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今年の剣道基礎講座のテーマは、、「礼儀」 メキシコへ出発する前に幾つかの剣道場に出稽古に伺いました。段取得、試合参加を求めている生徒には別の道場でのびのびと稽古を重ね羽ばたいてもらおうと思ったからです。何人かを送り出すことができたのですが、多くが残り引き続き土曜日の集中した剣道講義が続いています。その出稽古の際に気がついたのですが、当たり前の常識的な作法がかけていたため、道場に伺った際に右往左往してしまったものを今年は訂正。仲良し剣道チームから一歩進めたものを模索中。 返事に「OK」は禁止、稽古場に入る際の一礼、稽古場のお掃除、竹刀の手入れ、、当たり前のことですが、これが意外とキッチリ指示しないとできないもの。 今週は夏ばてで寝込んでいたので、終わってからドーンと疲労。頭痛でションボリしているところに再び懐かしい方からメールを頂きました。かれころ5年、10年前にお会いした方々、、検索していて偶然ホームページに辿り着いた方、テレビの放送を見てくださった方など、、感激しました。頭痛がおさまったらユックリ御返事します。少々おまちください。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.31
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テレビで38度!猛暑報道で盛り上がっています。ここ数日で体調が安定してきました。緑色の豆類が夏にはトテモいいそうなのでグリンピース、そしてニンニクをフンダンに使用して好物マッシュルームと炒めました。マッシュルームって実は凄く優れものだそうです。ビタミンB2や食物繊維を多く含み脂質の代謝を活発にするので、、とあります。この二つでスッカリ回復できました。マリオもマッシュルームがとっても気に入ったみたいです。今日はトマトを食べよう、、 忘れていた栄養のことを学んでいます。食品と栄養のお話http://www.b-gong.net/food/index.html昨日は特別な満月でした。テレビで盛んに報道されていましたが、通常より大きく見える日だったそうです。少し雲がかっていたみたいで余計大きく見えました。メキシコで住んでいた屋上で見た月は小さくても眩しかった。月をテーマにしたインストを作ってみたくなりました。月のエネルギーは「作りたい」気持ちに向かわせてくれます。大体の曲は月の下でできました。そんな月に感謝した曲、、佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.30
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引き続き猛暑のブエノスアイレスで、風邪と同じく平常に戻るまで大人しく自宅で療養中。1月は夏休みと割り切って、今週はできるだけ休むことにしました。本をユックリ読んだり、踊らないチャランゴに徹してヒタスラ弾き続ける、部屋の掃除など、、ごく普通の日常。掃除のついでに探していたものがみつかったり、、思わぬ宝島気分です。療養というより充電。大事なことは身近にあるものですね。 メキシコから沢山お便りを頂きます。そのどれもが深みがあって、心にパッと灯火がともります。写真家の友人のシケイロスの映画を撮影している女性がいて、メキシコの写真展を開いたほどメキシコに傾倒しています。彼女曰く、良い波動を常に交換できる、エネルギーに満ち溢れた土壌。そんなメキシコを思い出しています。メキシコの写真を見るだけで元気がでます。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.29
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食事、睡眠、全てにおいてコントロール失って体調を崩しています。今まで無理をしても大丈夫だったことが、そうでなくなってきている今日この頃。だからといって歳だから、、とは言えません。86歳の現役、人形作家サラさんや女優Eddaさんが目の前で汗を流し走っている、、ただ単に調整不足と勉強不足を反省あるのみ。今日、1日横たわっていて、ふと枕元にマリオが佇んで見守ってくれていることに気がつきました。ありがとうマリオ、、、頼もしい相棒です。 今日もコスキンフェスティバルではハーモニカ奏者フランコが輝いていました。時間が短くて残念でしたがプロジェクト、SanLuCa良かったです。何より今回はじめてラジオを通じてロングインタビューを聞くことができて、彼の現在の心境や思いを聞くことができました。若くして悟りに近い充実した音楽家としての地位、道程。ただただ尊敬!佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.28
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今年50周年を迎えるアルゼンチン最大のフォルクローレの祭典「コスキンフェスティバル」が20日より始まりました。毎日、夜10時より始まり、深夜4時以降に終了するため、本気で鑑賞すると寝不足でフラフラになります。現場で生で見るのが1番ですが、テレビ放送でも十分満喫、、いや十分とは言い難いかもしれません。なぜか10時台にドラマや討論番組、宝くじなどの放送があり、大体の日取りは11時より始まるため、その前の演奏はカナリ編集され後半の生映像に間に合わせていて、宣伝も入るので見落とす場面がカナリあり残念。ただ国営放送のフォルクローレチャンネルが10時からインタビューなどもまじえ、しっかり中継してくださっているので、日本時間は朝の10時になるので難しい時間帯ではありますが、このリンクで聞くことができます。FM FolkloricaHP AQUI COSQUINhttp://www.aquicosquin.org/さすが50周年記念だけあって非常に内容が濃く、見ごたえがあります。今年は我事に集中しているため、コスキンを見る余裕がなかったのですが、日曜日あたりから友人の出演が相次いでいたため、腰をすえてみていました。特に昨日、26日は本当に素晴らしかった。多分、今まで見てきた中で1番。多くの出演者の芸術性が素晴らしく、トータルで物凄い日取りでした。今回のコスキン(毎回ですが)で圧倒的な存在感を放っている名ハーモニカ奏者、フランコルシアーニは何と5回にわたる舞台に出演中。自身のバンド、彼の親友Mavi Diazとの共演、ペルー名歌手Eva Ayllon、トリオの一員であるSanLuCa、トップ若手演奏家Joel Tortul, Mariana Cayonとフェスティバルのために組んだトリオ、、留まることを知りません。