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忘れないで、と貴方は言った。どうして貴方を忘られようか…。私達は永遠に貴方を忘れない。 “哥哥(お兄ちゃん)”の愛称で親しまれ、本国のみならず世界中のファンに愛された香港のトップスター、レスリー・チャン(張國榮)が中環(セントラル)の文華東方酒店(マンダリン・オリエンタル・ホテル)24階から突然飛降りたのは、03年4月1日(火)18:41のことだった。 あの日から今日で丸8年。このへっぽこブログを綴り始めてからは4回目のこの日を迎えた。 「張國榮追悼鑑賞会」(08年) 「今年も、張國榮追悼鑑賞会」(09年) 「そして今年も、張國榮追悼鑑賞会」(10年)と毎年この日は独り寂しく鑑賞会を開いているが、やっぱり今年も張國榮追悼鑑賞会を開き、しんみりと哥哥を偲びたい。 今回鑑賞したのは90年代末に発売された哥哥のPV集「Legend」。01年に発売されたDVD ver.ではジャケットが着物姿の哥哥の写真になっているが、ビデオver.のジャケットは左上画像のとおり、上半身が燃えている人形?を手にした哥哥の無表情といい色使いといい、何とも毒々しい。 96年にリリースされたアルバム「紅(RED)」の収録曲が中心なので、このアルバムの持つ官能的且つ退廃的な雰囲気を表現している…のかもしれない。 01. LEGEND BEGINS 02. 紅 (レッド) 03. [イ兪]情 (道ならぬ恋) 04. 怪[イ尓]過[イ分]美麗 (罪な女) 05. 怨男 (つれないひと) 06. 有心人 (一途な心で) 07. TWIST & SHOUT (ツイスト&シャウト) 08. 談情説愛 (ゲームの法則) 09. 談戀愛 (恋愛) 10. 當真就好 (誘惑の月) 11. FROM NOW ON (フロム・ナウ・オン) このうち02~06と08が「紅」収録曲。 08.“談情説愛”は96年公開の哥哥映画「色情男女(夢翔る人 色情男女)」の主題歌で、この映画で哥哥と共演したカレン・モク(莫文蔚)とスー・チー(舒淇)の両人がそれぞれPVに出演しているのも香港電影迷には嬉しかった。←カレンは02と03に、スー・チーは04に出演。 また、07.“TWIST & SHOUT”は94年公開の大ヒット映画「金枝玉葉(君さえいれば 金枝玉葉)」の、06.“有心人”と09.“談戀愛”は96年に公開された続編「金枝玉葉 2(ボクらはいつも恋してる! 金枝玉葉 2)」の挿入歌で、そして陳淑樺(サラ・チェン)とのデュエット曲10.“當真就好”は同96年公開「風月(花の影)」の主題歌ということで、PVで映画のシーンが見られてこれまた嬉し♪ ラストを飾る11.“FROM NOW ON”で哥哥とデュエットしているのは香港の歌姫、サンディ・ラム(林憶蓮)。自分で書いておいて何だが、まぁ個人的には香港の歌姫といえば、哥哥と同じ03年に40歳という若さで子宮頸癌で逝去したアニタ・ムイ(梅艶芳)なのだけど…。 嗚呼、いつ見ても哥哥は若い(^^ゞ 40前後とは思えぬほど肌も声も若々しい。可愛らしさとセクシーさを兼備えた不思議な魅力を持った男性だった。驚くほどキュートな笑顔を向けられたかと思うと、次の瞬間にはドキッとするような官能的な微笑を浮かべている―。 どこか掴み所のない、孤高な雰囲気が漂っていた。正真正銘のスターだった。 哥哥…永遠にあなたを忘れない。
2011.04.01
