カイバーマンのお仕事2

カイバーマンのお仕事2

2009年09月08日
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カテゴリ: 時代劇
大家の土佐屋に集まった長屋の一同。
お安さんは「豆腐小僧なんて豆腐持ってるだけじゃない」と至極もっともなことをおっしゃる。
人間か本物か意見が別れるが、とにかくおかしいのは、誰も調べに来ないこと。
「うちは豆腐小僧やのっぺらぼうが出るから縁起がいいといってやればいい」
と言ってのける八十吉は案外たいしたもんだ。

女将が下宿人たちと丁々発止をやってる間に、亭主は芸者にでれでれ、息子はヒロインにでれでれ。
悪い人たちじゃないんだけど困ったもんである。
まあ、息子を困らせてばかりのお房さんよりずっとましだが。
息子はこれじゃ、嫁に来てくれる物好きなんていないと諦めてんだろうなあ。

お花さんには案外素直に言える。

花やなのに、もう花を摘みにいけない。
でも1人が立候補した途端に次々事態が転がり始める。
お銀はわくわくと朝を待つが、宗太郎には既に梅弥と添い寝する仲だった。
翌朝、お花畑に豆腐小僧は出てこなかったが、前向きなお銀の態度は宗太郎に感銘を与え……てどうする。
意外とふわふわした男である。
ただちゃらちゃらとして見える梅弥も、勘助には赤ん坊の頃から苦労して育ててくれた大事な姉だった。

「豆腐小僧は嫌だけど、梅弥さんの膝小僧なら毎晩でも見たい」
っていい年してなんて冗談だ。
息子の仇を探す八十吉、廻り髪結いの勘助の弟子になって人探しをすることを思いつく。
でも文才は、どうみても娘のほうが上だな。

弟はあからさまに疑ってるけど。

お安さんは何でもお見通し。
あの父娘はおかしい、とご注進の勘助、「宗太郎さんと姉ちゃんとうまくいくよう手を貸してやるから」と言われてすっかり丸め込まれる。
亭主が梅弥にめろめろ、ということに気づいていることは黙っている……やっぱり年の功。
でも肝心の梅弥は上手くあしらえてないな。


年を取れば客がつかなくなる。
強かな梅弥も時には涙ぐむ。

長屋に、今度は天狗が出ました。
化け物の正体ははなはだ意外な人間、と煽るだけ煽ってまた次回に続く。





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最終更新日  2009年09月08日 19時47分03秒
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