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2021年1月23日、ブログ「リュウちゃんの懐メロ人生」、累計170万アクセス達成。(今回の写真は、1月15日に撮影した庭の水仙などです)2021年1月23日、ブログ「リュウちゃんの懐メロ人生」の累計アクセス数が170万に達しました。例によりまして、開設以来のブログデータを書きます。開設日:2009年6月5日(開設以来11年と242日)、開設日数:4250日、★総アクセス数:170万アクセス、★ブログ記入数:665件、★ブログ記入率:15,2%、★1日平均アクセス数:400アクセス、★ブログ1回当たりのアクセス数:2556アクセス,やっと、1日平均アクセス数が400になった!因みに、160万~170万アクセスの間のブログデータは下記です。★達成日数:215日、★総アクセス数:100000アクセス、★ブログ記入数:19回、★ブログ記入率:8,9%★1日平均アクセス数:469アクセス、★ブログ1回当たりのアクセス数::5263アクセス、更に前回の最新データであった150万~160万アクセスの間のデータを以下に貼り付けます。★達成日数:176日、★総アクセス数:100000アクセス、★ブログ記入数:16回、★ブログ記入率:9,1%★1日平均アクセス数:568アクセス、★ブログ1回当たりのアクセス数::6250アクセス今回の160~170万アクセスは、前回と同様、新型コロナ禍の中でのブログ更新だったのですが、前回は、「3密」を避けるため、「公共交通は一切使わない、映画館やカラオケ、公民館や図書館などには一切行かない、買物だけはマスク着用で出掛ける」、という不自由極まる生活を強いられたのですが、今回は、昨年4月から始まった「Go To トラベル」を始めとする各種の「Go To キャンペーン」を使って、伊勢志摩への一泊旅行や、近所での飲食などに積極的に出掛けました。<Go To キャンペーンを使って伊勢・志摩一泊旅行>←ここをクリック(以下同様)特に、「Go To キャンペーン」の奈良版である「いまならキャンペーン」は、割引率が非常に高く、「こりゃ、行くきゃない!」というわけで、奈良ホテルでのランチ、十津川温泉一泊旅行などに出掛けました。<Go To キャンペーンを使って「奈良ホテル」でランチ><奈良の秘境、十津川温泉一泊旅行~玉置神社の神代杉初対面>昨年の6月頃から、「公共交通は一切使わない」という禁を破って、奈良県内のローカルな公共交通を使って「お出掛け」するようになりました。朝夕の通勤時間帯を除いて、奈良県のローカルな公共交通は、乗車する客が少なく、「ガラガラ状態」、こりゃ、「密」になりようがない!勿論、コロナ禍が蔓延している大阪府・京都府などには「君子、危うきに近寄らず」なのです。リュウちゃんは地元の公民館で2つの「歌声クラブ」の指導をしているのですが、昨年2月に、新型コロナ禍で、公民館の使用が全面禁止になってしまいました。やっと、コロナ禍が少し収束した11月に、9ヶ月ぶりに活動再開、しかし、活動は、「密を避けるための人数制限、事前の検温(体温37℃以上の人の参加禁止)」、それと、<マスクを着用したままで歌う>という「厳しい条件が課せられたのです。マスクを着けたままで歌う、こりゃ、大変だ!でも、最近では、マスク着用したままの歌唱も少し慣れて来たのですが、教える立場のリュウちゃんは、皆様の前で大声で歌いますと、すぐにマスクがズレて、鼻が出てしまうのです。マスクの「鼻出し」を直しながらの歌唱指導、ちょっとしんどい(苦笑)<新型コロナに関する最近の雑感>1月27日、世界の新型コロナウィルスの感染者が遂に1億人を突破してしまいました。現在、世界の総人口は、約75億人ですから、世界の総人口の1,3%が新型コロナウィルスに感染したことになります。また1月27日時点での新型コロナによる死者数は216万人、総感染者の約2,2%が亡くなったことになります。世界で一番、感染者数が多いのはアメリカで、1月27日現在、2540万人、アメリカのの総人口は約3憶人ですから、総人口の8,5%が新型コロナに感染したことになります。死者数は42万4千人、アメリカでは感染者の1,7%が亡くなったことになります。世界で初めて新型コロナウィルスの感染者が出た中国では、1月27日までの感染者数は10万431人、死者数は、4816人。中国では、2020年1月5日に世界初のコロナ感染者が確認されました。一週間後に1月12日に初めて死者が出ました。3月2日には、感染者が8万人を突破、この時点での死者数は2915人でした。最初の感染者を出した湖北省武漢市では、昨年1月23日から2ヶ月半に及ぶ都市封鎖(ロックダウン)を実施、その効果が現れたのか、中国全土の感染者数は、2020年2月19日の1751人を最後に激減、2020年2月20日~2021年1月27日までの343日間の感染者数は、26148人、平均しますと1日の感染者数は76人です。この間に死者数は2810人、1日平均では8,2人となります。この数字が正しいとすれば、中国は新型コロナ封じ込めにほぼ成功した。(注)上記の数字は、以下のサイトを参考にしました。<中国における新型コロナウイルス(COVID-19)感染者の推移>長くなってしまいますが、もう一つ、封じ込めに完全に成功したとされる台湾の感染者数・死者数を調べました。現時点での台湾の感染者数は893人、死者数は7人、回復者数は803人です。この感染者数・死者数、山梨県とほぼ同じだ!台湾の新型コロナ封じ込めは、現在39歳のIT担当相・オードリー・タンの貢献が大きかったと云われています。(オードリー・タン)オードリー・タンってどんな人なのか?以下の動画は、今年の1月9日にTBSの報道番組「報道特集」で放送されたオードリー・タンのインタビューです。<台湾IT相語る”世界とコロナ”【報道特集】>透明性と情報公開こそが新型コロナを封じ込める唯一の道、どこかの国とは大違いなのだ!1月27日までの日本の感染者は37万2千人、死者は5297人です。日本の人口は約1憶2400万人ですから、日本の総人口の丁度2%が新型コロナに感染したことになります。また、感染者の致死率は1,4%になります。政府は年初からの感染者の急増を受けて、今年の1月8日に「新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言」を出しました。現在の所、緊急事態宣言は2月7日までとされていますが、宣言の後も新規の感染者は「高止まり」していて、減る気配はありません。このまま推移すれば、緊急事態宣言は延長必死だ!ここでちょっと「寄り道」、毎年、冬に流行する「季節性インフルエンザ」の日本での感染者数・死者数を見てみます(感染者数・死者数、共に厚生労働省が発表した数値に基づいています)厚生労働省のレポートによれば、2012年~2017年までの各年の感染者数は、平均すると、大体1000万人くらいのようです。同時期の「インフルエンザが原因の直接死者数は、平均で1702人で、致死率は0,02%となります。更に、「インフルエンザ感染が直接の死因ではないが、インフルエンザに感染することにより、他の病気で死ぬ」という、「超過死」による死者数は毎年7500人程度あるのだそうです。季節性インフルエンザによる直接死・超過死の死者は、毎年9200人にもなるのだ!例年、季節性インフルエンザで入院する患者数は、感染者の約7%、70万人程度になるようですが、新型コロナ禍の2020年9月から2021年1月までのインフルエンザの患者数は、1月17日までに、わずかに729人!新型コロナが季節性インフルエンザを駆逐した!???<新型コロナの変異種について>昨年12月、イギリスの約60の自治体で、新型コロナの変異種の感染が確認されたと議会下院に報告されました。イギリスの変異種は昨年9月20日に最初の症例が確認されましたが、昨年12月の時点では、特に感染が顕著な東南イングランドでは、感染の半分以上が変異種であると確認されています。イギリスではこれまで約375万人(日本のほぼ10倍!)が新型コロナに感染し、死者は10万3000人(日本のほぼ20倍!)となっています。イギリスでは昨年12月からワクチン接種が始まっていて、既に700万人が一回目のワクチン接種を受けているにも拘わらず、新規の感染者・死者の数は余り下がっておらず。高止まりしているのは、変異種がイギリスのコロナの主流に変わってしまったせいなのかも知れませんね。ひょっとすると、ワクチン接種は変異種には効果が無い!???変異種はイギリスだけでなく、EU各国にも飛び火しています。また、イギリス発祥の変異種とは別の変異種も、南アフリカやブラジルなどで発生しています。2021年1月18日、厚生労働省は静岡県の男女3人がイギリス型の新型コロナに感染ししたと発表、その後、東京都、埼玉県でも同様の感染者が確認され、現在、9人の国内の変異種感染者が確認されました。イギリス型の変異種は、現在流行している新型コロナよりも2倍近くの強い感染力があり、また致死率も非常に高い、恐ろしいウィルスであるとされています。日本でも恐ろしい変異種コロナ感染が始まった!<今後半年間の新型コロナ禍への対応>日本政府は、2021年1月8日に、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都の1都3県に「緊急事態宣言」を発令しました。更に1月14日には、栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の2府4県にも「緊急事態宣言」を発令、これで1都2府7県に緊急事態宣言が発令されたことになります。「緊急事態宣言」の実施期間は、2月7日とされています。2月7日まで、あと一週間しかない!あと一週間で解除出来るのか???