星とカワセミ好きのブログ

2021.06.19
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カテゴリ: 河合奈保子さん
作詞家の伊藤アキラさんが2021年5月15日、80歳で亡くなられました。

石野真子さんに提供された詞で有名な曲は「春ラ!ラ!ラ! 作詞:伊藤アキラ、作曲:森田公一、編曲:竜崎孝路)」があります。河合奈保子さんには「新世紀」、「青い視線」、「愛してます」、「愛をください」、「夏はSEXY」、「ペパーミント・サマー」など多くの詞を書かれました。

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河合奈保子さんがオーディションの決勝大会で、石野真子さんの「春ラ!ラ!ラ!」を歌い、見事優勝して歌手の道を進まれたのは有名な話ですが、「夢・17歳・愛 心をこめて奈保子より/河合奈保子/ワニブックス/1981年3月1日発行」のP17~22に『奈保子を変えた日』として記載がありますので、下記紹介します。

1979年12月9日、河合奈保子さんは妹さんと「ヒデキとこず恵の楽しいデート」というラジオ番組をたまたま聴いており、芸映主催の「HIDEKIの弟・妹募集オーディション」の紹介があり、詳しくは月刊明星と週刊セブンティーンに掲載されている事を知りました。
すぐに本屋に行き、月刊明星を買った奈保子さんですが、翌日の12月10日が締め切りということが分かり、その日のうちにピアノの弾き語りで「オリビアを聞きながら」をテープに吹き込み、応募しました。

書類審査に合格して、大阪地区予選に進むことになりました。父親に話すと、笑いながら「どうせ受かりっこないよ」と言って会場まで一緒に行ってくれることになりました。
1980年2月10日、阪急ファイブの大阪地区予選で、河合奈保子さんは石野真子さんの「春ラ!ラ!ラ!」を歌い、合格して東京決勝大会に行くことが決まりました。


本のP19には、「大阪予選に通ったもうひとりの子と、『だれが優勝するのかな』、『きっとあの子だョ』なんてその時はまだ大阪弁で話してお弁当をたべたりしました」と書いてあります。
(大阪予選で合格したもう一人の人は、小林千絵さんです。東京決勝では河合奈保子さんが優勝されますが、小林千絵さんは1983年にヤマハから歌手としてデビューされます。私が好きな歌は「いつも片思い 作詞・作曲:藤田久美子、編曲:大村雅朗」で、サビのメロディラインがお気に入りです。「水色のカチューシャ 作詞・作曲:谷山浩子、編曲:武部聡志」も良いです。)

P20~21に、奈保子さんが「春ラ!ラ!ラ!」を決勝で歌う事が書いてあります。
「そして、とうとう私の番です。
ステージに上がった時の気持ち?  なんて言ったらいいのかな、もう、ギョッとして、ビックリして、私の方からは真っ暗で客席なんか何も見えないんです。
『春ラ!ラ!ラ!』を歌ったんですけど、マイクを使って歌うのも初めてだったし、自分の声なんかぜんぜん聴こえなくて・・・・。
もうただ、一生けんめい歌って終わったという感じでした。
足がガタガタふるえて、それが客席からも見えるんじゃないかナって、歌い終わっておじぎをした時に、瞬間、そんなことを考えていました」

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河合奈保子さんはものまね番組の中で、石野真子さんのものまねとして「春ラ!ラ!ラ!」を歌いました。石野真子さんが奈保子さんの側で、サポートされました。素敵な二人が並ぶ、とても楽しい姿です。


↑ 河合奈保子さんが、石野真子さんの「春ラ!ラ!ラ!」を歌う。

















↑ 笑顔が素敵な石野真子さん。



















































































↑ 歌い終わり、深々とお辞儀する、礼儀正しい奈保子さん。






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↓「夢・17歳・愛 心をこめて奈保子より/河合奈保子/ワニブックス/1981年3月1日発行」





↑ P20~21。河合奈保子さんが中野サンプラザの決勝大会で、「春ラ!ラ!ラ!」を歌った事が書いてある部分。





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最終更新日  2021.07.18 10:47:48
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