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いやあ9月も終わりました。今月は連休もありましたしなんだかあっという間でしたね。さて早速今月の成績ですが対前年末比で+18.4%と、先月の+25.8%からは更に大幅に後退する結果となりました。 この原因ですが超主力の6425ユニバーサルエンターテインメントや主力の8591オリックス、9384内外トランスラインなどの株価暴落が大きく響きました。一方では7605フジ・コーポレーションなど株価好調な超主力も一部にはあったのですが、全体としてはダメージを全く抑えきれませんでした。 ま、先月も言いましたが、歴史的に見ても8月9月というのは1年でもパフォーマンスが最も冴えない時期ですし、 ( 株式投資第4版、ジェレミー・シーゲル著 日経BP社 より引用) 今年も残り3ヶ月リスクとリターンの関係性の良い銘柄をPF最上位に据えて淡々と戦っていくだけですね。 今月は厳しい市場の調整があり、私は適宜損切りを入れながらPF全体としての総合戦闘力の維持に努めました。PF上位には新たな投資アイデアに基づいた銘柄をいくつか採用しながら今年の残り4分の1を戦っていく所存です。
Sep 30, 2015
いやあ、相場環境が悪くなって来ましたね。色々な個人投資家のブログやツイッターを拝見していると、買いで利益が取れないので売りにも手を出し、結局その両方で焼かれてピヨピヨの厳しい状態になっている方も散見されます。 ただこういった厳しい環境下では、機関投資家には出来ない、そして資金量が限られている我々個人投資家だからこそ出来る、伝家の宝刀の 「優待バリュー株穴熊投資」の出番 です。 ポートフォリオを総合利回りが高くて指標的にも安い銘柄でカチカチに固める。PFの防御力を上げるために銘柄数はドンドンと増やす。これはいうなれば恵みの雨の降らない砂漠で植物が生き延びるためにどこまでも深く地中に根を張り巡らせようなものです。そして無駄な売買は極力避け色々な銘柄を幅広く眺めて楽しく勉強する。そして大量に届く優待品で心のHPを回復させ続ける。これでOKです。 私は過去15年間、ピンチの時はほぼこの「優待バリュー株穴熊大作戦」で乗り切ってきました。そして季節が巡りまた市場に薄日が射してきたら、持ち株の中のとびっきりの精鋭部隊だけに資金を集中して鋭いカウンター攻撃を仕掛けるのです。皆様も 「困ったら穴熊」 を合言葉にして、お互い厳しい環境を乗り越えていきましょう。
Sep 29, 2015
さて今日も通常のポートフォリオ概況シリーズです。 257位 8030 中央魚類 (東2、3月優待) △ PF時価総額257位は、水産荷受3位で築地の取り扱い金額トップの中央魚類です。現在の株価は262円、PBR0.52、株主持分比率は36.4%、今期予想PER18.58、配当利回り2.3%(6円)、総合利回り3.6%(6+3.5=9.5円)で、優待は1000株保有で市価3500円相当の水産物です。 今年2015年に戴いた優待品を見ておきましょう。 ただ、今年の優待品はまだ冷凍庫で眠っていて使っていないので、今日は2013年の優待品で実際の使用例を見ておきましょう。 非常に美味しい蒲鉾でした。 中央魚類は利益の絶対水準が低く業績もやや不安定ですが、優待内容には力があり魅力的です。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドしていく予定です。
Sep 28, 2015
さて今日も通常のPF概況シリーズです。 256位 9946 ミニストップ (東1、2・8月優待) △ PF時価総額256位は、イオン系でコンビニ業界5位のミニストップです。 現在の株価は2641円、PBR1.26、株主持分比率は42.1%、今期予想PER77.68、配当利回り1.7%(45円)、総合利回り2.2%(45+14=59円、優待券はヤフオク平均落札価格の1冊700円で換算)で、優待は100株保有でソフトクリーム無料交換券5枚です。 我々優待族にとっては、ミニストップとソフトクリームと言うのは一つの条件反射としてイコールで結ばれた関係 です。 これは、「シベール=ラスク」等と言うのと一緒であり、我々優待族にとっては必修科目的な定番銘柄の一つでもあります(笑)。 この数年のミニストップは往年の輝きが失せ今や「買収候補筆頭」のような厳しい状況ではありますが、今のところは優待を楽しみにホールド継続の予定です。
Sep 27, 2015
