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中華そば ¥650先の二杯で何となく『和歌山ラーメン』のどんぶりの底が見えたようで。もういっか的気分の中、一応3杯位食べておかんと感に苛まれる。仕方ないので、数多く存在する『車庫前系(しゃこまえけい)』の中でも、極太麺をウリにしている『かわせ』へ。確かに麺は太く固ゆで。食感は面白いものの、だから何?感が否めないのも事実。様々なラーメンを食してきたことを軽く後悔してしまう瞬間。トッピングは豚バラ&ねぎ。チープと言えば響き聞こえ悪いが、大衆的と言えばしっくり感。満足度 ★★★☆☆(3)たった3杯であるため、簡単に和歌山ラーメンを振り返ってみる。ことラーメンに関して言えば、「古き良き」という言葉は、時代遅れに他ならない。これは持論である。そして、和歌山にやってきて、この持論はより強固になった。例えば、和歌山ラーメンが一番!とのたまう輩は、東京で行列をなすラーメン店を食べたことはあるのだろうか。その店の一杯を、「いろいろ手を加えているが、やっぱシンプルが一番」などと一笑に付す輩もいるかもしれない。「中華そば原理主義者」に一言物申す暇(いとま)などないので、あえて相手などしない。ただ、言いたいのは、斜(はす)に構えるよりも昨今のラーメンの発展性にも目を向けてほしい。変わらなくていいものももちろんある。ただ、それがサボタージュと感じられてしまうレベルであれば、やはり努力すべき。こと和歌山ラーメンで言えば、『豚骨』と『醤油』縛りは、麻雀の二翻縛り(リャンシ)以上に心苦しい。次に和歌山に訪れる時には、これまでの和歌山ラーメンのあり方とは異なる、いわゆるネオ和歌山ラーメン系が存在していてほしいと願い、言及を終えたい。
2010.04.06
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中華そば ¥600和歌山県では絶対数の多い『車庫前系(しゃこまえけい)』のお店へ。『○京(まるきょう)』など、『○ホニャララ』的な名前のお店が多いのが和歌山市の特徴。『井出系(いでけい)』が『強豚骨の醤油ラーメン』であるのに対して、『車庫前系』と言えば、『強醤油タイプ』の豚骨ラーメンのこと。ざっくりとした系統分けであるが、これが言いえて妙。お味は、まあオーソドックスな醤油豚骨ラーメンということで。これまた予想を全く凌駕してくれないお味。昔から変わらない親しんだお味という言い方もある。捉え方は、それこそ人それぞれだて。満足度 ★★★☆☆(3)
2010.04.05
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中華そば ¥600早すし ¥150『井出系』という言葉を知らずして、ラーメン好きを語るなかれ。と、かの言う私も、和歌山に参るということで復習した『井出系』という語彙。ざっくり言えば、その昔ラーメン日本一に輝いた『井出商店(いでしょうてん)』の流れを汲む『豚骨醤油ラーメン』を提供するお店を『井出系』と呼ぶ。長むさい説明はさておき、『井出系』の『正善(まさよし)』へ。ここ和歌山県では、ラーメン提供前に食べることが出来る『早すし』が有名。なんてことはない『鯖すし』。『井出系豚骨醤油』ラーメンも何のことはない。妄想を超えないレベル。であることも予想の範囲であったため落胆などないが、やっぱり感に苛(さいな)まれる。満足度 ★★☆☆☆(2.5)こうやって始まった『金山ラーメン部in和歌山 2010春』。部長、副部長、豚骨、隊長の4名の旅は続く…
2010.04.03
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