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今年も土曜日は受験学年の授業が続きます。といっても、まだこの時期です。過去問演習に入っているわけでもなく、他の学年とそれほど違う授業内容ではありません。今年の高3生は理系受験者ばかりなので、国語の授業が必要ありません。したがって、私も英語を担当。英文解釈をK先生にお願いし、私が文法と語法の授業をおこなっています。夏の講習の予定を内部生に郵送しました。引き続き外部生の募集をします。今のところ各クラスの空き状況は以下の通りです。私立中学受験クラス小5 昨日の体験の生徒が入塾すると定員に達してしまいます。小6 この時期からの募集はしません。つき中・南林間中進学予定の小学生のクラス小5 まだまだ余裕があります。小6 まだまだ余裕があります。中学生のクラス中1 定員に達していて夏講習も募集はありません。中2 まだまだ余裕があります。中3 定員に達していて夏講習も募集はありません。高校生のクラスどの学年も定員に達していて夏講習も募集はありません。ありがたいことに、この1週間でも2人の体験者の方がありました。また外部募集をはじめていないのに、昨日と今日で3人の方から問い合わせがありました。地域の皆さまのご期待にそえるような指導をこれからもおこなっていきたいと考えています。miyajukuにご興味のある方はお早めにお問い合わせください。
2014.05.31
今日も午前中はジムでトレーニング。いつものメニューは、30分間走で汗をかき、その後でたっぷりと40分ほど筋トレ。最後にちょっとスピードをあげて10分間走。といったところ。今年の夏はちょっと南アルプスと戦おうかな、なんて漠然と考えているので、少し自分を追い込みたいです。さて、T中の中間試験が終わってM中です。あらためて試験範囲をながめて「うーん」とうなってしまうことがいくつか。中でも3年生の理科の範囲。教科書90pから119pというもの。単元で「運動とエネルギー」の前半部分の範囲。中3で学ぶのは大きく4単元なので、全体の1/8が範囲といったところだ。このあと3年生は修学旅行もある。夏休みまで1ヶ月半。このペースだと期末試験の範囲は「運動とエネルギー」だけだろう。9月からで残りの3単元をどうやって終わらせるのだろうか。しかも、入試の理科の劇的な難易度アップを考えると、学校のペースにあわせていると、とてもあの入試問題に太刀打ちできる実力をつけさせているひまはない。塾としては、あの入試問題をいつも想定しての指導をしなければいけないと考えている。今回の試験であれば、2年生の数学の「式をつかった証明」も、学校の試験では穴埋めだが、入試ではすべて書かせられる。であれば、きちんと書く力をつけさせることが必要だろう。とりあえず目の前の定期試験で結果を出せば良いので、入試のことは後になってから、という考えもあるだろう。でも、後っていつのことなのが。ただでさえ遅い進度に合わせていけば、後はいつまでたってもやってこない。そんなことをしているうちに入試をむかえてしまう。入試の難易度アップは、結果的に生徒の二極化につながっていく。難しくなればどうせできない生徒が半数はでてくる。できないのであればやる必要はないだろう、となっていく層と、難しい問題をどれだけ解けるかで合否が分かれると挑戦していく層だ。そのどちらり層に自分が入るのかは、ふだんの勉強で決まっていく。入試を意識して、学校の試験にはでないが、ここでできるようにしておこう、といった積み重ねができるかどうか。それが大切だ。
2014.05.30
中学生の社会科の定期試験では必ずと言って良いほど「時事問題」という出題がある。確かに今の時代に興味、関心を持たせることは大切だろう。ただ、ちょっと待って欲しい。ふだんの授業の中でどのように時事問題を扱っているのだろうか。生徒たちに聞いてみると、時事問題についての授業はほとんど受けたことはないという。定期試験というのは、ふだんの教室での学習のチェックだと考える。ということは、教えたことが理解されているかのテストであって、教えていないことを範囲にするのは違うのではないかと思う。しかも、このところの時事問題は解釈が難しいことばかりだ。集団的自衛権について学校の定期試験でどう出題をするのだろう。同じように「美味しんぼの問題」「大飯原発の再稼働の問題」「吉田調書の問題」。地元の「厚木基地騒音被害の横浜地裁判決」も奥が深い。ましてや海外の出来事になると、ウクライナの問題、ベトナムと中国の南シナ海での問題、ナイジェリアでの女子生徒集団誘拐の問題、インドの政権交代・・・ などなど、ひとつの事件を説明するのに1時間では足りない出来事ばかりだ。とりあえず、朝日の中学生ウィークリーから4月と5月のニュースをひろって生徒たちには20分程度で説明はした。背景は理解しなくともよいので言葉だけを覚えるように言った。しかたがない。集団的自衛権、という言葉だけを知ることに意味があるのかは別として、とりあえず「安部総理=集団的自衛権」といった暗記をさせるしかない。まぁ、思想・信条に関わることは学校では出題しづらいだろうから、時事問題として出題されるのはこんなところだろうか。参考にしてみて下さい。☆ 富岡製糸場が世界遺産登録へ前進。ユネスコが6月に勧告☆ ブラジルでワールドカップが開催☆ 3Dプリンターで銃を作った男が逮捕される☆ STAP細胞を発見したとされる小保方晴子さんの論文が不正と認定される☆ 子どもの数が33年連続で減少。少子化が進む☆ オバマ米大統領が来日。TPP交渉の進展をはかる。☆ 韓国の客船が沈没。修学旅行の高校生が多数犠牲になる☆ 尖閣諸島ゆ南シナ海で中国と周辺国との対立が深まる
2014.05.29
