60ばーばの手習い帳

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December 20, 2019
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 梶尾真治は短編の名手として知られます。
「亜美の真珠」はちょっと切ないSF恋愛譚ですが、この「百光年ハネムーン」は、「クリスマス・キャロル」へのオマージュという通り、明るい未来を予感させる終わり方です。

 ヤポニウム・コンツェルンの会長、五堂勝は一代にして巨万の富を築いた老人です。未だ現役で、146階のオフィスで端末ディスプレイを通して、檄を飛ばしています。
 或る日尋ねてきた玄孫(やしゃご)からトリスタンへの宇宙旅行に誘われます。当然断った老人ですが、コンピューターの判断で宇宙船に乗ることに…。

 トリスタンから見る地球は100年前の地球。

​百年かけて地球からトリスタンへ、今光たちがたどりついたのだ。​

 老人が生まれ育った町。今はもう存在しないあの風景が眼に入りました。そして、若き日の老人に駆け寄る妻の姿が…。

 老人は全人類が自分の発明したヤポニウムの恩恵を享受できる制度を残そうと決意します。
 会社を大きくすることに縛られてきた老人の心が、過去に置いてきてしまったものを、取り戻します。そっと寄り添う妻の一言一言がやさしく、最後は希望に満ちています。

星 享…キョウ


「クリスマス・キャロル」も本作も、書かれた年代は古くても、今に通じる温かい話です。

     ​​ ​引用および参照元:日本SF作家クラブ・編『日本SF短編50 Ⅱ』早川書房
               から 梶尾真治『百光年ハネムーン』





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Last updated  December 20, 2019 12:00:25 AM
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