を振ったら振り返してくれました。展望地で先ほどの3人組の女性たちと山談義地元の人たちだから、この山にこれからも来れるからいいですね。素敵な山頂でゆっくりして、名残惜しいけど下山します。穂高の山並みを目に焼き付けて瓜田の分岐この後林道を軽自動車がやってきて、そのあとを若者たちがどんどんやってきました。今日は日没までいい天気が続くようで、地元の方なら今頃から登ってもいいですね。昨日の天蓋山は天気の割に雲が多くて展望は無かったけれど今日の十二ヶ岳はすごい展望でした。遠路はるばるやってきたけど、素晴らしい御褒美でした。秋はどんどん深まって、衣替えもしないと…と焦っています。ブログも更新しないと溜まってゆくので焦ります。次は8日に登った岩古谷山のブログです。大変な目に遭って、ネタがたっぷりです、ご期待ください
2022.10.10
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10月1日(土)岐阜県飛騨市神岡町の天蓋山に登ってきました。初めて登ったのが2015年10月5日今回は2回目です。前回は北ノ俣岳に登るために、飛越トンネル手前の登山口で車中泊しようとしていたら夜7時頃へッデン点けて下山してきた人が言うには山頂はメチャ寒くて、寒がりの相棒はその話だけでくじけて寒い早朝を天蓋山の登山口まで下ってきて翌日、天蓋山に初めて登ったのです。天蓋山のことは、以前から知っていて焼岳に登った時高山市在住の人から好きな山として聞いていました。その時にたまたま北ノ俣岳の代わりに登ったのに素晴らしい展望で、もう一度登りたいと思っていました。そして7年はあっという間に過ぎてしまいました。下記は参考のために前回の天蓋山の日記です。2015年10月 天蓋山登り始めて振り返ってみたら大規模林道 高山大山線の道を隔てて「高原の駅 夕顔の駅」のレストランと土産物屋キャンプ場の奥の登山口キャンプ場の水場の向こうに登山届のボックス植林と沢の横を登っていく沢の横を少しずつ高度を上げて山栗(柴栗)がいっぱい落ちてます。栗のイガで遊んでる何度か沢を渡り、最後は沢の左岸から右岸に渡って沢から離れます。サラシナショウマ木の根の露出した急坂はうんざりしますが看板が励ましてくれます。あそこが急坂の終わりかな・・・看板があった!!フーッと空を見上げたらすごい青空ブナが少し色づいてます土塁あと昔はここまで牧場だったそうです。すずめ平少し平な広場にになっています向うに見えるピークは山頂ではなく、その手前のピークです。これでもかー、というくらいたくさんの看板シラカバの素敵な道急坂を登ったご褒美ですねそれもつかの間、また急坂でも、シラカバの素敵な森が慰めてくれますユキザサの実あと少しの看板少し下って、途中で山頂が見えてきました。この看板が見えたらあと少し天蓋山山頂(1527m)登頂おめでとう!!ありがとう!!田部井淳子さんの直筆の標柱です。達筆ですね。二等三角点です。残念ながら天気がいいけど、御嶽山の方向は雲がいっぱい北アルプスの方も、薬師岳や北ノ俣岳の方向には雲が低く垂れています。しかし、よく見たら大規模林道の横の集落が見えています。(かなりのズーム)そしてついに見つけました!!飛越トンネルの入り口の駐車場北ノ俣岳の登山口です。車が3~4台停まっているのが見えます。長い間ゆっくり山頂に居て、結局最後の最後まで居座って山頂の展望を楽しんで下山します。ブナの立派な木足元にはヤマハハコはもう終わりかけしっかり山は秋でした。この頃ブログ更新が遅れがちで、これをUPする頃には紅葉や黄葉が進んでいるでしょう。翌日は高山市の郊外の十二ヶ岳に登りました。
2022.10.09
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9月25日(日)岐阜県白鳥町の白尾山へしらおスキー場の上の山ですが、しらおスキー場はすでに閉鎖していてスキー場の跡形もありません。初めて登ったのが2008年11月しらおスキー場のゲレンデ横から登りました。2度目は2016年10月スキー場の横の林道から、その時は下山で少しルートを間違えてヒヤッとして、苦労して下りてきました。その後、ブログ仲間の森の白鳥さんの旦那様からメールをいただいて2017年10月に、森の白鳥さんの旦那様の案内で新しい林道で上の登山口まで先導していただいて、とても楽に登れたのです。それから、また登ろうと思いながら5年も経ってしまいました。