しもつかれ 350g 栃木県 郷土料理
惣菜・おかず 酒の肴 珍味 お土産
初午 節分 春の到来を告げる味覚
稲荷社(お稲荷様)や氏神様へのお供え
(供物、神人共食)、五穀豊穣の祈り
スピリチュアル 伝統文化 未来永劫
価格:390円(税込、送料別)
(2024/3/22時点)
栃木県民に生まれてよかった。掛け値なしのソウルフード。
むろん私も大好物です、というより、時々食べなきゃ禁断症状。
うまい。1パックぐらい軽く食べちゃう。
作るのに大変手間のかかる、それなりに贅沢な料理です。
ちょっと昔の私の子どもの頃は、母やおばあちゃんが
手作りで一生懸命、大鍋いっぱいに作ってくれました。
神のごとき経済学者・哲学者マックス・ヴェーバーは、不朽の
名著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で
労働とは、そのまま神への無言の祈りであると書きました。
マルクス的唯物史観に対する、保守主義からの最強の論破です。
この料理を丹精込めて作り、神とともに食すること(神人共食)
は、栃木県民の、魂の(スピリチュアルな)行為なのです。
宇都宮餃子だの鹿沼シウマイなんて、割とどうでもいいのです。
鬼怒川下流域の茨城県の一部にも「すみつかり」の名で
親しまれており、「しもつかれ文化圏」とまで呼ばれています。
この料理の歴史は古く、古典文学『宇治拾遺物語』などにも
「すむつかり」の名で登場し、少なくとも800年の歴史を
持っています。古くは近畿地方(上方)の料理だったといわれ、
近江商人などによって全国に伝わり、当地に定着したとも
想像されます。栄養たっぷりの健康食です。
『秘密のケンミンSHOW』番組内で、「長時間煮込む前は
シャレオツ(おしゃれ)なサラダのようだ」という
ナレーションがありましたが、なるほど、
ある意味でこれはひとつの卓見・解釈と思いました。
これは冷蔵庫がなかった時代の、
ある程度保存可能なおいしい温野菜サラダ
みたいなものなんだと納得。腑に落ちました。
・・・ただ、見た目と味に癖があることは否めませんので
他県の皆さんに決して無理にはお薦めいたしません。
なお、栃木県民でもこれが苦手とか嫌いだとか言う「非県民」
は少なくないようですが、そういった好悪はある意味で
どうでもいいことであり、好き嫌いなどは超越しています。
これは伝統文化そのものですから、
未来永劫、伝承していかなければなりません。
正月のおせち料理などと同様だと思います。
カレーもいいけど、おせちもね。
そこのおバカな若いOL、ウケ狙いのジョークだとは分かるが、
間違っても「栃木の恥」などと言ってはいけませぬ。
言葉には言霊(ことだま)というものがあるのを知っていますか。
一線を越えてるよ。祟るよ。天罰がくだるよ。
これを言わせた番組スタッフ(現場ディレクター)も共犯である。
直ちに栃木県内のしかるべき神社でお祓いをしたほうがいい。
県内小学校の給食で必ず出される習わしなのも美風であり、
栃木県教育長と教育委員会を褒めてあげたい
追伸 そういえば書き忘れていましたが、
わが家では私も妻も大好きで、
三人の娘も自然に好きになってくれました。
今もときどき食卓を飾っています
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