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“哥哥(お兄ちゃん)”という愛称で親しまれたレスリー・チャン(張國榮)の衝撃の死から今日で早7年。桜咲くこの季節、愛らしく可憐に、またぞっとするほど妖艶に咲き乱れるやすぐに潔く散っていく桜花に哥哥の華麗なるも儚い終生を見るような気がして、何とも切なく物悲しい気分になってしまう。 このへっぽこブログを開設して以来、哥哥の命日を迎えるのも今年で3回目。一昨年は「張國榮追悼鑑賞会」を、昨年は「今年も、張國榮追悼鑑賞会」を開いて哥哥を偲んだ。今年もまた一人追悼鑑賞会をひっそり行うことにした。 過去2回は哥哥の主演映画を鑑賞したが、今年は時間が取れなかったので音楽鑑賞会ということで、久々に「狂戀」と「張國榮跨越97演唱會」を鑑賞。哥哥のちょっぴりハスキーながらソフトで甘い歌声に心が蕩けそう…。 94年にリリースされた「狂戀 粤語經典」は哥哥の広東語ベストアルバムで、89年の引退宣言後に発売された数々のベスト盤の内の1枚。ま、翌95年には「寵愛」であっさり歌手復帰を果たす(俳優としてはとっくに復帰済)のだけれど…(^^ゞ 01.童年時 / 02.拒絶再玩 / 03.風再起時 / 04.無心睡眠 / 05.共同渡過 06.熱辣辣 / 07.想[イ尓] / 08.倩女幽魂 / 09.沈默是金 / 10.Hot Summer 11.側面 / 12.奔向未來日子 / 13.但願人長久 / 14.愛的兇手 / 15.風繼續吹 [演唱會版] “倩女幽魂”は日本でも大ヒットした「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(倩女幽魂)」の主題歌。哥哥の愛らしさ全開で大好きな映画ではあるが、哥哥の声が吹替なのがちょいと残念。この曲を聴くと映画冒頭で見せる哥哥演じる旅の書生・寧采臣のお茶目なドジっぷりを思い出す♪“無心睡眠”といえば90年公開の「彼女はシークレット・エージェント(表姐、[イ尓]好[ロ野]!)」で劇中、レオン・カーファイ(梁家輝)が口ずさんでたっけ(^^ゞ ラストを飾る“風繼續吹”は山口百恵さんの“さよならの向う側”のカヴァー。 個人的には“側面”がお気に入り♪「えんや~とっと」みたいなリズムが何ともいえず… 「張國榮跨越97演唱會」は97年に開催された、歌手復帰後初の7年ぶりとなるコンサートを収録した2枚組ライブアルバム。エラく安っぽい厚紙の歌詞付ブックレットがいと悲し。 DISK 1 01.Opening 風再起時 / 02.今生今世 03.Medley : 戀愛交叉 打開信箱 藍色憂鬱 黒色午夜 Monica / 04.柔情蜜意 / 05.愛慕 06.側面 / 07.儂本多情 / 08.有心人 / 09.Medley : 阿飛正傳 夢 A Thousand Dreams of You 10.啼笑姻縁 當愛已成往事 啼笑姻縁 / 11.怪[イ尓]過[イ分]美麗 / 12.風繼續吹 DISK 2 01.只拍不再遇上 / 02.怨男 / 03.熱辣辣 / 04.Medley : 想[イ尓] [イ兪]情 / 05.深情相擁 06.談情説愛 / 07.Medley : 紅顔白髮 最愛 / 08. 明星 / 09.紅 / 10.為[イ尓]鍾情 11.月亮代表我的心 / 12.追 この収録曲のリンク先は全て「跨越97演唱會」の映像なので、お暇な方は哥哥の魅惑的なライヴを堪能していただきたい。ハイヒール姿の哥哥が妖艶な、退廃的ムード漂う“紅”は必見 久々に…本日の追悼映像 ・哥哥の死は香港のみならず、アジア中に衝撃と悲しみをもたらした。“但願人長久”→こちら ・哥哥の代表作といえば、やはり「さらば、わが愛 覇王別姫(覇王別姫)」を思い浮かべる方も多いだろう。その主題歌“當愛已成往事”はこれまた名曲→こちら ・当時、四大天王といわれたジャッキー・チュン(張學友)、アンディ・ラウ(劉徳華)、アーロン・クォック(郭富城)、レオン・ライ(黎明)が揃い、哥哥に捧げた彼の名曲“當年情”→こちら
2010.04.01
