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☆植物観察のために遠出することもできないので、引き続きウォーキングコースの玉川上水緑道で見かけた植物を紹介します。ハンカチノキの花です。(2020年4月28日撮影)。☆ハンカチノキは、中国原産でミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木です。なお、APG分類体系では、ヌマミズキ科に分類されています。白く大きな2枚の花びらのように見えるのは、苞葉です。☆ハンカチノキの名は、花の形が白いハンカチをつるしたように見えることから名づけられましたが、白い布きれがたくさん垂れ下がっているように見えます。☆ハンカチノキについては、2019年4月3日の日記で詳しく紹介しました。◎花の形が白いハンカチをつるしたように見えるハンカチノキの花(2019年4月3日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190403/
2020.05.08
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☆植物観察のために遠出することもできないので、引き続きウォーキングコースの玉川上水緑道で見かけた植物を紹介します。キンランの花です。(2020年4月28日撮影)。☆ウォーキングコースの玉川上水は、フェンスがあるため、貴重な山野草が保護されています。キンランも、あちこちで観察することができます。☆キンラン(金蘭)の名は、金色(黄色、黄金色)の花を咲かせる蘭から。☆キンランについては、2018年8月14日の日記で詳しく紹介しました。◎「華やかな美人」という花言葉がふさわしいキンランの花(2018年8月14日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20180814/☆同じ日に、ギンランの花も見かけました。(2020年4月28日撮影)。☆ギンラン(銀蘭)の名は、キンラン(金蘭)に対して白い花が咲くことから名づけられました。☆ギンランについては、2018年8月15日の日記で詳しく紹介しました。◎「おとなしい貴婦人」という花言葉がふさわしいギンランの花(2018年8月15日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20180815/
2020.05.07
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☆ウォーキングコースである玉川上水緑道の新緑が魅力的な季節になりました。(2020年4月28日撮影)。☆植物観察のために遠出することもできないので、明日以降も引き続きウォーキングコースの玉川上水緑道で見かけた植物を紹介します。
2020.05.06
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。コバンソウの花です。(2020年4月21日撮影)。☆コバンソウは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、明治時代に観賞用として輸入されたものが野生化したイネ科コバンソウ属の1年草です。☆コバンソウ(小判草)の名は、小穂を小判に見立てたものです。別名のタワラムギ(俵麦)も、小穂を俵に見立てたものです。1カ月半程で実が黄金色になり、文字通りコバンソウ(小判草)になります。☆コバンソウの花のつくりなどについては、2017年5月25日の日記で詳しく紹介しました。◎コバンソウの花(2017年5月25日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20170525/
2020.05.05
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。オオアマナの花です。(2020年4月21日撮影)。☆オオアマナは、地中海沿岸原産のキジカクシ科オオアマナ属の多年草で、明治時代に観賞用に持ち込まれ、野生化しました。ウォーキングコース(玉川上水)のあちこちで、群落を作って咲いています。☆オオアマナの花期は4~5月で、散房状の総状花序に6~20個の花をつけます。☆6個の花被片(外側3個は萼片、内側3個は花弁)、雄蕊は6個で白い花糸の根元は幅広になっており王冠のように見えます。中央の雌蕊は、子房が6つに分かれているように見えます。☆オオアマナ(大甘菜)の名は、花がアマナに似ていて大きいことから。ただし、アマナと違い有毒植物なので注意が必要です。☆オオアマナの花言葉は、「潔白」「純粋」「無垢」「才能」などです。
2020.05.04
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。セリバヒエンソウの花です。(2020年4月21日撮影)。☆セリバヒエンソウは、中国原産の帰化植物で、明治時代に渡来し小石川植物園から逸出したキンポウゲ科ヒエンソウ属の1年草です。東京を中心に分布し、神奈川県や埼玉県でも観察されています。☆セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)の名は、葉が羽状に切れ込んで芹の葉に似ているヒエンソウ(飛燕草)です。ヒエンソウ(飛燕草)の名は、花の形が燕の飛ぶ姿に似ていることから名づけられました。☆セリバヒエンソウについては、2019年7月13日の日記で詳しく紹介しました。◎セリバヒエンソウの花(2019年7月13日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190713/
2020.05.03
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。チゴユリの花です。(2020年4月17日撮影)。☆チゴユリは、北海道から本州・四国・九州の山野の林内に生えるイヌサフラン科チゴユリ属の多年草です。☆チゴユリ(稚児百合)の名は、花が小さく可愛らしくチゴ(稚児)のようなユリ(百合)の花を咲かせることに由来します。☆チゴユリについては、2019年6月24日の日記で詳しく紹介しました。◎チゴユリの花(2019年6月24日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190624/
