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猫とさいごの日まで幸せに暮らす本 [ 加藤由子 ]この本を読んだのは昨年(2016年)10月です。9月に愛猫を見送り、寂しくて悲しくて堪らない時でした。野良猫だった“にゃんこ2号”が我が家に来たのは2009年11月。ブログにも時々書きましたが、身体が大きかったわりに病気が多く、よく病院通いをしていました。2015年4月、食欲がなくなり血液検査を受けたところ、血液の病気だろうと言われました。全身麻酔のリスクを考え、骨髄検査はあきらめ、症状に対処した治療を受けることに決めました。熱を出し、ご飯を食べなくなる度に、投薬や注射でなんとか乗り越え、比較的穏やかに生活していましたが…昨年8月、ついに抗生剤が利かなくなり、水分補給の点滴と強制給餌が始まりました。2か月弱(病気がわかってから1年5カ月)の闘病後、家族に見守られる中、息を引き取りました。血液の病気だろうと言われた時、念のため他の病院にも行きました(結果は同じ)。どの病院にかかるか、治療はどこまでするのか、ネットで調べまくり、家人ともよく話し合って決めました。決めたつもりでした。でも、にゃんこ2号が亡くなった後、“本当にこれで良かったんだろうか。もっと違うやり方があったんじゃないか”と、後悔ばかりが頭に浮かびました。寂しさと後悔が入り混じって、辛い日を送っていた時、「生をまっとうして死んでいくことは悲しむべきことでは決してなく、むしろ美しいことだと信じています」という筆者の言葉に触れ、少し救われた気がしました。この本には、愛猫の健康を維持し、どのように最期を看取るべきかについてが詳しく書かれています。「大切なのは“苦渋の決断”ではなく、“考えた末の最善と信じる決断”」とあります。『「若い人には若い人なりの死生観が、高齢者には高齢者なりの死生観」があり、正解などない』とあるように、どんな選択をするかは飼い主さん次第です。病気や病院についてよく調べ、どうするのが猫にとって一番良いのか考えること、そして、決めたらそれがベストな選択だったと信じることが大事なんだろうと思います。現在19歳のにゃんこ1号は、甲状腺機能亢進症で投薬中です。年齢的に別れの日が来るのは、そう遠くないだろうと覚悟しています。その時、“考えた末の最善と信じる決断”をしてきたんだと納得できるかわかりません。自分の性格上、多分にゃんこ2号の時と同じように後悔するんだろうと思いますが…ただ、最期を恐れるより、にゃんこ1号と過ごせる日々に感謝して、目一杯可愛がって過ごそうと思っています。【内容情報】(「BOOK」データベースより)いつか必ずやってくる「その日」のために。ペットフードや獣医学の進歩、室内飼いの普及により猫の寿命が飛躍的にのびた今、我々はどのように老いた猫の幸せと健康を維持しどのように最期を迎えるべきなのかー【目次】(「BOOK」データベースより)1 猫の一生を考える(猫が長生きする時代、ゆえに猫は老いを迎える/猫を飼うことは猫の一生を見届けること ほか)/2 コミュニケーションと絆を不動のものに(老猫と接するときの心構えとは/老猫の気持ちを考える ほか)/3 老猫の毎日の世話と環境づくり(なぜシニア用フードが必要なのか/老猫に食事を与えるときの工夫 ほか)/4 健康チェックとかかりやすい病気(健康チェックを欠かさない/老猫のワクチン接種と不妊手術 ほか)/5 最期の看取り方(いずれ最期の日が来ることを念頭におく/飼い主としての姿勢を決める ほか)
2017年01月31日
前回、“閨房の心得”とやらを学んだ唯ちゃん。いよいよかっ? いよいよだねっ! と誰もが(若君含む)、期待していたに違いない!でも、そうそう上手くはいかないのです…宗熊からの書状を読んだ若君が、「宗鶴のうつけが!!」と叫んでいました。あの若君がここまで言うんだから、何かとんでもないことがあったんでしょう。ここから先、ネタばれです。書状の内容はこちら。「忠清殿 !!大変なことになってしまいました。先日 清州より相賀一成と申す織田の武将が 父宗鶴の元へやって参りまして 当家より羽木を攻めるなら 織田軍の兵三万 鉄砲三千丁をもって加勢いたす と申し出て参りました。其や遠藤らが懸命に諌めたのですが 父はこの密約を結んでしまいました。こういうわけで我らの約定を破ることと相成りまして 誠に申しわけございません」けっ! 宗鶴がバ○なら、宗熊もフヌ○だね。