緑色を愛する男のブログ

PR

プロフィール

緑色が好きな男

緑色が好きな男

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2020.12.13
XML
カテゴリ: その他
今回は完全にプライベートな内容です

先月の11/29(日)に私のひいおばあちゃんがお亡くなりになりました。
101歳でした。

土曜日の深夜に父親に起こされ、隣の家に住んでいる祖祖母の家にすぐに駆けつけました。
部屋へ行くと、祖母や父親、看護師の方たちがいらっしゃいました。
そして、祖祖母の姿も

看護師いわくこれからあまり長くはないかもしれないと言われました。
普段祖祖母は奥の暗い部屋にいるので気温が低くなってきた影響で、
血圧が下がって来てしまっていたそうです。


看護師の方が祖祖母に「いま手を握ってくれてる人はだれだい?」
と問いかけると、
祖祖母は私の名前を読んでくれました。

それを聞いて私は安心しました。
普段どおりの会話はできる状況ではありませんでしたが、
私がいることをわかってくれたのは嬉しかったです。
ただ、目元がいつもと違う感じはしましたが。

少し間が空いたあと、
祖祖母は私の握った手を上下に動かしながら、
「がんばれよ。がんばれよ。」
と私と目を合わせながら言ってくれました。


ちょうど今の時期は私は仕事で辛い思いをしていました。
それを祖祖母は見抜いていたのかもしれませんね。
ただ、自分が死ぬかもしれない状況の中で
他の人を励ます余裕なんて普通あるんでしょうか。
実際101歳まで生きている力があるからこそ、


数時間後、看護師の方は一旦家を出ていくことになりました。
また、様子を見に来ますと言われました。

そして、予め父親が呼んでいた
祖祖母の子供にあたる親類の方々がたくさん
お見舞いに来ました。
その時にはいつもどおりの会話ができるほどではありませんでしたが、
水を飲んだりなどはできるように回復しました。
もう大丈夫だなと安心しました。


その時に親類の方々とたくさん会話をしました。
今、仕事辛いんですよね という話をすると
皆「大丈夫よ」と言ってくれました。
私よりも長い人生経験を持っている方が言ってくれたので
本当に大丈夫なんだろうな と少し安心しました。

話は戻り、
親類の方々で人が集まっている間に
祖祖母を南側の温かい部屋へ移動させることにしました。
ベッドやテーブル、ゴミ箱など
必要なものはすべて移しました。

その後2~3時間後に
祖祖母は静かに息を引き取りました。
夕方16時過ぎだったと思います。

親類のかた(自分の子供)に合うことができたので
思い残すことはその時なかったのかもしれませんね。
静かに眠るように逝ったそうです。

泣きました。
本当に泣きました。
人が死んで悲しんで涙を流したのは人生で初めてでした。

ちなみに
祖祖母や家具などを移動している途中に
母親が祖祖母から最後に聞いた言葉は
「こたつの板がいつもと違う」
だったそうです。

その時は親類の方が来るということで
部屋にあったこたつを入れ替えていたのです。
そんな細かいことにあの状況でよく気づいたなと今は思います。

思い返せば数ヶ月前に
祖祖母の送り迎えをする時に私の車に乗せて移動していた時に、
「ほんときれいに車手入れしているね」
と褒めてくれました。

元々私は車の中とかはマメに手入れする方でした。
きれい好きなので。
自分は細かいことを気にしやすい性格だったので、
自分のこだわりを褒めてくれたのがすごく嬉しかったのを覚えています。

最後まで細かいことを素直に話す祖祖母らしさは
残っていたんだなと私は嬉しく思います。


数日後に通夜と葬式を行いました。
葬式の時に棺を閉じたあと
棺の上に花束を添えるのは私が行いました。

家族の代表として私なんかでいいのかなと思いましたが、
引き受けることができて良かったと思います。

今は天国で元気に暮らしていると思います。
せめて自分で稼いだ金で買った自分の車は祖祖母に見せったかったな
というのが心残りですね。
だいぶ先の話になるとは思いますが。



ひいおばあちゃんへ
101年間、本当にお疲れさまでした。
これからも見守ってくれると嬉しいです。
天国でもお元気で


では、また





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.11.03 22:32:51
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: