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レバノンに来て思うのは、同じ中東でも、ずいぶん他の国と違うと言う事です。そう感じるのは、僕だけなのか、どうか、分かりません。が、気付いたことを、列挙して見ます。まず、どでかい看板に、ビキニの水着のお姉さんの後姿が、堂々と掲げられております。美尻が強調されているものです。それも、あちこちに、沢山。 他の国では、見られません。街を歩いているお姉さんも、おっぱい半分くらい出したり、ヘソだしだったり、自由主義国と全く同じです。 他の国では、見られません。アルコール類も、その辺のお店で、どこでも買えます。レストランへ入って、あぁ、ビールがあるの? ってな感じです。 他の国では、そう簡単に飲めません。そして、砂漠がありません。シリアから入って、ずっと豊かな緑です。 他の国には、必ず、砂漠があります。海辺の町も、ほとんどリゾート地と言う感じで、イエメンなどの海とは、全く違います。トルコに似てます。何でやろなー? 何でやろ?と考えて見ました。イスラムのパーセンテージが少ないのか?早速調べて見ました。ヨルダン イスラム:92% キリスト教: 6% その他:2%シリア イスラム:85% キリスト教:13%レバノン イスラム:70% キリスト教:30%UAE イスラム:96% その他:4%オマーン イスラム:100%カタール イスラム:100%バハレーン イスラム:100%クウェート イスラム:85% その他15%サウジ イスラム:100%イエメン イスラム:100%やはり、レバノンは、イスラム率が、低く、キリスト教が30%もいます。ですから、イスラムの戒律を、全て押し付けられないのでしょう。納得しました。
2008.08.22
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シリアからレバノンと廻って来ましたが、食事は、いつもホブスと、中に肉とかトマトとか挟んだ、サンドイッチのようなものばかりで、いい加減、飽き飽きしています。アラブ地区で、アラブ料理と言われているのは、レバノン料理である、との知識を仕入れ済です。ですから、こちらの料理には、飽き飽きしているのですが、機会があれば、本格派レバノン料理を試して見たいと思っておりました。一方、日本レストランもあると言うので、奮発して、食べて見ようとも考えていたのです。で、最初の日の夕方、内戦中であっても、営業を続けて来たと言う、レストラン東京を目指して、「鳩の岩」から、歩いて行きました。まぁ、でも、分かり難い地図で、しかもベイルートは、坂も多い。海側から、登って見て、ないので、降って見て、ないので、又、登り、いい加減疲れたので、風の通りやすい道路の日陰で、30分も、お休みして、又、探しました。そして、ようやく辿り着いたら、何と、幽霊屋敷のようです。どうも閉店したようです。それも、最近でなく、結構日にちが経っているみたいでした。ガックリ。 何時間探したんだよー!もう、日本食を食べるって、脳に指令を出したので、パニックです。脳が、「日本食~!」 と怒鳴っています。しかしながら、日本食は、「歩き方」、に1軒しか載っていません。載っていないものを、探すのは、載っているのを探すのも困難なので、それは不可能と言う事であります。まぁ、「中華で我慢せぃや!」 と脳をなだめながら、次の目的地、ハムラ地区にある、チャイナ・ファースト・フードへ急ぎました。ラーメンとか、チャーハンとか、食べられる中華屋さんです。しかし、ありません!アメリカ大学の近くは間違いないのです。聞いたり歩いたり、そして又、聞いて、同じ道を、何往復かしました。警察にも聞きました。アメリカ大学の職員にも聞きました。しかし、ありません!絶対に、ここだ! って場所が、閉まっています。看板さえありません。どうも、ここも潰れてしまっているようです。ガックリ!もう、脳に指令を出す元気もありません。脳も疲れ切ってしまって、文句言う元気もないようです。ただ、ただ、しょんぼりと、力なく、何でも良いから、くいてー!と、ハムラ通りを歩いて行きました。そうだ! 海岸沿いに、イタリアンがあったよなー! ラーメンじゃないけど、麺は食える、とガイドブックを見直しました。おー、あった、あった。ちょっとだけ、元気も出ました。そして、18歩ほど歩くと、 あれー! 日本食かー?漢字で書いてある、お店があったぞー!ってんで、早速近くへ行って見ました。中華料理でした。何だか、高そうなレストランですが、もう、脳が「ここにせぇー! ここにせぇー!」、と喚くもので、入って見ました。仲々、雰囲気よろしいです。早速、ビール頼みました。そして、ラーメンと思って頼んだ麺は、ガックリ、残念ながら、焼きソバでした。でも、うまかったです。 おー! 久しぶり! 満足している、アジアの星一番さんです。んー? ちょっと、お疲れですか?そして、この翌日の朝、朝食を探しに、ホテルの近くを歩いて見ました。そしたら、おー! おおおー! お寿司屋さんがありました!最終日の今夜は、レバノン料理は止めて、寿司にしよう!と、脳の奴め、この僕に指令を出して来たのです。ったく、何にもせんくせに、物覚えも悪い癖に、生意気な奴です。僕は、本格派レバノン料理を、食しておきたかったのに・・・。朝食用には、パンと、ジュースを購入。昼食用に、インスタントラーメンを買いました。1袋に5ヶも入ってます。明日の朝は、超早起き、移動なので、夕食は、早めにと、夕方6時半頃、出かけました。そして目指す、お寿司屋さん、あれ? 閉まってます。しゃーないなー!止む無く、開いている、イタ飯屋さんへ入るも、ピザしかないって。どうも、この辺りは、夜の8時半に、レストランは開店のようです。レストランでの夕食、諦めました。宿に帰り、昼に引き続き、インスタントラーメンです。僕の貧乏旅には必携の、湯沸かし器で、作りました。ラーメン1杯では、物足りないので、もう一度、湯沸かし器で、ラーメン作りました。夕食は、2杯のラーメンです。そしたら、その夜から、腹がゴロゴロしだして、3日間、調子が悪かったです。昼食、インスタントラーメン1杯。夕食、インスタントラーメン2杯。 ラーメン揚げる、油が、悪いのかなー? 移動が多いときに、腹こわすと、ほんと、困ります。と言うことでありまして、ベイルートでも、ろくな物、食べませんでした。そして、たぶん、2キロは、痩せました。