諌め方が足りんっ!! ここで織田が出てきましたか… 織田といえば鉄砲隊… やっかいですね…若君はどうするんだろ…兄・成之を呼びにやり、自分は出立の支度をする若君…やってきた成之に、例の書状を見せます。それを読んだ成之は、「これは… 羽木と高山を争わせ 漁夫の利を得んとする織田方の策略に違いござらぬ かような事もわからぬとは 宗鶴め なんと愚かな」意地悪そうな顔してるけど、ちゃんと考えてるんだね、成之さん。若君もそこは理解していて、「宗鶴にとっては織田も天下もどうでもよいこと あるのはただこの羽木家を倒すこと 羽木忠高に勝つこと それのみじゃ」と言ってます。人の上に立つ人間が、こんな狭い了見ではいけませんね。せっかく若君が、羽木と高山、松丸、野上四家の同盟にこぎつけたというのに…きぃ~~、宗鶴の大バ○!!「それにしても やはり織田信長 この同盟 どこを突けば容易に崩れるかよう知っておるわ」って…まぁね、若君がそう言うのも無理ないと思いますけどね…若君だってわかっていたんだから、さすがですよ。。。(それに織田信長! あんたの子孫は、肝心な時に靴紐が切れたり、ザヤックルールは無視するし、よく泣くし、とんでもなかったよ! まぁ、現役引退後は高感度上がったけどね… さり気に応援してるけどね…)「して如何なさるご所存か?」と成之に問われ、「そのことでお呼び立ていたした この儀 他の者にはまだ内密に」」と答える若君。今回のことで、真っ先に成之を呼び出すくらい、成之を信頼しているんですね。成之も以前とは全く違うし、兄弟で力を合わせて、なんとかこの窮地を乗り切っていただきたいものです。さて、寝ている途中で目が覚めた唯ちゃん。そこへおふくろ様がやってきて、若君様の急なお越しを伝えます。若君が「婚礼までには必ず戻る」と言って小垣へ向かったことを知った唯ちゃんは、「何かあった!! 絶対変じゃん!!」と後を追います。若君(と従者)は馬なんで、普通なら追いつくのは無理なんだけどね…さすが唯ちゃんというべきか、やっぱりマンガだからなのか、追いついちゃうんですわ、これが…若君は「唯 如何した?」なーんてすっとぼけ、「大事ない ちと小垣の様子を見に行くだけじゃ」「唯は屋敷で大人しゅう閨房のことなど…」とごまかそうとしますが、唯ちゃんも負けていませんでした。「何か大変なことが起こったんでしょ? そしてまーた自分ひとりで何とかしようと思ってるんでしょ? 若君ってそーゆーとこありますよね!」若君は、「あー すまぬ」って一応謝ってましたけど…若君から宗鶴の書状の話を聞いた唯ちゃんは、また高山軍が攻めてくるのかと案じます。が、若君が言うには、名目上は羽木と高山の戦ですが、実際、敵は織田の大軍なのです。それを聞いた唯ちゃんは、かつて歴史の先生(名前失念しました…)が言ったことを思い出します。「確かに武力では羽木の方が上だったが どうして高山に負けたのか長年研究しているが よくわからないんだ」戦った相手が織田の大軍だったとしたら、羽木が滅ぼされたのも納得できます。唯ちゃんは、“やっぱり歴史は変えられない?”と愕然とします。若君も「歴史は変えられぬのかもしれぬの」って言っちゃうし…ここで諦めちゃったら、せっかくの閨房の心得が無駄になっちゃうでしょっ!!若君もそう思ったのか(いや、違うだろう…)、「だが まだわしにはできる事はある」って…!なんとしても戦にならないように考えているんですね、若君は。まず小垣へ行って、秀政さんに、「城を捨てることになっても戦わないように」説くつもりなのです。「人は家名や城のために死んではならぬ たとえ羽木家が滅びることになっても 皆の命を守ることができれば わしは負けたとは思わぬ わしは一人も死なせぬと決めたぞ そのためにあらんかぎりの力を尽くす所存じゃ」現代で過ごしたことで、若君はこう考えるようになったんですね。皆の命の中に、自分の命も含まれていることを忘れないでほしいです…一緒に小垣に行くと言い張る唯ちゃんに、若君は頼みごとをします。それは、高山の裏切りを知った殿や重臣たちが出兵しようとしたら、その時は若君の存念を明かして皆を止めてほしいというもの。走ってついて行きたいけど、若君の気持ちを考えたら、自分も手助けしないと!!「宗鶴のクソハゲがぁ!!」と泣きながら、今来た道を戻る唯ちゃんなのでした…4月号(2月28日発売)へ続きます。あー、やっぱりね…結婚話が順調に進み過ぎると思ったんだよね…高山のクソハゲなんて、若君の敵じゃないのよ。でも、織田が出てくるとそうも言っていられないし…現代で調べた(であろう)知識を総動員して、なんとか乗り切ってくれ~~! 若君お願い!