2020.05.02
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。ウォーキングコース(玉川上水)で1か所だけに咲くヤマブキソウの花です。(2020年4月16日撮影)。☆ヤマブキソウは、本州・四国・九州に分布し、山野の木陰の比較的明るいところに生えるケシ科ヤマブキソウ属の多年草です。☆ヤマブキソウ(山吹草)の名は、花がバラ科のヤマブキ(山吹)に似ていることから名づけられました。ヤマブキソウの花は4弁花で、バラ科のヤマブキは5弁花です。バラ科のヤマブキについては、昨日4月30日の日記で紹介しました。☆ヤマブキソウについては、2018年5月22日の日記で詳しく紹介しました。◎「すがすがしい明るさ」の花言葉がピッタリのヤマブキソウの花(2018年5月22日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20180522/
2020.05.01
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。ヤマブキの花です。ヤマブキの文字通り山吹色の花が鮮やかです。(2020年4月8日撮影)。☆ヤマブキは、5弁花で雄蕊は多数、雌蕊は5~8本あるそうです。☆ヤマブキは、北海道から九州の山地に分布するバラ科ヤマブキ属の落葉低木です。ヤマブキ(山吹)の名は、細長くしなやかな枝が風に揺れる様子から「山振(ヤマブキ)」とつけられ、それが「山吹」になったとのこと。「振(フキ)」は、「振る」の古語だそうです。
2020.04.30
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。ムラサキハナナの花です。(2020年4月8日撮影)。☆ムラサキハナナ(別名:オオアラセイトウ、ショカツサイ)は、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草です。越年草とは、秋に発芽し越冬し翌年に花が咲いて枯れる二年生植物のことです。ムラサキハナナの名前の通り、一面紫色です。☆ムラサキハナナ(紫花菜)の名は、文字通り紫の花が咲く菜から。オオアラセイトウ(大紫羅欄花)の名は、牧野富太郎博士が同じアブラナ科の園芸種ストックの和名「アラセイトウ(紫羅欄花)」に「大」を冠して名付けたとのこと。ショカツサイ(諸葛菜)の名は、諸葛孔明が広めたという伝説から。☆ムラサキハナナについては、2017年3月19日の日記で詳しく紹介しました。◎オオアラセイトウ(ショカツサイ、ムラサキハナナ)が一斉に咲き始めました(2017年3月19日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20170319/
2020.04.29
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。3月下旬から咲き始め、満開になったヒトリシズカの花です。(2020年4月8日撮影)。☆ヒトリシズカは、北海道から九州の山地の林内や草地に生えるセンリョウ科チャラン属の多年草です。ニリンソウは高尾山のほうが早く開花しましたが、ヒトリシズカはここ平地のウォーキングコース(玉川上水)のほうが2週間ほど早く開花しました。☆ヒトリシズカ(一人静)の名は、穂状花序が1本なので、花穂を2~3本以上出すフタリシズカ(二人静)との対比で名付けられたそうです。☆ヒトリシズカについては、2019年7月17日の日記で詳しく紹介しました。◎ヒトリシズカの花(2019年7月17日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190717/
2020.04.28
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。ニリンソウの花です。高尾山では、3月初めから咲き始めていましたので、平地なのに1カ月遅い開花です。(2020年4月8日撮影)。☆ニリンソウは、日本全土に分布するキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。☆ニリンソウ(二輪草)の名は、1本の茎に2つの花を咲かせることに由来します。なお、一輪や三輪のものもあります。☆ニリンソウについては、2019年4月14日の日記で詳しく紹介しました。◎ニリンソウの花(2019年4月14日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190414/
2020.04.27
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。トキワハゼの花です。(2020年4月8日撮影)。☆トキワハゼは、日本全土の道端や畑に生えるハエドクソウ科サギゴケ属の1年草です。トキワハゼ(常磐爆)の名は、トキワ(常磐)は葉が一年中あること、ハゼ(爆)は実が弾ける・爆ぜる(はぜる)のに由来します。☆トキワハゼについては、2019年1月30日の日記で詳しく紹介しました。◎飛び散った種がすぐに芽を出し一年中増えていくトキワハゼの花(2019年1月30日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190130/
2020.04.26
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。ツルジュウニヒトエの花です。(2020年4月8日撮影)。☆ツルジュウニヒトエ(別名:セイヨウジュウニヒトエ、アジュガ)は、北ヨーロッパ原産で野生化しているシソ科キランソウ属の多年草です。匍匐茎を伸ばして広がっていきます。☆ツルジュウニヒトエ(蔓十二単)の名は、蔓(匍匐茎) を伸ばして広がるジュウニヒトエ(十二単)です。ジュウニヒトエ(十二単)の名は、花穂に花が重なり合う様子を平安時代の貴族女性の正装である「十二単」に例えてつけられたといわれています。アジュガは、学名の属名です。
2020.04.25