さて今日もPF概況シリーズです。 255位 2916 仙波糖化工業 (東JQS、9月優待) △ PF255位は、天然着色料のカラメルでシェア4割の仙波糖化工業です。 現在の株価は538円、PBR0.82、株主持分比率は45.9%、今期予想PER18.62、配当利回り1.5%(8円)、総合利回り2.6%(8+6=14円)で、優待は500株保有で 3000円相当の自社製品(粉末茶・フリーズドライ製品等)です。優待新設は昨年2014年でしたが、今年になって 3年以上継続して保有の場合5000円相当という長期株主優遇優待制度も追加されました。 それでは私が昨年戴いた記念すべき初優待の内容を確認しておきましょう。 今日は実際の使用例を2つ御覧戴きましょう。 仙波糖化工業優待の山芋鉄板焼き 仙波糖化工業優待のコーンスープ 仙波糖化工業は指標的には格別の割高感はありませんし、優待内容にも非常に力があります。総合的に考えてPF中位としては全く過不足の無い良い銘柄であると評価しています。
Sep 25, 2015
さて今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 254位 8041 OUGホールディングス (東1、9月優待) △ PF時価総額254位は大阪中央卸売市場の水産物卸売のOUGホールディングスです。 現在の株価は271円、PBR0.84、株主持分比率は23.0%、今期予想PER17.71、配当利回り2.2%(6円)、総合利回り3.5%(6+3.5=9.5円)で、優待は1000株保有で9月株主に3500円相当の水産加工品です。 OUGホールディングスの優待品というのは何故か我々優待族の中でもあまり話題にならないのですが、どれを選んでもさすがは「水産物卸売り」を実感させる滅茶苦茶良い内容です。 ↑ この包装紙がまた可愛いんですね。 私は天然海老セットを選択することが多いです。 2816ダイショーの優待とコラボさせて、 美味しいエビマヨの出来上がり ♪ OUGホールディングスはこのように優待内容が非常に強力なので、私はこれからも優待を楽しみにホールドしていく予定です。さて今年は何を選択しようかなあ。今から悩んでいます。
Sep 23, 2015
さて株式投資本のオールタイムベスト14位は、「金持ち本」の元祖として知られベストセラーとなった、となりの億万長者(トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ著、早川書房)です。この本は正確には株式投資の本ではないのですが、私のここまでの投資家としての人生を俯瞰した時に「与えてくれたプラスの影響」が極めて大きく、この本を読んでいなければ恐らく現在の資産額が大幅に少なかっただろうと考えられることから、感謝と敬意を捧げてベスト20入りとしました。また個人的な経験を別にしても、この本の「メッセージの真っ直ぐさと分かりやすさ」には読者の心を射抜くものがあり、その観点からもベスト20入賞は必然と判断しています。 この本のエッセンスは単純で、 「現実のお金持ちは無駄な見栄を張ることにお金をかけずに、嫉妬を買わないように質素に暮らしているんだよ。」 ということだけなのですが、この本を投資家1年生の頃に読めたことは私にとって大きな財産となりました。 というのは、若い頃(今でもなのですが)の私は車が大好きで、元々株式投資を始めた頃にも心の中のどこかには「株で大儲けして珍しい色のポルシェ911を買ってブイブイ言わすぞ。」というものがあったのです。ところがこの本の第4章の「車であなたの価値が決まるわけではない」を読んで、平均的な億万長者は一番高い車でも29000ドルしか使わないこと、国産車を買う傾向が強いこと、ステイタスや世間体なんかを気にしないこと、中古車を買う人も多いこと、そして何よりも 高級輸入車を乗り回す人の3分の2は実は億万長者ではない ことなどを知り、「あぁ、そうか、俺も億万長者になりたかったらポルシェは我慢しないといけないんだな。」と自然と学んだのです。 そしてその後もスタンリー先生の教えを忠実に守り続けており、今に至るまで一度も新車を買ったことも車に300万円以上を使ったこともありません。この抑制的な消費行動が、私が自分が思っていたよりも驚くほど早期に億り人の壁を破ることが出来た直接の原動力となったのです。 ところでこの本に対しては、「彼らのサンプルには2重に生存バイアスがかかっている。人をものすごく間違った方向(それも笑える方向)へ導く。」とする痛烈な批判があります。それは歴史的名著で、私の株式投資本オールタイムベスト10位の傑作書籍である、まぐれ(ナシーム・ニコラス・タレブ著、ダイヤモンド社) の中でわざわざ1章を割いて展開されているものですが、 IQが振り切れるほどに高く同時に並ぶものがない程の皮肉屋のタレブが、わざわざ章立てしてまでも攻撃しなければならないほどにこの本がたまらなく魅力的である という逆説的な証明になっていると思います。 私は この「となりの億万長者」は時を越える名著として間違いない太鼓判書籍である と考えています。金持ち本の始祖として有名な本に、バビロンの大富豪(ジョージ・S・クレイソン著、グスコー出版)がありますが、 このとなりの億万長者は言うなれば、「現代のバビロンの大富豪」 なのです。スタイリッシュにそして親切丁寧に現代的に洗練され、より具体的で心に響く新バージョンなんですね。これからも常に本棚の手に届くところにおいて愛でていくつもりです。
