今日も元気で

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2006.12.20
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カテゴリ: 本日のPTA




   PTA広報部長2年目の ごりえさんち  の2学期号が完成された。


      A4・8Pの4C×1C。
      メリハリの聞いた、写真いっぱいの、
      隅々まで読みたい、永久保存版にしたいと思わせられる、見事な広報紙である。

     こんな広報紙なら、
     「 PTA広報紙? 読んだことない 」「 識らない 」などと
     悲しいことをおっしゃる保護者は激減し、
     楽しみにしていただいたり、



   けれども、ごりえさんの目標はまだまだ高く。

   来期もまた、広報部でありたい、と考えておられるのである。



   そんなごりえさんのお気持ちに、こころから感服し、

      ごりえさんの納得いく広報紙をとことんつくっていただきたいな、イケイケどんどん!

   と、応援するこころと、

     「 どうなんだろう 」 と、考え込んでしまうこころと。
          (これはおそらく、長年執行部に在ったものとして、の視点なのだと思う)
   私のこころが二分してしまった。

   この「 どうなんだろう 」という気持ちは、何故? と
   1日考えてたら、とても長くなってしまったため、TBさせていただくことにする。


        半ば私信をブログに書くことは、

        私の後者の気持ちに関して、広くご意見も伺ってみたく思い、アップする。
             (ごりえさんから、NOというお申し出があれば、即刻削除する)。




  ● 賛成の想い。


    保護者の皆さんが、広報部どころか、役員さんになること自体敬遠される昨今、
    PTAのなかで、1番要であるとも言える広報紙の意味・意義そのものに

    思って下さっているお気持ちを否定する理由が、私個人のなかに全く見当たりません。

    ごりえさんの、ここまで立派な広報紙をつくられながら、「まだまだ!」と思われ、
    もっともっと歩を進めよう、としておられるご姿勢にとても感動しているし、
    前進し続けられたごりえさんが、辿り着かれる3年目の広報紙を
    是非、拝見してみたい、という、期待感いっぱい。

    そしてまた、来年も、ごりえさんのブログを読ませていただきながら、
    ごりえさんと一緒に色々と学ばせていただけるのか、と、わくわく。


      だったら、何故、「 どうなんだろう 」と感じてしまう自分も在るのか。

      、、、それは、ごりえさんがご自身でおっしゃっている、

 > そりゃあ、ほかの多くの方々にしてもらったほうがいいと思う。

      ということに尽きました。


  ● 「 どうなんだろう 」と感じてしまう、その中身。


    良くも悪くもPTAは、1年サイクル。
    役員さんは、毎年新しく選出され、1年活動をされて、卒業される。
    執行部の連投が不文律となっているPTAが多くても、規約上では例外ではないでしょう。

    ただ、広報部という部署は、原稿以外を印刷会社さんに丸投げしているPTAを除き、
    印刷関係のスキル、知識がどうしても必要であるため、
    その分、他部署よりも役員さんのご苦労、ご努力が必要であるために、
    皆さんが敬遠されがちな部署であり、逆に言えばヤり甲斐がとても在るところです。

    運動会などの学校行事では、
   「広報部」の腕章があれば撮影もフリーパスだったりして、
    一種の「特権」や「花形」であったりするPTAもあるでしょう。

    スタート時に、広報関係の知識もスキルも持っておられる役員さんがいらっしゃると、
    大変有難く、第1号から効率よく充実した広報紙をつくることができます。


    けれど、そこには落とし穴もあり、
    知識やスキルを持っておられるひとが、同じ保護者同士の立場にありながら、
    良くも悪くも【(故ある)力】を持ってしまいがちである点は見逃せません。

    この【力】が良い方向へ働けばいいのですが、
    得てして、本人は、全く意図していないのに、
    素敵な視点や意見を持っている(かもしれない)「新人」の役員さんたちが、
    萎縮してしまわれたり、ヤる気をなくしてしまわれたり、
    結果として「(1から10まで)部長さんにヤらされる 」広報部、
    になってしまう危険性が常にあります。

     ( ごりえさんが、そうだ、というのでは勿論ありません。
       でも、1つの専門部署の部長さんを連投する、というのは
       好むと好まざるにかかわらず、そういう「別格」的機能を果たしてしまいます。

     「 このひとに任せていれば大丈夫 」という安心感は、
      1つ間違えば、ひとから主体性を奪い、責任感を失わせます。
      まして、3年目、となれば、「新人」さんにもたらす威圧感は大きなものです。
      広報部、というより、ごりえさん部、というイメージもできているかも知れません )


     ごりえさんは、1年目、2年目と、どんどんスキルをあげられ、想いを深められ、
     来期は、「 行事写真がない広報紙を作りたい(=中身で勝負)」という
     ハードルの高い、はっきりした目標を持っておられます。


     そして、私は、PTAの広報紙の在り方として、それを正解だと、思う。
     できるなら、執行部の想いもそうであって欲しく、
     執行部と広報部が、同じ方向を見つめて共に歩いて欲しい、と思う。