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60年代、英国から颯爽と現れたビートルズ(THE BEATLES)は瞬く間に世界を席巻し、世界中の若者を熱狂させた。そんなビートルズ旋風を目の当たりにした各国のプロデューサーは目を皿にしてビートルズもどきを発掘し、またミュージシャン達もこぞって彼等を真似た。 米国ではモンキーズ(THE MONKEES)が茶の間(リビング?)を沸かし、日本でもザ・タイガースやザ・スパイダース等のグループ・サウンズが一世を風靡した。 そして香港でも“歌神”サミュエル・ホイ(許冠傑)率いるTHE LOTUS(蓮花樂隊)や、“校長”アラン・タム(譚詠麟)や“阿B”ことケニー・B(鍾鎭濤)のTHE WYNNERS(温拿)がデビューし、70年代の香港で絶大な人気を誇った。 ウィナーズのメンバーはvo.のアラン(阿倫)、vo.以外にもg.やsax等もこなす阿B、そしてg.の“健仔”こと彭健新、b.の“阿強”こと葉志強、そしてdr.のアンソニー・チャン(陳友)の5人。 70年代後半には個人活動に重点が移ってしまいバンドは解散状態になっているが、何だかんだといっては“×周年記念(×週年紀年)”再結集コンサートを開催してアルバムがリリースされる愛すべきバンドである この「WYNNERS LIVE CONCERT '98(温拿25週年演唱會 '98)」は、98年12月に香港コロシアム(紅[石勘]香港體育館)で行われたウィナーズの25周年記念コンサートを収録した2枚組アルバムで、“L-O-V-E LOVE”や“齊心就事成”といった彼等の過去のヒット曲をはじめ、サム(サミュエル・ホイ)の大ヒット曲である“半斤八両”(「Mr.Boo!(半斤八両)」主題歌)や“鬼馬雙星”(「Mr.Boo! ギャンブル大将(鬼馬雙星)」主題歌)等のカヴァー、歌の合間のお楽しみトーク、久々のオリジナル曲“自然關係”などが収録されており、相変わらずファンには心和むアルバムである。 中学に上がったばかりの頃、何とかビートルズの歌を歌いたくて辞書を引きまくったおかげで英語の発音記号だけは得意だった。その後香港ポップスに出会い、やはり広東語で歌いたかったがために必死でウィナーズの広東語曲(彼等は英語曲も多い。英語曲は阿Bの十八番だ)の歌詞をノートに書き写して広東語辞典を引きまくったのも、今となっては懐かしい。 だが、そうやって少しだけ覚えた広東語も、日常で接する機会など皆無なのですぐに忘れてしまいそうになる。そこでこうして時折彼等のアルバムを引っ張り出しては一緒に歌い、大好きな広東語を頭の片隅に留めるよう努めている。 レスリー・チャン(張國榮)やアンディ・ラウ(劉徳華)等の歌も勿論愛してやまないが、ウィナーズ(と、サム・ホイ)の歌は別格だ。 07年には相変わらずの33周年記念コンサートを収録した「温拿33好時光演唱會」がリリースされた。往年のヒット曲に加え、ビートルズ・メドレーや香港バンド・メドレーも入ったいつもの2枚組アルバムで、変化のなさに思わずホッとしてしまった…(^^ゞ そういえば、かつて「電波少年」で朋友(パンヤオ)の二人がアフリカ・ヨーロッパ大陸横断ヒッチハイクを成し遂げたが、初対面だった香港人のチューヤンと日本人の伊藤君は当初よく互いの言葉を教えあっていた。 彼等が出会って数日後の日記に「昭仁(チューヤン)は僕に英語の歌を教えてくれた。題名は“シャララ”だそうだ」(伊藤君)「同高史(伊藤君)兩個人坐[ロ向]被大廈圍住[ロ既]一個類似公園物體之中、教[イ巨]唱Sha La La …」(チューヤン)という記述があったが、これはおそらくウィナーズの“Sha La La La”(THE WALKERSの“Sha-La-La-La-La”のカヴァー)だろう。何だかちょっと嬉しい♪ 本日のひまつぶし ・英語曲は阿Bにおまかせ(^^) それにしてもみんな若ッ! “L-O-V-E LOVE”→こちら ・あれッ!? ジャッキー・チェン(成龍)がウィナーズのメンバーに!? いえいえ、これはジャッキー&アランが主演した映画「サンダーアーム 龍兄虎弟(龍兄虎弟)」の1シーン。よく見りゃバンド名もThe Losers →こちら ・チューヤンが教えたのはこの曲!? “Sha La La La”→こちら コミックバンドじゃないっすよ ・70年代に一世を風靡したWYNNERSが再結集した“自然關係”→こちら