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。道端で見かけたツタバウンランの花です。(2020年4月8日撮影)。☆ツタバウンランは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、北海道から本州の道ばたや住宅地の石垣のすき間などに生えているオオバコ科ツタバウンラン属の蔓性多年草です。大正時代に観賞用として渡来し、ロックガーデンなどに植えられたものが野生化したものです。ツタバウンラン(蔦葉海蘭)の名は、蔓性の蔦の葉のようなウンラン(海蘭)から。☆ツタバウンランについては、2019年2月6日の日記で詳しく紹介しました。◎葉が蔓性の蔦の葉のようなウンランの仲間のツタバウンランの花(2019年2月6日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190206/
2020.04.24
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。タツナミソウの花です。(2020年4月8日撮影)。☆タツナミソウは、シソ科タツナミソウ属の多年草です。種の特定は、できませんでした。タツナミソウ(立浪草)の名は、花が片側を向いて咲く様子を寄せる波に見立てたことに由来します。☆参考までに、高尾山で観察したコバノタツナミについては、2019年7月31日の日記で詳しく紹介しました。◎コバノタツナミの花(2019年7月31日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190731/
2020.04.23
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。シャガの花です。(2020年4月8日撮影)。☆シャガは、本州・四国・九州の湿った林などに生えるアヤメ科アヤメ属の多年草です。シャガ(射干、著莪)の名は、漢名の「射干」を音読みしたものですが、漢名で「射干(やかん)」は本来ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)のことで、葉が似ているので間違って付けられたらしいとのことです。☆シャガの花は、一見すると3種類が各3枚、合計9枚の花びらがあるように見えます。シャガについては、花のつくりなどを2017年6月12日の日記で詳しく紹介しましたので、参考にしてください。◎シャガの花。(2017年6月12日の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20170612/
2020.04.22
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。クヌギの花(雄花序)です。(2020年4月8日撮影)。☆クヌギは、本州(岩手県・山形県以南)・四国・九州に生えるブナ科コナラ属の落葉高木です。クヌギは雌雄同株・雌雄異花で、花期は4~5月で、葉の展開とともに花が咲きます。新枝の下部から、穂状の雄花序が多数垂れ下がります。雌花は、新枝の上部の葉腋に1~3個付きますが、小さく目立たないので確認できません。☆クヌギについては、2018年9月15日の日記で詳しく紹介しました。◎直径2センチほどの大型の球形の堅果をつけるコナラ属のクヌギ(2018年9月15日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20180915/☆こちらは、コナラの花(雄花序)です。コナラは、北海道から九州の日当たりの良い山野にふつうに生えるブナ科コナラ属の落葉高木です。☆コナラは雌雄同株・雌雄異花で、花期は4~5月です。枝先から垂れ下がる雄花序が目立ちます。雌花序は、枝の上部の葉腋に2~3個の花がつきますが、小さく目立たないので確認できません。☆コナラについては、2018年9月12日の日記で詳しく紹介しました。◎花期から半年後の秋には果実が熟すコナラ属のコナラ(2018年9月12日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20180912/
2020.04.21
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。クサボケの花です。(2020年4月8日撮影)。☆クサボケは、本州から四国・九州の日当たりの良い丘陵地から山地に自生するバラ科ボケ属の落葉小低木です。クサボケは日本の固有種で、学名はChaenomeles japonica(日本の木瓜)です。☆クサボケ(草木瓜)の名は、平安時代に中国から渡来したボケ(木瓜)より小型なので「草」ボケの名になりました。「ボケ(木瓜)」は、実が瓜に似ているので木になる瓜で「木瓜(もけ)」と呼ばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)した説と、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛した説があるそうです。
2020.04.20
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。キランソウの花です。(2020年4月8日撮影)。☆キランソウは、本州から九州の道端や山麓に生えるシソ科キランソウ属の多年草です。☆キランソウ(金瘡小草、金襴草)の名は、「キ」は紫を表す古語で「ラン」は藍色のことで、花の色に由来します。「金瘡小草」の名は、「金瘡」は切り傷のことで、切り傷に生葉汁を塗ると効果がある小さな草から。「金襴草」の名は、草むらに咲き広がる様子が織物の「金襴」の切れ端のように見えることからです。☆キランソウについては、2019年6月21日の日記で詳しく紹介しました。◎キランソウの花(2019年6月21日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190621/
2020.04.19
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。キュウリグサの花です。(2020年4月8日撮影)。☆キュウリグサは、日本全土の畑や道端に生えるムラサキ科キュウリグサ属の越年草です。☆キュウリグサの花は、見逃してしまうような直径約2ミリの小さな花です。5つに分かれる花冠は明るい空色で中心部は白く、花の中央の副花冠は黄色で5つに分かれて見える小さく清楚な花です。☆キュウリグサ(胡瓜草)の名は、葉をもむと野菜のキュウリのような香りがすることに由来するそうです。別名はタビラコ(田平子)で、下部の葉が広がる様子から名づけられたようです。