Sep 21, 2015
さて今日は「株式投資本オールタイムベスト」シリーズです。第13位は投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス著、日本経済新聞社)です。 無数にある株式投資本の中で、「この本がベスト・オブ・ベスト」と言い切る投資家の方もたくさんいらっしゃいます。具体的に言うと さっかくさん という投資本を500冊持っているという凄腕の若手投資家の方がいらっしゃるのですが、彼がこの本をベスト1位に挙げています。私もこの本が最高の一冊であることに全く異論はありません。 この本の素晴らしさ、それは バリュー投資に必要なものを凄く高い視点から俯瞰して総括してくれていること です。 著者のハワード・マークスには「全てが見えている。」 読みながらそれがダイレクトに心に伝わってくる、「あぁ、今自分は宝物のような本を読んでいる。」ということが実感でき、その 「ハイクオリティ特別選抜な感動が最初から最後まで続く」 のです。 著者は「投資は簡単なことではない。簡単だと思うのは愚か者である。」というチャーリー・マンガーの金言を引用してまず最初に我々を諭します。「ほかの投資家よりも正確に見極める力が必要。。。言い換えれば、周りとは違う思考方法を持たなければならない。」と述べています。 そして具体的には第1章で、単純で底が浅い誰にでもできる1次的思考(これは良い企業だから株を買おう)ではなく、 奥が深く複雑で入り組んだ 2次的思考 (これは良い企業だ。ただ株は過大評価されていて割高だから売ろう。) が必要であると力説します。この「2次的思考」という概念は本当に大切であると思い、私もこの本を読んだ日から常に「自分の投資ストーリーが浅すぎないか? 単純化し過ぎていないか?」を自問するようにしています。 更に第5、6、7章にかけて展開される「リスク」の話も秀逸です。一言でいうとリスクと言うのは、 上記のような分かりやすくて単純なものではなく、 「リスクの高い投資というのは 先行きがより不確か ということだ。つまり、リターンの確率分布の幅が広いので、場合によっては損失が出る可能性もあるということだ。」と述べているのですが、この素敵なグラフだけでも1000円くらいの価値があるなあ、といつも見るたびに思います。 また第9章の「振り子を意識する」という視点も素晴らしいと思います。今の株式市場が上昇局面と下降局面のどこにあるのかを常に考えることの必要性を述べているものですが、「賢明な人が最初にやること、それは愚か者が最後にやることだ。」という著者の指摘は味わい深いです。 ハワード・マークスの「 投資を成功させるには、一番大切なこと がたくさんある。 それらはすべて重要 なのである。1つ1つの要素が、強固な壁となるべきものを構成するレンガなのであり、どれが欠けても困るのだ。」という指摘は、株式投資の本質をズバッと射抜いています。馬鹿では勝てない、怠惰では勝てない、運が無くては勝てない、そういう厳しい世界で我々は戦っているんだと言うことを改めて痛感させてくれる時を越える名著ですね。
Sep 18, 2015
さて今日は通常のPF概況シリーズです。 253位 ザ・パック(東1、6・12月優待) △ PF時価総額253位は、百貨店や専門店向け等の紙袋大手のザ・パックです。ピーターリンチ的な「業務内容が分かりやすい」社名が魅力的ですね。 現在の株価は2750円、PBR1.25、株主持分比率は65.2%で有利子負債は0、今期予想PER15.20、配当利回り1.8%(50円)、総合利回り2.4%(50+15=65円)で、優待は100株保有で6月株主に500円相当の図書カード 12月株主に1000円相当のクオカード です。ちょっと変則的ですが、まとめると下記のようになります。 ザ・パックは指標的には妥当な株価位置ですが、大株主2位には「不人気割安バリュー株」常連の「BBHフォー・フィディリティ・ロープライスストック」も登場しており一定の安心感のある銘柄です。これからも優待を楽しみにのんびりとホールドして応援していく予定です。
Sep 17, 2015
一昨日発売の四季報に関して、PF上位銘柄(時価総額21~30位、順不同)について概観しコメントを書いておきます。シリーズ第3弾。自分用の個人的なラフなメモ書きです。 2292 SFOODS 「連続最高益」。業績好調で何より。 もしも期待が薄れつつあるTPP成立があれば元々のファンダメンタルズが良好なだけに神風が吹くかも?。。。 3091 ブロンコビリー 「最高益」。 躍進続く。実際にお店に出かけてもオープンキッチンの導入で垢抜けてスタイリッシュになり、数年前とはまるで別のお店のように洗練されている。株価と業績推移によっては更なる買い乗せもイケるかも?と最近思い始めている。 3172 ティーライフ 「是正効果」。 最近のティーライフの業績予想はちょっと無理目。社長の伸ちゃんには背伸びをする癖がある。今の株価位置はまずまず妥当と思う。 3395 サンマルクHD 「連続最高益」。 