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【今週のみ言葉】「悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。」(ローマの信徒への手紙12章21節) 【命の言葉】 心が傷つくような酷いことをされたとき、相手が私に悪意を持ってないことが判っていても、私が傷つくであろうことを予測し、その行為をやめなかったことで、私が相手に悪意・敵意を抱くことがあります。ましてや悪意をもってしたことと判っているなら、当然の如く敵意をいだきます。それが普通の人情でしょう。しかし、イエスさまは「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」(マタイ5:44)と教えられました。そして十字架の上で実際に「父よ、彼らをお赦しください」(ルカ23:34)と祈られました。 このようなイエス・キリストの実例に基づいてパウロは「迫害する者のために祝福を祈りなさい」(14節)と言います。念押しのように、祝福であって呪いではないと重ねています。 おもしろいのは、このことはまず兄弟愛、つまりクリスチャンの交わりに関する教えの中に入れられていることです。それから後で「すべての人」との関係に拡大されているのです。 パウロは元々ファリサイ派律法主義者で、ナザレ派(キリスト教)迫害の急先鋒でした。それがクリスチャンになると一転「律法によっては救われない」と言い出しました。今度はユダヤ教的感覚の抜けないクリスチャンが「パウロなどは使徒ではない」とパウロを迫害しました。 教会もまたトラブルを抱えた場所です。けれども、さまざまな欠陥・欠点・問題点を抱えながらも神が選ばれた人々の集う場です。教会生活の問題の解決は神にあります。ソリの合わない人も神の選びの中にある人、もし悪をされても善を返しキリストの愛が勝利するようにしましょう。
August 2, 2015
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