2020.04.18
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。カラスノエンドウです。(2020年4月8日撮影)。☆カラスノエンドウは、本州から沖縄の道端や野原など日当たりの良いところに普通に生えるマメ科ソラマメ属の越年草です。秋に芽を出して冬を越し、春になると成長して花を咲かせます。原産地はオリエントから地中海だそうです。☆カラスノエンドウ(烏野豌豆)の名は、マメが熟すと黒くなるのでカラスの名がつきました。「野豌豆」は中国での名称だそうです。「烏の豌豆」ではなく「烏野豌豆」です。
2020.04.17
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。オオジシバリの花です。(2020年4月8日撮影)。☆オオジシバリは、北海道から九州の道端などに生えるキク科ノニガナ属の多年草です。同じキク科ノニガナ属のジシバリの葉は丸型ですが、オオジシバリの葉はヘラ型で、全体的にジシバリよりも大型です。☆オオジシバリは、地面に走出枝を伸ばし、さらに節から根を出して広がっていきます。オオジシバリ(大地縛り)の名は、大きいジシバリで、密に地面を覆って「地面を縛る」ことから。
2020.04.16
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。ウラシマソウの花です。(2020年4月8日撮影)。☆ウラシマソウは、北海道(日高・渡島)、本州・四国・九州(佐賀県)の山野の木陰に生えるサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。☆ウラシマソウ(浦島草)の名は、肉穂花序の先端の付属体が細長く釣り糸状に伸び30~60センチにもなり、これを浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見立てたそうです。☆ウラシマソウについては、2018年12月24日の日記で詳しく紹介しました。◎肉穂花序の先端の付属体が細長く伸び浦島太郎の釣り竿の釣り糸に見立てたウラシマソウの花(2018年12月24日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20181224/
2020.04.15
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☆不要不急の外出を控えるようにという事態になりました。散歩や運動は自粛の必要がないということなので、ウォーキングコース(玉川上水)で見かけた植物を紹介します。アメリカスミレサイシンの花です。(2020年4月8日撮影)。☆アメリカスミレサイシンは、北アメリカ原産の外来種で、花が大きくてたくさん咲き、育てやすい園芸種なので広く栽培されており、それが野生化して、道端や畑などで広がってきています。☆アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)の名は、アメリカ原産のスミレサイシン(菫細辛)です。スミレサイシン(菫細辛)の名は、スミレで葉の形がウマノスズクサ科ウスバサイシン属のウスバサイシン(薄葉細辛)に似ていることに由来します。☆アメリカスミレサイシンについては、2019年5月21日の日記で詳しく紹介しました。◎アメリカスミレサイシンの花(2019年5月21日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190521/☆タチツボスミレも咲き続けています。☆タチツボスミレは、ウォーキングコース(玉川上水)では、最も多く観察できる山野草です。☆タチツボスミレについては、2019年4月12日の日記で詳しく紹介しました。◎タチツボスミレの花(2019年4月12日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190412/
2020.04.14
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。ミミガタテンナンショウの花です。(2020年4月3日撮影)。☆ミミガタテンナンショウは、東北地方南部(岩手県と宮城県の太平洋沿岸)と関東地方と山梨県の低山地、中部地方から四国、九州(大分県)に分布するサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。☆ミミガタテンナンショウ(耳型天南星)の名は、仏炎苞の口辺部が耳朶(みみたぶ)のように張り出していることと、「天南星」は中国で夜空に広がる星のことで葉が広がる形に由来するそうです。☆ミミガタテンナンショウについては、2019年5月29日の日記で詳しく紹介しました。◎ミミガタテンナンショウの花(2019年5月29日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190529/☆ミミガタテンナンショウに似たテンナンショウ属の花を見つけました。舷部(先端の幅広い部分)は濃紫色または暗紫色で、口辺部は耳朶(みみたぶ)のように著しく張り出していますが、筒部は白色に近い薄緑色で、ミミガタテンナンショウの花とは特徴が違っています。☆テンナンショウ属は日本には3節60分類群があり、変異が多く中間的な形態のものがあるので区別が難しいそうです。引き続き、調べていきたいと思います。
2020.04.13
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。ミヤマシキミの花です。こちらは、雄株の雄花です。ミヤマシキミの花は、白い4弁花で、雄花には4個の雄蕊があります。(2020年4月3日撮影)。☆ミヤマシキミは、本州(関東地方以西)・四国・九州の低山地の林内に生えるミカン科ミヤマシキミ属の常緑低木です。ミヤマシキミは、雌雄異株です。ミヤマシキミの花期は3~5月で、枝先に円錐花序を出します。これは雄株で、雄花序は花が密に咲きます。☆こちらは、ミヤマシキミの雌株の雌花です。白い4弁花で、退化した4個の雄蕊、雌蕊柱頭は4~5つに分かれています。高尾山では、雄株が圧倒的に多く、雌株はまれにしか見かけません。☆ミヤマシキミ(深山樒)の名は、山地に生えて葉がミカン科のシキミ(樒)に似ていることに由来します。☆ミヤマシキミについては、2019年5月30日の日記で詳しく紹介しました。◎ミヤマシキミの花(2019年5月30日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190530/
