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今年も後何時間かになりました 吉祥天は今年4月に母を見送りました そのためプログの更新も思うに任せない毎日でしたが、なんとか閉めずに過ごせたのも、ご訪問、書き込みをくださった皆さんのおかげです ここで心から御礼申し上げます ありがとうございました 新年おめでとうとは申し上げられませんが 新しい年の皆様のご健康とお幸せをこころからお祈りいたします ありがとうございました 感謝をこめて 吉祥天
2013.12.31
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昭和30~40年代にクリスマスの主役を張った、子供たちの憧れ、バタークリームデコレーションケーキ こういうの・・・純白のバター(断じて本物のバターではない)クリームのレースのような飾り、ピンクに着色されたバラの花、真っ赤なチェリーに緑のアンジェリカ・・・サンタのろうそくにチョコの家・・・どれを貰おうか、人生最大の悩み・・・ 意地汚い子供吉祥天の夢・・・大きくなったらあのケーキまるまるひとつ、一人で食べるんだ・・・ 大きくなった頃には日本も豊かになり、バタークリームは生クリームになり、さらに上京して00のケーキ**のパイと食べ歩く学生吉祥天でしたが この年齢になっても子供の頃のバタークリームケーキへの思いは消えず 今もバタークリームのクリスマスケーキを作っている店を見つけて、小さなのを買い、胃にもたれる、だの、脂がきつすぎる、と誰も付き合ってくれないので、ひとりでぼそぼそと食べるのが恒例になっています・・・名付けて裏ケーキ・・・表はシャンパンたっぷりの生クリームのブッシュドノエル・・・ちゃんと食べてます この裏ケーキを売っている店では、12月25日の夕方になるとクリスマスケーキが半額になりますので、夕方に買いに出かけます・・・一度出遅れて売り切れになっていました、どうも同好の士がいるらしい・・・ 12月25日午後4時半、冬の夕暮れ近い店先に立った吉祥天「クリスマスケーキ半額」の張り紙・・・よしよし、あるある店内に入って「ごめんくださ~い」と声を掛けるも誰もいない、いつもはおばあちゃんが店番しているんだけど・・・ 2,3度声をかけても応答が無い・・・留守か、何とのんきな しかし「半額」の張り紙の横で何度も声をかけるのもなんだか気恥かしく 今年はもうよそうかな・・・表ケーキも食べたし、そのうえに新しいのも買ったし、00さんから頂いたのもあるし・・・と帰りかけたら 「あ、あるある、ここや、ここ」 「これやこれ、ほら半額になってる」と年配の女性と、自転車押した若い女性が入ってきました ・・・同好の士らしい・・・ 「あれ、どしたん、いつも店番のおばあちゃんが居るのに」とこちらを見たので 「ええ、さっきから声かけてるんですけど・・・」 「おらんはずないわ、こんな日に・・・聞こえんかったのと違う?」 「おばあちゃ~ん、おばあちゃ~んおらんの~」と叫ぶ若い女性 「ばあちゃ~んお客さんやで~」年配の女性も大音声 「おかしいな・・・もういっぺん、ばあちゃ~ん」 「あの、私また出直して・・・」諦めた吉祥天に 「なに言うてんの、居るはずや、ほら、奥ののれんが動いてる」 「あれは風で動いてるんやわ」 「あれま、それでも居るはずやわ・・・ばあちゃ~ん」 「ばあちゃ~ん、ばあちゃ~ん」・・・これはヤケクソの吉祥天も参加して三人の大合唱 するとこんどは本当に暖簾が動いて 「おりまへんか・・・おかしいな」と言いながら息子さん登場 「おった~」と三人 「このバタークリームのケーキ、私この3000円の・・・これが半額になるんやろ?」と年配の女性 「私はこっちの・・・自転車にうまいこと乗るかしらん」と若い女性 一番小さいのを買った吉祥天・・・半額で1100円「お先に・・・」と帰ってきました 昨日から食べています、キショットは小さいひときれで「もういい」 ・・・後2,3日かかりそうです・・・ ・・・恒例の裏ケーキでした・・・
2013.12.26