全く問題なし。実際のお店を探検してもいつもどこも繁盛しているのを確認できている。WWW9945さん曰く、「PFの良心」。 5185 フコク 「続伸」。指標的には激安だが自動車部品関連はどこもこんなものではある。少しでもいいので増配して欲しい。 7485 岡谷鋼機 「連続増配」。激レアな「名証1部単独上場」銘柄で指標的には激安。仮に東証1部昇格があれば凄そうだが短期的には期待薄か? 8119 三栄コーポレーション 「大幅増額」。 ビルケンシュトック、キプリングなどのブランド力も伸長を続けており、「ブランドインキュベーター」として高い能力を持っているのも魅力的。 9680 共成レンテム 建機レンタル会社で「連続最高益」。 業績は高原が続く。指標的に超激安&優待じゃがいも激ウマで全く言うこと無し。「北海道地盤で東北、北関東にも進出。」であり、今回の「東日本豪雨」の復興関連銘柄として評価されても不思議ではなさそうだが、、、、 9831 ヤマダ電機 「上向く」。 優待改善で総合利回りの高さは日本有数に。優待族的には業績悪化さえ止まればそれで無問題。株価推移を見ていると、全国の優待族集結によってそろそろ「優待エアバッグ」が確実にじんわりと形成されつつあると言う印象。 9876 コックス 「回復基調」。最悪期は完全に脱していると判断している。引き続きPF上位でホールド。
Sep 16, 2015
昨日発売の四季報に関して、引き続きPF上位銘柄(時価総額11~20位、順不同)について概観しコメントを書いておきます。自分用の個人的なラフなメモ書きです。 3228 三栄建築設計 「続伸」表記。 好調で特に言うこと無し。 4298 プロトコーポレーション 想定線。ただPF最上位としては相対的な戦闘力がやや劣る、物足りない銘柄と言う印象になりつつある。 7419 ノジマ 想定線。「公募増資等で最大150億円の調達計画は中止。」の表記が痛々しい。私としては手元に残るのが既に保有コスト0の恩株のみということもあり、今のところはホールド継続予定。 7533 グリーンクロス 「最高益」表記あり。好調。特に言うことはないが、本当に福証には良い銘柄が多い。 7614 OM2ネットワーク 「最高益圏」表記あり。業績好調。優待券でいけるアウトバックステーキハウスが超うまい。 7959 オリバー 「階段昇る」表記あり。家具メーカーなのでもしかすると四季報なりの親父ギャグなのか? 残念ながらそのギャグセンスは13点/100点満点だが、記載内容は実にポジティブ。「名証2部の星☆」として引き続きPF上位でホールド。 7989 立川ブラインド 想定線。念願の東証1部昇格叶い、私もゴールをしっかりと見届けることが出来たし、そろそろお暇を戴く予定。 9201 JAL 「独自増額」記載あり。順調。優待族としては必須銘柄であり、パフォーマンスの足を引っ張らない程度に頑張ってくれればそれで無問題。 9202 ANA 「好発進」記載あり。順調。JALに同じ。優待改悪は痛かったが今までが良すぎただけとも思う。 9866 マルキョウ 想定線。問題なし。私の大切な「絶対基準優待バリュー株」であり、これからも楽しくホールド予定。 それにしても全体的に業績好調のところが多いですね。 日本市場は「失われた25年」を乗り越えて新たな地平を目指していけそうに思っています。
Sep 15, 2015
本日発売の四季報に関して、PF最上位銘柄群(時価総額1~10位、順不同)について概観しコメントを書いておきます。自分用の個人的なラフなメモ書きです。 2737 トーメンデバイス 想定線。引き続き親の豊田通商によるTOBに緩く期待しながらホールド。PFの安全弁と言うか、現金代わりという側面もちょっとある。 3097 物語コーポレーション 「連続最高益」表記あり。非常に良い内容。引き続き超主力の一角としてホールド予定。 3277 サンセイランディック 「相続課税強化などが追い風。主柱の底地・居抜き販売が物件仕入れ好調に進み、終盤にかけ、相次ぎ収益化」とコンパクトに適切に良く書けている。今後の更なる飛躍に期待。 3385 薬王堂 着実。月次推移も良くホールドに問題なし。優待を新設してくれたらなあ。。。。 6294 オカダアイヨン 問題なし。引き続き東証1部昇格に期待してホールド継続予定。 6425 ユニバーサルエンターテインメント 死力を尽くして建設中の総工費2400億円の巨大カジノであるフィリピン『マニラベイリゾーツ(MBR)』に関して、「開業は16年末メド。」とのコメントが正式に入ったのはポジティブ。同時に今期業績の悪さの指摘もあるが、そこは元々古参のユニバEホルダー的には無問題。カジノ開業に向けて突き進むのみ。 7605 フジ・コーポレーション 「最高益」表記あり。絶好調ですね。しかしここの月次推移は本当に素晴らしい。 [ピーターリンチど真ん中] の珠玉の銘柄と思っている。 8591 オリックス 「最高益」。ポジティブで問題なし。しかしここは安いと思うが実に上がらない。やっぱり超大型株は難しいなあとしみじみと実感している。 9035 第一交通産業 順調、想定線。輝ける「福証の星☆」。 「PF主力福証枠」として引き続きホールド。 9384 内外トランスライン 「好調」表記あり。特に言うことはないが引き続き「海の9058トランコム」を目指して頑張って欲しい。
