広島カープ考察

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2018.01.20
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『2008年から』

 引き続き、関東地区の指名選手を見ていきたいと思います。
後編は2008年からとなります。この年は分離ドラフトから統一ドラフトに戻った一発目のドラフトです。

 『2008年』

 小松剛 投手 法政大 評価:D

 最速149キロの直球とスライダー、シュートが武器との触れ込みで入団してきた大卒右腕、一年目は25試合に登板するなど経験を積むも防御率5点台、翌年は更に打ち込まれて5試合の登板に終わると、それ以降はフォーム探しの旅に出てそのまま戦力外通告となりました。
現在は比嘉氏と共に球団ブログ?を担当しています。

 『2009年』

 武内久士 投手 法政大 評価:D


140キロ後半の直球を見せたのは一年目のみで、それ以降は先発に廻り、一軍でも先発登板を果たしましたが、二軍では抑えられても一軍だと全体的にもう一つ物足りなさが残り、戦力外通告となりました。

 中村亘佑 捕手 横浜商科大高 評価:D

 入団テストを受けて育成ドラフト2巡目で指名された捕手、当時は強肩強打の大型捕手とのことで期待されましたが、既に会沢が入団していたこともあり、出場機会には恵まれず、その後には磯村が入団するなど更に厳しくなりますが、捕手を指名することがなかったこともあって育成選手としてキャリアを積み、支配下選手となるも出場機会の少なさは変わらず、昨季は中村奨成の指名に成功したこともあり、戦力外通告を受けました。
中村を見ていて思ったことは同じポジションで年齢も変わらない有望な選手が既に在籍しているのならば評価は高くともその選手の事や球団の事を考えて見送った方が良いということでしょうか。

 『2010年』

 福井優也 投手 早稲田大学 評価:C

 当時は最速152キロの直球と縦スライダーが武器との触れ込みで入団し、一年目は統一球で4点台と芳しくはありませんでしたが9勝を飾ります。
しかし、球威のなさが仇となって打ち込まれるようになり、2年連続で不本意な成績となります。
しかしながら2013年はシュートなどゴロを打たせる投球で改善し、2014年は先発ローテに復帰して防御率3.56で9勝を飾るなど復活を遂げます。
しかしながら明らかな運の良さが気になっていましたが、その予感は的中して2015年は前半戦全く奮わずに二軍降格、するなど期待を裏切る結果となり、昨季は登板機会も殆どないなど厳しい立場です。
この投手も結局一年目の方が良いボールを投げており、奪三振率も高かったのですが、現在はゴロを打たせるわけでもない上に球速も下がり、長打を打たれる割合は高いというただ単純に劣化した状態となっており、現状は厳しそうです。



 野村祐輔 投手 明治大 評価:A

 最速149キロの直球と多彩な変化球を投げ総合力タイプの投手との触れ込みで入団、一年目から先発ローテに名を連ねて防御率1点台で9勝を挙げるなど新人王を受賞します。
二年目も一年目程の安定感のある投球ではありませんでしたが二桁勝利を飾りますが、三年目以降は徐々に通用しなくなり、2015年は遂にゴロを打たせる割合が低くなり、防御率も4.64とワーストとなります。
このまま消えるのかと思いましたが、カットボールやシュートを投げる割合を大幅に増やして再びゴロを打たせる投球が復活して長打を浴びる割合も減らし、防御率2.71で16勝を挙げて最多勝に輝くなど見事な復活を遂げました。
昨季も一昨年同様に安定感のある投球でチームを引っ張る活躍を見せました。

できれば一年目の頃のスピードが戻れば更に凄みが出てきそうですが。

 土生翔平 外野手 早稲田大 評価:D

 シュアな打撃が売りの好打者として入団、近年二軍では毎年好成績を残しているものの、チームの野手層が厚く、一芸もないことが仇となって中々一軍のチャンスがありません。
そろそろ一軍への切符を掴みたいところで、捕手や内野など様々なポジションに挑戦してみても良いのでは?

 塚田晃平 投手 早稲田大 評価:D

 最速144キロの直球とフォークが売りとの触れ込みも大学時代は全く実績のない無名の大型右腕で、言ってしまえば薮田の前身のような投手でした。
しかしながら登板機会はほとんどなく、派遣された独立リーグでも成績は奮わず、その年に戦力外通告を受け、その後はアメリカの独立リーグやBCリーグなどでプレーしました。