2020.04.12
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。クロモジの花です。(2020年4月3日撮影)。☆クロモジは、本州から九州北部の山地の落葉樹林内に生えるクスノキ科クロモジ属の落葉低木です。高さは、2~5メートルです。雌雄異株です。☆クロモジの葉は互生で枝先に集まり、長さ5~10センチ、幅1.5~3.5センチの倒卵状長楕円形から狭長楕円形です。裏面には、初めは絹毛がありますが、やがてなくなります。☆クロモジの花期は4月で、葉の展開とともに開花します。黄緑色の小さな花が集まってつき、花柄には毛があります。☆こちらは、雌株の雌花です。花被片は6個、雌花の子房の周りには黄色い腺体のある仮雄蕊3個があり、外側にも小さな仮雄蕊が6個あります。果実は、直径約5ミリの球形の液果で、9~10月に黒色に熟します。☆こちらは、雄株の雄花です。花被片は6個、雄蕊は内側に腺体がある3個の雄蕊、外側に6個の雄蕊があり、合計9個です。中心には、退化した雌蕊があります。☆クロモジ(黒文字)の名は、緑色の枝の樹皮に黒色の斑点模様が現れ、それがまるで文字を書いたように見えることから名づけられたという説や、黒楊枝(クロヨウジ)から変化したという説もありました。☆クロモジの花言葉は、「誠実で控えめ」です。由来はわかりませんでした。
2020.04.11
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。エイザンスミレの花が咲き始めていました。(2020年4月3日撮影)。☆エイザンスミレは、青森県から本州・四国・九州の霧島山まで、太平洋側を中心に、山地の落葉樹林やスギ林の林内や林縁に生えるスミレ科スミレ属の多年草です。エイザンスミレ(叡山菫)の名は、比叡山で発見されたことから名づけられました。☆エイザンスミレについては、2019年5月13日の日記で詳しく紹介しました。◎エイザンスミレの花(2019年5月13日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190513/☆ナガバノスミレサイシンの花です。ナガバノスミレサイシンは、福島県以西の本州・四国・九州の山地のやや半日陰の湿り気のある林下や林縁に生えるスミレ科スミレ属の多年草です。☆ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)の名は、葉が長いスミレサイシン(菫細辛)です。スミレサイシン(菫細辛)の名は、スミレで葉の形がウマノスズクサ科ウスバサイシン属のウスバサイシン(薄葉細辛)に似ていることに由来します。☆ナガバノスミレサイシンについては、2019年5月14日の日記で詳しく紹介しました。◎ナガバノスミレサイシンの花(2019年5月14日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190514/☆マルバスミレの花も咲き始めていました。マルバスミレは、本州・四国・九州(屋久島まで)の丘陵地の日当たりの良い場所から半日陰の斜面や落葉樹林下に生えるスミレ科スミレ属の多年草です。☆マルバスミレ(丸葉菫)の名は、葉の形が丸いことに由来します。☆マルバスミレについては、2019年6月16日の日記で詳しく紹介しました。◎マルバスミレの花(2019年6月16日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190616/
2020.04.10
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。2月下旬から咲き続けているタチツボスミレの花です。(2020年4月3日撮影)。☆タチツボスミレの葉は、三角状卵形です。☆こちらは、花や葉の形からマルバタチツボスミレと思われる花です。マルバタチツボスミレは、タチツボスミレとニオイタチツボスミレの交雑種です。花の中心部は白く抜けています。☆マルバタチツボスミレの葉は、タチツボスミレに似ていますが、丸みを帯びています。マルバタチツボスミレ(丸葉立坪菫)の名は、葉が丸いタチツボスミレです。☆マルバタチツボスミレについては、2019年5月16日の日記で詳しく紹介しました。◎マルバタチツボスミレの花(2019年5月16日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190516/
2020.04.09
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。ニオイタチツボスミレの花です。(2020年4月3日撮影)。☆ニオイタチツボスミレは、北海道(南部)から本州・四国・九州(屋久島まで)の山地や丘陵の、比較的日当たりが良い草地や明るい尾根伝いなどに生えるスミレ科スミレ属の多年草です。☆ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)の名は、花に芳香があることに由来します。☆ニオイタチツボスミレについては、2019年6月12日の日記で詳しく紹介しました。◎ニオイタチツボスミレの花(2019年6月12日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190612/
2020.04.08
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。センボンヤリの花です。センボンヤリの花は春型と秋型の2種があり、こちらは春型の花です。(2020年4月3日撮影)。☆センボンヤリは、北海道から本州の山地や丘陵に生えるキク科センボンヤリ属の多年草です。☆センボンヤリ(千本槍)の名は、秋の花の長い花茎を槍に例え、道端にたくさん並んでいる様子が大名行列で槍の穂先に被せた飾りを連想させるところから名づけられました。秋の花については、秋に改めて紹介します。☆センボンヤリの春型の花については、2019年6月23日の日記で詳しく紹介しました。◎センボンヤリの春型の花(2019年6月23日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190623/