2008.08.21
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う~ん、早いものです。シリアの旅に出て、もう7泊しました。おまけに、レバノンまで来ました。明日は、もう、ダマスカス経由、そして、バハレーン経由、サウジへ帰らねばなりません。見学の最終日、レバノンの北、36Kmにある、ビブロス遺跡行くことにしました。バスに乗ったら、1時間もかかりません。居眠りする暇もなく、50分で、ビブロスに着きました。高速道路の端に降ろされるので、怖いですよ。そこから、歩いて、遺跡方面へ行くと、もう柱が見えました。ここは、まだ、遺跡の中ではありません。町へ入る道路です。ここの入場料、6000CP(約500円)もします。高いですが、一応、世界遺産のようですから、止むを得ません。ここが、残っている一番大きな、建物です。この遺跡は、地中海に面して、あります。さらに、遺跡から、地中海を見て下さい。 ここ、ビブロスは、聖書を意味する呼び名、バイブルの元となった所だそうです。ビブロスのギリシャ名が、パピルスで、書き物を表し、この都市の名前がパピルスの意味を持つようになったらしい。そして、結果としてこの都市が「バイブル」(聖書)の語源になったという。(なんだか、良く分かりませんねー。ガイドブックの受け売りです。)ビブロスは、フェニキア人の発祥の地として有名らしく、アルファベットの元になったフェニキア文字もこの地で生まれたとのことです。このことからアルファベット発祥の地とも言われているらしい。すごいですよね?バイブルの元の地で、アルファベット発祥の地なのです。そんな事を考えながら、木陰で休み、休み、歩いていったら、円形劇場がありました。小振りな円形劇場です。地中海が良く見える、場所的には、非常に良いですねー。観客さんは、地中海を見ながら、音楽も楽しめたのですから。おー! 誰かが、歌っています! 身振り手振りです!何を唄っているのかな? 日本語だぞー!千の風にのって、とか、唄っています!「うまいなー!」観客は、広い地中海と、空と、何千年も前の、遺跡だけです。誰やねん? なんだー! アジアの星一番君じゃーないか?はい、おそまつ様でした。
2008.08.19
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ベイルートとか、アンマンとか聞くと、中東の火種、危ない! そんな印象が強いです。そのベールートへ、バールベックからやって来ました。道中は、緑が多く、他の中東諸国とは、感じが異なります。景色だけでなく、大きく違う印象項目が、沢山ありますので、それは別掲する事とします。ベイルートの長距離バス停は、旧市街からは、かなり離れているようで、始めについた町は、出来るだけ歩く事にしていますが、ここは、諦めました。吹っ掛けタクシーは、無視して、セルビスがつかまるまで、歩きます。自分がどの辺りにいるのか、明確に分からないので、不安ですが、まぁ、その内、なんとかなるだろう、と歩き続けます。セルビスがようやくつかまりました。そして、泊まろうとするホテルの近くまで行けたのです。ホテルに着いたら、屋上5ドル、ダブルルーム26ドル、の二つしか選択肢がないと言われました。両方見ましたが、屋上の屋根なし、破れテントのみは、贅沢バックパッカーには、宿泊無理です。豪華にダブルルームにしました。そしたら、オーナーが、冷蔵庫の飲み物を、1本飲んで良いと言います。これを選びました。オーナー太っ腹です。ねー! こんなチンケな宿にも、ビールが置いてあるのですから、ベイルートは、他の湾岸諸国と違いますねー!部屋です。エアコン付き、温水シャワー、トイレ付き。テレビ付き。ベランダから、地中海が見えます。これ同じく、ベランダから、北側を撮ったところです。移動で、お昼も食べてないですが、水ばかり飲んでいるので、お腹も空かず、昼食は、生ジュースとケーキ見たいのにしました。宿の主人、確か、ババロンとか言っていたようですが、甘い!甘すぎ! 度の過ぎる甘すぎ!気持ち悪くなって来ました。でも、勿体無いから、全部食べましたが、生ジュースで、口の中を甘さと、ジュースの配置換えしながら、食べました。次に、ベイルートの人なら、誰でも知っており、誰でも行っていると言われています、『鳩の岩』って所へ行って見ました。何で鳩の岩と呼ばれているのか理由は分かりません。ここから、ダイブした、と言うのが、レバノン男のお決まりの自慢だそうです。鳩の岩の先の方まで、行って見ました。海の水は、仲々、キレイです。海水浴を楽しんでいる人たちもおり、釣りを楽しんでいる人たちもおり、カップルで、何やらを楽しんでいる人たちもおりました。
2008.08.18