そのどれもがフランコ演奏の魅力1色で、皆が開いた口が塞がらない、舞台でも共演のアーティストが彼の演奏を見とれていて、どれだけ凄い演奏なのか映像を通じても圧倒的。毎回コスキンに登場するたび、その成長、躍進に感激するのですが、今回は感激を越えて敬服。 司会者も共演者も、そんな彼への敬意を「ありがとう、ありがとう、ありがとう、、」と何度も彼への感謝の気持ちをアナウンス。本当にすごい、世界のフランコ、今後も大いに驚かせてくれそうです。昨夜は詩人マリアエレナウォルシュに敬意を表した4人の女性歌手の舞台、歌声もですが詩を通じた4人のコラボレーションが素晴らしかった。お馴染みアコーディオン奏者のチャンゴスパスィーク率いるオーケストラの完成度、拍手喝采でした。今回の50周年では確固たる自身の芸術性を築いた新しい音楽家の勢いが圧倒的です。まさにコスキンが新しい時代に入っていく、そんな力強いアーティストの存在の数々。何時の日か踊るチャランゴを本当に完成した際に、この舞台で御紹介できる日まで、、それは色々な意味で、ずっとずーっと先のこと。コスキンを目の当たりにするたびに、大きな大きなラテンアメリカの歴史を感じます。踊るチャランゴが歴史の1部になることができるか、できないか、、。 昨夜の感動を心に刻み、今日から我事に集中。佐野まり・Mari Sano Facebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2010.01.27
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プールサイドデビューしたマリオ、、現場でガラスに追突までしてしまって(2度も) ちょっと今回は刺激が強すぎたみたいで、、非常に怒ってます。帰宅してから傍にきてくれないし、心なしか冷たい目線。。泳ぎをおぼえてほしかったし、多くの体験を重ねて立派なインコになってほしいと思っているんだよ、、と語りかけながら、余計なお世話かもしれないと反省しています。 とはいえ、20年ぶりの水泳は本人も身体にこたえ、2日ほどドンヨリ。泳ぐ習慣をつけるととても頑丈になるのかもしれません。最寄のジムを覗いてみようかと思っています。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.26
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約20年ぶりに泳ぎました。これだけ長いこと泳いでないと溺れるに違いない、、と覚悟さえしていたのですが、実際およぎはじめると意外とお魚な気持ち。水の温度が丁度よかったせいもあって、緩やかに水に馴染んできて、気がつくとバタフライまで到達。 「泳ぎだけは1度覚えたら忘れないものよ」と母にも言われましたが、人間は生まれる前に羊水の中で泳ぎながら成長している。なにより久しぶりに水の中で感じる自由な浮力にシミジミ感動。誘って頂いて感謝。 今日の大目玉はマリオのプールデビュー。水浴びを期待していたのですが、あまりに新しい場所にトテモ驚いてしまい、水際でたたずむばかり。ちょっとした水浴びに留まりました。ただ久しぶりのお出かけはトテモ嬉しかったみたいです。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.25
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以前、剣道で使用しているスタジオの鏡を生徒が割ってしまって、弁償しつつ割れた鏡の使える場所を切り取って自宅に運びこみました。鏡はその時から壁にたてかけられたまま、、。1年たって大家さんにお願いして鏡を壁にシッカリ備え付けてもらいました。部屋の2面に大きな鏡が設置され、まるでスタジオのよう。ベットは3mの高い位置にあるのでスペース的にも十分、リハーサルは無理ですがトレーニングはできそうです。素朴で特別な我が家を日に日に愛しています。情報をコントロールして集中することを心に決めました。最近、正直すこし寂しい気持ちになっていました。メキシコへの旅を境に群れから放たれてしまったような、、同時に価値観も大きく変わり、、というより求めるものや、向かう方角がハッキリしました。2010年は「踊るチャランゴ」1色。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.24
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身体と魂の存在する最期の夜、明日この世から旅立っていく友のことを考えながら、1時間ほど深夜、出会いからの様々な出来事を思い出しつつ歩いてきました。きっと彼の友人の多くがソレゾレの寂しい夜を過ごしていることでしょう。 ベネズエラのパーカッショニスト、エリアサル・ジャネスの突然の訃報。心筋梗塞で昨日の夜、なくなったとの知らせをfacebookを通じて知り、彼のfacebookは亡くなる直前まで更新されていて、まるで最後の一言を見るような、、、そして後、一斉に彼へのメッセージが並んでいます。まるで彼に話しかけるように。 きっと彼は皆のメッセージを見ているのではないかと思えてくる。 2006年、初めて訪れたベネズエラのJuanSebastianBarで、セッションに参加して彼と出会い、翌年に日本文化週間の舞台で共演することになりました。彼の御宅に伺い素敵な奥様の御食事を頂きながらリハーサル、なんとお宅には相棒マリオと同じインコがいました。「パルケラティーノ」を気にいってくれて、本当に楽しそうにドラムを叩いてくれた姿がドキュメンタリービデオに残っています。広島のドキュメンタリーを制作した友人フリオ・マルティーネスから、5年がかりで完成させた作品が届いたばかり。エリアサルに見てほしい、、とマズ思いました。彼との共演は本当に特別だった。彼の「ラテンな和太鼓」と、よく記者の方にいわれる「東洋のチャランゴ」は、ある意味とても自然に噛みあって、会場の盛り上がりを大いにかんじることができた踊る太鼓と踊るチャランゴの出会うことのできた舞台。2007年は二人で煮詰め、2008年はコロンビアからケーナ奏者マルロン・ゴメスを迎え、トリオとしての成長がありました。お互い突発的な発想や演奏で時折リハーサルではぶつかることもありましたが、本番は何年も一緒に演奏しているように、即興が全て噛みあっていきました。変な日本語で冗談ばかり、でも凄く繊細で、本当に真面目に心全てを太鼓に注いでいた。朝起きてから眠るまで、太鼓を叩くための生き方。物凄く健康的な生活をしていたはず。疲れていたのだろうか、、愛する奥様の悲しみを思うと、正直ベネズエラに飛んでいきたいです。 日本で大きな公演を開けたらエリアサルと渡辺亮さん、そしてパディ米本義彦、踊るドラム、踊る和太鼓、踊るビリンバウ、踊るチャランゴの共演。そんな夢を密か勝手に思い描いていました。彼とのベネズエラ国外での共演の夢は、コロンビアへ向かう際に政治的な事件が発生して、国境が封鎖され適わなかったことがありました。2回の共演の様子はビデオに残っていますが、リハーサルからとっているので未だ見る気にはなれません。舞台で浴びた彼の音色、そして彼の歌「アビラ山」が耳に響いています。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.23