何度か書いていることだが、定期試験への取り組みは「しっかりと、確実に」が大原則だ。高得点をとる生徒は決して急がない。ミスの多い生徒は急ぐ。もう終わったの、というスピードで問題を解いてしまう。しかも、解いたことに満足してしまい、答え合わせをしても○と×をつけるだけ、ということになる。定期試験で満点をとる生徒は、問題を解いていても1ページをカンペキに仕上げようとする。カンペキにするには、問題をしっかりと読み、読み落としがないかをつねに注意し、字を丁寧に書いて解答する。出来ない生徒はとにかく問題を読まない。半分も読んだところで独り合点して解答していく。そしてミスをぽろぽろとする。字もきたない。定期試験の得点の「差」は実力ではない。試験に対するこうした「姿勢」の「差」が得点の違いになっている。そのことをしっかりとわかって欲しい。わからないままに試験にのぞんでも、結局は何も変わらないままで終わってしまう。せっかく時間をかけて勉強をしても、結果は変わらないのではもったいなさ過ぎる。しっかりと、確実にそんなことわかっているよ、という生徒ほど実はわかっていない。試験にのぞむとき、まずは背筋をピンと伸ばし、姿勢を正すところからスタートしよう。何事も形からだ。形が崩れていてはミスがうまれる。とにかく時間をかけて丁寧に試験に対して欲しい。
2014.05.28
「アナと雪の女王」の興行収入が200億円を越えたとのこと。歴代興行収入ベスト10は http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140527-00000021-wordleaf-movi.view-002 とのことなので、どこまでいくのか楽しみだ。私も観たが、何よりも歌のクオリティの高さにはびっくりだった。ちょっとしたミュージカルを観たような気分になれる。中でも「Let it go」はいつまでも耳に残る曲だ。さて、この「Let it go」は「ありのままに」と訳されている。本来は「わすれなよ」「あきらめろよ」などという意味だ。「ありのままに」ならば「Let it be」の方がずっと近い。こんな使い方をする。I think you should let it go. 忘れた方がいいと思うよ。I can't let it go. 私はあきらめられない。「Let it go」は、人の感情などに対して、「ほおっておきな」とアドバイスする意味を持っている。相手が悩んでいるときに、「もういいかげんにしな」とアドバイスするわけだ。どう考えても「ありのままに」にはならないのだが、これは曲の旋律にあわせての訳だという。ここ http://matome.naver.jp/odai/2139934864318772101 にその秘密がまとめられている。 let は動詞で たくさんの意味を持っている。She let it go.で「彼女はそれをあきらめた」という意味になる。命令文では「〜させてください」という意味もあるので、Let me go. で「私に行かせてください」とも訳せる。let blood で「血を採る」なんて意味もある。中1の早い段階で「Let's go.」という表現がでてくる。そんなに早くに知る単語だが、let は奥が深い。「Let it go」からだっていろんな興味がもてる。とりあえず「Let it go」の英語の詩を日本語訳してみて、松たか子が歌う歌詞とどう違うのかを対照してみるのはおもしろいはずだ。お父さん、お母さんもこどもさんと一緒に挑戦してみてください。英語への関心がぐっと高まるはずです。こっちが 松たか子 Ver, https://www.youtube.com/watch?v=cvj3-MZO9Twこっちが Idina MenzelWer Ver, https://www.youtube.com/watch?v=bvvxdie1F5k
2014.05.27
今日の午前中は創△という模試会社の高校入試報告会に出席してきました。神奈川県には3つの大きな模試会社があるのですが、それぞの会社ごとに強い地域か違います。入試の中身が激変しているときです。できるだけすべての模試会社の分析を聞いておくのが私の仕事です。ですが・・・ 今日は足を運んだだけの収穫はありませんでした。どちらかというと役所の報告を聞いているような感じで、全体的な動向の説明に終始していました。こうしたこともあります。とりあえず、今日の模試会社(新教△)の模試の受験者の合否調査からまとめられた、周辺校の合格者の内申点平均値です。この模試は最近では中学校でも受験しているところがあります。母集団はかなりの数になるはずです。したがって実際の数字にかなり近いと思われます。前がH25年度 後ろがH26年度です。/135の成績です。厚木高校 125,7 → 126.2川和高校 127.0 → 126.1希望ヶ丘高校 123.5 → 122.9大和高校 119.8 → 118.5海老名高校 117.3 → 117.8座間高校 112.2 → 113.0市が尾高校 114.1 → 112.4湘南台高校 107.3 → 106.8大和西高校 104.9 → 101.8元石川 99.8 → 100.2麻生 98.7 → 95.9荏田高校 93.9 → 95.8大和南高校 91.6 → 87.6大和東高校 80.8 → 77.1ボーダーではありません。合格者の平均値です。
2014.05.26
朝からT中の試験対策です。午前中は理科を中心に、午後は社会を中心におこないます。中1生はPCで試験範囲のそうざらい。パソコンがフル稼働です。歴史の出だしと植物のつくりが試験範囲の中心。PCの授業で写真や図や絵を利用して、しっかりと復習をしてもらいます。中2、中3生は問題演習を中心に一斉指導です。中2は湿度の計算、中3は中和の部分を中心におさらいです。それにしても中3生の範囲が広い。
