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一昨日、昨日と、体調がよろしくなかったのですが、無理に出勤していたら、今朝は、いつにも増して、頭が重く、胸の辺りがモヤモヤします。血圧も、高めなので、慎重を期して、疾病休暇としました。寝ていましたが、眠ってはいない。それほど悪くはない証拠です。もっと悪い時は、眠れますから。明日は、大丈夫でしょう。と言うことで、クウェートの最終回です。============================= ホテルの近くのレストランで、夕食を食べようと思いましたが、レストラン自体が、あまり、多くはありません。そして、やはり、我が町、サウジのジュベール同様、インド方面からの出稼ぎが多いようで、インド料理が多いです。昼食は、近くのインドレストランで、チキンカレーとミリンダで済ませました。約400円です。夕食は、インド料理以外が良いなー! と歩き回った所、ネパールのレストランがありました。麺があると言うので、厨房まで入って、どんな麺かを見せて貰い、確認した上で、作って貰いました。まるきり、日本の 焼きソバに同じです。卵入りと、野菜入りと言うので、豪華に、卵野菜入りを頼んだのです。料理の名称が、Chwomein、チャウミンとか発音してました。中国語から来ている見たいです。読み方より、炒める麺ですから。 このスープ付で、250円です。ホテルの宿泊費に朝食がついていたので、ホテルです。ブッフェでした。 お昼は、どうしようかなー? と迷いましたが、又もや、ネパールのレストランへ向いました。Momo Specialとか言う、ネパール独特の料理があると、昨夜聞いていたからです。これです。蒸し餃子ですねー。12ヶ入っているので、充分、お腹一杯になるって説明でした。これもスープ付で、200円。拡大しなくても、確かに、12ヶあります。タレはチョイと、ピリ辛ですが、仲々、おいしいです。日本人に合います。しかし、これでは、いくら小食の僕でも、夕食には不足です。半チャーハンを追加で頼みました。これも、日本のチャーハン見たいでした。ネパール料理って、中国に接しているからか、中華料理に似ているのですね。そして、ネパール人もフレンドリーです。出稼ぎの人たちの多くは、明るいですねー。と言った所で、1泊2日のクウェートの旅は、完結です。帰りも、クウェートの境界までタクシーで行き、サウジの境界まで、フセインに迎えに来させました。諸々、全部含めて、262US$かかりましたから、豪華な旅行となりました。しかし、仲々、行けない国、行こうと思わない国、クウェートですから、実際に行って見て、感じただけでも、価値があったと思います。アラビア半島での国々、僕の印象は、大雑把に下記となります。(カタールは未)昔からの伝統が残っている国 → イエメン歴史も感じさせ、リゾートもある国 → ヨルダンちょっと中途半端な国 → オマーン新興人工の国 → UAE(ドバイ、アブダビ)人工の国だが、忘れられつつある国 → バハレーンやはり人工の国 → クウェートイスラムの盟主、頑なにイスラムを守る国 → サウジアラビア
2008.07.07
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本日は7月3日。明日は、金曜日。クウェートの週末は、金曜、土曜です。以前は、サウジ同様、木曜、金曜が週末でした。「アメリカの言う通りに変えたのです。」、とタクシーの運転手が自虐的な言い方で言っていました。で、金曜日は、ほとんどの施設が休みで見学出来ません。クウェートタワーから降りたのが、もう夕方の5時を廻っていましたが、急ぎ、国立博物館へ行く事にしたのです。国立と言うから、素晴らしい受付もあるだろうと思いきや、近くへ行っても、どこが入り口か分からない有様です。メイン道路側に、入門がないのです。もっと、分かり易くしてくれよー! クウェートさん!しかし、ここは、無料です。中に入った中庭では、何の作業をしているのか知りませんが、「ソラ! ソラ!」って、イエメンで聞いた言葉を、言ってます。写真を撮ってくれと、言う意味ですね。ダウ船もありました。 大きな建物が4つほどあり、石器時代から、イスラム時代までの青銅器や壷、硬貨などが展示され、ある部屋は、ファイラカ島の出土品が並んでいました。このファイラカ島、イラク戦争時に、地雷が埋められ、博物館や、リゾートは閉鎖されたままだそうです。それから、ベドウィンの昔からの生活などが、人形にて再現されています。良く分かりますが、人形って、あまり気持ちいいものではないですね。そして、プラネタリウム。観客が僕1人しかいないので、20分も待たされました。しかし、誰も来ません。アラビア語の説明なので、さっぱり分かりません。でも、砂漠で見る、星のようで、とっても美しいです。 そして、隣にある、サドゥ・ハウスに行きました。サドゥとは、ベドウィンの言葉で、「織物」を意味するそうです。その「織物」が展示されています。この部屋には、機織機が、展示されていました。こんな糸を、織っているようです。 織られた、製品です。
