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カナダと何故アイルランドが合作なのか全くわからないが、なんとなくカナダっぽい風景であった。 2016年のアカデミー主演女優賞を母親役のブリー・ラーソン 27 が受賞したことで映画は有名になった。しかし、観てみると、5才の子を演じた実際は5才か6才か7才かわからないがそのぐらいのジェイコブ・トレンプレイという子役が真に素晴らしい演技だった。そのためこの映画のリアリティーが格段に高まったし、感動やスリルが与えられたのである。 ヒューマンドラマ不作の中では傑作に入る。 92点!
2016.11.24
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何だ何だァ〜この可愛い女優は!! アリシア・ヴィキャンデル或いはヴィカンダー、と記されている。 白人には見えなくて、かといってプエルトリコ系にも見えない。民族に詳しい俺でも、映画では地球のどこのエリアの人かわからなかったぞ。 肌もまっちろではなくパッと見でインドとかその辺りの血が混じってるのかなー?と思ったら、スウェーデン人で28歳とのこと。え、スラブ系?? フィンランドがクオーター入って、で髪や目が茶色って何のこっちゃ。 コードネーム アンクルにも出てたのか。。この人は相当人気出そう。 えー肝心のジェイソンボーンは、おもしれえー! この映画は今ひとつ評価が伸びていないが、評価が低い方は何を期待してたのかな?? 100パーセント期待通りだと思うのだが。 90点!
2016.10.17
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以下ネタバレ注意!! 品川区に半世紀ほど住む俺。 アクアライン、風の塔、海ほたる、羽田、多摩川、鎌倉、武蔵小杉、丸子橋、多摩川台公園、呑川、蒲田、第一京浜、北品川駅、品川神社、御殿山、天王洲、目黒、新橋、東京駅、、蹂躙され破壊される街。全てが普段飲みに行ったり車で通ったりの庭と呼べる馴れ親しんだ場所であり、そして目に焼きついている風景である。 特に呑川は目黒川の半分ほどの川幅しか無いし、大田区民でも半数は知らない川だが、ここを変態前のゴジラが遡上して不法係留のプレジャーボートを跳ね飛ばしまくった事で、遂に呑川が全国区的有名な川になったのか? 自宅に戻ってから観ていない高校3年の息子にゴジラの生命体としての不思議さと進化の凄さを熱く語ってしまった!息子も絶対行くと言っていた。 この映画は、、、やり切った感が在る! 東宝さん、頑張った。素晴らしいです。 ゼロベースから、日本の特撮映画やSF怪獣映画とは何か。何が面白さなのか。一度原点回帰し、ストーリーやパーツから何やら全てを洗い直したのだろう。原点から何が面白さなのか??を真剣に考え抜いた結果この映画になったと思う。 先に、変態前の、と書いたが、魚が陸に上がり二足歩行するまで自然科学ではベルム紀から三畳紀の1億年以上もかかっている。しかしシンゴジラは川崎沖の魚類らしき姿から、蒲田に上陸し爬虫類の様に移動し品川駅付近で立ち上がるまで進化する。そして鎌倉では100mに巨大化して脚も尾も太く二足歩行している。 不可解な点も多々あるが、、それを薙ぎ倒していく魅力がある。石原さとみや竹野内豊ら役者の必死な演技も笑える、そして最後の方に熱い感動すら覚える。 94点かな。
2016.09.07
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ポスターなどはコメディっぽいが、コメディではない。 秀でたわかりやすい映画で、素晴らしい。92点!感動的であり、名作となる可能性が高い。賢者とはどこに居るのか。賢者はどのように生まれるのか。賢者は誰を助けているのか。誰が賢者を賢者だと見抜くのか。賢者は誰に助けられるのか。一人の内に賢者と愚者がいるのではないか。展開に驚く。 いろいろと考えさせられる。俳優が豪華で、ほぼ全ての俳優が役に合い見事な演技だった。松田龍平が素晴らしい。知らなかったのだが、最後の方に羽生結弦が出演していて、驚いた。仙台藩の第7代当主 伊達村重として登場した。役柄に似合っていた。この登場シーンでは理解のある殿様という役回りだったが、実際の伊達村重は官位欲しさに幕府の重鎮達に金品を送り手伝い普請を買って出て藩の財政困窮を招いた駄目殿のようである。 また、若い大肝煎として登場する千坂仲内役の千葉雄大という俳優も宮城県多賀城市の出身とのこと。
2016.05.18
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この映画の原題は The Martian という。火星の人、である。これが邦題で何故オデッセイになったのかは知らない。 マット・デイモン主演。リドリー・スコット監督作品。 素晴らしい!!! これは素晴らしいっ! 95点。 おそらく50年から100年後ぐらいには火星に有人探査機が降り立ち、こんな状況になるのではないか?と思わせるほど、科学的リアリティーに溢れるSF映画だった。 最近では、科学的におかしな点が多々あった ゼロ・グラビティ。あれに比較して相当 リアリティーに富んでいる。 それでも、宇宙SF物だから仕方ないが、ちょっとは科学的に怪しいな?という点がある。それは火星の重力が地球の半分以下なのにマット・デイモンが普通に歩いていたりする点。 それと、そもそも事故の原因となる火星に起きた巨大砂嵐だが、気圧が低い火星において、そんな暴風が吹くのか??という点がどうしても疑問だ。気圧が低いのなら威力が半減以下となるはず。 でも、でもそんな矛盾点を差し引いても素晴らしい出来だった。。 中国の補給船が救出作戦を助けた!みたいな筋書きは、本来なら全く要らなかったのだが、、中国資本がハリウッドに及ぼす影響が出てしまった典型的な例だと思う。ちとウゼー、チャイナ! 製作に140億円かかったというが、そんなに安く出来たんだーという感じ。
2016.03.01
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かなり面白い!感動的! 91点!! 1974年。フランス人曲芸師が完成間近のNYワールドトレードセンタービルで綱渡りをしたという、なんのヒネリもないとても単純なストーリー。これが何故こんなに面白いのか? ロバート・ゼメキスといえばバツクトゥザフューチャーやフォレストガンプの大監督だが、何故こんな単純な話を映画化するのに動いたのか? ワールドトレードセンターのツインタワーは古きアメリカ人にとっての東京タワーのようなものだったのではないか。エンパイアステートビルの方が遥かに古いが、ツインタワーの方が象徴的だ。 このツインタワーに命を吹き込んだのが綱渡師のフィリップだとこの映画では伝えている。これは2001年にツインタワーの命を奪ったビンラディン率いるテロリストによる911事件の対比になる。 フィリップの綱渡りは不法進入で様々な違法行為であり警察に逮捕されるのだが、ビルのオーナーはフィリップにツインタワーの展望台のフリーパスを与えるのだ。オーナーはそのフリーパスの有効期限を消し、永遠 と書き込む。 この辺りにこの映画の深い部分を感じる。 千年の医師、ペルシアの彼方へ、にイブン・シーナー役で出ていたベン・キングズレーがまたも今回チェコの綱渡り名人として映画に出て来た。高く評価出来る。