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最近、鳥をテーマにしている宣伝をよくみかけます。SAMSUNのテレビのハチドリ、日本でも沢山放送されているみたいで、電話で母が教えてくれて、その少し後、アルゼンチンでも度々みかけるようになりました。 地下鉄に乗って驚いたのですが、車両全てがインコで溢れていました。携帯電話のプロモーションのようですが、様々なカラフルなインコのポスターで満載の車両に喜びました。マリオと一緒に乗りたいです。飛行能力が抜群に増したマリオは部屋を自由自在に飛び回り、雲行きベッドに登ると即効で飛んできて、ベットの端にしがみついて顔をヒョッコリみせます。手をのばすと頭をペコンと下げ、なぜると目を閉じてジッとしている。帰国して1ヶ月以上たちましたが、心が通い合うようになってきました。いつも暖かい元気をくれるマリオに感謝。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.22
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一般的な劇場空間を離れ、制限のない都市における公園という場所での制作が始まりました。エクアドルで出会ったフランスのコレオグラファーが各国で制作していた作品を思い出していました。確かTravesiaというタイトルだったと思うのですが、初めて現場に到着した際は、考え慣れた発想で舞台のような場所を探し、そこを中心に煮詰めていったのですが、、何処かつまらない、、というかトキメキを感じない。そよ風をあびて考えていたら眠くなってきてしまい、芝生に横になってみると多くの見えなかったものが見えてきました。目線が変わるとコンナに世の中おもしろく見える。作品の始まりとなる位置を決め、あらためて考え始めると、途端に楽しく、嬉しく、、この機会の影響で今、どこでも同じように振付を思い描いてしまいます。地下鉄の中がとくに考えていて楽しかった。でも一人笑いしている怪しい人物になっているのかもしれません。 明日企画書を提出できそうです。想像しながら我を忘れ歩いていたら、貧血で寝込みました。食べるのを忘れて栄養失調になっていたみたいです。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.21
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舞台のための身体調整で体重を一気に落としていて、エネルギーの不足から、心がションボリしそうになるときがあります。多分、それは食べ物のせいではなく、今日ひさしぶりに再会できた友人の変貌にショックを受けているためであるのかもしれません。輝いていた天使の瞳と勢いで満ち溢れていた友人の「大人になったんだよ」の一言。 何があったのか、、とても気になって、気になって、時計の針を元に戻して、彼女の輝きを元に戻して。お願いできる満月を探す夜。最近、悲しいときはメキシコでの写真をみます。元気の出る愉快な写真を発見しました。メキシコでベラクルスに通訳で同行した人にパエージャを御馳走してもらって喜んでいます。本当にメキシコで食べたパエージャ美味しかった。値段も激安でした。サンフェルナンド教会の前にある食堂です。1月は何故か毎年、哀しみ色。苦手な月だったりします。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.20
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今年の舞台のための身体調整が始まりました。新しいダンスのクラスで新鮮にストレッチから始めています。毎年、この時期に出会う先生のエネルギーを含めて吸収。とはいえ昨年の先生を越える方には会えない気がしています。今日のレッスンは正直、戸惑いました。どこか気の存在しない、、まさにエネルギーのない指導。やる気がないと言ったほうがいいのかもしれない。舞台におけるエネルギーを感じない、、インターネットで先生を検索して納得。どちらかというとコーディネーター、評論家としての経歴。クリエイティブな舞台の実績は見当たりません。インターネット時代になってから便利でもあり、怖いところでもあるのですが、検索で大体のことがわかってしまう。舞台における仕事に徹する方なら、必ず何本か作品が現れるので、そこで多くのことが知れるし、学べてしまう。最近、遅いか早いか、、という話によく遭遇するのですが、何処にいきたいかにつきるのではないかと。テクニックも評論も知識も大事ですが、舞台から満ち溢れてくる情熱や内面の魅力のある方に接することができれば幸運。昨年の先生のビデオ。ただただ感謝。http://www.youtube.com/watch?v=zedadbh9p8E蒸し暑さでマリオと共にどんよりしています。湿気で気分が優れないまりおは人のことを噛みながらグズグズしています。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.19
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本日、ダカールラリー終了、今日は表彰式が行われ最後に選手が観衆に挨拶の走りを披露、カメラが故障していなかったら、飛んで撮影に駆けつけたところですが、、猛暑で頭痛も重なって、、自宅待機。新聞とテレビで最後の大詰めを観戦していました。 特に4輪バイクのパトロネリ兄弟の優勝、準優勝の様子は大特集が組まれていて、記事を読むだけで泣けてきます。なんてドラマチックなんだろう。兄弟で参加するだけでも凄いのに1,2位を仲良く獲得してしまう。彼らの一家、恋人、その家族は全ての日程をキャンピングカーで団子になって同行していたようです。もちろん同じ道は走れないので、別ルートから先回りして各地に到着、しっかり付き添っていた家族チーム。すばらしい、夢を沢山ありがとう。元気エネルギー沢山頂いて、明日からのダンス訓練、猛暑ですが頑張れそうです。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.18