     ( でも、PTA広報紙である以上、PTAの行事紹介は、
       うちのPTAは、こうなんだよ、こんな風に楽しかったよ!と
       広報していただきたいので、外していただきたくありませんが )

     ごりえさんと一緒に歩んで来られた方々もまた、同様の想いを共有しておられるでしょう。

     けれども、来期はまた、メンバーが代わります。
     「新人」さんを多数迎えられて、
     これまで一緒に歩んで来られた方々との温度差を感じつつ、
     ごりえさんはどう奮闘なさるか。 もし、その奮闘が孤独なものであったなら。


     「新人」さんに、いちからの知識、スキルを伝えて行かれつつ、
     今期よりもっと高いハードル越えのための新たなレールを切り拓いて行かれるには、
     多大な時間とご努力を必要とするでしょう。

     そこに加えて、ごりえさんのご職業、というのがあります。
     夜勤もあられる、大変ハードで、責任の重たいお仕事。
     ステップアップもなさいますですよね。

     おそらく今期よりも厳しくなられるであろう来期、
     公私共に、頑張られれば頑張った分、何かこと起きたとき、
     「 私はここまで頑張ってるのに 」と、
     負の方向へお気持ちが流れてしまうかもしれない危険性や、
     それが嵩じて、他者を責めたくなったり、ご自身を追い詰めてしまわれたり
     される可能性だって高くなる、、と、大変失礼ながら、
     私は勝手に心配してしまいました。。。。


   また、ごりえさんが

> 広報も2年目になると、思いが強くなる。

   とおっしゃられるように、3年目になると、もっと想いが強く深くなられます。

   自分(部員皆)の目標とする「広報紙」には、終わりがない、と想うのです。
   この次はもっと、この次はもっと、と、つくればつくるほど
   クリアしたいレベルは高くなって、自分の前で待っています。

   PTA活動である以上、何処かで終止符を打たねばならない。
   本当は、1年1年で終止符を打っていくべき活動であるハズなんですよね。



   広報は、PTA活動を通じて培った、自分たちの主義主張、想い、願いを
   自分たちのセンスや感性とともに比較的ストレートに出せ、
   それが形となって残り、達成感を得られる、やっぱりやっぱり特別な部署です。
   そのごりえさんの3年分のバトンを受けられる御方は、、、、
   大変でいらっしゃるのではないか、とも感じました。

   これだけの想いを持っていらっしゃるごりえさん。
   退かれたあとの広報紙は、スキルレベルも中身も、おそらく(一時)後退する。
   それに耐えるお覚悟が、ごりえさんにできていらっしゃるか。
                   ( 私は耐えられなかったです(゚゜)\バキ☆ )



     私自身が役員時代、1番嫌いだった言の葉のひとつが、
     「 次代のことを考えろ 」。
     そして、「 自己満足じゃないか 」という言の葉だったのですが、

     しかし確かに、卒業してみて、
     当時は耳に痛かった「 老婆心ながら、、」に続く言の葉が、
     今になって胸を抉ることがあります。


   1年1年、その役に在る方々が、その方々の裁量・力量で、力を合わせ、元気いっぱい。
   ヤれるだけのことをされれば、それでイイ、と思う。

   次代は、次代で、先代に学ぶなり、真似をするなり、反面教師とするなり。
   先代に縛られることなく、それぞれにまた、新たな歩みをされればいい、と、
   今でも思ってはいるのですが。


   専門知識やスキルを必要とし、物理的な作業に膨大な時間を取られる部署だけに、
   やはり次代の方々は、しなくてもいいご苦労や手間はしなくて済むように、
   少しでもいい時間を持てるようにしておいてあげたい、と思う。

   印刷会社さんと親しくなればなるほど、他のひとでも同様にうまく行くように、
   そのパイプを広げておいてあげたい、と思う。


   だもんで、これだけ頑張って来られたごりえさんが、今、願っておられる目標を、
   是非クリアしてみせていただきたい、クリアさせてあげたい、
   そのために力いっぱい応援したい、と想いつつ、

   「ごりえさんだけの広報部、広報紙ではない」ということもひとつ。

   そして、これほど高い、ごりえさんの志、視点、路線を
   しっかり受け継ぐひとが育っているのか不安、というのがひとつ。


   来期、来々期の方々のために、
   切り口となるネタや課題も残してあげておいて欲しい、とも感じたり――。



   、、、、なんとも、非常に複雑な想いを抱えてしまいました。

       単純に素直に、諸手をあげ、
       「 イケイケ、どんどん! 」と言えない自分が歯痒くもあります。
       ごめんなさい!
                      (以下、入りきらなかったのでコメントに繋げます)。

ペン痛


                        * 私の『 PTA広報紙考 』は  こちら





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Last updated  2006.12.21 02:06:26
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りうりう* @ Re:熟慮に熟慮を重ねた末(05/07) あそびすとさん  > なんてことを言…
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