Sep 14, 2015
さて今日はPF概況シリーズです。 252位 3093 トレジャー・ファクトリー (東1、2月優待) △ PF252位は、家電、家具、雑貨等の総合リサイクル店を関東一円で展開するトレジャー・ファクトリーです。この数年ずっと主力の一角で頑張ってくれた銘柄ですが株価上昇によりその役目を終え、静かに「優待株いけす」に戻りました。 現在の株価は1400円、PBR5.31!、株主持分比率は58.5%、今期予想PER22.73、配当利回り0.8%(11~12円)、総合利回り1.5%(11+10=21円)で、優待は100株保有で トレジャーチケット (1,000円相当の自社オリジナル・クオカード、プレゼント抽選券、買取金額アップクーポン券)です。 今日も優待品のトレジャーチケットの実物を復習として見ておきましょう。 一番上が「みんな大好き」のクオカードです。 東証1部昇格、本当におめでとう御座います。 ♪ そして真ん中がトレジャーロトです。うまくいくと色々なものが当ります。♪ 私は以前にも書きましたが、投資家になる前はその場ですぐに結果の分かる「スクラッチ式の宝くじ」を買うのが大好きで、なけなしの給料を注ぎ込んで夢中で毎月買って削りまくっていました。ひどい時には給料を貰うと最低限の生活費だけを残し、後は「人生一発逆転」を狙って全てを宝くじに注ぎ込むこともありました。 結局そのスクラッチ宝くじを削って3等賞かなにかの割と良いやつが当って大喜びした瞬間に、「はっ、俺はこのままじゃいけない。これじゃいつまで経っても上の世界になんかいけない。」と突然気付いて株式投資の世界に足を踏み入れたくらい (← 気付くのが実に遅い) なので、この手のスクラッチくじは今でも元々の属性が刺激されて大好物なんですね。 ククク、早速削ってみましょう。 ♪♪♪ あぁぁ、、、、、、 ↑ ちなみにこれが前回の結果。 無念、今回もハズレでした。しかし私はもしもスクラッチ宝くじのおかげで株式投資に出会っていなければ、今でも夢中で毎月宝くじを買い続ける生活を続けていたかもしれないです。その意味では自分は幸運だったなあとしみじみ思いますね。 私は投資家として最も大切なことは、この「トレファクのような銘柄」をなるべく若い企業ステージでPF上位に取り込むことだと考えています。 成長力の高い優待バリュー株を指標的に安い段階で仕込み、後は時の経過を味方につけて「数年で数倍」を目指す ということですね。トレファクはその素晴らしい成功例となってくれました。これからも「第2のトレファク」を求めて、日々精進して行こうと思っています。
Sep 13, 2015
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズです。第12位は株式投資~長期投資で成功するための完全ガイド(ジェレミー・シーゲル著、日経BP社)です。 この本が素晴らしいのは過去200年間の色々な金融資産の利回りを研究し尽くし、その結果として長期投資ではあらゆる金融資産の中で間違いなく株式の利回りが最も高いこと、したがって長期投資に最も相応しい金融商品が株式投資であることを証明していることです。 具体的には、 過去204年にわたり株式投資が平均して年に実質6.8%の利回りを記録 したことを詳細なデータから明らかにしています。 そしてこの6.8%と言う利回りは、過去の株式市場の平均PERが14.45なので株式益回りは14.45分の1、つまりほぼ6.8%であることと大体一致しているということを指摘しています。 また市場に勝つためのアプローチとしては、 低PBR(割安)の小型株のパフォーマンスが非常に良いことを指摘しています。また逆に高PBR(成長)の小型株のパフォーマンスの悪さを警告し、これは 新規株式公開(IPO)銘柄が全体として最悪な投資対象のため であると解説しています。ちなみに私は今まで一回もIPO銘柄を買ったことがありません。ただの1度もです。その理由は体感的に「IPOはトータルで見て全くぺイしない。」と感じているからですが、シーゲル博士はその感覚が正しいものであることを証明してくれています。 この本を読むと、今の株式市場が高いのか安いのか、歴史的にはどのような位置にあるのかと言うことがすっきりと分かります。また中長期投資で勝つための黄金法則は、 不人気時に割安(低PBR)で買い、人気化し評価されて割高(高PBR)になった時に売ることなんだな ということも確信を持って理解できます。 この本は我々株式投資の実践家のための理論的な教科書として非常に良く出来ていると思います。本棚のすぐ手に届くところにあると絶大な安心感がありますし、私も毎月何度も「えーと、シーゲル博士はなんて言ってたっけ?」と言う感じで実際に色々と参照しています。まさに名著ですね。
