60ばーばの手習い帳

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June 29, 2018
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カテゴリ: 常用漢字
​​​​星 死…し(ぬ) 神…シン、かみ


​人の死には意味がなく、価値もない。つまり、逆に考えれば、誰の死も等価値ということになる。​


 伊坂幸太郎描くところの死神は、人間の姿になって1週間、死を予定された
人間と行動を共にし、「可」か「見送り」かを判断するのが仕事。
 クールで淡々と仕事をこなしている…はずが、人間語が苦手で時々ずれたこと
を言ってしまします。


 「わたしは醜い」と言われて
​目を細め、顔を遠ざけて「いや見やすい」と答えた。​

という調子。
 主人公の千葉はじめ死神の面々は、音楽好きで、暇があればCDショップに入り
浸っている姿も、死神とは思えないおかしさです。


 やがて、死が訪れるとわかっていても、どこか陽気で温かい内容です。
ストーリーの面白さだけでなく、自然描写や心理描写も秀逸で引き込まれます。

…地面は陶器さながらの丸みを帯びている。風が吹いたのか、シラカンバの枝からはらはらと雪が零れ落ち、砂時計がしなやかに時を刻むように地面へと溶ける。私はその、雪景色がささめき合うような音と動きをただ眺めていた。「これは美しいな」と私は思わず、声に出す。
​ こんな死神だったら、最後の1週間をいっしょに過ごしてみたいと思ってしまい
ます。
​​

                   引用元:伊坂幸太郎『死神の精度』文春文庫





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Last updated  June 29, 2018 12:00:58 AM
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