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バールベックは、レバノンの首都ベイルートの北東86キロに位置し、ベカー高原のほぼ、中央にあります。チェックインした宿からは、歩いて5分もかかりません。まぁ、とっても、小さな町なんですがね。入り口を入った所です。ここは、入場料が高く、450SPもしました。1000円以上です。まるで、エジプト並みです。こんな建物だったらしいです。それが、どれなのか分かりません。ここは、前庭を抜けた、大庭園です。巨大な柱には、ヒビが入っているものもありました。下にゴロゴロ転がっている、柱の折れたものですが、アジアの星一番の身長より、遥かに大きいです。 ここに誰かいますぞ↓↓ この遺跡は、フェニキアの豊穣の神バールに由来しているそうで、 天地を想像する最高神ジュピター 酒神バックス 愛と美の女神ビーナスの3つの神殿から成っているとの事です。これが、最高神ジュピターの神殿で、残っている6本の柱です、 全部で、54本の柱があったようですから、巨大な神殿です。次がバッカス神殿。かなり、しっかり残っています。この柱の上にある石には、色んな彫り物があります、見えないですねー? もう少しアップで撮ってみます。下に落っこちている、石を撮って見ました。ライオンやら、模様やら、彫られていますねー。バッカス神殿の中です。バッカス神殿と、ジュピター神殿の間の広場では、ずーーーっと、この2人が演奏しながら、歌ってました。ビーナス神殿は、時間がなくて行けませんでした。まだ、今でも、発掘し終わってない場所もあるようです。さすがに、レバノン一番と言われる、遺跡です。柱が、全部残っているより、6本の方が、想像が膨らんでいいですね。
2008.08.16
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さて、シリアからレバノンへの国境越え。以下の4ケースがあります。マスナワ国境 ダマスカスからベイルートへアル・アリーダ国境 地中海沿岸のラタキアからトリポリへアブーディエ国境 ホムスからトリポリへカーア国境 ホムスからバールベックへこの内、トリポリ経由は、最近、抗争事件があり死者が出た町であり、ここは避けた方が無難。何にもないと確信しても、避けた方が無難です。ホムスから、わざわざ、ダマスカスまで行って、それからベイルートと言うのも、時間とお金がかかるので、優先順位は低いです。残るは、カーア国境越え。レバノン一番の見所と言われる、バールベックへ直行出来るのですから、まぁ、最もらしい理由を見つけなくても、このルートを採用でしょう。そして、このルートは、唯一、ビザ代が無料なのだとの噂も聞いています。ほら、無料と言う言葉の響きに、とっても左右されやすいのです。と言うことで、宿の主人に、バールベック行き長距離バス停の名前をアラブ語で書いて貰いました。で、オンボロのタクシーに行先を見せて乗り込みました。そうすると、どうも僕が思っている方向と反対側へ向ってしまいました。「おい! 止めろ!」行先がちがうじゃろ! と、少し怒った振りして、お金も払わず、降りました。気の弱そうな運ちゃん、しょぼんとして、走り去りました。可哀そう。次に、もう少しマシな、タクシーを選び、メモを見せました。やはり同じ方向へ行きます。どうも、宿の主人が書いたバス停は、別の方向にあるようです。調子の良い、運ちゃんで、100SP(250円)も取られてしまいました。100SPだしたら、お釣りをよこさないのです。オンボロタクシーは乗る前に、50SPと交渉したのですが、相場が分かったので、次は運賃を確認しませんでした。失敗の巻ですねー。バールベック行きのセルビスを探します。ありました。かなりオンボロの、30数名は乗れるバスです。いくらか乗車代を聞くと、25SPと言います。たった60円です。国境越えて、2時間から3時間も走るのに、60円で、ええのかい?え? ええのん? 60円でほんとに、バールベックまで行くの? と何度聞いても25SPです。試しに、100SP渡したら、75SPも、お釣りをくれました。しかし、町から長距離バス停まで、100SP取られて、国境越えて、レバノンまで、25SPと言うのは、いくらなんでも安すぎです。何か問題があるのかなー? とせっかく乗り込みましたが、降りて25SP返して貰いました。このバス、ほんとに、バールベックまで、行ったのでしょうか?そして、20軒ほどある、切符売り場の1軒へ、もう一度、バールベック行きバスはどれか聞きに行くと、ここからは出ない、と言います。そして、僕の肩を抱き、長距離バス乗り場の外まで連れて行きます。(こっちの奴、やたらに肩に手をかけたりして来ます。やめろ!)セルビスの運ちゃんに何事か、話してこれに乗れ、と言います。お礼を言って乗り込むと、セルビスの運ちゃんはお金を取りません。何でじゃろーなー? すぐ近いのか?ちっとも近くありません。のった乗客は、どんどん降り、新しい客がどんどん乗って来ます。「バックパッカーとは、無駄に待つ」、のですから、じっと我慢して乗っていました。着きましたねー! あっちこっちと廻ったので、どこへいくのだろ?と心配しましたが、着きました。ただで、乗せてくれた謎は分かりませんが、とにかく着きました。このセルビスが、バールベックまで行くそうです。このバス乗り場に着いたのが、9時半。まだ、乗客は、僕が二人目。全部で、14名になったら、出発すると言っていますから、相当待たねばならない事を覚悟していました。運転手の後ろの真ん中の席を確保すべく、乗り込みました。1.5Lの水を抱えて。そしたら、いつの間にか居眠りしてました。起きて見て、びっくり、水がありません。外を見ると、係員か乗客か分かりませんが、僕の水を回し飲みしているではありませんか!このやろう! それは、わしの水じゃ! ったく、ふざけた奴め!と怒ってやると、三分の一ほどに減ったペットボトルを返そうとします。お前達が、口移しで飲んで、いくらも残っていない水を返すっつーのか! このドアホ! 新しいのを買って来い!こう言う時は、つたない英語で、うー、うー、と、つっかえながら言うより、相手も分からんのだから、日本語で、ベラベラしゃべる方が迫力あり、相手にも伝わります。この日もその手です。お前らが、飲んだんだろ! 新しいのを買ってよこせ!皆が飲んで残ったのを返すなんて、不届き千万!だいたい、何で、人のを黙って、了解も得ず、みんなで呑むんじゃ。この!と、言いたいこと言って、睨みつけて、ムッとしております。それでも、何の行動も取らないので、又、文句言ってムッとしています。何度か、繰り返し、時間にすれば、10分も過ぎた頃でしょうか?このしつっこい中国人には適わん、と思ったのか、首謀者らしき男が謝って来ました。