2016.02.09
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以下にネタバレ多数有り、閲覧注意をお願いします。全体の感想は悪くないし、2回泣いた。非常に複雑な映画で評価するのは非常に難しいが、点を付けるなら91点ぐらいか。壮大な物語だと思う。次の続きの、エピソード8は2017年5月の公開だというがとても待ち遠しく早く観たい。大袈裟だがこの映画と共に人生を歩めた事を嬉しく考えている自分がいる。この映画は観ていて非常に忙しい。何故か。登場人物が懐かしかったり老けっぷりに感動して泣いたりと、こちら側の感情の起伏が激しい中で、場面設定と同時に旧キャラが出てきた理由などを頭の中では必死に理解しようとするため、目まぐるしく場面転換している様に感じてしまう。また、新キャラについてもいちいち旧キャラとの関連を疑う必要があり、必死に機械や生き物の形状、形態などを追う必要があり忙しい。ハン=ソロは自分たちが出てきた理由をミレニアム=ファルコン号をスキャンしていたからだと無理矢理説明しているが、ミレニアム号をスキャンしていたからその船を捕獲したのは良しとして、それに偶々、BB8とレイとフィンが乗船していたのはかなり無理がある。良かった点。乗り物やメカ類が詳細な映像の中で非常に美しいこと。カイロの乗る船は非常にカッコ良し、また、ライトセーバーのメタリックな質感など素晴らしい! 親子のフォースの物語が繋がったことも素晴らしい。レイはキャラクターだ際立っているし、主役に相応しい美しさ。しかし、おかしな点も多々有る。代表的なもの。1.これまでのスターウォーズシリーズには何万年も前の銀河系の話という大前提の中、SFとして壊滅的不可解な舞台は無かったかに思うのだが、今回は、これはないだろう!的な設定が出てしまった。スターキラー基地から発射される光線ビームが共和国の星々を破壊する様子が、レーア姫(将軍)などが居る秘密基地のある星から空に見えた。ビーム光線は途中で分かれて沢山の星を破壊した。空に星が何個も見えて、それらにビームが当たり破壊される様子が目で見えるということは、地球と月程度、もしくはその何倍か程度の非常に近い距離に共和国の人達が住む惑星が何個もあったということになる。非常に小さな太陽系の様な星系の中に共和国があり、そこからとても近くの同じ星系の惑星にレジスタンスの秘密基地があったということ。。今まで見つからないはずがないし、一緒に破壊されているのが普通であろう。2.アナキン・スカイウォーカーが非常に強力なフォースを持ち、その双子の子(ルークとレイア)も強力なフォースを持ち、レイアの子(カイロ・レン=ベン)も強力なフォースを持つとすれば、たとえルークが隠れたとしてもレイアやカイロにはルークの居場所が地図無しでも判るのではないか??だってカイロ=レンはレイのフォースの目覚めを感じる程のフォースの持ち主だし、レイアは遠くの星に居るソロの危険を察知する程のフォースだもん。3.カイロ・レンは何のためにマスクを装着してるのだ?フォースが増幅されるわけでもなさそうだし。ダース・ベイダーのマスクは醜く変形した顔を隠したり呼吸を助ける意味があったと思うが、レンは不細工だけど顔はあるし、息も出来る。ところでカイロ・レンの顔は長さが45センチぐらいあってレイの倍以上あるのでスターキラー星での戦いのシーンで観客が遠近感が判らなくなるという不具合が出た。他にもあるけどもうやめることにする。
2015.12.29
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スーパーマン マンオブスティールで主演したヘンリー・カベル主演。ガイ・リッチー監督の0011ナポレオン・ソロをリメイクしたスパイ映画。 映画らしい映画だと思います。相当面白かった。93点。ローマの休日を観ているとより面白い。 1960年代前半のヨーロッパを舞台にしているが、古さは全く感じない。それどころか、新し過ぎる。東ドイツの車といえば トラバント だが、この車は確か軽自動車並みのエンジンを積んでいたと思う。しかしこのトラバント二台によるカーアクションがすっげー。 この監督の作品でシャーロック・ホームズ二作があるが、本作の斬新な撮り方はシャーロックにやや似ている。
2015.12.02
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ジャック・ニコルソン主演のサイコ映画である。アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞を獲得している。いわゆる主要5部門を取った作品は少ない。 最高のアメリカ映画TOP100の中で20位にランキングされている。 コメディの要素もありかなり笑えるのだが、安穏としたサラリーマン生活を送っているねこまんま師にとって自由とは何か、本質的には自由と思っている人間が自由ではなく、自由を阻害されている人間が自由なのではないかということを考えさせられた。ラストにかけて次第に驚愕の、考えられないストーリー展開が待つ。 92点。
2015.11.01
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江口洋介 本木雅弘 仲間由紀恵 綾野剛 柄本明ほか テンポ良く迫力ある映画だったわ。凄いわ。。 良い点。 ・本木雅弘、綾野剛、仲間由紀恵の演技がすんばらしい!特に本木の鬼気迫る眼が凄い!!彼らの演技力が下記の全てのマイナス面を補って余りある感じ。 ・2回泣きます。。 ・エっ!ええええっーー?!?!って処が何度もあります。 やや納得できない点。 ・ハリウッド大作に比較してCGが粗い点。これで白ける場面ありました。 ・自衛隊のヘリ隊のワイヤー打ち込みの救出劇が安全面からちとやり過ぎな点。 ・無理繰り東日本大震災の向井理のパイロット役を作った点と、今だに父親へのモールス信号は臭過ぎ。 ・綾野らの白血病と原発の因果関係がはっきりしない点。。 まあ総合的に勘案してもかなり面白い! 90点!! 観たい! 観たい!