2017年01月28日
コレットは死ぬことにした 6 [ 幸村アルト ]5巻巻末の予告に、“気持ちを自覚したハデスさまが、攻めて攻めて攻めまくる!”とあったので、この6巻は一体どうなっちゃうんだろうとドッキドキでございました。5巻のハデス様があまりにも攻め攻めだったので、神様としてあるまじきことをなさってしまうのではないか、心配で心配で… (表紙も妙に色っぽいし…)ここから6巻ネタばれです。ディオニュソスさまの宴会から戻り、「また明日」と別れたハデス様とコレット。村に蔓延していた風邪は無事終息しまして、唐突ですが、タン兄ちゃんが村にいてくれる間に、コレットはちょいと旅に出ることになりました。先生の診療所に残っているマリー姉ちゃんに会いに里帰りです。それを聞きつけた村の人たちが送別会を開いてくれることになり、捕獲されたコレットは、ハデス様に会いにいくことができません。「また明日」と言ったのは昨日のことなのに…心の中でハデス様に謝るコレット…その頃のハデス様は律義にコレットが来るのを待っていたのでした…翌日、元気よく出発したコレット。山向こうの街に着いたコレットは、そこで一人の女性と出会います。買い物途中で侍女とはぐれたというその人は、ひとりで人里を歩いたことがないというやんごとない系の方みたい。粗相があっては大変!と街の人たちはそそくさと立ち去ってしまい、残されたコレットは仕方なくその人を保護する羽目になってしまいます。一緒に雨宿りして、お弁当を分けてあげて、お茶をいれてあげて…実はその人、ハデス様のお姉さんで豊穣の女神・デメテル様だったのです。コレットは自分は薬師だと言いますが、天然デメテル様は「クスシ」という名前だと勘違い。お義姉さんに会いに行くというコレットに、「私も会いたい弟がいるんだけど」と話し始めたデメテル様。お互いの素性を知らないまま、ハデス様の話題で盛り上がってました!別れ際、「どうもありがとう もしあなたが何か困ったときは助けてあげたいわ」とデメテル様は言っていたけど、近い将来助けてもらうことになるかもしれませんね、もちろんハデス様絡みで!!さぁ、そろそろ日没という頃、コレットは井戸を見つけます。“ハデス様もしかして待ってたかな…?”と気になるコレット。旅に出たことも伝えていないし… ってわけで、そこの井戸へドボン…そのまま冥府へ。(どこの井戸からも冥府直通なんですね~ 便利だわ~~ それともコレット限定なのかな?)「昨夜ハデス様は待っていらしたわい」とガイコツに教えられたコレットは、約束をすっぽかしたことを謝るのです、土下座して…!!神様を待たせるなんてすっごく不敬なんだけど、今のハデス様だとこうなっちゃうんだよなぁ。「 お前を想いながら眠るのは そう悪くなかった」はいはいはい… 胸やけしそうなので、このへんで勘弁していただけたらと…女の子の一人旅は危険なので、コレットは隊商を見つけて一緒に旅をしています。そして今日もハデス様が待つ冥府へGO!でもきっと疲れていたんでしょうね。ハデス様がお仕事から戻ってきても、ぐーぐー寝こけておりました。アスポデロスにいるコレットの先生から、“コレットは寝ている時に耳をつままれると笑う”と聞いていたハデス様は、さっそく確かめてみることに。そうしたら…こうなった…“可愛い”というから、もっと違うのを想像していたんでしょうね… 残念!でも、こんなコレットでもハデス様にとっては“可愛い”のです。耳をつままれても起きなかったコレットは朝まで寝続け、起きた時には足が痛くて痛くて歩くのも一苦労。足がボロボロになっていました。ハデス様に「今日は歩けんだろう このまま冥府にいたらどうだ」と言われ、旅はしばしお休みです。怪我をしたコレットのお世話をしてくれたのは、針子のハリー。