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今日はチョットしたコミュニケーションのミスで、思わぬ困難到来。剣道基礎講座、初日から新しい物語満載です。常に使用している劇場が長い夏休みに入ってしまったため、その間の場所を探していて、インターネットで見つけたスタジオと連絡をとり、新装開店するという忙しい時だったせいか、いまひとつ連絡がキチンととれなかったようで、、「剣道」を「タンゴ」と聞き取ったという劇場責任者。竹刀を持ってドンドンと現れる剣士達を見て、すっかり動揺。私たちも劇場にめいっぱい流れているタンゴのメロディに戸惑いつつ、、さあクラスを始めようとすると、「申し訳ないけど中止にして出て行ってほしい」切れそうになる生徒をなだめながら、ちょっと待ってください。そんな危険な代物ではありません。しかもタンゴのステップは剣道に似ているんです。だからアルゼンチンでは非常に剣道の上達が早い、、、、一気にまくしたて黙って頂いて、とにかく今回のみクラスを行わせて頂きました。が、しばらくして踏み込みが始まると、再び飛んできて「うるさくで別のスタジオで踊っているものに迷惑、やはり出て行ってください」 感じ悪すぎ、、生徒曰く「支払わないできっぱり出ていきましょう、失礼にもほどがある」 でもここで出て行ったら、せっかく集っているのに時間と労力の無駄すぎ。思い切り無視して、そのまま踏み込みを控えつつクラスを最後まで続行しました。これが幸いして、かえっていつになく面白いクラスとなった気がしています。終わってから冷静に支払いを済ませ、しっかり責任者には言うべきことをいい、再びタンゴと剣道の接点を延々と説明させて頂きました。すると、、「ここの場所は響きすぎるから無理だけど、もうひとつのスタジオの1階なら、、」 何事も怒りに怒りで返しても何もいいことはない、怒りの矛先は無視に限りる、そうマルデ闘牛のマントのようにヒラリとかわすべき。でも今このヤリトリをおもいだすと、可笑しくて、、思い出し笑いを重ねています。愛すべき生徒達、今日は新たな生徒が一人現れました。新鮮な参加者はクラスが再び成長する機会。今年も面白くなりそうです。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.01.17
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正月早々に始まったダカールラリーも気がつけば終了目前、16日間に渡る厳しいレースで多くの挑戦者が脱落、半分以下のレーサー。その間、本当に様々なドラマが繰り広げられていたことでしょう。正直、我事に集中していて全てをみつくすことはできませんでしたが、アルゼンチンの参加者の情報を見るたび興奮。4輪バイクはダントツにアルゼンチン選手がトップをきっています。しかも兄弟で1.2位を独走、パトロネリ兄弟アッパレ!(写真は昨年、表彰式の会場裏を歩いていてバッタリ遭遇した際の4輪バイクのスター、マルコス・パトロネリ。 トムクルーズ似の冷静な紳士、メンドサのオーリー・テラノバも奮闘中。上位につけています。土曜日が最後のレースでブエノスアイレスに戻ってきます。走りきって帰ってくることが難しいだけに、最後の市内パレードの晴れ晴れとした選手の表情と歓声は素晴らしいシチュエーション。報道には全くあがってこなかったのですが、女性選手達はどうしているのでしょう。気になっています。砂埃と眩しい日差し、、そんな場所を突き進むカラフルな車両、、いつの日かダカールラリー全てをカメラと共に旅してみたい。 明日から2010年、剣道基礎講義が始まります。生徒は尚いっそう張り切っていて勢いに圧倒されつつある今日このころですが、今年は冷静にアンケートを作成、生徒それぞれの道を模索するパーソナルレッスンへ。皆それぞれの願いや目的を持っていて頼もしいです。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.16
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15日といえば成人式、、という印象が強いのですが、現在は毎年15日とは限らないようですね。20歳のオフィシャルな成人式、実際は何度も成人式を迎えています。年齢でなく様々なテーマによっての成人式は、人それぞれ迎える歳も日も様々。そんな個人的な成人式を今年は二つ控えています。クリスマスセールで購入したプリンターには(半額でした)スキャンもコピーもついていて、すごく便利なのですが、、説明書がいまひとつわかりずらくて、最近ようやく使えるようになりました。フイルムで撮影された懐かしい写真をスキャンしています。 文化放送スタジオライブ・写真/佃太平野村邦丸さんチャランゴ体験の巻(ドラム米本義彦)佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.15
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物凄い大嵐の後、少し空気が冷たくなって過ごしやすく、眠りやすく、、秋のような心地よさで、今日は猛暑で疲れがたまっていたため少しグッスリ眠りました。マリオも同じく暑さで疲れていたのか、スヤスヤと雲行きベッドで一緒に眠り、ふと目を覚ますとマリオにツブラナ瞳でジッと見られていて、、なにやら催促。背中のマッサージをしてほしいらしい。暑いと翼がこるんですかね、、日に日に親しみが増していくのですが、後1ヶ月ほどで長い旅に出なくてはいけないので恐縮。いつも一緒に眠るたび思うんです。もし目が覚めたとき同じインコになっていられたら、、と。カメラの修理の件でOLYMPUSのホームページを訪問したのですが、音楽を募集していて、、しかも想い出のカメラOLYMPUS PEN、父がはじけてくれたプレゼントのカメラがPENでした。ハーフサイズの画像で普通のネガの倍の撮影ができるのです。デジカメになってからは使用していませんが、今も大事に棚にしまっています。御縁を感じて1曲参加してみました。OLYPMUS PEN presents "Remanso"(平安)作詞・曲 佐野まりhttp://www.youtube.com/watch?v=nPjQ8u1veSo佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.14