2015.09.26
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9/5公開の映画。 知らない街の路地裏で思いもよらず美味しい店を見つけたような、そんな幸運な拾い物をした様な良い映画だった。。95点〜96点! ジョンレノンの曲が散りばめられているという事で、ビートルズの曲が多数使われた映画、アクロース・ザ・ユニバースの様な映画なのかなと思ったが、もっともっと良かった。 音楽とピアノと音楽ホールの物語。 ロック・スターの物語。 ジョン・レノンの物語。 家族の物語。 友情の物語。 自分探しの物語。様々な捉え方があり全て含有されている。。 この映画は、コメディー にカテゴライズされるらしい。しかし日本人には分からないアメリカの番組なども出てきてたまに笑いのツボが分からない事に加え、アル・パチーノ以外に実力派俳優が4人も豪華にキャスティングされているため、完全にヒューマン・ドラマとなっている。何度か泣いた。。。 アル・パチーノ演ずるダニー・コリンズというアメリカで誰もが知る架空のロック・スターは、日本で例えれば誰に当たるのだろうと考えた。矢沢永吉だろうか?もっと年配の西城秀樹とか加山雄三とかに当たるのだろうか??分からない。。 原題と邦題の違いだが、君へのうた というのが何なのか? 本来なら君への手紙 となるはずだが、君へのうた としたのは、、名曲 love が、ジョンレノンからダニーへの歌 という意味ではないだろうか? だから最後に流れたのでは? 映画 セッション の主人公の彼女役の女優がヒルトンホテルのフロントに居る学生アルバイトを演じていて、やはり音楽に係る映画の端役を演じるのかと思い、非常に可愛いらしかった。とにかく上質の映画だった。
2015.09.09
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ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(Mission: Impossible - Rogue Nation)は、クリストファー・マッカリーが監督兼脚本を務めた2015年7月31日公開のアメリカ合衆国のスパイ映画で、シリーズの5 作目である。非常に面白い! 96点! ただ時間潰しとか、スカッとしたいなら最適な映画だと思う。 トムクルーズ扮するイーサン・ハントはいわゆる「不死身」。峰不二子みたいな格闘能力の高いイルサ(レベッカ・ファーガソン)という「不死身」の女スパイが登場する。物語の前半での最大の盛上がりのシーン、ウィーンのオペラ座での「トゥーランドット」の最中、用心暗殺が計画される緊迫した場面。ここで舞台裏や舞台吊り照明や幕の間をイーサンや敵やイルサが激しく行き交うのだが、何となく「オペラ座の怪人」へのオマージュを感じたのは私だけだろうか。また、プッチーニの超有名歌曲『誰も寝てはならぬ』の最大の盛上がりのフォルテッシモだったか?テナーが一番高温になる時だかにオーストリア首相を狙って撃つという設定になっており、その為この楽曲が映画を観る者の脳裏に焼き付くのであるが、その後、映画の中で何度も「誰も寝てはならぬ」が流れている。これは、映画を見ながらウトウトしないで欲しい、という意味ではないか?と深読みしたくなった。ストーリー的には敵と味方が激しく入れ替わるということもなくわかり易いので、万一うとうとしてもストーリーがわからなくなる事はない。さて、映画の中でモロッコのカサブランカにある発電所の地下に重要なメモリーが隠されている設定があり、主要な登場人物はカサブランカに行くのであるが、1991年の2月に大学の卒業旅行で私もカサブランカに行ったことがあり、映画を見ながら当時を思い出していた。モロッコは当時の私にとって「辺境」であり、フェズやマラケッシュなどの古都が沢山在り、(世界遺産=しかし当時は世界遺産という認識は全く世の中には無かった。)かつエキゾチックな未知な砂漠のオアシス世界というイメージだった。映画の中でも羊やロバが出ていたが、当時も迷路のような街の中を沢山のロバが荷物運搬に使役されていた。カサブランカは観光地では無かったが、映画「カサブランカ」で有名な街だったから寄る事にしたのである。(しかし映画「カサブランカ」は現地ロケは一切無く全てハリウッドで撮影されたらしい。。)スペインからジブラルタル海峡を渡り、ティトアン~フェズ~マラケッシュ~カサブランカ~ティトアン~スペインと、モロッコの主要な街を10日ぐらいで巡った。地中海に面したアルヘシラスから、海峡を渡るフェリーに乗り、セウタというスペイン領アフリカ大陸の街(飛び地)へ。そこから国境へ。国境でモロッコに入国したら乗り合いタクシーでティトアンまで40分ぐらいであった。ティトアンではメディナも小さくて1泊しかしなかったので記憶はあまり無いのだが、安宿のポーターでも道案内でも、タバコを1本あげると全てスムースに物事が運んだ事を鮮明に覚えている。私は日本人が滅多に行かないような国、ルーマニアとかブルガリア、ハンガリー、トルコ、にも行ったのだが、昔はタバコがチップの替わりに非常に役に立ったものである。私はタバコは全く吸わないのだが、特にアメリカの銘柄、マルボロやキャメルが辺境では人気だった。日本のセブンスターなどは海外では全く知られていなかった。キャメルは日本のタバコになったが、当時はアメリカのタバコだった。免税で2000円しないぐらいでカートンで買う。すると1本10円弱ということになるが、これが未開の国でチップ替わりに絶大な効果を発揮したのである。特にアラブの国では男はほぼタバコを吸っていた。フェズは日本で言えば京都のような古都といわれていた。ティトアンからフェズまではバスで8時間かかった。乗客の荷物は全て屋根の上に載せられた。私は自分のバックパックが盗まれないか不安で一杯になったが、荷の上に網を掛けるので、モロッコのバス移動で盗まれることは無かった。このバスは車内に大音量で「コーラン」を流し続けていた。この「コーラン」の意味は全く解らないけど聞き続けると次第に安心感が得られるようになった。コーランを聞き、車窓から荒れた山や砂地、荒野の風景を見ていると、自分がどこの国の人間か分からなくなる不思議な感じがした。途中、トイレ休憩のために山中の村のような集落で何度か停止した。その都度、一つしか無い公衆トイレのボックスの前に、バスの乗客は受刑者のように列をつくりじっと並んだ。バスからはコーランが響き続け、乗客はみな静かにしてほとんど無言だった。。長くなるのでモロッコの話はいつかまた書く。。
2015.08.22
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楽しみにしていた映画。公開してみると世間の評価は低いらしい。 SFの大作なのではないか? 相当面白いのは俺だけか?・・・93点! 科学がとても進歩した未来の街をここまでしっかり描写している映画はかつてあったのか?ブレードランナーとかはスラム街だったしトムのマイノリティ・リポートだってここまでではなかったよ。 別の次元にトゥモローランドという街が作られていたという。 いつ頃から作られていたのだろうか?Pulsultra、プルスウルトラという集団だという。ディズニーと関係あるのか?? フラッシング・メドゥズというのは、マンハッタン島の北側郊外にあるニューヨーク・メッツの本拠地スタジアムがある一帯の、ちょうど神宮外苑のようなスポーツ公園のような場所だと理解していた。 ところが1964年に万博が開かれた会場らしい。舞台はこの1964年の万博の最中、発明コンテストに参加したジョージ・クルーニーの若い時のフランク、ウォーカーがトゥモローランドのリクルーター、アテナからトゥモローランドに招待された所から始まる。とても良い滑り出し。 フランクがトゥモローランドに入った時には既に高度な街が出来上がっていたから、やはり1890年にエッフェル塔が出来た頃にトゥモローランドは作られ始めたのだろうか?? 真剣に考えてはいけないのだが、夢のある話しだった。
