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さて2015年4月の成績発表です。今月はPF最上位銘柄群に大きな株価変動は無く穏やかな1ヶ月でした。またセルインメイと3月銘柄の決算発表を前にして、「チャンスで思い切って大きく張れるように」ややCPを高めていることも成績に影響しました。具体的には対前年末比で+14.8%となりました。 さて今月のPF上位銘柄の主な売買ですが、買い増しの方は2737トーメンデバイス、32☆☆、4☆☆☆、62☆☆、7989立川ブラインド工業、9707ユニマットそよ風、他数銘柄でした。 また一部売却の方は2198アイ・ケイ・ケイ、3232三重交通GHD、3385薬王堂、6059ウチヤマHD、他数銘柄でした。 今月は意識してPF上位に多くの新規銘柄を取り込みました。買ってみてからよく考えて納得できるものは更に追加、イマイチだなと思うものはポジションを落としたりして、トライ&エラーを繰り返しながらPFのリバランスに努めています。 来月もいつも通り十分に集中して頑張ります。それでは皆様引き続きよろしくお願い致します。
Apr 30, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 209位 9974 ベルク (東1、2月優待) ○ PF209位は、埼玉県中心に群馬県南部などにも展開する食品スーパーのベルクです。 自社物流を持ち高収益を誇っています。 現在の株価は3510円、PBR1.69、株主持分比率は49.9%、今期予想PER15.68、配当利回り1.3%(46円)、総合利回り1.5%(44+10=54円)で、優待は100株保有で新潟県魚沼産コシヒカリ2キロ、または自社商品券(1,000円)、またはJCBギフトカード(1,000円)です。 私は毎回JCBギフトカードを選択しています。 ベルクは確実な成長力・指標的な十分な割安さ・魅力的な優待の3拍子揃ったピカピカの力量ある銘柄だった時期が数年前にあり、その頃には、「どう見ても、どこから見ても、余裕で準主力以上で勝負できるな。どうしようかなあ。」と思って、色々計算して鉛筆をこねくり回しながら毎日悩み抜いていたこともありました。 ただ結局のところ、私は最終的にはベルクを選ぶことはありませんでした。スーパー業界には当時他にも有力な銘柄がぎっしりとひしめきあっており、私は、 3078ユニバース ( 現在は9948アークスと経営統合 ) 9866マルキョウ 9948アークス 9956バロー などを選択したのです。ただ見送ったベルクは私が当時選んだ銘柄群と同じように、いや正確には更に力のある銘柄だったために(笑)、その後大きく上昇する結果となりました。今の「株価が程よく仕上がった」状態を見ながら、「ベルク、良い銘柄だったなあ。。。」としみじみと感じています。
Apr 29, 2015
さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 208位 8255 アクシアル リテイリング (東1、3・9月優待) △ PF時価総額208位の中堅銘柄は、新潟地盤の食品スーパーの原信とナルスが統合して発足したアクシアル リテイリングです。2013年10月に群馬地盤のフレッセイと合併したこともあっていつの間にか結構大きな売上規模に成長しています。ちょっと 「甲信越の9948アークス」 っぽい感じになってきていますね。 現在の株価は3515円、PBR2.05、株主持分比率は42.8%、今期予想PER24.91、配当利回り1.1%(38円)、総合利回り1.7%(38+20=58円)で、優待は100株保有で年2回1500円相当の株主優待券もしくは1000円相当のクオカード等です。 私は毎回クオカードを選択しています。 アクシアル リテイリングは指標的にはやや高いかな?という株価位置ですが、優待を楽しみにのんびりとホールドしていくには特に大きな問題のない水準と考えています。PFを静かにしっかりと支えてくれている縁の下の力持ち的な存在ですね。
Apr 27, 2015
