カイバーマンのお仕事2

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2006年10月13日

十代について考えること

カテゴリ：遊戯王SS

ある意味、完全無欠の主人公。
だって何も必要としていない。
普通の人間は欲とか希望とかストレスとか持っているもんですが、彼についてはそれが殆どない。
ぼろい赤寮で、貧しげな食事でも全然平気、青寮の生徒に意地悪されても気にしないし、人間関係は徹底して「来るものは拒まず、去るものは追わず」、いきなり距離をおかれても気にしないというか眼中に無い。なんなんだこいつ。
陽気で人慣れしてて才能があって、対戦相手を片端からオトしていくけど、気がつくと「何時ものメンバー」しか残ってないのはこの性格のせいだと思われる。
「人気者だけど冷淡」って、現実にも案外いるタイプ。
三沢はこの性格に嫌気がさして宗教に走ったし、万丈目だって、基本的にプライド高いくせに十代には自分から喰らいついてポジションを守っている。
こーゆー奴は一度人間関係で痛い目見たほうがいいと思うけど、たとえ人間の友達が残らず離れていっても、全然動じないし困らなさそうでこっちが困るよ。

（それでも、万丈目については、距離とか無関係でかなり好きというか思い入れを感じないこともないけど）

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