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昨年のメキシコの旅では出会った多くの日本人の方々。日本人宿サンフェルナンド館での快適な日々と交流は想い出深い癒される一時でした。本日メキシコからアルゼンチンにAIKOさん到着、AIKOさんはメキシコ公演に御来場、素敵な写真を撮影して下さいました。(AIKOさん撮影の写真はコチラに) 今日は御礼に頑張って撮影しなくちゃ、、本カメラがないのは残念なのですが、その分とっておきの場所へ、、お薦めのカフェ、名食エンパナーダを味わって頂き、最期は我が家でマリオと御対面。以前インコを飼っていたことのあるAIKOさん、インコ心があるのでしょう。マリオは素早く何かを察知して、照れながら少しずつ近づいて、、この通り。のっしりと頭に乗って満足顔。 2010再会物語、第1号に喜んでいます。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.13
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メキシコから帰国して1ヶ月、ようやく心が通い合うようになりました。狭い空間を共有するのに欠かせない相棒アマゾンインコ、マリオとの空気のような穏やかな交流。繊細で真っ直ぐなマリオの目線や深夜マリオの寝顔を見ながらトテモ幸せな気持ちです。ささやかな願い事、ずっと最期まで一緒にこうして暮らしていたいです。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.12
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昨日のEdda Diazさんの公演直前、愛用のデジタル一眼レフが全く撮影できなくなってしまいました。メキシコ滞在時から調子がいまひとつだったのですが、新しく購入したフラッシュバックメモリーに問題があるのではないか、、と油断していました。が、サンドロ氏の葬儀撮影の辺りから、何故か画像が真っ黒、エラーが目立つようになってきて、撮影を頼まれた公演当日に部屋で相棒マリオを撮影しようとして全く機能しなくなっていることに気がつきました。急遽デジタルビデオカメラを使用しての撮影に切り替え、ついでに映像をサービスして乗り切りましたが、画質のアマリの違いに落胆。表情重視のEddaさんは画質の違いには気がついていないようですが、、HPなどには支障はないにしても、ポスターなどでは絶対に使用できない。 この一眼レフは2005年の4月14日、万博報道のため購入しました。約5年間、撮影数はきっと3万を超えています。これだけ酷使していたらシャッターが擦り切れて当然。ただただ、このカメラと共に過ごしてきた撮影の日々に感謝。多くの出会いと名場面における感動を共にしてきました。OLIMPUS E-300.. 形もスリムで取り出しやすく気に入っています。当分は再びフィルムに戻りつつ、軽い画像入手はビデオカメラにて、、不自由ですが修理は日本のサービスにお願いしたく思うので、当分仕事の撮影はなしです。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.11
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御馴染み写真を担当させて頂いている喜劇大女優Edda Diazさんの新作が発表されました。タイトルはDelivery デリバリー。完璧なグループでの一人芝居の集合体。Eddaさん監督で4人の男性陣と入れ替わり立ち代り個性的な舞台が展開されていきます。何より今回の驚きは、常にEddaさんを音響、照明の面でバックアップしている旦那様のSalvador Macari氏が人形劇と俳優として舞台デビュー。実に生き生きと名演を繰り広げていて、本人もトテモ嬉しそう、、それが何より見ていて嬉しかった。 この舞台で1年、どんな物語が繰り広げられるのでしょう。Eddaさん一座、開幕!作品が出来上がるまでには様々な衝突や困難もあったようです。彼女も「自分にとって新しい挑戦になった」と舞台の完成に喜んでいました。完璧なソロで50年やってきた方がグループの舞台に敢えて挑戦したのは、きっと旦那さんの人形使いとしてのデビューを望んでいたからかもしれません。一緒に舞台に立つ、2人の二人三脚の新しい形、常に新鮮なアーティスト・アンダーグラウンドの女王Eddaさん、今後もずっと最期まで見届けていきたい。昨夜のピアフの物語を思い出し、ふと現実の世界に重ねていました。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.10
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夏休みシーズンは昼間は観光、夜は舞台を楽しむ人で溢れるブエノスアイレス。様々な劇場が今週から仕事を再開しています。1年の始まりにコレゾという舞台を鑑賞して、今年の創作のために学ばせて頂くのですが、ダンスの師匠から薦められ、とても気になっていたミュージカル、「PIAF」 Elena Roger主演を見にいってきました。というより、、見ることができました。昨年7月頃から上演していて物凄く話題になっている舞台です。昨年、1度劇場に足を運んだのですが、チケットは既に12月まで完売しているとのことでした。年明けフト劇場の前を通りがかり、幸運にも残り少ないチケットを手にすることができました。英語インタビューhttp://www.youtube.com/watch?v=CcPc00BIEJ8スペイン語インタビューhttp://www.youtube.com/watch?v=WvcCOGDsqEQ本当に素晴らしかったです。フランスの歌手、Edith Piaf の人生をテーマにしたミュージカルで、Elena Rogerは昨年イギリスのミュージカル界の栄誉あるLaurence Olivier Awardで女優 No.1 に輝いた、アルゼンチンの誇り。まさに時の人。ミュージカル、エビータのキャスティングで選ばれロンドンに渡って3年程で一気に階段を上り詰めた凄い方で、様々なインタビューを見るにつけ才能はモチロンですが、物凄い集中力、そして弛まない努力で真っ直ぐに突き進んでいくパワフルな女性。47歳で亡くなったピアフのあまりに激しい人生を見事に演じきっておられました。特に影をフンダンに利用した照明効果が素敵でした。電球、シャンデリアなどの室内照明器具がバンバンと舞台におりてきて、絶妙な場面、時代、状況の変化を紡いでいました。スペインに滞在していた頃、ロンドンへ出掛けミュージカルを何本か見たことがあるのですが、街に根付いている劇場文化の重さと素晴らしさに圧倒されました。あのロンドンで、大ヒットしたというピアフ、しかも主演はアルゼンチン出身の女優。このグローバルなElena Rogerの成功、ピアフの成功の裏のアマリに悲惨な物語、多くのエネルギーに満ち溢れた忘れられない舞台でした。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.10