さて今日は幕内銘柄概況シリーズです。 31位 9707 ユニマットそよ風 (東JQS、3月優待) ◎◎ PF時価総額31位は、ユニマットHD傘下で全国で多機能型介護施設『そよ風』を運営しているユニマットそよ風です。前回の圏外からステルス急上昇して一気に幕内入りを果たしました。 現在の株価は1038円、PBR0.75、株主持分比率は31.0%、前期予想PER8.12、配当利回り1.4%(14円)、総合利回り1.4%(14+0=14円、優待は0円換算)で、優待は100株保有で「自社直営グループホーム入居保証金20%割引+ 自社直営有料老人ホーム管理費250円割引」です。 私はしばらく前まで介護銘柄の6059ウチヤマHDを超主力の一角にしていたのですが、ここはカラオケと飲食部門の絶不調が続いていることと、またセール&リースバックによる特別利益が毎期乗って来るのですが、その利益の出方が不透明で非常に分かりにくいことの2点が大きな減点対象となり、「残念ながら現時点では超主力で勝負できるだけの力は全く無い。」と判断して、大きくポジションを落としました。 ただ同時に、これからも急激に世界最高レベルの超高齢化が進行する日本において介護関連銘柄が有望であるという私の認識に変わりはありません。介護関連銘柄は全体的に不人気なのも非常に良いと思いますし、また現在交渉中のTPPがもしもまとまると、ISD条項から今の格安の日本の特別養護老人ホームは大幅な規模の縮小を迫られることになり、ユニマそよ風のような民間業者にとっての強烈な神風が吹くことになる可能性も0ではないと考えており、今の株価にそういった可能性のプレミアムが1ミリも乗っていないのも実に好ましいと感じています。 ただそうは言っても、「翼の折れたエンジェルに成り下がったピヨピヨのウチヤマHDだけではとても戦えない。」のも事実であり、私はテコ入れのために、「ウチヤマと同レベルの指標的な割安さと、しっかりとした成長力、 そして分かりやすい素直な利益の出方を兼ね備えたユニマットそよ風の方が総合的に見て一枚上の銘柄なので、こちらに資金を移そう。」ということで、よちよちとスライドして引越ししてきたという状況です。仕込みの関係で紹介がかなり遅くなりましたが、実際のPF内順位はもう少し上となっています。 さて今日はここで、復習として介護関連銘柄の比較をしておきましょう。 2373 ケア21 (PBR1.79&PER14.83) 2374セントケアHD (PBR1.55&PER9.42) 2398 ツクイ (PBR1.92&PER23.68) 2400 メッセージ (PBR2.77&PER18.05) 6059 ウチヤマHD (PBR0.82&PER7.28) 9707 ユニマットそよ風 (PBR0.75&PER8.12) このようにウチヤマHDとユニマットそよ風が突出して安いことが分かります。 かつていずれも超主力として勝負した、ドラッグストア銘柄の2772ゲンキーやブライダル銘柄の2198アイ・ケイ・ケイにも「同業種内で何故だかそこだけ異常に安い。」という瞬間がありました。そしてゲンキーとアイケイケイでは共に素晴らしい利益を上げることに成功したので、それに味をしめ3匹目のドジョウを狙って私はウチヤマHDに賭けていた訳ですが、それが残念ながらうまく行かなかったので、今度は以前から横目でじーっと眺めていたユニマットそよ風に狙いを定めて両手で捕まえ、資金を振り分けて「2面作戦」で勝負することにしたのです。。。。。。 「うん? 何だかどこかで聞いた話だな?」と思われた読者の方もいるかもしれません。実は今回の投資行動は、昨年2014年3月23日に書いた、 金太郎飴の効用 という日記の中で自分が例示していた「もしもウチヤマがコケたら私ならユニマそよ風に乗り換える。」という、緊急脱出用の残念なBプランをそのまま発動しただけだったのです。(笑) 株式投資の世界では平均すれば50%のシナリオは上手くいかないわけで、投資家として大切なのはそこからの適切なリカバリーショットをどのくらいの精度で打てるかです。そして私が優待族として毎日大量の銘柄と楽しくじゃれあっているのは、まさにその「敗走の絶体絶命の緊急時に、少しでも生き残りやすいルートを瞬時に選択する。」能力を高めるためでもあるのです。 ウチヤマの陣では一敗地に塗(まみ)れた私ですが、多くの兵力を失い血を流し、スリム化しながら新しい「介護銘柄2015夏の陣」を迎えます。今回の戦いでも再び敗れることがあれば私の穿いているパンパースには、「介護銘柄は今後触らないこと。」と新たに血文字で書かれる事になるかもしれません。(笑) 果たして夏の陣の未来には何が待っているのか、引き続き十分に集中し、パンパースのゴムを締め上げて戦って行こうと考えています。
