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2008/01/12

医師の不養生　運動する時間があれば眠りたい　過労が運動不足を生む悪循環

(4)

テーマ：健康管理・増進、病気予防、抗加齢（若返り）、長寿、豊かさ探求(9035)

カテゴリ：運動

いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢（アンチエイジング）実践家てるです。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。

医師の８割が“不養生”を自覚　「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」
医師の乱れた食習慣の実態　やめられないジャンクフード、菓子と酒
に次ぐ第３弾の調査結果です。

医師の悲痛なコメントも書かれていますが、実践されている医師もおられ、
よい効果が述べられています。
高齢で超多忙な日野原先生もよい食事や運動はしっかり実践されていますし、
私も楽しい労働時間は長いですが、よい生活習慣をしていますので、
やっていない人は健康に対して自信過剰か、健康を大切にしていないか、
言い訳に過ぎないと感じます。

医師の例でしたが、ハードワーカーも同じです。
できるできないではなく、やるかやらないかだけです。
できない理由を探すのではなく、どうしたらやれるかを考えることだと
思います。

今のままの生活習慣だと将来どうなってしまうかは、日本の現状、
自身の親、兄弟や親戚縁者などの周りを見ればある程度の予測ができます。
生活習慣病になって闘病する人生よりも生活習慣病を予防した
元気溌剌の人生の方がよいと思えば、よい生活習慣に変えると
決断するだけです。

時間的な制約の多い人は、日常生活にトレーニング意識を入れて
ほしいものです。
私は車もバイクも大好きでしたが、数年前にすべて処分しました。
エスカレータ、エレベータ、バス、タクシーに乗らない、電車で座らない、
つり革・手すりに捕まらないことだけでも違いますので実践しています。
長い階段が見えたらよかったトレーニングできると喜んで登っていくと
筋肉も喜びます。（笑）
さらに負荷を増やすには荷物を持つ、足首に重りをつける、加圧ベルトを
つけるなどでより運動効果があがります。
私は会社員時代は片道１３ｋｍを自転車通勤しましたが、車、電車より
早く着きました。
当時は少なかったですが、今は自転車通勤や通勤ランしている人が
増えましたね。

運動よりも食・栄養の方が一番重要ですが、
健康維持・増進は的を射た努力なくして得られませんので
無理は禁物ですが、お互いに”顔晴”（がんば）りま”笑”。

コラボレーション先の統合医療ライフ・クリラック

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「どんなところが不養生ですか」――日経メディカルオンラインの調査でこう尋ねたところ、トップに挙がったのが「運動不足」だった（調査の詳細は医師の８割が“不養生”を自覚）。今や運動不足は医師にとって大きな悩みになっているようだ。

「運動不足だと思いますか」という質問に対して、回答者８４１人のうち５３．７％が「強くそう思う」、３２．８％が「少しそう思う」と答えた。９割近くの医師が運動不足を自認している。

では、医師は実際にどの程度の運動をしているのだろうか。週の運動回数（ここでの１回の運動は２０分のウオーキングに相当するものとした）を尋ねると、ゼロ回が８４１人中３０９人（３６．７％）を占めた。次いで多かったのが週１～２回の２８７人（３４．１％）だ。

一方、「人に勧める運動回数」では週に３～４回が最多で４３２人（５１．４％）だった。「人に勧める運動回数」と「自分の運動回数」の両方を回答した834人中、「人に勧める運動量が週３～４回であるのに、自分の運動量は週１～２回」など、人に勧めるより自分の運動量が少ない医師は５６３人（６７．５％）にも上った。

理想的な運動量（人に勧める運動回数）と実際の自分の運動量が、大きくかい離していることが分かる。

◆運動する時間なんかない！
医師の運動量と労働時間の関係を見た。労働時間が増えるに従って運動回数が減る。週労働４５時間以下では週運動回数ゼロの比率は２７．８％だが、週労働７６時間以上ではそれが５５．６％に上昇する。

運動量と睡眠時間の関係も同様で、睡眠時間が短くなるほど運動回数が少なくなる傾向が明らかになった。自由意見からも、時間に追われて運動もままならない様子が浮かび上がる。

◆運動なんかしたら、本当に過労死してしまう（４０歳代、内科、公的病院勤務医）
◆「運動をするより寝ていたい」と思うほど、疲れきっている（５０歳代、精神科、診療所開業医）
◆運動する時間がない。それに無理をすると、かえって体調を崩す可能性があるので、できない（３０歳代、内科、大学病院勤務医）
◆昼休みに歩こうと思いながら、午前の外来の延長や食事の関係で継続できない。２０時まで診療時間なので、夕食後に歩く時間もない（５０歳代、内科、診療所開業医）

医師の４割が「自分の食生活が健康でない」と感じていることは、医師の乱れた食習慣の実態　やめられないジャンクフード、菓子と酒で見た通りだ。では、食事と運動回数には関係が見られるのだろうか。

食事が「とても健康的」とする人の間では、週３回以上の運動をしている人が３２．８％を占めた。ゼロ回は２６．６％。一方、食事が「とても不健康」とした人の中では、週３回以上は１６．３％にとどまり、ゼロ回が５８．１％にもなる。食生活が乱れているほど、運動回数が少なくなっていることが分かる。

深夜になってから眠る直前に脂肪分の高い食事をアルコールと一緒に取っているような不健康な食事の人こそ、せめてウオーキング程度の運動でも実行すべきだが、実際はそうではない。長時間労働が運動不足や食習慣の乱れを生む、という悪循環に陥っているようだ。

◆仕事の中で運動になる機会を探す
時間に追われて運動もままならない医師が多い中、しっかり運動の時間を確保している人もいた。

◆仕事による疲労やストレスは、適度な有酸素運動などで解消できると思う。運動は習慣になればそれほど苦にはならない（３０歳代、整形外科、私立病院勤務医）
◆帰宅途中にスポーツジムがあり、週３回、３０～４０分泳いでいる（５０歳代、放射線科、その他の病院勤務医）
◆ジョギング４０分と筋肉トレーニング２０分を毎日やっている（５０歳代、小児科、診療所勤務医）

がんばって“不養生”サイクルから脱出した人もいた。

◆週３回ぐらい運動をしている。運動と食事制限で体重を４ｋｇ減らしたら、逆流性食道炎と高血圧がなくなった。日本人がみんなこのようにすれば、糖尿病、心臓病、腸管疾患などが減少するはず」（６０歳代、形成外科、公的病院勤務医）

３日坊主にならないように、ささやかなことから始めている人が多かった。医師の就労環境からすると、「運動のための運動だけでなく、日常必要な生活動作の中で、体をできるだけ動かせるようにする」（６０歳代、小児科、診療所勤務医）ことがポイントかもしれない。できることからやってみることが、大切なのだろう。

◆病院内を１階から８階まで歩き回る（３０歳代、内科、大学病院勤務医）
◆日ごろからできるだけ階段を使用する。万歩計を持ち、１日１万歩の目標を設定している。毎日、ほぼ達成している（３０歳代、内科、診療所勤務医）
◆病院までの往復（片道１５分）ぐらいは歩かなければと思う（３０歳代、小児科、国公立病院勤務医）
◆通勤の往復５０分を毎日歩いている（５０歳代、耳鼻咽喉科、その他勤務）
◆駅から病院まで片道６～７キロを自転車通勤している（４０歳代、内科、国公立病院勤務医）

（出典：日経メディカルオンライン）

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