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吉祥天の習っているお花の教室の先生のお孫さんは小学生2年生ですが、チョコレートやケーキには見向きもせず、和菓子や煎餅やおかきを見るとにっこりするのだとか・・・ 世間はクリスマス一色 クリスマスプレゼントはお孫ちゃんにクリスマスケーキ、と予定していた吉祥天・・・どうしよう ここで簡単に諦めないのが吉祥天 ケーキは西洋のお菓子、和菓子は日本のお菓子 どっちもお菓子に変わりはない・・・のだから和菓子でクリスマスのお菓子を作っても何の不都合があるだろう、決して無い・・・とかなり強引に結論を出し 向かったのは時々立ち寄る徳島の和菓子の老舗「福屋」さん 入り口に季節の花を飾り、打ち水の後も床しい扉を開けて 「ごめんください、お菓子の注文の相談をしたいのですが」 「いらっしゃいませ」と若いながら落ち着いた店長(女性、30代)が出てきたので 「クリスマスケーキをお宅の和菓子で作っていただきたいのですが」 「は?」・・・落ち着き払った店長の目がちょっと泳いだ・・・ 「あのね、クリスマスケーキ、和菓子で作れないかな、って思いまして・・・ 台は羊羹を丸く流してそのうえに白餡のきんとんを敷き詰めて雪に見立ててそこに求肥だのこなしだの有平糖(どれも和菓子の材料です)でサンタとかヒイラギとか星とか作って飾ったら・・・」 店長、ここで理解してくれたらしい、ちょっと困惑しながらもにっこり笑って 「ウチの職人と相談してみます、3日くらい後にまたお立ち寄りくださいませんでしょうか」 3日後また店に行くと 南天や葉牡丹を活けた陳列台の向こうから 「あ、吉祥天様、お待ちしておりました、 あれから職人にも相談して私もいろいろ考えましたのですが、 台は蒸しものが綺麗なのではないかと職人が申しまして 飾りはこんなのはどうかって、私、書いてみました」 と、カウンターの下から四角い台にサンタやベルを散りばめたデザイン画を出してきてくれました ふたりで相談して「じゃ、それでお願いします、19日の夕方頂きに来ます」とお願いして 19日の4時過ぎ、「ごめんください」とお正月の見本を並べた入り口のウィンドウの横をすり抜けると 「はい、出来上がっておりますよ、ご覧ください」 と店の名前を書いた大きな袋を開けると こんな箱に入れてくださいました・・・紅い箱に白い熨斗、赤で雪華を散らし、もみの木の下には「merry christmas」と金文字で書いた赤いカード カードの下に「福屋」と墨書ワクワクと開けると こんなお菓子が現れました 純白の地は山芋をたっぷり使った白餡でしょうか金箔を散らせています 抹茶のきんとんでツリー、こなしでサンタとクリスマスの薪 抹茶と赤い羊羹でヒイラギ、薄青いのは雪輪型に抜いた寒天のお菓子 これは横から見たところ、色がはっきり写っていませんが、下の段から緑、赤、白、そして金箔、と、ちゃんとクリスマスカラーになっています 「いや~綺麗です、きっと喜びます ほんとうにありがとうございましたところでこれ、プログにアップしますがお店の名前出してもいいですか」「どうぞどうぞ、うれしいです 赤と緑の紐で包んでもらって、タクシーに乗ってすぐ届けに行きました 「いや~かわいい、早く見せてやらなくては」と言いつつ先生も写真をパシャパシャ 和菓子偉い、この繊細さ、美しさ、やっぱり世界遺産です ただ一つ残念なこと・・・自分の分も作っておけばよかった・・・
2013.12.20
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新しい日記書いたのにまた反映してませんどういうこと?・・・と書いたら今度は反映されてましたこの一つ手前が今日の日記です
2013.12.17
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クリスマスシーズン真っ只中吉祥天の通うダンス教室でも毎年クリスマスパーティが開かれますここでの呼びもの、ビンゴ+宝くじこれは全員に当たるビンゴで取った賞品の中に「00(教室の先生の名前)賞」「00教室賞」「クリスマス賞」の燦然と輝くカードが入っていたらダブル賞として豪華賞品が当たります、というもの このビンゴと3つの賞品を調達するのが吉祥天の役目 ・・・ということは当たりくじを仕込むのは吉祥天なので自分に当てるわけにはいかず 性格の悪い吉祥天サンタは「それならば嵩張る大きなものにしましょう、当選者は引きずるなり背負うなりして持って帰ってください」というわけで これまでの当たり商品は、家具調こたつ、冷蔵庫、ストーブ、羽根布団、電子レンジに暖房機能つき座椅子、など嵩高いものばかり それでも辞退した人は無く、皆さん無理やり車に押し込んだり、翌日に運送屋さんを雇ったりして持ち帰りました 性格の悪い吉祥天サンタも2年ほど前からちょっと考えを改めて「今度は小さなもの」となり南洋パールのペンダントだのシルバーフォックスのカラーだの、英国王室御用達のティーカップだのになっております 今年も「賞品買いますから経費ください」と先生に手を出したら「これで足りるかな」と無造作にくださったので、吉祥天サンタは買い出しモードに突入 2日後、花のレッスンに行くと、店主兼先生が大きなつぼみのたくさんついたカトレアの鉢を手入れしている最中 「うわぁきれいなカトレア、」と思わず声を上げると 「綺麗でしょう、つぼみもこんなにいっぱいついてるんですよ」 カトレア・・・蘭の女王、吉祥天の子供のころは写真でしか見られなかった・・・ちょっと大きくなっても東京や大阪の大きな花屋さんにしか置いてなくて、欲しい時には大阪から取りよせ・・・それでも1輪1万円なんて言ってたっけ・・・ 胡蝶蘭やシンビジュームは普通に見られるようになってもカトレアは特別、普通の花屋には置いていない ・・・欲しいな、でも高いんだろうな 「これでおいくらですか?」 「この大きさでしたら00円ですね」・・・え、ほんと、買えるじゃない・・・ 「どうしてそんな値段で・・・信じられない」と言ったら 「栽培している人から買い入れることができたものですから・・・いかがですか」 「ください、21日まで預かってくださいね、」 で蘭の女王をゲット 次は昨年楽天で利用した高級輸入食器店、エインズレイのティーフォーワンを出したら皆が喉から手を出して欲しがった・・・カズコさんは今でも「あれ欲しかった」とぼやいている、ここは応対も良かったし、値段も良心的だったので、ここへ行って覘いてみると 「ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚を祝ってハンガリーがお祝いに送ったので『ロイヤルガーデン』と名付けられたティーカップ」というのが出てきた 見ると紫やグリーンの美しい中間色で東洋風の蝶が描かれたティーカップとソーサー・・・いいじゃない 試しに他の店も検索すると、これはレアもの、数が無い・・・さらにカップとソーサーを別々にひどく高い値段をつけて売っているセコい店もある よしこれ、で決定、ポチっと押して「プレゼント仕様でお願いします」と入力 後はあったら便利な「電気ひざかけ」に決定 やれやれ一仕事終わり パーティは土曜日です ・・・それぞれの賞品がふさわしいところに落ち着きますように・・・
2013.12.17
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いよいよ12月 12月といえばクリスマス 子供さん達が一番楽しみにしている一大イベント なので病院の中もクリスマス一色 病院の中はツリーやリース、外にはイルミネーションなのですが このイルミネーションが古びたり強風で壊れたり、あちこち点灯しなくなっていたので今年は新しいのに取り変えることにしました まず、壁面 インターネットで探しました「ひとつひとつの灯りが変化します」という説明に惹かれて購入これを設置してくれた建設屋さんはスイッチ入れたとたん「これはまぁ・・・今年もまた賑やかな・・・」 隣の壁面ではサンタさんがトナカイ2頭立てのソリを走らせて子供たちへプレゼント配るのに大忙し・・・隣では雪だるまと留守番サンタ(そんなのあるのかしら)が肩組んで「いってらっしゃ~い」 玄関には直径1メートルのリース・・・」これは2代目 これもイルミネーションが巻きつけてあって光ります・・・でもこれは昼間見るのが好き 階段を上って中に入ると これはツリーとオルゴールスイッチを入れるとおばあちゃんがベルを鳴らし、子供たちが歌い、妖精がメロディーをプリントした楽譜を回してクリスマスの音楽を奏で、屋根裏でもネズミ達が歌います屋根の上ではサンタさんが今煙突から入ろうとするところ 窓ではソリが飛び立とうとしています・・・このソリも点滅します 診察室入り口には一仕事終わったサンタさんの服が洗濯して干してありますトナカイさんも洗ってもらったようです上では我が家の守り神ペンギンさん達が大騒ぎ 壁のリースのサンタさんはまだお仕事中 12月25日まではクリスマス 11月になると「クリスマス飾りいつからですか?」なんて聞かれるので焦ります この飾り付けが一番たいへん、休みの日に一日かけて飾ります 子供さんや御近所の方達 前を通った友達が「見たよ」「今年も始まったね」と楽しみにしてくれます ・・・でも本人が一番楽しんでいるような気がします・・・
2013.12.09
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