コロナ対策分科会の尾身茂会長が、「緊急事態宣言解除の3条件」について語っています。<尾身茂氏の緊急事態宣言解除の3条件>1、 医療への負担が改善されていること、2、 感染者数が改善傾向にあること。3、 なるべく「ステージ2」までいける見通しがあること、少し煩雑になりますが、ここで「政府の分科会がまとめた感染状況の指標」の図を貼り付けます。現時点では、上掲図の7つの指標の大半は「ステージ4」の段階にありますが、緊急事態宣言を発令してから目先的には感染者数は漸減しているので、「ステージ3」を示す指標も漸増している段階です。また、「一人の感染者が平均で何人に直接感染させるか」を示す「実効再生産数」も、ここのところ、かなり減ってきています。これらの指標を見る限りでは、2月7日までに緊急事態宣言を解除出来る可能性は微かに残されているようにも見えるのですが、仮に2月7日に上記指標が全て「ステージ3」のレベルに達したとしても、解除した途端に、また「ステージ4」に逆戻りしてしまう可能性は限りなく大きいのではないでしょうか。現在、イギリス由来の変異種の感染が連日のように報告されています。イギリスでは、変異種が確認されてから、あっという間に変異種の感染者が爆発的に増えてしまいました。日本ではそうななないと誰が断言出来るのでしょうか?新型コロナ感染の第4波は、変異種によるものだ!??既存の新型コロナよりも遥かに感染力が強く、致死率の高い変異種コロナ、果たして防ぐことが出来るのか???<ワクチン事情>欧米や中国・韓国などでは、昨年12月からワクチン接種が始まっています。日本では、イギリスの製薬会社「アストラゼネカ」と昨年末に1憶2000万回分のワクチンを国内に供給する契約を日本政府と結び、このうち、3月末までに3000万回分を輸入する予定のようです。アストラゼネカは日本に速やかにワクチンを供給するため、兵庫県にある医薬メーカーなどにワクチン製造を委託し、近々、製造を始めるようです。アストラゼネカのワクチンは、現在、厚生労働省で臨床試験が行われていて、承認されれば最大で9000万回分のワクチンが供給される見込みなのだそうです<(NHK特設サイト「ワクチン開発や接種、世界の状況は」から転載>)日本では、1月末現在、ワクチンはまだ承認されていないのだ!若し、3月末までに、何らかの問題が生じて、承認されなかったらどうなるのか?<ワクチン供給の遅れ>菅首相は昨年10月の所信表明演説で、新型コロナワクチンについて、「2021年前半までに全ての国民に供給出来る数量を確保する」と表明しました。この表明を受けて、坂井学・官房副長官は今年1月21日の定例記者会見で、「今年6月までに接種対象となる全ての国民に必要な数量のワクチン確保を見込んでいる」と表明しました。ところが、坂井官房副長官の記者会見の翌日、新型コロナワクチン接種担当大臣である河野太郎氏は、「まだ供給スケジュールは決まっていない」と表明、わずか1日違いの全く違った記者会見の内容、坂井氏と河野氏、どちらが正しいのだ!!??河野太郎氏は、1月20日、一般国民へのワクチン接種開始が5月頃とする報道について、「勝手にワクチン接種のスケジュールをつくらないでくれ、デタラメだぞ」とツイッターに投稿しました。この前後のやり取りを見る限りでは、菅首相や坂井副官房長官の言い分は「大嘘」!河野太郎氏の言い分が本当」、と断じざるを得ないですね。<朝日新聞の世論調査>1月25日の朝日新聞朝刊に、同紙の世論調査の結果がトップ記事として掲載されました。それによりますと、菅内閣の支持率は、僅か33%、不支持率は45%、不支持が支持を12ポイントも上回ってしまいました。菅内閣発足以来、僅か4ヶ月半で支持率が半減したことになります。この世論調査では内閣支持率の他にも、以下のような設問をしています。★新型コロナウィルスを巡る政府の対応を評価しますか?(評価する):25%、(評価しない):63%、★菅首相は新型コロナ対策で指導力を発揮していると思いますか?(発揮している):15%、(発揮していない):73%、★菅首相は,11都府県に緊急事態宣言を出しましたが、このタイミングについてどう思いますか?(早すぎた):2%、(適切だ):16%、(遅すぎた):80%。★新型コロナのワクチンが、無料で接種できるようになったら、どうしたいですか?(すぐに受けたい):21%、(しばらく様子をみたい):70%、(受けたくない)8%、★東京オリンピック・パラリンピックをどのようにすればよいと思いますか?(今年の夏に開催する):11%、(再び延期する):51%、(中止する):35%、新型コロナワクチンを「すぐ受ける」と回答した人は僅か2割強!これ、「嘘つき政府」に対する不信の結果だとリュウちゃんには思われました。安倍内閣の政策を踏襲した菅内閣は内閣発足当初こそ60%台の高い支持率を獲得しましたが、僅か4ヶ月半で「化けの皮が剥がれた」のです。元々、安倍前首相の「森友・加計・桜」を共に推進し、隠蔽したのは、菅元官房長官だったのですからね。新型コロナ問題は菅首相では解決不可能です。一番効果がある新型コロナ対策は、一刻もはやく「ガ―ス―抜き」をして政権を河野太郎氏に譲る、ことなのでではないでしょうか。