何とか5年前の記憶をたどりながら、林道を探して登山口に向かおうとしましたがその林道のすごいこと、5年前は未舗装でもきれいに圧設されて登山口に行けたのに、今回は道は荒れてえぐれて大小の石がゴロゴロ、陥没しているところがいっぱいで、そこを避けて進むので蛇行を余儀なくされ脇の笹や灌木の枝が車のボディを擦るので、車高の低い乗用車は大変です。新しい車なら泣きです。2倍ほどの時間をかけてやっと林道終点の登山口にたどり着いたら一台のUSV車が停まっていました。車高の高いアウトドアのUSVなら平気でたどり着いたのでしょうね。この登山口手前でやっと道路が普通に走れるようになりました。(以前は全部これくらいの未舗装だったのです)石段は草ぼうぼうしかし尾根に取り付いたら、快適なブナ林の広い道このあたりで、先客のカップルが下山してきました。登山道ではこの道が一番好き!!何回来てもこの道は好きです。気持ちの良い道です。わからないけどキノコ2種カワズ洞国有林の看板同じような景色なので唯一の目印です。ブナ林はつづく車が通れそうな広い道フカフカで膝にやさしい1か所だけ少し植林山頂の手前は少し急坂シラカバが増えてツルキキョウツルキキョウの実山頂が見えてきたいよいよ山頂デ~ン 山頂広場です。白尾山山頂(1613m)山頂の標柱の重なっている山は、鷲ヶ岳下界の方も、白鳥の町でしょうね三等三角点あの荒れた林道では、もう二度と来れないからゆっくり山頂で過ごして、じっくり白尾山を堪能しましょう。貸し切りの山頂でゆっくりランチタイム。白山連邦の山頂付近は厚い雲がかかっていましたが、三方崩山方面が少し見えてきて白鳥の町奥白尾山は、太陽が当たっている山の左のピーク一番左端は鷲ヶ岳ズームで真ん中の山が奥白尾でしょうね御嶽山、乗鞍岳方面はずっと雲がかかって見えません。長い間山頂で雲が晴れるのを待ちましたがどうやら今日は展望はダメです。しかし、この素敵な山頂はしっかり記憶にとどめました。下山途中で、大日岳方面が開けたところで、ダイナランドスキー場が見えて大日岳が見えました。普通車ではあの荒れた林道は、タイヤのパンクが怖くてなかなか通りにくく、もっと荒れたらもうあの林道は通れません。帰りには車の前をKIKIが歩いて、石をどけながら車がノロノロついてくる状態で一時間以上かかって下りてきました。KIKIたちの体力では元スキー場の横の下の登山口からではもう登れないので、今回で最後かな、と思うと寂しくて・・・林道修理してほしいな~~と願わずにはいられません。
2022.10.03
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黒の田の大栂(岐阜県瑞浪市の天然記念物)17日(土)岐阜県瑞浪市の屏風山山系の月山(796m)と黒の田湿地へまたまた行ってきました。今年になって3回目です。6月22日に屏風山と黒の田湿地7月9日に屏風山系の田代山と黒の田湿地そして今回17日です。今回は伐採作業のため駐車場に停められず、公民館の駐車場に停めさせてもらって歩きます。途中で、庭先でたくさんの冬瓜を洗っているおばさんと話をして沢に転がり落ちた冬瓜を、沢に入って拾ってあげたらお礼に冬瓜2個貰って、山を歩く前にひと仕事しました。登山口まで村の舗装道路を歩いていると予想外の良い天気で、ギラギラ太陽の日が痛いほど刺して早く樹林の中に入りたいと思うほどです。田んぼの畔のツリガネニンジンやっと登山口に到着、ホッとして植林の中を進みます。ヤマジノホトトギスやはり山はもう秋です。かえる岩確かにカエルの横顔石仏が集落の方向を見ています。月山と笹神山と屏風山の分岐まっすぐ行くと屏風山、左折すると笹神山、月山へは右へ月山へも確かな踏み跡が続いています。ひとまず、左折して植林の中を笹神山へ笹神山(697m)展望もない植林の中の山頂ですが、少し下ると黒の田の大栂幹の周りは、大人が2人以上で手をつながないと届かないほど太く大きな栂の木です。森の中でもひときわ目立ちます。KIKIが細く見えます~~先ほどの分岐に戻って、月山へ向かいます。植林と自然林の間の踏み跡を進みます。白いマイタケのような、食べられそうなキノコ発見調べたら食用のハナビラタケのようです。緩やかに登って、途中で山頂かと思った紛らわしいところを通過して月山山頂(794m)御嶽神社が横にあり、参拝して黒の田湿地へ下ります。山頂を通り過ぎて、黒の田湿地へ向かって下っていくと、黒の田湿地への道と合流振り返って月山から下った道を見てみたら・・・ほぼ一本道シラタマホシクサ湿地の広場でランチのあと、湿地でお花探し開始サワシロギクイワショウブキセルアザミミヤコウメモドキの木ミヤコウメモドキの実サワギキョウ白くなっている所は、シラタマホシクサの群生金平糖がいっぱい!!シラタマホシクサの群生の中にサワギキョウサワヒヨドリミカワシオガマこの花一つしか見つけられませんでした。サワシロギク花の終わりかけはうすピンクになるようです。タムラソウワレモコウワレモコウこれがバラ科なんて・・・今日も一日、山と湿地で遊んできました。台風の影響の大雨が続いたあと、急に朝夕涼しくなって秋の気配です。夏山も終わってこれからは紅葉の秋山ですね。なんだか今年も、高い山は北ノ俣岳だけで、不完全燃焼の山行きでした。
