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2009.02.13
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カテゴリ: 植物(木本)


前回 、と言っても2週間以上前になるが、枝垂梅の花の超接写写真を掲載すると書いた。ところが、実際に撮ってみると、これが実に面白くない。どうしようかと思っている内に2月も半ばになってしまった。

 一向に面白くないのだが、一応約束なのでやはり出すことにしよう。


枝垂梅の花
枝垂梅の花.普通のマクロ撮影

(2009/02/01)



 先ずは全体像、普通のマクロ撮影である。少し遠くから撮って部分を切り出しているので、ほぼ全面に焦点が合っている。真ん中に雌蕊が1本、その周囲に雄蕊が45本程あるのが分かる。

 なお、この写真は全体を説明するために後から撮ったもので、以降の写真とは別の花である。

枝垂梅の花(拡大)
枝垂梅の雌蕊と雄蕊.上とは別の花.超接写(約2倍)

(2009/01/28)



 上は 超接写システム (CCD上で約2倍)で撮った雌蕊と雄蕊。焦点深度が非常に浅いことがお解り頂けるであろう。

 雌蕊は最初の花と同じで、妙な具合に曲がっている。また、葯には、開いた時期が異なるのか、濃い黄色とかなり淡い色をした葯の2種類あることが分かる。

ウメの柱頭
柱頭の拡大(2009/01/28)



 次はその前の写真に写っている雌蕊の先端(柱頭)を拡大したもの。但し、写した方向は少し違う。直径は約0.6mmm、殆ど構造らしきものが無い。以前紹介した センターフォールド (ユリ)の柱頭と較べると、何とも面白味のない柱頭である。

ウメの葯
葯の拡大(2009/01/28)



 葯の方も平凡である。写真には、黄色の濃いのと薄いのの両方を入れてある。柱頭より少し小さく長径約0.5mm、下側の黄色の濃いのはまだ開裂し切っていない。色の薄い方は既に開裂して花粉が飛んでしまったのか、或いは、奇形で始めから花粉形成が上手く行われなかったのかは分からない。


 ・・・と言う訳で、今回のウメの花の超接写には、見るべき成果は殆ど無かった。教訓、何でも馬鹿の一つ覚えの如く、超接写してみれば良いと言うものではない。







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最終更新日  2009.02.13 12:08:46
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