星とカワセミ好きのブログ

2021.06.04
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カテゴリ: 美術 / Art
2021年6月3日、東京ステーションギャラリーで「昭和のキャバレー王が愛した絵画 コレクター福富太郎の眼」のコレクションを見ました。

コレクターの福富太郎氏(1931-2018)ですが、パンフレットに次の紹介があります。

「1964年の東京オリンピック景気を背景に、全国に44店舗にものぼるキャバレーを展開し、キャバレー王の異名をとった実業家です。その一方で、父親の影響で少年期に興味をもった美術品蒐集に熱中し、コレクター人生も華やかに展開させました。念願だった鏑木清方の作品を手はじめに蒐集をスタートさせますが、著名な作家の作品だけでなく、美術史の流れに沿わない未評価の画家の作品であっても、自らが良質であると信じれば求め、蒐集内容の幅を広げていきます。さらには、それに関連する資料や情報も集めて対象への理解を深め、美術に関する分泌も積極的に行いました。その結果、近代作家を再評価する際や、時代をふりかえる展覧会において欠かせない重要な作品を数多く収蔵することになったのです。」

鏑木清方氏は、長らく行方不明になっていた自分の作品である「薄雪」を、福富太郎氏がコレクションとして保管していたことを知って大変喜び、自分の個展への出品を依頼したり、自分の部屋に飾りたいので、自分の絵を福富氏から借りたりしたそうです。


↑ コレクター福富太郎の眼。
絵は鏑木清方「薄雪」。



↑ コレクター福富太郎の眼。
絵は北野恒富「道行」。



↑ 2021年4月17日(土)朝日新聞朝刊。




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↑ 東京駅。





↑ 東京駅の「東京ステーションギャラリー入口」。











↑ 東京ステーションギャラリーの窓から見た景色。


↑ 東京パラリンピックまでの残り時間。





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最終更新日  2021.06.11 04:36:38
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