2014.05.25
来週にT中、再来週にM中の前期中間試験です。明日は1日T中の試験対策授業。miyajukuでは、他のほとんどの塾がやっている過去問演習をやりません。もちろん、どんな出題がされているのかな、といった傾向を知る意味で、試験問題を私がチェックすることはします。でも、その問題そのものを生徒たちに解かせることはしません。すごい塾は、市内の学校の先生ごとのデータベースをつくっていて、その先生が作った問題を数年分は解かせる、といったことをするそうです。それで高得点をおさめ、内申点をかせぐということでしょう。私はイヤです。そんなことをして学校の成績をとりにいって何か良いことがあるのでしょうか。定期試験というのは、学習した範囲がしっかりと理解されているか、を試されるものです。であれば、まずしっかりと学習範囲を復習し、理解のレベルを上げる、という学習が当然でしょう。しかも、絶対評価になり、学校の定期試験の問題は、学習範囲の基本事項が理解されていることをチェックするような出題になっています。面倒なテクニックなど必要ないですし、ましてや、過去の問題をやって出題者の傾向を知る、などといったことは必要ありません。丁寧に、きっちりと学習を積み上げさせる。その成果を試験の結果としておさめる。miyajukuの試験対策は「あたりまえの学習法」を地道にさせていく方法をとります。それがこどもたちの将来的な学習スタイルにつながっていくような、そんな勉強法をさせます。27年間。これは貫いています。
2014.05.24
14年度入試の数学の分析です。まずは得点分布です。きれいな正規分布ですね。ある意味ではこの得点分布が数学の特長です。問題の難易度がサービス問題から正解率が数%のものまでバラエティに富んで出題されている、ということです。したがって、自分の数学のチカラをしっかりと見きわめ、できる問題をしっかりと得点すること、数学に対する対策はそれにつきます。どの問題が易しいかというと、問1と問2です。問1の計算問題は基本的な出題しかされません。問2は様々な分野から出題されますが、教科書の例題レベルです。正解率も80%前後です(1問だけ7%でしたが)。ここまでは何があっても全問正解したいです。その他の問題は一昨年に比べると「ひとひねり」された出題が増えました。また、確率の問題で図や例が省かれるなど、自分で問題の内容を読み取らねばならない出題も増えました。大切なのは「見きわめる目」を持つことです。できない問題に何分も時間をかけるのでなく、できる問題をしっかりと解くことです。その「見きわめ」こそが重要です。関数の問題など線がたくさんあって難しく見えます。しかし、これらの線は「こけおどし」です。問題を解くのに必要な情報はその一部です。図形の証明問題も昨年から完全証明にかわって難しくなったように思われがちですが、実は内容はたいしたことはありません。すべて書くのはなぁ、などと思わずにしっかりと得点をかせぎましょう。逆に今年の問題の中で最も面倒だった2問。問5の連立方程式と問6(ゥ)の三平方の定理の問題。それぞれ正答率は3.7%と1.8%でした。こうした問題は数学が得意でない生徒は手を出さないで良いです。時間をかけるだけムダになります。また、来年の入試で同じパターンの問題が出題されるかもわかりません。出題の非パターン化というのもここのところの数学の出題の特長です。連立方程式を一所懸命に学習しても、来年度入試で出題はなかった、ということも十分に予想されます。まとめますと、数学については自分の目標点を定め、その得点をどの問題でとるのかをしっかりと決めた学習を進めていくことです。
2014.05.23
今日も新規入塾をお考えのお母様と面談です。基本的にmiyajukuに入塾をお考えの方がいらっしゃった場合、まずはお母様と面談させていただき、その後で生徒さんに体験授業を受けてもらう、といった流れにしています。個人塾の場合は、保護者の方と塾、生徒と塾の相性がすべてです。ここがクリアされなければどんなにすばらしい指導でも結果を出すことはできません。長い間塾をやっていると、お母さんとお話しした段階で、このお母さんのこどもさんなら伸ばせそうだな、といったことがはっきりとわかります。そして、その勘はほとんどはずれたことがありません。何がポイントかというと、お母さんとこどもさんの距離感です。お話ししているとこの距離の取り方が私にはかなりはっきりとわかります。親は自分の子に対してなかなか客観的になれません。他人の子に対してはきちんとアドバイス出来ることでも、わが子になると感情的になってしまって難しいものです。子どもが小さなうちは良いのですが、小学校の高学年になってくると、親としての主観的な見方以外に、子どもを客観的に見ることができないと、いろんな判断を誤ってしまいがちです。今日のお母さんなどは、とてもしっかりとこどもさんのことをとらえていて、それを私にきちんとと伝えていただけました。ご本人は意識されていないと思いますが、こうしたことができるお母さんはそんなにいらっしゃいません。どちかというとお父さん的なこどもさんのとらえ方です。縁あってmiyajukuに来ていただければ、どんどん実力をつけていけるこどもさんのはずです。一歩引いたところから自分の子どもをみる余裕。期待とか願望を排除したところで自分の子どもをみる客観性。難しいかもしれませんが、時にそうした立ち位置を持つようにしたいものです。そうはいってもこれがなかなか難しいのですが。
2014.05.22