Sep 11, 2015
いやあ市場の変動が激しいですね。今日はこれまたびっくりするほどの上げでした。私もそうですがホッと一息と言う方が多かったのではないでしょうか? 今の株式市場にはアルゴが巣食い、「こうなるんじゃないかな?」と投資家としての経験から自然発生的に予測されるような値動きは結果としてはほとんど実現しない、極めてトリッキーな相場となっています。 こういった状況下では投資家はどうしてもメンタルを揺さぶられます。ただこれは人間の本能であり避けられないものと考えています。私達は「そういう風に出来ている」からです。 その一方で、我々投資家は手がける銘柄だけは自分で100%コントロールできます。市場が荒れれば荒れるほどそこには歪みが生じます。その混乱に乗じて少しでも「期待値」の高い銘柄をPF最上位に集結させる、これが私達に出来る唯一のことですし、そこにだけ集中して戦っていけばよいと考えています。
Sep 9, 2015
いやあ厳しい相場環境が続きますね。私のPFもただ下がるばかりと言う状況でパフォーマンスも年初来で+11.1%にまで落ち込んでしまいました。今は資金管理、具体的には損失の管理にフォーカスして必死に取り組んでいるところです。全く愉快な気分ではないですが、ま、こういう時もありますし仕方ないですね。ちなみに現在は一定のキャッシュポジションは維持したままで、PF内で「より期待値が高い」銘柄に資金をどんどんとシフトし続けるという戦略で主力銘柄の再構築を続けています。 さてそんな中ですが、今日は久方振りに十両銘柄概況シリーズです。 44位 9680 共成レンテム (東2、3月優待) ◎◎ PFウェイト順の44位は、北海道地盤の建設機械レンタル会社の共成レンテムです。前回は66位でしたが、その指標的な割安さと現在の高原の好業績がまだ数年は続きそうなことを評価して買い増ししたために順位を上げ、今回初めての十両昇進となりました。 現在の株価は972円、PBR0.52、株主持分比率は38.7%、今期予想PER5.40、配当利回り2.1%(20円)、総合利回り2.4%(20+3=23円、優待品は私の独断で3000円で換算。)で、優待は1000株保有で北海道特産物(2014年は十勝産じゃがいも10キロ)です。早速見て行きましょう。 昨年は2種類のじゃがいもが入っていました。 全然形が違うんですね。びっくりしました。次に実際の使用例をいくつか御覧戴きましょう。 共成レンテム優待肉じゃが 共成レンテム優待じゃがコロッケ 共成レンテム優待ポテトサラダ 共成レンテム優待カナッペ 共成レンテムは東日本大震災後の復興需要で利益が急伸し少し遅れて株価も急騰したのですが、この1年ほどは逆に好業績にもかかわらず極めて軟調な株価推移となっています。それはマーケットから「典型的なシクリカル銘柄(景気敏感株)」と見なされており、今後の業績の大減速を株価が織り込みつつあるからだと思うのですが、私の考えでは共成レンテムの好業績はまだここから更に数年は続きそうで、そうすると悲観的な将来見通しに基づいた今の株価水準は安いということになります。 具体的に言うと、今期のレンタル機械の購入は35億円(前期42億円、前々期39億円)の計画であり前々期、前期より減りますが、その分償却も減って営業利益が伸びることになります。またここは筆頭株主が同業のアクティオなのですが、今のような激安株価が続くようだとTOBの可能性もあるのではないかとも感じます。私はそういった複合的な判断の元でここを買い増ししました。もちろん実際の業績推移がどうなのか?を注意深く見ながら慎重にホールドしていく予定です。
Sep 8, 2015
さて今日も通常のポートフォリオ概況シリーズです。 251位 9380 東海運 (東1、3月優待) △ PF時価総額251位の中堅銘柄は太平洋セメント系の海運会社の東海運です。 現在の株価は268円、PBR0.54、株主持分比率38.0%、今期予想PER15.49、配当利回り1.9%(5円)、総合利回り3.7%(5+5=10円)で、優待は100株保有で500円相当、1000株保有で3000円相当の自社オリジナルクオカードです。 東海運は指標的には妥当な株価位置ですが、3万円程度の比較的小額の投資で現金系優待が戴けるというのは大きな魅力です。少ない資金で他にクオカード優待が戴ける銘柄としては、2300きょくとう、2307クロスキャット、3023ラサ商事、4826CIJなどがありますが、この手の銘柄を「広く薄く持つ」ことは、 1. PF全体の総合利回りを上げる。 2. 優待を楽しみに無理なく自然に分散投資出来るので、結果としてPFの安定性・安全性が高まる。 という効用があります。 なので、私はこの東海運のような銘柄が大好きなんですね。
Sep 7, 2015