Apr 25, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 207位 8566 リコーリース (東1、3月優待) ◎ PF207位は、名前の通りのリコー系で堅実経営で知られるリコーリースです。 現在の株価は3740円、PBR0.89、株主持分比率16.6%、今期予想PER11.68、配当利回り1.2%(45~48円)、総合利回り2.0%(45+30=75円)で、優待は100株保有で3000円相当のクオカードです。また長期株主優遇制度もあり、1年以上の継続保有で4000円相当、3年以上で5000円相当となります。 私はリコーリースを2008年10月から持ちっぱなしなので、 現在Aランクの5000円相当のクオカードを戴いています。 リース会社には指標的に割安なところが多く、その中でも突出して魅力的と考える 8591オリックス を私は現在主力の一角(PF6位)にしていますが、このリコーリースも十分に安いと思います。 ちなみにリコーリースの親の7752リコーのデジタルカメラを私は愛用しているのですが、 R4(最初に買ったリコーマシン。もう動かないが机の引き出しで記念に眠っている。) R6(冬場に丈の長いダウンジャケットのポッケに入れていて玄関で靴を履こうと思って床に座ったところ、ポッケがお尻の部分に偶然来て自分の尻圧で液晶を勢いよくバリッと粉砕してしまい無念の死亡) R7(1年の保障期限が過ぎた直後にレンズが戻らなくなり死亡)、R8(R7で懲りてヤマダ電機で5年保障を付けて購入。今までに4回死んでその度に修理を受け、現在バックアップ機として稼働中) CX1(同じく5年保障を付けて購入。やはり4回死んで復活させ今もサブカメラとして稼働中) GRデジタル3(今のメインカメラ。このブログで使用している写真は基本的にこれで撮影している) と都合6台のリコー製カメラを使い続けています。 本当は親のリコーも買って応援したいところなのですが、リコーは優待株としてはちょっと弱いですし、その代わりといってはなんですが、このリコーリースを末永くホールドして応援して行こうと思っています。
Apr 24, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 206位 7476 アズワン (東1、9月優待) △ PF時価総額206位の中堅銘柄は、理化学機器・用品卸でトップのアズワンです。 ↑ ちなみに、こういう事業報告書に「役員さんが仲良く並んで写真に納まっている会社」というのは、全体的に業績も財務も良いところが多い印象があります。例えば1つだけ具体例を出すと、しばらく前に紹介した9830トラスコ中山なんかもこういう楽しい仲の良さが伺える事業報告書ですね。 さてアズワンの話に戻ります。現在の株価は3805円、PBR1.66、株主持分比率は70.7%と良好、今期予想PER21.28、配当利回り1.8%(70円)、総合利回り2.6%(70+30=100円)で、優待は100株保有で3000円相当、500株保有で5000円相当のグルメギフト商品です。私はもう何年も連続して100株優待を戴いています。 今日はその実例を2つだけ見ておきましょう。 2014年はオリーブオイルセットを選択しました。 非常に良質の油で、サラダの仕上げに使うと絶品でした。 また2011年のことですが、この年はさつまあげを選択しました。 わさび醤油をつけて食べましたが、非常に柔らかくて、また中の野菜の風味も豊かでとっても美味しかったです。 アズワンは東証1部銘柄としてまさに平均的なファンダメンタルズですが、財務状態も優待内容も良いですし、PF中堅銘柄としてのんびりとホールドしていくのには特段の問題は無いものと考えています。
Apr 22, 2015
さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 205位 7269 スズキ (東1、3月優待) △ PF205位は、国内軽自動車2位で、インドの4輪では4割強を占有するスズキです。 ↑ 社長さん、いつまでも元気でお願い致します。 現在の株価は3800円、PBR1.54、株主持分比率は48.0%、前期予想PER19.93、配当利回り0.6%(24~26円)、総合利回り0.9%(24+10=34円、優待品はヤフオク平均落札価格の1000円で換算)で、優待は100株保有で自社グループ会社輸入販売商品(蜂蜜・岩塩詰め合わせ)です。 ↑ 非常に美味しい蜂蜜です。 スズキはインドの子会社、マルチ・スズキのマネサール工場(ハリヤナ州)で2012年7月18日夜に暴動が発生して稼働が停止し、業績への影響が懸念され急落したことがありました。私はそれまで何年も参戦のチャンスをずっと伺っていたのですが、「ようやくその時が来た。」という感じで参戦したのでした。そしてそれから静かに蜂蜜優待を戴き続けています。これからも優待を楽しみに末永くホールドして応援していく予定です。
Apr 20, 2015