それはもう甲斐甲斐しく看病してくれるのです。そのお陰で、夕食の支度を手伝えるくらい良くなりました。そして、ハデス様はいつも一人で食事をしていると聞き、それなら!と、皆で一緒に食事をする流れになりました。和気あいあいとした食事風景。コレットがぽろっと「冥府は明るくていいなあ」とつぶやいたら、ハデス様“おや”って顔しましたね。天界の者たちが敬遠して近寄らない冥府を、「明るくていい」と言ってくれるのはコレットくらいですからね。それがよっぽど嬉しかったんでしょう。コレットをお姫様抱っこして、客間へ連れて帰ってくれましたよ!(嬉しかったのもあるけど、ただ抱っこしたかったのかもしれない…)コレットをベッドに寝かせて、ご自分は脇に座ってそのうち寝落ち…そのうえ寝ぼけて、犬と間違えて(ホントかな~?)コレットに抱きついちゃった!「ケル あ ちがう ベロか…」って、おーい!!!ドギマギしていたコレットも、ハデス様の寝顔を見ながら夢の世界へ!!くぅぅ~~、幸せそうな夢見ちゃって!コレットが目を覚ました時、ハデス様は既に起きていて、お着替え中。なんとなく気まずい空気が流れ、ハデス様がぼそっと「…よく覚えていないのだが すまん」。そ・し・て・・・・ハデス様は、家来たちとコレットがいた夢を見ていたそうですが、コレットも、ハデス様とガイコツたちがいた夢を見ていたんです!!んまぁ!夢の中まで一緒とは!!幸せだなぁ~~ハデス様が“攻めて攻めて攻めまく”ったかどうかはわからんが、ほのぼのと幸せそうなお二人でございました。く、くやしいっ!!この他、イタン兄さんが村の可愛い女の子(10歳くらい)に告白されるお話と、番外編が2本収録されています。イタン兄ちゃんの話は、正直興味がありません(すまんです)。番外編は、ガイコツたちが“どんだけハデス様が好きなのよ”といやでもわかるお話です。ハデス様のために、日々のお仕事に精進するガイコツたち。その仕事ぶりをハデス様に褒められ、ずーっとハデス様にお仕えしようと決意を新たにします。“褒めて伸ばす”のがハデス様流なのね。もう一つの番外編は、ハデス様がゼウス様(猫)に嫉妬するお話。猫になって、コレットの膝の上でゴロゴロ喉を鳴らしているゼウス様を見て、まったくもって面白くないハデス様。コレットにちゅうしようとしたゼウス様の首をひっつかんで、闇の中へぶん投げちゃいました。消えゆくゼウス様を案じるコレットに向かって、「放っておけ どうせ死なん」と冷たい一言…その後、「もし私が猫になったらお前は私を抱いてくれるのか?」ですって!!コレットは頭の中が大爆発。でもしっかりハデス様を猫変換します。そして、ゴロゴロする姿を想像したらもう堪らん!「…だっこします」「そうか ならいい だがあいつにはするな」(クギをさすのは忘れないppp)それをこっそり見ていたカロンは“コレットわかってないなァ ニブイ~~~”と嘆くのでした…旅の行方が気になる(私は二人の行方が気になる)7巻は、2017年初夏発売予定です!!【内容情報】(出版社より)ついにコレットへの気持ちを自覚したハデス様!さあ、どう動く…!?しかしその矢先、コレットは自分の育った診療所に里帰りの旅に出ることに!?人気絶好調神話ロマンス・恋と成長の第6巻!!2017年1月刊。
2017年01月25日
寒いです日中でも最高気温は零下です。こんな日はコタツでみかん&読書ですね。2月発売予定コミック一覧はこちら。02/20 白泉社 それでも世界は美しい 15 椎名 橙 463円(税込)うーむ… お楽しみが少ない…
2017年01月14日