2015.06.10
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COREDO室町2に入っているTOHOシネマズに初めて行ってみた。質感の高い、大人を対象とした内装で、音響が非常に良いと感じた。 『〜・・〜或いは〜・・〜』、というのは絵画作品によくある題名なので、この映画は芸術作品として見て欲しいのかな?とかしたり顔気味に考えたりする。 この映画はブラック・コメディーという分類だそう。アカデミー作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞を4部門獲得。 最近の話題作、イミテーション・ゲーム や アメリカン・スナイパー、では、昔の映画との類似点が目立ち閉口したが、この映画はとても斬新だった。 映画ツウが好みそうな劇中劇的な形式、撮り方、配役、ドラムが鳴り響く不安感、とてもハラハラ緊張した、、面白い! しかし評価は分かれそうな映画だ。 90点かな?? 以下は少しムカつく解説ですし、しかもネタバレ気味てすから、フェイバリットでない読者はここで退去して下さい。 この映画の舞台は、ニューヨークに実在するセント・ジェームズ劇場。劇場内とほぼその辺りを主人公がウロウロしているだけ。。 ブロードウェイという象徴的場所の歴史ある劇場の内部空間や、舞台に命を懸けている演者、プロデューサーなどの想いが切実に出ていて、演劇好きにはかなり興味深いのだ。 この劇場の屋上のシーンが何度も出てくるが、向かいにあるマジェスティック劇場のネオンや『オペラ座の怪人』の看板も、何度もこれでもかと写っていた。私もマジェスティック劇場には一昨年の秋 オペラ座の怪人 を観に行ったので、どの辺りの場所か分かるのだが、、、。 主人公が成功させようと必死になっている、まだプレビュー公演中の舞台作品と、大成功ロングラン公演中のオペラ座の怪人をそれとなく映画の中で対比させているのだ。 また、これらの劇場は確かに向かい合わせに存在するのだが、タイムズスクエアからは歩いて五分以上離れている。しかし映画の中ではタイムズスクエアのすぐ脇に存在するかの様な場面がある。これは位置的に全くおかしい。 田舎もんや外国人にはどうせ分からないだろうという魂胆が見え隠れする。 まっしかし、日本の映画やドラマでも、渋谷を歩いていて急にお台場へ、東京タワーへ、という妙な場所展開もよくある。それに比べたらマシか。。 アレッハンドロ、イニャリトゥ監督の作品ではBUITIFULというマドリード舞台の不思議な映画を観た。面白い作品だが、死んだ人間は、天井に張り付いて苦しそうにしている、主人公にはそれが見えてしまうそんな映画であった。死んだら霊魂が幽体離脱すると何となく思っている日本人にはある意味飲み込める面と気味悪い面が同居していた。 この映画でも主人公は統合失調症気味にバードマンの声が聞こえ、バードマンの姿がだんだん見えて来てしまう。主人公は超能力があり、空を飛ぶ、がそれは幻覚であり、主人公は精神に異常をきたしているのだ。 しかし最初の方で舞台装置が落ちて男優が大怪我し、降板したのは、主人公が超能力でやったのだったな??あれは何だったのか?? 主人公は最後自分の頭を打ち抜いていたことは間違いない。何故なら、鼻を打ち抜いたら観客席は大パニックになるが、頭なら演出と思うから大拍手を受けるのは不思議でないからだ。 では最後の病院のシーンは何か? これは亡くなったバードマンの理想的な夢なのではないか?ついにバードマンになったのではないか? そう思うことにした。。 この映画は極めて真面目に作られた、不思議な、しかしツウ好みの面白い作品となった。ナオミ・ワッツなど脇を固める役者も素晴らしい。見終わって何日も印象に残る作品はワインの後味の長さと同じで良い出来なのだ。
2015.04.22
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人間とは単純ではない生き物、また戦争とはある面でこういうモノという事も描いている非常に良い作品ではある。 しかし、どうしても2001年のアカデミー作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞4部門に輝い たラッセル・クロウ主演の『ビューティフルマインド』に似ているのではないか、というか焼き直しなのではないか?と思ってしまう。 ビューティフルマインドを観ていない人には、とてつもなく良い作品に受け取れるだろう。 大学で教鞭をとる天才数学者が戦争により暗号解読を手伝うことになる。数学者には秘密がある。妻が献身的に支える。 全部設定が同じじゃあないか!パクリか? これではアカデミー作品賞なんか取れるはずないよ。 ヤフー映画のレビューで、アカデミー作品賞ノミネートは伊達じゃない、とか知ったかぶったレビュー書いてるアホな映画ファン気取りが沢山居るがもっと映画観てからコメントしてくれ。 90点かな?
2015.04.05
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映画館で観たかったが、見逃してしまっていた。 2014年に温暖化を止める為に成層圏に打ち込まれた薬品のせいで、氷河期になってしまった地球。残された生存者は1年で世界を一周するという、18年間走り続けている1本の特急列車の中にだけ多数居て、列車の中でヒエラルキーが出来上がっている、というパンチの効いた型破りな設定。 これだからSFは面白い!人間の想像力の最果てを感じようっ! 超B級のSF映画の中には、開始後数分でSFパラダイムが崩壊してしまうモノがあるが、この映画も危うく崩壊しそうでいて最後までギリギリ保っているという珍しいモノ。つまりB級と思わせておいて実はA級なのかもしれない。 キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスがクソ真面目に反乱の首謀者を演じ、老練役者エド・ハリスまで最後には出てくる。 SFスリラーというカテゴリーのようだが、SFコメディ的な要素もある。 時計仕掛けのオレンジや未来世紀ブラジルを感じさせる部分も。 もしも映画を語るなら 観たい! 92点。
2015.03.30
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まあまあ面白い! ロードオブザリング、ホビットなどのオーランド・ブルーム と『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカーが二人で主演といった感じ。オーランド・ブルームはリドリー・スコット監督の『キングダム・オブ・ヘブン』で1人で主役を張ったのだが、この映画が興行的にあまり成功しなかった事で、ピンで主演は無理と判断された。 不死身とされたエルフでの役柄では美しいお顔だったが、この映画ではアル中の老けた中年刑事を熱演している。 この映画はフランス色が出ていてハリウッド慣れした私にはジットリとした人間臭さ感が新鮮。ケープタウンって治安悪そうって感じて絶対行かないと思ってしまうので、南アフリカもよくこんな映画に参画したなあ〜と。 バイオレンス・サスペンス。 92点!