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再び長い長い列に並び、今度は携帯身分証の手続きを行ってきました。5年で切れる携帯身分証、以前のものはとっくに切れてしまっているので、新規更新。こうなったら手続きという手続きを一気に行ってしまおう、、並びなれた今のうちに。ところが時期があまりよくなかったみたいです。現在、夏休みシーズン到来のため、ここぞとばかりパスポートの手続きで通常よりも多くの方が訪れていました。手続きが同じ場所で行われているので非常にややこしいことになっています。並んでから現場を後にするまで5時間もかかってしまいました。この場所には、ややハイソサエティの方が集中していて、独特の穏やかさを保っているので苦にはなりませんでした。 が、そんな方々は怒ると、サスガにキッチリ憤りを表現する術を心得ています。マルデ弁護士のように並んでいる人々に向って「みなさーーん」と演説を始めた女性がいました。「私達はマルデ動物のように無意味に並ばされている、障害を抱えた母ときているのですが配慮がないだけでなく、特別な扉があって賄賂が働きドンドン、早くから我慢して並んでいる私達を差し置いて通過していきます。受付も10箇所あるのに、半分も機能していない。これは税金をキチンと払っている私達に対して失礼なことではないでしょうか! これからテレビ局にいって話してきます」列からは大きな拍手がおこりました。その演説の後、スピードがグンとアップしたようです。受付に同じ制服でない方が何人か現れたので緊急要員を呼び寄せたのかもしれません。昨日の病院でも思ったのですが、何事も黙っていると負け。言ってナンボの場所、世界があります。今日、手続きに向ったのは今日の日付を身分証に記したかった。2002年1月9日、大切な友人が亡くなってから8年。今でも彼女の声が耳にズット聞こえています「会いたかった」 初めてのコスキン舞台での責任に追われていて、一時帰国した際にケーキを作って待っていてくれた彼女の家に辿りつくことができなかった。決して戻すことの出来ない時間。いつも見上げるとそこにいるような、時折ふと彼女と一緒に旅をしているような気持ちになることがあります。パスポート代わりにもなる強力な携帯身分証。あらためで一緒に旅に出よう。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.09
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最近、新しい決まりが法的にできたようで、、体育施設、及び講義には医師の診断書が必要とのことで、最寄の大病院にいってきました。御馴染みアルゼンチンの公の病院は無料で診察してくださるのですが、なにしろ競争率が半端ではなく、早朝5時に並び7時、もしくは7時半に予約の手続き、昼までに診察が行われれば幸運、、という身分証明書発行と同じく長い道程を経なければいけません。しかも場所は病院、、様々な人生模様を垣間見てしまう非常にハードな時間を過ごすことになります。本当は年末に済ませるべきところ、気の進まない精神的な拒否状態で、ようやく年明け1週目「今日こそは!」と力んでいってみたものの、、2人手前でアッサリ「今日はここまで、また明日きてください」 (えーーーー待ち時間は一体どうしてくれる、しかも診察のため朝食抜き、、)フラフラしながら、おなかがすいているせいか大人気なく憤ってしまい、受付に抗議。「診断書が今すぐ必要なんです!」「診断書?なんのため?」近々入所予定の体育施設のチラシをバーンと見せると、即OK!「13時にきてください」 4時間後、、のため一度帰宅して出直ししました。昼の手続きでは別の受付の方がいらして、あやうく明日に回されそうになりましたが、再び抗議。「今、ドクターが名前よびますから座って待っててください」 待っている間に何人かの担当されている医師と擦れ違いました。その中に一人、東洋系の女性医師がいらして、、思わずみつめあってしまったのですが、なんと名前を呼びに来てくださったのは、その方でした。早速、あちらから御挨拶、、「再見・サイチェン」 (あ・・中国系の方だ) 即、「こんにちは」と応え、(あ・・日本人) チャング先生は台湾出身の方でした。大病院なので五万とお医者様が働かれている中、東洋の方は珍しいし、何だかこの偶然が凄く嬉しかったです。肝心な診断書は10前後のインタビューに答えるだけ、張り切って血液検査のため御飯を抜き、服装も内外小奇麗にまとめ、万全に備えたのですが、体重をはかり、血圧を測るのみ、、新しいシステム対応。それでも万が一のため診断書があった方が施設が法的に守られるのでしょう。丸1日失う大作業でしたが身分証明書に続いて、再びクリアーにホッとしています。何より訪れたことのある友人の住む街、台湾の先生に診ていただいた偶然が嬉しい。面倒なことが多々ありますが、出会いの機会と思って臨めば楽しめますね。 2010年の調整が始まりました。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.08
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アルゼンチンの大スター、サンドロ氏が亡くなって3日間、今日が最終日・お別れの日となりました。午前10時から13時まで再び弔問を受け付けた後、棺は14時に国会議事堂を出発、消防車とそのサイレンに導かれ、霊柩車と、関係者御一行様がブエノスアイレス市内を通過、まずLomas de Samoraにある御自宅へ、その後に私営墓地のあるBursacoへ。 始まりは散々でした。霊柩車は国会議事堂を出発して、右手のCombate de los posos通りを進む予定だったのですが、葬列は何故か突然、真っ直ぐRibadavia通りを進んでいってしまいました。観衆がでビッチリ埋まった車道、その先には御馴染みC5N局の報道車両も待ち構え、車両を先導撮影する準備がシッカリ整っている状況だったのですが、この意表をつく発車に待ち構えていた観衆は唖然、、報道車両も慌てて発進、葬列を追いかけていきました。 