2021年01月31日
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奈良の秘境、十津川村、その又秘境の玉置神社の巨樹の神代杉、3000年の星霜を経てそそり立つ。1月14日から15日にかけて、リュウちゃん夫妻は「十津川温泉」に一泊旅行に行って来ました。 この一泊旅行は、「Gotoキャンペーン」の奈良県版である「いまならキャンペーン」を利用して、極めて格安で行けたのです。本来であれば、宿泊費、交通費で6万2千円、これが「いまならキャンペーン」では1万6千円!新型コロナ禍の中ではあるが、こりゃ、行くしかない!<十津川村について>「十津川村」は奈良県の最南端にある自治体です。村の総面積は672平方キロメートル、日本で一番面積の広い「村」で、東京23区(622平方キロメートル)や琵琶湖(669平方キロメートル)より広いのです。一番面積の狭い香川県の約1/3の面積です(因みに、日本で一番面積の広い自治体は岐阜県の高山市で、2178平方キロメートル、十津川村の約3倍の面積があります。この面積は香川県、東京都、大阪府よりも広いのです!)十津川村は峻厳な紀伊山地の山中にあるため、鉄道もなく、交通の便がすこぶる悪く、正に「奈良の秘境」なのです。国道168号線が開通するまでは、正に「陸の孤島」だったのです。国道168号線が開通した現在でも、奈良市から十津川温泉までは車で約4時間くらい掛ります。その意味では、現在でも依然として「陸の孤島」なのです。奈良県北部から十津川村へ行く為の唯一の公共交通は、「八木新宮特急バス」です。この路線バスは、奈良県橿原市の近鉄「八木駅」から、国道168号線を経由し、和歌山県の新宮市のIR「新宮駅」に至る全長167キロに及ぶ路線バスです。「八木駅」から「新宮駅」までの所要時間は「6時間半」、停留所の数は167、一般路線バスとしては、走行距離・所要時間・停留所数ともに「日本一の路線バス」なのです。(「八木新宮特急バス路線図」、左上の「近鉄八木駅」から右下の「JR新宮駅」まで、167の停留所があります)「特急バス」と云っても、全ての停留所に停まる。実質は各駅停車バスなのだ!(「八木新宮特急バス」、ごく普通の路線バスなのです)以下は「十津川村の観光マップ」です。 上掲の図で、南北に走っている黄色い太線が「八木新宮特急バス」の通っている「国道168号線」です(リュウちゃん夫妻の今回の目的地は、図の中央やや左下にある「十津川温泉」です)図の上方に「谷瀬の吊り橋」があります。「谷瀬の吊り橋」は全長297m、川面からの高さ54m、生活用の吊り橋としては長さ・高さ共に「日本一の吊り橋」で、十津川村随一の観光名所なのです。(谷瀬の吊り橋)図の下方やや右側に「玉置(たまき)神社」があります。ここは、秘境・十津川村の中でも、また一段と秘境の地にある「秘境中の秘境の神社」なのです。リュウちゃんの十津川旅行の一番の目的は、「玉置神社」に行くことなのだ!<十津川温について>「十津川温泉」は、「十津川村」にある3つの「温泉郷」の総称です。 <十津川温泉郷HP>←ここをクリック「十津川温泉」は、2004年、全ての温泉で、全国で初めて「源泉100%かけ流し宣言」をしました。「源泉100%かけ流し」とは、上記HPによれば、<お湯の循環、再利用を一切せず、沸かさず、塩素消毒をせず、薄めず、「ほんまもんの温泉」>なのだそうです。前置きが長くなってしまいましたが、午前11時38分、八木駅発の「八木新宮特急バス」に乗り、旅行に出発しました。本日の八木駅から乗った客はリュウちゃん夫妻の他には、唯一人だけ、こりゃ、殆ど「貸し切りバス」だ!新型コロナに感染する可能性は、限りなくゼロに近い!???バスは橿原市~大和高田市~葛城市~御所市~五條市を経由して、午後2時頃に十津川村に入ります。十津川村に入ってから、車窓には、ずっと紀伊山地と、その間を縫って流れる十津川の流れが造り出す雄大な景色が見られ、飽きることがありません。車窓から見える雄大な自然の景観、十津川旅行の醍醐味なのだ!午後3時、「谷瀬の吊り橋」近くにある「上野地」停留所に到着、バスはここで20分休憩しますので、休憩時間を使って「谷瀬の吊り橋」に行きました。<谷瀬の吊り橋> さて、「谷瀬の吊り橋」です。リュウちゃん、「谷瀬の吊り橋」には、10数年前に女房殿の運転する車で、2度行ったことがあります。一度目は「高所恐怖症」のリュウちゃんも勇気を出して渡ったのですが、途中で恐怖心が膨らみ、ヘタってしまいました。ようやく橋の向こう側に辿り着いたのですが、引き返すことが出来ず、やむなく川面に下りて、橋の下の川面づたいに、やっと帰還することが出来たのです。 以来、「谷瀬の吊り橋」は2度と渡らないと、固く心に誓ったのです。以下の写真は、「谷瀬の吊り橋」の入り口です。入り口の最初の部分は、一面に木の板が敷き詰められているのですが、先に行くに従い、木板の部分が細くなり、両側の金網状の鉄線から50m下の川面が丸見えになります。木板が細くなっている部分は、両側の手摺に掴まることも出来ず、かくて高所恐怖症のリュウちゃん、渡れるのは、木板が全面に敷きつめられている部分だけなのです。高所恐怖症のリュウちゃんと違い、女房殿はヘッチャラです。僅か20分の休憩時間の間にスイスイと往復600mの吊り橋を渡り切ったのです。 女房殿、あなたは偉い!午後4時過ぎ、宿泊先の「ホテル昴(すばる)」に到着、 ホテル昴は、山の中の一軒だけの宿なのに、専用のバス停がある!以下は「ホテル昴」の外観です。鄙びた山の中の宿だと思っていたのに、中々モダンなホテルなのだ!ホテルのロビーです。ロビーの一角に、人気トラベルミステリー作家・西村京太郎の「十津川警部シリーズ」が数十冊展示されていました。 十津川警部の名前の由来は、ある時、西村京太郎が探偵役の名前を考えていた際、たまたま見ていた日本地図で十津川村の名前が目に留まったところから来ているようです。「十津川警部シリーズ」のおかげで、「十津川」という地名が全国的に有名になり十津川観光に大いに寄与したのでしょうね。西村京太郎は、平成21年に、十津川村観光大使に任命されました。以下は、ホテル昴のHPです。料理、温泉共に、中々のレベルだと感心しました。これから十津川温泉に行こうと思われている方、参考にして下さいね。 <ホテル昴HP>夕方6時、ホテルの中にあるレストランで夕食、プファ~、ビールが旨い!この環境では新型コロナも無縁だ!??<玉置神社へ>翌日の15日は朝6時起床、朝温泉を楽しんだあと、午前7時に朝食を済ませ、午前9時に予約してあったタクシーに乗り、今回の一泊旅行の主な目的地である「玉置神社」に向かいました。玉置神社!約40年前、奈良に引っ越してきて以来リュウちゃんの「憧れの地」だったのだ!<玉置神社について>★「玉置神社」は大峯山系の最南端にある「玉置山(たまきさん)」(標高1076m)の9合目、標高1000mの所にある古い神社です。★創建は、崇神天皇61年(紀元前37年)と云われ。恐らく現存する最も古い神社の一つのようです。★8世紀初頭に「役行者(えんのぎょうじゃ)」が開いたとされる修験道の道である「大峯奥駈道」(奈良の吉野山と若山の熊野三山を結ぶ約80kmの険阻な山道)の第10番の「靡(なびき)」(行場)であり、かっては修験者のための「宿」が設けられていました(現在、「宿」があるのかは不明です)★3万平方メートルある境内には、奈良県指定の天然記念物「杉の巨樹群」があります★ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年7月登録)を構成する登録資産「大峯奥駈道」の一部です。★奈良県屈指の「パワースポット」であり、「神に呼ばれし者だけが辿り着ける特別な場所」とも云われている「秘境中の秘境」にある神社なのです。以下は玉置神社の動画です。リュウちゃんの拙いブログよりも玉置神社の魅力が楽しめる筈ですので、是非ご覧くださいね。 <吉野郡十津川村 玉置神社>←ここをクリック標高600mの「ホテル昴」から玉置神社までは、タクシーで約30分、標高1000mの玉置神社の駐車場まで、400mの標高差のある山道を登って行きます。山道の途中で見た雲海の下の十津川村、ここは正に「天空の城」、神の棲む領域なのだ!午前9時30分、玉置神社の駐車場に到着、 駐車場から見た新宮方面の山並みです。こちらも山里は雲海の下に沈んでいる!やはり「天空の城」なのだ!駐車場から玉置神社までは、片道15分の山道を歩いて行きます。山道の横手に、杉の大木が見えて来ました。 あと少しで本殿だ。本殿近くの杉の巨樹です。この巨樹、名前があるのかな?やっと本殿に辿り着きました。健脚の女房殿、スイスイと凍り付いた本殿の石段を登って行きました。 後を追うリュウちゃんは、石段の途中で凍った雪で滑りそうになり、石段に両手をつき、四つん這いになり、やっと石段を登ったのでした(情けなや~!、カッコ悪や~!)本殿の左手奥に、今回の一泊旅行の一番のお目当てである「神代(じんだい)杉」が生えていたのです。 神代杉!樹齢3000年、幹回り8,4m、樹高28m,圧倒的な迫力だ!その迫力は、リュウちゃんの写真では、半分も伝わらない!神代杉のの手前に、樹高2mほどの処から二岐に別れた「夫婦杉」がありました。 「夫婦杉」も迫力満点の巨樹だ!実は玉置神社には、「神代杉」より幹回りの太い「大杉」、「常立(とこたち)杉」、「磐余(いわれ)杉」があるのですが、今回は残念ながら、バスの発車時間の関係で、観ることが出来ませんでした。 今度、玉置神社に来る機会があれば、全ての巨樹を探訪するぞ!