2010.01.30
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03年に突如この世を去ったレスリー・チャン(張國榮)が95年にリリースしたアルバム「寵愛」は今でも大のお気に入りで、時折無性に聴きたくなる。 レスリー(以下、哥哥。哥哥とはお兄ちゃんの意で、レスリーの愛称だった)の少しハスキーで優しい歌声は聴く者の心を癒しもするが、同時に彼の最期を思うと何ともやりきれないような、若干の胸の痛みも伴う。 お酒片手にじっくり耳を傾けたいところだが残念ながら下戸なので、仕方がない、しょうが湯でも飲みながら今からゆっくり鑑賞するとしよう。 89年9月、人気絶頂の最中に突然の引退宣言をした哥哥。年末~翌90年1月にかけて33日間にも亘る引退コンサートを香港コロシアムで行った。 が、最後の出演作となるはずだった「狼たちの絆(縦横四海)」が91年に公開されて間もなく、前年に主演した「欲望の翼(阿飛正傳)」で香港電影金像奨主演男優賞を受賞 更に中国洪水被害救援電影「豪門夜宴」にもちょろりっと顔見せ出演したことにより、出演依頼が殺到。92年には名作「さらば、わが愛 覇王別姫(覇王別姫)」のオファーを受けたりと大忙し。 引退宣言は結局うやむやになってしまい、95年には歌手としても本格的に復帰(あの引退コンサートは何だったんだろう…?)。6年ぶりにリリースした復帰第一作のアルバムこそ、主演映画の主題歌・挿入歌を集めたこの「寵愛」だった。 01. A Thousand Dreams of You (「風月」挿入歌) 英 02. 深情相擁 Endless Embrace (「夜半歌聲」挿入歌) 中 03. 夜半歌聲 The Phantom Lover (「夜半歌聲」主題歌) 中 04. 今生今世 In My Lifetime (「金枝玉葉」挿入歌) 粤 05. 當愛已成往事 Bygone Love (「覇王別姫」主題歌) 中 06. 一輩子失了[女尓] Lose You Always (「夜半歌聲」挿入歌) 中 07. 追 Chase (「金枝玉葉」挿入歌) 粤 08. 眉來眼去 Make Passes (「金枝玉葉」挿入歌) 粤 09. 紅顔白髪 The White-haired Beauty (「白髪魔女傳」主題歌) 粤 10. 何去何從之阿飛正傳 Choice (「阿飛正傳」主題歌) 中 中国語…というか北京語(中)5曲、広東語(粤)4曲、英語(英)1曲の計10曲。 20年代の上海を舞台にした映画「風月」の挿入歌ということで、1曲目はジャズ。英国に留学していただけあって哥哥は英語も堪能。ちょっぴり気だるい感じが心地よい。 個人的にお気に入りなのは、“今生今世”、“當愛已成往事”、“追”の3曲。“今生今世”と“追”はともに心温まるハッピー映画「君さえいれば 金枝玉葉(金枝玉葉)」の挿入歌ということで、音楽にもどことな~く幸福感が感じられる珠玉の名曲。“當愛已成往事”は映画同様の張り詰めた雰囲気と、如何にも中国っぽい壮大な感じが上手く混ざり合っていて素晴らしい。 改めてじっくりとこのアルバムを聴いていて思うのは、曲の良さもさることながら、このアルバムの最大の魅力はやはり哥哥の優しくてちょっぴりハスキーな歌声だ。胸にすっと染み渡る哥哥の切なくも温かい歌声を、もっともっと聴きたかったなあ…
2010.01.13