黒伯爵は星を愛でる 7 [ 音久無 ]黒薔薇城からエスターが戻り、婚約も発表して、天にも昇る気持ちのレオン。舞踏会への招待状がたくさん届き、エスターを好奇の目に曝したくない気持ちと、皆に見せびらかしたい気持ちとの間で揺れ動いています(はいはい、勝手にやってて!)。でも、おちゃらけMAXのレオンでも締めるところは締めるようでして、エスターに護身用の聖水と銀製の短剣を渡すことは忘れません。エスターが社交界の空気にも慣れてきた頃…やっぱり出ました、意地悪ねえさんたち…陰口・嘲笑は当たり前、ターナー侯爵令嬢って人に至っては、エスターの髪の毛に飲み物をひっかける荒技を繰り出した。エスターがいじめられてるのを知ったレベッカが、“これも社交界の通過儀礼だ 負けるなよエスター”て独り言ちてましたけど、怖い世界だわ。でも、もっと怖いものが待ち受けていました!ゴドフリー(すっかり忘れていた… エスターに懸想していた人ですね)とエリザベス(知らない… こっちはレオン担)が良からぬことを考えていまして。。。手紙でエスターを呼び出し、ゴドフリーと一緒にいるところを浮気だぁぁーとスクープしよう!という魂胆です。しかし、実際エスターが手にした手紙は偽物。ゴドフリーとターナー侯爵令嬢を人質にしてエスターを呼び出したのは、吸血鬼でした。今までの憎めない吸血鬼さんたちとは違い、今度のはイっちゃってる!レオンから渡された聖水をぶっかけ、吸血鬼がひるんだ隙に逃げたしたエスターたち。追い詰められたエスターを助けに来たのは、やっぱりレオン!んもう~~、デレデレしているだけじゃなかったんだね~~レオン:「…何故手紙を渡されてすぐ俺たちに言わなかった」エスター:「誰かに言えばおふたりの命が…」レオン:「あなたには自分の命の法を優先して貰いたいのだがな」エスター:「それはできません 私はあなたの…吸血鬼ハンターの妻になるのですから」…ここまで長かったね、よく頑張った、レオン。。。(涙)さて、幸せいっぱいのレオンはノアと一緒にスコットランドへ行くことになりました。今回の旅の目的は、エスターの本当の父親ギルモア侯爵に会うこと。なので、エスターはお留守番です。エスターはこっそり後をつけ、レオンに見つかり追い返され…ですが、ギルモア侯爵の秘書・アーサーの助け(?)で、レオンと同じ汽車に乗り込むことになります。結果、エスターはレオンと合流、同じホテルに泊まることになったまではいいんですけど、エスターが寝ている間にレオンは出発してしまい、またまた置いてきぼり…さて、ここでエヴァが登場します(レオンに目をつぶされた吸血鬼ですよ)。エスター(&レオン)を守るようにとのクリスさまの命令で、ギルモアの城へ送り届けるまでの護衛をすることになりました。その昔、吸血鬼の間には人間と共存するべきか否かの論争があって、それによって吸血鬼はふたつに分裂してしまったそうです。ひとつは、もともとの王であるクリスさまが率いる共存肯定派、もうひとつはクリスさまに異を唱えた共存否定派。否定派を率いているのがギルモア侯爵なのです。エヴァから話を聞いたエスターは、鬱陶しがられても嫌われてもレオンについて行こうと決めます。ここから先は次巻で。。。番外編は、レベッカとゲイリーのお話。(恋愛にとんと疎いエスターでさえもわかるのに)自分の気持ちにまったく気付かないレベッカと、レベッカの気持ちを知っていて面白がっている、でもレベッカに近づく男どもを悉く排除しているゲイリーの、勝手にやってくださいラブストーリーです。【内容情報】(出版社より)ついに社交界に発表された、レオンとエスターの婚約!しかし、レオンへの恋慕を止められない令嬢もおり、エスターに対し手厳しい対応も…。ある舞踏会で、差出人不明の手紙で呼び出されたエスター。しかしそれは令嬢の嫌がらせではないようで…!?侯爵令嬢となったエスターが迎える新展開!ハーフ吸血鬼のシンデレラストーリー、第7巻!2016年11月刊。
2017年01月11日