2015.03.30
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台湾のキッカリ3時間長編映画。 開始直前に映画館に着いたら最前列しか空いておらず、その席に行くと何か食っている女が座っており、そこは俺の座席だと言うと 私は9ですよ と自信満々に言うので、そこは8だというと女はスゴスゴと移動した。それでも女は隣に居て何か食い続け、予告編か始まるとゲップした。これだからサービスデーは嫌だよ。←じゃあ来んなっての! 戦前の甲子園大会には台湾や満州の代表校も出場したのだな。台湾南部の弱小校が台中や台北の強豪校を破り甲子園に出場、そして甲子園でも勝ち進みKANO旋風を巻き起こし優勝を目指すというサクセスストーリー。ルーキーズの台湾版みたい。でも史実に基づいているのでルーキーズとは違う重みがある。単純な内容ではあるが、野球が好きなので試合のシーンが長くても飽きないし、かなり野球に詳しい人が作っているようで、かなり面白くまたとても感動的。しかし隣の移動させた女が俺が感動してるタイミングでメソメソ泣きやがるからこの女と同じタイミングで感動してると思うと少し興が削がれたぜ。←ウルサイ? 台湾は50年日本の支配下にあったのだが、その間に鉄道や灌漑などインフラが進み日本のお陰で近代化が進んだと思われており親日家が多いという。この映画でも大沢たかおがダムを完成させる技術者として尊敬されている。台湾に野球が根付いたのも日本の影響だ。 カノ、とは嘉義農林中等学校=かぎのうりん、の略。主演は監督役の永瀬正敏。大沢たかおは4カットぐらいしか出演していない。 台湾は映画製作では後進国なので、SFX・VFXシーンは男達のYAMATOの5倍ぐらい酷い稚拙さである。話の展開も理解できない部分がありたどたどしい。しかしこの映画には映像や演出の稚拙さを補える何か光るものが沢山ある。台湾の先住民族はアミ族など13民族という。先住民族と漢民族、日本人が混成チームで甲子園を勝ち進んだケースは無いので、そこが良いところかもしれない。大昔の甲子園球場と大観衆を再現させた創造力も素晴らしい! こんな昔1931年の高校野球にはストレートと変化球なんてスローカーブぐらいしか無かったはずだが、カノのエースはフォームは野茂みたいでナックルカーブみたいな鋭く落ちる球、中京のエースは高速スライダーが武器になっていた。カノの打者はシンカーを打つ練習をしていた。しかし1980年ぐらいまではプロ野球の金田や江川だってストレートとカーブ。江本はエモボールぐらいしか無かったのに、、この点は明らかにおかしいと思う。 史実ではカノのエース呉は早稲田大に進学、エースで、長嶋茂雄まで破られないホームラン記録を作った。またこの時のチームから読売ジャイアンツに入り首位打者、ノーヒットノーランを達成し野球殿堂入りした選手もいた。つまり早実や横浜高校バリに強かったわけで、本当に一度も勝った事のないチームだったかは疑わしい。 反戦を意識した面もかなりある様だ。まあ色々考えさせられる。93点/100点!
2015.01.29
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実写アニメ作品はまず観ないが、この映画はとても評判が良いので観てみた。 ここまでアニメ映画は進化したのかー! とても美しい映像と斬新なストーリー、凄いっ! サンフランソウキョウという架空の街が舞台になっている。この街の上空を飛ぶシーンで、周りの座席に人が居なかったので、わあ〜っ!!っと感嘆の声を上げてしまった。。95点/100点! シアターZERO は得した気分。 ベイマックス 可愛い〜〜! ↓この猫ベイマックスに似てる。。14000円。
2015.01.24
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嫌がる高一の長男を説得して一緒にインターステラーを観に行った。私は2回目。97点。 劇場公開中に2回同じ映画を観たのは果たしていつ以来か? それほど気になる凄い映画なのだ。 2回見れば疑問点はほとんど解消されるのかと思ったがほとんど解消されず、、、むしろ増えたかも?? 四次元から更に五次元世界の生物に進化した未来の人間がワームホールを作って導いて、そしてマーフィーを選んだのは五次元の人間なのか?クーパー達探検者達なのか??ウーー難しい。。 ラーメン国技館のまこと屋のラーメンを食す。
2015.01.11
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泣いた。疲れた。悲しんだ。。92点!! ファンタジーで泣く観客は何パーセント?ぐらいなのだろう。。 最初の方で竜を倒した時点で既に感動に打ち震えたが、トーリン達が戦いに加わる場面で感動MAXに。 戦いのシーンが長く3Dとドルビーサラウンドで非常に体力を消耗する映画ですが、しかしどうせ3時間観るのなら映画館の迫力が欲しいところ。 もうホビットの1.2を忘れかけているが、ビルボ・バギンズの旅の功績を讃える物語だった。バギンズは111歳でガンダルフと再会するが、ガンダルフとかエルフは歳を取らないのだな。
2015.01.09
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面白い!ハラハラする。わくわくする。93点!! 主人公はデンゼル・ワシントン。つええ〜!! ちと強過ぎる感じはするが、映画だからね。本当にやったら素手で武器持ってる相手五人には勝てないよ。 一撃ではまず倒せないし、必死になると揉み合いになっちゃうから1人じゃ負けちゃう!って本気で分析してるねこまんまねこ。。 何故19秒にこだわるのか?誰か教えて〜。 イコライザー Equajizer とはどういう意味なのか? 昔ステレオに付いていた何本も光が上行ったり下に行ったりするアレ?? 車の防犯アラームのこと?あれはイモビライザー?? イモビライザーは鍵差さなくてもエンジンかかるやつか? 平等、イクオール➕する人、イザー、で平等化する人という意味もあるらしい。確かにデンゼル・ワシントンは弱い者、被害者を救済し、強い者、加害者を叩き潰している。平準化している。そういう意味なのか? 棍棒、ピストル、ナイフなどの、武器という意味もあるらしい。この映画にはこれでもか!って武器が出てくる。それも普段は武器ではない物が多い。とにかく英語が出来ないからイマイチわからないぞ。 ま、 とにかく面白いから観てみて。くり。
2014.10.28
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感動巨編! クリント・イーストウッド監督のミュージカル映画?である。 2006年にトニー賞作品賞を獲ったミュージカル「ジャージー・ボーイズ」の映画化なのでジャンルはミュージカル映画と言わざるを得ないがヒューマン・ドラマ的色彩が強いと思う。懐かしの楽曲と相俟って非常に感動的だ。 ジャージーとは(NYのすぐ近くの)ニュー・ジャージー州の、という意味。3人のイタリア系の悪童達が芸能界で成功していく(グループは4名)様子が丁寧に描かれている。 名曲「君の瞳に恋してる」は50人以上がカバーしたという。。 とても卑近に例えれば、前売りの1400円で10,000円ぐらいの買い物出来ちゃった感じ。(99点/100点) またヤマトやるのか。。
2014.10.15
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三ヶ月ぶりの映画館である。腰痛が酷く2時間も柔らかい椅子に座ることは不安もあったが、何とか我慢出来た。回復したもんだ。。 記念すべき映画館復帰鑑賞に堪えるSF超大作であった。所どころにSF作品としての新鮮さというか、オリジナリティを感じる。衣装のデザインが素晴らしい。映像もうつくしい。リディックなどと違いお金がかかっている。 アライグマが主役なのかと思ったがそうでもなく、アベンジャーズみたいなのの一員なのだがアベンジャーみたいな個々の特殊能力はそれほどあるわけではない。そこが身近。 96点!!
