窓辺でお茶を

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October 10, 2007
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カテゴリ: 気になること
 法務大臣の署名なしで死刑執行が行われるようにしたいと発言した鳩山邦夫法務大臣が、法務省内で制度見直しについての勉強会を開いたそうです。
山陽放送
 最初に結果ありきでないなら、勉強するのは結構なことですが、それよりも冤罪を防ぐための改革を先にするべきだと思います。あるブロガーが、大臣の署名なしで死刑が執行される制度を鳩山大臣がつくるなら、これから先の死刑の署名をすべてすることになる、と書いていらしたけれど、そのとおりだと思います。

 代用監獄の廃止、取調べの可視化(全過程録画)、証拠を保存する義務、などが先に行われない限り、無実なのに死刑になる人が出る恐れがあります。


 有名な帝銀事件の平沢貞通氏が処刑されることなく獄死したのは、歴代の大臣がもしかしたら無実だと思っていたからではないでしょうか。当時の捜査官の手記には、使われた毒は青酸カリではなく、陸軍科学研究所登戸研究所が開発した青酸ニトリールと症状が合致しており、犯人は素人ではないとみていたのに、占領軍からの圧力で平沢氏が逮捕された、と書かれているそうです。

 袴田さんほか数名の死刑囚が現在無実を訴えています。
裁判官の良心

こんなにある20世紀の冤罪





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最終更新日  October 10, 2007 11:12:42 PM
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