今日は早起きをして「東京ビックサイト」へ。遠いですねぇ。新橋から「ゆりかもめ」で22分。東京オリンピックの輸送機関はだいじょうぶなのかなぁ、なんて思わされました。学校や塾で使える「教育ITソリューション」の一大展示会です。私の目的は、タブレット端末でも実施できる問題作成とその管理ができるアプリをさがすこと。今ひとつは電子黒板です。ふたつほどおもしろいものがありました。ひとつは http://wark.jp です。もうひとつは http://lms.eden.ac です。それ以上に Moodle というオープンソースのeラーニングプラットフォームがあるということを知ったことが大収穫でした。Moodleを使えるようになれば、自塾でeラーニングのコンテンツを自作でき、しかもそれを管理することができます。たとえば、社会の一問一答問題をタブレット端末でできるようにして、その結果を管理する、といったことができるようになります。しかもオープンソースです。模索してみます。電子黒板も進化していました。今あるホワイトボードをプロジェクターを使って電子黒板にすることができるんですね。こちらも検討してみます。生徒たちの学力アップのため。ICTを導入できる部分は積極的に入れていきたいと考えています。すでにmiyajukuは他塾に比べるとかなりの部分でICT教育をとり入れていますが。
2014.05.21
本日は神奈川県私塾協同組合の総会でした。神奈川県私塾協同組合は、県内各地の中小塾の集まりです。共同チラシの制作、進学相談会の実施、作文コンクール、研修会、県立高校訪問など、一緒になってできることをやっています。大手塾は県内各地に数十カ所も教室をもっています。個人塾はそうした意味で情報収集力では負けてしまいます。こうして中小の学習塾が連携することでそうした弱点を補っていこう、というのが協同組合の基本的な考えです。このblogをお読みの塾の先生で、そうした連携にご興味のある方は http://ejuku.org をご覧になってみて下さい。こうした活動は、結果的に各塾に通われている生徒、保護者のためになると思っています。みなさん生徒の指導に関しては本当に一所懸命です。良い先生方ばかりです。塾をご検討中の方は、お近くの組合加盟塾をよろしくお願いいたします。さて、前期の中間試験が近づいてきました。しっかりと対策をさせていきます。
2014.05.20
「美味しんぼ」という漫画をめぐっての問題について考えてみたい。もちろん、学習塾のblogでこうした問題についてふれることの危険性はわかっている。しかし、このblogは、miyajukuに大切なこどもさんを通わせていただいているお父さん、お母さんに向けて書いている。ここは学校ではないので、塾長である私が、こうした問題についてこれこれと考えている、と表明することは、ある意味で私の指導の根っこの部分に属している。それを知っていただくことは、ある意味で安心して指導を任せていただける材料にもなるかと考える。さて、今日発売のスピリッツで3回シリーズの「福嶋の真実」という漫画が終わった。政府のえらい方々が「けしからん」と大声を上げたのはこのシリーズの1回目が発売されたときだ。その時から著者は「3回シリーズなので最後まで読んでから意見を述べて欲しい」と一貫して言っていた。そして、今回の漫画を読んで「なるほどこういうことが言いたかったのだ」と私もある意味で納得できた。実は、今回の最も問題だったところはこのことだと考えている。つまり「ある一部分の表現」を抜き出して、その表現がすべてであるかのように批判をすることだ。今回の作品への批難は「福嶋に対する風評被害を助長する」といったものだった。最後まで漫画を読めば著者にそんな意図はこれっぽっちもなかったことがわかる。同時に、このシリーズ以前に、著者は福嶋の農産品への風評被害がいかにばかげたことなのか、を漫画で扱っていた。そうしたすべてを考えると、あの政治家の大声での批難が全くお門違いだということがはっきりする。同時に、少数意見、マイノリティの意見、がこうした社会的な大問題のもとでは無視されがちになっていく。そこにスポットをあてて、こうした少数派の人たちもしっかりと社会全体でケアしていきましょう、といった著者の考えがはっきりとした。学校現場でのいじめの問題と同じで、大きな流れに棹さす少数派や、周りとちょっと違ったことをするものに対して、それを阻害するのではなく、同じ目線になって話を聞いてあげる姿勢。それこそが今の時代に最も欠けていることなのではないだろうか。今回の「美味しんぼ」の問題もそうした意味で学校現場のいじめと根っこのところではつながっていると思う。また、人の意見を最後までしっかれと聞かずに、ある一部分を針小棒大に解釈して批判する風潮も憂慮すべきことだ。何が正しいのか。それはひとりひとりの判断にかかっている。できれば、miyajukuで学ぶ生徒たちには、しっかりと拠って立つ自分を作り上げてもらい、その確固たる自分によって社会の様々な事象の正誤を判断できるようになってもらいたい。ひとつに偏った意見ではなく、様々な情報に耳を向ける柔軟性を持つこと。そんな大人になっていって欲しいと思っている。そのためには、まずしっかりと学ぶことだ。学ぶことによってはじめて「やわらかな頭」はつくられていく。
2014.05.19