2020.04.07
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介しています。花粉が入っている黄色い葯が見えるカテンソウの雄花です。(2020年4月3日撮影)。☆カテンソウは、本州から九州の山野の林下などに群生するイラクサ科カテンソウ属の多年草です。カテンソウの花期は4~5月で、長い柄がある雄花序は集散花序で上部の葉の葉腋につき、柄がない雌花序は葉腋にかたまってつくので目立ちません。これは雄花序です。☆カテンソウ(花点草)の名は、「雄花の花粉は小さくて、まるで花が点のように見える。それで花点草」という説があります。「意味不明」いう説もあります。なお、中国でも台湾でも「花点草」の名称を用いていることから、中国名からの音読みかもしれないという記事もありました。☆カテンソウについては、2019年6月19日の日記で詳しく紹介しました。◎カテンソウの花(2019年6月19日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190619/
2020.04.06
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☆4月3日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(5回目)に行きました。その内容を紹介します。花弁が5個あるアオキの雄花を見つけました。(2020年4月3日撮影)。☆アオキは、北海道から沖縄までの山地の樹林の下に生えるアオキ科アオキ属の常緑低木です。アオキは、雌雄異株です。アオキの花期は3~5月で、枝先に円錐花序を出します。これは、雄花序です。☆アオキの雄株・雄花の花弁は4個で紫褐色、雄蕊は4個で、花の中央に雌蕊の痕跡があります。この写真のように4個が一般的ですが、一番上の花だけが5個になったようです。☆アオキ(青木)の名は、文字通り幹・枝・葉が一年中青々としていることに由来します。別名は、アオキバ(青木葉)です。☆アオキについては、2019年5月22日の日記で詳しく紹介しました。◎アオキの花(2019年5月22日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190522/
2020.04.05
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☆3月下旬、東京都瑞穂町に出かけた時に、2年ぶりにフッキソウの花に出合いました。(2020年3月25日撮影)。☆フッキソウは、北海道から九州の山地の林内に生えるツゲ科フッキソウ属の常緑の小低木です。☆フッキソウの花は、雄花が茎の上に密につき、下に雌花が数個つきます。フッキソウの雄花は雄蕊が4本で、白い花糸の先端に茶色の葯が見えます。下には、花柱の先端が2つに開いた雌蕊が見えます。☆フッキソウ(富貴草)の名は、葉が常緑で成長して株がどんどん増えていく様子に「富」の字をあて、白い真珠のような気品がある果実に「貴」の字をあてたそうです。☆フッキソウについては、2018年4月16日の日記で詳しく紹介しました。◎たくさんの雄花・雄蕊が目立つフッキソウの花(2018年4月16日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20180416/
2020.04.04
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☆3月下旬、ウォーキングコース(玉川上水)の岸辺でヒトリシズカの花が咲き始めていました。(2020年3月24日撮影)。☆ヒトリシズカは、北海道から九州の山地の林内や草地に生えるセンリョウ科チャラン属の多年草です。☆ヒトリシズカの花期は4~5月で、茎の先に1本の穂状花序を出し、ブラシ状の小さな白い花をつけます。白いブラシ状に見えるのは、長さ約3ミリの3個の雄蕊(花糸、葯隔)で、基部は合着しています。ヒトリシズカ(一人静)の名は、穂状花序が1本なので、花穂を2~3本以上出すフタリシズカ(二人静)との対比で名付けられました。☆ヒトリシズカについては、2019年7月17日の日記で紹介しました。◎ヒトリシズカの花(2019年7月17日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190717/
2020.04.03
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☆3月25日、東京都瑞穂町の「さやま花多来里の郷」を訪れた時に、20万株といわれている群生地の中で、数万株に1株といわれている大変珍しい「幻の白いカタクリ」に出合いました。(2020年3月25日撮影)。☆広大な群生地の遊歩道からで探してみましたが、白いカタクリの花は、この1株だけでした。「幻の白いカタクリ」に偶然出会えたことは幸運でした。☆近くのカタクリの長楕円形の葉には、暗紫色の模様がありますが、この白いカタクリの葉は、模様が目立たないようです。☆こちらは、近くのカタクリの花です。花は淡紫色で、葉には暗紫色の模様が目立ちます。☆カタクリの花やカタクリの生活史については、昨日(4月1日)の日記でリンク先を紹介しました。
2020.04.02
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☆3月24日、武蔵村山市の野山北公園のカタクリが満開になったという情報を得て、訪ねてみました。ほぼ満開になったカタクリの花を観察することができました。(2020年3月24日撮影)。☆斜面一面に広がり開花したカタクリの群落です。カタクリは、北海道・本州・四国・九州の平地から山地の落葉樹林に自生するユリ科カタクリ属の多年草です。☆カタクリ(片栗)の名は、カタクリの花が「傾いた籠状の花」の意味から「カタカゴ」とよばれ、この「カタカゴ」が「カタコ」→「カタコユリ」→「カタクリ」になった説、カタクリの葉の形が栗の子葉に似ていることから「片栗」となった説があるそうです。☆カタクリについては、2018年11月14日の日記で詳しく紹介しました。◎花が下向きに咲いている姿から「初恋」の花言葉があるカタクリの花。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20181114/☆上の写真には、葉が1枚だけで花茎が出ていないものがあります。カタクリは、種が落ちて7~8年目、地表から20~25センチの深さで鱗茎が5~6センチの大きさになった時に、2枚の葉が出て花茎を伸ばして開花します。カタクリの生活史について調べ、詳しく紹介したことがあります。◎カタクリの生活史(2017年4月26日)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20170426/