 『2012年』

 鈴木誠也 外野手 二松学舎大附高 評価:A

 最速148キロの直球が売りも球団は野手として指名、高卒野手にもかかわらず一年目から.281と見事な成績を残して一軍にもデビューを果たします。
二年目は一軍でも.344、1本塁打と好成績を残し、三年目以降は一軍に定着し、四年目の2016年は.335、29本塁打、OPS1.015と素晴らしい打撃成績を残し、昨季は4番に座って故障離脱するも.300、26本塁打、OPS.936と一昨年同様に見事な打撃成績を残しました。
まだ若いですが今やチームの中心選手となり、WBCにも選出されるなど日本を代表する選手となっています。
今季は不動の4番打者の座を確固たるものとしたいところです。

 上本崇司 内野手 明治大 評価:D

 俊足巧打の内野手として入団、阪神の上本の弟というところにも注目を集めました。
ミート力はあるのですがパワー不足が仇となって打撃成績が芳しくありません。
それでも俊足やどこでも守れる器用さもあって一軍のバックアップ要員として重宝されています。

 下水流昂 外野手 ホンダ 評価:D

 社会人時代はレギュラーではないものの長打力の資質を買われて入団、一年目に一軍を経験し、クライマックスシリーズのメンバーにも選ばれて代打で出場するなど期待を集めましたが、それ以降は中々殻を破りきれずにいましたが、2015年は二軍で14本塁打を放つなどきっかけを掴み、2016年に開幕一軍入りすると、左投手時に活躍して5本塁打を記録し、OPS.780と台頭しました。
ただ、昨季は9試合の出場に留まるなど再び厳しい立場へと逆戻りしてしまいました。

 『2013年』

 九里亜蓮 投手 亜細亜大 評価:C

 最速148キロの直球に多彩な変化球を投げる投手との触れ込みで、フォームをあれこれ弄り回していたことも報じられており、個人的には少し心配でしたが、一年目から大瀬良と共に先発ローテ入りを果たし、開幕二戦目に先発登板して初白星を飾るなど鮮烈なデビューを果たし、20試合に登板して防御率4.00を記録します。
二年目は7試合の登板に留まるも2016年、2017年は先発やリリーフとして便利屋のような役割を全うして地味ながらも欠かせない戦力になっています。
力強さも出てきており、今季は一気に主力選手となりたいところです。

 田中広輔 内野手 JR東日本 評価:A

 俊足巧打の遊撃手との触れ込みで入団、この指名は野村監督が事前に「遊撃手が欲しい」との要望を受けての指名となり、実は菊池も予定を変えて2巡目で指名するなど二遊間には運命的な何を感じます。
一年目から開幕一軍に名を連ね、最初は中々打てませんでしたが徐々に打てるようになっていき、最終的にはレギュラーとなって110試合に出場、OPSも.790を記録するなど見事な活躍を見せました。
二年目からはレギュラーとなり、2016年からは1番に完全定着し、二年連続で遊撃手としてフルイニング出場を果たすなど今や「タナキクマル」と呼ばれる一人で欠かせないチームの顔です。
特に昨季は最高出塁率と盗塁王という1番打者ならば是非手にしたいタイトルをモノにし、ベストナインにも選ばれるなど充実した年となりました。

 中村祐太 投手 関東第一高 評価:D

 キレのある直球が武器の投手として入団、ただ3年生の時点で故障がちで下級生時代の輝きが取り戻せず、かつての国木を彷彿させる投手でした。
予想通りプロ入り後は故障続きで中々満足に投げられていませんでしたが、2016年にようやく二軍でまともに経験を積めるようになると、昨季は二軍で先発ローテ入りして結果を残すと、一軍に昇格して好投を続けて最終的に5勝をる活躍を見せました。
今季は今の時点で既に142キロを出しているという情報もあり、飛躍を期待したいところです。

 『2015年』

 横山弘樹 NTT東日本 評価:D

 最速151キロの直球とスライダーが武器との触れ込みで入団、先発ローテ入りするもあまり結果を残せずに二軍降格して不本意なシーズンとなり、昨季は故障で中々満足に投げられず、立場上今季結果を残せなければ解雇される危険性もあります。

 仲尾次オスカル ホンダ 評価:D

 最速149キロの直球とスライダーが売りとの評判で入団、オープン戦で好投して開幕一軍入りを果たすも結果を残せずに23試合に登板するも防御率6.35と不本意な成績となります。
昨季は球速が出なくなり、二軍でもパッとしない成績となり、サイドスローに挑戦中です。

 人口を考えると当たり前ですが関東地区に主力選手が多く集まっています。
特に野手に当たりが多く、不動のレギュラーである田中、菊池、丸、鈴木誠などのうち、実に3人が関東地区から輩出され、会沢や大分昔ですが新井も同様です。
逆に投手は指名人数の割には少し寂しいかなという結果となっており、野村に続く投手に期待したいところで、九里と中村祐太に主力選手となってくれるよう期待したいところですね。

※ 関西地区に色々抜けが発覚しました。岩見や三家、西原などは関西地区からです。






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最終更新日  2018.01.20 22:01:06
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