2014.09.27
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この映画はあまり知られていないが、1989年のアカデミー外国語映画賞を受賞したかなり評価の高い映画らしい。原作はカレン・ブリクセンというデンマークの50クローネ紙幣に描かれる程有名な作家によるそう。 ユトランドというのはデンマーク北部のかなりの辺境地で、その海沿いのとある村の1850年から1885年にかけての物語。 この物語の根底に流れている、或いはバックボーンとなっているのはキリスト教の教えだ。 我ら日本人にはカトリックとルター派などの新教との違いすらよく分からないから、この映画の真髄を理解することは絶対に出来ない。 しかし、清貧や人のために生きる事の大切さは理解できる。作品中に出てくる『あの世に持って行けるのは人に与えたものだけ』という台詞には深く戒めさせられる。 ハリウッド映画ばかりではなく、この様な芸術的作品ともいえる映画をたまにはオススメしたい。 92点。
2014.08.31
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最高のふたりを最後まで最強のふたりだと思って観た自分の馬鹿さ加減に悔しくなり最強のふたりを遂に借りました! 映画の最初から黒人と大富豪がマセラッティ乗ってて安心したよ。。これこそ最強のふたりだぜっ、とすぐに理解したな。 最高の二人も悪くはないが映画がジメジメと暗いんだよな。それに比べ最強のふたりはPowerに溢れた映画で明るくて笑える。ドリスがブギーワンダーランドを踊るシーンは最高です。 92点で!
2014.08.28
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日本では2014年3月に公開されたが、見逃していた。 何か不思議な、新感覚の映画である。 普通の人や家族に目を向けたかなりの力作で面白い映画だと思う。 現実と空想の狭間、どこまで現実なのか?ちょっと境界線があやふやなのだが、このことは既にスピリチュアルパーソンとして伝説化しつつあるシャーリーマクレーンやショーン・ペンの出演によって更にあやふやになったのは私だけか? LIFEという実在の雑誌社が舞台なので余計混乱させられる。しかも、この映画は1947年の虹をつかむ男という映画のリメイク版なのだという。そんな映画は知らないから益々混乱する。 LIFEを発行している会社とコラボして雑誌のLIFEを宣伝するという目的も多少ある映画なのかなと思ったが、調べたらLIFEは2007年に廃刊になっていた。複雑である。 この映画はコメディなのかファンタジーなのか?感動大作なのか?と、wikiを調べたら、【叙事詩的コメディドラマファンタジー映画】とされていた。wikiは必ずしも正解ではないが、そんなジャンルは初めて聞いた。 ネットの婚活サイトや雑誌のデジタル化をやんわりと批判し、ネガ写真や紙媒体、アナログを礼讚するような意図も多少あるのか、そんなの無いのか、とにかく複雑で考えさせられる。 92点/100点!
2014.08.25
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この映画はアメリカでは去年公開だったんですね。季節感もないし特に流行りのアクション大作でもないし、予定調和的なコメディでヒットもハズレも無いからGWと夏休みの間の映画の中だるみ期間に持って来るのが丁度良い作品なのかも? でもね。期待もしていない分ね。。 ベリーGOOD、イイです! 映画でこんな笑ったの久しぶりでした。 一人で観てるのにこんな爆笑して狂ったのかな?と周囲から思われたのでは。。 4人のブルックリンの幼馴染が60年後にある理由からラス・ベガスに行くお話し。ベガスの名所も沢山出てきて興味深いです。 老練俳優を使った映画だとたまに痛々しいのがありますが、そんな事も無くて。。ちょっと感動的。 92点かな
2014.06.11
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92点。この映画は相当有名らしいのだが、見た事も聞いた事も無かったよ。。わたくしはLOVEロマンスとかLOVEコメディ はまず見ないから、それっぽい題名だと完全無視してしまうので、知らなかったのかもしれない。トム・ハンクスやレオナルド・ディカプリオ、クリストファー・ウォーケン、エイミー・アダムスと有名俳優が出ているし、監督はスティーブン・スピルバーグだから相当売れたのかもしれない。ラブコメではない。この映画はコメディなのか家族を描いたヒューマン・ドラマなのか?映画はかなり面白いもの。何故この映画を今更借りて観たかというと、同名のミュージカルが日本のキャストでシアタークリエで上演されるので、それを観る前に下調べしたかったから。主演は松岡充と新妻聖子で今井清隆も出る。
2014.06.08
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ヒューマントラストシネマ有楽町に観に行ったら満席で入れなかった。その後機会を逸して見逃してしまった映画。 映画としてほぼ【完璧】なのではないかと思料する。 全く退屈せず、この先どうなるのかとスリリングな展開で素晴らしい。ちょっと退廃的ムードが全編に滲んでおりこんなアメリカの家族や地方の生活もあるんだろうなと考えさせられ、楽しい。 名作ドライブのライアン・ゴズリングが、今度は天才バイク乗りとして怪演。 98点、もしかすると100点かも。りこめんでっど!