2020.04.01
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。カンアオイです。(2020年3月21日撮影)。☆カンアオイは、本州の関東地方から近畿地方、四国の山地の林下に生えるウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草です。カンアオイの花期は10月から2月ですが、3月でも花を観察することができました。☆カンアオイ(寒葵)の名は、葉が葵に似ており、「寒」は冬でも常緑であることからと名づけられました。別名は、関東地方に多く分布していることから、カントウカンアオイ(関東寒葵)です。☆カンアオイについては、2019年4月25日の日記で紹介しました。◎カンアオイの花(2019年4月25日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190425/
2020.03.31
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。アカフタチツボスミレです。(2020年3月21日撮影)。☆アカフタチツボスミレは、日本全土の日当たりの良い草地や、落葉樹林下、林縁などに生えるスミレ科スミレ属の多年草です。タチツボスミレの品種です。アカフタチツボスミレの葉は、葉脈沿いに紅紫色の班が入っています。班は、花後になくなるものもありますが、そのまま残るものが多いそうです。☆アカフタチツボスミレ(赤斑立坪菫)の名は、葉に赤い斑が入るタチツボスミレ(立坪菫)です。☆アカフタチツボスミレについては、2019年6月10日の日記で詳しく紹介しました。◎アカフタチツボスミレの花(2019年6月10日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190610/
2020.03.30
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。モミジイチゴの花です。(2020年3月21日撮影)。☆モミジイチゴは、北海道(胆振地方)から本州(中部地方以北)の山野の日当たりの良い荒地や道ばたに生えるバラ科キイチゴ属の落葉低木です。モミジイチゴは、ナガバモミジイチゴの変種で、東日本型です。☆モミジイチゴ(紅葉苺)の名は、掌状に3~5つに分かれる葉がモミジ(紅葉)の葉に似ることから名づけられました。別名は、黄色い実をつけるため「黄苺」です。☆モミジイチゴについては、2019年5月31日の日記で詳しく紹介しました。◎モミジイチゴの花(2019年5月31日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190531/
2020.03.29
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。キブシの花です。(2020年3月21日撮影)。☆キブシは、北海道(西南部)から九州の雑木林や林縁などに生えるキブシ科キブシ属の落葉低木または小高木です。湿り気と日陰を好むそうです。ふつうは高さ3メートル程度ですが、ときに高さ7メートルにもなります。☆キブシの花期は3~4月で、雌雄異株・雌雄異花です。葉の展開前に開花し、長さ4~10センチの穂状花序が垂れ下がってつきます。☆雄花(両性花)・雌花とも雄蕊8個、雌蕊1個ですが、雌花の雄蕊は退化しています。中央に緑色の雌蕊、その周りに黄色い8個の雄蕊の葯が見えますので、雄花(両性花)です。なお、雌花序は短く、雌花は雌蕊が突き出ています。☆キブシの花は、花弁が4枚、萼片が4枚です。萼片4枚のうち、外側の2枚は小さく、内側の2枚は大きくて花弁状に見えます。☆キブシ(木五倍子)の名は、キブシの実の黒い染料をヌルデの虫こぶから作るフシ(五倍子)の代用として使われたことに由来するそうです。江戸時代には、結婚した女性が歯を黒く染める「お歯黒」という風習がありました。お歯黒は、釘や鉄粉を食酢につけて酸化した液に、五倍子やキブシの実の粉末をつけて歯につけると、黒く染まるそうです。☆キブシの花言葉は、「待ち合わせ」「出会い」です。穂状に花が連なって咲くことから連想されて付けられたそうです。
2020.03.28
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。2月25日に観察しましたが、それから1カ月咲き続けているハナネコノメの花です。今回も、裂開前の葯が紅色で目立つ咲き始めの雄蕊を観察することができました。(2020年3月21日撮影)。☆ハナネコノメは、本州(福島県から京都府)の山地の渓流沿いの岩場や湿り気のある林のふちに生えるユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草です。☆ハナネコノメ(花猫の目)の名は、ネコノメソウの仲間は目立たないものが多い中で、白色の萼片と紅色の雄蕊の葯の対象が美しいので名づけられました。☆ハナネコノメについては、2019年4月15日の日記で詳しく紹介しました。◎ハナネコノメの花(2019年4月15日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190415/
2020.03.27
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。セントウソウの花です。(2020年3月21日撮影)。☆セントウソウは、北海道から九州の山野の林内や林縁に生えるセリ科セントウソウ属の多年草です。☆セントウソウ(仙洞草)の名は、仙人が住む仙洞の近くに咲くとか、春の初めに先頭に咲くなどの説があるようですが、はっきりしたことはわからないようです。☆セントウソウについては、2019年4月30日の日記で詳しく紹介しました。◎セントウソウの花(2019年4月30日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190430/