さて今日は幕内銘柄概況シリーズです。 30位 2737 トーメンデバイス (東1、9月優待) ◎◎ PF時価総額30位の幕内銘柄は、韓国サムスン電子の日本国内最大の特約店のトーメンデバイスです。 現在の株価は1954円、PBR0.56、株主持分比率37.6%、前期予想PER11.56、配当利回り2.1%(40円)、総合利回り2.8%(40+15=55円、100株優待品は私の独自判断で1500円で換算)で、優待は100株保有で9月株主に食用油詰め合わせセット(5本) 500株保有で3000円相当のクオカード などです。 トーメンデバイスは有価証券報告書で確認する限りでは、平成10年(第7期)以降一度も赤字はありませんし、また現在の発行済株式総数である6802000株になった平成17年には1406円であったBPS(1株あたり純資産)が、現在では3554円となるなど地道にしっかりと稼ぎ続けてもいます。更に、 従業員1人あたりの売上高は全上場企業中でトップであり、非常に効率の良い経営をしているとも思います。 ところで昨年2014年の1月27日に、トヨタグループの商社で2006年にトーメンを合併した8015豊田通商 がTOB(株式公開買付)で7558トーメンエレクトロニクス を完全子会社化することを発表しました。そして現在はトーメンエレクトロニクスは既にめでたく上場廃止となっています。 そしてトーメンエレクトロニクスとトーメンデバイスは共に豊田通商傘下の兄弟会社の関係になります。(トーメンエレクトロニクスが複数の外国製半導体を取り扱うのに対し、トーメンデバイスは韓国サムスングループ製半導体および電子部品を専門に取り扱っている。) そのため誰でも、「これはトーメンデバイスも2匹目のドジョウになれるかもしれないな。」と思うわけで、株価もたまにそこに思いが及んで跳ねることもあるのですが、 過去の経験上は 「狙ってビシッとTOBを獲る。」というのは、「言うは易し、横山やすし。」で、実際には至難の業 です。かのウイリアム・オニールも、「、、、個人投資家は吸収合併される可能性がある企業に投資すべきだろうか? 一般的にすべきではない。、、、 CAN-SLIM手法 で健全な銘柄を買うほうが通常安全である。」と述べています。狙ってTOBを取れたときの快感というのは最高ですが、我々は別に快楽を求めて投資をしているわけではないですし、そこに過剰な期待を抱くべきではないとは思っています。 その一方で、現在のトーメンデバイスはPBRが大きく1倍を割れていて指標的に極めて安く、トーメンエレクトロニクスの問題が片付いた今、豊田通商側から見ればすぐにでもTOBしたいという経済的なインセンティブは間違いなくあるでしょうし、実際にTOBに踏み切ってくる確率も30~50%程度はあるのではないか?と個人的に考えています。もっと言うと、昨年7558トーメンエレクトロニクスだけが先にTOBされたのはここがトーメンデバイスの第2位株主(159万株、23.5%保有)なので、先に外堀を埋めて完全子会社化し不確定要素を排除しておいて、その後安心して手堅く2段階作戦で今年トーメンデバイスに手をつけてくるつもりなのではないか?という気もしています。(同時に2社をTOBすると価格が上がるリスクがあったのではないか?と推測) そのため私は、 「TOBがあれば30~40%の利益になるだろうからそれで良い。もしもTOBがなければ黙ってそのまま優待MAXの5000株優待品を貰えば良い。これは悪くない、PF最上位の一角として勝負できる魅惑的な投資アイデアだな。」 と考え、オニール先生の教えに背いて現段階で「優待MAX+α」まで買い増しをしており、実際のここのPF内順位はもう少し上となります。(笑) ただ懸念材料としては、TOB価格を押さえ込むために今期の業績予想を異常に保守的に出してきたり、場合によっては更に踏み込んで優待廃止をぶっこんで来る可能性も若干あると考えています。そのため仮にそういった「ネガティブなアクション」が会社側からあったとしても、ここから1年は頑張ってホールド継続の予定です。
Apr 19, 2015
さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 204位 9830 トラスコ中山 (東1、12月優待) ○ PF時価総額204位は、作業現場向け工具卸のトラスコ中山です。 ↑ ここは毎回社長さんや役員さんの登場写真が抜群に面白いんですね。 現在の株価は3925円、PBR1.42、株主持分比率は82.7%で有利子負債は0、今期予想PER17.60、配当利回り1.4%(56円)、総合利回り2.7%(56+50=106円)で、優待は100株保有で5000ポイント(1ポイント≒1円と思います。)で、ポイントに応じて優待パンフレット掲載商品と交換できます。 トラスコ中山の優待品はどれをとっても硬質で本物感に満ちています。前回は私は「サーキュレーター」を選択しました。 トラスコ中山は堅牢な財務と独自性のある優待制度を持つ魅力的な銘柄です。業績も絶好調ですし、これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