ここのところ咳がなかなか抜けずにいて、せっかくの好天の日曜日なのに、山に登ったり外を走ったりできないでいた。そんな中、娘が「県立神奈川花菜ガーデン」にバラの写真を撮りに行かないか、と誘ってくれた。はじめての場所だが、車で1時間もかかりそうもないので行ってみることに。いやいやすごいところでした。まだまだ神奈川県には知らない場所がいっぱいありますね。とにかくバラがすごいんです。種類も量も半端じゃない。もう、これでもか、これでもかって、バラの花が続いていきます。気持よかったですね。まだまだバラの見ごろは続くはずです。皆さんも来週末あたりにでかけてみてはいかがですか。花だけでなく芝生の広場で子供たちは走りまわれます。駐車場も広いし、レストランもおいしかったです。イベントも開催中。詳細は以下のホームページで。県立神奈川花菜ガーデン http://www.kana-garden.com/また、今日の写真を http://30d.jp/tomoki77/56 にアップしてあります。ご興味のある方はご覧になってみてください。
2014.05.18
大阪でこんなことが検討されはじめたという。大阪府教育委員会は5月16日、進学校など一部の府立高校の英語の入試問題について、設問すべてを英語にしたり、リスニングの配点割合を増やしたりする改革案の議論を開始した。2017年度入試での導入を目指すという。http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140516/wlf14051611430009-n1.htm神奈川県の高校入試制度はいつものことだが、こうした新しい流れを最後になってとり入れる。そういった意味ではまだまだ先のことになるのだろうが「使える英語」をキーワードにした英語教育改革は急ピッチで進んでいくのかもしれない。こんなニュースも入ってきている。大阪府教委は20日、府立高校の2017年春の入試から、TOEFL(トーフル)や英語検定試験を活用する方針を決めた。府教委が独自の基準でTOEFLなどの結果を換算し、入試の英語の得点と比べて高い方を採用する。http://www.asahi.com/national/update/0920/OSK201309200069.html大学入試にTOEFLなどの資格を積極的に利用する、といった流れはすでにあるのだが、公立高校入試にそうした資格試験をとり入れる、というのはかなり早い対応だろう。だが、こうしたこともそう遠くないうちに神奈川県の入試にもとり入れられそうだ。英語の資格、というと英語検定、と定着してしまっているが、必ずしもそうではない。私もその他の英語の資格試験についてしっかりと勉強をしなければならない。できれば、はやい段階で塾内で実施できる体制をつくりたい。と思っていたら、学習塾の連合会で「これからの学習塾での英語教育」といったタイムリーなセミナーが開催されるとのこと。基調講演は文科省の初等中等教育局の外国語推進室長とのこと。参加していろいろと勉強してきます。
2014.05.17
14年度入試の英語の分析です。一昨年までの神奈川県の入試問題英語は、全国の中でも最も易しい部類に属していました。50点満点で50点をとれる生徒がかなりの人数いた試験でした。それが今春入試では100点が2.7%、90点代が10.1%という入試になりました。今までは「易→難」と比較的にわかりやすい構成で問題が並んでいました。それが今春入試ではバラバラと難易度が分散しています。また、リスニングをのぞくと40分の試験時間ですが、今春入試では英語が得意な生徒でも時間がなくなってしまう問題量になっています。注が必要な難しい英単語がたくさん使われているわけではないのですが、とにかく分量が多いです。「正確に、速く」英文を読む訓練が必要です。英文の難易度は英検でいうと4級程度です。なーんだ、と思わないように。易しいけれど量が多い。同時に設問が面倒。とにかく問題への慣れが大切です。いくつか特徴的な問題を抜き出しておきます。まず、リスニングです。聞き取った内容を日本語でまとめる、といった他の都府県にはない出題形式です。2年続いたので今後も続きそうです。正答率も26.6%と低くなっています。メモをとって聞き取るクセを是非ともつけたいです。今年初めて出題されたのが「イラスト英作文」です。それほど難しいものではなかったのですが、正答率は21%と35%でした。もしも日本語を英語にする問題であればもっと正答率は高かったはずです。まずはイラストの流れに沿って何を書くのかを自分で考えなければなりません。同時に、何を書くかがわかっても、それをどう英文で表現するか、ということがわからなかった生徒も多かったでしょう。これは他の教科にもいえることですが、解答を導き出すまでのステップ数が上がってるのが今回の神奈川県公立高校入試の特長です。「ケンはシロがボールを運んでいるのを見た」という日本語を英作文するのでなく、イラストからその状況を読み取って英作文をさせているのです。もうひとつ。問8のイの問題です。英語による計算問題です。計算自体はそれほど面倒ではないのですが、こうした教科横断的な出題もこれから増えていくはずです。
2014.05.16
私立高校への進学をどうとらえておけば良いでしょうか。高校受験=公立高校受験という雰囲気の強い中、私立高校受験は多くの場合公立の併願受験になります。つまり、公立に落ちたときにいくのが私立校ということです。この表を見てもわかるように、神大付、洗足、淺野、森村など上位の私立校は中・高一貫校で高校からの募集をおこなっていません。桐蔭、桐光は高校からの募集もありますが、募集人数はそう多くありませんし、併願確約をおこなっていません。山手、青稜、桜美林、日大三などは高校からの募集も多いですが、打診の基準は公立のトップ校を受験できる生徒にかぎられます。日大藤沢でも23/25ぐらいの成績が必要となります。鵠沼、向上、翠陵などが公立中堅校の併願校になりますが、GMARCHにこの人数しか進学できていないという現実があります。何よりも私立高校受験は、受験というよりも学校成績だけで合否が決まってしまう確約受験です。落ちることはありませんが、成績しだいで受験すらできない、ということになってしまいます。やはり、高校入試は公立校を軸に考えざる得ない、ということです。また、私立中学受験を目指している方は、もしもダメだったら高校受験でもう一度チャレンジ、というわけにはいかないこともわかっておくべきでしょう。中学受験のように当日の入試得点で合否が決まるわけでなく、ほとんど事前の打診で合否が決まってしまう仕組みです。システムが全く違うことを知っておくべきです。