2021年01月21日
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下界の新型コロナ禍もどこ吹く風、新春の若草山山頂に鹿遊ぶ新型コロナ禍で、孫姫4姉妹の来襲がなかった淋しい今年の新春、リュウちゃんは元旦と3日に、「初詣ウォーキング」をして来ました。元旦は近所の「松尾山詣で」、3日は、毎年恒例の「春日大社詣で」、 不信心者のリュウちゃん、新春の「初詣」は、いつも「お参り」が目的ではなく、「ウォーキング」が目的なのです。「松尾山」は初詣で賑わっているかな?奈良公園の鹿は元気なのかな?「春日大社」周辺には、この時期、どんな花が咲いているのかな?春日山原始林の巨樹は今年も癒してくれるのかな?<元旦の松尾寺詣で>元旦の朝、女房殿から「松尾寺に初詣に行かない?」と誘われました。リュウちゃんの住んでいる斑鳩町では、「松尾寺」は「初詣のメッカ」なのです。初詣といえば、普通はお寺ではなく神社、お寺に初詣、ちょっと変わった習慣だ!午前9時、自宅を出発、自宅から徒歩4分の所にある「法隆寺南大門」がスタート地点です。法隆寺南大門、人っ子一人居ない!「法隆寺」を通り抜け、裏手にある「斑鳩神社」が最初の初詣の神社です。 この神社、菅原道真を祀る「天満宮」なのに、梅の木が一本も無い!???斑鳩神社の石段の横にあるイブキの巨樹、幹回り3,6mです。「法隆寺」の裏手の棚田には小さなみかん畑があります。ここからのルートは昨年5月31日に更新しました<新型コロナ禍の中の斑鳩4塔(?)巡り>と同じです。「松尾寺」の詳細につきましては、こちらを参照してくださいね。<新型コロナ禍の中の斑鳩4塔(?)巡り>←ここをクリック 「松尾寺」の麓のゴルフ場には、山茶花がいっぱい咲いています。午前10時過ぎ、「松尾寺」に到着 「本堂」は、「厄除け」祈願する参拝者が絶えませんでした。境内では、絶えず「ゴーン」という鐘の音が響いています。参拝者が順に「鐘楼」の鐘を突いているのです。 「本堂」で祈願する人よりも、鐘を突く人のほうが多い?境内の至る所に「南天」が赤い実を付けていました。 冬の「松尾寺」は、南天の寺なのだ!登って来た山道の反対側の車道から下山します。 下の写真は、車道の途中から見た「若草山」です。この場所だったら、「若草山の山焼き」が鑑賞出来そうだ。(「若草山の山焼き」、今年は1月23日(土)に行われます)車道の脇の民家に咲いていた大きな白い花、この花、何という花なのだろう?お判りの方、またコメントして下さいね。「法輪寺」の前でも、山茶花が満開でした。同じく法輪寺の前の白い実を付けた樹、 これ、「栴檀(せんだん)」なのかな?法隆寺の近くの民家に咲いているバラです。元旦のバラ、風情がある!午前9時に自宅を出発、正午に自宅に戻りました。この日の歩数は約17000歩、元旦の歩数、まずまずなのだ。<3日の春日大社詣で>1月3日は、リュウちゃん単独で、奈良の「初詣」のメッカ、「春日大社」に行って来ました。「初詣」と言いましても、リュウちゃんの場合は「奈良公園一周ウォーキング」が主な目的です。 午前9時過ぎ、自宅を出発、午前10時30分、JR奈良駅到着、JR奈良駅からはずっと徒歩で奈良公園を一周する予定なのです。<興福寺>興福寺中金堂、人影は疎らでした。<奈良国立博物館、片岡梅林、浮見堂> 興福寺から「浮見堂」に向かいます。この辺りから鹿が多数登場してきます。やはり「鹿せんべい」を与える観光客が少ないせいか、「鹿せんべい店」の周りには、「人集(だか)り」ならぬ、「鹿集(だか)り」なのです。片岡梅林の手前にある「ムクロジ」の大木です。木の幹から、竹が生えている!???この「木に竹を接いだムクロジの巨木」、リュウちゃんのブログでは、お馴染みの巨木」なのですが、実際にはムクロジの幹から竹が生えているのではなく、空洞になっている幹の内部の地面から竹が生えているのです。でも、見た目には幹から竹が生えているように見える。奈良公園の中でリュウちゃん屈指のお気に入りスポットなのだ!<片岡梅林、浮見堂> 奈良公園の「片岡梅林」は、約250本の梅の木がある小さな梅林ですが、数本の白梅が開花していました。もう春が始まっている!「片岡梅林」の下にある「浮見堂」は、静かに佇んでいました。<飛火野エリア> 午前11時ジャスト、「飛火野エリア」の大クスノキの下に鹿が集まって来ました。近寄って見ますと、「奈良の鹿愛護会」の方が鹿にどんぐりを与えていました。そうです。奈良の鹿の主食は「鹿せんべい」ではなく、「どんぐり」や草なのです!