Apr 18, 2015
いやあ相場環境がなんだか悪くなってきましたね。ま、「Sell In May」 を前にして教科書通りの展開という気もしますが。 ところで最近は「ディフェンンシブ」と市場から思われている、食品株の2809キユーピーや化粧品株の4922コーセーなどの一部の銘柄が、そのイメージの堅実さのゆえからか異常な程の高値にまで買い上げられていて往年の 「ニフティ・フィフティ」 銘柄を見ているような状況でした。 そのため私はそういった持ち株群に対して、「反転して下がりだしたら売るべきものは売ろう。」と決意して慎重に相場を見ていたのですが、今日、ついにいくつかの銘柄を売却しました。 パラシュート部隊は下野し、キャッシュに戻り、また次の不人気優待株での激戦に向かいます。一抹の寂しさと新たなる戦に向かう高揚感。私の優待族としての灼熱の日々はこれからも続いていきます。
Apr 17, 2015
さて今日は幕内銘柄概況シリーズです。 29位 3091 ブロンコビリー (東1、6・12月優待) ◎ PF時価総額29位は、名古屋を地盤に炭焼きステーキ店を展開し、最近は怒涛の関東進撃も開始しているブロンコビリーです。 現在の株価は4840円、PBR3.33、株主持分比率は82.7%と「石橋を叩いて壊す」保守的な名古屋銘柄らしく良好、今期予想PER22.94、配当利回り0.7%(36円)、総合利回り1.6%(36+40=76円)で、優待は年2回100株保有で2000円相当の食事優待券もしくは新潟県魚沼産コシヒカリ2キロです。 私はブロンコビリーに関しては、「新鮮で美味しいサラダバーと魚沼産コシヒカリを使った抜群の大かまどごはんで巧みに繕っているが、実は密かに肝心のハンバーグと特にステーキが値段の割りには美味しくない。」と判断して大きく買うことを見送ってきました。 ただ、この 「ブロンコビリーの悪い企み」 は実は日本の主戦場の関東でも十分に通用する巧みなビジネスモデルだったようで、この数年のブロンコビリーは以前とは見違えるほどの高成長と高利益を上げる銘柄に変貌しています。 以前にも書きましたが、競争の厳しい外食株において営業利益率2桁を確保している銘柄というのはカツ丼の「かつや」を展開している3085アークランドサービス、サンマルクカフェの3395サンマルクHD、そしてここ3091ブロンコビリーなど僅かに5社程度しかありません。 私は、「 完全に自分が間違っていた。ブロンコのビジネスモデルは素晴らしい し、お客さんも皆ニコニコ笑顔で納得している。PBRは極めて高いが今の成長力ならPF上位銘柄として買わざるを得ない。」と考えを悔い改めて優待MAXの1000株まで買い増ししたため、今回この位置で登場することとなりました。 ブロンコビリーは名古屋銘柄らしく、財務は堅牢で利益率も非常に高く、出店も地価の安いところや居抜き物件ばかりで固めている、極めて好ましい「ケチケチ渋チン銘柄」です。私は子供の頃にはじいちゃんにせがんで良くこのブロンコビリーに連れて行ってもらってもいました。じいちゃんは歯が悪くあまり喜んではいませんでしたが、私と妹が大喜びするので連れて行ってくれていたのです。優しかったじいちゃんの思い出を胸に、そして「新たな高成長株」へと変貌を遂げつつあるブロンコの今後の業績推移をしっかりと見ながら、PF上位銘柄としてホールドして応援して行きたいと思っています。
Apr 14, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 203位 7430 サンワドー (東JQS、2月優待) 評価なし PF203位は、青森、北海道地盤のホームセンターのサンワドーです。現在の株価は791円、PBR0.71、株主持分比率は32.6%、今期予想PERなし、配当利回り1.5%(12円)、総合利回り2.3%(12+6=18円)で、優待は500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当の 青森県産品または自社商品券です。 私は昨年は「つがりあんメロン」を選びました。 ジューシーで瑞々しく、とっても美味しかったです。 さてこのサンワドー、ついこの間まで私の PF含み損ランキング第4位 の劣等生銘柄だったのですが、 4月10日、 株式交換によってホームセンター(HC)最大手の3050DCMホールディングスの完全子会社となることが発表 されました。そのため平成27年6月26日を持ってサンワドーは上場廃止となります。 そして交換比率がサンワドーにとってやや有利なものだったため、本日株価は急騰しています。私は、「あぁ、サンワドーの魅力的な特産品優待をこれからも貰い続けるつもりだったんだけどなあ。。。。」と思いましたが、こればかりは仕方ありません。市場で売却するかそのままDCMの株を貰うか、これからのんびりと考える予定です。