2014.05.15
周辺県立高校からのGMARCHへの進学実績です。GMARCHとは、学習院、明治、青山、立教、中央、法政の各大学をいいます。偏差値で早慶上理の次にランクする学校を集めたものです。私の偏見も含めてそれぞれの大学の特長をひと言でまとめます。学習院 独特の校風。目白の駅前に広大なキャンパスを持ち、すべての学部が1カ所に集まっている。明治 志願者数全国一位(今年は近畿大に抜かれた)。パワーのある大学。理系学部は生田校舎。青山 オシャレの座第一位。理系学部は相模原キャンパス。文系学部は渋谷キャンパスに戻りつつある。立教 難易度、人気度ともにGMARCHの中で明治に並んでトップクラス。学習院大との併願が多い。中央 八王子の田舎で頑張る資格、実績系大規模マンモス大学。看板は何といっても法学部。理系学部は後楽園キャンパス。法政 GMARCHの中で人気、難易度は最も低いが、ここ数年間で大きくイメージチェンジした大学。早稲田落ちの学生が多い、いずれにしても、このラインの大学に進学できれば、とりあえず大学入試は成功した方だろう。そういった意味で、GMARCH以上への進学、というのが高校3年間の目標になる。といっても、この壁はそんなに低くない。上の表を見て、自分が進学した(あるいは目標としている)高校からどの程度のGMARCHへの進学者があるか、しっかりと知っておこう。
2014.05.14
今月末にはT中が、その一週間後にM中が前期の中間試験。塾も今週から定期試験対策モードに入っています。試験対策モードというのは、通常の授業を一時ストップし、それぞれの学校の進度に合わせて復習にはいることです。お父さん、お母さんの定期試験に対する感覚と、実際の定期試験の中身とのズレはかなり大きいものがあります。お父さん、お母さんは、試験は難しいもの。中央値が60点あたりにきて正規分布するもの、といったイメージを定期試験にたいして持っています。実際の中学の定期試験は、絶対評価になっていて、教えたことが理解されているかを確認するもの、といったテストです。作問する方も、相対評価にするとめに中央値を60点あたりにもってくるような試験を作ろう、などといった意図は全く持っていません。簡単なテストです。けっして難しい内容ではありません。ある意味では誰もが満点をとれるものです。なにしろ、学んだことが出題され、それが理解されているかを確認するものなのですから。多少のズレはあっても、80点〜100点の間に全体の2/3がはいってしまうような内容です。こうした定期試験ですから、対策といって何をするかというと、何度も何度も基本事項の確認をします。何を学んだのか。それをしっかりと身につけているか。といったことをひたすらに繰り返すことになります。それ以外に試験対策はありません。生徒には何度もいっていますが、ふだんの学習と、学校の定期試験に対する学習は全く別だ。丁寧に、丁寧に。わかっていることを何度も繰り返してダメ出しする。とにかくミスをなくし、丁寧に。このことをわかっている生徒は5段階評定で5がとれます。わかってくれない生徒はいつまでも4のままです。評定5と4の生徒に実力差などほとんどありません。意識の差があるだけです。定期試験とはそういうものです。
2014.05.13
今朝は築地にある朝日新聞社に。7月にある神奈川民間教育協会主催のシンポジウムで講演していただく方との打ち合わせでした。それとは別に、miyajukuとして、朝日小学生新聞に毎週2回掲載されている「天声こども語」学習ノートのモニターもお引き受けすることにした。朝日小学生新聞には今春から週に2回のペースで、子ども向けの「天声人語」が掲載されている。字数も400字ちょっとと読みやすい。この「天声こども語」を書き写し、要約し、タイトルをつけ、といった作業をするのが「「天声こども語」学習ノートだ。書くチカラが求められている。それも感想文ではない。自分の感想を述べる場は今のこどもたちにはたくさん用意されている。ただ、私立中学入試で、公立・私立高校入試で、大学入試で、就活で求められる「書くチカラ」というのは、感想を述べることではない。逆に、感想を述べはじめた瞬間に就活などは終わってしまう。ここで求められる書くチカラ、というのは、情報を的確に読み取り、整理し、アウトプットする能力のことだ。一昨日の入試問題の理科の記事を読んでおわかりだろう。高校入試でも求められているのはそうしたチカラだ。それではどうしたらそのようなチカラを身につけることが出来るのか。学校の国語の授業ではダメだ。国語の教科書には物語文が多く、説明的文章もそこまで論理的ではない。そんな中、この「天声こども語」書き写しは最適な学習法だ。良い文を書き写すことで、文章の論理性を知らずのうちに身につける事ができる。時事的なことをあつかっているので、社会に対する理解も深まる。タイトルをつける、という作業は、文章を要約する作業そのものだ。週に2回はちょっとキツイかもしれないので、まずは週に1回のペースで進めていこうかと考えている。それでも、しっかりとこの作業を続けていけば、半年で国語力がグンと伸びることは間違いないだろう。今年もmiyajukuは「書く」にこだわって指導を進めていきます。
2014.05.12