観衆は何とか先回りできるかもしれないBergrano通りを一斉に走り出し、まさに映画のワンシーンのような、爆走劇が展開されました。観衆と共に400mダッシュ、Bergrano通りに辿りついた時は丁度通過している最中で、望遠を準備していたため全く絵にならず、唯一遠ざかっていく葬列と息を切らし呆気にとられポカンとしている観衆を撮影、、ションボリと歩く帰り道、売店に見事に並ぶサンドロ氏がトップの雑誌を発見、再び国会議事堂の前を通過すると、なにやら歓声が、、ファンの方々がサンドロ氏の歌を大声で楽しそうに歌っていました。 偉大なアイドルに相応しい豊かなお別れの祭。彼が観衆に与え続けてきたのは、きっとこの喜びに尽きるのでしょう。親しい女性記者の方が言っていました。病気で手術した際に直前に彼の歌声に励まされた、、と。 この3日間でスッカリファンにならせて頂いたと共に、サンドロ氏の弛まない立派な芸能人、文化人としての生き様に大きな拍手。いろいろ考えさせられる忘れられない3日間となりました。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.07
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昨夜メンドサで亡くなったアルゼンチンの世界的スター、サンドロの棺がブエノスアイレスに運ばれ、御馴染み国会議事堂で国葬が行われました。当初10時に開館予定が13時に延期となり猛暑の中、訪れた大勢のファンの方は大変だったと思います。本当に本当に蒸し暑い厳しい1日でした。 テレビで一連の特集を見尽くした後、現場を訪れてみると、そこはまるでコンサート会場のようでした。ここぞとばかりサンドロの記念グッズ、写真、カレンダー等が販売され、サンドロのトレードマークでもある赤いバラを販売する売り子さん達、冷えた飲み物、食べ物、、13丁に渡る長い行列をフォローするべく、まさにかきいれどき状態。そして訪れたファンも遺体とはいえ生サンドロに会えるということで、いささかワクワクしているような、、とにかく今までにない活気溢れる葬儀の列に驚かされました。そんな様子を見ていて、ふと頭に浮かんだのは、、葬儀場に入場すると棺桶がパンと開いてサンドロが御馴染みの歌を独特の振付(腰ふり)で歌いだすのかも、、そんなビデオクリップが頭の中でバンバン流れてきて、楽しくなってきてしまったほどです。 ところがワクワクした葬儀の列が入場した後ながれていく出口へ言ってみると、雰囲気は一変。多くの方が泣き崩れていました。一体、中はどんな様子なのか非常に気になりましたが、今回はサンドロの遺体、葬儀場の模様は一切撮影禁止、放送もなし。生前の印象を保つという御家族の意向が尊重されていたため、中の様子はベールに包まれており、メディアに与えられた仕事は唯一、この葬儀の列の撮影とファンへのインタビューのみ。入場する全ての方にカメラが向けられていたため、今回の入場は控えました。当初閉館は夜11時とのことだったのですが、深夜テレビを見ていると家族の意向で、一晩開館、訪問を受け付けるとの事。しかも全てのメディアが深夜1時に中継放送を終了していました。歴史的な場面、、やはり見ておこうと再び2丁先の国会議事堂へ。大行列を想像していたのですが、既にほとぼりが冷めたところで全く並ぶことなくスムーズに4,5分で入場できました。 サンドロの親しい芸能報道の重鎮、ミルタレグラン女史が「駆けつけたいのは山々だけれど、私は生前の彼の姿を心に留めていたい」と葬儀欠席を表明していましたが、その通りです。サンドロの若き日から現在までの元気な姿を見尽くして、バイタリティー、人柄を知って俄かファンになりつつあったのですが、確かに見ないほうがいいものがあります。大スターがコンナニ小さく、寂しく横たわっている、最後の45日間の闘病がドレだけ激しいものだったのか、想像できる姿。一緒に入場した皆さんも、口々に「別人だ」、、ショックに包まれ会場を後にしました。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.06
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アルゼンチンの多くの年配の女性、マダムの心を掴んでいたアルゼンチン芸能界の重鎮、サンドロ氏が4日20時20分、45日間入院していたメンドサの病院で亡くなられました。我が家から2丁先の国会議事堂で国葬が14時より始まります。アルフォンシン大統領、メルセデスソーサに続いて、この1年ほどの間に3度。 長年の喫煙により肺を痛め、(1日8箱!)ここ数年、入退院を繰り返し、最後はメンドサの病院で肺の移植手術を受けたばかり。経過は良好だったようだったのですが、、特別にファンであったわけでないのですが、昨夜は特別番組が一晩、多くの局で放送されていて過去の映像や多くのライブ映像を見て、その情熱的な仕事の一つ一つにあらためて感動しました。享年64歳。親しい女性放送記者の方が常にサンドロのことを本当に立派な紳士、、と話していました。アルゼンチンの芸能界をトップで駆け抜け、全くスキャンダルのない完璧な紳士として君臨したサンドロ。ふと石原裕次郎さんや加山雄三さんを思い出していました。心より御冥福をお祈りします。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.05
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今回の年越しは特別でした。クリスマスに続いて年越しも相棒マリオの大好きな大家さん一家のお宅で、アマゾンインコのマリオ、猫3匹、息子さん達2人、奥様、大家さん、私、、愉快で賑やか、何より非常にユニークな年越しとなりました。 大家さんの奥様マリーナさんは、とってもお美しく料理上手、お野菜、お肉を中心にバランスのとれたおなかに優しい御食事なので、毎回年末おなかがもたれるのですが、今年は逆に活性化されたようです。今回の注目は年越しの名物Pan Durce(甘パン) ドッシリしたパンにクルミ、アーモンド、フルーツがドッサリとコーディネイトされています。大家さんのお嬢様の彼のお母様作とのことで、ドイツ系一家の伝統あるPan Duruceとのことでした。 奥様にプレゼントしたメキシコ土産、お魚サレーロ(塩ふり)も食卓にデビュー、我が自慢の象さん塩ふりと共に食卓を泳いでいました。年越しは和洋折衷で年越し蕎麦を準備、日本酒で乾杯の後、カウントダウンはシャンパン。動物も人間も一緒、アルゼンチン、ドイツ、メキシコ、日本風な料理に飲み物、まさに大グローバルな年越しとなり、思い出深い、今年を彷彿させる愉快な年越し。今年は息子さん達に誘われ、初めて爆竹にも挑戦、空にはピカピカの満月が笑っていました。2010年 元日 佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.04