「飛火野エリア」の名物イベントに「鹿寄せ」があります(年末年始には行われないのですが)「奈良の鹿愛好会」のお兄さんが、大クスノキの下でナチュラル・ホルンを吹きますと、大勢の鹿が集まって来ます。鹿が集合したところで、主食のどんぐりが鹿に与えられるのです。以下に「鹿寄せ」の動画を貼り付けます。ダイナミックな「鹿寄せ」を楽しんで下さいね。 <2019 0209奈良の冬の鹿寄せ>←ここをクリック「飛火野エリア」から「春日大社」の境内に入ります。ここは平成10年にユネスコの世界遺産に指定された「春日山原始林」が始まるところで、至るところに、目を見張るような巨樹が点在しています。<「万葉植物園」の「臥竜(がりゅう)のイチイガシ」>本日は「万葉植物園」は休園でしたので、以前UPした写真を貼り付けます。(臥竜(がりゅう)のイチイガシ)「万葉植物園」から、春日大社の参道をそれてに「鹿苑」に向かいます。「鹿苑」の奥手に、イチイガシの巨樹があります。ここ巨樹の根元近くには、以下の立て札が立てられています。「春日山原始林」には、幹周3mを超えるイチイガシの巨樹が33本もあるのだ!幹周6mほどの杉の大木です。鹿との対比で、その太さが実感出来ますね。巨樹の根元に憩う鹿、柔和な目ですね。前方に、リュウちゃんお気に入りの巨樹が見えて来ました。殆ど枯れてしまっている「杉の大木」(多分?)、幹周は8mほどはありそうです。 この大木、「春日山原始林」でも屈指の巨樹なのに、殆どスポットライトを浴びることがない、残念!<春日若宮神社の巨大クスノキ> リュウちゃんが奈良公園を一周する時には、必ず立ち寄り写真を撮る巨木です。推定樹齢1700年、幹周11,2m、奈良市で一番の巨樹であり老樹なのです。伝説では、神功皇后が三韓遠征の際、記念として植樹したと云われています。でも、前の石灯篭が邪魔をして、いつも全貌を捉えることが出来ない(トホホ!)「春日大社」に入ります。昨年の新春は、大勢の参拝者が押し寄せて入場規制をしていましたが、今年は参拝者も疎ら、すぐに入場することが出来ました。 <春日大社の巨樹> 上掲の巨樹で、3枚目の巨樹は、樹齢800年、幹周8mの「大杉」、「春日大社の神木」です。この神木、何時観ても凄い偉容なのだ!境内にある小さな「一言主神社」、ここは春日大社の摂社としては屈指の人気スポットなのだ!<水谷神社のイブキの巨樹>この巨樹のリュウちゃんのブログには何回も登場しますが、観る度にその威容に圧倒されるのです(幹周6,5n、樹齢不詳)そろそろお昼時、「一言主神社」の隣にある「大食堂」で、天婦羅うどんと瓶ビール(中瓶)2本を注文、プファ~、ビールが旨い!原始林の巨樹に癒された!リュウちゃんの「奈良公園一周ウォーキング」はここからが本番です。瓶ビール2本を飲んだ勢いで、「若草山」に登ります。「若草山」山頂へは、若草山の麓から続いている「春日山遊歩道」を登って行きます。「春日山遊歩道」は「春日山原始林」の中を貫く約2,5キロのハイキングコースで、周囲は鬱蒼たる原始林、奈良の市街地のすぐ近くで、太古の原始林の森林浴が楽しめる、凄い遊歩道なのだ!遊歩道入り口から45分で、若草山山頂に到着、 鹿群れる新春の若草山山頂、ここは天国だ!以下の写真は、若草山山頂で撮った「春日山原始林」です。 正に「太古の森」なのだ!午後3時、下山開始、往路は山頂まで45分掛りましたが帰路は下り坂なので約30分で若草山の麓に辿り着きました。午後3時30分、若草山山麓に到着、ここにも鹿が群れていましたが、鹿せんべいを与えてくれる観光客は殆ど居ない様子でした。鹿も新春から食糧難、新型コロナは鹿まで影響を及ぼしているようだ?若草山から「手向山(たむけやま)八幡宮」へ向かいます。 ここの境内にも幹周5mほどの巨樹が数本あるのです。此の度は 幣(ぬさ)も取り敢へず 手向山 紅葉の錦 神の随(まにま)に(菅原道真、小倉百人一首24番)東大寺二月堂の舞台から見た大仏殿の屋根です。背後の山並みは、多分、金剛山地です。二月堂から坂を下り、大仏殿に到着、 下の写真は「鏡池」に映る東大寺大仏殿です。東大寺南大門、法隆寺と違って、相当な人出がありました。鹿も大勢集まっていました。リュウちゃん、明けましておめでとう!今年も奈良公園に来て下さいね(奈良の鹿代表より)午後4時過ぎ、JR奈良駅到着、午後5時頃、無事に自宅に着きました。 この日の万歩計の歩数は35000歩弱、元旦の3日の2日間で、計52000歩を歩いたのです。もうすぐ後期高齢者のリュウちゃん、まだまだ「健脚」なのだ!
