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京都市南丹市での小学生殺害事件は、とても痛ましい結果となってしまいました。亡くなった子の感じた恐怖を思うと、ほんとうに辛くなります。なぜ殺されなければならなかったのか、事件を防ぐ手立てはなかったのか、それぞれきちんと検証されることを願います。一方で、この事件は発生当初から現在拘留されている義理の父親が、容疑者としてネットでも騒がれていました。本人は遺体遺棄や殺害を認める自供をしているようですが、現在も容疑者の段階なので本件についてはこれ以上掘り下げないこととします。一方、今回の件で思い出されるのが、2019年に山梨県のキャンプ場で行方不明となり、亡くなった小倉美咲さんの事件のことです。行方不明になったわが子のことを思ってさまざまな活動をしていた母親のとも子さんに対して、ネットで犯人扱いするような激しい中傷があったのです。この記事に、そのときに特にひどい中傷をしていた男性に対して訴訟を行い、男性の死亡後もその遺族に対して継続していることが報じられていました。もちろん中傷されていたような事実はありませんでした。当時を思い出すと、ニュースのコメント欄には、その男性以外にも多くの中傷が書かれていました。人は、理解できないことや謎に対して、わかりやすい説明を求めがちです。すると、誰かが流したデマに共感して、つい乗ってしまうのでしょう。一方で、被害者にとっては、苦しみをさらに深めることにつながります。ネットに流れているのが正しい情報かどうかを常にチェックしながら、それをリツイートしたり、「いいね」をするときにはさらに冷静に慎重にしなければなりません。
2026.04.19
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写真(禁転載です)は昨年(2025年)秋に上野動物園を訪れたときに撮影したもの。返還は決まっていたものの、まだこのころは空いていました。パンダのすごい世界という映画を観てきました。パンダと言えば今年(2026年)1月に上野動物園にいた2頭が中国に返還されたのを最後に日本からいなくなりました。もともと返還する条件であったこと、ワシントン条約の規制上、貸与(主に繁殖目的のブリーディングローン)しか認められないことをふまえると中国にすれば当然と主張するでしょう。しかし、日本以外の各国についても同様で、一部の国を除くと新たに貸与するなどの配慮もしていないようです。中国にとってパンダは長らく外交上の重要なカードでした。専門家の話をまとめたjiji.comの記事に詳しく記載があります。では、中国は現在、どのような思惑でパンダをとらえているのでしょうか。ここからは推測になりますが、自国にとって外交も含めた政策上、まずます重要なカードとなっていると強く認識しているのではないでしょうか。一つは、香港、台湾との関係です。つまりこれらも含めて「一つの中国」と強く主張しているので、「他の国にいないパンダがいる=それは中国である」という根拠になるわけです。もう一つの要素は中国でも他国でも技術が進み、人工繁殖の成功率が上がっていることです。野生復帰も進みつつあり、レッドリストでも絶滅危惧のランクは下がりました。このまま各国で繁殖が進むと、パンダが珍しくない存在になり、外交カードとしての価値が下がってしまうのです。確証があるわけではないですが、これらをふまえると日本で再びパンダの見られる日は遠い気がします。【以下、ネタバレに近いコメントがあります】さて、映画の中身ですが、四川省の飼育施設、野生復帰施設でのパンダの様子を飼育員とのふれあいとともにまとめたものです。純粋にパンダ好きの方にはたまらない映像が満載でした。私もパンダは好きですし興味深い行動も多くありましたが、どうしても上記の思惑がすけてみえます。おそらく現在、各国から中国にパンダを返還させる背景を宣伝する目的、つまりプロパガンダを意識した映画でしょう。素直に楽しみたい方に申し訳ないコメントなので、【ネタバレ】としました。
2026.04.10
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日頃、20代の若者たちとよく接しているので、その影響で最近のアニメを観るようになりました。自身をふりかえると一番よくアニメを観ていたのは小学校から大学時代だと思いますが、それ以来のマイブームです。その間で大きく変わったのは技術の向上と物語の複雑さでしょう。技術は言うまでもなく、ほとんど手作業で原画を作っていた時代から作画には大きな進歩がありました。そして映像が我々の目の前に現れるプロセスがそれぞれ発達しているので、精細さも動きのなめらかさも違います。残念ながら私の能力は衰退しているのでそれらを存分に味わえていないのですが、とくに映画館で観るととても細かいところまで配慮されているのに気づきます。もうひとつの物語の複雑さは一長一短ですね。かつてのように善と悪というとても単純な構造から、キャラクターそれぞれが多様な個性をもち、そして関係性も複雑です。呪術廻戦では、虎杖悠仁と乙骨優太という2人それぞれが主役となる物語がバックボーンですが、彼らをとりまく人々や呪霊が実に多様な個性で、生と死との境界も曖昧だし、使う能力もさまざまです。渋谷事変という大きな物語の転換点があるのですが、その先、死滅回游編はさらに混沌としています。残念ながら、私は死滅回游の途中でルールもわけがわからなくなり、脱落しつつあります。若者たちはどの程度理解してみているのか、今度聴いてみたいと思います。一方、最近気に入っているのは「葬送のフリーレン」です。エルフという長寿命の人種に生まれたフリーレンという魔法使いが魔物退治をしながら長い旅をする物語です。冒頭から面白いのは、この話が過去に魔物のトップである魔王を討伐した事実からスタートしていることです。物語が終わってしまうゴールのはずですが、旅は続いてゆきます。数百歳という年齢のフリーレンが過去の討伐時代を思い出しながら、100歳くらいが限界の人間と関わってゆくという設定が実に巧みです。これら2作品だけでなく、多くの日本のアニメ作品が世界的に評価されています。日本語でそれを楽しめる恵まれた環境をもっと楽しみたいと思います。
2026.04.03
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