しかし、新しいのを買って返すのかは分かりません。まぁ、でも、暇つぶしは出来たし、言いたいこと言って、元々ない、ストレスも、さらに減るし、まぁ、勘弁してやろう。但し、水は要るよな、買いに行ったら、一番良い席を横取りされるよな、バックパックを置いて行ったら、盗まれると困るし、などなどと、考えていたら、新しいペットボトルを買って、持って来てくれました。すまん、すまん、と言う仕草をしています。こちとら、返って来ないと思っていた水ですから、驚いて、満面の笑顔で、よっしゃ、よっしゃ、と鷹揚に頷きました。そしたら、さらに、こんなものをくれました。菊の紋が入っているいようなお菓子です。悪いと思ったのか、お菓子まで、買ってくれたのです。わしも貧乏はしておるが、シリアの貧乏人から、貰うほど、落ちぶれてはおらんぞ、と言おうとしましたが、どのように言って良いのか、分からず、ありがとう、と素直に貰って食べました。中には、あまり甘くない、餡のようなものも入っています。水を飲んだ首謀者は、こいつです。怖そうな奴でしょう? 乱闘になったら、必ず負けるなー!いちゃもん、付けてきたら、どうやって避けよう? 文句を言いながら、同時にそっちの心配もしておりましたが、心配無用でした。その後は、とっても、仲良しになり、手振り身振りで、楽しい道中となったのであります。こう言った連中です。補助椅子3ヶも入れて、14人乗りですが、そこに、17人も乗り込んでいます。運転手の後ろは、2席プラス補助椅子で3席ですが、運転手席と僕が座る椅子の間に、わずかな隙間があります。そこに、120キロの体重がある、大デブの係員が座ったので、いい席だと思ったその席は、大デブに押しつぶされそうで、大変でした。まぁ、なんとか、ホムスを出発し、バールベックへは、3時間少々で、着きました。シリア、レバノンのイミグレで、30分づつ、およそ1時間かかりましたので、実際に走っていたのは、2時間弱でした。イミグレでは、シリアの人々の手続きは、運転手がやっていましたが、日本人の僕のは、何にもやってくれず、しかも、何の説明もありません。聞いても無視です。止む無く、自分で、行くより仕方なく、すったもんだしました。シリアでは、出国税を、550SP(1300円ほど)も取られました。レバノンへの入国は、スムースでした。そして、噂通り、ビザ代は無料です。3日滞在って言ったのに、1ヶ月マルチのビザをくれました。レバノン、いい国じゃーないですか?サウジからクウェートの、イミグレ間の距離、歩いて行くには遠い、と思ったものですが、ここ、シリアとレバノンのイミグレ間は、まぁ、歩くのは絶対に無理!って言うほど距離がありました。両国とも、国土は広い訳でもなし、中間地帯をそんなに広く取らなくても良いのになー、と不思議に思いました。ホテルは、探すのも面倒なので、20US$と言う、高い宿ですが、ここにしました。たはぁー! 本日は、長くなりました。ここまで、辿り着いた人は、粘り強い方か、途中飛ばした方か、よっぽど暇な方か、と言う人でしょうねー!何れにしろ、読んで頂き、ありがとうございました。
2008.08.14
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ホムスは、シリアの交通の要所であり、シリア国内ならば、どこへでも交通網が延びている、と言います。それだけの理由で、ここにも1泊して見たいと来て見ました。モスク以外、何もないですねー。勿論、スークはありますよ。でもねー、買物する訳じゃーないし、どこの国のスークも似たり寄ったりですしねー。ちょっと違うのは、女性の下着なども、ズラズラーっと、展示されていますね、ここは。 あまり見た事のない物ですから、目がそちらへ向きますが、じっくり見るのも、恥ずかしいので、通り過ぎます。正直言うと、僕は、その覆い物より、中の方に興味がありますです。はい。暇なので、ネットカフェを探して入りました。日本語がありません。英語は選べますが、基本の表示はアラビア語です。イエスはアイワ、ノーは、ラー、程度は知っていますが、どう書くのかは知りません。ですから、どっちをクリックしたら、イエスなのかも分からず、困りました。試しに日本のヤフーを表示したら、日本語は、全て完璧に表示され、ニュースを読むには、問題ない事が判明しました。僕は、旅に出ますと、ネットに繋げるか、繋げないかと関係なく、日記を書いてパソコンに保存して置きます。それを、USBにコピーして、ネットカフェに出かけるのです。ですから、日本語が書けなくても、日本語表示可能なパソコンなら、ブログをアップする事が出来ます。ここでも、アップしようとしました。しかし、ワードが表示されません。係りの人に話し、パソコンを何台か試したら、表示可能なものがあり、やれやれ、アップ可能となりました。困るのは、USBからパソコンにコピーして確認の為に再読し、誤字、脱字、おかしい文章など、直したい箇所があっても、直せない事です。完全主義者の僕は、うー、うううー、と唸ってしまいます。完全には、ほど遠い性格と、その実行結果なのですが、心は完全主義者なのです。日本語で書けないと、これが一番困った問題です。何故かと申しますと、完全を求める自分の心が休まる暇ないのです。まぁ、いつもの事なんですがね。疲れる性格ですよー。どうせ、大した事なんて、出来るはずはないのにねー。エッと、何の話でしたか? ネットカフェ? あー、それは、もう、書き終わりました。今は、もう、8月、えー? 幾日だ? 手帳は? どこだ?おー、そうそう、8月5日の火曜日でした。ダマスカスを1泊で通過し、その後の旅も順調です。シリアについて、絶対に見ておきたいって、場所は、もうありません。お隣のレバノンについて、外務省の安全情報を見たら、「渡航検討」に安全度がゆるくなっていました。で、ででで、レバノンへ行く事に決めました。調べて見ますと、レバノン最大の、みどころ、「バールベック」へこのホムスの町から、国境を越えて、直行で行けるのです。こりゃー、行かにゃー、損、損、でしょう?