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アジアを代表する香港の大スター、アンディ・ラウ(劉徳華)の結婚問題がネットは勿論、日本の新聞の国際面でも取り上げられていてちょっと驚いた。まあ、そうはいってもアンディも今秋で48歳、結婚したってちっともおかしくない…というか、むしろもうそろそろ結婚した方がいいんじゃない?という年齢だ。 「いますぐ抱きしめたい(旺角[上/下]門)」で見せたクールでいなせな兄貴役にハートをむんずッ!と鷲掴みされて早20年。未だ主演作目白押しのトップスターとして君臨し続けているのは奇跡としか言いようが無い。歌手として、また俳優として常に第一線で活躍し続ける彼を、人は“仕事の鬼”と呼ぶ…。 「回家真好」は99年2月のリリースと同時にチャート首位を記録、売切れの店も出たという、アンディの90年代のヒット曲を集めた2枚組の広東語(北京語2曲)ベストアルバムである。 まず1曲目は、99年に珍しく出演したテレビドラマ「I.T.[木富]案」(「Xファイル(X FILES)」もろパクリ)の主題歌“預謀”。続くは、98年のクリスマスに公開された「ゴッド・ギャンブラー 賭侠復活(賭侠1999)」の主題歌“浪子心聲”、石田ひかりさんの水着姿が眩しいバカ映画「愛は波の彼方に(愛情夢幻号)」の主題歌“世事如棋”…この2曲はどちらも香港の“歌神”ことサミュエル・ホイ(許冠傑)の名曲のカヴァーだ。 他にも“一起走過的日子”や“愛不完”、亜洲影帝といわれたチョウ・ユンファ(周潤發)が、おバカコメディ映画の傑作「大丈夫日記(大丈夫日記)」の中で歌っていた“獨自去偸歡”のLive Version等々全31曲を収め、当時は究極のベスト盤といわれたアルバムであーる。 このアルバムがリリースされた99年秋、11月10日・11日には東京国際フォーラムでアンディのライヴがあった。田舎者の私は見られなかったが、前日9日にルミネ新宿で開催されたファンクラブ(華仔天地)主催の集い、題して「心只有 Andy 東京の聚會」なるパーティーにだけはどうにか参加した。 当時は髪を金髪に染めていたアンディの歌あり、ファンとの触れ合いありの心温まるパーティーで、来場者全員との2ショット記念撮影(それも、ちゃーんと肩に手を回してくれる)までこなすサービスっぷり。ファンの心をガッチリ掴んで離さない理由が分かるっしょ(*^^*) しかし、これが裏目に出ることも… 今から数年前に中国・香港を騒がせた“アンディの最強ストーカー”こと中国人女性・楊さん(って私じゃないっすよ)の盲目的追っかけ事件は有名だ。10代の頃から10数年間もアンディを追っかけ続け、楊さんの両親は娘を応援するために家財全てを売り払ったうえ、更には腎臓まで売ると言い出す始末。07年にやっと彼女の念願が叶い、香港に出てきた楊さんは晴れてアンディと対面、しかしその対面時間のあまりの短さに激怒した父親は何と自らの死をもってアンディに抗議。残された遺書にはアンディ宛に「この死に報いるためにも、娘に会ってほしい」と綴られていたという…。 他にも“自称・アンディの婚約者”だの、「アンディが助けてくれる」と喚いて海に飛び込んだ女性だのと、アンディには熱狂的というか狂信的なファンが多い。 ささやかな異国の1ファンとしては、そろそろ仕事の鬼にも結婚して幸せになってもらいたい…と願うばかりだが(ちょっと寂しいけど)、彼女ら狂信的ファンはアンディが結婚するとなるとどういう行動に出るのか、アンディならずとも考えるだけで気味が悪い 以前から囁かれ続け、ついに大々的に報道されるに至った華仔(アンディの愛称)の結婚騒動、果たしてどうなることやら!? あっちゃー!! やられた~(><) 何とアンディと噂の女性は昨年6月、既にラスベガスで婚姻手続きを済ませていたそうな そうかぁ、もうとっくに幸せ満喫中だったのね~。おめでとう、華仔!どうぞいついつまでもお幸せに
2009.08.28