2022.09.24
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岩のヤセ尾根の大蛇嵓の端に立つKIKI11日(日)大台ケ原の日出ヶ岳(1695m)に19年ぶりで行ってきました。初めて登ったのが1995年8月16日二度目が2003年8月23日です。それから19年も経ったのですね。いずれも昔のフィルムカメラなので、あまり写真が残っていません。そして記憶も薄れて、初めてのような気分で歩きました。ビジターセンターもきれいになっています。ビジターセンターの横から日出ヶ岳に向かいます。ミヤコザサが茂り、トウヒやモミの林の中を進みます。駐車場に着いた朝は寒くて、レインウェアの上を着て歩きましたがだんだん暑くなってきてこの後脱ぎました。歩きやすい道は、あまりにも整備されすぎて山に向かって歩いている感じがしません。ほとんど石畳の階段です。まるで公園の中のようです。このあたりから少し登りになって、やっと山に登っている感じがします。山頂からの帰りには、ここから正木ヶ原に向かいます。これほど整備された山も珍しいガスが山頂全体を取りまいて山頂手前で少し青空も見えてきました。トリカブト日出ヶ岳山頂(1695m)一等三角点かろうじてこのあたりで、記憶がよみがえってきました。以前の展望台ではありません今日はガスガスなので、3回目でも懐かしさは無く、展望台に登っても何も見えません。木階段を下りて正木ヶ原に向かいます。少しだけ枝先が紅葉しているドウダンツツジ正木峠を下りてガスが薄れたら、ビジターセンターが見えてよくぞここまで、整備したと感心するくらい続く木階段正木ヶ原の手前でやっと地道になりしかし、記憶に残っている正木ヶ原の木が少なくなってガッカリこのあたりには以前シカがたくさん居ました。今日は全く見えません。昔は木々が生い茂り、足元には苔が生えていましたがミヤコザサが増えすぎて、それを食べる鹿も増えすぎたため森がすっかり変わってしまったそうです。また20年近く過ぎたらまた変わっているのでしょうね。牛石ヶ原の神武天皇の像ここも整備され石畳ですたくさんの人がここでお昼ご飯を食べています。私たちもここで食べればよかったのですがもう少し先でと、先延ばししたらゆっくりランチが出来る所が無くで失敗。登山道がヤセ尾根になって大蛇嵓が近いと感じます。対面の垂直な崖がすごいと思ったらいよいよ大蛇嵓です。この橋を渡って岩の右横から突き出た岩の、大蛇嵓たくさんの人が帰って行って、ちょうど誰もいない状態になって岩の端っこまで、行ってきま~す。ちょっとへっぴり腰ですねツルツル岩が怖いので、鎖の柱の近くを歩きます。怖いけれど、端まで歩きたい矛盾していますが、たいていの人はそうなのでは・・・しかし相棒は絶対端まで行きません3回来て、一度も端まで行きませんでした。端っこまで来ました、相棒のカメラに向かって手を挙げて本当はゆっくりこの岩の下を眺めていたかったのですが私の後をわざわざ歩かずに止まっていてくれた人達に交代しなければ・・・この後、何とかランチするところを探して少し遅いお昼ご飯を頂いて、シオカラ谷に向かってどんどん下ります。シオカラ谷のつり橋このつり橋までかなり下ったのです。つり橋を渡れば今度はどんどん登ります。こんな石段が急斜面に付けられここが一番つらくて、何度立ち止まったか・・・登り切ったらビジターセンターに向かってほとんど水平移動駐車場に戻ってきましたら、朝と違ってすごくいい天気青空が見えます。目の前の森の向こうが日出ヶ岳の方向でしょうか。初めて登ってから27年、2回目からは19年も経って3回目にやってきたけれど、とても整備されて昔の面影が無く歩きやすいけれど、自然の山と違って少し味気ない感じがしたのです。しかし、山入門の人にはいいでしょうね。
2022.09.18
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