カイバーマンのお仕事2

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2007年10月18日

こんなのでも超ブルジョワ校の生徒です。(後編)(パラレル)

カテゴリ： BLEACHパラレル

とにかくアパートに連れ帰ろうと思った石田だったが、
「あー、いたいた！石田くーん！」
……彼の周囲には空気を読まない人間が揃っていた。
石田の彼女である鳴神がいないのが唯一の救いである。
いや、彼女は好奇心に駆られても決して動かないと思われるが。
殆ど勢ぞろいした手芸部女子一同と小島に、石田は内心頭を抱えたが、加瀬平士郎のほうは露骨にキョドった。
「これは何だ雨竜！別の学校に移ったのはハーレムを作るためだったのか？」
「いや、ハーレムじゃなくて大奥だよね」
すかさずまぜっかえす小島を石田は睨みつけるが、

「側室です」
「御台所は欠席でーす！」
きゃはははは。
ノリノリである。
「御台所？もうそんなのがいるのか！」
「うん」
「いいから！いいからもう黙ってくれ」
「うう雨竜ーっ！白さが誇りとか言っておいて、もう純潔を捨ててしまったのか！」
「女子の前でおかしなことを言うな！」
いや、イマドキの女子高生たちは楽しんでいますが。
「どうなんだ？実際のところはどうなんだ？」

「……童貞かどうかはしらないけど、後ろの」
石田が余裕なく小島の頭をぶん殴り、井上たちは無責任に爆笑した。

*石田の中学時代の話が入りませんでした。じ、次回は是非……！

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