2014.05.08
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素晴らしい! 96点 この手のアメコミ、マーベルにありがちな矛盾があまり無い。キャプテン・アメリカは元が人間だから矛盾が少ないのだろう。 カーアクションはこれまでのあらゆる映画の中でトップクラスの水準である。 敢えて言えば、子供と観たため吹き替え版だったのだが、スカーレット・ヨハンソンの吹き替えの米倉涼子は酷い。以上。 観るべし。
2014.04.23
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90点か?評価の難しい映画である。スティーブ・マックイーン監督というのも一瞬大脱走か?!と思ったりする。(スティーブ・マックイーンは既に亡くなっています。)以下ネタバレあり。要注意。ずっと心臓を掴まれている様な緊迫感のある映像と音響効果だ。過酷なシーンの連続、大脱走もしない。耐えるのみでかなり厳しい。楽しさとは無縁の映画だから、映画に楽しさを求めるタイプの人は観ないこと。そして予想と違い感動巨編でもない。淡々と奴隷時代の真実を紡ぐ話だ。主人公が奴隷になるのが1841年、解放されて手記を出版したのが1853年というから、日本はまだ江戸時代だ。日本だって厳格な身分制度の中にあり、アメリカ南部だけが酷かったわけではない。ただ日本は階級があっても全てヒトだった。黒人奴隷はヒトでは無かったらしい。この様な枠組みの中に産まれたら、白人だって黒人奴隷を使わなくては農園が成り立たないのだし、第一当たり前の事過ぎて悪と感じないだろう。だから白人が悪い訳ではないが、白人達は平気で平等を説くはずのキリスト教を信じているところに、黒人は人間では無いという認識が満ち満ちている。それが怖い。黒人はただ商品に過ぎない。買ってきた労働力、掃除機や洗濯機と同じだ。。アメリカにはいまだにホワイトカラー、ブルーカラーという区分けが著しく存在しているのではないか。境界の人々は中流意識の高い日本ほど多くないのではないか。人種で分けてはいないが、まだ差別社会なのではないか。考えさせられる。非常に重たい映画だ。本当は80点ぐらいなのかもしれないが、誰しも権威に弱くアカデミー作品賞を取った映画に低い評価は付けられないし、また低い評価を付けると芸術の解らない人になるという怖さもあるのだろう。いや、でもこんなにも思い返す映画は珍しい。。衝撃映像だったし、やはり良い映画だな。 良い映画とは何か?私は、一つの切り口として、余韻が長い、つまり何時迄も思い出したり考えさせられる映画であることだと思う。その意味では90点かもしれないが、楽しいとかワクワク、希望、そういう切り口があるとすれば評価は低くなると言わざるを得ない。良い映画だと思う。普段アッサリの感想しか書かない私がこんな長文の時点で良い映画だよ。大いに興味深くもある。但し万人には勧めない。やっぱり90点かな。本当はダラス・バイヤーズクラブを観に行ったが、満席だったんだよう。ヒューマントラストシネマは女だけでなく誰でも水曜日千円なのだ。東宝も見習え。大統領の執事の涙もこの映画も、奴隷制度をテーマにしている。この様にほぼ同時期に同じ様な映画が封切される事が最近多くないか??エンドオブホワイトハウスとホワイトハウスダウンも、ラッシュプライドと友情と伝説のレーサー達もそうだ。もっとあった気がする。そうだ!あっちも観てみようと興行が伸びるのか?
2014.03.12
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2Dで見たが、観ながら3Dの方が良かったのかな?と思ったりしてしまうが、どうなんだろう。3Dが嫌な理由はまず第一に料金が高いし、メガネが溜まる。製作者が脅かしてやろうという意図の場面で驚いてしまうのは悔しい。つまりバカにされている気がする。身体に悪そうな気がする。眼が疲れる。身体も疲れる。などいろいろあるが、後悔みたいな気持ちもあり悩ましい。 この映画は極めて面白い。多分10年前だったら2Dで見たとしても腰抜かしてると思う。最近の特撮技術で余程の事でないと壮大感は無いが、この映画はロードオブザリングの旅の仲間に近い驚きがあった。あの三部作には及ばないかもしれないが、世界観がブレない。とにかく世界観が素晴らしいのだ。前作の思いがけない冒険よりは格段に面白い。 レゴラス役のオーランドブルームもキャラが立ち素晴らしい。 92点‼
2014.03.10
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素晴らしい。。95点。 これぞサスペンスというのだろう。 ずーっと宙吊り状態だった。 2009年の実話に基づく。 海賊は、勿論悪だけど、漁師が海賊にならざるをえない恐ろしい貧困の世界が何処にでもあるのだ。
2013.12.22
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大作。 衛星に関わることや、ロケット、 国際宇宙ステーションや、スペースシャトルやハッブル宇宙望遠鏡に少しでも知識がある場合はより楽しいと思います。 無重力は止まらない。国際宇宙ステーションは90分で地球を一周している。これは理解して行きましょう。 宇宙が好きな人にはたまらないと思います。 92点。
2013.12.22
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かなり面白い! 七月ぐらいから予告を流していた。どうもアメリカにはマジックを劇場で見る文化があるようで、年間160万人が生で観るらしい。。それだけ人気商売になり得るしスターも生まれるという事か。 そういえば昔ハワイでマジックショー観たことあるな。ごはん食べてからショーが始まるの。そん時はクルマが消えた。 マジックというと何か嘘臭いがイリュージョンというと高尚な感じがする。デビット・カッパーフィールドとか有名人が居たな。 イリュージョンは映画にし辛いと思っていたが、チーム編成させ、それを見破るグループとそれを犯罪者として追いかけるFBIを登場させラスベガス、ニューオリンズ、ニューヨークと追いかける飽きさせない工夫がされていた。突っ込みドコロはあるが、娯楽映画として秀逸だ。91点。
2013.10.27
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ナンジャこの題名は?と馬鹿にしたくなるが、斬新奇抜な設定の映画だ。SFロマンスとかいうジャンルかもしれない。ロマンス映画は絶対見ないけど、SFは絶対見るから、この映画は観るかどうか難しかった。が、ジム・スタージェスが出ているし、キルストン・ダンストも出ていて、SFだから観てしまったよ。 まあまあ面白い!92点! 恒星が二重連星になっている例は何と無くわかるが、二重惑星になっていて互いに反重力になった星は知らない。 そんな設定が面白いし、ハラハラする。
2013.09.09
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あまりアニメ映画は見ないのだが、千と千尋・ポニョ・平成狸合戦、は面白かった。この映画は宮崎作品11の長編の中で最高傑作の評価がされているらしい。 まあ借りてみた。 1986年というと、もう27年も昔か。 そんな昔にこんな想像力溢れる映画が出来ていたなんて。 主張や風刺が無いのも良いです。92点! 三鷹の森ジブリ美術館に行きました。 へんぴな場所なのにこれだけ入場者集めるなんて、外国からのお客さんも多いみたいでした。偉大だな。
2013.09.08
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スーパーマンシリーズのリブート版の第一作の映画。リブートとは、ある作品の既にあるストーリーや概念を離れて、最初から立ち上げ直した作品を言うらしい。 宇宙SFもここまで来たかーという感慨深いものがある。(94点)。! といっても、最近は簡単にここまで来たかーが、塗り替えられてしまう。 ラッセル・クロウはお父さん役として素晴らしい配役だ。そして地球のお父さん役にはケビン・コスナーだ!皆スーパーマンに出たいんだなあー。 ローレンス・ フィッシュバーンも太っちょな編集長いい味出した。しかーし、、 ちょっとー、エイミー・アダムスは無いんじゃないのかな?中年太りの成り始めでパッツンパッツンですよ。 いかに役者が不足しているとはいて例えばアマンダ・セイフライドとか、誰かいなかったのかな?ま、映画としては悪くないです。
2013.09.06
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話題のスタートレック先行上映をみた。前作も素晴らしい超大作だったが、続編となる本作もウルトラ超大作となった。途中、よく鳥肌が立つという比喩があるが、それを通り越して震えるほどゾクゾクした場面があった。 テレビシリーズを見ていなくても大丈夫だったし、今作品も前作を見ていなくても十分理解出来るだろうが、ちょっとストーリーがややこしいので、HPなどで登場人物の相関図ぐらいは頭に入れていくと良いだろう。また今作品は2259年が舞台だが、特に悪役カーンは1996年に追放された優生人類ということは頭に入れておきたい。94点!