2021年01月13日
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新型コロナ禍に震え上がる日本列島、でも、冬の牡丹は例年と変わらず、大輪の花を開花させた!(石光寺の寒牡丹)(当麻寺の冬牡丹)明けましておめでとうございます!昨年末、3年ぶりに奈良県・葛城(かつらぎ)市にある2つの古刹、「石光寺(せっこうじ)」と「当麻寺(當麻寺、たいまでら)」に行ってきました。訪問の目的は、「石光寺の寒牡丹」、「当麻寺の冬牡丹」を観ること、牡丹の見頃は通常は5月なのですが、「寒牡丹の見頃」は12月下旬から1月上旬、「冬牡丹の見頃」は12月から1月なのです。花の少ない真冬に大輪の牡丹が観られる、これは貴重だ!例によりまして女房との特製のおにぎり弁当とリュウちゃん特製(?)の缶ビール(2缶)をリュックに詰め、午前9時に自宅を出発、ローカル線を乗り継いで、午前11時過ぎ、近鉄南大阪線・当麻寺駅に到着。当麻寺駅から徒歩15分で当麻寺に至ります。当麻寺から更に徒歩15分で石光寺に着きます。いつものように、先ず石光寺に行き、次に当麻寺に行くことにしました。下の写真は、当麻寺の近くの民家に咲く蝋梅です。もう蝋梅の季節なのだ!ここの蝋梅、近隣では一番の早咲きだ!桜や梅は、先に花が咲き、花が散った後に葉が出るのですが、蝋梅は葉が散った後に花が咲くのですね。迂闊なことに、この事をリュウちゃんが知ったのは、つい最近のことなのです。 いや、それとも、蝋梅の葉が散るのは、桜や梅と違い、「葉持ち」が良く、花の咲く寸前になるので、見た目には「葉が先」に見えるだけなのかも分かりませんね。やはり蝋梅も花が先、葉が後なのかな?同じ民家の庭に咲いていた「チロリアンランプ」です。真冬に咲くチロリアンランプ、初めて観た!石光寺の途上、左前方に「二上山(にじじょうざん)」が見えて来ました。二上山は、上掲写真右側の「雄岳」(標高517m)と左側の「雌岳」(標高474m)の2つのラクダのコブのような峰から成る「双耳峰」で、「葛城山」、「金剛山」と連なる「金剛山地」の北の端にある山です。二上山の向こう側は聖徳太子の墓所がある大阪府太子町で、「金剛山地」は奈良県と大阪府の県境にあるのです。 二上山の北側には、信貴山から生駒山に至る「生駒山地」があり、生駒山地も奈良県と大阪府の県境になっているのです。リュウちゃんは現在の斑鳩町に移って来る前、約15年間、二上山の麓にある香芝(かしば)市で暮らしていました。二上山、懐かしい山なのだ!午前11時半、石光寺に到着、石光寺の境内です。境内の背後の山は二上山です。上掲の写真で、左手前に写っている枯れたような茎は多分、芍薬か通常の牡丹、写真左中央と右中央手前に写っている藁で囲われた霜除け(わらぼっち)の下に寒牡丹が咲いています。以下、この日撮影した「寒牡丹」の写真を貼り付けます。石光寺は「寒牡丹」、当麻寺は「冬牡丹」、 「寒牡丹」と「冬牡丹」、どんな違いがあるのだろう?この「違い」、以前のブログでも書いたことがありますが、改めてここに書いてみます。<冬牡丹>春咲き品種の牡丹(春牡丹)そのもので、温室などを利用して牡丹に「春が来た」と思わせて冬に花を咲かせています。冬牡丹の「葉」は、春に咲く牡丹同様、青々と茂っています。茎や枝も青々としていて、勢いがあります。<寒牡丹>春だけでなく初冬にも花を咲かせる「二季咲き」という遺伝的性質を持ち合わせている品種で、牡丹自身が冬とわかっていながら咲いています。「葉」は殆ど無く、茎や枝も冬枯れ状態のままで、花だけが咲いているという牡丹なのです。「冬牡丹」に比べ、見た目には地味なのですが、育成は格段に難しいのだそうです。この時期、石光寺には「寒牡丹」の他にも様々な花を見ることが出来ます。以下、この日撮影出来た花を紹介します。<寒咲きアヤメ>この時期、「寒牡丹」と並ぶ石光寺の「名花」なのです。 <山茶花>境内の至る所に咲いています。<蝋梅> 境内には数本の大きな蝋梅がありますが、まだ葉が落ちず、「蕾固し」でした(残念!)<ミツマタ><マンリョウ>これは「花」ではなく、「実」ですね。この花、何という花なのだろう?この花の名前をご存じの方、コメントして下さいね。約1時間ほど石光寺の寒牡丹を鑑賞して、当麻寺に戻ったのが午後1時、早速、お目当ての「浄土庭園」に入場しました。「浄土庭園」の入場口には、巨大な柑橘類が鎮座していました。リュウちゃん「これ、何ですか?」入場口のお姉さん「鬼柚子です。通常の柚子の10倍の大きさがあり、縁起物なのです」リュウちゃん「へ~!」下の写真は「浄土庭園」の奥の部分です。背後の山は「二上山の雌岳」なのです。もう1時過ぎだ、お腹が空いた!で、庭園の[冬牡丹]を鑑賞する前に、石のベンチで昼食、プファ~,ビールが旨い!ホロ酔いの「浄土庭園」頭の中も極楽浄土なのだ!さて、当麻寺浄土庭園の冬牡丹です。 やはり石光寺の寒牡丹より華麗だ!園内では数本の「寒桜」が満開でした。枝垂れ桜の老木の下の水仙は、まだ開花を待っている状態でした。午後3時、当麻寺を後にして、帰路につきました。 下の写真は、当麻寺の参道の土産物店の軒先に咲いていたバラです。年末なのに、まだバラが咲き残っていた!皆様、本年も宜しくお願い致します!
2021年01月03日
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