さて今日もポートフォリオ概況シリーズです。 250位 3371 ソフトクリエイト (東1、3・9月優待) △ PF250位は、eコマースサイト構築が主力のソフトクリエイトです。 現在の株価は904円、PBR1.86、株主持分比率は65.5%で有利子負債は0、今期予想PER12.97、配当利回り2.2%(20~22円)、総合利回り3.3%(20+10=30円)で、優待は100株保有で年2回500円相当、300株で1000円相当などのクオカードです。 ソフトクリエイトは業績も好調ですし、PF中位銘柄としてホールドしていくのに特に問題はありません。強いて言えば優待改悪や廃止が非常に多い金券系優待であるということが懸念材料ですが、現行の優待制度が続く限りはのんびりとホールドしていきたいと考えています。
Sep 6, 2015
さて今日はPF概況シリーズです。 249位 9441 ベルパーク (東JQS、6・12月優待) ○ PF時価総額249位の中盆銘柄は、ソフトバンク主体の携帯電話販売代理店のベルパークです。ここはかつては最大でPF1位の超主力として眠れぬ夜を戦ったこともある思い出深い銘柄ですが、株価上昇により今は勝負を終え往年の激戦の形見の恩株が1枚、PFの片隅に静かに眠るのみです。 現在の株価は2753円、PBR1.14、株主持分比率56.2%で有利子負債は0、今期予想PER12.53、配当利回り1.1%(30円)、総合利回り1.8%(30+20=50円)で、優待は100株保有で年2回1000円相当のクオカードです。毎回工夫を凝らしたデザインで楽しいですし、携帯電話の進化の歴史がそのままクオカードになっている感じで興味深いんですね。 ソフトバンク主体の携帯電話販売代理店であるベルパークには、過去に新型iphoneの発表時に株式市場で注目されて株価が上昇するという、いわゆる「ベルパーク祭り」というものがありました。2008年7月のiphone3G、2009年6月のiphone3GS、2010年6月のiphone4などいずれも魔法のように大きく株価が上昇し、私もパクパク・モリモリ美味しい御飯を食べることが出来たのですが、これらはiphoneがソフトバンクの専売だった頃の話で、ドコモでもauでもiphoneが買える様になった今ではその輝かしい魔法は解け、宴は全く開かれなくなってしまいました。 株式市場では「短期的に高い確率で成功する魅力的な投資アイディア」はたくさんありますが、その多くは当然永続しません。今流行っている「東証1部昇格銘柄先回り投資法」も当然同じ運命にあると思います。「ベルパーク祭りの高揚感」を思い出しながら、私は「次の投資アイディア」を捜し求めて、今日も思索と勉強に励んでいます。
Sep 5, 2015
さて今日は株式投資本オールタイムベストシリーズ第11位、続マーケットの魔術師(ジャックDシュワッガー著、パンローリング社:通称「紫本」)の続編です。 前回に続いて、本当に素晴らしかった「大トロ」の部分だけを見て行きましょう。 「グリーンブラット投資法」で有名な大物投資家のグリーンブラットのインタビューも秀逸です。彼は、「 バリュー投資は必ずしもいつもうまくいくわけではない。 短期的にはうまくいかないこともある。しかも その状態が2~3年も続くこともある。 それは非常に良いことです。 私達の バリュー手法が一定の間うまくいかないという事実こそまさに、長期的にはうまくいく理由だからです。 」と述べているのですが、これは本当にその通りだなあと思います。 そして今の市場を見渡してみると、正統派のバリュー投資家というとかぶ1000さんやたーちゃんさんくらいで、その他の多くの方はバリュー投資の看板を掲げてはいても実際にはグロースやモメンタム投資家ばかりという状況です。それはこの数年の日本株市場ではバリュー投資のパフォーマンスが相対的に見てやや劣後しているからですが、だからこそここから猛烈なバリュー優位の巻き返しが来ても全く不思議ではないと思っています。 コルム・オシアは 最大損失は限られるが利益はどこまでも大きくなる可能性がある 非対称的なトレードを探せ と言います。私もPF最上位銘柄群では常にこの視点を持って銘柄選定をしています。 また彼の お金のためにトレードする人はみな失敗します というのも真実だと思います。私自身の経験でも、「この勝負で短期間で大金ぶっこ抜いて、その御褒美としてキラキラの宝石だらけのぶっ飛んだロレックス1つ買おう。」なんて思っているときは大体酷い目に遭います。マーケットというのはそういう投資家の「心の隙」を許すような甘いところではないんですね。(笑) 自身の最初のファンドPNP(1969年~1988年)において、230ヶ月の内227ヶ月で利益を出し、 効率的市場仮説が間違いであることを実際に証明した伝説の投資家エドワード・ソープ。彼のこの宝石のようなインタビュー部分だけでも軽く3000円の価値はあるでしょう。つまり 実質的にはこの本は0円以下で売られているのと同義 なわけですが、この最高のインタビューの中で彼は、 PNPで私達が毎日成功していたことを考えると、質問はマーケットは効率的か?ではなく、マーケットはどれくらい非効率的か?である。 と述べています。私は初めてこれを読んだ瞬間に自分の中に勇気と活力がモリモリと湧いてくるのを実感しました。 全てのアクティブ投資家は彼のインタビューを読むべき だと思います。 ま、他にも素晴らしいところはいくらでもあるのですが、どうしても語りたかったことだけでこのくらいです。結論としては、シリーズ第4弾の続マーケットの魔術師も前3作と同様に歴史的傑作であるということと、この本は安すぎるということですね。未読の方は是非。