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夜ふとテレビをつけると10時半より、国営放送で2時間ダカールの特集番組が放送されていてシッカリ見てしまいました。今年はのめりこまないようにしようと思っていたのですが、パレードの興奮に接してしまうと、そのまま取り込まれてしまう。国際イベントの吸引力は強力です。 何より今回は前回以上にメディアが一部始終を伝えてくれるので、景色の素晴らしさ、選手の魅力が、その都度つたわってくるのが楽しい。個人的にはトムクルーズ似のアルゼンチン・メンドサのオルランド=テラノバさん、インタビューの一言一言も含めて素敵なのでファンなのですが、今回は開始早々に窓ガラスが割れてしまい苦戦しているようです。個性的な唯一の4輪バイク女性ドライバー、カメリア・リポレッティが注目されています。すっごくノリノリであられちゃんのような雰囲気で面白い。2輪バイクは女性ドライバーの参加者が大勢いるようです。他、日本選手の報道は今日はテレビでは全く触れられていませんでした。 残念な情報としては既にダカール2010で死者が出てしまいました。コルドバの観客の女性が一人、車道に出てしまい轢かれてしまったようです。今日は何度も忠告を促すコマーシャルが流れていました。パレードのようにコース全部に柵があるわけでないので、興奮した観客はツイツイ間近で見たくなるのはわかるのですが、ドライバーの方もお気の毒。心からご冥福をお祈りすると共に、今回のレースで2度と起こりませんように、、夏休みが始まってブエノスアイレスはガラーンとしています。引き続き猛暑、今日は部屋の電気に青色セロファンをつけてみました。大家さんに「ここは劇場ですか?」と驚かれてしまいましたが、不思議なことに青い部屋は幾らか涼しく感じます。公演本番気分で振り付けのリハーサルができそうです。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.03
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昨年、近所を通過していたレース用の車両に遭遇、そのまま全く知らなかったダカールラリーにのめりこんでしまったのですが、早いものであれから1年、今年も引き続きアルゼンチンーチリコースで行われます。今年は始まりが元旦、年明け早々レースのスタート。御馴染みのブエノスアイレス市内のパレードは昨年と違ってキッチリを柵をはりめぐらせ、コースも限定されていました。昨年、通過していた我が家の近所コングレソ周辺は訪れず、目抜き大通りAv. 9 de Julioを勢いよく通過して、スタート地区、首都圏郊外のコロンにむかっていったようです。TOYOTA 三橋選手通過 TOYOTA 三浦選手通過 人気のカミオンはクラクションと共に大盛り上がり(盛り上がりすぎて柵をひっかけるシーンもありました) 車の通過するたびの大きな拍手と歓声を聞くたび、なんともいえない興奮に包まれます。世界各国から訪れたチャレンジャー達の雄姿。観客の多くは大変詳しいようで、車両と選手をシッカリ把握して批評をしている方が大勢いらっしゃいました。車社会のブエノスアイレス、ダカールは昨年の開催でスッカリポピュラーなものになったようです。ダカール日本語HPhttp://www.paridaka-info.com/index_DAKus.html昨年に続いて出場の三橋淳選手の公式サイトhttp://www.jun38c.com/wps/少し撮影しながら思っていたのですが、今年は本当に沢山、世界的なイベントが行われる年ですね。冬のオリンピック、サッカーワールドカップ、上海万博、、愛知万博から5年、、ずっと先のことのように思っていましたが、2010年4月30日に開幕式だそうです。5月1日から10月31日まで184日間の開催。会場面積は愛地球博の2倍。もう既に完成している日本館、とっても素敵です上海万博日本語公式HPhttp://jp.expo2010.cn/index.htm上海万博の日本館公式HPhttp://shanghai.expo-japan.jp/jp/ビデオ上海万博(北京オリンピックを彷彿とさせる実にダイナミック)http://www.youtube.com/watch?v=BX_Wsh3MUpk南アメリカで行われるワールドカップは6月11日から7月11日。初日6月11日にメキシコ対南アフリカ戦が行われますが、その頃にメキシコに滞在する予定なので、熱い応援模様をメキシコで体験できそうです。アルゼンチンは12日、対ナイジェリア。日本は14日、対カメルーン。見逃せない最初のリーグ戦が25日まで。冬季オリンピックは2月12日から28日、カナダのバンクーバーにて。スケート、ジャンプの活躍を楽しみにしつつ、個人的には今回のマスコットキャラが気に入っています。どこか懐かしい、、日本のクマさんの絵本に似ているような、、、バンクーバーオリンピック公式HPhttp://www.joc.or.jp/vancouver/インターネットを通じて様々な国の様子を伺いつつ楽しみたい。(できれば伺いたい)2005年に続いて視野の広がる1年になりそうです。2010年 正月 佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.02
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あけましておめでとうございます。アルゼンチン・ブエノスアイレス、日本に12時間遅れで年明けです。皆様いかがおすごしですか? 昨年は日々の徒然ハチドリ物語に、この場を通じてお付き合い頂きありがとうございました。日本語のページ3件、スペイン語サイト3件、MIXI、facebook, Myspace.. 気がつくと30を超えています。40近いかもしれない、、自分でも把握できなくなってきましたが、こうして日々の報告を重ねることで見えてくることが沢山あります。そして出会いもあります。インターネットに感謝しています。今年は新たな冒険を沢山控えています。そして大きな再会の年になりそうです。今年もどうぞよろしくおねがいいたします。今年の御挨拶画像(日本語&スペイン語) 2010年 元日 佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.01
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