2008.08.13
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デリゾールからアレッポへ移動です。「アレッポ」、と言う町、覚えやすいと言うか、親しみ易いと言うか?何故なのかなー? と考えてみたら、いつも、失敗しては、「あれー? あれー!」などと、言っているからでしょうか?とにかく、そのアレッポに向って出発です。このバスです。エアコン完備、水サービスあり、快適です。アレッポへの道も、ユーフラテス川沿いを登って行きますので、緑豊かな、風景であります。デリゾールから、4時間半で、アレッポに着きました。長距離バス停は、町の中心から、大体、2キロとか、3キロとか、離れています。必ず、タクシーが客引きをしています。ですが、僕は、こう言うところは、歩くことにしています。初めて訪ねた街を、聞きながら、テクテク歩くのも、楽しいものです。まぁ、ここは、ちと、いや、かなり、いや、物凄く、暑いですがね。休み休み、テクテクと歩いていました。そしたら、こんなもの見ました。これは、ホブスですよねー? ホブスです、こんな風に焼くのです。見ていたら、この火のおこっている、炉の中に、ホブスを素手で、貼り付けるのです。熱くないのかなー?45分ほど、歩いて、町の中心につき、ホテル探しです。満室のホテル、5軒。気に入らないホテル、3軒。そして9軒目のAL ZHRAA HOTEL に決めました。1000SPと言い張るのを、何とか、900SPまで負けさせて、決めました。本日は、昨夜の、もう恐ろしい暑さの夜を避けたくて、エアコン付きの部屋にしました。2000円もしますから、ちょっと、高級でしたでしょうか?さて、町の探検、中心部にある、時計台。さらに歩いて行くと、スークを通って、アレッポ城へ続く、アンタキヤ門に着きます。そして、ごみごみした、スークスークを歩いていたら、停電となり、発電機を道路に出して、発電開始しました。屋根もあり、密閉状態の中へ、目が痛く臭い排気が充満して、、足早に歩きました。そのスークを抜けると、アレッポ城です。深さ22mの堀に囲まれ、周囲が2.5キロmもある巨大な要塞です。縮小しました、アレッポ城を見て下さい。 これまた、縮小版、アレッポ城の中を見て下さい。 このアレッポ城、18時で門が閉められます。17時40分頃、ぴーぴー、笛が鳴らされ、帰れー! と言ってます。僕は、17時を過ぎて、入場して、故あって、雑談を30分位していたので、まだたったの10分しか見ていません。150SPもとって、もっと見させてくれよー!と言いましたが、冷たく、あしらわれたので、くっそー! と思って、べぇ~っと、舌をだして、ふんだ! と言ってやりました。舌でる。 シタデル。アラビア語で、「シタデル」とは、「城塞」と言う意味です。(だから、舌だした訳ではありません。)
2008.08.11
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昨日は、おぉー! あれがイラクか? と言うほど、イラク国境にに近い、ドゥラ・エウロポスで、感動的なユーフラテス川を見ました。デリゾールの地図を見ると、町の端に、ユーフラテス川が流れています。行って見ないと、一生の損になると思い、朝の散歩と洒落込みました。川が見えて来ました。なんじゃー? これがユーフラテスかー?彼女のアパートへ通った、目黒川じゃーないよなー? 東京の我が街、池上を流れる、呑川でもないよなー?何とも、ちんけなユーフラテス川です。地図をもう一度確認すると、どうもこれは支流のようで、もっと先に本流があるらしいです。本流を歩いたことのない、僕にとって、支流が似合っていると、言えないでもないのですが、それとこれとは、関係ないとして歩きました。こんな道路です。おー! 見えて来ました。これが、デリゾール橋です。名づけ方が簡単ですな。町の名に、橋をくっつけただけです。東京橋とか、大阪橋、名古屋橋と言った命名です。しかし、橋が沢山ある町では、その名の取り合いになるから困るでしょうが、ここデリゾールでは、そんな心配は不要のようです。あんまり、大きな橋ではありませんねー!おー! 雄大な、ユーフラテス川です! こうでなくちゃー!目黒川程度ではねー、納得出来ませんよ。なんせ、世界4大文明発祥の元の川なんですからねー。橋と周囲を、見て下さい。 この橋、車は通れません。歩く人と、自転車の人は通ります。でも、コンクリの繋ぎ部分の幅が広いのです。子供なら、落っこちてしまうほどの幅です。大人でも落っこちるかな?そうだなー、スタイルの良い、女性なら、間違いなく落っこちます。その位、隙間が開いてます。日本で、こんな大きな、隙間のある橋があったら、大騒ぎでしょう。ニッポンのお母様たちが、半狂乱状態で、行政の怠慢をののしる事でしょう。そして、マスコミも、大挙して押しかけ、報道するでしょう。物知り顔の、評論家が、どこのテレビ局を廻しても、何でこんなのを放っておくのでしょうか? 信じられません! 即刻、修理すべきです!などと、のたまうのでしょう。しかし、ここ、デリゾールでは、そんな心配はありません。僕が、こわごわ、その隙間を飛び越えると、子供達は、その仕草がおかしいのか、僕の前に後ろについて来て、行列騒ぎとなりました。ひょいひょい、歩いていまして、隙間に落ちる心配など、全く感じられません。でも、僕には、やっぱり、ちょっと怖いです。夜、暗闇で、渡るときに、落っこちてしまったなどと言う事故はなかったのですかねー? 聞いたり、確認したりするチャンスなく、これは、謎のままです。しかしなー、現地の人は、隙間があっても、ひょいひょい、歩いているのに、僕は、こわごわ。いかんなー! 弱い人間に成り下がってしまっている!