Sep 3, 2015
さて本日より株式投資本オールタイムベストシリーズの続編をお送りします。この理由なのですが、「書いていてとにかく自分が面白いから。」です。またベスト10にはギリギリで届かなかったものの「超名作間違いなし」という本が少なくとも後20冊はあり、どうしてもそれらを紹介したいということもあります。今回の第3弾では11~20位をお届けする予定です。 ナシーム・ニコラス・タレブの「まぐれ」とトップ10の位置を激しく争い、後一歩及ばず第11位で登場したのは、続マーケットの魔術師(ジャックDシュワッガー著、パンローリング社:通称「紫本」)です。シリーズ最新作の第4弾ですね。 マーケットの魔術師シリーズはどれも超傑作ですが、この最新作も間違いの無い出来です。最新のマーケットの進化をダイレクトに生き生きと反映した珠玉のインタビュー集なんですね。今日は私が感動した内容の中でも特に最高だった部分をいくつか見ておきましょう。 マーケットの魔術師シリーズでは 「最も良いインタビューが冒頭に掲載されている。」 ことが多いのですが、この最新作でもそのパターンが踏襲されています。高卒のヒーロー、スティーブ・クラークは、 うまくいくことを増やして、うまくいかないことを減らせ。 自分の才能を見つけたらそれを微調整することで戦える。 と言います。私は「優待バリュー株投資」という一本足打法でこの15年間を生き抜いてきたのですが、自分はこれしかできない、逆に言うとこれしかないのに、何故ここまで生きてこれたのかをちょっと不思議に思うことがありました。でも彼の言葉を読んで、「あっ、そうなのか。自分の才能はここにあるんだからそれでいいのか。」と改めて気付きました。 トム・クローガスは、マーケットは1年以上も先の生産可能性には何も支払おうとはしない と言います。このマーケットの性質から、 1~3年程度の時間軸での中期投資は常に有効 であり続けています。私が2年以内には確実にフィリピンに巨大カジノをオープンする6425ユニバーサルエンターテインメントを超主力として戦っているのも、彼と同じアイデアに基づくものです。 ジョー・ヴィディッチは 100%正しくあろうとするな。損切りできないのなら全部ではなく一部を損切りすれば良い。 と言います。彼の「ポジションを段階的に減らしたり増やしたりする」と言うのは非常に実践的で良いアイデアと思いますし、私も毎日のPFのメンテナンスで実際に採用しています。 この「続マーケットの魔術師」には最新のマーケットの知見がまるで宝石箱のように散りばめられており、その魅力はとても1回では語りきれません。なので続きはまた明日。
Sep 2, 2015
いやあ今日は良く下がりましたね。さてそんな中ですが、今日は通常のポートフォリオ概況シリーズです。 248位 2300 きょくとう (東JQS、2月優待) ◎ PF時価総額248位の中堅銘柄は、福岡地盤のクリーニング屋さんのきょくとうです。 現在の株価は567円、PBR0.85、株主持分比率は70.4%、今期予想PER13.13、配当利回り1.9%(11~13円)、総合利回り3.7%(11+10=21円)で、優待は100株保有で1000円相当、500株保有で2000円相当、1000株で3000円相当等のクオカードです。 きょくとうの優待クオカードのデザインは傑出していると思います。いつ貰っても盤面を眺めてちょっと笑顔になってしまいますね。 きょくとうは指標的にまずまず割安で業績も安定しており、財務状態も良いことから、以前は良くバリュー系投資家の方々のポートフォリオでも良く見かけました。ところがこの日記を書くに当って改めて考え直してみたところ、最近ではこのきょくとうを保有しているという個人投資家の方をあまり見かけません。 これはきょくとうが悪いというよりは、いわゆる「正統派のバリュー株投資」のパフォーマンスがもう何年も振るわないので、多くの投資家の方が「バリュー株投資」の御旗を掲げたまま、その実際はグロース株投資やモメンタム投資に宗派替えされてしまったことが大きいのかな?と思っています。 そして実際私自身も、以前から較べるとかなりグロース志向の強い投資家になってもいます。ただ株式投資の世界では「常に少数派が生き残る」ものですし、どこかでは純粋なバリュー株が輝く、逆襲のターンがやってくる気がしています。
Sep 1, 2015
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