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2010/08/01
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カテゴリ: クロノス飛翔伝
「ハァハァ、まだくたばんねぇのかよ・・・」



「グフッ、ちとキツイな・・・



 だが、もうそろそろだろう」



ラーキバイドの予想通り、



ガドロアを纏った光がついに輝きを失った。











ガドロアは不敵に笑って応える。





「まだ戦える!」





その言葉にラーキバイドはむしろ心配しているようだ。






「一回で終わったと思ってんのか?」






「なんだ?バカ高い成長買っといて、



 さらに“成長再生剤”まであるってのか?」







そこにアイウールを寄せる。



「なにやってる。まさか・・・」



「あんたには見せるつもりなかったが、





 冥土の土産だっ」





杖の光が再びガドロアを包み込む。



なんだか前よりも輝きが増しているようにも見える。



「冥土の土産、か・・・



 そんな面白いもん見せられたんじゃ、






 簡単に死ねねぇな!」






ガドロアの怒涛の攻撃が始まる。



この十分でケリをつけるために、



息つく間もなく攻撃し続けた。






























そして、再び光のオーラが引いていく。







ラーキバイドは振り絞って声を出す。



「やっぱり、半端な術者だったか」





「そもそも俺は医者だからな、





 鍛錬してる暇なんかねぇんだよ」





すると、何を思ったか、昔を語りだした。



「当時は母さんを救いたい、その一心だった」



「どういうことだ?」







治すには今までにない特効薬が必要だ。



だからこそ、自らを犠牲に新薬を創り続けていた・・・。



そのうち、精神が乱れ始め、



一緒には暮らせなくなってしまった。



「だから、薬だけでも完成させたかった・・・」





「悪に手を染めてもか!?」





「そうだ」



「・・・」





「これやるよ、俺を越えた証だ」





そう言うと、ラーキバイドの手から



ガドロアの手へと渡っていった。



「じゃぁ、な」



ガドロアは形見をグッと握っている。



父は消え、辺りが静かでひんやりとしていく。



ガドロアは立ち上がると、



異様な空気を察知する。






「出て来い!」






何者かが現れる。



「さすが息子だな、勘が鋭い」



現れた男はしたたかに笑う。



「誰だ、てめぇ」





「俺の名はムルディ=エンディック。





 その血、戴こうか」



すかさずガドロアの周りを五人が固める。



ムルディの放つ異様な圧力は、



目の前が歪みそうなほど、邪悪に満ち満ちている。



「烏合の衆が何分持つかな?」



気味悪い笑い声が広がっていく。





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Last updated  2010/08/01 12:35:06 AM
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