2008.08.10
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ミクロバス(歩き方より)と言うらしいですが、こんな可愛い車で行きます。(この近辺の国では、セルビスって言ってると思うのですがねー。)勿論、自然の温度調整付きです。まぁ、汗がたっぷり出るので、これは、痩せますね。減量したい人には、お奨めです。(昨夜から、引き続き、ダイエットの旅です。干からびそうです。)ユーフラテス川の、川沿いを下って行くので、緑は豊富です。ラクダも食べ物が沢山あり、まーぁ、すごい団体さんです。ユーフラテスといったら、メソポタミア文明の、あの世界4大文明の所ですよねー? ティギリス・ユーフラテスでしたか?すごいところへ来てしまいました。でも、まだ、その川は見ていません。デリゾールの近くに有名な橋があるらしいので、明日行って見ます。ミクロバスで、暑さに参った1時間、そして、さらに15分ほど進んだところで、「ここだ、ここで、降りろ!」、と言われました。な、なに? どこじゃー! 見回して見ても、なんにもありません。い、いや、とーーーーーくの方に、何か見えます。おい、おい、こんな、砂漠のど真ん中に降ろされてしまって、バスの中より、数倍は暑いし! 直射日光、突き刺さるじゃないか!い、痛い! どうすりゃー、 いいんじゃ!仕方なく、歩きます。汗が目に入り、ハンケチ片手にゆっくり歩きます。まだ、あんなに、遠くじゃ。全く、日陰がないので、溜まりません。それでも、歩いていれば、段々、目的地は近づいてきます。ひぃやー! ようやく門まで、辿り着きました。だれ~もいませんが、チケット売る人は、小さな小屋の中にいました。75SPは、しっかり取られました。こんな所へ見に来る人がいるのか、聞いて見ました。「イタリアからの団体さんが、バスで10人やってきた。あんたが11人目。」だ、そうです。1日、10人程度しか子来ない、観光地です。門を入ってみます。門の左側の壁です。壁以外は瓦礫です。右手側です。な~んにもありません。広大な土地ですが、な~んにもありません。恐ろしくな~んにもありません。もう、戻ろうか? と思いましたが、せっかく、ローカルバスで、エッチラオッチラ、そして、砂漠を、トボトボと歩いて、辿り着いたので、もう少し先まで、歩いて見ようとしました。この辺りは、貧乏人根性って言うか、暑くて、疲れているのに、良く歩こうと思いますよねー! 我ながら感心します。と?すると?向こうの方に、砂漠や、瓦礫の山とは、かけ離れた景色が見えます。ありゃ? 目がおかしくなったか? 心がおかしくなったか? 目の錯覚か? 豊かな緑が見えるのです。ん? んんん? 陽炎か、蜃気楼か?うつ病が悪化したか? 直射日光で、アホな頭脳が、さらにやられたか?怪しみつつ、もう少し近づいて見ました。やや! 川じゃ! 間違いない、川じゃ! でかい川じゃ!目を擦って、後ろを振り返れば、ありゃー? やっぱり瓦礫です。さらに川が良く見える移動してみます。これは、明らかに川です。大河です。う~ん、これが、ユーフラテスじゃな! ようやく、ここで気が付きました。遅いなー! 気が付くのが!ガイドブックを開いて見れば、この軍事都市は、ユーフラテス中流を守る為に、アレキサンダー大王の武将セレウコスと言う人が作ったのです。武将:セレウコス無精:アジアの星一番 同じ、ぶしょう、でも、どえりゃー違いだす。ここに、ユーフラテスがあって当然なのです。蜃気楼ではありませぬ。ゆったり、流れています。ゆったり、ゆったり、です。それにしても、水のちから、水の有り難さ、この景色を見れば、理解力の不足している人にも簡単に分かる、対照的な景色です。古代の人類も、象やライオン達と共に、水を求めて、やって来て、厳しい生存競争を、勝ち抜いて、生きてきたのですね。うつ病になど、なってる暇はなかったでしょうなー、当時の人たちは。
2008.08.09
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デリゾールへ移動します。デリゾールが目的地ではないのです。イラク国境近くに、遺跡があります。ドゥラ・エウロポスと言う、紀元前3世紀頃に作られた、軍事都市を見たい為に、行くのであります。パルミラからデリゾールの景色は、中東の砂漠地帯と同じです。日本で言えば、ドライブイン? 道路脇にあり、小休止しましたが、変った造りなので、撮って見ました。長距離バス停に着いたら、外国人は集まれ! とか言われて、別の部屋に連れて行かれ、パスポートのチェックがありました。こんなのは、初めてですね。因みに、デリゾールから、ドゥラ・エウロポスへ行くバス停でも、パスポートのチェックがあり、台帳に記載してました。イラク国境に近いので。外国人の検査が厳しいのかも知れません。これが、デリゾールの町です。ごちゃごちゃしてますねー! 町の中心、アザール広場です。腹が減ったので、昼食です。シュワルマとは違いますが、ホブスに、肉とトマトなどを挟んだものですから、似たようなものです。1ヶ、30円です。結構、ボリュームありますよ。エアコンなし、シャワー、トイレ共同のバックパッカー宿、ホテル・アル・ジャミア・アル・アラビアに決めました。わずか、350SP=750円程度です。安いですが、エアコンないときついですねー!座って、パソコンに向っているだけで、汗が滴り落ちます。この夜、ずっと、ずっと、暑くて、朝の5時過ぎまで、汗がボタボタで、まんじりと言うのでしたか? そのまんじりともせず、あぁ、もうこれから、絶対にエアコン付きの宿にするぞ! と心に言い聞かせておりましたです。3リットルの汗が、流れ出たと思います。ダイエットしたい方には、お奨めの宿です。
2008.08.09
