米メリーランド大(University of Maryland)のアメリア・アリア(Amelia Arria)氏率いる研究チームは、大学生1000人以上を対象にカフェイン入り栄養ドリンクの消費と飲酒に関する調査を行った。その結果、カフェイン入り栄養ドリンクを毎日または週に1度以上飲んでいる学生では、たまにしか飲まない、または全然飲まない学生に比べて、アルコール摂取の量も頻度も多く、アルコール依存症になる確率も高いことがわかった。
さらに、カフェイン入り栄養ドリンクの消費量が多い学生ほど、意識を失ったり、二日酔いで授業を休んだりといったアルコールにまつわる問題が多く見られ、自傷行為も起こしやすかった。詳細は、来年発行される医学誌「Alcoholism: Clinical and Experimental Research(アルコール依存症:臨床・実験研究)」に掲載される。