星とカワセミ好きのブログ

2021.05.16
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「南沙織がいたころ/永井良和/朝日新書」を読むと、1971年の大晦日に、南沙織さんがTBSの日本レコード大賞、NHKの紅白歌合戦に出場した時のことが書いてあります。

南沙織さんは帝国劇場のレコード大賞に出場した後、すぐに東京宝塚劇場に移動して紅白歌合戦の紅組一番手で「17才」を歌いました。
上記本P77~78には、「オール読物 2006年4月号」の対談記事(南沙織さんと作家の三田完さん)が紹介されています。

南沙織さんは帝国劇場から東京宝塚劇場まで、パトカーの先導で急いで移動したそうです。紅白歌合戦ではトップバッターで、宝塚劇場の大階段を降りながら登場するのですが、イントロが三小節しかなく、階段が急でした。沙織さんは目が悪くで階段が良く見えず、ハイヒールを履いてミニスカートだったので大変だったそうです。あまりアガるほうではないのに、その時は階段のところですでにアガってしまい、心細くて間奏のときに思わず後ろを振り向いてしまったそうです。
歌い終わると疲れ切ってしまい、楽屋で寝てしまいました。紅白では新人は自分の歌が終わったら、着替えて応援に行かなければいけなかったのに眠ってしまい、いったいどこに行ったんだと大騒ぎになってしまって、これでもう来年の紅白出場はないなと思ったと書いてあります。

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南沙織さん。1971年帝国劇場 日本レコード大賞に出演し「17才」を歌う。


↑ 南沙織さん「17才 作詩:有馬三恵子、作曲:筒美京平、編曲:筒美京平」。








































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↑ 「紅白歌合戦ウラ話/合田道人/全音楽譜出版社」


↑ P99。第22回(1971年紅白歌合戦)。


↑ 南沙織さんが初出場。紅組のトップバッターで「17才」を歌った。





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最終更新日  2021.05.26 04:49:36
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