Apr 13, 2015
さて今日は幕内銘柄について見ていきます。私にとって大切な銘柄群が続きます。 28位 3172 ティーライフ (東2、7月優待) ◎~◎◎ PF時価総額28位の幕内銘柄は、PB健康茶、化粧品などをカタログ、ネットで販売しているティーライフです。昨年7月8日ジャスダックから東証2部への昇格を果たしました。ここは前回はPF5位の超主力だったのですが、昨年7月の優待権利前に一旦勝負を終えて、その後チビチビと買い戻して今はこの位置で様子を伺っているところです。 ↑ しかしこの 「途中の停車駅」 のような書き方。。。 東証1部に上がる気満々 ですね。(笑) ↑ いつものことですが、社長さん(伸ちゃん)が目力が強くてチョイ悪な感じがするのが、頼もしくて非常に印象がいいですね。ちなみに私は社長さんのことを勝手に 「しんちゃん」 と呼んでいたのですが、実は「のぶちゃん」だった ようです。以前は名前にはこのフリガナは振っていなかったように思うので、きっと多くの人に「しんちゃん」と思われていたのではないか?と推測しています。(笑) 現在の株価は916円、PBR1.08、株主持分比率は78.7%で有利子負債は0、今期予想PER16.21、配当利回り3.0%(27円)、総合利回り3.6%(27+6=33円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の60%で換算。)で、優待は100株保有で7月株主に1000円相当、500株で2000円相当、1000株で3000円相当の優待券です。 私は昨年は1000株優待品として下記の商品を選びました。 ↑ 非常に美味しい梅で、愛用しています。 ティーライフは今回もそうでしたが、商品の到着時には手紙と、後たまにちょっとしたプレゼントも入っています。 細かいことですが、非常に良い企業努力だと思います。 そして、商品が到着してしばらく経つと、 手書きのお礼状が別に届いたりもします。普通の通販会社はここまで手間のかかることはしないですし、 「一度掴んだ客は絶対に手放さないぞ。コラッ。」 という気合を感じます。 更に一度注文をすると、定期的に、 試供品入りの商品カタログも届きます。この「蛇のような粘っこい執念深さ」、実に素晴らしいですね。 ティーライフは、このような地道な企業努力の積み重ねと積極的なM&Aで、 まずまずの成長力を有しています。 ティーライフは総合的に考えると、PF上位の一角として十分に戦っていける戦闘力があると思います。 可愛いぽっちゃり社長の伸ちゃんによると、「今後連結売上高100億円&東証1部昇格を目指す。」とのことですし、間違いなく東証1部昇格を狙っているだろうと思います。というか正確に言うと、ご自身のブログである「伸ちゃん日記」で、 「 2部は通過点 です。さらに高い山に向かって体力、装備、知識を高めて挑戦していきたい」と明言されています。(笑) ただ現状では株式時価総額が東証1部昇格基準の40億円をギリギリ満たしていない(株価941.2円が40億円ライン)ので、今後「株式2分割の上での優待現状維持」などの株価刺激策が出てくる可能性が非常に高いものと考えています。今後の業績推移をしっかりと見ながら、引き続きPF上位の一角として楽しくホールドして応援していこうと思っています。
Apr 11, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 202位 6278 ユニオンツール (東1、5月優待、2016年以降は6月優待に変更) △ PF202位は、PCB(プリント配線板)ドリルで世界シェア3割超の首位のユニオンツールです。 現在の株価は3900円、PBR1.43、株主持分比率は93.4%!で有利子負債0の超鉄壁、今期予想PER20.79、配当利回り1.3%(50円)、総合利回り1.8%(50+22=72円、優待米は1キロ440円で換算)で、優待は6ヶ月以上の継続保有で新潟県産のお米5キロです。 ユニオンツールのお米は率直に言ってかなり美味しいです。またここは財務状態は磐石でもありますし、かなり株価は上昇してしまいましたが今のところはホールド継続の予定です。。。 P.S. 白米さんに「優待月が11月から5月に変更されている。」との御指摘を戴き本文を加筆・訂正しました。白米さん、教えて頂き有難う御座いました。
