PR
カレンダー
コメント新着
キーワードサーチ
主人公である家福(かふく)は舞台演出家で、劇中劇が映画全体を通じて進行しつつ、映画のストーリーも展開してゆきます。劇のつくりが特殊でそれぞれが異なる言語を話す俳優たちが一つの作品を演じるのです。中国語でAさんがセリフを言ったら、日本語でBさんが返す、つぎに英語…のように観客は混沌としてきます。さらに韓国手話も入り…と、本作品のテーマの一つが表面的な言葉でないコミュニケーションというところにあるのを象徴しています。それは家福や運転手をすることになったみさきのエピソードにもつながります。それらが並行して絡み合ってゆく話の巧みさは秀逸でした。みさき役の三浦透子は、演技力もあるのでしょうが、それよりも持っているオーラというか独特の雰囲気がいいですね。歌手として先に知っていましたが、新たな魅力を感じました。なお、私は原作となった村上春樹の小説を読んでいませんが、映画はかなり原作と異なっているようです。
映画「急に具合が悪くなる」を観ました 2026.06.22
「シラート」ネタバレを避けて、映画館で… 2026.06.07
シンプルアクシデント(イランの映画) 2026.05.18