2008.07.06
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科学センターを後にして、クウェート市の象徴であるクウェートタワーへ向います。しかし、困った事に、科学センター前の道路で、タクシーを待っても、タクシーが全く来ません。たまに来ても客が乗っています。止む無く、科学センターに戻り、タクシーを呼んで貰う事にしました。そしたら、な、なんと、料金が、4KDだと言いやがります。4KDと言えば、1600円です。1600円と言えば、50サウジリアル。こんだけあれば、フセインの家族が5日間、食事が出来ます。本来なら、1KDか、1.5KDです。「お金絡み怒り同盟」、発起人としては、このままタクシーに乗る訳には、参りません。後先考えをせず、「いらんわい!」、と科学センターを出ました。「3KDなら、どうじゃな?」、とか言ったようにも聞こえたが無視。で、ヒッチハイクで、タクシーの拾える町まで戻ろうとしたのです。結果 → ダメですねー。誰も、止まってくれません。10台ほど手を挙げて見ました。反応があったのは、2人のみ。1人は、反対方向へ行くから無理、って言う手振りをしてくれました。もう1人は、女性で、ハンドルを放して、手を広げ、目を大きく見開いて、「何なのー?」ってな、表情でした。そう言えば、ここクウェートでは、女性が運転しています。サウジでは、女性は運転免許証の取得が許されていません。「くっそ、困ったなー!」汗が、額から、ボトボト流れ落ちます。「歩く距離では、ないしなー」と途方に暮れかけた頃、天は我を見捨てず、アッラーの神も味方して、無論のこと、仏陀も見守ってくれています。なんと、タクシーがやって来たのです。しかも、僕の目の前で止まり、客が降りたのです。運ちゃんと、交渉したら、1.5KD(約600円)で、クウェートタワーまで行くと言います。まぁ、リーズナブルであろうと、乗り込みました。いやぁー、ほっとしますねー。そんなに冷房が効いてるタクシーではありませんが、炎天下から乗った車内は、気持ちが良いです。クウェートタワーが見えて来ました。近くで見ると、こうです。タワーは、3本ありまして、展望台とレストランのあるのが、1本。もう1本は、水の貯蔵庫。さらに膨らみのない1本は、照明用とのこと。120mの展望台から見た、クウェート市内です。展望台は、回転しますので、テーブルに肘をついて、眺めていれば、360度、全て見る事が出来ます。タワーの下は、遊園地、プールなど、がありました。プールで、沢山の人が泳いでますよ! アラブ美人もビキニです。(嘘です)(ここからは、見えません)この展望台には、イラクに攻められた時の写真が展示してあります。クウェートの象徴である、このタワーの中は、イラクの兵士に、無茶苦茶に破壊されました。そう言った写真です。ご存知の通り、地球の正義の味方アメリカが、悪人フセインを叩きのめしたと言われるイラク戦争です。しかし、歴史を紐解けば、イラクやサウジアラビアとの領土問題が解決しないまま、イギリスが勝手にクウェートの独立を承認したのです。だから、イラクが、クウェートは、我が領土であると、攻め入って来ても、不思議ではない歴史があるのですねー。イギリスやフランスは、アフリカも中東も、自らの利権の為に、自分勝手に国土を線引きしたり、独立を承認したり、無茶苦茶やって来たのです。そしてアメリカも、自国の利権の為に、イラクを攻めて、フセインを殺したのです。人権問題だの、なんだの、かんだの言って、正義ぶっても、強い者が勝つ、動物の世界と同じなんですね、現代の民主主義の人間社会も。てな感慨に耽っていたら、時間が過ぎてしまします。80m程度のところには、レストランがあるので、覗いて見ました。
2008.07.05