Apr 10, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 201位 7458 第一興商 (東JQS、3・9月優待) ○ 保有全533銘柄中でPF時価総額201位の中堅銘柄は、業務用カラオケ「DAM」で業界首位の第一興商です。かつてはPF最上位の一角だったのですが、株価上昇で勝負を終え今は恩株が100株ポートフォリオの片隅に静かに眠るのみです。 現在の株価は4000円、PBR2.21、株主持分比率は61.2%と良好、今期予想PER19.02、配当利回り2.5%(100円)、総合利回り4.1%(100+65=165円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の65%で換算)で、優待は100株保有で年2回5000円相当の優待券です。 優待券はビックエコー以外の系列の飲食店でも使えるので汎用性が高くて便利です。同じビルに入っていることも多いので、ビックエコーでガンガンカラオケして、 ↑ ちなみにビックエコーではこの「ハーフ&ハーフ」のピザが好きです。 カロリー使ってお腹が空くので系列店で更にちょっと食べ呑み、というパターンであっという間に優待券を使い切れます。 第一興商は、財務良好・嬉しい年2回優待・まずまずの総合利回りの3拍子の揃った、優待族的には安心してホールドして行ける「鉄板銘柄」の一つです。これからも息の長い優待継続を願いながら応援していくつもりです。
Apr 8, 2015
「優待神」が舞い降りて来るのを心を研ぎ澄ませて待っている。 自分のPFの上位銘柄を繰り返し飽きもせず見つめ続け、総合戦闘力とカタリストの突出した子がいないかを毎日毎日考え続けている。チャンスはいつでも自分のPFの中にある。これまでも必ずそうだった。静かに心を整えて、直感が降りて来るのを待っている。
Apr 7, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 200位 2685 アダストリアHD (東1、2月優待) △ PF時価総額200位は、ローリーズファーム、グローバルワーク、ジーナシス、ニコアンド等複数のカジュアル衣料ブランド店をSC等に展開し、アジア展開加速中のアダストリアHD(旧ポイント)です。買い増しによって前回のPF437位から大きく順位を上げてきました。巨大ショッピングセンターには必ずといって良いほど複数のブランドで入っていますね。 現在の株価は3615円、PBR1.90、株主持分比率は55.2%、今期会社予想PER36.57、配当利回り2.1%(75円)、総合利回り3.2%(75+40=115円、利回りは1単元の100株保有の場合で計算。またヤフオク平均落札価格の額面の80%で換算)で、優待は10株保有で2000円相当、100株で5000円相当等の商品引換券です。 戴いた優待券を使って買った洋服です。可愛らしいデザインですね。 アダストリアHDというと、ここに集中投資され結果として消えていかれた、素晴らしい分析力を持っていたある新進気鋭の投資家のことを想起します。アダストリアの商品は全体にチープで造りが悪く、それが消費者にバレて業績が急降下していましたが、そのデザイン性の高さや値段の安価さには依然として一定の魅力があり、 現在業績も株価も回復過程 にあります。彼は正しかった。ただ勝負に出るのが少しだけ早すぎたのでしょう。株式投資ではその考えが秀逸でも、手掛ける時期が適切でなければ結果が出ない、それどころか驚くほどの惨劇を招くこともあります。ちなみに、 全投資家必読の名著、世紀の相場師ジェシー・リバモア(リチャード・スミッテン、角川書店) の中に、(ちなみに上記のリンクは「もしもまだ未読の方がいたら便利が良いかな?」と思って貼ってあるだけでアフィリエイトプログラムにはなっていませんのでご安心下さい。) 時代のわずか先を行くだけで「変人」となり、時代から取り残されれば「敗残者」となる。時代を的確にとらえた者が「天才」の栄冠に輝く という印象的な言葉があります。 私も常に、「自分の投資アイデアは独りよがりのものになっていないか? その発想は時代の半歩だけ先を行く適当で適切なものか? 早すぎたり逆に遅すぎて致命傷を招くようなものになっていないか?」を自問しながら日々ポートフォリオ編成に当っています。自分のセンス・感性が干からびないように毎日この日記を書いて黙々と素振りをする、これが投資家として最も大切なことだと考えています。