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普段のBGMは80'sがほとんどだが、時折無性に聴きたくなる香港POPS。故・レスリー・チャン(張國榮)や、今なおアジアのトップスターに君臨するアンディ・ラウ(劉徳華)などのアルバムも勿論お気に入りだが、最もよく聴くのは陳小春(ジョーダン・チャン)が00年にリリースした2枚組「精采完結篇(NEVER EVER BEST!)」。上輯(1枚目)は國語(中国語)、下輯(2枚目)は粤語(広東語)なので、CDと一緒に歌えば2ヶ国語の勉強にもなるし…(^^ゞ 「精采完結篇」 上輯01. 我要新生活02. 馬桶03. 求愛瞎[才并]摸04. 男人與公狗05. 神[ロ阿] 救救我06. 多謝老天爺07. 人情味08. 愛09. 情瘤感菌10. 没那種命11. [女也]的媽媽不愛我12. 重色軽友13. [女也]最好14. 女人不該譲男人太累15. 愛情是一頭大象 下輯01. 無論如何02. 友情歳月03. 撲火04. 叱咤紅人05. 大件事06. 找個空間唱歌07. 成王敗寇08. 分開一朝也天[冖/林]09. 背影樹10. 蠢蠢欲動11. 只要地球還有女人12. 愛妻號13. 苦男人14. 戰無不勝15. 神奇事 ♪我的家有個馬桶~ 親愛的馬桶~ 上輯#02 “馬桶”はアンディ・ラウとの微笑ましいデュエットなのだが…。馬桶とは、おまる(便器)のこと 実際に見たことはないが、どうやらアンディは数年前、この曲をバックに便器のCMに出ていたらしい。ま、それも立派な仕事だけどね(^^ゞ 耳が慣れてくると、中国語と広東語の違いがすぐに聞き取れるようになる。巻き舌っぽいのが中国語、喧嘩口調っぽいのが広東語。「我愛[イ尓](I love you)」が“うぉー あい にー”なら中国語、“んごー ごい ねい(れい)”なら広東語ってな具合。 香港POPSなんぞ興味ねえよ!という方、試しに一度、騙されたと思って聴いてみて下され♪意外とハマっちゃうかも!?
2009.02.23
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香港ポップス?何それ?興味ないや…なんて思われたPC前の貴方!騙されたと思ってちょっと聴いてみませんか?どこかもっさりして垢抜けないイメージの香港ポップスですが…って、ん?イメージすら湧かない?嗚呼、そんなもんですわな…(T T) 今回は映画主題歌を中心に選んでみました。物は試しで一度お試しあれ♪ 意外と素敵な曲もあったりします、たぶん… 本日の未知との出逢い ・王菲(フェイ・ウォン) “夢中人” 映画「重慶森林(恋する惑星)」劇中歌♪ ・草[虫孟](グラスホッパー) “ 寶貝對不起” 幼馴染の仲良し3人組 ・梅艶芳(アニタ・ムイ) “床前明月光” 今は亡き香港ポップスの女王 ・鄭伊健(イーキン・チェン) “極速” 映画「烈火戦車2 極速傳説(ミッドナイト・チェイサー)」主題歌 ・張學友(ジャッキー・チュン) “忘記他” アジアの歌神 ・陳小春(チャン・シウチョン) “神[ロ阿]救救我” 日本では“こはる”の愛称で親しまれている ・葉倩文 (サリー・イェー) “黎明不要來” 映画「倩女幽魂(チャイニーズ・ゴースト・ストーリー)」主題歌 ・WYNNERS(ウィナーズ) “自然關係” 70年代に一世を風靡した彼等が再集結! ・劉徳華(アンディ・ラウ) “笨小孩” あと2人は柯受良(ブラッキー・ホー)と呉宗憲(ジャッキー・ウー) ・張國榮(レスリー・チャン) “追” 映画「金枝玉葉(君さえいれば)」主題歌♪ 名曲!! 97年の中国返還の影響もあり、90年代あたりから広東語ではなく中国語の曲が多くなりました。この中では“寶貝對不起” “床前明月光” “神[ロ阿]救救我” “笨小孩”の4曲が中国語で歌われています。でもって、香港のPVのほとんどは歌詞付です。カラオケブームの影響でしょうか? では、個人的に一押し、ニ押しのこの映画主題歌でお別れです。 ・張國榮 “當愛已成往事” 映画「霸王別姫(さらば、わが愛 覇王別姫)」主題歌♪ ・劉徳華&梁朝偉(トニー・レオン) “無間道” 映画「無間道(インファナル・アフェア)」主題歌♪
2008.06.04
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