入試問題の理科の難易度が上がった、といったことを一昨日の記事で書きました。それでは何が難しくなったのか、具体的な問題に踏み込んで書いてみたいと思います。これは正答率が3.7%だった問題です。一昨年までの問題であれば、正答率が一桁というのはありえませんでした。さて、何が難しいのかみなさんにはおわかりになりますか?というよりも、一昨年までの問題との大きな違いがふたつあります。それがこれほどの難易度アップにつながっているのです。ひとつは 絵や図がないこと です。今までであれば、こうした問題には必ず実験のイラストが付属していました。ある意味ではイラストさえ見れば問題文は読まなくとも質問の中身がわかるようになっていました。絵がなくなってしまったことによって、問題文を読み取り、そこから実験の内容を自分なりに図や表にして整理する必要が出てきたのです。これによって難易度がグンと上がっています。ふつために 具体的な金属の名前が使われていない ことです。この問題は化学電池の極にする金属の問題です。もしも問題文の中に、銅、鉄、亜鉛、アルミニウム、などと具体的な金属の名前があげられていれば普通の問題だったのです。それが、金属A、B、Cなどと抽象的な記号で示され、実験の結果からそれぞれの金属板がどんな性質なのかを類推する手間が必要になっています。しかも、最後まで具体的な名前は問われません。たったこれだけのことで正答率は3.7%になってしまったのです。問題の難易度が上がった、というよりも、与えられる情報が減った、と同時に、情報を処理する能力が大きく求められるようになった、ということです。これは理科に限らず、他の教科すべてにもいえることで、例えば、数学の確率の問題からも図や例がなくなっています。問題そのものは一昨年とほぼ同じなのに、図がなくなっただけで正答率はグンと落ちてしまいました。来春の入試に向けてどんなチカラをつけていく必要があるのか、その鍵は見えてきましたね。
2014.05.10
今日の午前中は「自修館中等教育学校」の塾対象説明会に。今年の春もmiyajukuから2名の進学者(うち1名は特待合格)があった学校です。毎年のように進学者があるので、生徒をおくっている側からとしても学校を継続的に知っておく必要があります。そんな意味もあり、毎年のように訪れています。中等教育学校というのは、十数年前に新しい学校種として作られたもので、神奈川県には、相模原と平塚に県立校が2校、私立は「横浜富士見ヶ丘」と「自修館」の2校の計4校がある。6ヶ年一貫教育で、一般的な中高の垣根がはらわれ、中学校と高等学校で重複した内容を整理して学習したり、前期課程で一部高等学校の内容を学習することができるようになっている。毎年のように説明会にうかがっていますので、基本情報については一昨年の記事()を見て下さい。http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201305090000/今春の大学進学実績は、国公立大/10名、早慶上理/24名、GMARCH/87名、日東駒専/62名などというものです。卒業生が120名ですからそれなりの実績です。というより、入学時の偏差値から考えるとかなり「伸ばしてくれている」ことは間違いありません。これは私の感覚ですが、自修館に中学受験で進学する生徒が公立中学に進学した場合、高校進学では公立の中堅校がやっとかな、といった実力です。そうした公立高校からの大学進学を考えると、自修館の実績は「目を見張るものがある」というのが正直な感想です。今日も授業参観をさせていただきました。卒塾生の様子を見せていただきながら、1年生(中1)から6年生(高3)までの授業を参観しました。どの授業も良かったです。何が良いって、しっかりと授業研究がされていて、教え方に工夫がうかがえたところです。また、どの授業でもOHPにPCやiPodをつないで映像を映し出すなど、積極的にICTも取り入れられていました。高い授業料を払っているのだからこうした教育を受けられるのは当然だ、といってしまえばそれまでですが、私立校のこうした努力は自修館に限ったことではありません。というよりも、公立の中学校、高校でも、もっともっと授業をしっかりとおこなう、といったあたりまえの原則に戻るべきでしょう。
2014.05.09
今春おこなわれた公立高校入試の結果が神奈川県教委から発表されています。http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/life/457625_2230453_misc.pdf詳しくはリンク先の記事を読んでいただければ良いのですが、以下は私なりの感想です。今回の入試で最も特徴的だった理科についてです。理科の度数分布をみてください。11点〜40点までに60%の受験生がはいっています。また、81点以上が全受験生の1.9%しかいません。25年度の平均点が66.4点で今年の平均点38.6点との差が27.8点もあること以上に、上位校を受験した生徒には厳しい入試だったということが証明されています。どういうことかというと、理科が得意で、この教科でライバルと差をつけようと考えていた受験生たちは、思いの外に難易度が高く歯ごたえのある問題の前に得点を稼ぐことができなかった。逆に理科が不得意だった生徒は、あまりに難しい問題に自分も太刀打ちできなかったが、結果的にみんなができなかったので差にならなかったということです。数学の難易度もそれなりに高く、91点以上は全受験者の1.7%。81点以上でも6%。逆に英語は91点以上が12,8%、81点以上は24,8%。理数が得意な生徒は不利で、逆に英語が得意な生徒は得点がとりやすかったということです。入試というのはあくまでも相対的なもので、受験した学校の中で合格ラインを上まれば良いのです。