2020.03.26
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。ミミガタテンナンショウの花が1株だけ咲いているのを見つけました。(2020年3月21日撮影)。☆ミミガタテンナンショウの花については、本格的に開花した時に紹介することにします。
2020.03.25
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。カントウミヤマカタバミが咲き始めていました。(2020年3月21日撮影)。☆カントウミヤマカタバミは、関東地方南西部から東海地方東部、および伊豆半島の山地の林の中に生えるカタバミ科カタバミ属の多年草です。カントウミヤマカタバミは、ミヤマカタバミの変種で、葉の裏にある毛がミヤマカタバミより少ないのが特徴です。☆カントウミヤマカタバミ(関東深山片喰、関東深山傍食)の名は、関東地方の山地に咲くカタバミです。カタバミ(酢漿草、片喰、傍食)の名は、夜に葉を中央で折るように閉じ葉が半分なくなるように見える葉の就眠運動の様子から、「片方喰(は)む」→「片喰み」→「片喰」と転化してカタバミの名前になったという説があります。☆カントウミヤマカタバミについては、2019年6月20日の日記で詳しく紹介しました。◎カントウミヤマカタバミの花(2019年6月20日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190620/
2020.03.24
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。エイザンスミレが咲き始めていました。(2020年3月21日撮影)。☆エイザンスミレは、青森県から本州・四国・九州の霧島山まで、太平洋側を中心に、山地の落葉樹林やスギ林の林内や林縁に生えるスミレ科スミレ属の多年草です。☆エイザンスミレ(叡山菫)の名は、比叡山で発見されたことから名づけられました。☆エイザンスミレについては、2019年5月13日の日記で詳しく紹介しました。◎エイザンスミレの花(2019年5月13日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190513/
2020.03.23
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☆3月21日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(4回目)に行きました。その内容を紹介しています。石垣で咲いていたエンレイソウの花です。(2020年3月21日撮影)。☆エンレイソウは、北海道から九州の山地の林内のやや湿った場所に生えるメランチウム科(シュロソウ科)エンレイソウ属の多年草です。☆エンレイソウ(延齢草)の名は、中国では薬草として用いられていて、漢名を延齢草根(えんれいそうこん)という胃腸薬として用いられていたことから。☆エンレイソウについては、2019年6月18日の日記で詳しく紹介しました。◎エンレイソウの花(2019年6月18日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190618/
2020.03.22
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☆3月13日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(3回目)に行きました。その内容を紹介しています。シュンランの花です。2月末に蕾が膨らんでいましたが、開花しました。(2020年3月13日撮影)。☆シュンランは日本各地で見られる野生蘭の1種で、本州から九州の落葉樹林内に生えるラン科シュンラン属の多年草です。シュンラン(春蘭)の名は、花が春に咲く蘭であることから。☆シュンランについては、2019年4月11日の日記で詳しく紹介しました。◎シュンランの花(2019年4月11日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190411/
2020.03.21
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☆3月13日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(3回目)に行きました。その内容を紹介しています。ヨゴレネコノメの花も開花し始めました。(2020年3月13日撮影)。☆ヨゴレネコノメの花は、雄蕊は4個または8個で、裂開直前の葯は暗紅紫色です。この花は雄蕊が8個あり、暗紅紫色の葯が見えます。☆ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)の名は、ネコノメソウの仲間で、灰白色の斑紋が葉についた汚れのように見えるため名づけられました。ヨゴレネコノメについては、2019年5月8日の日記で詳しく紹介しました。◎ヨゴレネコノメの花(2019年5月8日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190508/☆こちらは、ヤマネコノメソウです。ヤマネコノメソウ(山猫の目草)の名は、山地に生えるネコノメソウです。ネコノメソウ(猫の目草)の名は、熟して裂開した果実の形が瞳孔を閉じた猫の昼間の目に似ていることに由来します。☆植物図鑑を見ると、雄蕊が4個あるものと8個あるものがあるというので、今回も観察してみました。やはり雄蕊が4個です。☆ヤマネコノメソウについては、2019年4月20日の日記で詳しく紹介しました。◎ヤマネコノメソウの花(2019年4月20日の日記)。http://plaza.rakuten.co.jp/okada1952/diary/20190420/
2020.03.20
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