以前読んだ本の中に、「能面は見せる角度で様々な感情を表現している」というようなことが書かれていました。その時は特に気にも留めなかったのですが、このマンガを読んでいると“なるほど!”と思うこと頻り。目の中にお星様キラキラが定番の少女マンガで、主人公の女の子に能面をつけさせるという暴挙(?)に出た、そのチャレンジ精神にまず拍手を送りたいです。「3歳を超えると女の子は能面をつけなければならない」という、わけわからん家に生まれた花子さん。高校生になった現在まで、ずーっと能面をつけて生活しています。夏の暑さにも負けず(顔が蒸れちゃうんです…)、視界の悪さにも負けず(足元は良く見えるみたいです…)、人々に怖がられても距離を置かれても負けない(気にしない)花子さんのマイペースっぷりが気持ち良かったりします。ちょっと不気味な能面が時にはすっごく可愛く見えるのも、花子さんの内面がキュートだから。幼馴染みの花子さんに長い間片思い中のけんちゃん(ワンコ系イケメン)、花子さんとの結婚を目論む能楽師の三郎さん(変態系イケメン)などなど、周りを固める人達も、花子さんに負けないくらいキュート&天然です。3巻は、恋あり…(?) 能面あり… 水着あり!!!!能面女子花子さんのナイスなバディが見られる!(かもしれない)2017年夏頃発売予定! 乞うご期待!!※表紙のカバーをぺろっとめくって見てください。 一冊で二度楽しめます。能面女子の花子さん [ 織田涼 ]【内容情報】(出版社より)家庭の事情で能面をつけて生活する女子高生・花子さん。見かけはホラー、中身はキュートな花子さんのスクールライフは、恋あり、友情あり、能面あり!!まわりの視線もなんのその! 能面女子の青春コメディ!! 能面女子の花子さん(2) [ 織田 涼 ]【内容情報】(出版社より)能面をつけて生きる女子高生・花子さん。のほほんと過ごす花子さんですが、彼女をめぐる妄想、そして恋心はヒートアップ!花子さんの意外な一面も明らかになって…!?能面女子の青春コメディ第2巻!!
2017年01月10日
コレットは死ぬことにした 5 [ 幸村アルト ]あれれ?? ハデスさまって無口じゃなかった?… 最近のハデスさま、もしかして中身別の人になってる?…と思ってしまうくらいやってくれます! 攻めてます!!そんなハデスさまは嫌いじゃあない!以下ちょろっとネタばれあります。長い夏と秋が終わって、コレットの住む村に冬がやってきました。そうなると増えるのが風邪の患者さんですね。冥府へ行こうと井戸へ向かったコレットの目の前に、くしゃみ連発の男の人が。患者さん?と思う間もなく、その人井戸へ落ちちゃいました…そのまま冥府へ直行です。後を追ってコレットも冥府へ。そこにいたのはハデスさまと酒神・ディオニュソス!風邪ひきさんは神さまだったんですね(神さまも風邪ひくのね… そういえばハデスさまも熱出してたな…)。ハデスさまは天界でアポロンに診てもらうように言いますが、ディオニュソスさまは駄々をこねるし、かといってコレットの診療所は患者さんで満床なんです。もう冥府にいるしかないんですが、ディオニュソスさまは「変なガイコツが喋ってるし 暗いし こんな朝だか昼だか夜だかわかんないとこなんて 頭がおかしくなる…っ」なんて暴言をはきつつ寝落ちしちゃいます。ハデスさま、静かにお怒りモード…冥府を悪く言われるのはイヤだと、コレットは奮起しますが…結局のところ、ディオニュソスさまにも冥府の素晴らしさ(?)を理解してもらえて、「よかったね!!」となるわけです。酒神・ディオニュソスさまは母親が人間だからか、地上を放浪するのが楽しいみたいですが、年を取らないからずっと同じところにいられません。人を好きになればなるほど一緒に生きてゆけないことが辛くなってしまうのです。