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ホテルにチェックインし、昼食を食べて、早速、観光に出かけました。市内から少し遠い所から見て行こうと、「科学センター」へ。この「科学センター」は、科学や自然が学べる複合施設と銘打って、 水族館 アイマックス →巨大スクリーンの映像と特殊音響効果 ディスカバリー・プレイス →ゲームや実験が出来る ダウ・ハーバー →実際に使用されたダウ船や漁船が浮かぶ レストラン、カフェテラスなどから、構成されていると、ガイドブックに記載されていました。ここが、「科学センター」の入り口です。こんな、アラビア湾の海沿いに建てられています。チケットを買おうと思ったら、アイマックスは、夕方の5時半過ぎから上映が始まるとのことで断念。ディスカバリー・プレイスって言うのは、子供の遊び場みたいなものなので、これも断念。結果、水族館だけが残りました。入り口に入ると、水族館らしからぬものが、飾ってありました。何じゃいな? と思って繁々と眺めて見ますと、海とは関係ない代物でありました。聞いた事があります。「砂漠のバラ」と名付けられ、Desert Rose または Sand Roseとか言われております。これは、オアシスが干上がる際に、水に溶けていた硫酸カルシウムや硫酸バリウムが析出して、このような結晶が出来るそうです。砂漠のバラは、水と大地と太陽が作り出したもので、我が町、ジュベールから、そう遠くない所でも、見られると聞いています。しかし、この「砂漠のバラ」は、でかいです。正に自然の造った芸術品ですね。水族館ですが、まず、写真を見て下さい。左の写真のように、自然に似たマングローブの樹林の環境を作り、その中に、魚を入れた水槽があったり、鳥も放し飼いにされています。右側は、よくある水槽ですね。 左がウツボで、右がライオンフィッシュです。 タカやカワウソもいました。コウモリは、薄暗くした中を、飛んでいるのが良く見えます。そして、中東最大と言われる水槽。エイやサメ、亀なども、良く見えます。まぁ、でも普通の水族館ですね。上海の海洋博物館の方が規模も大きく、魚も豊富でした。科学センターの外、アラビア湾に面した所に、ダウ船と漁船がありました。先ほど、クウェートから、サウジへ帰って来ました。1泊2日の、身近な旅。
2008.07.04
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思い立って、クウェートへ行く事にしました。早速、行動です。我が町、アル・ジュベールから、北々西に向かって、車を走らせます。と言っても、運転はフセインですが。僕は、スリーピングバッグに包まって、居眠りしていれば良いのでまったく楽です。クウェートの境界まで、たったの230キロ。2時間で、国境に着きました。国境までの、サウジの風景は、こんな感じです。土漠です。見えるのは、土漠と、雨がなくても生きていける、雑草だけです。 フセインは、ビザがなくて、クウェートに入れないので、ここで返しました。ここからは、僕が一人で行くことになります。UAEの時、アシュラフが入国出来ず、大トラブルになった経験を生かして、安全を期して、フセインは返したのです。サウジの出国は、簡単でした。しかし、そこから、クウェートのイミグレが見えません。50度に近い気温の土漠の中を、歩いて行ったら、いつミイラになってしまうか分かりません。弱ったなー? 困ったなー? と、しばし考え込んでいました。しかし、考えても、クウェート市内から呼んだタクシーは、サウジ国境まで来てくれません。止む無く、歩き出しました。そしたら、サウジのイミグレのお兄さんが、追いかけて来て、歩いていくのか? と聞きます。「そうです」と答えると、「そりゃー、大変だぜ、2キロもあるよ」と、イミグレを通過する車に、僕を乗せて行ってくれるよう頼んでくれました。数台目の、おじさんが、乗せて行ってくれることになりました。助かりました。ミイラにならずにすみました。なんせ、立っているだけで、汗だくですから、バックパック背負って、50度の 日陰もない土漠を歩いたら、どうなるのか?ビザの取得に、手間取り、サウジの我が家出発後、3時間で、ようやく、クウェートへ入国出来た次第です。クウェートに入ると、景色が変わります。緑が多いです。しばらく走ると、家並みが見えて来ました。(写真右)運転手さんの話によれば、別荘だそうです。 クウェート市内に入り、すぐにホテルにチェックイン。Oasis Hotelと言う、三ツ星ホテルですが、お値段は、1万円を数千円も超えます。 左の写真が、ホテルの部屋からみえる景色です。町のど真ん中にあるホテルなので、便利は便利です。もう午後1時近くなので、お昼を食べに、ホテルの付近を散策したら、モスクがありました。(写真右)さすが、サウジに次ぐ、戒律の厳しい国です。 さて、お昼も食べたし、観光に出かけましょう!
2008.07.03
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