どの教科で何点とろうが関係ありません。前にも書きましたが、平均点を一気に30点近く下げたこと。11点〜40点までに60%の受験生がはいってしまったこと。理科の作問者にはどのような意図があったのか。また、ここまで得点が悪くなると予想できなかったのか。できるならば会って話をしたいぐらいです。正直、来年度入試に向けては、理科の学校の成績が評定3の生徒は、入試対策は一切おこなわず「三番目の選択肢を選びなさい」といった指導しかないかもしれません。何にも考えずに「三番目の選択肢」をすべて選んでも20点代の得点になります。下手に考えるよりもその方が高得点、といった笑えない話になってしまいます。しかも、理科の難易度アップは、理科的な知識・理解の難しさというよりも、問題形式の煩雑さに拠るところが大きいのです。国語力のない生徒。問題文を読み取る力がない生徒。これらの生徒には、何を聞かれているのかもわからない、といった問題なのです。間違いなく理科は全国の中でも最も難しい入試問題になってしまいました。これが来春も続くのかどうか。塾の指導者として最も悩むところです。
2014.05.08
今日から授業再開です。さて、このお休みの間に、神奈川県教委から来年度入試に向けての日程等が発表になっています。募集期間・・1月28日(水)から30日(金)まで志願変更期間・・2月4日(水)から6日(金)まで学力検査等の期日・・2月16日(月)面接及び特色検査の期日・・2月16日(月)、17日(火)及び18日(水)合格者の発表・・2月27日(金)また、その他の日程についても以下のように発表になりました。全公立展 6月14日(土) パシフィコ横浜全私学展 7月21日(日) パシフィコ横浜公私合同説明会、相談会 8月5日(火曜日)から8月10日(日曜日)県内12会場(県央東地区は8月5日にハーモニーホール座間となっています。その他の地区は以下の神奈川県ホームページで確認下さい)http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f470385/p758417.html2月16日の入試日ということで、2月10日の私立校入試からは少し間があきました。うれしいことです。入試日程も決まり、しっかりと時間軸として目標までのカウントダウンができますね。なお、今春入試の平均点も発表になっていますが、これについては明日にでも書くつもりです。
2014.05.07
3日から妻と北アルプスの西穂高岳登山に行ってきました。九州から帰ってきてすぐに、と思う方もいらっしゃるでしょうが、仕事柄、二泊以上でどこかに行けるのは、この連休と八月のお盆の時期しかありません。遊ぶ時は遊ぶ、が大切だと思っているだけです^_^中央高速を松本インターまで。そこから安房トンネルという北アルプスの南部を貫くトンネルをくぐります。そこはもう岐阜県の奥飛騨地方。といっても、渋滞にも巻き込まれてかなり時間がかかりました。こっちはやっと春を迎えています。桜は満開。ツクシはいっぱい。春の野草も今がさかりです。その日のうちに山に入ることはできないので、新穂高温泉の中の「まほろば」という民宿に泊まりました。この宿は一泊二食で1万円なのですが、貸し切り露天風呂あり、しかも源泉かけながし。夕食も飛騨牛のしゃぶしゃぶにはじまり、ニジマスの味噌焼き、牛タンシチューなどなど最高でした。中でも、ナマズの刺身は初めての味でした。デザートは山葡萄のヨーグルト。ほとんど周りの山でとってきたものとのこと。チョーオススメの宿です。ただ、ニュースでもご存じのように飛騨地方は地震が続いていました。揺れは大きくないのですが、ドーンと下から突き上げてくる揺れが何回も続きました。そんな中、山に登るのはわれながらバカだなぁ、と思います(^^) 山の上は完全に冬です。アイゼンとピッケルの世界です。西穂独標という所まで行ったのですが、最後の登りが、岩と雪が混じった状態で、同行の妻の技量を越えていると判断して戻りました。今朝は氷点下の気温で、かなりの降雪でした。早めに下山して、先ほど帰宅した次第です。明日は塾に出ていろいろと仕事を片付け、明後日からの授業再開に備えます。完全にリフレッシュできたゴールデンウィークになりました。皆様はどんな連休をお過ごしになったのでしょうか。
2014.05.05
30日からお休みをいただいています。九州に行ってきました。私の父親と先祖の墓参りです。佐賀県の多久市という町にお寺があります。遠いのでめったにいけません。今回は三年ぶりです。墓参りついでにご無沙汰している父の弟や親戚に会うのも目的です。今回は、この春に福岡勤務になった息子の住まいにやっかいになりました。息子は仕事ですが、夜は博多の街を案内してもらい、美味しいものをたくさん食べて来ました。一夜目は、長浜の屋台で、明太イワシやホルモン焼きで一杯やり、長浜ラーメン。さらにもう一件の居酒屋で、焼きそら豆や地鶏焼き。二夜目の夜は、鉄鍋餃子に、手羽先煮。しめは、ごぼう天うどん。このうどんがサイコーでした。福岡の街も息子の自転車を借りてまわりました。福岡タワー。大濠公園。福岡城址。福岡市博物館。みんなよかったです。やはり、風を感じながら走らないとダメですね。福岡と博多の違いから、金印の使い方、鴻濾館の発掘現場。栄西の寺。いろいろと勉強になりました。良い街ですね。また訪ねたいです。何よりも仕事を終った息子と博多の街で呑んだ二夜は楽しかったです。こっちで会うのとはまた違った感覚でした。気持よかったぁ。お休みを楽しませていただいてます。
2014.05.02
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