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客引きに連れて行かれたホテルとは、とかく金儲けの話で揉める。ここのホテルも、ツアーを懸命に薦めるのです。オーナーから、 * エラベール家の塔墓 * 三兄弟の地下墓室 * アラブ城での夕陽この3ヶ所で、1000SPと言います。2000円ちょっとですから、安いのですが、きっとこれは吹っかけていると思って、「行かない」と言うと、どんどん、下がって、600SPになりました。それでも、タクシーなんて、どこにでもいるから、OKしません。そしたら、パルミラの入り口で、16時に待っている、としつこいです。テルミラを全部見終わって、歩いて戻ると、オーナーに会いそうな時間だったので、ショートカットして、ガラクタとなった住宅地跡を通って、市内へ戻って行きました。そうしたら、オーナーの奴、そこで待っていたのですよー!その商売熱心さに驚きましたが、こちらは引きます。絶対に行かない! と思ってしまいます。結局、オーナーを追い返し、しばらくして、他のタクシーから500SPで誘われたので、それにしたのであります。200円とか、300円の差ですが、僕もかなりネバイですね。エラベール家の塔墓 ったく、大したことはありません。三兄弟の地下墓室 行く価値を感じません。まぁ、そんなもんやろ、と、諦めて、ホテルへ送って貰いました。夕陽も大したことなかろう、疲れたから、ホテルに居るかなー?とも思ったのですが、既に3ヶ所分を支払っているので、結局行きました。アラブ城から見た、現在のパルミラの街並です。アラブ城から見た、パルミラ遺跡の全景です。いやー、ツアーに参加して良かったですねー! こんな風に、全景が見られるのですから。アラブ城です。そして、パルミラ遺跡の反対側を見ると、夕陽が沈んでいきます。何と、きれいな夕陽でしょうか? 虚空さんへ見せてあげたいです。太陽が、半分ほど沈みました。このあと、30秒程度で、太陽は、完全に地平線の下です。どう見ても、地球が太陽を廻っているとは思えません。太陽が地球の周りを廻っているとおもうでしょうねー。誰でも。地球は廻っている、なんぞと思った奴は、頭がおかしかったのでしょう。この光景を見て、そう思いました。
2008.08.07
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もう既に、パルミラから、ずいぶん先へ来ています。ですが、ネットカフェが見つからなかったりで、仲々、アップ出来ません。そして、皆さんの所へもお邪魔出来ずにいますが、悪しからず、ご了承願います。又、カメラのレンズに汚れがあるのか、何度、拭いても黒いボヤケが残ってしまい、残念です。汚れじゃーないのかなー?===============================これが、パルミラの一番、柱が残っている部分です。って、言っても分かりませんよね?ベル神殿を出て、記念門へ向っていくところです。ん? 誰か、立ってますねー? ん? 誰だー?少しだけ、見覚えがあるような、ないような? 化粧してないな? 今日は、あんた?そうそう、アラブ語で、アンタって言えば、日本語でもアンタって意味なんですね。分かりやすいです。因みに、私は、アナです。アンタとアナ、で、あなたと私です。アナがなんかピンと来ませんね。あは、余談でした。はい、もう少し近づいてみた、記念門です。列柱道路って言うらしいですが、広大な遺跡の町の真ん中を、こんな柱の道が、あったようです。円形劇場がありましたが、鍵が閉まってて、中に入れません。外からでも、丸い形は、わかりますがね。これが、四面門です。列柱道路の入り口から三分の一ほどの所にあります。この四面門、夕日を浴びると赤みを増して、素晴らしく美しいとのことです。四面門を超えると、観光客は、ほとんどいません。又、歩くところも、整備されてなくて、気を付けて歩かねばなりません。列柱道路は、残っている柱が、途切れ途切れながら、まだずっと続いています。ここが、列柱道路の突き当たり、葬祭殿があります。ここは、保存状態が良く、柱のほかに壁も残っています。入れませんでしたが、地下には納体室もあるようです。ここから、列柱道路を見た写真です。帰りは、ほとんど、柱も残ってない、住宅地跡を歩いて見ました。この方が、近道で、早いのです。暑いしねー。そしたら、雑草が健気に生きていて、花? 実を付けていました。強いですねー。 けど、あんまり、可愛くないですね。
2008.08.06
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パルミラはオアシス都市で、古くは7万年もの前の、石器が発見されているそうです。紀元前18世紀の頃、「タドゥミル」と言う名で、呼ばれていたと言う文書もあり、かつての呼び名も残されているそうです。その後も、色んな歴史の中で、翻弄された都市ですが、詳しくは自分で、調べて下さいまし。まずは、パルミラの「ベル神殿」から見ました。正面です。中に入って、柱が残っている西側から、見た所です。大きな石ころが、ゴロゴロしております。これらは、皆、建物の柱だったり、梁だったりしたものです。柱がこのように残っています。人間が2人見えるでしょうが、如何に大きな柱かが分かると思います。関係ありませんが、このカップル、暑いのに、ずっとくちづけしてました。お陰で、写真撮るのを、待たされましたよ。ったく、もっと別のところで、やってよ! と言いたいです。生殖は、どんなに暑くてもやるのですねー! お疲れさまです。これが、神殿かなー?これにも、下に、人が見えますね? 巨大な建造物なのです。
2008.08.04