2013.08.17
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何度も、うわーっすげ〜って思ったよ。 巨大ロボットVS怪獣。思ったより大作だったなー。普通の映画と違い、前の方に座ると良いかもよ?大迫力だから。 今日公開の2013アメリカ映画。監督はギレルモ・エル・トロ。 個人的には心躍る超大作!ウルトラマンとガンダムとガメラを足したような、男子にはたまらないお話で、イェーガーの75メートルもあるメカニカルな構造も興味深い。深海から現れる怪獣をKAIJU、と呼んだり、菊池凛子や芦田マナが出演していたりと日本の怪獣文化を賞賛しているふしがある。芦田は上手いぞ。菊池凛子はほぼ主役級じゃないか?オバサンっぽいがハリウッドのヒロインは最近オバサン化しているからこれで良いのか?よくわからない。90点
2013.08.10
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カプリコンワンというアメリカの三人乗り有人宇宙船が火星を目指すお話。 宇宙飛行士三人は打ち上げ直前にロケットから降ろされて隔離されてしまい、ロケットは無人で火星に行く。三人は近くの基地に軟禁され、ウソの火星着陸中継や宇宙からの通信に出演させられる。 八ヶ月後、宇宙船の地球帰還と同時に宇宙船に乗りこみ、成功したかに見せ家族のもとに戻るはずだったが、宇宙船が大気圏への再突入で燃え尽きてしまう。。SFというよりサスペンスかも。かなりの秀作だ。91点。 妻殺害の容疑者になったOJシンプソンが出ている。
2013.08.05
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昔みた時はこの映画はかなり抜きん出た秀作だと思ったが、これまでに同じようなサイコ映画が沢山出来たから、今見るとそんな新鮮に感じないな。昔は金字塔映画と思ったが、今は90点。1995年か。そんな前だったのか。
2013.07.13
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非常に面白い! 極めて秀逸な映画。インドで製作された、友情・幸せな生き方・社会風刺を描いたヒューマン・ドラマ。主演は、ボリウッド映画の大スターであるアーミル・カーンという人らしい。笑える。泣ける。考えさせられる。大感動を味わえる。歌と踊りがちょいちょい入るのでミュージカル好きには尚受け入れられ易い。インドというと「スラムドッグ$ミリオネア」と考えてしまうが、あれはアメリカ・イギリス合作映画だったからインド映画ではないし、2008年製作ですぐ日本でも公開された。この映画は2009年製作だからもう4年も前の映画なのに、インドで爆発的にヒットし、じわじわと日本にやって来たと推測できる。それだけ支持される「名作」なのであろう。(96点/100点)
2013.07.02
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ケビン・コスナー主演・監督(共同監督)の西部劇映画です。西部劇といっても白人はあまり出てこないで、インディアンとコスナーとの異文化交流を主題にした異色の作品です。ケビン・コスナー自身も完全な白人ではなく、チェロキー族というインディアンとドイツ・アイルランドの混血なのだそうだ。膨大な数のバッファロー(バイソン)が大地を駆け巡っておりますが、この美しい平原の映像は全てアメリカ国内サウスダコタ州とワイオミング州で撮影されたそうです。素晴らしい自然の美しさと迫力の狩猟が展開される圧巻の映像です。昔の映画っていいな。この映画に比べたら「アフター・アース」なんか糞以下だよ。(95点)
2013.06.29
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おもしろ~っ!チワキニクオドルエイガ。ホント面白いっ!アクション・スリラーというカテゴリーに入るらしい。どうなっちゃうの~??て不安な感じになる点がスリラー?これでもかってほど人が沢山死んでいく。PGー12っつう事で惨忍な殺され方多し。苦手な人は見ないこと。ジェラルド・バトラーがたった一人で戦いを挑んでいくところが24的です。モーガン・フリーマンやアーロン・エッカートが共演。原題は「Olmpus has fallen」オリンパスは落ちた(陥落した)←意味わからんね。⇒邦題の方が意味がよく分かるという珍しい例。(92点)
2013.06.13
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今度宇宙開発することになり、それで最近は宇宙絡みの映画をよく見るようにしている。元から宇宙SF好きだけど、今は宇宙に関する人間の想像力の限界を知りたいと考え、それには映画も手っ取り早い方法だ。今後更に宇宙物を観ていくつもり。この映画はかなりの秀作だ。途中から話の筋が読めてしまうのだけれど、それでも非常に面白くスリリングな作品に仕上がっている。原題は「MOON」のみ。デビッド・ボウイの息子が監督なんだって。邦題だと「月に囚われた男」。邦題がその映画の意味を捻じ曲げてしまうこともあり得る。(92点/100点)
2013.06.06
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日本映画はあまり観ないのだが、この映画はたまたま気になっていた。相当笑えるし、何かいろいろな俳優や過去の作品に対するオマージュが込められている。かなりの秀作だと認めます。(91点/100点)
2013.05.08
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史実に基づいているかどうか、そういう細かい時代考証は置いておいて、ストーリーが単純で非常にわかりやすい。時代劇がそれほど隆盛ではなく、特殊撮影技術が発達した今では、スタントマンとか大部屋の役者さんが少ないはず。だから今はこんな作品はもう作れないだろうと思われるような本物の役者(武士)の人数がいる。そして撮影のために馬が1500頭!も集められたそうだ。日本に競走馬以外の馬がそんなに多くいたのかね?現在の映画はどうせCGじゃないか。ダマしじゃないか。と感じてしまうシーンも多いのだが、この映画の様に出演者数や馬の数で圧倒してくる映画には底知れぬ迫力がある。突っ込みどころは満載だけど、チャンバラ活劇として痛快で笑っちゃうほど面白えぞ~い。監督は降旗康男、丹波哲郎、千葉真一、松方弘樹、緒形拳、京本政樹、織田裕二など豪華キャストである。 (92点)
2012.12.10
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観ようかどうしようかと迷ったが、戦争物は映画館で観た方がよかろうと考えて観に行った。すばらしく面白いっ!! スゲーぞこりゃあっ!映画でこんなにワクワクハラハラするなんて久しぶり。。佐藤浩市が一騎撃ちするシーン、息を止めて魅入ってしまったよ。よくぞこんな史実を原作にしたものだ。世界史しかやらなかったので埼玉の田舎で石田三成がこんな大戦をしていたなんぞ全く知らなかった。野村萬斎はわざとらしいが、佐藤浩市の人間離れした格好良さ、素晴らしい。(95点/100点)-5点分はCGの粗さがたまにあるところ。
2012.11.28
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