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地球温暖化防止を目的とした国際的な合意は予想通り先送りされた。デンマーク・コペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の結末である。 問題点を整理すれば、温室効果ガス排出の計4割を超える中国と米国が国際条約で縛られるのを嫌ったことが第一に挙げられる。中国は途上国という立場で排出削減義務を負わないで済む京都議定書の延長を主張し、新たに削減義務を負うことに強く反発した。関連記事COP15 交渉難航で排出量取引市場... COP政治合意 温暖化の放置は不可解だ記事本文の続き そのため、日程を1日延ばして徹夜で続けられた首脳会議には温家宝首相が出席せず、ようやくまとまった合意文書にも、スーダンら反対した国の裏で中国が「糸を引いていた」というのが各国の大方の認識だ。 米国もオバマ大統領が首脳会議で積極的に行動したとされるが米議会で温暖化対策法案が可決されておらず、大胆な約束などできるはずがなかった。 第2に欧州(EU)が用意周到にルールづくりをやりすぎて、かえって途上国の反発を招いた点も指摘されている。会議が終わって、交渉参加者の間では、「ぶち壊したワルモノは中国」という声がもっぱらだが、「欧州も同罪」という声もある。会議に参加した専門家によれば、EUが最も死守したいのは排出量取引市場の存続であり、ポスト京都議定書以後も「排出枠が生み出され、それを国際間で売買するルールづくりを主導したい」との思いが強いという。 今後の交渉はどうなるのだろうか。懸念されるのがWTO(世界貿易機関)交渉の二の舞だ。新自由貿易交渉が始まって8年になるのにいまだに決着がついていない。 しかし、対応がないわけではない。自由貿易協定(FTA)を見習えば、2国間で排出量を実質的に減らす協定が考えられる。日本が環境技術と資金を提供し、相手国から排出枠を無償で得るなどの手法だ。そうした2国間協定が網の目になれば、世界での排出削減が現実になる。 技術に強い日本はそのルールづくりを主導し、世界標準化をめざすのが大事だと思う。 (論説委員 気仙英郎/SANKEI EXPRESS)権利ばかりの主張では何の解決にもならないんだなぁ。妥協=バランス 人間は愚かな生き物です
December 30, 2009
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━━…━━…━━ 勇気を出せよ、君の人生だろ。 忌野 清志郎 ━━…━━…━━
December 19, 2009
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2009年の天体ショーのとりを飾るのが ふたご座流星群!!12/14(月)~15(火)は ふたご座流星群の観測チャンスです 今年最後の願い事を 流れ星に乗せてみては どんな流星群? 三大流星群の一つ『ふたご座流星群』は 今年最後の花形イベントです 毎年 1時間あたり20個から30個の流星が見られるという堅実な活動を見せることで知られています なんと2008年は 1時間に火球を含む 100個以上の流星が観測されたそうです 冬至も近く 夜の時間が長いため 観測可能時間は12時間にも及びます 万全の防寒対策で 放射点は ふたご座のすぐそば ふたご座の動きを追うと 流星が見つけやすくなります ≪ふたご座の動き≫ ■宵の頃 東の空に出現 ■夜半すぎ 天頂付近 ■明け方(日の出) 西の地平線に沈む ほぼ一晩中 空に姿を現しています 『ふたご座』のイイ話 ふたご座の兄弟カストロとポルックスは とても仲の良い兄弟でした 2人は力を合わせて数多くの冒険にのりだし 何度も苦しい航海を乗り越えたといいます ただ 弟ポルックスは不死身であったのに対し 兄カストロはいつか死ぬ運命… 悩んだポルックスは 自分の不死をカストロに半分分けることにしたのです こうして 双子はいつまでも仲良く 一生の半分は空の上で 残りの半分は地上で過ごしたとさ
December 13, 2009
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