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まだ、もう1泊して、ダマスカスを見たいのでありますが、宿探しが面倒なので、シリア最大の見所、世界遺産のパルミナへ早々と移動する事にしました。ここ、ダマスカス、イスラム第4の聖地であり、そのモスクの名が、ウマイヤド・モスクて言うのですよ! ウマイヤド。「うまい宿」、とも書けますよね? もっとうまい宿、準備して欲しいものです。50US$も支払った、AL PATRA HOTEL、朝食付きです。ブッフェと言うので、「元を取り戻したれ! 思いっきり食ったれ!」と、思いましたが、大して食べるものなし。これで、全種類です。中東にしては、珍しくスープがあると思って、スプーンで掬ったら、な、なんと、ジャムでした。やむなく、ホブスにつけました。スープと、ジャム間違えるか? アホやねー!さて、ホテルから長距離バス停へ。始めのタクシーの運ちゃん、200シリアポンドと言うので、『バ~カ!』と言って見送り。次の運ちゃんに決めました。100シリアポンド、相場通りです。着きました。長距離バス停。なんと、このバス停から、トルコのアンカラとか、イスタンブールまで、直通のバスが出ているのです。興味本位で聞いて見ましたところ、イスタンブールまで、1800SP=およそ4000円。20時間かかり、毎日、2便、夜の21時と、22時に出ているとのことです。便利ですねー!パルミラ行きのバスです。一応、エアコン付きで、水のサービスもあり、トルコのバスに比べれば、サービスは劣りますが、特に、文句を付けるべき箇所はありません。ダマスカスからパルミラへ。途中の風景です。このような、緑があるのは、最初だけです。道中は、ほとんど、このような、緑のない土漠でした。パルミラではバス停も何もない、道路端に降ろされました。僕と、もう1人だけが、パルミラで降りるようです。さて、どこかいな? ここは?と、キョトキョトしてたら、客引きが来ました。始め20ドルと言うので、「バ~カ!」と歩きだそうとしたら、「500でいい」と言うので、部屋のみ見る事にしました。外観は普通の家みたいです。部屋です。部屋の外には、ベランダがあり、パルミラの遺跡が見えます。エアコンもついているので、あまり綺麗ではありませんが、ここに決めました。ベランダからの景色です。遠くに遺跡が見えます。
2008.08.03
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朝早くサウジを出発。バハレーン空港から、シリアの首都、ダマスカス空港まで、たった2時間半の旅です。ホテルの予約が出来ていないので、ちょっと心配でありました。4人部屋のドミを見ましたが、さすがに、贅沢に慣れてしまったのか、1000円のドミ、ここでは眠れないと諦めて、別のホテルを探しました。50US$と言う、バックパッカーにしては、超贅沢な部屋が見つかりました。それでも、1泊しか空いてません。明日は、どうするか?荷物を置いて、早速、旧市街:オールドダマスカスを見学に出かけました。 新市街から、旧市街へ 城壁が見えて来ました 行く道路 城壁です 城壁を越えると、ハミディーエ・スークです。 ここは、入り口ですが、なんと、アーケードもついていて、長さが600mもある、大きいなスークです。歩いている人も多いですね。お! アイスクリームが、山のようにありました。早速、買って見ましたぞ! およそ100円です。サウジより、ずっと過ごしやすいとは言え、暑いのは暑いので、おいしいです。スーク・ハミディーエの突き当たりが、ウマイヤド・モスクです。このモスクは、イスラム教第4の聖地と言われているそうで、巡礼者が多いとのことです。そう言えば、イランからの巡礼者で、部屋が満室です、と断られたホテルもありました。 中庭が広く、皆さん、思い思いにくつろいだりしておりました。部屋の中には、イスラムとしては、多分、重要なものが安置されています。皆さん、触ったり、拝んだり、写真撮ったりしてました。 ここは、巨大なお祈り室のようです。僕は、疲れてしまって、横になって寝ていたら、係りの人に怒られました。小突かれて、起こされてしまいました。神聖なお祈り室ですからね。入らせて貰っただけで、感謝せねばならないのに、失礼してしまいました。 シリアは、サウジと同じアラビア半島ではありますが、気候はずいぶん違います。暑いのは、暑いですが、サウジのように、痛いと言うか、突き刺すと言うか、そのような暑さではないです。もっと、やさしい暑さです。気温が、たぶん、サウジに比べて、もっと低いのでしょう。
2008.07.31
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本日、シリアのビザを取得しました。アラビア半島の国々は、日本に対して友好的な国が多いようで、事前にビザを取得しなければならない国は、少ないです。サウジアラビアは、別格で、観光ビザは、ほとんど例外を除いて、発給されません。ワーキングビザも、取得にはハードルが高いです。ビザを取るのは、非常に難しい国です。ビザが入国時に取得可能な国は、下記です。 バハレーン UAE(アラブ首長国連邦) カタール オマーン イエメン クウェート ヨルダン レバノン イスラエルほとんどの国が、入国時にビザとれますね。事前にビザ取得が必要な国 シリアと言うことで、シリアだけなんですね、ビザの事前取得が必要なのは。あ! イラクを忘れてました。イラクは、ビザどうなんでしょう?分かりません。ホットなニュースなんですが、UAEへの入国は、7月29日から、ビザの事前取得が必要になるって、噂が出ております。本当なら、何故なんだろう? と非常に不思議です。観光に力を入れて、大金をつぎ込んでいるのですから、ビザを必要としたならば、観光客は、不便になりますよね?若しかしたら、その観光客の数も減るかも知れません。え? なんで、シリアのビザをとったのかって?そりゃー、勿論、シリアへ行くのですよ!えー? なんですか? また、行くのか! ですと?また、行きますよ! 今週の木曜日からです!へへへ、ホホホ、うふふ、これで、45ヶ国目です。タイトルを、世界一周にしましたので、目標を108カ国にしました。いつまでに、達成出来るやら?
2008.07.28
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