Apr 6, 2015
さて今日は久々に幕内銘柄概況シリーズです。 27位 9876 コックス (東JQS、2月優待) △(バリュー株投資家としての評価)~ ◎~◎◎(優待族としての評価) PF時価総額27位はイオン系のカジュアル衣料専門店のコックスです。前回は45位だったのですが、買い増しと株価上昇によって大きく順位を上げてきました。ここは2009年2月期からなんと6期連続の最終大赤字が続き業績はズタボロ&利益剰余金マイナスという厳しい状態ですが、2014年2月期は基幹ブランド「ikka」の既存店売上高が対前年比で102.1%と戦闘力の回復が著しく、 久方振りの最終黒字浮上の見込み となっています。 現在の株価は251円、PBR0.53、株主持分比率は62.1%、前期予想PER179.29、配当利回り0%(0円)、総合利回り4.8%(0+12=12円、優待券はヤフオク平均落札価格の額面の60%で換算)で優待は100株保有で2000円相当の株主優待券です。 コックスの旗艦ブランドの「ikka(イッカ)」はシンプルかつ上質なアイテムが満載で、以前に較べて店舗戦闘力が明らかに上がっていることを実感します。月次の回復がお店を徘徊するとリアルに体感できるんですね。今日は実際の買物とその使用例を御覧戴きましょう。 コックスのような「業績不振&低位優待株」を迷わず買って、「不遇の期間を御機嫌で楽しくホールド」できるのはこの広い株式市場の中でも我々優待族にしか出来ない芸当です。 そして、 「優待ボロ株投資」というのはいつも言いますが、トータルでは意外なほどに勝率が高い んですね。それは業績復活によって株価が爆裂上昇するところが出るからですが、今、まさにこの瞬間に、赤字地獄から抜け出して黒字転換を果たそうとしているコックスには、 「一筋の確かな光明」 が射しており、数年後になって「コックスは実に良い子だったな。」ということになっても全く不思議ではない気がしています。 またそれ以外でも、低位株のコックスはたまに株価が「プチ噴火」することがあります。そういった時には優待MAX分を残して売却し、また落ち着いて休火山になったら買い戻す、そして再噴火するまでは優待を楽しみにゆったりのんびりホールド、という「優待休火山作戦」が有用な銘柄ですね。
Apr 4, 2015
さて今日も通常のポートフォリオ概況シリーズです。このシリーズは私が「優待株いけす」から新たな主力株候補を発掘するための大切な作業となっておりますのでこれからもどんどん、どんどんと続きます。御了承下さい。 199位 5283 高見澤 (東JQS、6月優待) ◎~◎◎ PF時価総額199位は、長野県地盤で電設、建設資材中心に石油製品や自動車販売なども手掛ける高見澤です。 現在の株価は385円、PBR0.43、株主持分比率は23.3%、今期予想PER3.98、配当利回り0.8%(3円)、総合利回1.6%(3+3=6円、優待品は私がネットで調べたところでは約3000円の商品だったのでそれで換算。)で、優待は1000株保有で信州特産品もしくは自社加工品(なめたけの瓶詰め)です。 この高見澤の優待なめたけは非常に美味しいので毎年楽しみにしています。今日は実際の料理例をいくつか御覧戴きましょう。 山芋短冊の高見澤優待なめたけ和え 高見澤優待なめたけinほうれん草オムレツ 高見澤優待なめたけ粥 高見澤優待なめたけ冷や奴 あー、美味しかった。 高見澤は指標的にも十分に割安ですし、優待内容も非常に良いと思います。これからも優待を楽しみにホールド継続の予定です。
Apr 2, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 198位 6292 カワタ (東2、3月優待) ◎~◎◎ PF198位は、プラスチック成形・合理化周辺機器でトップ級のカワタです。現在の株価は406円、PBR0.45、株主持分比率は41.0%、今期予想PER7.32、配当利回り1.9%(7.5円)、総合利回り2.2%(7.5+1.5=9円)で、優待は1000株保有で1500円相当の品物(カタログから選択)です。 カワタは 2月27日に優待新設を発表 しました。ここは2014年9月時点で株主が800人ぴったりで東証2部の上場基準ギリギリだったので、その対策としての後ろ向きの優待新設だったのかなあ?という気もしますが、私は喜んですぐに「新たな株主」として釣り上げられました。(笑) ま、カワタは指標的にも十分すぎるほどに割安ですし、PF中位銘柄としては何の不足もないですね。
Apr 1, 2015
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