そんなディオニュソスさまがハデスさまに聞きます。 “割り切ってつきあわないと 一緒に生きてゆけないことが辛くなる ハデスさまはどっち?”そう問われたハデスさま、“私は… わからぬ わからぬ…”せっかく出てきたディオニュソスさまには申し訳ないけど、この巻の山場はここじゃないのよっ!!ハデスさまとコレットの間に流れる空気にぴーんと来たディオニュソスさまは、「3人で飲もう 俺の快気祝いをします」宣言をします。日時はあさって!仕事に忙殺されているハデスさま&コレットは、初めは行かないつもりでした。が、やっぱり二人で過ごしたい(いやいやディオニュソスさまもいますよ)気持ちには勝てなかった!ハデスさまったら、コレットに向かって「月夜にお前を一人占めする」とまで言い出した!攻めるなぁ… 今までのハデスさまだったら、絶対言わないだろうに…さぁ、宴会ですっ! ハデスさまはコレットを一人占めできるのかっ!?ガイコツのハリーが作ってくれた服(なんとハデスさまとお揃いじゃー)を着て、おめかししたコレットが着いた先は…3人だけの宴会のはずが、なんと女神たちもわんさか参加している大宴会になってました。その中に、な~んかハデスさまと親しげな女神さまが…「ハデス様 私も…お久しぶりですわ」「あぁ」「まぁ 嬉しい 覚えてて下さったのね」「まあな」「あの時は楽しかったですわ」何者よっ? あの時ってどの時よっ?慎ましやかな雰囲気が余計癪に障るっハデスさまに群がってくる女神たちも邪魔だっ可哀そうに… コレットも“ハデス様の隣 取られちゃうかも”って思ってるよ。そこで攻めてるハデスさまが行動を起こしたっ!!コレットを横だっこして すとんとお膝に乗せて、言い放ちました。「いい加減邪魔をしないでもらいたい 今宵私の目にはこの娘しか映らぬ」…わぉ!!「お前を不安にさせたな すまん お前が知らない私はある けれど お前しか知らない私もある」あ… コレットやられた…二人のいちゃこらに女神たちもやられてる…カラオケ大会が始まって、カオスと化した宴会を抜け出したお二人は、柊ちゃんに会いに行った後、あのスイセンを見に行くことになりました。二人きりなのをいいことに、んまぁ、甘々な世界を作ってますよ…お酒が入っているせいか、はたまた地なのか、ハデスさま別人ですよ…コレットはコレットで、ハデスさまの腕の中で寝こけてしまうし…(でもそこはコレットさん、イビキはかくし、寝返りはするしで無防備っていうより無敵です)寝ているコレットに「お前が好きだ」と言うハデスさま…そういうことは起きている時に言わなくちゃね!次巻では、気持ちを自覚したハデスさまが、攻めて攻めて攻めまくるそうです!!6巻の発売は2017年初冬! 楽しみだ~~!【内容情報】(出版社より)季節は冬…コレットは風邪ひきの酒神・ディオニュソス様と出会い!?そしてハデス様がワインに酔って(?)ひざ抱っこにハグに…とにかく攻めまくる! 天界宴会編も大盛り上がりの第5巻!2016年9月刊。
2017年01月09日
拙い過疎ブログですが、今年もよろしくお願い致します。さぁ、2017年が始まりましたね!本を読んでは「あれ?この本前に読んだことある?」というボケボケ状態をなんとか防止せねば!!と、読書記録としてブログを書き始めましたが、最初と比べると更新回数が激減しております…決して本(マンガ含む)を読んでいないわけではないのです。今までと同じようなペースで読んでいますが、PCに向う時間が少なくなってしまいました。この数年でたまりにたまった下書きがなんと47件!!これじゃ、記録にもなりゃしない!!差し当たり、下書きを0件にするのが目標であります。
2017年01月01日
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