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「死体に触れるのは、これが二度目だった。」こんな衝撃的な文章で始まるサスペンス。しかも、その死体遺棄作業をしているのは、主人公である御子柴(みこしば)弁護士。彼はどんな罪名で起訴されようが、必ずや執行猶予を勝ち取るという辣腕&無敵の弁護士である一体なにゆえ・・・?冒頭から引き込まれます読みすすめていくうちに、御子柴弁護士の過去が明かされ、彼がいま担当する事件の行方とそして、御子柴を追う刑事たち・・・、謎解きは幾重にも交叉していきます。救いようのないストーリーが展開されるなか、少年院での「ベートーヴェン・ピアノソナタ<熱情>」のピアノ独奏シーンはその旋律が聴こえるような美しいシーンとして描かれます贖罪とは何か?人は償うことはできるのか?裁かれる者は?読みながら、途中、何度も神戸のあの事件が脳裏をよぎりました。・・・・・・・読み終えて・・・、この物語はフィクションであり…の断りとはべつに、参考文献に『少年A矯正2500日全記録』草薙厚子著の表記に気づきました。著者の中山七里(しちり)さんは、岐阜県出身の50代前半の男性作家。デビュー作の『さよならドビュッシー』が映画化されて今週末(1/26)封切となります。
January 20, 2013
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最近読んだミステリーのなかで、ダントツに面白かった! 夫の不倫相手を毒殺してしまう専業主婦の恭子。事件を追い、恭子に執拗に迫ってくる刑事。読者は、恭子の犯罪とわかっている(はず)なのですが、追い詰められる緊迫感以外に、謎解きはもう1つあるのです2つの謎解きが交叉して、やがて、それは幾重にも重なって、ラストまで話の展開が読めない・・・。悪いやつは・・・誰? ・・・こんなにわくわくしながら読んだミステリーはひさしぶり読み終えた後、友人にすすめたら、「あ、それテレビドラマで見たわ」・・と。ウィキぺディアで「氷の華」を検索したら、和泉聖治監督で、テレビ朝日がドラマ化していた(2008年)ヒロイン恭子が米倉涼子、 刑事は舘ひろし、高岡早紀、堺雅人 …なかなかの配役です。へぇ~、見たかったぁ~。5年以上も前の作品なので読まれた方も多いかと思いますが、自費出版で出されたこの小説が、どのような経路を経て幻冬舎出版に至ったか…など、世に出るまで、出てからの展開が、ウィキの最初の4行でわかります。コミックにまでなってたんですね。この本を紹介して下さったchevyさんに感謝です♪ありがとうございました。
January 8, 2013
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